楽天(★2対6☆)西武 =リーグ戦11回戦(2021.07.10)・楽天生命パーク宮城=
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西武
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楽天
0010000102601
勝利投手:今井 達也(6勝3敗0S)
敗戦投手:涌井 秀章(6勝6敗0S)

本塁打
【楽天】田中 貴也(2号・8回裏ソロ)

  DAZN
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◆西武は2回表、呉の適時二塁打で1点を先制する。なおも続く好機で、源田と森の連続適時打が飛び出し、この回一挙4点を奪った。投げては、先発・今井が7回1失点の粘投で今季6勝目。敗れた楽天は、先発・涌井が試合をつくれず、打線も10残塁とつながりを欠いた。

◆"10代バッテリー"が"30代バッテリー"として8年ぶりに再結成される。 巨人からトレードで加入した炭谷銀仁朗捕手(33)が、移籍後本拠地初戦のこの試合にスタメン出場した。先発予定の涌井秀章投手(35)とは西武時代にともにプレー。両者スタメンでは試合前時点で計83試合でバッテリーを組み、35勝30敗。まさに酸いも甘いもともにかみしめてきた。 公式戦での初バッテリーは06年3月26日オリックス戦。高卒2年目の19歳涌井と同1年目の18歳炭谷が手を取り合い、清原、中村、谷ら名打者たちを攻めた。7回4安打1失点で勝利を挙げ"10代バッテリー"での先発白星は17年ぶりとなった。 西武在籍が重なった06年からの8年間でリーグ優勝、日本一を1度経験。涌井は14年からロッテへ、炭谷は19年から巨人へ。最後にスタメンでバッテリーを組んだのは13年8月13日ソフトバンク戦。時を経て、2888日ぶりに杜(もり)の都で名コンビが復活する。

◆楽天涌井秀章投手(35)が炭谷銀仁朗捕手(33)と2888日ぶりのバッテリーを組んだが、今季最短タイの3回78球7安打3四球6失点で降板した。 初回は3者凡退に抑えたが、2回に西武打線につかまった。先頭栗山、中村に連打を浴びると、呉念庭に右翼線へ先制適時二塁打を打たれる。1四球と2三振を挟み2死満塁としたが、源田、森に連続適時打を許しこの回4失点。3回にも1死から栗山、中村に連打を浴び、呉念庭、山川に連続四球で失点。2死満塁から暴投でこの回2失点と崩れた。5月14日オリックス戦以来今季2度目となる3イニングでマウンドを降りた。 今季は3・4月の月間MVPを受賞。だが5、6月は7戦2勝5敗と精彩を欠いた。ファーム再調整を経て、3日ロッテ戦で復帰。前回登板は6回2失点としていたが、今回は悔しい結果となった。 巨人からトレードで加入した炭谷との公式戦での初バッテリーは06年3月26日オリックス戦。高卒2年目の19歳涌井と同1年目の18歳炭谷が手を取り合い、清原、中村、谷ら名打者たちを攻めた。7回4安打1失点で勝利を挙げ"10代バッテリー"での先発白星は17年ぶりとなった。 西武在籍が重なった06年からの8年間でリーグ優勝、日本一を1度経験。涌井は14年からロッテへ、炭谷は19年から巨人へ。スタメンでのバッテリーは13年8月13日ソフトバンク戦以来8年ぶりとなった。

