ロッテ(☆11対3★)ソフトバンク =リーグ戦12回戦(2021.07.06)・ZOZOマリンスタジアム=
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ソフトバンク
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ロッテ
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勝利投手:二木 康太(4勝4敗0S)
敗戦投手:千賀 滉大(1勝1敗0S)

本塁打
【ロッテ】エチェバリア(3号・5回裏ソロ)

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◆ロッテは初回、中村奨の適時二塁打で1点を先制する。そのまま迎えた3回裏には、藤原の2本の適時二塁打を含む打者一巡の猛攻で9点を奪い、試合の大勢を決めた。投げては、先発・二木が7回2失点の力投で今季4勝目。敗れたソフトバンクは、先発・千賀が大乱調だった。

◆ロッテ-ソフトバンク12回戦は、ロッテとスポンサーシップ契約を結ぶ兵庫・丹波篠山市が冠協賛となる「日本農業遺産認定記念 丹波篠山市 黒豆ナイター」として開催された。 ドラフト2位・中森俊介投手(18=明石商)が丹波篠山出身の縁もあり、スポンサーシップ契約が実現した。中森は現在、公式戦デビューを目指して2軍で鍛錬中。この日はビデオレターで「今日は僕の故郷、兵庫県丹波篠山市の黒豆ナイターです。僕の故郷には自然がたくさん残っていて、特産の黒豆をはじめ、おいしい食べ物があります。丹波篠山市は僕の入団をきっかけに、市を挙げて千葉ロッテマリーンズを応援してくれていますので、マリーンズファンの皆さん、おいしい黒豆を食べて、丹波篠山市の魅力を知ってください」とメッセージ。ファンが温かい拍手を送った。 また、試合開始前には、江戸時代からの伝統を誇る「デカンショ節」が球団公式チアパフォーマー「M☆Splush!!」や同市の酒井隆明市長(66)が参加して披露された。デカンショ節について、酒井市長はあいさつで「丹波篠山が発祥で、千葉の館山から全国に広がりました」と千葉との縁も明かした。 この日の入場者には抽選で特産品の黒豆商品セットがプレゼント。始球式は市民の杉本りんごさんが務め、中森の背番号56のユニホームを背負って、左腕からノーバウンド投球を披露した。

◆目を覆いたくなる光景だった。左足首の負傷から復活したソフトバンク千賀滉大投手(28)が、3回途中9安打、3四球、10失点の大炎上。プロ11年目で自己ワースト失点を喫し、マウンドを降りた。 1回、1死三塁から3番中村奨に左翼への適時二塁打を浴びて先制点を献上。2回は3者凡退に仕留めたが、3回は打者一巡の猛攻を受けて一挙に9失点。0-8の2死二、三塁で2番藤原に右中間への2点二塁打を浴びたところで、2番手の松本に交代した。 千賀は今季初登板だった4月6日の日本ハム戦(札幌ドーム)で患部を負傷。前半戦は絶望的と見られていたが、驚異的な回復で3カ月ぶりの1軍マウンドへ復帰した。巨人中川、巨人菅野が辞退した東京五輪の侍ジャパンにも追加招集されている。エースが復帰登板を果たしたが、試合を作れなかった。 ▼ソフトバンク千賀が10失点。19年8月17日西武戦の9失点を上回る自己最多失点となった。1イニング9失点も前記西武戦(2回表)以来の自己ワーストタイ。ソフトバンクの投手が1試合10失点以上を記録したのは、18年4月25日西武戦のバンデンハーク(5回1/3、10失点)以来。 ▼千賀は奪三振ゼロのまま降板。千賀が先発して三振を1個も奪えなかったのは、12年5月11日ロッテ戦(打者11人)以来2度目。

◆ロッテは初回、藤原と中村奨の連続長打でソフトバンク千賀から1点先制。3回は打者13人で9得点の猛攻。千賀をKOした。 ロッテは5回にもエチェバリアの3号ソロで加点。先発二木は6回まで無失点と、中盤まで盤石の試合運びを見せた。 打線爆発のロッテは圧勝し、単独2位に浮上した。二木は4勝目。ソフトバンクは復帰登板の千賀が大誤算で、貯金が1に減った。千賀は今季初黒星。

