1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 5 | 8 | 0 | 1 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 | 2 |
勝利投手:山﨑 福也(5勝6敗0S) (セーブ:平野 佳寿(0勝3敗13S)) 敗戦投手:小野 郁(0勝2敗0S) 本塁打 |
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◆オリックスは1点ビハインドで迎えた6回表、1死満塁の好機から杉本の適時二塁打で2点を挙げて、逆転に成功する。そのまま迎えた8回には、ジョーンズの犠飛で1点を加えて、リードを広げた。投げては、先発・山崎福が今季5勝目。敗れたロッテは、投打ともに精彩を欠いた。
◆ロッテは14日のオリックス戦に勝利し、92年の千葉移転からから本拠地とするZOZOマリンで通算998勝となった。 球団では通算1000勝へのカウントアップ企画として、92年当時から場内アナウンスを務める谷保恵美さんが選んだ「記憶に残る勝利試合」のハイライト動画を球場マリンビジョンで放映している。 998勝記念で谷保さんが選んだ試合は、伊良部秀輝投手が1失点完投勝利をあげた95年7月6日の近鉄戦。同球場通算100勝目となった試合のハイライトは、15日オリックス戦の試合開始前にマリンビジョンで放映される。 谷保さんは「ストライプユニホーム初年度となった95年7月6日の近鉄バファローズ戦は思い出深い試合となりました。この勝利はマリン通算100勝目。先発の伊良部秀輝投手が躍動感あふれる投球で近鉄打線を2安打におさえて完投しました。放送室から見せていただいたマウンド上の貫禄のある姿。そして聞こえてきた剛球がミットにおさまるイイ音は、今も鮮明に私の記憶の中に残っています。いよいよマリン1000勝まであと2勝です。リーグ優勝に向けて負けられない試合が続く中で、どのようなドラマチックな勝利を見せていただけるか楽しみにしています。リーグ優勝のその瞬間まで突き進んでいきましょう」とコメントを寄せた。
◆完璧な一撃だった。オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(36)が2回無死一塁で左翼席中段に3号先制2ランを放り込んだ。ロッテ佐々木朗の2球目154キロを捉えた。 「いいボールが来たら、積極的に打ちにいこうと思っていたし、しっかりとミスショットすることなく打ててよかったよ! ありがとう、岡本バット」 巨人岡本和から受け取ったバットでの1発は7月11日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来だった。 夢舞台でUSAマークを胸に戦いたかった。東京五輪出場を熱望していたが、米国代表メンバーの中に「ジョーンズ」の名前はなかった。WBCなど代表経験豊富な36歳は、チーム編成の都合上、落選...。8月7日の東京五輪決勝。日本-米国は自宅のテレビで家族と見た。「アメリカを代表して、すごくプレーしたかった。でも、チームの方向性が違った。その決定は尊重している」。静かに前を向いた。 メジャー時代の全盛期のようなプレーはできない。衰えも自覚している。次なる野望は「オリックスで、頂点に立ってシーズンを終えること」。野球人として、尽力する。【真柴健】
◆ロッテ山口航輝外野手(20)が一時逆転となる、強烈な代打本塁打を放った。 1点を追う5回1死一塁、9番加藤の代打で登場。オリックス山崎福の低め140キロ直球を豪快にしばき上げると、白球は低弾道のまま、左中間最深部へ突き刺さった。打ち上げ花火と歓声の中、山口本人は着弾地点を確認しながら、ダイヤモンドを1周した。 球団広報を通じて「昨日の打席でしっかりしたスイングができなかったんですが、今日は代打だったので結果は気にせず、とにかく思い切りいこうと思いました。久しぶりのホームラン、めちゃくちゃ気持ちよかったです」とコメントを寄せた。
◆オリックスは2回、ジョーンズがロッテ佐々木朗から3号2ランを放ち先制。オリックス山崎福は3回まで無失点に抑えた。 ロッテは中盤にレアードと山口の本塁打で3点を返すも、オリックスは6回に杉本の2点適時二塁打で4-3と再逆転した。 オリックスは8回ジョーンズの犠飛で加点し勝利。山崎福が5勝目を挙げた。ロッテは2番手の小野が誤算で逆転負けした。
