1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 11 | 1 | 1 |
広島 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 5 | 8 | 0 | 2 |
勝利投手:フランスア(1勝1敗0S) (セーブ:栗林 良吏(0勝1敗17S)) 敗戦投手:エスコバー(2勝1敗0S) 本塁打 |
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◆広島は1点ビハインドの3回裏、坂倉の内野ゴロの間に1点を挙げ、同点とする。そのまま迎えた8回には、代打・長野の2ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・フランスアが今季1勝目。敗れたDeNAは、5番手・エスコバーが誤算だった。
◆DeNA桑原将志外野手(27)が、先制の8号3ランを放った。 2回2死二、三塁、広島先発高橋昴の5球目、外角高め143キロ直球をはじき返し、左中間席最前列へ運んだ。 6月27日阪神戦以来の1発に「捉えた感触は良かったです。チャンスでバッティングカウントだったので、積極的に打ちにいきました。先発の上茶谷を援護することができうれしいです」と喜んだ。
◆DeNA上茶谷大河投手が今季初勝利を目指し、ルーキーイヤー以来、2年ぶりにマツダスタジアムで先発した。 交流戦以降チームは好調だが自身は波に乗れず「結果を残すことが出来ていないので、何としても勝ちたいです」と意気込んで敵地マウンドへ上がった。 1回を9球で3者凡退に抑えた右腕だったが、桑原の8号3ランで3点の援護を得た2回に、林に2ランを浴びて2点をかえされた。さらに3回1死満塁から坂倉の二ゴロの間に1点を奪われて同点。前日には「左打者が多く、どれだけ臆することなく突っ込めるか」と話していたが、いずれも左打者に打たれた。 さらに5回には2死二、三塁のピンチで、本塁打を喫した林を迎えたが、フルカウントから中飛に抑え、勝ち越しを許さず。5回まで3失点で、先発として最低限の役割を果たした。
◆DeNAは2回に桑原の8号3ランで先制。広島はその裏、林の2ランで1点差とし、3回の内野ゴロで同点に追いついた。 広島高橋昂は4回3失点、DeNA上茶谷は5回3失点で両先発降板。中盤は6回まで互いに走者を出しながら勝ち越せなかった。 8回に代打長野の2号2ランで勝ち越した広島が勝利。フランスアが今季1勝目。栗林が17セーブ目。DeNAは連勝ストップ。エスコバーが今季初黒星。
◆また魔の8回...。DeNAは3点リードを守れず逆転負けで連勝が2で止まった。 同点の8回2死二塁で3連投のエスコバーが代打長野に勝ち越し2ランを被弾。前夜の山崎に続き勝ちパターン継投で8回に失点。三浦監督は「試合の流れとか総合的に判断してエスコバーにしました」と左腕投入の理由を説明した。9日から4位中日戦。「初戦取れるよう全員でやっていくだけ。切り替えて頑張ります」と前を向いた。
◆広島長野久義外野手(36)が同点の8回2死二塁から代打で出場し、DeNAエスコバーから決勝2号2ランを放った。 広島は最大3点ビハインドを追いついたが、中盤から走者を出しながら得点を奪えない攻撃が続いた。8回も先頭打者の出塁から2者倒れ、2死二塁。代打で打席に入った長野は初球、低めの見逃せばボールとなるような直球に反応した。うまくバットに乗せた打球はスタンドの歓声に押されるように左翼席へ一直線。「思い切って行きました。(ホームランは)風です」。風の影響をまったく受けない決勝弾だった。 若手の台頭が目立つ今季も、主に代打起用が続く。昨季は代打31打席で打率4割4分を残したが「まだまだ勉強です。チームが勝つことが一番なので、そのために少しでも貢献できたらと思っています」と勝利につながる1発にも満足することはない。 9打席ぶりの安打が"魔の木曜"の呪縛を解いた。チームは今季、木曜日の試合は2つの降雨中止のほか、7敗2分け。10試合目にして、木曜初勝利となった。
◆5位DeNAが3点リードを守れず逆転負けで連勝が2で止まった。 同点の8回からエスコバーが3連投のマウンドへ。2死二塁から代打長野に決勝2ランを被弾した。前夜の山崎に続き「勝ちパターン継投」が8回に失点した。 三浦大輔監督の主な一問一答は以下の通り。 ? -上茶谷の投球は 三浦監督 やろうとしていることは出せたかなと思います。我慢強く投げてましたけど、反省点としてはフォアボールからの失点。全体的には踏ん張ったと思います。 ? -打線は先制したが、その後が続かなかった 三浦監督 そうですね。3ランでいい形で先制できたが、その後、タイムリーが出なかったというところですね。 ? -もう一押しできなかったのが響いたか 三浦監督 展開的に追加点がとれなかった。この3試合とも、ホームラン以外でタイムリーがでなかった。 ? -8回は山崎ではなくエスコバーを起用 三浦監督 そうですね。初めてではないので。いろんなこと考えてのエスコバーです。 ? -3連投だったが 三浦監督 試合の流れとか総合的に判断してエスコバーにしました。 ? -9日から中日3連戦 三浦監督 今日の展開......。もちろん勝って名古屋に行きたかったですが。もちろん初戦、とれるように全員でやっていくだけ。切り替えて明日がんばります。
