ロッテ(☆8対1★)楽天 =リーグ戦15回戦(2021.07.05)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
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ロッテ
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勝利投手:岩下 大輝(7勝4敗0S)
敗戦投手:西口 直人(1勝1敗0S)

本塁打
【楽天】辰己 涼介(8号・3回表ソロ)
【ロッテ】マーティン(19号・2回裏ソロ),藤岡 裕大(2号・3回裏ソロ),エチェバリア(2号・4回裏ソロ),レアード(17号・7回裏ソロ)

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◆ロッテは2回裏、マーティンのソロで先制する。直後に同点とされるも、3回に藤岡のソロで勝ち越すと、4回にはエチェバリアのソロなどで4点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・岩下が7回1失点の力投で今季7勝目。敗れた楽天は、投打に精彩を欠いた。

◆今季のロッテ中村奨吾内野手(29)は楽天戦14試合で49打数20安打、打率4割8厘。このカードは楽天生命パークで20打数4安打も、ZOZOマリンでは29打数16安打で打率5割超え。 得意の本拠地楽天戦で今日も打つか。

◆ロッテがレオネス・マーティン外野手(33)、藤岡裕大内野手(27)、アデイニー・エチェバリア内野手(32)とソロ本塁打3発で試合序盤から優位に進めた。 右肩痛から1軍復帰して初戦のエチェバリアは「直球を狙ったけどカーブにうまく反応できたよ」と、4回の左中間への2号ソロにご満悦。遊撃守備でもメジャー仕込みの美技を見せた。勝てば今季初の同一カード3連勝となる試合で楽天を力で押した。

◆ロッテが、マーティン、藤岡、エチェバリアとソロ本塁打3発で試合序盤から優位に進めた。右肩痛から1軍復帰して初戦のエチェバリアは、4回に左中間へ2号ソロ。遊撃守備でもメジャー仕込みの美技を見せた。7回にもレアードの17号ソロで加点。今季初の同一カード3連勝で貯金2。岩下は自己最多タイの7勝目。楽天は5連敗。

◆ロッテが楽天に勝利し、今季初の同一カード3連勝となった。 2回にレオネス・マーティン外野手(33)の右翼席上段への19号ソロで先制。3回に同点にされると、その裏に藤岡裕大内野手(27)が右中間への2号勝ち越しソロ。4回にも、この日1軍合流したばかりのアデイニー・エチェバリア内野手(32)が左中間への2号ソロを放つなど、楽天先発の西口を序盤から力強く攻略した。3試合連続2ケタ安打も今季初めて。 投げては、先発した岩下大輝投手(24)が力強く攻め込み、7回1失点で自己最多タイとなる7勝目を挙げた。 カードをまたいでの3連勝以上は今季3度目ながら、同一カードでの3連戦3連勝は昨年9月10、11、13日のオリックス戦(ZOZOマリン)以来。楽天戦での同一カード3連勝は19年4月27~29日(楽天生命パーク)以来となった。

◆ロッテはマーティン、エチェバリア、レアードの外国人トリオがそろって本塁打。同一チームの外国人選手3人が本塁打を打ったのは、14年6月23日にロッテのブラゼル、ハフマン、クルーズがヤクルト戦(神宮)で記録して以来13度目。ロッテでは04年9月21日西武戦(西武ドーム)のベニー、フランコ、李承■(3者連続)と前記ヤクルト戦に次いで3度目になり、本拠地では初めて。 ※■は火ヘンに華

◆ロッテは2回、マーティンの19号ソロで先制。楽天に同点とされた直後の3回には藤岡が2号ソロを放ち、再びリードした。 ロッテは4回にもエチェバリアの2号ソロなどで4点、5回にも1点を追加。先発岩下も力投し、6点をリードし終盤に入った。 ロッテは7回にレアードの17号ソロで加点。今季初の同一カード3連勝で貯金2。岩下は自己最多タイの7勝目。楽天は5連敗。

