1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | 2 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 3 | 7 | 1 | 2 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |
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◆DeNAは両軍無得点の4回表、佐野のソロとソトの2ランで3点を挙げ、先制に成功する。一方の広島は2-3で迎えた8回、1死二塁の好機から菊池涼が適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。続く9回の攻防は両軍無得点に終わり、試合は規定により引き分けとなった。
◆広島は九里亜蓮投手(29)、DeNAは今永昇太投手(27)が先発。 両者の投げ合いは過去に1度あり、19年8月18日の一戦で、今永がロペスのソロ本塁打の1点を守りきり1-0完封。7回1失点の九里に投げ勝ったが、今回はどうか。
◆すゑひろがり8号弾!! DeNA佐野恵太外野手(26)が、2試合連発となる先制ソロを放った。 同点の4回無死、広島先発久里の4球目、外角低めを逆らわず、左翼席前列に運んだ。ゆったりダイヤモンドを周回すると出迎えるナインと、お笑いコンビ「すゑひろがりず」の鼓を打つパフォーマンスを披露して喜び合った。 先発今永を援護する1発に「落ち球をうまく捉えることができました。今永さんが頑張っていたので先制点を挙げることができ良かったです。次の打席も頑張ります!」と話した。
◆広島中村奨成捕手(22)が、本拠地初本塁打となる2号ソロを放った。3点を追う6回、先発九里亜蓮の代打で登場。カウント1-1からの3球目、143キロ直球をはじき返し、打球はバックスクリーンに飛び込む反撃の1発となった。 プロ1号を放った6月19日DeNA戦(東京ドーム)以来、16打席ぶりのヒットが、地元広島で1発目の本塁打となった。中村奨は「上からたたくことだけを考えて、割り切って打席に入ることができました。越えてくれという思いでしたが入るとは思いませんでした。まず1点返すことができてよかったです」とコメントした。
◆広島鈴木誠也外野手(26)が、4試合ぶりの1発となる13号ソロを放った。2点を追う7回、先頭打席でDeNA今永の初球、真ん中140キロ直球を豪快に振り抜き、左中間スタンドまで放り込んだ。主砲は「1点返すことができてよかったです」と喜んだ。 試合前までマツダスタジアムでの通算本塁打は巨人丸と並ぶ76本だったが、この日の七夕の夜に放った1発で77本目となり、単独トップに躍り出た。
◆先発は広島九里、DeNA今永。DeNAは毎回走者を出しながら得点につなげられず。広島も3回まで1安打無得点。 DeNAは4回、佐野の2戦連発の8号ソロ、ソトの14号2ランで3点を先取。広島は6回に中村奨の2号ソロで1点を返した。 広島は7回に鈴木誠の13号ソロ、8回に菊池涼の適時打で同点。そのまま3-3で試合終了。両軍ともに今季10度目の引き分け。
◆広島は4回に3点を先制されるも、打線が6回に代打中村奨の2号ソロ、7回には鈴木誠の13号ソロと一発攻勢で1点差。8回に菊池涼の右前適時打で追いついた。同点の9回は1死一、二塁とサヨナラの好機をつくったが、後続が倒れた。今季10度目の引き分けに終わった佐々岡真司監督(53)の談話は以下の通り。 -引き分けという結果に終わった 佐々岡監督 九里が3点を取られましたけど、6回のピンチを抑え、コルニエルも1死三塁のところをサクラ(一塁坂倉)がしっかりホームで抑えた。相手のチャンスを抑えた流れが、こっちに来るかなというのがあったんですけどね...。(勝てなかったものの)よく追いついたと思います。 -7回も好守備で失点を防いだ 佐々岡監督 小園、サクラ。磯村もワンバウンドするところをしっかり防いだ。しっかり守った中で、同点になったと思う。 -本塁打での失点が目立つ 佐々岡監督 外国人の外(角球)。昨日はオースティン、今日はソト(ともに2ラン)。防げる本塁打は防いでいかないと。横浜はそういう打線。単発はOKくらいで攻めないといけないんだけど、走者をためてからの1発というのが一番怖い。 -8回はまず同点という攻撃だった 佐々岡監督 打線につながりがない中で、まずは同点というところ。一気にいけるところが今の打線ではなかなかないので、まずは同点にと、バント策とした。
◆東京オリンピック(五輪)の侍ジャパンに選出されている広島栗林良吏投手(24)が、圧巻の3者連続三振を奪い、守護神の役割を完璧に全うした。 同点の9回に登場。先頭の牧を内角149キロ直球で見逃し三振に仕留めると、桑原を外角低めワンバウンドのフォークで空振り三振。最後は代打楠本を真ん中からストンと落ちるフォークで空振り三振に斬った。 雨天一時中断にも、集中力が途切れることはなかった。8回裏の攻撃が終了した直後、栗林は1度マウンドに上がるも、雨脚が強まった影響で1度ベンチへ下がった。「中断しても気持ちを切らさないようにした。雨でも気持ちを落とさずに、ちゃんと仕上げたまま臨もうと思った」と、12分間の中断中にもベンチ内でも肩周りをなどを常に動かし続け、登板に備えた。 登板31試合目、投球回は30回2/3ながら、早くも通算50奪三振に到達した。奪三振率は驚異の「14・67」を誇る。球宴、東京五輪前の前半戦は残り7試合。「1イニング1イニング100%の力で投げていきたい」と気合をにじませた。【古財稜明】
