1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 4 | 7 | 1 | 0 |
DeNA | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 2 | 1 |
勝利投手:奥川 恭伸(5勝2敗0S) (セーブ:マクガフ(2勝1敗17S)) 敗戦投手:今永 昇太(3勝3敗0S) 本塁打 |
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◆ヤクルトは1点を追う6回表、オスナが2点適時打を放ち、逆転に成功する。その後は7回に塩見の適時打で加点すると、8回にも中村の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・奥川が7回1失点の好投で今季5勝目。敗れたDeNAは、打線が散発の5安打と沈黙した。
◆東京五輪の日本代表として金メダルを獲得したDeNA山崎康晃投手、ヤクルト山田哲人内野手、村上宗隆内野手が試合前、祝福の花束を受け取った。
◆DeNA宮崎敏郎内野手が後半戦の初得点をもたらした。 0-0で迎えた2回、先頭打者として奥川の145キロ直球を右翼ポール際へ運んだ。「後半戦、最初の試合ということで積極的にいきました。今永のリズムの良い投球のおかげでいい流れで打席に入ることができました」。15年以来6年ぶりの新潟での勝利へ向け、技ありの9号先制ソロ本塁打を喜んだ。
◆ヤクルト坂口智隆外野手が通算1500試合出場を達成した。 3点リードの9回1死で代打出場。空振り三振に倒れたが、花束とボードを手渡され、祝福の拍手に礼で応えた。19年目での到達。「いろいろな人が関わってくれて試合に出られる状態にしてくれた。その方たちの数字だと思っている。時間はかかったが、届いてくれて良かった」と多くのサポートに感謝した。 ? ▼通算1500試合出場=坂口(ヤクルト) 15日のDeNA13回戦(ハードオフ新潟)の9回に代打で出場して達成。プロ野球197人目。初出場は近鉄時代の03年10月7日のオリックス28回戦(ヤフーBB)。
◆DeNA先発は今永、ヤクルトは奥川。DeNAは2回、宮崎が右翼ポール際へ9号ソロ本塁打を放って先制した。 ヤクルトは6回、塩見の安打と山田、村上の連続四球で2死満塁とし、5番オスナが左前に逆転の2点適時打を放った。 ヤクルトは3連勝。奥川は7回88球4安打1失点で5勝目を挙げた。DeNAは新潟で16年から4連敗。今永は3敗目。
◆不敗を続けた。ヤクルト奥川恭伸投手(20)が、リーグ再開初戦のマウンドで、自己最長の7回を4安打1失点。同最多タイの9奪三振で5勝目を挙げた。チームは今季最多の貯金11。「久しぶりの公式戦。地元からも近くて、声援が元気に変わりました」と笑顔を見せた。 ハードオフ新潟は、宇ノ気中3年時に全国中学校軟式野球大会で優勝を決め、18年星稜(石川)2年秋の北信越大会でも優勝し、センバツ出場を決定付けた思い出の球場。2回先頭の宮崎に145キロ直球を右翼ポール際に運ばれ、4回までは毎回安打を許した。それでも「ここ(新潟)だったら負けないんだと思いながら投げていました」と自らを奮い立たせた。 5回先頭の牧に対しては、初球からスライダーを3球続けた後、外角低めいっぱいに151キロの直球で見逃し三振。打者をかわしながらも、勝負どころでギアを上げた。5回以降は安打を許さず、88球で降板。「ピンチの時こそ腕を振って投げようと思ったので、それがうまくいった」とうなずいた。 故郷石川とは同じ北信越の地。両親が、プロ初登板だった20年11月10日広島戦以来の応援に駆けつけてくれた。「なんとか勝った姿を見せたいと思っていたので良かった」。新潟の地と両親に、成長した姿を見せた。【湯本勝大】 ▽ヤクルト高津監督(奥川の投球に)「素晴らしかった。文句つけるところはない。投球の感覚と考える力はなかなか教えてもできることではない。それを身につけて成長しているのは、良く感じます」
