ヤクルト(★0対4☆)DeNA =リーグ戦14回戦(2021.08.27)・東京ドーム=
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DeNA
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ヤクルト
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勝利投手:京山 将弥(2勝3敗0S)
敗戦投手:奥川 恭伸(5勝3敗0S)

本塁打
【DeNA】宮﨑 敏郎(10号・7回表ソロ),ソト(18号・7回表ソロ),牧 秀悟(15号・7回表ソロ)

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◆DeNAが一発攻勢で勝利。DeNAは両軍無得点で迎えた7回表、宮崎、ソト、牧の3者連続本塁打が飛び出し、先制に成功した。投げては、先発・京山が7回2安打無失点の好投で今季2勝目。敗れたヤクルトは、先発・奥川が好投を見せるも、打線が沈黙した。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(21)は昨季東京ドームで打率2割2分2厘も、今季は26打数12安打、4本塁打、10打点、打率4割6分2厘の好成績。同球場では出場7試合すべて安打を打っており、打点も現在4試合連続で記録中。

◆ヤクルト奥川恭伸投手(20)が、"自己最速"を更新した。DeNA戦に先発し、1回先頭桑原への2球目に155キロを計測。昨年のイースタン・リーグで記録した154キロを上回った。渾身(こんしん)の1球で遊ゴロに打ち取り、2番柴田へは154キロ、153キロをマーク。一ゴロに抑え、続く佐野は左飛。力強い直球で、1回を無失点で終えた。 奥川は星稜(石川)時代の夏の石川県大会で、球場表示で158キロが出たことがあったが、「誤計測だと思う」と話していた。

◆DeNAが3年ぶりに3者連続アーチをかけた。 7回2死、5番宮崎敏郎が左中間へ先制10号ソロ。ヤクルト奥川恭伸の135キロのカットボールだった。6番ソトは初球の142キロを左翼ポール際へ特大の18号。さらに、7番牧秀悟も128キロのスライダーを左中間スタンドに運び、15号本塁打とした。ここまで奥川にわずか2安打で無得点に抑えられていたが、一気に3連発で突き放した。 DeNAの3者連続本塁打は、18年8月17日広島戦(横浜)の8回に筒香嘉智、宮崎、ソトが放って以来3年ぶり。 宮崎は「打ったのはスライダーです。京山が頑張っていたので、とにかく出塁することを意識して打席に向かいました。一番よい結果になりよかったです」と大粒の汗を流しながら話した。 ソトは「すごく良い感触で捉えることができました。ストライクゾーンに来たボールは積極的にいこうと決めていました。京山が良いピッチングをしていたので、援護することができうれしいです」と興奮気味に話した。 牧は「奥川投手のスライダーに苦しめられていましたが、しっかり自分の形で捉えられました。欲しかった得点を前の打者が取ってくれたおかげで、楽に打席へ入ることができました」と笑顔で話した。【斎藤直樹】 ▼DeNAは7回に宮崎、ソト、牧が3者連続本塁打。DeNAの3者以上の連続本塁打は、18年8月17日広島戦(筒香-宮崎-ソト)以来12度目。この日は3人目にルーキーの牧が打って達成。2者連続弾のあとに新人も1発で続いたのは、50年6月4日阪急戦の毎日(呉昌征-別当-戸倉)87年7月1日近鉄戦の阪急(石嶺-簑田-本西)に次ぎ34年ぶり3度目で、セ・リーグでは初のケースだった。

◆ヤクルトは先発奥川が1回に自己最速155キロを計測するなど3回まで1安打無失点。DeNA先発京山も3回まで1安打無失点。 6回まで両先発投手が好投。ヤクルト奥川は2安打無失点。DeNA京山は6回1死三塁のピンチを招くも、無失点で切り抜けた。 DeNAは7回2死から宮崎、ソト、牧の3者連続本塁打で3点を先制し、勝利した。京山は2勝目。ヤクルト奥川は3敗目。