◆ソフトバンクは3カ月ぶり1軍登板のエース千賀滉大投手(28)が自己ワースト10失点で3回途中KO。連勝が2で止まった。工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。 -千賀の投球を見て 工藤監督 結果を見れば、良くなかったんだろうなと。全部真ん中に集まってきてましたし、ボールもシュート回転して、高かったり、いいところがなかったように見えましたね。そのへんは、足に気を取られたということはないと思うんですけど。結果的に良くないものが出てしまったので。そこはコーチとも少し話をした方がいいのかなというところは。1週間でそこがしっかり修正できればいいなとは思うんですけど、もう後投げても(前半戦)残り1回というところになっちゃっているので。まさかこんなね、ぼくも想像できないくらいだったので。本人が一番ショックだとは思うので。それも含めて、この1週間でちゃんと立ち上げることができるか、できないかというところは相談した方がいいかなと思っています。 -3回は何かきっかけをつかんでほしかった 工藤監督 それもありますね。2アウトというのもあったので、コーチもあそこで代えきれないこともあったのかなと思っています。彼だけにね。彼じゃなければ多少、考えたというのもあったでしょうけど。まだ1-0でというところだったので。結果的には代えるのが遅くなったなと。そこに関しては申し訳ない気持ちもあるんですけど。もうちょっと早めに、こちら側がしないといけないなと思いましたね。 -腕の振りなどに問題は 工藤監督 横から見る限りはね、上体が高いかなというのはあったんですけど、球の走り自体は、これは行けるぞと思うところもあったんですけど。ちょっとバッターにうまくタイミングを合わされていたので。そのへんはビデオを見てみないとわからないです。 -若い救援陣が引き締めた 工藤監督 あれ以降ね、若いピッチャーも慣れてきているし、ある程度いいバランスで投げられている。結果も伴っていますし、よく投げていると思いますよ。 -若い野手もアピール 工藤監督 若い子たちがああやって結果を残すというのは、彼らの自信になるのでね。またチャンスが来たときに集中力を高めて、結果を求めてやってほしい。そうすることでチーム力も上がってくるので。頑張ってほしいと思います。 -柳田は死球の後の交代 工藤監督 死球はありましたけど、もうあそこで(元々)代えるということだったので。(中村)晃君もそうだし、というところです。

◆ソフトバンク千賀滉大投手(28)が、左足首の靱帯(じんたい)損傷から3カ月ぶりの1軍マウンドで自己ワーストの10点を失い、3回途中でKOされた。前日5日には侍ジャパン東京五輪代表への代替招集も発表されたばかりだが、不安の残る復帰登板になった。 千賀らしからぬ姿だった。初回に1失点。2回は3者凡退に抑えたが、3回に連続で押し出し四球を与えるなど一挙9失点。チームは4位に転落し「チームが連勝していた中で、その雰囲気を壊してしまったこと、流れを止めてしまったことが悔しいし、情けない。本当に申し訳ない」と唇をかんだ。工藤監督は「結果を見れば、良くなかったんだろうなと。1週間でちゃんと立ち上げることができるか、できないかというところは相談した方がいいかなと思っています」と、次回登板の回避も示唆した。 今春キャンプは両ふくらはぎのコンディション不良で出遅れ、今季初登板となった4月6日の日本ハム戦で左足首を負傷。靱帯(じんたい)損傷で再離脱となった。「片足生活だったり普段のリハビリとは違うしんどさ、つらさもあった」。自力で歩くこともできない、苦しいリハビリ生活に逆戻りした。 稲葉監督からは、就任後初めてフル代表の指揮を執った18年3月の強化試合初戦で先発に指名され「WBCを経験しているし、投手陣を引っ張っていってほしい」と、東京五輪を見据えた投手陣の中心としての役割を期待されていた。だからこそ千賀も「いつも声をかけてもらっていましたし、そこに応えられるように、リハビリでも下を向かないようにと思っていた」と、五輪への思いをリハビリでのモチベーションにしていた。 次回登板回避が現実になれば、東京五輪にはぶっつけ本番で臨む可能性もある。本大会まで1カ月を切る中、エースの底力が試される。【山本大地】 ▼ソフトバンク千賀が10失点。19年8月17日西武戦の9失点を上回る自己最多失点となった。1イニング9失点も前記西武戦(2回表)以来の自己ワーストタイ。ソフトバンクの投手が1試合10失点以上を記録したのは、18年4月25日西武戦のバンデンハーク(5回1/3、10失点)以来。 ▼千賀は奪三振ゼロのまま降板。千賀が先発して三振を1個も奪えなかったのは、12年5月11日ロッテ戦(打者11人)以来2度目。