◆楽天は2度目の5連敗で、今季初めてBクラスに転落した。 今季初先発の西口直人投手(24)が3被弾して4回もたずに降板。甘く入った球を柵越えされるという同じ失敗の繰り返しに、楽天石井一久GM兼監督(47)は「ピッチング練習を見させられてるような感じだった。チャンスを生かしてほしかったなと思います」と吐露。4位とはいえ、2位とゲーム差なし。「だんご状態の中でも、ある程度いいポジションにはいられるようにしないといけない」と話した。 ▽楽天西口(今季初先発で3被弾6失点) (4回の)2死から変化球が甘く入っての1発、その後の四球が一番ダメだったと思います。 ▽楽天高田孝(危険球退場したプロ初登板以来の登板は、リリーフで3回を投げきり) しっかり腕を振って打者と勝負できました。今はイニングをしっかり投げきれるように、与えられたポジションで全力で頑張ります。

◆ロッテの助っ人打者3人が、今季初の同一カード3連勝をパワフルに推進した。 2回にレオネス・マーティン外野手(33)が右翼席上段への特大19号ソロで先制すると、3回に藤岡裕大内野手(27)の2号ソロで加点し、4回にもアデイニー・エチェバリア内野手(32)が左中間へ2号ソロを飛ばした。 「マーティンが最初打って、ぼくが打った時に、レアードが打ったら(助っ人)3人で本塁打だなとは思ってました」 読み通り、ブランドン・レアード内野手(33)も7回にだめ押しの17号ソロを左翼席へ入れた。助っ人トリオ全員が1試合で本塁打を放つのは、球界史上13度目のこと。ロッテでも7年ぶり。伝え聞いたエチェバリアは「最高にいいことだね!」とテンションを上げた。 来日して3カ月が過ぎた。右肩痛で6月の1カ月間は2軍でのリハビリ、再調整にあてた。安田が特例2021で登録抹消になり、この日急きょの昇格に。「正直なこと言うと、全く準備してなかったです。今日は練習だと思っていたので」と明かした。 練習後にスタメン出場を知り、切り替えて、第1打席の初球からフルスイングした(結果はファウル)。「いいまっすぐだったので、こちらも強いスイングを心がけて」。しっかり振りながら、突然来たカーブにも対応しての本塁打で流れをグイッと引き寄せた。 右肩については「試合後なのでちょっと張ってはいますけど」としながら「試合が終わった後で痛みを感じていないので、神様に感謝したいと思います」と話し、チームにも感謝した。 「毎日試合に出てシーズンが長いと考えると、やっぱり日本のトレーナーさんは素晴らしいと思いますし、コミュニケーションも選手だけじゃなくいろいろな人がとってくれるので、とてもいいなと思います」 ロッテで助っ人たちが力を存分に発揮する理由の一端を明かしながら「グラシャス!」とスペイン後で笑った。【金子真仁】

◆ロッテ岩下大輝投手(24)が自己最多タイの7勝目を挙げた。 「試合自体はしっかり作れて。野手の方にプレーしていただいてアウトを重ねていけたんで、野手の方に感謝かなと思います」 2回2死一、二塁のピンチ。左中間への飛球を左翼手の荻野がダイビングキャッチでつかみ、脱した。 「捕ってくれと思っていました。あそこが抜けて点が入っていたら、試合展開も変わっていたと思いますし、非常にうれしいプレーだったなと思います」 今年から本格的に投げるスライダーをアクセントにしながら、直球の球威やフォークの切れも十分。多くなりがちな球数も7回90球。9球で終えた3回表以外、全てのイニングを10球台で済ませ、危なげなくチームの3連勝に貢献した。 シーズン半ばを少し過ぎたところで、自己最多タイの7勝に並んだ。防御率2点台や既定投球回到達までも、もう少しだ。 「あまり数字のことは意識しないで、毎試合毎試合できることをやろうという積み重ねが、シーズン後半の成績になる。それを続けていくだけだと思います」 井口資仁監督(46)も「しっかりと自分自身をコントロールできている」とし「今年に関してはもちろん、軸になっています」と存在の大きさを認める。石川の故障離脱と美馬の不調で、苦しくなっていた先発陣。シーズン残り半分、岩下への期待はますます高まる。【金子真仁】

