日本ハム(★0対5☆)オリックス =リーグ戦12回戦(2021.07.13)・釧路市民球場=
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ORIX
5000000005801
日本ハム
0000000000430
勝利投手:増井 浩俊(3勝5敗0S)
敗戦投手:池田 隆英(3勝9敗0S)

本塁打
【オリックス】来田 涼斗(1号・1回表2ラン)

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◆オリックスは初回、吉田正の適時打と来田のプロ初本塁打となる2ランなどで、幸先良く5点を先制する。投げては、先発・増井が6回3安打無失点の好投。その後は3投手の継投で完封リレーを飾った。敗れた日本ハムは先発・池田が誤算で、打線も4安打無得点と沈黙した。

◆オリックスのドラフト3位、来田涼斗外野手(18)が、出場選手登録即スタメンに抜てきされた。20年ドラフトでプロ入りした高卒新人のスタメン出場は、12球団で一番乗りとなる。 来田は明石商(兵庫)時代、ドラフト2位でロッテ入りしたエース中森俊介とともに甲子園で活躍。1年夏、2年の春夏、3年夏(新型コロナウイルス感染拡大の影響で交流試合)と甲子園に出場した。オリックスではウエスタン・リーグ67試合に出場し、1本塁打、22打点、打率2割7分3厘とチームトップの成績を残していた。11日にタマスタ筑後でのウエスタン・リーグのソフトバンク戦を終えて博多遠征中の1軍に合流し、北海道・釧路入り。13日に出場選手登録された。

◆北海道釧路市を拠点に活動するアイスホッケーチーム、ひがし北海道クレインズのキャプテンFW池田一騎とGK脇本侑也が、始球式に登場した。 チームとしての始球式は19年8月以来、2度目。マウンドに立った池田は、ホームベース上で構えている脇本に向かってパックをシュート。パックは脇本の手をはじいて、それてしまう形になってしまい、池田は「ダメでした。地盤が違うなと思いました」とガックリ。試合前にはブルペンを借りて練習も、成功ならず。「日本のスポーツ界では、規模が野球にはかなわない。球場に来てもらっている皆さんに(アイスホッケーの試合に)足を運んでもらえたら」とアピールした。

◆オリックスのドラフト3位、来田涼斗外野手(18)が、12球団の高卒新人で初のプロ1号弾を放った。この日、「7番・左翼」で出場選手登録即スタメンに抜てきされた。20年ドラフトでプロ入りした高卒新人のスタメン出場は、12球団で一番乗りとなる。初回2死一塁で回った初打席で、日本ハム池田の初球を捉え、右翼芝分席にたたき込んだ。 来田は明石商(兵庫)時代、ドラフト2位でロッテ入りしたエース中森俊介とともに甲子園で活躍。1年夏、2年の春夏、3年夏(新型コロナウイルス感染拡大の影響で交流試合)と甲子園に出場した。オリックスではウエスタン・リーグ67試合に出場し、1本塁打、22打点、打率2割7分3厘とチームトップの成績を残していた。11日にタマスタ筑後でのウエスタン・リーグのソフトバンク戦を終えて博多遠征中の1軍に合流し、北海道・釧路入り。13日に出場選手登録された。