◆ロッテ佐々木朗希投手(19)は勝利投手の権利を得て5回2失点で降板したが、6回に逆転され、本拠地初白星はならなかった。 1球が痛かった。2回無死一塁。甘く入った154キロを、オリックスの5番ジョーンズに豪快に左翼席に運ばれた。「本塁打で先制を許して流れを渡してしまったことは反省していきたいです」。マウンドで唇をかんだ。 エキシビションマッチで158キロを投げ、迫力が増してきた。「初回から目いっぱい投げたいです」と意気込んで臨んだこの日。言葉通りに1、2回は155キロ前後を次々と投げ込み、初対戦となる好調なオリックス打線に挑んでいった。最速は157キロだった。 ボール球がやや増えていたこともあってか、2巡目はギアチェンジ。直球、変化球とも球速を抑えめに攻めた。4回は吉田正、杉本、ジョーンズの中軸を内野ゴロ3つに仕留めた。全9球、全てが変化球だった。 全体を通しても、この日5回で66球を投げ、直球と変化球が33球ずつ。変化球比率50%はプロ入り後の最高値になった。公式戦では初解禁となるカーブを投げたことも含め、新境地を見せている。 4回に杉本の強いゴロが右足首付近に当たったものの、ベンチで治療後に続投。井口資仁監督(46)も試合後には「問題ないです」と説明した。前半戦と同じように1度登録抹消になり、次回への調整を進める。先発投手としての幅を広げているからこそ、次は自身2勝目を手にしたい。【金子真仁】
◆自称オジサンが、令和の怪物を撃破だ!オリックスのジョーンズが、2回無死一塁でロッテ佐々木朗の154キロ直球を左翼席中段に運んだ。「ありがとう、岡本バット!彼からバットをもらえば自分も打てるんじゃないかと。自分のバットではあまり打てないので、力を借りて打つことができた」。巨人岡本和からもらったバットで先制3号2ランを放った。 令和の怪物を打ち砕き、メジャー通算282発男は自身が何の怪物か問われると「Me? Just old man!(オジサン)」と対応。8回には犠飛で貴重な追加点を挙げ、計3打点をマークした。 オジサンは家族を愛する。帽子の裏には「AAA」が刻まれている。オーディー(妻)、オーガスト(長男)、アクセル(次男)を常に思い、ハートマークも記す、家族思いのパパだ。オリックス愛も際立つ。2人の息子はパパを観戦する際、34(吉田正)と55(T-岡田)の背番号入りTシャツを着用。自宅では息子らが福田の打ち方をまねするなど、家族そろって"オリックスファン"だ。 福田には、アストロズで活躍するアレックス・ブルグマン(27)のサイン入りユニホームを知人を通じてプレゼント。熱望した東京五輪出場はならなかったが「オリックスで頂点に立ってシーズンを終える」と次の野望を抱く。【真柴健】
◆オリックスの「ラオウ」こと杉本裕太郎外野手(30)が今季5度目の猛打賞で、打率を3割3厘に押し上げた。 1点を追う6回1死満塁で三塁線を破る逆転2点二塁打を放ち「(5番の)ジョーンズさんも本塁打を打っているので、気負わず打席に立てた」と、"師匠"の前で好結果を出した。
◆野球人として、若手選手の成長を心から願う。オリックスのアダム・ジョーンズ選手(36)が、15日のロッテ戦で、佐々木朗希投手から先制3号2ランを放った。 試合後に対戦した1打席目の印象を聞くと「1球目、2球目にスライダーできていた。(本塁打の3球目は)ストレートを狙って。2打席目もフォーク、フォークできていた。彼は、まだ若い。すごく良い真っすぐを持っているので、もう少し真っすぐを使っても良かったんじゃないかなと対戦相手ながら思った」と令和の怪物を思いやった。 メジャー通算282発男。日米通算2000安打、日米通算1000打点に、日米通算1000得点。積み上げてきたキャリアがあるが、ジョーンズは豪語しない。謙虚な言葉を並べ「19歳の時点で、ここまでレベルの高いことをできる、すごくいい投手だと思う」と佐々木朗を高評価した。 褒めるだけでは終わらない。「今の時点でも十分すごい投手だとは思う。もっと貪欲に学んでいったらものすごい投手になるんじゃないかな」。ベンチの雰囲気がいいオリックス。首位を走る理由が、うっすら見えた。【真柴健】
◆6月中旬に中日からトレードでロッテ入りした加藤匠馬捕手(29)が、「9番・捕手」で移籍後初の先発出場を果たす。後半戦初先発の佐々木朗希投手(19)をリードし、本拠地初勝利を目指す〝令和の怪物〟をサポートする。 加藤はロッテ移籍後、6月18日に出場選手登録され、翌19日の西武戦(メットライフ)で八回からマスクをかぶって初出場。これまで前半戦で8試合に途中出場している。
◆後半戦初先発のロッテ・佐々木朗希投手(19)が、一回に1軍公式戦自己最速タイとなる157キロの真っすぐを投じた。 1番・福田へ1ボール2ストライクから投じた4球目に計測。判定はボールだった。 佐々木朗は一回に福田を投ゴロ、宗を二ゴロ、吉田正を遊ゴロに打ち取って無失点に抑えた。
◆後半戦初先発のロッテ・佐々木朗希投手(19)が、0-2の四回1死で杉本のライナー性の打球を右足に受け、両肩をかつがれてベンチに下がった。 数分後に再びマウンドへ上がり、投球練習を行ってプレーを続行。右足に当たった打球はフライとなり、ほぼ一塁定位置にいたレアードがキャッチし、一塁へ駆けてきた杉本にタッチしてアウトになった。 佐々木朗は続くジョーンズを遊ゴロに打ち取って、四回を三者凡退に抑えた。
◆ロッテ・山口航輝外野手(20)が1-2で迎えた五回1死一塁で、加藤に代わって打席に立ち、自身初の代打本塁打をたたき出した。 オリックス先発・山崎福から、センター左中間寄りへライナー性の逆転5号2ラン。右の大砲として期待される高卒3年目の右打者は、4月25日のソフトバンク4回戦(ZOZOマリン)以来となる本塁打を放った。
