広島(☆2対0★)中日 =リーグ戦14回戦(2021.07.14)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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中日
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広島
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勝利投手:森下 暢仁(6勝4敗0S)
(セーブ:栗林 良吏(0勝1敗18S))
敗戦投手:柳 裕也(7勝5敗0S)

本塁打
【広島】小園 海斗(1号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆広島が投手戦を制した。広島は4回裏、小園のソロが飛び出し、先制に成功する。そのまま迎えた8回には、2死満塁の好機から林が適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・森下が8回無失点の快投で今季6勝目。敗れた中日は、先発・柳が力投を見せるも、打線が援護できなかった。

◆広島森下暢仁投手(23)の中日戦は通算4試合で2勝0敗、防御率1・42。 森下の被本塁打は通算15本あるが、内訳はDeNA5本、阪神5本、巨人3本、ヤクルト2本。中日戦は31回2/3を投げて1発を許していない。

◆序盤3回までは両先発による投手戦。広島森下は2回1死二、三塁をしのぎ、中日柳は無安打無失点の立ち上がり。 広島が4回1死から小園の今季1号ソロで先制。先発森下は6回1死二塁のピンチも、大島、ビシエドを打ち取った。 広島が逃げ切り、今季初の4連勝。8回無失点の森下が6勝目。栗林が18セーブ目。中日は柳が5敗目、チームは3連敗。

◆広島小園海斗内野手(21)の今季1号ソロが値千金の先制弾となった。 両軍無得点の4回。チームが無安打に抑えられていた柳の初球真っすぐをフルスイング。右中間席に運んだ。「抑えられていましたし、追い込まれたら厳しいので早いカウントから仕掛けようと思っていました」。積極的な打撃で2年ぶりのアーチを描き、流れを大きくチームに引き寄せた。

◆広島は今季初の4連勝締めも、借金12を抱えてシーズンを折り返した。 佐々岡監督は「苦しい戦いが続いた。期待していた野手、投手が回らなかった。また故障者も出た」と振り返った。5月にはチーム内で新型コロナウイルス感染が広がり、主力の不調や主力の離脱もあった。その中で小園や林、石原ら若手が台頭。チームを活性化させる働きに「若い選手が出てきたということをプラスに考えて戦っていきたい」と手応えを得た。「とにかく1つずつ。まず借金ゼロを目標にやっていくしかない」。後半戦の巻き返しに向けて、中断期間でチーム強化を図っていく。

◆東京オリンピック(五輪)の侍ジャパンに選出されている広島森下暢仁投手(23)が、8回5安打無失点の快投で6勝目を挙げ、チームを今季初の4連勝に導いた。 9回には同じく代表入りした栗林良吏投手(26)が、圧巻の3人斬りで18セーブ目を挙げた。侍2投手による完封リレーで、前半戦の最終戦を最高の形で締めくくった。森下がマウンド上で仁王立ちした。最速152キロの切れ味抜群の直球とカーブ、カットボールを巧みに操り、8回無失点の快投で6勝目を手にした。「チームも連勝していましたし、柳さんとの対決だったので、とにかく勝ちたいという思いでマウンドに上がりました」。3度目の対決となった明大の3学年先輩の中日柳との激しい投手戦を制し、前半戦ラストを完璧な形で締めた。 課題の立ち上がりを乗り越えた。前回登板まで3試合連続で失点を許した初回を、3者凡退で切り抜けた。「ファウルになってくれと投げた部分もありましたし、(先頭の京田が)一ゴロで終わったのでよかったです」と振り返った。 得点圏に走者を背負ってから無類の強さを発揮する。2回の1死二、三塁からは、阿部、木下拓にこの日最速の152キロ直球を連発させるなどして空振り三振、中飛に退けた。「1点を何としてでも守ろうと思った」。6回の1死二塁では、中軸の大島を三ゴロに仕留め、ビシエドには外角低め150キロ直球で見逃し三振にねじ伏せた。得点圏での被打率は0割9分8厘。球界を見渡してもオリックス山本(2割1分1厘)、楽天田中将(2割2分4厘)、阪神青柳(1割3分8厘)をしのいでいる。 これで10試合連続のクオリティースタート(QS、6回以上、自責3以下)を達成。防御率は柳を上回る2・29で、リーグ2位に浮上した。お立ち台では東京五輪へ向け「日本代表のチームの一員として、金メダルをとれるように頑張ってきたいです」と力強く宣言した。球界トップレベルのゲームメーク力を発揮し、侍ジャパンを頂点へ導く。【古財稜明】 ▽広島佐々岡監督(森下について)「初回をしっかり抑えられた。そこが波に乗っていけたというところだと思う。こういうゲーム展開で粘り強い、森下らしいピッチングだった」