◆DeNAが終盤に追いつかれ、今季初の4位浮上のチャンスを逃した。1点リードの8回から3番手で登板した山崎康晃投手(28)が、1死二塁から菊池涼に手痛い同点打を浴び、今季10度目の引き分けに終わった。4位中日が敗れていたため、勝てばゲーム差なしの4位に浮上していたが、敵地で接戦を勝ちきれなかった。三浦監督は「(山崎の調子は)普通だと思います。反省とすれば先頭のフォアボール。それも結果論であって、いつもしんどいところで投げてもらっていますから」と、チームでただ1人、侍ジャパンに選出されたセットアッパーを責めなかった。 序盤はいい流れだった。同点の4回無死、前夜決勝2ランを放った佐野が、広島久里の外角低めチェンジアップを逆らわず左翼席最前列へ運ぶ先制8号ソロ。出迎えのナインに、お笑いコンビ「すゑひろがりず」の鼓を打つポーズを披露した。さらに1死一塁からソトが14号2ランを放ち、序盤で3点を先制した。 先発今永は立ち上がりから丁寧な投球。6回に代打中村奨、7回に鈴木誠にソロ本塁打を浴びたが、7回途中を82球、5安打2失点でゲームメーク。2番手エスコバーも踏ん張ったが、山崎がつかまった。リードを守れず敵地でのドロー。指揮官は「確かに3点リードを追いつかれましたけど、勝ち越されないように守っていましたし。結果、引き分けというところで。それ以上でもそれ以下でもなく。受け止めます」と振りかえった。【鈴木正章】
◆広島中村奨成捕手(22)が、本拠地初本塁打となる2号ソロを放った。3点を追う6回、先発九里の代打で登場。カウント1-1からの3球目、143キロ直球をはじき返し、打球はバックスクリーンへ。反撃の口火を切る1発となった。中村奨は「弾道とか角度的にも完璧だった。もしかしたらと思って走っていました」と振り返った。 プロ1号を放った6月19日DeNA戦(東京ドーム)以来、16打席ぶりのヒットが、地元広島で1発目の本塁打となった。中村奨は「最近なかなか打てていなかったので、何とか自分でも打破したいと思っていた。打たないと生き残れない。継続していきたい」。交流戦の良かった時と、直近の打てなかった試合の映像を見比べ、修正ポイントを探りながらバットを数多く振り込んだことが、功を奏した。 チャンスが限られる中で、結果で期待に応えた。前半戦の残り7試合に向け、「数少ないチャンスでアピールできるようにやっていきたい。それだけです」と力を込めた。
◆DeNAが終盤に追いつかれ、今季初の4位浮上のチャンスを逃した。1点リードの8回1死二塁、山崎康晃投手が菊池涼に同点打を浴び今季10度目の引き分け。4位中日が敗れていたため、勝てばゲーム差なしの4位浮上のチャンスだった。三浦大輔監督の主な一問一答は以下の通り -引き分けに終わったが、どう受け止めるか 「引き分けと。それだけです。引き分けとして受け止めます」 -勝ちきれなかったと捉えるか、負けなかったと捉えるか 「そうですね。確かに3点リードを追いつかれましたけど、勝ち越されないように守っていましたし。結果、引き分けというところで。それ以上でもそれ以下でもなく。受け止めます」 -山崎が打たれたが、調子はどう見ているか 「普通だと思います。いつも厳しいところでマウンドに上がってますから。反省とすれば先頭のフォアボール。それも結果論であって。いつもしんどいところで投げてもらっていますから」 -6回無死満塁など攻めきれなかったことも響いた 「展開的にはそうですけどね。なんとか点を取りにいったけど、取れなかったという...。これも結果ですから」 -それでも負けなかったのは大きい。ここ最近の好調をどう評価するか 「そうですね。先発投手が安定して。連勝の時もそうですけど、先発がゲームをつくって打線が点取る。そういう流れができつつある。今日もしっかり今永がゲームを作ってくれましたから」 -8回の宮本の走塁(1死三塁から柴田の一ゴロで本塁突入も憤死)は 「もちろん、そのために出したランナーですから。もちろん成功につながれば良かったですけど。今度はどうしたら成功につながるかを考えてやってくれたらと思います」
◆DeNAキャプテン佐野恵太外野手が2試合連発となる「すゑひろがり」の8号ソロを放った。 同点の4回無死、広島九里の外角低めチェンジアップを逆らわずに左翼席最前列へ。出迎えのナインに、お笑いコンビ「すゑひろがりず」の鼓を打つパフォーマンスを披露し「落ち球をうまく捉えることができました。(先発の)今永さんが頑張っていたので先制点を挙げることができ良かったです」と話した。
◆DeNAエース今永昇太投手が7回途中、5安打2失点と粘投した。 立ち上がりからテンポよく失点はソロ2本のみ。前回6月30日ヤクルト戦で5回3失点で勝利投手となったが、制球に苦しみ99球を要したため調整期間は「脱力」を意識してきた。82球の省エネ投球に「序盤はいいストレートが投げられたと思います。(6回の)中村選手の本塁打はもっと慎重にいくべきでした」と振り返った。