◆DeNAが後半戦初戦を落とし、今季初の単独4位浮上を逃した。 2回に宮崎敏郎内野手の9号ソロで先制。先発今永昇太投手が5回まで散発3安打と好投していたが、6回に連続四球からオスナに逆転2点打を浴びた。打線は相手先発の奥川恭伸に7回まで散発4安打と抑え込まれた。 三浦大輔監督は敗因について「投手にいいピッチングされたかなというところ」と初対戦となった奥川の投球を挙げた。スライダーの切れが想定以上で「スコアラーからミーティングしていたけど、予想以上によかった。初対戦で打席での見極めがもうひとつだった」とした。 守備では6回2死二塁、今永が東京五輪代表だった3番山田哲人、4番村上宗隆に連続四球を与えた。金メダリストへの四球で満塁とされ、オスナに逆転2点適時打を浴びた。今永は「序盤はストレートで押していけたのですが、得点を許してしまった場面ではボールが浮いてしまいました。6回2死から山田選手、村上選手を過度に警戒し過ぎてしまい、際どいボールを見極められ、四球で歩かせてしまったことはもったいなかったです。次回登板では無駄なボールを出さないようしっかり調整したいと思います」と反省を口にした。 三浦監督は今永の連続与四球については、問題視しなかった。「あの場面は簡単にいける場面ではなく、慎重にいった。3番4番は攻めていった四球。逃げていった四球ではなかったと見ています。内容自体は悪くなかった」と話した。 4位中日、5位広島が敗れ、勝てば今季初の単独4位に浮上するチャンスだった。これで南場智子オーナーの地元、新潟では16年から4連敗となった。【斎藤直樹】 ? ▽DeNA南場オーナー「2年ぶりの新潟開催。心待ちにされていたファンの方々に久しぶりに試合を見ていただくことができて、とてもうれしく思います」
◆ヤクルトは1点を追う六回、2死満塁でオスナが左前2点打を放ち逆転。七回は塩見が右中間への適時三塁打を放ち、1点を追加した。八回には中村の適時打で4-1とした。先発の奥川は7回を投げ9三振を奪うなど4安打1失点と好投。試合を作り、味方の援護を呼び込んだ。 ◆ヤクルト・奥川 「後半戦に大事な初戦を任せていただいたので何とかゲームをつくりたいという気持ちでマウンドに上がりました。先制はされてしまいましたが、調子は良かったので何とか粘って投げていれば野手の方が取り返してくれるという気持ちで粘り強く投げました」
◆ヤクルト・坂口智隆外野手(37)が15日、DeNA13回戦(新潟)の九回に代打で出場し、史上197人目となる通算1500試合出場を達成した。打席は空振り三振に倒れた。初出場は近鉄時代、2003年10月7日のオリックス戦(ヤフーBB)。 坂口は03年にドラフト1位で近鉄に入団。外野手として08―11年に4年連続でゴールデングラブ賞を獲得。11年には最多安打のタイトルも獲得した。15年のオフにオリックスからヤクルトに移籍した。
◆ヤクルト・奥川恭伸投手(20)が後半戦の開幕戦に先発し、7回4安打1失点の快投を見せた。二回、宮崎に直球を右翼席に運ばれる先制ソロを浴びたが、三回以降は危なげない投球で的を絞らせなかった。 「後半戦の大事な初戦を任せていただいたので何とか試合を作りたいという気持ちでマウンドに上がりました。調子は良かったので、粘って投げていれば野手の方が取り返してくれるという気持ちで投げました」と振り返った。0―1の六回2死満塁でオスナが左前へ2点打を放ち、逆転。奥川は5勝目の権利を手にして降板した。
◆ヤクルトが後半戦の初戦を白星で飾った。先発の奥川が7回を投げ9三振を奪うなど4安打1失点で5勝目(2敗目)。二回に宮崎に先制ソロを浴びたが、三回以降は危なげない投球で的を絞らせなかった。八回は清水、九回はマクガフが無失点でつないだ。 打線は1点を追う六回、2死満塁でオスナが左前2点打を放ち逆転。七回は塩見が右中間への適時三塁打を放ち、1点を追加した。八回には中村の適時打で4-1とした。 ◆ヤクルト・奥川 「後半戦に大事な初戦を任せていただいたので何とかゲームをつくりたいという気持ちでマウンドに上がりました。先制はされてしまいましたが、調子は良かったので何とか粘って投げていれば野手の方が取り返してくれるという気持ちで粘り強く投げました」