◆楽天の連勝が2で止まった。 先発涌井秀章投手(35)が試合を作れなかった。2回に先頭栗山、中村に連打を浴びると、呉念庭に右翼線へ先制適時二塁打を打たれた。2死満塁から源田、森に連続適時打を許し、この回4失点。3回にも1死から栗山、中村に連打を浴び、呉念庭、山川に連続四球で失点。2死満塁から暴投でこの回2失点と崩れた。5月14日オリックス戦以来、今季2度目となる3イニングでマウンドを降りた。 打線は相手先発今井が8四死球を出すも4安打と踏ん張った。3回に島内が適時打、8回に指名打者では今季初スタメンの田中貴が2号ソロを放つも及ばなかった。 以下、石井GM兼監督一問一答は以下の通り。 -序盤の6失点が痛かった 序盤で大きい失点をしてしまったので、それを追いかける展開は厳しい中でのゲームスタートだった。 -涌井は3回6失点 あんまり良くなかったですね。良くなかったですし、良くないなりに何とか失点を1点でも少なくしていければ味方がひっくり返すチャンスが出てくるので、そこを我慢して失点を少なくするピッチングをしてほしかったです。 -ボールが高かった ボールが高いというか、全体的に質が悪かったかなと思います。 -制球にも苦しんでいた やられる時はそんなもんなので。ただ、そのやられる時が数多くここ最近あるので、そこはしっかりと調整してもらわないといけないなと思います。 -炭谷と8年ぶりのバッテリー。意思疎通は 今日に限って言えばバッテリー、リードというよりも、そういうものが無関係な感じの、涌井のボールの悪さだった。今日は誰がキャッチャーをやってようが、何しようが、涌井自身の内容がちょっと悪すぎたかなと思います。 -2番手高田孝が3回無失点 しっかりとストライクゾーンで勝負できていたし、彼も経験を積んでそのうち先発というところで勝負してほしいので、いい結果を出してくれたと思います。 -DHでスタメン出場の田中貴が2号ソロを含む3打数2安打 ここのところ彼は代打で出てきたりしているんですけど、すごく思い切りもよくバッティングの内容も、凡打しても内容がよかった。今日は複数の打席を与えて、その中でも結果を出してくれたと思います。 -今後も楽しみ 1球1球本当に大事にして、精神論じゃないですけど、ボールに気持ちをぶつけるというか、1球1球の大事さというのを彼の打撃を見ていると思うので、継続してほしいなと思います。 -明日への意気込みを 試合数は少ないので、ここからしっかりと残り4試合を戦って、オールスターに入っていきたいと思います。

◆西武は2回に呉念庭、源田、森の適時打で4得点。3回にも2得点。楽天先発涌井は今季最短タイの3回6失点で降板。 西武先発今井は6回まで4安打1失点。楽天2番手高田孝は3回を2安打無失点とし、味方の反撃を待った。 西武が連敗を5で止めた。今井が7回4安打8四死球1失点で6勝目。楽天は2連勝でストップ。涌井が6敗目。 ▽楽天炭谷(3回に左前へ移籍後本拠地初安打)「1打席目にヒットが出て良かったですし、出場した試合で結果が残せるようにやっていきたい」

◆名コンビが2888日ぶりに復活も、古巣に捉えられた。楽天涌井と巨人からトレード加入の炭谷が、西武時代の13年以来8年ぶり、通算84度目の先発バッテリーを組んだ。 だが2回に元同僚の栗山、中村の連打を起点に5安打4失点。3回にも1死からピンチを広げ、押し出し四球、暴投で2失点。涌井は、今季最短タイの3回7安打6失点で6敗目を喫した。 2人とともに西武に在籍していた石井GM兼監督は「今日に限って言えばバッテリー、リードといったものが無関係な感じの涌井のボールの悪さ。誰がキャッチャーをやってようが、何しようが涌井自身の内容がちょっと悪すぎた」と苦言を呈した。炭谷は「19、20歳から知っている仲ですし良い時も悪い時も一緒にやってきた。引き出しも多いと思うので、今後修正できるようにやっていきたい」と、自身の高卒1年目から"10代バッテリー"と名を知らしめた右腕とのリベンジを誓った。

◆西武栗山巧外野手と中村剛也内野手の37歳ベテランコンビが、元西武バッテリー攻略の口火を切った。 涌井と炭谷の楽天バッテリーに対し、2回先頭の4番栗山が中前打、続く中村が左前打でチャンスを広げ、この回4得点。3回も2人の連打から始まり2点奪い、3回までに6点奪った。栗山は「今後も対戦機会が増えるでしょうから、その中でいい勝負ができるように頑張っていきます」。通算1983安打とした。 ▽西武辻監督(連敗を5でストップし、今季仙台初勝利)「もう連敗していたから勝つの必死よ。その中での今日はいい形で勝てたんで、また違った意味で明日も臨めると思います」

◆西武今井達也投手が"西武バッテリー"に投げ勝ち、今季6勝目を挙げた。 150キロを超える直球を軸に変化球も制御。8四死球を与えたが3回2死一、二塁のピンチを1失点にとどめるなど、要所を締めて7回4安打1失点。チームにとって今季仙台初勝利をもたらし、連敗を5で止めた。なによりも元西武の炭谷とバッテリーを組む涌井に投げ勝ち「次に向けての自信になりますし、すごく投げていて楽しかった」と胸を張った。 先輩らの背中を追いかけプロ5年目。7日には松坂が引退を発表した。チームに復帰した昨季春季キャンプ中は高橋らと一緒に食事に連れていってもらった。甲子園優勝投手で、本格派右腕という西武が誇る系譜を受け継ぐ。「投手の僕からしても雲の上の存在。もっともっといろんな話を聞きたかったし、すごく寂しいですね。1回しかご飯にいけなかったのはすごい残念」と寂しがった。 プロ2年目の18年に初登板初勝利を挙げたのは、先発では松坂以来の快挙だった。だが「追いつきたいと言いたいですけど、なかなか軽く追いつけるような方でもないので。今年は去年とは違って毎試合そんなに大崩れすることなく安定した投球ができている。後半戦も同じような投球ができれば」と、自分の道を着実に突き進む。【栗田成芳】