◆ロッテ藤岡裕大内野手(27)が決勝点となる今季2号ソロを放った。 同点に追いつかれた3回、楽天西口の144キロ直球を右中間スタンドに運んだ。「今まで一番良かったですね」という自画自賛の感触に、途中から笑顔を浮かべながらダイヤモンドを回った。 8回にも二塁打を放つなど、下位打線からもチャンスを作ろうと懸命にプレーする。6日からはソフトバンク2連戦。「チーム一丸となって、ホークスを倒しにいって、なんとか2連勝できるように頑張りたいなと思います」と、まずは昨季自身では1安打しかできなかった千賀攻略を狙う。

◆特例2021対象選手として出場選手登録を外れた安田、横山の代替指名選手として、土居とともに出場選手登録されたアデイニー・エチェバリア内野手(32)が「6番・遊撃」で約1カ月ぶりにスタメン出場する。 来日1年目のエチェバリアは、5月30日の広島戦(ZOZOマリン)以来となるスタメン。右肩痛のため5月31日に出場選手登録を抹消されていた。今季は17試合に出場して打率・200、1本塁打、9打点。5月29日の広島戦(同)で来日初本塁打を放った。 安田不在の三塁には、ショートで出場し続けている藤岡が就いた。

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が二回無死からリーグ単独トップの右越え19号ソロを放った。 「4番・DH」でスタメン出場し、楽天先発・西口から右翼席上段へ先制アーチ。ソフトバンク・柳田、オリックス・杉本と18本塁打で並んでいたが、1本上回って再びトップに立った。

◆ロッテ・荻野貴司外野手(35)が「1番・左翼」でスタメン出場し、2-1の三回1死で楽天先発・西口から中前打を放ち、今季3度目の11試合連続安打を記録した。 ロッテひと筋12年目の今季は、全77試合にスタメン出場している。4月11日の西武戦(ZOZOマリン)から29日の西武戦(メットライフ)まで16試合連続安打。6月2日の中日戦(バンテリンドーム)から13日の巨人戦(ZOZOマリン)まで11試合連続安打をマークした。

◆楽天・辰己涼介外野手(24)が三回先頭で同点の8号ソロを放った。 「打ったのはストレート。炭谷銀仁朗さんが来てポジションを奪われないように、必死のパッチでいきました」 0―1の三回。先頭で打席に入り、1ボールからの2球目、149キロ直球をフルスイングした。打球はぐんぐん伸びて右中間席中段へ着弾。5月9日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の一発で試合を振り出しに戻した。 この日から、巨人からトレードで加入した炭谷が1軍本隊に合流しベンチ入り(捕手)。久しぶりのアーチに〝辰己節〟もさく裂した。

◆特例2021対象選手として出場選手登録を外れた安田、横山の代替指名選手として、土居とともに出場選手登録されたアデイニー・エチェバリア内野手(32)が「6番・遊撃」で約1カ月ぶりにスタメン出場し、いきなり2号ソロを放った。 2-1の四回2死から左中間へ5月29日の広島戦(ZOZOマリン)以来の一発。「打ったのはカーブ。まっすぐを狙っていたんだけど、カーブにうまく反応して打つことができた」と喜んだ。 来日1年目の今季は4月30日の楽天戦(楽天生命パーク)で、開幕から31試合目の初出場。来日初アーチから2日後の5月31日に、右肩痛のため出場選手登録を抹消されていた。

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)、アデイニー・エチェバリア内野手(32)、ブランドン・レアード内野手(34)がそれぞれ1本塁打を放った。 4回 ソロ本塁打を放つロッテ・エチェバリア =ZOZOマリンスタジアム(撮影・福島範和) 2回 ソロ本塁打を放つロッテ・マーティン=ZOZOマリンスタジアム(撮影・福島範和) マーティンが二回無死でリーグ単独トップの右越え19号ソロを放ち「いつも通りしっかり見て打つことができたよ。YES!マーティン!」と先制弾で勢いづけた。 続いてエチェバリアが2-1の四回2死で左中間2号ソロ。安田、横山の代替指名選手として、土居とともに5日に出場選手登録された来日1年目の助っ人は「まっすぐを狙っていたんだけど、カーブにうまく反応して打つことができた」。 レアードは7-1の七回1死から13試合ぶりの左越え17号ソロ。今季初の同一カード3連勝を強く後押しした。