◆ヤクルト奥川恭伸投手(20)がうなだれた。6回まで2安打無失点。DeNA打線を冷静に打ち取ってきたが、0-0で迎えた7回に一転した。2死走者なしから宮崎、ソト、牧にソロ3連発を献上。「もう少し丁寧にいかないといけなかった」とマウンド上で表情をゆがめた。7球で3点を失いKO。3敗目を喫した。 それでも、着実に階段を上っている。カード頭の先発を託され「チームに勢いを与えるためにも、初回から飛ばしていった」と立ち上がりからアクセル全開。1回先頭の桑原への2球目に、自己最速となる155キロを計測。昨年マークした154キロを1キロ上回った。力で押すところは押す。この試合は155キロを4度計測。全93球中31球が150キロを超えた。高津監督からも「真っすぐの走りは本当に良かった。よく投げたと思う」とねぎらいの言葉をかけられた。まだまだ発展途上の20歳。3発に泣いたが、成長した姿を示した。

◆DeNA京山将弥投手が後輩に手本を見せた。7回2安打無失点と快投し2連勝。 最速153キロと直球が走り、課題の変化球も制球が安定し無四球。奥川との投げ合いを制し「いいピッチングをしていたので、先に点を取られないようにと思っていました」。 甲子園では母校の近江(滋賀)が快進撃。ドリンクを大量に差し入れ「刺激をもらった。本当に感謝です」と話した。

◆DeNAは、横浜で夏休みの風物詩となっていた「3連発花火」を3年ぶりに東京ドームで復活させた。 ルーキー牧秀悟内野手(23)が3発目となる左翼中段への15号で締めた。7回2死、2安打に封じられていたヤクルト奥川から5番宮崎が左中間へ先制10号。ネフタリ・ソト内野手(32)が左翼ポール際へ18号で続き、トリをつとめた牧は「チームが点がほしい時に宮崎さんからソトがしっかり打ってくれて、自分は気持ちが楽に打席に立てました。気持ち良かったです」と笑みを浮かべた。 17年8月は筒香からロペス、宮崎弾でサヨナラ勝ち、18年8月は筒香→宮崎→ソトが3連発を、いずれも横浜でマークした。筒香先輩と交代した"新人花火師"の牧は「自分は知らなかったので、3人連続で打てたのはまず良かった」。球団12度目(うち8月は6度目)となる3連発以上に新人が絡むのは初めて。球界初の新人サイクル安打から2日後の快挙に「新人の時しかできない記録があれば塗り替えたい」と声をはずませた。 三浦大輔監督(47)も花火大会を満喫した。「しっかりと捉えた宮崎の本塁打。ソトもうまく打ちましたし、流れに乗った牧も3連発。ベンチの中もすごく盛り上がった」。締めた牧には「ルーキーということを忘れる。言われれば『ルーキーだな』と感じるぐらい。歴史を塗り替えてきてますから。すごい選手です」と目を細めた。球団史上初の12試合連続ドーム球場での10戦目。コロナ禍のストレスを吹き飛ばす3連続花火で、5勝4敗1分けと1つ勝ち越した。【斎藤直樹】 ▼DeNAは7回に宮崎、ソト、牧が3者連続本塁打。DeNAの3者以上の連続本塁打は、18年8月17日広島戦(筒香-宮崎-ソト)以来12度目。この日は3人目にルーキーの牧が打って達成。2者連続弾のあとに新人も1発で続いたのは、50年6月4日阪急戦の毎日(呉昌征-別当-戸倉)87年7月1日近鉄戦の阪急(石嶺-簑田-本西)に次ぎ34年ぶり3度目で、セ・リーグでは初のケースだった。