◆オリックスのドラフト3位、来田涼斗(きた・りょうと)外野手(18)が、12球団の高卒新人一番乗りでプロ1号弾を放った。この日、「7番・左翼」で出場選手登録即スタメンに抜てきされた。20年ドラフトでプロ入りした高卒新人のスタメン出場は、12球団で一番乗りとなる。初回、3-0の2死一塁で回った初打席で、日本ハム池田の初球を捉え、右翼芝生席にたたき込んだ。初打席の初球本塁打はプロ野球10人目で、高卒新人では史上初となる。 「打ったのはシュートだと思います。コーチからもどんどん積極的に振っていけと言ってもらっていましたし、1球目から思いきって振っていきました。(本塁打は)打った感触もよかったですし、うれしいです!」と18歳の声も弾む。 プロ1号だけでは終わらない。5-0の3回2死の第2打席で、今度は日本ハム3番手のアーリンの初球を捉えた。左前に落として出塁し、続く若月の2球目に二盗に成功。さらに果敢に三盗も狙った。アウトの判定に中嶋監督がリクエストを要求も、アウトの判定は変わらなかった。 6回、先頭での第3打席も初球から打ちに行き、ファウル。5球目を捉えた打球は二塁への内野安打となり、猛打賞のデビュー戦となった。6回裏の守備から小田と交代。3打数3安打2打点で初戦を終えた。 来田は明石商(兵庫)時代、ドラフト2位でロッテ入りしたエース中森俊介とともに甲子園で活躍。1年夏、2年の春夏、3年夏(新型コロナウイルス感染拡大の影響で交流試合)と甲子園に出場した。オリックスではウエスタン・リーグ67試合に出場し、1本塁打、22打点、打率2割7分3厘とチームトップの成績を残していた。11日にタマスタ筑後でのウエスタン・リーグのソフトバンク戦を終えて博多遠征中の1軍に合流し、北海道・釧路入り。13日に出場選手登録された。 ▼高卒新人の来田が初打席で初球を本塁打。初打席本塁打は20年大下(オリックス)以来67人目で、初球を打ったのは19年コラス(ソフトバンク)以来10人目。高卒新人では18年村上(ヤクルト)以来8人目となり、高卒新人の初打席初球本塁打は初めて。来田は2、3打席目も安打。初打席本塁打の試合で猛打賞は83年駒田(巨人)95年稲葉(ヤクルト)13年加藤(ロッテ)に次ぎ4人目で、高卒新人は初。高卒新人のデビュー戦猛打賞は84年村上(近鉄)以来と珍しく、「初打席本塁打」の条件を外しても高卒新人がデビュー戦で1発含む猛打賞は2リーグ制後初めてだった。

◆「地方の鬼右腕」が、珍記録とともに健在ぶりを示した。 オリックス増井浩俊投手(37)が、6回を無失点と好投。過去の地方球場での登板で、18試合で3勝5セーブ、防御率0・78と抜群の相性を誇るが、19試合目のこの日も初登板の釧路で快投。2回2死満塁は清水を三塁ゴロに打ち取り、日本ハム打線に得点を許さず。一方、奪三振ゼロという珍しい結果で、7回から沢田と交代した。 増井は「初回に5点を取っていたので、もっとテンポよく投げたかったんですが、環境に順応するのに少し時間がかかってしまいました。その中でもなんとか粘り強く投げることを意識して、若月のリードに応えることができたかなと思いますし、野手のみんながよく守ってくれたおかげだと思います」と、難しいバウンドを難なくさばいた三塁の宗やワンバウンドの送球をしっかり受け止めた二塁安達らの好守に感謝した。

◆日本ハムは池田、オリックスは増井が先発。オリックスは1回、吉田正の右前適時打を皮切りに5得点。池田は1回でKOされた。 オリックスは増井が6回まで3安打無失点の好投。日本ハムは3番手アーリンが4イニングを投げ3安打無失点で降板した。 日本ハムは、今季7度目の完封負けで連勝が3で止まった。池田は9敗目。オリックスは、増井は6回3安打無失点で3勝目。

◆"二刀流"の育ての親、日本ハム栗山監督がオールスターに「1番DH」で先発出場することが決まった大谷について「イメージ出来ないような選手を皆、見たいんだよ」と、期待を口にした。 オリックス戦(釧路)の試合前には、大谷が出場したホームランダービーもチェック。「すごい久々に感動したよ」と、穏やかな表情を見せた。

◆日本ハムが2年ぶり釧路開催で、今季7度目の完封負けを喫した。 先発池田が自己ワースト1回5失点でKOされ、打線は散発4安打無得点の拙攻が響いた。今季初の4連勝ならず。栗山監督は「前半戦、明日で終わりなので、なかなかうまくいかなかったけど、どうにか明日しっかりいけるように全力でやるしかないので、しっかりやります」と頭を下げるしかなかった。

