1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
ソフトバンク | 3 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 8 | 11 | 0 | 0 |
勝利投手:レイ(3勝1敗0S) 敗戦投手:則本 昂大(7勝4敗0S) |
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◆ソフトバンクは初回、長谷川の適時二塁打で3点を先制する。そのまま迎えた3回裏には、栗原と野村の適時打で3点を追加し、試合を優位に進めた。投げては、先発・レイが9回2安打無失点の快投。来日初完封で今季3勝目を挙げた。敗れた楽天は、先発・則本昂が誤算で、打線も沈黙した。
◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(32)は昨季楽天戦で打率3割7分6厘も、今季は11試合で42打数8安打、打率1割9分。本塁打が1本もなく、長打も二塁打2本だけ。現在2戦連発と勢いに乗っているが、今日は楽天相手から打てるか。
◆楽天則本昂大投手(30)が今季最短の3回88球7安打、同ワーストの6失点でKOされた。 前々回登板の6月25日ソフトバンク戦で完投勝利、前回登板の6日オリックス戦では8回2失点で連勝。今季初の中5日でマウンドに上がったが、出ばなをくじかれた。 1回1死から中村晃を歩かせると柳田、栗原に連打を浴び満塁に。長谷川にフルカウントから10球目の内角151キロを打たれ、右中間を破られた。走者一掃の適時二塁打で3点の先制を許し、1回だけで39球を要した。 2回は下位打線を3者凡退に抑えたが、3回に再びつかまった。先頭中村晃、柳田に連打を浴び、無死一、二塁から栗原に適時打。四球を挟み、無死満塁から野村に左前へ2点適時打を打たれ、天を仰いだ。 ペイペイドームでは16年7月8日の白星を最後に、8戦連続白星なしとなった。前半戦最後のカードとなるこの日からのソフトバンク3連戦は則本昂、田中将、岸が先発する。
◆ソフトバンクは初回1死満塁から長谷川の走者一掃の右中間二塁打で3点を先制。3回も野村の2点適時打などで3点を追加した。 ソフトバンクは6回にも中村晃の2点適時二塁打で加点した。先発レイは6回まで7三振を奪うなど無安打無失点の好投。 ソフトバンクが完勝した。チームは3連勝で貯金2とした。先発レイがチーム初完封で3勝目を挙げた。楽天則本昂は4敗目。
◆ソフトバンクのコリン・レイ投手(31)がノーヒットノーランを逃した。無安打投球を続けていた8回2死一塁から炭谷に右前打を打たれた。 レイは今季新加入。新型コロナウイルスの影響で来日が遅れ、6月3日DeNA戦で来日初登板。この日が6試合目の先発だった。 ◆コリン・レイ 1990年7月1日、米アイオワ州生まれ。インディアナ州立大卒。11年ドラフト12巡目でパドレスと契約。15年8月11日レッズ戦でメジャー初登板。16年途中にマーリンズに移籍した。20年はカブスで9試合に登板。MLB通算35試合で8勝8敗、防御率4・79。196センチ。106キロ。右投げ右打ち。 ▽ソフトバンク中村晃(6回、ダメ押しの2点二塁打に)「リードしている展開だが、いい集中力で、いい打撃ができました」 ▽ソフトバンク野村(3回、左前に2点打を放ち)「レイに楽に投げてもらうために、なんとか追加点をと打席に入った。追い込まれましたが、思い切って打ちにいくことができました。チャンスで1本打つことができてよかった」 ▽ソフトバンク栗原(3回の右越え適時打に)「打ったのはカーブ。とにかくハセさん(長谷川)につなぐという気持ちで打席に入りました。追加点となるタイムリーになってよかった」 ▽ソフトバンク長谷川(10試合ぶりスタメンで初回に走者一掃の右中間二塁打)「まっすぐを捉えることができました。全球集中した打席でした。代打で培った集中力と、1打席にかける気持ちがチャンスで生かすことができたと思います」