◆DeNAの佐野が2試合連発となる8号ソロを放った。四回に先頭打者として打席に入ると、九里の外角変化球をコースに逆らわずに打ち返した。高々と舞った打球は左翼席まで達して先制点をもたらし「落ち球をうまく捉えることができた」と自賛した。 六回は中越えの二塁打。首位打者に輝いた昨季の勢いそのままに今季も打率3割を大きく超える。「悪くなりそうな時に耐えながらここまで来られている」と好不調の波が少なく安定して安打を積み重ねている。 開幕当初は勝負どころで打てない試合が続いていた。シーズンも残り半分となり「ここからは打点を増やし、チームを助けていきたい」と意気込む主将の頼もしさが日に日に増している。
◆広島が追い付いて、九回で引き分けた。0―3の六回に代打中村奨のソロ、七回は鈴木誠の13号ソロで反撃し、八回に菊池涼の右前打で同点とした。DeNAは佐野、ソトの本塁打で先行したが、逃げ切れなかった。
◆DeNAは3点差を逃げ切れなかった。先発の今永が六、七回にソロ本塁打を浴びて1点差とされると、八回は山崎が先頭打者への四球をきっかけに1死二塁とし、菊池涼に同点適時打を浴びた。セットアッパーがリードを守れなかったが、三浦監督は「いつもしんどいところで投げてもらっているので」と責めなかった。 攻撃では六回無死満塁で無得点に終わるなど、好機を生かせなかったことも響いた。三浦監督は「先発が試合をつくり、打線が点を取る流れはできつつある」と負けなかったことを前向きに捉えた。
◆広島は粘り腰で引き分けに持ち込んだ。五回まで今永に2安打に封じられたが、六回に代打中村奨が2号ソロを放つと、七回は鈴木誠がソロ。八回は山崎から四球を足掛かりに、菊池涼が「気持ちだけで持っていった」と右前に同点打を運んだ。 六~八回のピンチをしのいだ。九回の好機は逸した。佐々岡監督は「相手のチャンスを抑えた流れがこっちに来るかなというのがあったけどね。よく追い付いたと思う」と話した。
◆広島は0─3の六回に中村奨が本拠地初アーチとなる2号ソロを放つなど3点のビハインドを追いつき、今季10度目の引き分け。佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。 ──引き分けの受け止め方 「九里が3点を取られましたけど、六回(無死満塁の)ピンチを(無失点に)抑えた。(八回の)コルニエルも、1死三塁のところをサクラ(坂倉)がしっかりホームで(三走の生還を)抑えた。相手のチャンスを抑えた流れがコッチに来るかなというのがあったが、よく追いついたと思います」 ──七回も好守が目立った 「小園、サクラ、磯村もワンバウンドするところをしっかり防いでいる。しっかり守った中で同点になったと思う」 ──四回は佐野の先制ソロ、ソトの2ランで3失点。本塁打での失点が目立つが、バッテリーの課題か 「きのうはオースティン、きょうはソトと、防げる本塁打は防いでいかないと。横浜はそういう打線。単発はOKくらいで攻めないといけないんだけど、走者をためてからの一発が一番怖い」
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
45 | 29 | 3 | 0.608 (↓0.008) | - (-) |
66 | 323 (+4) | 274 (+6) | 76 (+2) | 67 (+1) |
0.255 (-) | 3.270 (↓0.05) |
2 (-) |
巨人 |
41 | 28 | 10 | 0.594 (↑0.006) | 1.5 (↑1) |
64 | 334 (+3) | 274 (+1) | 104 (+2) | 48 (-) |
0.253 (↓0.002) | 3.330 (↑0.03) |
3 (-) |
ヤクルト |
39 | 30 | 9 | 0.565 (↑0.006) | 3.5 (↑1) |
65 | 332 (+6) | 308 (+4) | 77 (+1) | 48 (-) |
0.254 (-) | 3.760 (↓0.01) |
4 (-) |
中日 |
29 | 39 | 11 | 0.426 (↓0.007) | 13 (-) |
64 | 229 (+1) | 269 (+3) | 44 (+1) | 39 (-) |
0.238 (-) | 3.290 (-) |
5 (-) |
DeNA |
29 | 40 | 10 | 0.420 (-) | 13.5 (↑0.5) |
64 | 318 (+3) | 375 (+3) | 80 (+2) | 16 (+1) |
0.260 (-) | 4.590 (↑0.02) |
6 (-) |
広島 |
25 | 41 | 10 | 0.379 (-) | 16 (↑0.5) |
67 | 269 (+3) | 337 (+3) | 52 (+2) | 36 (+1) |
0.258 (-) | 4.010 (↑0.02) |
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