◆DeNAが「夏の風物詩」となった「8月の3連発花火」で快勝した。0-0で迎えた7回2死から5番宮崎敏郎が10号、6番ソトが18号、7番牧秀悟が15号と3者連続本塁打。2安打に抑えられていたヤクルト奥川を一気に打ち崩した。三浦大輔監督は「その前の回のピンチをしのいで、(奥川の投球が)少し甘くなったところを見逃さずに、しっかりと捉えた宮崎のホームラン。ソトもうまく打ちましたし、流れに乗った牧も3連発」と振り返った。 6回に、先発の京山将弥が1死三塁のピンチを無失点で切り抜けていた直後だった。三浦監督は「展開的にも0-0で終盤で。先制点を宮崎が放り込んで、盛り上がった中で、ソトがさらに盛り上げて、牧がさらに盛り上げて、すごい盛り上がりだった」と興奮状態になった三塁側ベンチを説明した。 DeNAの3者連続本塁打は、18年8月17日広島戦(横浜)の8回に筒香嘉智、宮崎、ソトが放って以来3年ぶりとなる。その前年の17年8月22日広島戦(横浜)では筒香、ロペス、宮崎が3連発でサヨナラ勝ちをマークしている。DeNAの3連発以上は12度目だが、そのうち6度が8月。最近は横浜で夜空に3連続花火を打ち上げてきたが、今年は東京ドームに場所を移した。 3連発を締めたのはルーキー牧だ。DeNAで新人が3連発に絡むのは初めて。わずか2日前には、球界で始めて新人のサイクル安打を達成している。三浦監督は「本当にルーキーっぽくないというか、ルーキーということを忘れるぐらい。普段話しても、グラウンドで見ていても。言われれば『ルーキーだな』と感じるぐらい」と評した。その上で「普段は世間話もしますし『今日も頑張るぞ』と声掛けもします。『散発したな。刈り上げてさっぱりしたな』と言うぐらいですけどね。歴史を塗り替えてきてますから。すごい選手です」。記録を次々に打ち立てる背番号2に脱帽した。【斎藤直樹】 ▼DeNAは7回に宮崎、ソト、牧が3者連続本塁打。DeNAの3者以上の連続本塁打は、18年8月17日広島戦(筒香-宮崎-ソト)以来12度目。この日は3人目にルーキーの牧が打って達成。2者連続弾のあとに新人も1発で続いたのは、50年6月4日阪急戦の毎日(呉昌征-別当-戸倉)87年7月1日近鉄戦の阪急(石嶺-簑田-本西)に次ぎ34年ぶり3度目で、セ・リーグでは初のケースだった。

◆DeNA京山将弥投手(23)が、ヤクルト奥川恭伸とのしびれる投手戦を制した。7回2安打無失点。最速153キロと直球が走り、課題の変化球も低めに制球された。無四球で自身2連勝を飾った。 先にピンチを迎えた。0-0の6回1死三塁。1番塩見を迎えた。同学年の山本祐大捕手とマウンド上で「しっかり丁寧に低く低く」と話した。初球に148キロ直球でファウルを誘うと、2球連続の落ちる球で3球三振に切った。「外野フライでも1点を取られる。間違えないように。三振がベストだと思っていた。カウント悪くしてスクイズなど作戦をとられたくなかった」と振り返った。 ヤクルト奥川も6回までは同じ2安打で無失点だった。「いいピッチングをしていたので、先に点を取られないようにと思っていました」と気合十分。7回に味方が3者連続本塁打を放つと、他人ごとのように「すごいなあ」と感じながらも援護に感謝した。 甲子園では母校の近江(滋賀)が、大阪桐蔭を下し、サヨナラ勝ちで4強に進むなど快進撃を続けている。先輩としてドリンクを大量に差し入れているが「刺激をもらった。本当に感謝です」と話した。 昨年は2軍監督として育成してきた三浦監督も、好投に目を細めた。「立ち上がりから腕も振れて、変化球も緩むこともなく6回の1死三塁も守りに入らずに攻めていた。追い込んでからも慌てることなくじっくり打ち取ってくれた」。好調の要因には「前回もだけど変化球が緩んで、真っすぐ一本に絞られていた。今日が一番よかった。スライダー、カット、スプリットいいところから落ちていた」と分析。「前回もだけど、今回も一段とよくなった。今日は自分が見た中で一番よかった」と絶賛した。今後に向けては「本人もああいう投球ができると自信持って取り組んでもらえたら」と、さらなる飛躍を期待した。【斎藤直樹】

◆先発したヤクルト・奥川恭伸投手(20)が一回に自己最速に並ぶ154キロをマークした。 先頭の桑原を遊ゴロに打ち取ると、続く柴田の2球目で153キロをマーク。3球目で自己最速タイの154キロを計測した。柴田は4球目に二ゴロ、3番・佐野は左飛に打ち取り三者凡退で立ち上がった。星稜高時代に甲子園で154キロ、プロ入り後もイースタン・リーグで154キロを投じたことがあるが、1軍のマウンドでは初となる。