◆西武は2回に呉念庭、源田、森の適時打で4得点。3回にも2得点。楽天先発涌井は今季最短タイの3回6失点で降板。 西武先発今井は6回まで4安打1失点。楽天2番手高田孝は3回を2安打無失点とし、味方の反撃を待った。 西武が連敗を5で止めた。今井が7回4安打8四死球1失点で6勝目。楽天は2連勝でストップ。涌井が6敗目。 ? ▽楽天島内(3回に右前適時打。サロンパスデーにちなみ) 「いつもサロンパスにはお世話になっています。一昨日は5枚、昨日は9枚使わせていただきました。本日もたぶん疲れると思うので37枚貼って寝ようと思います。以上(真顔で)」 ▽楽天炭谷(3回に左前へ移籍後本拠地初安打) 「1打席目にヒットが出て良かったですし、出場した試合で結果が残せるようにやっていきたい」 ▽楽天田中貴(8回の2号ソロを含む3打数2安打1打点。6番DHで今季3度目のスタメン出場に応え) 「監督から『1打席だと思って4打席いけ』と言われたので、全部が代打の一打席だと思って、これが打てなかったら次がないつもりでいきました」

◆連続無失点試合記録が39で途切れた西武平良海馬投手(21)が、仕切り直しの登板で抑えた。 4点リードの9回に登板し、2三振含む1安打無失点。「いつもどおりの気持ちでマウンドにいきましたね。ゼロで抑えることができたこと、それが良かったです」。選出されている東京五輪では無観客が決まり「残念な気持ちではあります。ただ、やる以上はしっかりそこに向けて調整して臨みます。その環境に左右されることなく、やっていきたいと思います」と受け止めた。

◆西武が連敗を5で止めた。二回に呉念庭の適時二塁打、源田の適時打、森の2点適時打で4点を先行し、三回に押し出し四球と暴投で加点。今井は7回で8四死球を与えながらも1失点で粘り6勝目。楽天は涌井が3回6失点と崩れた。

◆西武は連敗を5で止め1日以来の白星を挙げた。打線が元西武の涌井と炭谷のバッテリーを攻略し、辻監督は「勝つのに必死。いい形で点が取れた」と振り返った。 二、三回は4番栗山、5番中村の生え抜きベテランの連打で好機をつくり得点を生み出した。辻監督は「つなぎに徹してくれての大量得点だった。4、5番がいい働きをしてくれた」とうなずいた。

◆楽天の涌井はともに今季ワーストに並ぶ3回6失点と崩れ、6敗目を喫した。二回に5長短打を浴びて4点を先行され、三回は1死満塁で山川に押し出し四球、2死後に暴投と失点を重ねた。抜ける球が目立ち3四球を与えて7安打され、取材には応じなかった。 巨人から金銭トレードで加入した炭谷と西武時代の2013年以来となるバッテリーを組んだが、振るわなかった。6月4日に挙げた6勝目を最後に白星から遠ざかり、石井監督は「今日に限ってはリードが無関係な感じの球の悪さだった」と苦言を呈した。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
413211 0.562
(↓0.007)
-
(-)
59350
(+1)
302
(+3)
82
(-)
26
(+2)
0.254
(↓0.001)
3.360
(-)
2
(1↑)
ロッテ
363312 0.522
(-)
3
(↑0.5)
62374
(+4)
338
(+4)
79
(+2)
73
(+2)
0.251
(↓0.001)
3.900
(-)
3
(1↓)
楽天
383511 0.521
(↓0.007)
3
(-)
59320
(+2)
313
(+6)
65
(+1)
29
(-)
0.245
(↓0.001)
3.570
(↓0.03)
4
(-)
ソフトバンク
353514 0.500
(↑0.007)
4.5
(↑1)
59334
(+3)
287
(+1)
74
(+1)
52
(+1)
0.248
(-)
3.290
(↑0.03)
5
(-)
西武
323614 0.471
(↑0.008)
6.5
(↑1)
61304
(+6)
337
(+2)
65
(-)
61
(-)
0.246
(↑0.001
3.940
(↑0.03)
6
(-)
日本ハム
29419 0.414
(-)
10.5
(↑0.5)
64242
(+4)
315
(+4)
46
(+2)
38
(-)
0.232
(↑0.002)
3.620
(↑0.01)