◆ロッテはマーティンら助っ人外国人がそれぞれソロ本塁打を放つなど11安打8点と打線が機能し、快勝。3連勝で同率2位に浮上した。楽天は5連敗で4位に転落した。 マンデーナイター。ロッテは二回、マーティンがリーグ単独トップに立つ右越え19号ソロを放ち、先制した。1-1で迎えた三回、藤岡の2号ソロで勝ち越すと、四回にはエチェバリアが2号ソロを放つなど一挙4点を奪いリードを広げた。さらに七回にはレアードにも17号ソロが飛び出した。投げては先発の岩下が7回1失点の好投で自己最多に並ぶ7勝目(4敗)を挙げた。

◆楽天は5連敗を喫し、今季初めて4位に転落した。打線が岩下の球威ある速球と切れのあるフォークボールに手を焼き、散発5安打で辰己の本塁打による1点しか奪えなかった。 6日から首位オリックスと敵地で3連戦を戦う。打線が不調でゲーム差は4・5にまで開いたが、石井監督は「球宴まで残り8試合。しっかりとゲームをつくって、いい形で球宴を迎えられれば」と気持ちを切り替えた。

◆楽天の西口は3年ぶりに先発し、四回途中までに3本塁打を浴び、6安打6失点でKOされた。二回にマーティンにソロを許して先制され、味方が追い付いた三回は先頭打者の藤岡に速球を右翼席へ運ばれた。四回2死無走者でエチェバリアにカーブを左中間席へ運ばれると失点を重ね「一発は甘く入ってしまった。試合をつくれず申し訳ない」と悔やんだ。 6月26日のソフトバンク戦では先発したルーキー高田孝が一回2死で危険球退場となって急きょ登板し、4回?を1失点と好投。プロ5年目で初勝利を挙げ、先発のチャンスをつかんだ。「外国人に長打を打たれないように。自分の持ち味である緩急を生かして投げたい」と意気込んでマウンドに上がったが、悔しい結果となった。

◆ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が二回先頭で、リーグ単独トップの19号ソロを放ち「いつも通りしっかりと見て打てたよ。YES! マーティン!」と恒例のフレーズ。ソフトバンク・柳田、オリックス・杉本と並んでいたが、頭一つ抜け出した。 これが呼び水となり「感染拡大防止特例2021」の対象選手として出場選手登録から外れた安田に代わり昇格したエチェバリアが四回に2号ソロ、レアードが七回に17号ソロをマーク。2014年6月23日のヤクルト戦でブラゼル、ハフマン、クルーズが放って以来、球団7年ぶりの外国人3選手アーチそろい踏みとなった。 チームは今季初のカード3連勝。4位から5月14日以来の2位タイに浮上した。(山口泰弘)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
402910 0.580
(-)
-
(-)
64333
(-)
285
(-)
76
(-)
24
(-)
0.258
(-)
3.350
(-)
2
(1↑)
ソフトバンク
343214 0.515
(-)
4.5
(-)
63327
(-)
263
(-)
73
(-)
51
(-)
0.250
(-)
3.140
(-)
2
(2↑)
ロッテ
343211 0.515
(↑0.007)
4.5
(↑0.5)
66354
(+8)
324
(+1)
75
(+4)
69
(+2)
0.251
(↑0.001
3.950
(↑0.04)
4
(2↓)
楽天
363410 0.514
(↓0.008)
4.5
(↓0.5)
63304
(+1)
299
(+8)
59
(+1)
28
(-)
0.244
(↓0.001)
3.600
(↓0.06)
5
(-)
西武
313414 0.477
(-)
7
(-)
64294
(-)
329
(-)
65
(-)
57
(-)
0.244
(-)
3.990
(-)
6
(-)
日本ハム
26418 0.388
(-)
13
(-)
68226
(-)
306
(-)
41
(-)
38
(-)
0.227
(-)
3.740
(-)