◆楽天がソフトバンク・レイの前に球団史上9年ぶり3度目のノーヒットノーラン負けを8回2死に回避も、2安打で今季5度目の完封負けを喫した。 1回2死に浅村が四球で出塁も島内が二ゴロに倒れた。2回から4者連続三振。3回にも辰己が出塁も盗塁死。4回から6回まではいずれも3者凡退に倒れた。 150キロ超えの速球にカットボール、ツーシームと動く球に苦戦。7回に浅村が死球でチーム3度目の出塁も島内が遊ゴロ併殺に打ち取られた。 それでも8回2死から田中貴が四球を選び、途中出場の炭谷が詰まりながらも右前へ落とし、チーム初安打を放った。 先発則本昂が今季初の中5日で登板も同最短の3回88球7安打、同ワースト6失点で4敗目を喫した。チームはロッテに抜かれ3位転落。首位オリックスに2・5ゲーム差とした。 以下、石井GM兼監督一問一答 -序盤の失点が響いた 毎回言っているように、大きい失点を1イニング1イニングしてしまうとなかなか追いかけることが難しい。大量得点をとるのになかなか苦労する。競った状況でゲームを進めたいというところはありました。 -則本昂は今季初の中5日 中5日はあんまり関係ないかなと。ボールもしっかりいい力のあるボールは投げていたと思う。本人が1番悔しいでしょうし、本人が1番今日結果を出せなかった理由は分かっていると思う。後半戦に向けてしっかりと調整してほしいなと思います。全体的にピッチングを言うと全体的に球が甘かったかな。 -ソフトバンク・レイとは初対戦で捉えきれず 球の力が強かったですし、軌道が分からない中アプローチをしていかないといけない。それは相手も一緒。ただ、負ける中で言えば8-0も1-0も一緒なので、逆に言えばしっかりと切り替えてできるんじゃないかなと思います。 ▽楽天則本昂(今季初の中5日で先発も同最短3回7安打、同ワースト6失点で4敗目)「(中5日は)関係ない。軸になる球を投げることができなかった」 ▽楽天炭谷(守備から途中出場し8回2死一塁でチーム初安打となる右前打)「何とか1本打ちたいと思っていました」
◆ソフトバンクはコリン・レイ投手(31)が8回2死まで無安打の好投で、今季のチーム初完封勝利を挙げた。 チームは1カ月ぶりの3連勝。引き分けなしで、3戦3勝はなんと4月23日ロッテ戦以来3カ月ぶり。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。 -レイが好投 工藤監督 コントロールいいなってずっと見てました。 -打線も好調 工藤監督 昨日のゲームからと言うことはないんですけど、みんな集中して1打席1打席粘り強く、四球を取ったり、その中で打ってくれたりしましたので。今日は長谷川君が粘りながら3点タイムリー打ってくれた、あれが1回に出たのが大きいなと思います。 -無安打投球でドキドキした 工藤監督 ドキドキした、ドキドキしたけど言わなかった。だれも言ってません。炭谷君が打った瞬間にライト捕れ、と思いましたけど。なかなかノーヒットノーランは出るものではないですけど、それに匹敵するナイスピッチングをしてくれたと思います。 -9回も続投 工藤監督 (8回は)ヒットを打たれて行ってもらって、この回までと言うところで帰ってきたんですけど、(9回も)行けるんだったら行きたいと本人がですね。大丈夫? と念を押したんですけど、オーケーだよという返事をもらって、9回行ってもらいました。 -自身も惜しい試合があった 工藤監督 ありますよ、9回1死まで、2回。投げている方はドキドキしないですね。打たれたバッターは同じです。2回とも。鈴木貴久(近鉄)、同級生。次の日、なんで2回も打つんだよと。たまたまやと言ってましたけどね。 -野村が連日の活躍 工藤監督 勝負強さというかね、大したもんだなと思いますよ。普段の自分を試合の中でもしっかり出せると言うんですかね。落ち着いてる感じはね、打席の中でも出ている。追い込まれてもあまり変わらないでしょ。しっかりスイングできるし。実戦向きという風にヘッドは言ってました。使いたいと思わせる打撃でしたし、内容だったと思います。 -甲斐が2安打 工藤監督 いいことだと思います。今日はヘッドが甲斐にアドバイスしたみたいで、最後の2打席はしっかりコンパクトに振っていた。成果が出たかなと思います。 -13日は田中将と対戦 工藤監督 初対戦というか久しぶりの対戦だと思いますので。今日みたいに初回からみんなでチャンスをつくって得点できたらと思いますけど。なんといってもいい投手なので、粘り強く戦っていけたらと思います。