◆ロッテ藤原恭大外野手(21)の強烈なライナーが右中間を抜け、10点目が入った。3回2死まででソフトバンク千賀に9安打を浴びせKO。藤原はそのうち3本の長打を放った。「いつもよりフルスイングというか、しっかりした自分のスイングで振れたので」と己を貫いた。 立ち合いに、強い意識を寄せた。第1打席、初球158キロをフルスイングしファウル。昨秋のCS第1戦でも初球の159キロをファウルにした。 「フォーク、スライダー、カット(ボール)があるんで。それを頭に入れたら全部ファウルになっちゃうので、変化球3つは来たら空振りでいいや、くらいの気持ちで直球一本に絞っていました」 ミーティングでの指示も直球狙い。惜しくも凡退した1番荻野に続き、狙いを定めた。前日は5打数無安打。試合後にウエートトレを1時間以上行い、フルスイングの礎となる下半身を固め、大事な戦いに臨んでいた。3長打とも千賀自慢の直球を強くはじき返し、CSで4打数無安打に封じられた借りも返した。 チームは7月に入り4連勝で、単独2位に浮上した。貯金も今季最多タイの3に。レギュラー陣に疲れがではじめた初夏に、復活した藤原が上昇気流を作り上げている。それでも「もちろん(打てて)うれしいですし、自信にはなると思いますけど、まだまだシーズンは続くので、ここで過信せずに」という落ち着きぶり。冷静に戦略を練り、大いに躍動する。【金子真仁】

◆ロッテ荻野貴司外野手(35)がシーズン100安打に達した。 節目の安打は、打者一巡して回ってきた3回の2度目の打席。連続押し出し四球の直後、ソフトバンク千賀から制球重視で投げた148キロを中堅左への2点適時二塁打とした。 「相手はいい投手なので自分の持ってる力を出そうと思っていきましたけど、2打席目にいい場面で凡退(無死三塁で遊ゴロ)したのは反省して、それを次に生かせたのはよかったです」と振り返った。 プロ12年目。度重なる故障に悩まされ、シーズン100安打到達は19年の160安打に続く2度目になる。「疲れはありますけど、何とか大きいケガのないように、日々のケアをしっかりやりながらやってます」と継続しながら、シーズンは折り返し地点を過ぎ、あと6試合でしばしの中断に入る。 100安打の節目を通過し、打率もリーグ3位につける。「まだ途中なんで、あんまりそこ(=数字)は意識してないです。まだまだ先は長いんで」。登場曲を少しさわやかにアレンジし、季節を丁寧に駆け抜けている。【金子真仁】

◆ロッテ打線が3回途中で10得点と爆発し、ソフトバンク千賀をKOした。 初回、1場荻野への初球がいきなり158キロをたたき出し場内がどよめくも、2番藤原が154キロを左中間への三塁打に。3番中村奨も左翼フェンス直撃の適時二塁打で続いた。 3回には先頭田村の三塁打を皮切りに、安打が連なった。千賀の連続押し出し四球もあった。第2打席まで三塁打、二塁打と快調だった藤原が第3打席では2点適時二塁打を放ち、10-0となったところで、千賀をマウンドから引きずり下ろした。 昨年11月14日のCS第1戦(ペイペイドーム)では安田が2ランを放ち7回で3得点したものの、8つの三振を奪われるなど力で圧倒された。それ以来となるVS千賀に、井口監督は試合前に「素晴らしい投手なので、早いイニングになんとか仕掛けていかなくちゃいけない」と強く意識。「球数を放らせたりとか、いろんなことを仕掛けていけたらいいなと思います。早い回に彼を下ろすというのが一番の攻略法だと思います」と話していた。 そんな指揮官も、マスク越しに驚きの笑顔を浮かべ続ける展開に。77球を投じられ、千賀自慢の直球を空振りしたのはわずか2球のみ。3連勝でこの日の「同率2位対決」を迎えたロッテ打線が、速球王を完全に圧倒した。【金子真仁】 ▽ロッテ井口監督(千賀攻略での4連勝)「今日取れたのは大きいです。明日はもっともっと大事になる」

◆ソフトバンクは途中出場の谷川原健太捕手が、5試合ぶりにタイムリーを放った。8回1死二塁で中前にはじき返した。「点差はありましたが、とにかく1本と、1打席集中することだけでした」。3、4日の日本ハム戦(沖縄セルラー那覇)で8番レフトで2戦連続先発出場も、無安打。打撃練習で小久保ヘッドコーチにアドバイスを受け、ゲームに臨んだ。「試合の打席の中で出すことができたと思います」と納得顔だった。