◆オリックスのドラフト3位、来田涼斗外野手(18=明石商)が、衝撃デビューを飾った。1軍昇格を果たすと、12球団の高卒新人一番乗りでスタメン出場。初回の初打席で、日本ハム池田の初球を右翼芝生席にたたき込んだ。高卒新人の初打席初球本塁打は史上初めて。明石商(兵庫)では2年のセンバツで史上初の先頭打者弾&サヨナラ弾を成し遂げたスラッガーが、プロでも歴史を塗り替えた。 初回に3点を先制し、なおも2死一塁。「初球から振っていくのが自分のスタイル。タイミングが合えば」の初球打ち。プロの1軍でも、信条を貫いた。試合前のシートノックまで「緊張マックスだった」と来田はいう。11日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦で3安打を放った試合中に昇格を伝えられた。タマスタ筑後から1軍のいる福岡市内に急ぎながら、緊張との闘いは始まった。それが試合開始後、きれいに消えた。交流試合を含めて春夏4度、甲子園に立った経験が生きた。 春季キャンプで吉田正に願い出て、バットをもらった。「自分のよりちょっとグリップが太い。それでも振りやすい」。この相棒であの打撃を生んでいるのか、と思いを巡らせながら素振りを続けた。貪欲に、技術の向上を目指してきた。 その吉田正と先発オーダーに名前を連ね、3安打猛打賞の結果を出した。「練習をしっかりして、もっと上を目指して打っていきたい」。ファンを通じて手元に戻った本塁打球は両親に贈る。カモメの飛び交う北の地で、二盗まで決めたデビュー戦。釧路は、忘れられない町になった。【堀まどか】 ▼高卒新人の来田が初打席で初球を本塁打。初打席本塁打は20年大下(オリックス)以来67人目で、初球を打ったのは19年コラス(ソフトバンク)以来10人目。高卒新人では18年村上(ヤクルト)以来8人目となり、高卒新人の初打席初球本塁打は初めて。来田は2、3打席目も安打。初打席本塁打の試合で猛打賞は83年駒田(巨人)95年稲葉(ヤクルト)13年加藤(ロッテ)に次ぎ4人目で、高卒新人は初。高卒新人のデビュー戦猛打賞は84年村上(近鉄)以来と珍しく、「初打席本塁打」の条件を外しても高卒新人がデビュー戦で1発含む猛打賞は2リーグ制後初めてだった。

◆「地方の鬼」ことオリックス増井浩俊投手が、6回無失点の好投で3勝目を挙げた。 2回2死満塁のピンチを背負うも決定打は許さず、地方球場では19試合目で無敗の4勝(5セーブ)。「環境に順応するのに少し時間がかかってしまいました。野手のみんながよく守ってくれたおかげだと思います」と、野手の好守に感謝した。

◆オリックスのドラフト3位、来田涼斗(きた・りょうと)外野手(18)が、12球団の高卒新人一番乗りでプロ1号弾を放った。 物おじしない性格が生んだ、プロ初打席初球の初ホームランだった。オリックス来田はある日、12歳上のラオウ杉本に突然、インスタグラムを通してメッセージを送った。 「舞洲のロッカーにあるグローブ、使ってますか?」 ラオウ杉本は画面を見ながら、やや困惑したが「使ってないから、使ってもいいよー!」と優しく返事した。杉本は「キャンプで少ししゃべっただけで(距離感は)まだそんなに...。LINE、まだ知らなかったんで、インスタに来ましたね(笑い)」と振り返る。その直後に「冗談で、インスタに載っけとけよ! って送ったら、速攻で載せてくれた。なんか、それがうれしくて...」。臆することなく懐に飛び込み、ハートをつかんだ。「最初はレンタルと思ってたんですけど、かわいかったから、そのままあげました。ガツガツくる後輩、好きなんで」。始まったばかりのプロ生活で、先輩に一歩目から踏み込む姿勢は、打席でも同じだった。【オリックス担当=真柴健】

◆日本ハムは13日オリックス12回戦(釧路)で、首位相手にミスから失点し、今季初の4連勝を逃した。先発の池田隆英投手(26)が、オリックスの新人、来田涼斗外野手(18)に痛烈な1発を浴びるなど、1回5安打5失点(自責4)で12球団ワーストの9敗目。打線も今季7度目の零敗と力なく、釧路、帯広で2年ぶりの開催となった"道東シリーズ"の初戦を落とした。外野席まであふれた4543人のため息が聞こえてきそうな、1回の守りだった。日本ハム先発の池田は1回、いきなり先頭から3連打を浴びて1点を失うと、さらに死球を与えて無死満塁。続くオリックスT-岡田を一ゴロに打ち取って3-6-1の併殺を狙ったが、マウンドから一塁のベースカバーに入った池田が、まさかの捕球ミス。遊撃を守っていた石井からの送球をつかめず追加点を許し、さらに2死一塁から、デビュー戦だった高卒ルーキー来田に143キロを右中間席へ運ばれた。 試合開始から、20分もたたずに5点を失い、マウンドの上で険しい表情を浮かべるしかなかった。1回を2ラン含む5安打5失点(自責4)でノックアウト。29球でベンチへ退いた背番号52は、自身3連敗でリーグワーストの今季9敗目を喫し「ペースを味方に持って来ることが出来ず、申し訳ないの一言に尽きます」と、敗戦の責任を背負った。 昨季は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られた釧路、帯広での"道東シリーズ"も、2季ぶりに復活したが、釧路では19年から無念の3連敗。打線は、池田の先発試合で2戦連続完封負けと援護出来なかった。「元気が出るような、勇気を届けられるような、笑えるような、楽しんでもらえるような試合を出来るようにと思ってやっていたんだけど、申し訳ない」と謝罪した栗山監督は「明日は全員を使うつもりでいる」。球宴前の公式戦は、14日の残り1試合。前半戦を締めくくる白星が欲しい。【中島宙恵】