◆惜しかった。ソフトバンクのコリン・レイ投手(31)がノーヒットノーランを思わせる、今季チーム初完封の快投で、チームを1カ月ぶりの3連勝に導いた。引き分けなしで、3戦3勝はなんと4月23日ロッテ戦以来3カ月ぶり。前半戦ラストスパートで、ようやく鷹らしい勢いが出てきた。 スタンドも固唾(かたず)をのんだ。レイが無安打投球を続けていた8回2死一塁、楽天炭谷の詰まった打球が、右翼手と二塁手の真ん中にポトリと落ちた。それでも動じない。後続を打ち取ると、9回も続投し、被安打2で、日米を通じて自身初の完封勝利。「(無安打に)気がついたのは6回くらい。達成したかったけど、そんなに簡単ではないね。チームが勝てたのが一番」とマウンドでは崩さなかった顔を緩め、笑った。 「日本でプレーしたい」という思いを持ち、今季から加入。来日4年目の同僚マルティネスには「日本の野球や打者の特徴、1つ1つの話が助けになっている」と教えを請い、日本を知ろうと努める。バッテリーを組む甲斐にも「彼なしでは今日のような投球は到底できない。どれだけ研究に費やしているか、頭が下がる思いだよ」と、感謝を忘れない。おごることのない「和の心」で、早くも日本にアジャストした。 工藤監督も「ノーヒットノーランに匹敵するナイスピッチング」と右腕をたたえた。チームは前半戦2試合を残し、勝率5割以上でのターンが決定。苦しい時期もあったが、踏ん張っている。【山本大地】
◆ソフトバンク長谷川勇也外野手(36)が、初回1死満塁で真骨頂を見せた。際どいボールを見極め、厳しい球をファウルで粘り、フルカウントの10球目。ようやく来た甘い直球を逃さなかった。鮮やかに右中間を破り、走者一掃の先制3点二塁打になった。「全球集中した打席でした。代打で培った集中力と、1打席にかける気持ちが1打席目のチャンスで生かすことができたと思います」と、納得の様子で振り返った。 勝負強さを期待され「代打の切り札」としての役割もあり、今季先発はまだ16試合目。6月28日西武戦以来、2週間ぶりスタメンだった。数少ない機会の中、先発13試合で安打を放っている。「自分の技術を磨くことしかない。いけと言われたところでいくだけ。そのためにも技術が必要」。黙々とバットを振る男が、しっかりと結果を出した。
◆「お祭り」はフィナーレに近づくほどボルテージが上がってくるものだ。「鷹の祭典 2021」と銘打ったオリックス、楽天との前半戦最終6連戦。ソフトバンクが3連勝を飾った。初戦こそ首位オリックスに黒星を喫したが、その後は白星を3つ重ねて貯金2とした。約1カ月のオリンピック(五輪)中断を挟むが、これでチームの「借金ターン」はなくなった。 低調打線が生まれ変わったようである。なかなか「打開策」を見いだせなかったホークスベンチも積極的な若手起用で風向きを変えた。3回に2戦連続のタイムリーを放った3年目の野村もヒーローのお立ち台に上がった。「打席に入るときは毎回、足が震えています」。何とも初々しくインタビューに答えていたが、「結果」を残せば生き残れる。こう言っちゃなんだが首脳陣も予想外の活躍だったのではないだろうか。王球団会長の母校・早実の後輩。新人ドラフトで清宮(現日本ハム)は取り逃したものの、1年後輩の野村がさらに成長してくれれば、王会長もうれしいはずだ。早実入学の1年春から4番に座り、高校通算60発を超えるアーチを放った。「勝負強い打撃をアピールしたい」。後半戦もリーグVを目指すチームの「戦力」であり続けるつもりだ。 「なかなか、打線がですね...。何とか最終6連戦で勝率5割は確保したいと思っているんですが...」。10日のオリックス戦で辛勝。ペイペイドーム内で、ばったり出くわした後藤球団社長兼オーナー代行は、厳しい顔つきで話していたが、この3連勝で不安も少しは解消されたかもしれない。 とは言え、浮かれているわけにもいかない。五輪中断の約1カ月の期間でチーム状況をどう好転させていくか-。柳田、千賀、甲斐、栗原の主力は日の丸を背負ってチームを離れる。前半戦で見えた「課題」をしっかり克服しなければならない。戦いの形を整える大事な時間となる。【ソフトバンク担当 佐竹英治】
◆ソフトバンク・平石洋介打撃コーチ(41)が試合前に代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。 --11日は打線が集中力を見せた 「きのうの試合に関してはよかった。打つだけじゃなくて(三回は)佐藤(直)と三森が四球を取って。野村の適時打も生まれた。これは打つだけではないので。思い切っていかないといけないですけど、誰かがそこをカバーするというのはきのうに関してはビハインドになっても、つないでくれたと思います」 --指示は出したのか 「最初から球数をほうらせるわけにはいかないので。もちろん甘い球は仕留めにいくんですけど。狙い球がこなかったり、仕留められなかったときに、追い込まれた後ですね。一人が1球でも2球でもという意識があればね。僕らだけじゃなくてベンチからもそういう声が出ていますし」 --昨年にホークスに入団。昨シーズン終盤も集中力が目立った場面があったが、似たような雰囲気は感じたか 「毎日ならないと駄目なんですよ。143試合あれば『きょうはええわ』じゃだめだし。