◆ヤクルトの山田が、東京五輪の日本代表で金メダルを獲得し世界野球ソフトボール連盟(WBSC)からMVPに選ばれた勢いを持ち込み、2安打2四球で全打席出塁して勝利に貢献した。 今永から一回に投手安打、四回に左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、0―1の六回は2死二塁で四球を選び、オスナの適時打で逆転のホームを踏んだ。八回には盗塁も決め「今度はスワローズのキャプテンとしてみんなを引っ張る」との意気込みを結果で示した。
◆ヤクルトが後半戦の初戦を白星で飾った。先発の奥川が7回を投げ9三振を奪うなど4安打1失点で5勝目(2敗目)。二回に宮崎に先制ソロを浴びたが、三回以降は危なげない投球で的を絞らせなかった。試合後に応じたインタビューの一問一答は以下の通り。 5勝目を挙げ、笑顔でポーズをとるヤクルト・奥川=ハードオフ新潟 --投球を振り返って 「大事な一戦だったので、チームの勝利に貢献できてよかったと思います」 --7回を88球を投げて4安打9奪三振 「先制はされたんですけど、次の1点というところを考えて、味方の反撃を信じて投げました」 --逆転後の投球は三者凡退。あのイニングはこだわったか 「点数を取った次の回だったので、なんとか0点に抑えたいなと思いました」 --初めてのスライド登板 「雨の日が多いので、スライドは初めてだったんですけど、しっかり気持ちを保ちながら投げられたんじゃないかなと思います」 --中学時代には全国優勝を果たしたこの球場にはどんな思い入れがあるか 「中学高校とお世話になった球場なので、今日もしっかり勝ちたいなと思いました」 --新潟のファンにいい投球を見せることができた 「地方で試合をすることも少ないので、その中で自分のいいピッチングを皆さんに見ていただけたのは、本当に自分もうれしいですし、これからももっと頑張って、ファンの方に喜んでいただけるように頑張りたいと思います」 --残り試合の目標を 「チームの優勝に貢献できるように頑張りたいと思います」
◆DeNAの今永は要所で踏ん張れず七回途中3失点で3敗目を喫した。五回まで3安打無失点だったが、1―0の六回2死満塁で、オスナに速球を左前への2点適時打とされ逆転を許した。七回にも塩見に適時三塁打を浴びて降板し「得点を許してしまった場面では球が浮いてしまった」と唇をかんだ。 後半戦黒星スタートとなった三浦監督は「内容は悪くなかった。相手投手にいい投球をされた」と責めなかった。
◆DeNAの南場オーナーが出身地、新潟県での2年ぶりの主催試合を観戦に訪れた。試合には敗れたものの「心待ちにされていたファンの方々に久しぶりに試合を見ていただくことができてとてもうれしく思う」と喜びを語った。 チームは前半戦を最下位で終え、後半戦で巻き返しを期す。「熱いプレーをお見せして元気をお届けすることができるよう、残りのシーズンも全力で戦ってまいります」とコメントした。
◆セ・リーグ3位のヤクルトは15日、後半戦初戦のDeNA13回戦(ハードオフ新潟)に4―1で勝利し、3連勝を飾った。後半戦の〝開幕投手〟を任された奥川恭伸投手(20)が、初対戦のDeNAを相手に7回4安打1失点、9奪三振で5勝目(2敗)を挙げた。両親も観戦に訪れる中、中学、高校時代に負けなしだった同球場で、プロでも不敗神話を継続した。 石川出身の奥川が、同じ北信越の新潟で新エースの風格を漂わせた。後半戦の開幕投手を託された右腕が、DeNA打線を圧倒。自己最長に並ぶ7回を1失点に抑え、自己最多タイの9奪三振。5勝目を挙げ、心地良い風に満足した表情を浮かべた。 「大事な後半戦初戦を任せていただいた。相手打者の反応を見ても、しっかり押し込むことができていた。地元から近いということもあって、お客さんの声援も元気へと変わりました」 二回先頭の宮崎に先制ソロを浴びたが、三回以降は中断期間中に磨いたフォークボールがさえ渡った。最速151キロの直球に変化量と速度の違う3種類のスライダーを織り交ぜ、五-七回は完全投球。