◆エース千賀の大乱調で、ソフトバンクは大敗を喫した。沖縄で日本ハムに連勝。少しばかり上昇気配が見られた打線も、ロッテ二木の前に6回まで0行進。今後も苦心のオーダーが続くことだろう。 高校野球なら「5回コールド負け」だった。大差となった試合にホークス首脳陣は6回死球の柳田に代走佐藤直を送り、中村晃、栗原、甲斐、今宮の主力も外した。レギュラー陣の「休養」に加え、出場機会の少ない若手起用の好機という意味合いもあったのだろう。「必勝」をあきらめ、野村、谷川原、九鬼らをグラウンドに送り出した。 若手にとってはアピール機会。敗戦濃厚でも、必死さが伝わってきた。7回、先頭谷川原が中前打で出塁。1死から真砂、松田の連打で満塁とし、九鬼が適時打を放った。今季初安打&初打点。1年前の7月5日日本ハム戦(札幌ドーム)でプロ初安打となる初本塁打を放った男が、しぶとさを見せた。「久しぶりの打席でしたが、練習でゲームのイメージができていたので、ボールの見え方も良かった。チャンスを生かしていけるように取り組んでいきたい」と汗を拭った。 8回には、3年目の野村が二塁打を放った。2年ぶりの1軍昇格。初打席で結果を出し「かなり緊張しましたが、練習で取り組んでいる打撃、スイングをすることができました。しっかり結果を残せるようにしていきたいです」と語った。 ロッテも、藤原が3安打3打点。「若い力」の使い方が、今後のカギとなるような気がしてならない。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆開幕から1軍に在籍していたロッテ・鳥谷敬内野手(40)が、今季初めて出場選手登録を抹消された。今季は32試合出場で打率・170、0本塁打、2打点。3年ぶりの開幕スタメン、遊撃手では5年ぶりの開幕スタメン出場を果たした。交流戦5月25日の阪神戦(甲子園)では、2点を追う七回に代打で右前タイムリー。阪神時代の本拠地で大声援を浴びた。 だが、6月6日のDeNA戦(横浜)以降は出場していない。井口資仁監督(46)は試合前「調子をもう一回上げてもらうということと、勝つためにはやっぱり彼の力も必要なので、ちょっと下で試合に数多く出て、調子を上げてほしい」と説明した。 また、5日に新型コロナウイルス「感染拡大防止特例2021」の対象選手として出場選手登録を外れた安田尚憲内野手(22)が、再登録されて1日で復帰した。 柿沼友哉捕手(28)が5日の楽天戦(ZOZOマリン)で、走塁の際に左足小指を痛めたため出場選手登録抹消。6日に27歳の誕生日を迎えた宗接唯人捕手が、約1カ月ぶりに出場選手登録された。

◆ロッテ・藤原恭大外野手(21)がソフトバンク先発の千賀から、プロ3年目で自身初の三塁打を放った。 「2番・中堅」でスタメン出場し、一回1死からの1打席目で、フルカウントから直球を捉えて中越え三塁打。続く中村奨の左越え適時二塁打で先制のホームを踏んだ。 藤原は7月4日の楽天戦(ZOZOマリン)で左翼線二塁打、右越え本塁打、右前打。サイクル安打に王手をかけたが、三塁打を打てずに記録を達成できなかった。

◆ロッテ・荻野貴司外野手(35)が「1番・左翼」でスタメン出場し、6-0で迎えた三回2死満塁の3打席目でソフトバンク先発・千賀から中前2点適時二塁打を放って、今季2度目の12試合連続安打を記録した。 5日終了時で今季通算99安打とし、オリックス・吉田正と並んでリーグトップの安打数。千賀からの安打で今季通算安打を100とし、自身2年ぶり2度目のシーズン100安打をマークした。 ロッテひと筋12年目の今季は、全78試合にスタメン出場している。4月11日の西武戦(ZOZOマリン)から29日の西武戦(メットライフ)まで16試合連続安打。6月2日の中日戦(バンテリンドーム)から13日の巨人戦(ZOZOマリン)まで11試合連続安打をマークした。