毎日最高の準備をして、出し切る。これはもう試合に出てようが出てまいが、やり切ることが大事なので」 (続けて) 「(ペナントレースは)一発勝負じゃないので、難しいんじゃないかといわれる方もいると思いますけど、どんな状況でも、体調とかコンディションとかいろんなことがあると思いますけど、そういう姿でね。『誰かがやるやろ』じゃ絶対に駄目なので。本当に、一人一人が自覚を持ってやらないと。人の流れに乗るような選手ばかりじゃなかなかチームは上を向かないので」 --三森をはじめ、若手の頑張りはどう見ている 「そんな甘くない世界ですけど。でも彼らは、まずはしっかり準備をして。打席であったり、守備も走塁もそうですけど。失敗を恐れていても仕方ないので。あとは勇気を持ってやるだけだと思いますし。きょうはだめでもあした以降につなげればいいし。若い選手は失敗なんて恐れる必要はないと思います」
◆ソフトバンク・石川柊太投手(29)が13日の楽天戦(ペイペイドーム)での先発に向けて、キャッチボールなどで調整した。 「中継ぎで投げていて思ったのは1イニングを抑えたときに自分の中で『喜んでいいんだ』みたいな感覚があって。先発なら初回を抑えても、そこから続いていくし。回を追うごとに、尻上がりによくなっていくものを押し殺してしまって、綱渡りみたいなものがあったので」 今季は開幕投手を務め16試合に登板。3勝7敗で、6月25日の楽天戦(楽天生命パーク)を最後にリリーフに配置転換となっていた。千賀が9日に登録抹消となったことで、再び先発の機会が回ってきた。球数やイニングも「いわれていないです」と、いけるとことまで飛ばしていくつもりだ。 ももいろクローバーZの大ファンで、メンバーとも交流がある石川。相手先発は、同じく大ファンで知られる田中将だ。「ももクロは別としても、野球界の大先輩。マウンドで投げているのを見るのも初めてなので。雰囲気だったり、立ち振る舞いだったり、勉強させてもらえたら」と意気込んだ。
◆6月28日以来の先発となったソフトバンクの長谷川が、一回1死満塁から走者一掃の二塁打を放った。楽天、則本昂に3球で追い込まれたが、ファウルで粘って10球目。甘く入った151キロをはじき返して右中間を破った。「真っすぐを捉えることができた。全球集中した打席だった」と声を弾ませた。 古傷の右足首など下半身のコンディションを考慮され、今季は出場47試合中先発は16試合にとどまる。久しぶりに迎えた一回の打席でしっかり結果を残し、二塁上では両手を掲げて感情をあらわにした。「代打で培った集中力と1打席にかける気持ちを、1打席目のチャンスで生かすことができたと思う」と胸を張った。
◆楽天の則本昂は今季ワーストの6失点。最短の3回で降板した。一回1死満塁から長谷川の粘りにあって10球目、フルカウントからの速球を右中間への先制の3点二塁打とされた。三回は先頭からの3連打で追加点を許すと、無死満塁からは野村に2点適時打を浴びた。ボールを見極められて球数がかさみ、88球を要するリズムの悪さだった。 今季初めて通常より間隔の短い中5日で臨んだ前半戦最後の先発登板だった。チーム最多に並ぶ7勝をマークしている中「前半戦をいい形で締めくくれれば、ある程度自分の中で合格点をあげられる」と話していたが、敵地で辛酸をなめた。 ソフトバンクとの前回対戦、6月25日は1失点で完投勝利を挙げていたが仕返しをされた。
◆ソフトバンクが3連勝。レイが八回2死まで無安打に抑え、来日初完封で3勝目を挙げた。一回に長谷川の3点二塁打で先制し、三回に栗原と野村の適時打、六回は中村晃の2点二塁打で加点した。楽天は則本昂が崩れ3位に転落した。
◆ソフトバンクは先発のコリン・レイ投手(31)が楽天打線を2安打に抑え、来日初完封で3勝目(1敗)を挙げた。打線は一回に1死満塁の好機で長谷川が中越えに走者一掃の3点打を放つなど10安打8点でレイを援護。投打がかみあい、3連勝とした。 レイは八回2死に炭谷の中前打で初安打を許したが、九回にもマウンドに上がると無失点で締め、マウンドでガッツポーズを披露。気迫あふれる投球だった。