3試合連続無四球で自身3連勝を飾った。 好相性のハードオフ・エコスタジアム新潟のマウンドも背中を押した。石川・かほく市の宇ノ気中3年時に全国中学校軟式野球大会に出場。準決勝、決勝が同球場で行われ、決勝では7回1失点で完投し、チームを全国制覇に導いた。星稜高時代も2年秋の北信越大会で1回戦、準決勝、再試合となった決勝戦に登板して無敗。プロでも勝利を挙げ、不敗神話を継続した。中学時代の3年間は奥川にとって自主性が磨かれた「原点」だ。「今までの野球人生で一番頑張りました。スーパー中学生でしたよ」と笑顔で当時を振り返る。中学3年時は主将を務め「声も出していましたし、チームメートにもビシバシ言って強いチームの雰囲気を作ろうとしていました」。ランニングでも常に先頭を走り、声と背中で引っ張った。中学時代の顧問は野球未経験者だったため、奥川が率先して練習メニューから考え、ノッカーを務めた。そして、3年の夏に全国制覇。「たくさん練習すれば勝てるんだと思えた」とプロにつながる道を切り開いた。打線は六回にオスナの2点適時打で逆転。リーグ最多となる今季21度目の逆転勝ちで奥川を援護した。昨季の20度を早くも上回り、勝負強さが際立つ。2・5ゲーム差で追う首位阪神、2位巨人に食らいついている。「(奥川は)文句をつけるところがない。あの投球の感覚と考える力は、教えてもできることではない」と目を細めた高津監督は「いいスタートを切れた。スタートを重要視していたので勝てて良かった」と前を向いた。逆転優勝へ、20歳がチーム浮上の鍵を握る。(横山尚杜)◆両親の前で初勝利奥川は石川県から観戦に訪れた父・隆さん、母・真由美さんが見守る前で、プロ入り後初勝利を挙げた。「きょうは両親が来ていたので、勝った姿を見せたいと思っていた」と奥川。両親が観戦した昨年のプロ初登板(広島戦、神宮)では打ち込まれ、敗戦投手になっただけに「昨年は早い回で降りてしまったので、(長い回を投げられて)良かったです」と笑顔だった。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
50 | 34 | 3 | 0.595 (↑0.005) | - (-) |
56 | 358 (+3) | 316 (-) | 88 (+1) | 73 (+1) |
0.252 (↓0.001) | 3.330 (↑0.04) |
2 (-) |
巨人 |
46 | 32 | 10 | 0.590 (↑0.006) | 1 (-) |
55 | 371 (+4) | 310 (+2) | 115 (+2) | 52 (-) |
0.253 (↓0.001) | 3.380 (↑0.02) |
3 (-) |
ヤクルト |
43 | 32 | 9 | 0.573 (↑0.005) | 2.5 (-) |
59 | 370 (+4) | 336 (+1) | 87 (-) | 53 (+2) |
0.254 (↓0.001) | 3.770 (↑0.04) |
4 (-) |
中日 |
32 | 45 | 12 | 0.416 (↓0.005) | 14.5 (↓1) |
54 | 254 (+2) | 307 (+4) | 50 (-) | 42 (-) |
0.236 (↓0.001) | 3.350 (↓0.01) |
5 (-) |
広島 |
31 | 44 | 10 | 0.413 (↓0.006) | 14.5 (↓1) |
58 | 310 (-) | 364 (+3) | 62 (-) | 42 (-) |
0.259 (↓0.001) | 3.890 (↑0.01) |
6 (-) |
DeNA |
31 | 45 | 11 | 0.408 (↓0.005) | 15 (↓1) |
56 | 345 (+1) | 407 (+4) | 86 (+1) | 19 (+1) |
0.260 (↓0.001) | 4.460 (↑0.02) |
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