◆またも「魔の8回」... DeNAが3点リードを守れず逆転負けを喫し、連勝が2で止まった。同点の8回からエスコバーが3連投のマウンドへ。2死二塁から代打長野に決勝2ランを被弾した。前夜の山崎に続いて「勝ちパターン継投」で8回に失点。三浦大輔監督は「試合の流れとか総合的に判断してエスコバーにしました」と左腕投入の理由を説明した。 前夜と同じような光景が広がった。2回に桑原の8号3ランで幸先よく先制も、その後は得点圏でタイムリーが出ずに無得点。守っては先発上茶谷が5回3失点で中盤まで切り抜け、6回からはシャッケルフォード、砂田、三上と小刻みな「マシンガン継投」で均衡を保ったが、8回に頼れる助っ人がつかまった。 三浦監督は「3ランでいい形で先制できたが、その後、タイムリーが出なかった。この3試合とも、ホームラン以外でタイムリーがでなかった」と"タイムリー欠乏症"を悔やんだ。今カード初戦となった6日はオースティンと佐野の2ランで勝利。7日は佐野のソロとソトの2ランで先制も追いつかれてドロー。最後の8日は桑原の3ランも逆転負け。終わってみれば得点はすべて本塁打によるもので適時打なし。1勝1敗1分けに終わった。 9日からは敵地で4位中日との3連戦。指揮官は「初戦取れるよう全員でやっていくだけ。切り替えて頑張ります」と前を向いた。
◆広島が逆転勝ち。0―3の二回に林の2ランで追い上げ、三回に坂倉の二ゴロで同点。八回に代打長野の左越え2ランで勝ち越した。フランスアが今季初勝利、栗林が17セーブ目。DeNAは11安打を放ちながら好機を生かせなかった。
◆広島の林が6月19日以来の本塁打となる4号2ランを放った。0―3の二回1死一塁で、3ボール1ストライクから上茶谷の高めに抜けた変化球をフルスイング。「センター方向を意識して入っていって、いいポイントでしっかり振り抜くことができた」とバックスクリーンに豪快な一発を運んだ。 5試合連続安打で、6月27日以来の打点をマーク。八回には内野安打を放って勝ち越しの起点となったが、三、五回の好機での凡退を悔やむなど、向上心は尽きない。20歳の成長株は「やることは変わらずに、自分の役割を果たしていければいい」と浮かれる様子はなかった。
◆DeNAは3点リードを守れず、逆転負けした。4月24日以来の登板の上茶谷は二回に3点を先制してもらったが、その裏は四球の後に林に2ランを浴び、三回も四球をきっかけに同点を許した。5回3失点で今季初勝利はならず「点を取ってもらった後の回は失点しないよう意識して取り組んできたが、申し訳ない」とうなだれた。 攻撃も11安打を放ちながら、桑原の3ランによる3点だけに終わったことも響いた。この3連戦は本塁打でしか得点できず、三浦監督は「適時打がこの3試合出ず、追加点が取れなかった」と悔しがった。
◆広島が接戦を制した。同点の八回に代打・長野が決勝2ランを放ち、連敗を阻止。佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。 ──長野が決勝2ラン 「ああいう場面でしっかりと初球から捉えてくれて、最高の結果になったと思います」 ──ケムナ、フランスア、コルニエル、栗林のリリーフ陣が勝利を呼び込んだ 「追いついたあと、高橋昂也の内容(4回3失点)が悪かったんで早め早めの交代で。(五回に投入した)ケムナが2イニングを抑えてくれて、同点で(六、七回は)コルニエルとフランスアを投入して流れを、ね。(今季初勝利の)フランスアは入りが課題という中できょうは一番いい入りをしたんじゃないかな。しっかりと入ってくれて3人で抑えて良い流れになった」 ──きのうと同じ3点ビハインドから追いつく展開できょうは逆転勝利した 「きのうは勝ち切れなかった。あと一本だった。きょうは長野が一発で仕留めてくれた。この勝ちは大きいと思う」 ──広島県内は大雨の被害がある中でファンも大変だった 「3年前にもこういう被害が出て、熱海とか、この時期、いろんな被害があったから僕らも悲しい。こういうときこそ、野球で盛り上げてね。また広島の今回の大雨できょう来られなかった人もいると思うんですけど、勝つことが一番元気になると思うんで、また良い試合をしてみんなに元気、勇気をあげられるように頑張りたいと思います」
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
46 | 29 | 3 | 0.613 (↑0.005) | - (-) |
65 | 329 (+6) | 279 (+5) | 78 (+2) | 69 (+2) |
0.254 (↓0.001) | 3.280 (↓0.01) |
2 (-) |
巨人 |
41 | 29 | 10 | 0.586 (↓0.008) | 2.5 (↓1) |
63 | 334 (-) | 275 (+1) | 104 (-) | 48 (-) |
0.252 (↓0.001) | 3.300 (↑0.03) |
3 (-) |
ヤクルト |
39 | 31 | 9 | 0.557 (↓0.008) | 4.5 (↓1) |
64 | 337 (+5) | 314 (+6) | 78 (+1) | 49 (+1) |
0.254 (-) | 3.730 (↑0.03) |
4 (-) |
中日 |
30 | 39 | 11 | 0.435 (↑0.009) | 13 (-) |
63 | 230 (+1) | 269 (-) | 44 (-) | 39 (-) |
0.238 (-) | 3.250 (↑0.04) |
5 (-) |
DeNA |
29 | 41 | 10 | 0.414 (↓0.006) | 14.5 (↓1) |
63 | 321 (+3) | 380 (+5) | 81 (+1) | 17 (+1) |
0.260 (-) | 4.600 (↓0.01) |
6 (-) |
広島 |
26 | 41 | 10 | 0.388 (↑0.009) | 16 (-) |
66 | 274 (+5) | 340 (+3) | 54 (+2) | 38 (+2) |
0.258 (-) | 4.000 (↑0.01) |
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