◆先発のヤクルト・奥川恭伸投手(20)が二回に自己最速を1キロ更新する155キロをマークした。先頭のオースティンの初球が155キロ。5球目にも計測し、右飛に打ち取った。続く宮崎は左飛、ソトには中前打を許したが、牧は二飛とし、一、二回を無失点で終えた。

◆DeNA打線が七回にド派手な花火を打ち上げた。均衡を破ったのは5番・宮崎。0-0で迎えた七回2死。ヤクルト先発の奥川から左中間に10号ソロを放った。さらにソトは、左翼席に18号ソロ、牧が左越え15号ソロと3者連続本塁打。この回、3点をリードし、好投の奥川をマウンドから引きずり降ろした。

◆DeNAは七回2死から宮崎、ソト、牧の3者連続本塁打で3点を先制し、八回に佐野の一ゴロの間に1点を加えた。京山が7回2安打無失点で2勝目。ヤクルトの奥川は六回まで2安打無失点と好投したが、一発攻勢に沈んだ。

◆ヤクルトは零封負けを喫した。先発の奥川は七回に3者連続本塁打を浴びるなど6回2/3を5安打3失点で3敗目(5勝)を喫した。 3連続アーチを呆然(ぼうぜん)と見送るしかなかった。ヤクルト・奥川が一発攻勢に泣いた。七回途中3失点で降板し、「先制点を与えないように一回から飛ばしていきました。七回はもう少し丁寧にいかないといけなかったと思う」と反省した。 六回までほぼ完璧な内容で無失点。だが、七回。0―0の2死から悪夢が待っていた。カウント2―1から宮崎に甘く入ったスライダーを捉えられ、左中間席へ先制ソロを被弾。続くソトにはフォークボールを左翼席へ特大のソロ。そして牧にも左中間席へソロ本塁打を浴びた。まさかの3連続被弾に、マウンドで奥川は唇をかみしめ、降板となった。 暗転するまでは圧巻だった。一回に自己最速の154キロをマークすると、二回には先頭のオースティンに自己最速を1キロ更新する155キロを計測した。三振こそ3つだったが、DeNA打線を寄せ付けず、内野ゴロを量産。完封すらも予感させる投球だったが、まさかの落とし穴だった。 打線も奥川を援護できなかった。DeNA先発・京山の前で沈黙。七回まで出塁は元山が放った2安打だけ。三回は2死二塁から塩見が空振り三振。六回は1死三塁の好機だったが、再び塩見が空振り三振に倒れた。続く青木も三飛に打ち取られた。

◆ヤクルトは先発の奥川恭伸投手(20)が七回途中まで5安打3失点の好投したが、打線がDeNA先発の京山の前に沈黙し、連勝がストップ。零封負けを喫した。奥川が七回2死から宮崎、ソト、D2位・牧(中大)に3者連続被弾。自己最速を更新する155キロを計測するなど直球に球威があったが、3敗目(5勝)を喫した。高津臣吾監督(52)の主な一問一答は以下の通り ――奥川は好投も七回2死から3連続被弾 「2死まで取って警戒している中でそういう結果になってしまった。反省するところもあったのかなと思います」 ――直球に球威があり、6回まで好投 「よかったですね。非常によかったと思います。特に直球の走りは本当によかった。すごく難しい展開になってしまった。何とか先に点を取って試合を進めていく、リードした形で試合を進めていける形には持っていきたかった。その中で最後は打たれてしまったんですけど、良く投げたと思います」 自己最速155キロを計測したヤクルト・奥川=東京ドーム(撮影・今野顕) ――打線がDeNA先発の京山を崩せなかった 「その通りですね。2本しか打てなかったわけなので。反省するところはたくさんあると思います。結果を恐れて臆病になった打席がいくつかあった。もっとしっかりスイングして、結果を恐れずに思い切ったスイングが少なかったのかなと思います」

◆DeNAの京山が奥川との投手戦を制した。直球に威力があり、立ち上がりからテンポ良くアウトを重ね7回2安打無失点で2勝目。0―0の六回1死三塁では塩見を空振り三振、青木を直球で三飛に仕留めて得点を与えず「先に点を取られないようにと思っていた」と安堵した。 滋賀・近江高出身。母校は夏の甲子園大会で4強入りを果たした。「母校の試合を見て刺激をもらった。本当に感謝」と言う。28日に準決勝に臨む後輩へ、快投でエールを送った。