◆広島は森下から9回にバトンを受けた栗林良吏投手が3者凡退で締めた。 中日の中軸との対戦。大島を中飛に打ち取り、続くビシエドは二ゴロ。最後は福留を高め真っすぐで空振り三振に仕留めた。「前半戦最後の試合、またチーム初の4連勝、同一カード3連勝がかかっていたので、すごく緊張しました。森下が投げた後ということでいろいろ集中、緊張ができたかなと思います」。1年目の前半戦は34試合で18セーブ、防御率0・53の好成績をマークした。

◆中日が今季最多タイの借金10を背負って前半戦を終えた。広島先発森下には8回5安打無失点の快投を許し、9回は新人守護神栗林に大島、ビシエド、福留の主軸3人が3者凡退。鯉のドラ1継投に完封負けし、先発した柳裕也投手(27)の7回1失点粘投を援護できなかった。 3連戦3連敗で前半戦を終えた与田監督は、「よく投げた」とまずは柳を擁護。森下に対して打線は15イニング連続無得点で「何とか点を取らないと勝つことはできない。(後半戦は)こういうことを解消していかないといけない」と眉間にしわを刻んだ。 球宴後から練習を再開する。約1カ月ペナントが休止する東京五輪期間中は、エキシビションマッチに練習を平行させ巻き返しの準備を図る。「感覚的にはキャンプのような状況。2軍にも確認したい選手もいる。もう1回、競争してもらわないといけない」。後半戦での巻き返しへ、試合だけでなくケースバッティングなどに取り組み、技術、戦術面を再強化をにらむ。 この日、巨人が勝っていれば自力優勝消滅の可能性があった。その巨人とは後半戦開幕の8月13日から東京ドームで3連戦を迎える。「危機」は残ったままで先延ばされた格好。与田監督は「やるしかない。1個ずつ勝つしかない。いろんな数字は見ていかないといけないけど、勝つしかないそれだけです」と言葉に力を込めた。【伊東大介】

◆広島が今季初の4連勝とした。四回に小園の右越え1号ソロで先制。八回も林の適時打で加点した。森下は制球力が光り、8回無失点で6勝目。中日は柳が7回4安打1失点と好投したが、援護がなく3連敗となった。

◆明大時代に先輩と後輩だった2人が、マツダスタジアムで今季初めて顔を合わせた。チームの今季最長4連勝がかかる前半戦最後の一戦。広島・森下が3学年上の中日・柳と投げ合った。 「しっかり強い球を投げていきたい。最近、点を取られている。ゼロを並べられるようにやっていきたい」 東京五輪を戦う野球日本代表と球宴に選出されている右腕は、前回4日の阪神戦(マツダ)は一回に1点を失ったが、6回8安打3失点で今季5勝目。先発予定だった11日のヤクルト戦(神宮)が雨天中止になり中9日でのマウンドとなった。 一回は先頭の京田を一ゴロ、堂上、大島を空振り三振、投直に打ち取ってわずか12球で終了。4試合ぶりに一回を無失点と、上々の立ち上がりを披露した。二回は福留の右前打、福田の二塁打で1死二、三塁のピンチを招くも、阿部を空振り三振、木下拓を中飛に仕留め、危機を脱出した。 明大対決に自然と気合が入る。昨年10月17日のマツダでは、森下に勝敗は付かなかったが7回1失点、対する柳は7回2失点で白星。11月1日のナゴヤドーム(現バンテリンドーム)では森下が8回無失点で白星、6回?を3失点(自責2)の柳に初めて土を付けた。 森下を援護したい打線は、四回1死で小園が右翼席へ1号ソロをたたき込み、先制。試合を有利に進めた。八回も林の適時打で加点。森下は制球力が光り、8回無失点で6勝目。今季初の4連勝と上昇ムードで前半戦を締めくくった。(柏村翔)