◆後半戦初先発のロッテ・佐々木朗希投手(19)が、5回を3安打2失点で降板した。 1-2で迎えた四回1死で、杉本が放ったライナー性の打球を右足に受けた。直後に両肩をかつがれてベンチに下がったが、数分後に再びマウンドに上がって続投。直後のジョーンズを遊ゴロに打ち取り、五回は三者凡退に抑えて計66球を投げた。 一回に1軍公式戦自己最速タイの157キロをマーク。二回無死一塁で、ジョーンズに左越え2点本塁打を浴びて先制されたが、打者17人に3奪三振無四球だった。
◆オリックスが競り勝った。2―3とされた直後の六回1死満塁で、杉本が2点二塁打を放ち逆転した。八回にもジョーンズの犠飛で加点した。山崎福は自己最多に並ぶ5勝目。平野佳が13セーブ目。ロッテは救援陣が崩れた。
◆ロッテは3―2とリードを奪った直後の六回に暗転した。先発の佐々木朗に代わって小野に交代したが精彩を欠き1死満塁のピンチを招いた。ここで田中を投入するも、杉本に左翼線への強烈な2点二塁打を浴びて逆転された。 6回、オリックス・杉本に2点二塁打を許したロッテ・田中。右は生還した二走福田=ZOZOマリン 井口監督は4番の杉本に対し「配球的に甘い。もっと厳しくいかないといけない」と悔やんだ。首位オリックスとの後半戦最初のカードは負け越し、3・5ゲーム差に広がった。
◆後半戦初先発のロッテ・佐々木朗希投手(19)が、二回にジョーンズの左越え2ランを浴びるなど5回を3安打2失点で降板。勝ち負けはつかず、プロ2勝目と本拠地初勝利を逃した。 「ホームランで先制を許してしまって、流れを渡してしまったことは反省していきたいです」 二回無死一塁で154キロ高め直球を、軽々と左翼席中段に運ばれた。ヤクルト・村上、ソフトバンク・柳田に続くプロ3本目の被弾。すべてZOZOマリンで浴びた。 四回1死の場面では杉本の打球を右足に受け、両肩をかつがれて一塁ベンチへ。だが、数分後に再登板してプレーを続行した。 井口監督は「一発は打たれましたけど、真っすぐもしっかりいってました」と直球に手応え。1軍公式戦自己最速タイの157キロを計測した。 佐々木朗は五輪中断期間中のエキシビションマッチで、自身初の中6日登板。だが今後は首脳陣の方針で、これまで通り登板翌日に登録を抹消される。最速163キロ右腕は「長いイニングを投げれずに申し訳ない」と悔しさをバネにステップアップする。(山口泰弘)
◆オリックスの山崎福は5回を6安打3失点で自己最多に並ぶ5勝目を手にした。失点は四回のレアードのソロ、五回の代打山口の2ランといずれも本塁打によるもので「勝負球となるところで、もっと意識して制球しなければいけない」と自分に厳しかった。 三回までは順調にアウトを重ねていただけに、もったいない点の取られ方。中嶋監督は「調子は悪くないのに不用意にいったというか、失投を捉えられた。もう一つ考えてほしい」と成長を求めた。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
44 | 35 | 11 | 0.557 (↑0.006) | - (-) |
53 | 374 (+5) | 325 (+3) | 87 (+1) | 29 (-) |
0.253 (-) | 3.380 (↑0.01) |
2 (-) |
楽天 |
43 | 37 | 11 | 0.538 (↓0.006) | 1.5 (↓1) |
52 | 353 (+2) | 344 (+10) | 74 (-) | 29 (-) |
0.246 (-) | 3.630 (↓0.06) |
3 (-) |
ロッテ |
38 | 36 | 12 | 0.514 (↓0.007) | 3.5 (↓1) |
57 | 394 (+3) | 365 (+5) | 84 (+2) | 76 (+1) |
0.251 (-) | 3.990 (↓0.01) |
4 (-) |
ソフトバンク |
39 | 37 | 15 | 0.513 (-) | 3.5 (↓0.5) |
52 | 358 (-) | 301 (-) | 80 (-) | 57 (+1) |
0.247 (↓0.002) | 3.180 (↑0.03) |
5 (-) |
西武 |
34 | 40 | 14 | 0.459 (↑0.007) | 7.5 (-) |
55 | 337 (+10) | 370 (+2) | 71 (-) | 62 (-) |
0.246 (↑0.001) | 4.050 (↑0.02) |
6 (-) |
日本ハム |
30 | 44 | 10 | 0.405 (-) | 11.5 (↓0.5) |
59 | 248 (-) | 327 (-) | 46 (-) | 40 (-) |
0.226 (↓0.002) | 3.550 (↑0.04) |
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