◆ソフトバンクが快勝。コリン・レイ投手(31)が来日初完封で3勝目を挙げた。試合後、工藤公康監督(58)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。 --レイが完封。ドキドキした 「ドキドキした! したけど言わなかった!」 --ベンチでも誰もいわなかった 「誰もいっていません。炭谷君が打った瞬間に『ライト捕れ!』といっていましたけど。まぁ、なかなかノーヒットノーランって出るものじゃないですけど、それに匹敵するね、ナイスピッチングだったと思います」 --よかった部分は 「真っすぐもよかったけど、カット系。外からのカットとか、そういうのが制球がよかった。スイングもありましたけど、見逃しの三振もあったので。制球がよかったのかなと」 --九回の続投は、どんなやり取りが 「(八回2死一塁に)ヒットを打たれて、この回までというところで帰ってきたんですけど、いけるのならいきたいと。本人が。大丈夫?と念を押したんですけど、OKだよと返事をもらって九回にいってもらいました」 --工藤監督も現役時代、試合終盤まで無安打投球の経験も 「ありますよ、九回1死まで」--ドキドキするものか「投げている方はしないですよ」--長谷川は体調にも配慮しての起用が続いていたが、きょうは「残り3試合というのもあったし、トレーナーの方からDHならOKというのもあったので。走塁の方は無理はさせたくないというのが(小久保)ヘッドの方からあったので、それは構わないと。なので早めに代えるという選択をさせてもらいました」--野村は勝負強い「落ち着いているというか、普段の自分を試合の中でも出せている。勝負強さ、落ち着いている感じがね。打席の中でも出ている。追い込まれていても、あまり変わらないでしょ。しっかりスイングもできるし」--使い続けたい「使いたいと思わせる打撃だったし、内容だった。四球も取れたので。あした、ヘッドをはじめ打撃コーチが、入っていれば使いたいと思いますけど」--あしたは相手が田中将。大事な一戦「久しぶりの対戦。きょうと同じように初回からいいチャンスを作って得点できれば。なんといってもいい投手なので。粘り強く戦っていけたら」
◆11日にプロ初打点を挙げたソフトバンクの野村が、三回に則本昂から2点打を放ち、2試合連続打点をマーク。無死満塁で内角速球を引っ張って左前に運んだ。自身初のお立ち台に少し緊張しながら「勝負強さが売りだと思ってるのですごくうれしい」と喜んだ。 兵庫県出身で、東京・早実高から2019年にドラフト3位で入団。母校の大先輩でもある王球団会長から試合前に「2軍でしっかり結果を出して(先発を)つかんだんだから、自信を持ってやりなさい」と励まされたという。「声を掛けられてうれしいし、頑張ろうと思う」と一層の活躍を誓った。
◆先発した則本昂が今季最短の3回で降板し、同ワーストの6失点で4敗目。「軸になるボールを投げることができなかった」と反省した。前半戦をチームトップタイの7勝、防御率3・45で終え「いい時と、悪い時の差をできるだけなくしたい」と前を見据えた。チームは完敗で3位に転落した。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
41 | 33 | 11 | 0.554 (-) | - (-) |
58 | 354 (-) | 309 (-) | 83 (-) | 26 (-) |
0.254 (-) | 3.380 (-) |
2 (1↑) |
ロッテ |
36 | 33 | 12 | 0.522 (-) | 2.5 (-) |
62 | 374 (-) | 338 (-) | 79 (-) | 73 (-) |
0.251 (-) | 3.900 (-) |
3 (1↓) |
楽天 |
39 | 36 | 11 | 0.520 (↓0.007) | 2.5 (↓0.5) |
57 | 329 (-) | 324 (+8) | 67 (-) | 29 (-) |
0.244 (↓0.002) | 3.620 (↓0.06) |
4 (-) |
ソフトバンク |
37 | 35 | 14 | 0.514 (↑0.007) | 3 (↑0.5) |
57 | 349 (+8) | 291 (-) | 76 (-) | 52 (-) |
0.250 (↑0.001) | 3.260 (↑0.04) |
5 (-) |
西武 |
32 | 37 | 14 | 0.464 (-) | 6.5 (-) |
60 | 307 (-) | 346 (-) | 66 (-) | 61 (-) |
0.245 (-) | 4.010 (-) |
6 (-) |
日本ハム |
29 | 41 | 9 | 0.414 (-) | 10 (-) |
64 | 242 (-) | 315 (-) | 46 (-) | 38 (-) |
0.232 (-) | 3.620 (-) |
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