◆広島の小園が2年ぶりに本塁打を放った。四回1死、柳の真ん中のストレートを鋭く振り抜いた。会心の当たりは赤く染まった本拠地の右翼席に弾み、さっそうとダイヤモンドを一周。「気持ち良かった。初球から強いスイングをしていい打球を飛ばそうと思っていた」と目尻を下げた。 チーム初安打となる1号ソロで均衡を破った。6試合連続安打とし、六回も左翼線二塁打を放った。 兵庫・報徳学園高から入団1年目に4本塁打を打ったが、昨季は出場わずか3試合で無安打だった。3年目の今季は4月下旬に先発の座をつかむと当初は下位だった打順も6月13日のオリックス戦から3番に定着。打率3割2分6厘で前半戦を終え「もっともっと成長できるように、守備も走塁も積極的にいけるようにやっていきたい」と意欲的に話した。

◆広島が前半最終戦を完封勝利で飾り、今季初の同一カード3連勝&最長4連勝。打っては小園が四回に中日の柳から今季1号ソロ。投げては森下が8回無失点で6勝目を挙げた。佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。 ──森下の投球 「ナイスピッチング。この3試合は初回に点を取られたりしていたが初回をしっかり抑えられた。そこが波に乗っていけたというところだと思います。こういうゲーム展開で粘り強い、森下らしいピッチングだったと思います」 ──打線では小園、林が活躍 「相手の柳投手も丁寧に低めに投げて、打ちあぐねていたんですけど、(四回の)小園の一発は大きかったですし、あと1点欲しいという展開の中で八回、林(の適時打)もね。その前の凡打、三振などあった中でよく打った。大きな1点になりました」 ──後半戦に向けて 「最後4連勝で締めくくった。リフレッシュ期間になりますけども、なんかもったいない感じになってきました。選手たちはこの期間中、もう一度ね、見直して後半戦、巻き返すという気持ちを持って戦っていきたいと思います」 4回、本塁打を放つ広島・小園海斗=マツダスタジアム(撮影・門井聡) ──大瀬良、九里、森下の先発3本柱で今季初の同一カード3連勝 「(大瀬良)大地、九里、森下の3人は変わりなくやってもらわないと困る。大道ら若い選手が入ってきた。この3連戦は先発がゲームをつくった。ピッチャー中心の守る野球を後半戦も続けていきたい。そうすればウチらしい野球ができる。必ず巻き返して前半戦の埋め合わせをしたい」

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
48333 0.593
(↓0.007)
-
(-)
59343
(+3)
304
(+4)
82
(+1)
71
(+1)
0.251
(↓0.001)
3.320
(↓0.01)
2
(-)
巨人
433210 0.573
(↓0.008)
2
(-)
58357
(+7)
305
(+11)
109
(+1)
51
(-)
0.252
(↑0.001)
3.440
(↓0.08)
3
(-)
ヤクルト
42329 0.568
(↑0.006)
2.5
(↑1)
60366
(+11)
335
(+7)
87
(+1)
51
(+1)
0.255
(↑0.001)
3.810
(↓0.04)
4
(-)
中日
324212 0.432
(↓0.006)
12.5
(-)
57249
(-)
293
(+2)
49
(-)
41
(-)
0.238
(↓0.001)
3.310
(↑0.01)
5
(-)
広島
304210 0.417
(↑0.009)
13.5
(↑1)
61298
(+2)
349
(-)
59
(+1)
41
(+1)
0.261
(-)
3.870
(↑0.05)
6
(-)
DeNA
314411 0.413
(↑0.008)
14
(↑1)
57344
(+4)
403
(+3)
85
(+1)
18
(-)
0.261
(-)
4.480
(↑0.02)