中日(☆3対0★)広島 =リーグ戦16回戦(2021.08.18)・バンテリンドーム=
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広島
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中日
02000100X3701
勝利投手:松葉 貴大(2勝2敗0S)
(セーブ:R.マルティネス(0勝1敗11S))
敗戦投手:玉村 昇悟(2勝4敗0S)

本塁打
【中日】堂上 直倫(4号・2回裏2ラン)

  DAZN
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◆中日は2回裏、堂上の2ランで先制に成功する。そのまま迎えた6回には、ビシエドが適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・松葉が6回途中無失点と試合をつくり今季2勝目。敗れた広島は、先発・玉村が好投するも、打線がわずか1安打と沈黙した。

◆中日は2回、堂上が広島玉村から左翼に4号2ランを放ち先制。先発松葉は広島打線を3回まで打者9人で無得点に抑えた。 広島は6回2死満塁のチャンスも鈴木誠が三ゴロに倒れた。中日はその裏、ビシエドの適時二塁打で3-0とリードを広げた。 中日は5投手で広島打線を1安打に抑え、2試合連続の完封リレー。広島は4連敗。5回2/3を1安打の松葉が2勝目。中日R・マルティネスが11セーブ目。広島玉村が4敗。

◆中日の田島慎二投手(31)が国内FA権利を取得した日に魂の救援登板でチームに2試合連続の完封リレーを呼び込んだ。 1安打投球の先発松葉が6回2死から3連続四死球で満塁のピンチ。打席には東京五輪の日本代表で4番も務めた鈴木誠。ここで指名された田島は148キロ内角直球で三ゴロに仕留め、2点リードを守った。 鈴木誠とは復帰登板となった7月12日にも対戦して3球三振に仕留めていた。お立ち台に立ったヒーローは「それはあまり考え過ぎず、自分の力を出すことが大事だと思いそれに集中しました。いい形で抑えられたのでうれしかった」と笑顔を見せた。 かつての守護神も故障が続き、昨年4月に右肘(トミー・ジョン)手術。術後初めての本拠地登板を最高の形で飾った。「たくさんの方に支えてもらって復帰することができたので感謝の気持ちを持って投げられていると思う。任されたポジションでいい仕事をするだけなのでこれからも頑張りたい」。逆襲を目指すチームに頼もしい右腕が帰ってきた。 ▽中日与田監督(6回2死満塁、打席に鈴木誠で田島を指名しピンチ脱出)「彼のこれまでの経験で頼れた場面、ぼくが頼った場面です。手術から復帰してホントによく...あそこは大きなポイントでした」 ▽中日松葉(6回途中無失点で2勝目)「立ち上がりから自分らしい投球が出来て守備の方にも助けられいいリズムで投げられました。(6回2死からの3連続四死球は)自分の弱い部分が出てしまったと思います。次回はないように頑張ります」 ▽中日ビシエド(6回の適時二塁打に好守もあり連勝に貢献)「チームが勝つために自分ができること。打つだけではなく、守備でもいいプレーができたと思う」

◆広島が先発松葉ら中日投手陣に今季最少1安打に抑え込まれ、3試合連続ゼロ封負けを喫した。 試合前まで21イニング連続無得点の打線は、この日も序盤から重かった。前日から2選手入れ替えた打線も機能せず、4回まで1人の走者も出せなかった。 2点を追う5回、先頭の鈴木誠がチーム初安打となる中前打で出塁すると、直後に二盗を成功させた。1死三塁から長野の一ゴロで鈴木誠はスタート良く本塁を狙ったが憤死。6回2死満塁では鈴木誠が2番手田島に三ゴロに抑えられた。 選手交代も、劣勢の終盤8回まで投手に代打安部を送ったのみ。3点を追う7回1死一塁から死球の長野に代走はなく、強攻策の末に走者を進めることもできなかった。佐々岡監督は「1本では勝てない。1本ではなかなか策も...。一生懸命やっている中で塁に出られない、1点取れないといのが続いている」とうなだれた。30イニング連続無得点で今季4度目の4連敗。待っているだけでは、流れは変わらない。【前原淳】 ▽広島朝山打撃コーチ(3戦連続ゼロ封負けに)「みんな、"なんとかしなきゃ"が強くて。ちょっと小さく縮こまっているかなというところがある」

◆中日堂上直倫内野手が名誉挽回の4号2ランでチームの連勝に貢献した。 2回、左翼への一撃が決勝点となった。「前の東京ドームでチームの士気を下げるようなプレーをしてしまったのでなんとか取り返そうと思い、その一心でやりました」と振り返った。 14日の巨人戦で左翼への長打性の打球をファウルと判断して単打止まり。与田監督から集中力の欠如を指摘され2試合出場機会がなかった。 ▽中日与田監督(6回2死満塁、打席に鈴木誠で田島を指名しピンチ脱出)「彼のこれまでの経験で頼れた場面、ぼくが頼った場面です。手術から復帰してホントによく...あそこは大きなポイントでした」 ▽中日松葉(6回途中無失点で2勝目)「立ち上がりから自分らしい投球が出来て守備の方にも助けられいいリズムで投げられました。(6回2死からの3連続四死球は)自分の弱い部分が出てしまったと思います。次回はないように頑張ります」 ▽中日ビシエド(6回の適時二塁打に好守もあり連勝に貢献)「チームが勝つために自分ができること。打つだけではなく、守備でもいいプレーができたと思う」

◆中日は二回に堂上の4号2ランで先制し、六回はビシエドの二塁打で加点した。松葉が5回2/3を無失点で2勝目。田島が六回2死満塁で救援し、ピンチをしのいだ。広島はわずか1安打に終わり、3戦連続の零敗で4連敗となった。

◆広島は今季最少の1安打に封じられ、3試合連続の零敗で4連敗を喫した。これで30イニング無得点と貧打が深刻になってきた。 五回1死三塁では長野の一ゴロで、この日唯一の安打を放った三塁走者の鈴木誠が本塁でタッチアウト。六回2死から3四死球でつかんだ満塁機も、鈴木誠が三ゴロに倒れた。佐々岡監督は「1本では勝てない。なかなか策もね。チャンスをつくれていないのだから動きようもない」と苦い表情だった。 朝山打撃コーチは「みんな何とかしなきゃ、が強くて。小さくなって硬くなるといいものも出ない」と悩ましげだった。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
52343 0.605
(↑0.005)
-
(-)
54369
(+5)
320
(+2)
91
(+1)
78
(+3)
0.254
(↑0.001)
3.300
(↑0.01)
2
(-)
巨人
473310 0.588
(↑0.006)
2
(-)
53377
(+3)
325
(+2)
117
(-)
52
(-)
0.252
(↓0.001)
3.390
(↑0.01)
3
(-)
ヤクルト
44339 0.571
(↓0.008)
3.5
(↓1)
57385
(+2)
342
(+3)
90
(+1)
53
(-)
0.255
(-)
3.760
(-)
4
(-)
中日
344512 0.430
(↑0.007)
14.5
(-)
52260
(+3)
307
(-)
52
(+1)
46
(+2)
0.236
(-)
3.280
(↑0.04)
5
(-)
広島
314610 0.403
(↓0.005)
16.5
(↓1)
56310
(-)
370
(+3)
62
(-)
43
(+1)
0.257
(↓0.002)
3.880
(↑0.01)
6
(-)
DeNA
314711 0.397
(↓0.006)
17
(↓1)
54349
(+2)
418
(+5)
87
(+1)
19
(-)
0.258
(↓0.002)
4.480
(-)