◆オリックスのドラフト3位、来田涼斗(きた・りょうと)外野手(18)が、高卒新人では史上初のプロ初打席初球本塁打を放った。 オリックス来田を担当する、乾絵美スカウトも"絶叫"で喜んだ。試合が始まったのは、ちょうど高校野球兵庫大会の視察を終え、車で球団事務所に向かっていた時だった。「車を脇に止めて、打席を見ていたのですが『やったー!』って叫んでいたと思います(笑い)」。 20年に球界初の女性スカウトに就任した乾スカウトにとって、来田は初めての担当選手。加えて小学時代の来田をオリックスジュニアに導いた縁もある。「『次、誰が打つのー?』とか言いながら、楽しく野球をやっていた子が、プロでこんなに取り上げてもらえるような活躍をして。大きくなったなと、スカウト目線でもあり、親戚目線というか...」。喜びも格別だった。 一番うれしかったのは、来田の活躍をたくさんの人が喜んでくれたこと。球団事務所に帰ると、職員から次々に「来田やったな!」と祝福を受けた。「私が打ったんじゃないんですけど(笑い)。職員の方がお父さんやお母さん、お姉さんやお兄さんみたいに喜んでくれて。あの子の人柄なんですが、人に応援される、元気を与えられるのが本当のプロスポーツ選手だと、改めて思いました」。スカウトとして選手を見る上で大切にしてきたことを、再確認した。 試合後、来田本人に「おめでとう」と連絡すると「振ったところにたまたま来ただけで、まだまだです」と返信があった。浮足立たない謙虚な様子に「よしよし」と目を細めた。「これから結果を残してなんぼのもの。これからが勝負の世界ですが、今回は本当に『おめでとう』という思いです」。乾スカウトにとっても、記憶に残るデビュー戦になった。

◆オリックスのドラフト3位、来田涼斗外野手(18=明石商)が、衝撃デビューを飾った。1軍昇格を果たすと、12球団の高卒新人一番乗りでスタメン出場。初回の初打席で、日本ハム池田の初球を右翼芝生席にたたき込んだ。高卒新人の初打席初球本塁打は史上初めて。明石商(兵庫)では2年のセンバツで史上初の先頭打者弾&サヨナラ弾を成し遂げたスラッガーが、プロでも歴史を塗り替えた。オリックス来田のプロ初本塁打を後押ししたのは、母校の明石商で指導した狭間善徳監督(57)だった? この日の加古川東戦に快勝後、3安打を伝え聞くと「すっごいなあ~」と声を上ずらせて驚いた。「アイツ、やっぱり持ってるねえ」。前日12日、1軍昇格を報告する電話がかかってきた。力ませないように「絶対に引っ張るなよ。反対方向に打てよ」とアドバイスしたという。「あのホームランは、その(助言の)気持ちがあったかも。前に壁ができていた。素晴らしいホームラン」。プロ入り後もたびたび連絡がある。厳しい世界で活躍する教え子の姿に目を細めていた。

◆オリックスのドラフト3位・来田涼斗外野手(18)=明石商高=が、出場選手登録即「7番・左翼」でスタメン出場した。 来田は今季2軍公式戦67試合に出場し、打率・273、1本塁打、22打点と活躍中。15日に開催される「フレッシュオールスターゲーム2021」(松山・坊っちゃんスタジアム)にはウエスタン選抜で出場予定。この日、出場選手登録され、即スタメン出場となった。今季の12球団高卒新人のなかで、一番乗りでのスタメンデビューとなった。

◆先発した日本ハム・池田隆英投手(26)は立ち上がりから制球に苦しみ、1回5安打5失点(自責4)で降板した。 「ペースを味方に持って来ることができず、申し訳ないの一言に尽きます」 先頭から3連打で先制点を許すと、その後もオリックス打線の勢いを止めれず、2死一塁から新人の来田に初打席初本塁打となる2ランを浴びるなど、一挙5点を失った。