◆ソフトバンク・千賀滉大投手(28)が左足首の靭帯損傷から復帰し、先発のマウンドに上がった。しかし、2回?を投げて10失点と崩れてしまった。 一回1死から藤原に三塁打。続く中村に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。二回は3者凡退だったが、三回にはさらに崩れた。 先頭の田村に右中間を破る三塁打。1死後、藤原に適時二塁打を浴びた。中村も左前打で、マーティンには右犠飛で3点目。レアードには右前適時打を4点目となった。 さらに安打と四球で満塁となると藤岡、田村に連続押し出し四球。荻野に2点中前打を許して8点目。最後は藤原に2点二塁打をくらい、10失点でようやくタオルが投げられた。 千賀にとって10失点はキャリアワースト。2019年8月17日の西武戦(当時ヤフオクドーム)での9失点を更新してしまった。

◆ロッテ入団1年目のアデイニー・エチェバリア内野手(32)が、来日初の2試合連続本塁打をたたき出した。 10-0の五回無死でソフトバンク2番手・松本から左越え3号ソロを放ち「打った球は変化球。まっすぐ待ちで変化球にうまく対応できた。切れるかなと思ったけど、そのままスタンドに入ってくれてよかったよ」と快打を振り返った。 エチェバリアは5日に特例2021代替選手として出場選手登録。同日の楽天戦(ZOZOマリン)に「6番・遊撃」でスタメン出場し、四回に左中間へ2号ソロを打った。

◆ロッテが4連勝で単独2位浮上。一回に中村奨の適時二塁打で先制し、三回に藤原の2本の適時二塁打などで9点を奪った。二木は7回2失点で4勝目。 ソフトバンクは千賀が三回途中、自己ワーストの10失点で今季初黒星を喫した。 ソフトバンクは千賀が2回?で自己ワーストの10失点と崩れ、4位に転落した。

◆ロッテの二木が7回6安打2失点で6月8日以来の4勝目を挙げた。三回までに10点の大量援護を受け、テンポよく打たせて取り「野手の皆さんがたくさん点を取ってくれたおかげ。何とか自分の投球ができたかな」と殊勝に喜んだ。 これで4勝4敗と五分に戻した。開幕投手を務めた今季は連勝がなく波に乗れていないが、2試合連続で6回以上を投げて3失点以下と安定感を取り戻してきた。

◆〝幕張のキリン〟ことロッテのドラフト4位、河村説人(ときと)投手(24)=星槎道都大=が7日のソフトバンク13回戦(ZOZOマリン)でプロ初先発を果たす。 登板前日の6日に調整した身長192センチ、体重87キロの長身右腕は「まずは、打者としっかり勝負するのが一番のテーマです。しっかり自分の投球をしたいという気持ちです」と好投を誓った。 プロ1年目の今季は開幕1軍入りし、中継ぎで15試合に登板して0勝0敗、防御率6・00。5月22日に出場選手登録を抹消された後、2軍戦で先発登板を重ねてきた。 ソフトバンク戦は2試合登板。開幕戦3月26日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)でプロ初登板を果たし、4月24日には本拠地のZOZOマリンで投げた。 チームは6日のソフトバンク戦で千賀を三回途中でKO。今季3度目の4連勝で単独2位に浮上した。「チームもいい状態できています。自分もいい流れに乗って」(河村)。自己最速150キロの速球と落差のある縦の変化球で勝負し、念願のプロ初勝利を目指す。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
403010 0.571
(↓0.009)
-
(-)
63335
(+2)
292
(+7)
76
(-)
24
(-)
0.256
(↓0.002)
3.400
(↓0.05)
2
(-)
ロッテ
353211 0.522
(↑0.007)
3.5
(↑1)
65365
(+11)
327
(+3)
76
(+1)
69
(-)
0.252
(↑0.001
3.930
(↑0.02)
3
(1↑)
楽天
373410 0.521
(↑0.007)
3.5
(↑1)
62311
(+7)
301
(+2)
61
(+2)
29
(+1)
0.245
(↑0.001)
3.580
(↑0.02)
4
(2↓)
ソフトバンク
343314 0.507
(↓0.008)
4.5
(-)
62330
(+3)
274
(+11)
73
(-)
51
(-)
0.250
(-)
3.250
(↓0.11)
5
(-)
西武
313514 0.470
(↓0.007)
7
(-)
63297
(+3)
333
(+4)
65
(-)
58
(+1)
0.245
(↑0.001)
3.990
(-)
6
(-)
日本ハム
27418 0.397
(↑0.009)
12
(↑1)
67230
(+4)
309
(+3)
43
(+2)
38
(-)
0.228
(↑0.001)
3.710
(↑0.03)