◆DeNAは27日、ヤクルト14回戦(東京ドーム)に4―0で快勝した。両軍無得点の七回2死から宮崎敏郎内野手(32)が先制の10号ソロを放つと、ネフタリ・ソト内野手(32)が18号ソロ、ドラフト2位・牧秀悟内野手(23)=中大=も15号ソロで続き、3年ぶり12度目の3者連続本塁打を記録。得意の一発攻勢で、難敵の奥川恭伸投手(20)を攻略した。 屋根のある東京ドームで、真夏の花火大会だ。先輩たちの連弾で勢いに乗って打席に入った牧が3球目のスライダーを左翼席へ運び、チーム3年ぶりの3者連発。後半戦初戦となった15日の初対戦(新潟)で勝利を許した奥川をKOした。 「気持ちよかった。前の打者が点を取ってくれたので、楽な気持ちで入れた。ベイスターズの記録として残すことができてよかった」 2年目右腕の前に、この日は七回2死までゼロ行進が続いた。宮崎が6年連続の2桁となる10号で重苦しい雰囲気を振り払うと、ソトは初球を左翼席へ。最後は牧が真夏のドラマを完成させた。チームの3人以上による連発は12度目。新人が絡むのは初めてだった。 牧はプロ初実戦となった2月の春季キャンプの紅白戦で、初打席本塁打の衝撃デビュー。2日前(25日)の阪神戦では新人初のサイクル安打を達成するなど、「持っている男」といわれる。 ラッキーボーイの原点は、野球を始めた小学生の頃。夕食を済ませると毎日、誰から言われるわけでもなく、バットを手に外へ出た。街灯が一つあるだけの薄暗い中、100~200回と振り続けた。何度もマメがつぶれ、分厚くなった両手がその勲章。「持っている」ではなく、少年時代から続けてきた努力が幸運を手繰り寄せている。 2017年8月22日の広島戦は九回に筒香、ロペス、宮崎の3連発で逆転サヨナラ勝ち。翌18年8月17日の広島戦でも筒香、宮崎、ソトのトリオがマークした。筒香とロペスは既にチームを去ったが、〝真夏の風物詩〟はハマのニューヒーローに受け継がれた。(浜浦日向)

◆ヤクルト・奥川は3敗目(5勝)を喫したものの、七回2死まで2安打無失点と圧巻の投球。一回先頭の桑原を遊ゴロに打ち取った2球目は、自己最速を1キロ更新する155キロをマークした。 「先制点を与えないように、一回から飛ばしていった。七回はもう少し、丁寧にいかないといけなかったと思います」 七回は佐野、オースティンの3、4番を危なげなく凡打に仕留めたが、5番・宮崎に89球目の抜けたスライダーを左中間席へ運ばれた。続くソト、牧にも本塁打を浴びて降板となった。 高津監督は「特に直球の走りはよかった。(援護点がなくて)すごく難しい展開になってしまった」と右腕をかばった。「次の登板に向けて反省し、生かしたいです」と奥川。収穫と反省を力に変える。(横山尚杜)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
55393 0.585
(↓0.006)
-
(-)
46400
(+4)
358
(+6)
99
(+1)
86
(+1)
0.252
(↑0.001)
3.380
(↓0.03)
2
(-)
巨人
493711 0.570
(↓0.006)
2
(-)
46395
(+1)
361
(+4)
127
(+1)
52
(-)
0.248
(↓0.002)
3.510
(-)
3
(-)
ヤクルト
463510 0.568
(↓0.007)
2.5
(-)
52402
(-)
358
(+4)
94
(-)
56
(-)
0.254
(↓0.002)
3.660
(-)
4
(-)
中日
374813 0.435
(↑0.006)
13.5
(↑1)
45281
(+4)
320
(+1)
52
(-)
51
(+1)
0.237
(-)
3.170
(↑0.02)
5
(-)
DeNA
364912 0.424
(↑0.007)
14.5
(↑1)
46390
(+4)
448
(-)
97
(+3)
21
(-)
0.259
(↓0.001)
4.400
(↑0.05)
6
(-)
広島
354910 0.417
(↑0.007)
15
(↑1)
49342
(+6)
397
(+4)
69
(+1)
45
(-)
0.258
(↑0.001)
3.880
(↑0.01)