◆オリックスのドラフト3位・来田涼斗外野手(18)=明石商高=が、出場選手登録即「7番・左翼」でスタメン出場。一回の第1打席で、初本塁打を放った。 「コーチからもどんどん積極的に振っていけと言ってもらっていましたし、1球目から思い切って振っていきました!(プロ初ヒット、初ホームランは)打った感触もよかったですし、うれしいです!(笑顔で)」 3─0の一回2死一塁。プロ初打席に入ると、日本ハム先発・池田が投じた初球をとらえ、右翼席へ豪快なアーチを描いた。球団のプロ初打席初本塁打は昨季の大下以来、日本人選手3人目。初打席の初球初本塁打は、2014年の西浦直亨(ヤクルト)以来9人目で、新人に限れば、1950年の塩瀬盛道(東急)、2013年の加藤翔平(当時ロッテ)、14年の西浦に次いで、4人目で球団初。 来田は今季2軍公式戦67試合に出場し、打率・273、1本塁打、22打点と活躍中。15日に開催される「フレッシュオールスターゲーム2021」(松山・坊っちゃんスタジアム)にはウエスタン選抜で出場予定。この日、出場選手登録され、即スタメン出場となった。今季の12球団高卒新人のなかで、一番乗りでのスタメンデビューとなった。

◆オリックスが快勝した。一回に吉田正の先制打やルーキー来田のプロ初打席本塁打となる2ランなどで一挙5点を奪って主導権を握った。増井が6回無失点で3勝目を挙げた。日本ハムは今季7度目の零敗を喫し、連勝が3で止まった。

◆オリックスの増井は走者を背負いながら我慢強く投げ、6回を3安打無失点と好投した。6月6日以来の勝ち星となる3勝目を挙げ「何とか粘り強く投げることを意識して(捕手の)若月のリードに応えることができたかなと思う」と息をついた。 一回に5点の援護をもらっただけに、3四球を与えるなどリズムの悪い内容だったことには不満が残った様子。8年間プレーした日本ハム時代を含め、初の釧路での登板で「環境に順応するのに、少し時間がかかってしまった」と反省を口にした。

◆先発した日本ハム・池田隆英投手(26)は立ち上がりから制球に苦しみ、1回5失点(自責4)で降板。打線も散発4安打の零封負けで、連勝は3でストップ。2年ぶりの開催となった釧路で試合でファンに勝利を届けることができなかった。以下、栗山英樹監督(60)の試合後の主な一問一答。 ――先発した池田 「ボールがすごく悪いとかそういう感じには見えなかった。これも野球なんでしっかりやります」 ――2年ぶりの釧路での試合。ファンも待っていた 「野球の試合だから勝機はどっちかにあるんだけど、もう少し元気出るような勇気をお届けできるような、笑えるようなそういう試合をやっていけるようにと思ってやっていたんだけど申し訳ないです」 ――明日の試合に向けて 「明日の試合は(前半戦)最後で、今回(五輪で期間が)開いちゃうので、全員使うつもりでいきます」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
423311 0.560
(↑0.006)
-
(-)
57359
(+5)
309
(-)
84
(+1)
28
(+2)
0.254
(-)
3.340
(↑0.04)
2
(-)
ロッテ
373312 0.529
(↑0.007)
2.5
(-)
61381
(+7)
344
(+6)
81
(+2)
74
(+1)
0.251
(-)
3.920
(↓0.02)
3
(-)
楽天
403611 0.526
(↑0.006)
2.5
(-)
56335
(+6)
326
(+2)
70
(+3)
29
(-)
0.245
(↑0.001)
3.600
(↑0.02)
4
(-)
ソフトバンク
373614 0.507
(↓0.007)
4
(↓1)
56351
(+2)
297
(+6)
77
(+1)
52
(-)
0.249
(↓0.001)
3.290
(↓0.03)
5
(-)
西武
323814 0.457
(↓0.007)
7.5
(↓1)
59313
(+6)
353
(+7)
68
(+2)
61
(-)
0.245
(-)
4.050
(↓0.04)
6
(-)
日本ハム
29429 0.408
(↓0.006)
11
(↓1)
63242
(-)
320
(+5)
46
(-)
38
(-)
0.231
(↓0.001)
3.630
(↓0.01)