DeNA(☆3対2★)巨人 =リーグ戦12回戦(2021.07.04)・明治神宮野球場=
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巨人
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DeNA
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勝利投手:大貫 晋一(3勝5敗0S)
(セーブ:三嶋 一輝(1勝3敗14S))
敗戦投手:髙橋 優貴(8勝3敗0S)

本塁打
【巨人】大城 卓三(8号・9回表ソロ)
【DeNA】宮﨑 敏郎(7号・3回裏2ラン)

  DAZN
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◆DeNAは0-1で迎えた3回裏、宮崎の2ランで逆転に成功する。そのまま迎えた7回には、1死二塁から佐野の適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・大貫が6回途中1失点で今季3勝目。敗れた巨人は、9回に大城のソロで1点差に迫るも、反撃は及ばなかった。

◆巨人岡本和真内野手(25)は今季、神宮での6試合で打率4割1分7厘。本塁打は昨年までで7本だったが、今季はすでに5本と好相性。得意の球場で今日も1発を打てるか。

◆DeNA宮崎敏郎内野手(32)が、逆転の7号2ランを放った。 1点を追う3回2死一塁、巨人先発高橋の3球目、真ん中に入ったスライダーを捉え、左翼席へ運んだ。6月19日広島戦以来となる1発に「スライダーを自分のスイングで捉えることができました。バッティングカウントだったので積極的にいきました。次の打席も頑張ります!」と話した。

◆巨人は2回1死一、三塁から先発高橋のスクイズで1点を先制。DeNAは3回2死一塁から宮崎の7号2ランで逆転した。 巨人は5回2死二塁の好機に岡本和が三振で無得点。DeNA先発大貫は毎回安打を浴びながら粘り強く6回途中1失点で降板した。 DeNAは7回に佐野の適時打で1点。巨人は9回、大城のソロで1点差に詰め寄るがそこまで。DeNAは巨人戦今季初勝利。

◆雨の降りしきる神宮で巨人が4月1日以来94日ぶりの首位奪回のチャンスをふいにした。今季11戦負けなしと好相性を誇っていたDeNAを相手に、高橋のスクイズで幸先よく先制するも、以降は打線が沈黙した。12戦目にして初黒星を喫した。 リーグトップタイの8勝を挙げている先発高橋は粘りの投球を見せるも、3回2死一塁、宮崎に2ランを浴び、試合をひっくり返された。5回途中6安打2失点で降板。9勝目とはならず、眉間にしわを寄せ、小走りでベンチに下がった。「本塁打で逆転を許し、全体的にリズムの悪い投球で攻撃への流れを作れませんでした。今日の登板を反省して次にいかしたいです」と悔しがった。 2点を追う9回1死、大城の8号ソロで1点を返す。さらに若林、亀井の連打で1死一、二塁で一打逆転のチャンスを作るも、ウィーラーが遊ゴロ併殺打に倒れ試合終了。首位阪神が広島に敗れたため、勝てば「マイナス0・5差」で首位に立つチャンスだったが、ものにすることはできなかった。試合中には炭谷の楽天への電撃トレードが発表。惜別の勝利を贈ることも出来なかった。

◆DeNAが巨人相手に今季12試合目で初勝利。DeNAが開幕から10試合以上勝利がなかったカードは、10連敗した89年巨人戦以来。11試合勝利なしは、巨人戦以外を含めても今回が初めてのケースだった。 ちなみに89年は11試合目の6月20日に、38歳の新浦が5安打完封で初勝利。前年の8月21日から続いていた巨人戦の連敗を18で止めた。

◆ボス番長で初のG倒だ!! DeNAが、今季巨人戦12試合目にして初勝利を挙げ、球団ワースト記録に終止符を打った。1点を追う3回2死一塁、前日に左肩違和感で途中交代した宮崎敏郎内野手(32)が逆転の7号2ラン。投げては5投手による継投で逃げ切り、開幕戦のサヨナラ負けから続いていた悪い流れを断ち切った。「ハマのプーさん」が雨の"本拠地"神宮で大仕事をやってのけた。宮崎は3回2死一塁、ここまで8勝を挙げている巨人の好左腕高橋の3球目、真ん中に甘く入ったスライダーを逃さずにはじき返した。左翼席に飛び込む値千金の逆転2ランに「後ろにつなぐ気持ちと、チャンスのバッティングカウントで、甘くきたらいこうという思いでいました。しっかり捉えることができて、入ってくれてよかった」と笑顔を見せた。 前夜同カードでは3回の守備から途中交代。「昔からあるような感じ」という左肩違和感にも「体調は大丈夫です。問題ないです」と万全を強調。好調オースティンの後ろに控える5番として存在感を示した。 守っては6回途中から継投へ。9回は開幕戦でサヨナラ弾を浴びた三嶋が1点差とされ、なお1死一、二塁のピンチを作ったが、最後はウィーラーを併殺でゲームセット。勝利を見届けた三浦監督もホッとした表情で「宮崎も(7回に適時二塁打の)佐野もいいところで打ってくれたし、そのリードをみんなでよく守ったと思います」と評価。待望の巨人戦初勝利に「対ジャイアンツやっと1つ勝てましたけど、1つ勝つことによって、また流れも変えられると思う。大きな1勝だったと思います」と満足そうにうなずいた。 開幕から10連敗と大きく出遅れ、5月中旬には自力優勝が消滅。いやな流れは続いたが、交流戦をきっかけに好転し、6月に初の月間勝ち越しをマーク。7月に入ってもいい流れは継続中だ。小雨の降るお立ち台で宮崎は「ほんとにチームの雰囲気もいいので、これからどんどん勝っていけたらなと思います」と宣言。前半戦は6日からの9連戦を残すのみ。借金返済へコツコツと、7月攻勢をかけていく。【鈴木正章】 ▽DeNA佐野(7回に適時二塁打)「しっかり自分のスイングで捉えることできました。前の打者がチャンスを作ってくれたので、自分のバットでかえすんだと強い気持ちを持って打席に入りました」

◆巨人が14安打も2得点にとどまり接戦を落とした。開幕から11戦で8勝、無敗だったDeNA戦で今季初黒星。7回を除く8イニングで安打を放ち、うち5イニングは得点圏に走者を進めた。2回にスクイズで先制し、追加点は9回の大城の8号ソロのみ。3回1死一、三塁のウィーラー、8回1死一、三塁の広岡の走塁がかみ合わずにチャンスをつぶした。 打線の調子自体は好調を維持している。丸、岡本和、梶谷、大城がマルチ安打をマーク。それだけに走塁ミスがもったいなかった。原辰徳監督(62)は「ベンチも含めてコーチャーが的確に、いいアドバイスをしておけば、もう少し良かったかもしれないね」と次戦以降への修正を促した。4月1日以来、首位返り咲きには失敗。休養日をはさみ、新たな週で奪首を狙う。

◆DeNA大貫晋一投手(27)が6回途中1失点の粘投で3勝目を挙げた。 毎回の9安打を浴びるも持ち味の変化球を低めに集めて大崩れせず。「毎回ランナーを背負う苦しいピッチングになってしまいましたが、要所を締めて粘り強いピッチングができました」と振り返った。

◆巨人高橋優貴投手のリーグ単独トップの9勝目はお預けになった。 雨の影響か制球に乱れが生じた。1点リードの3回2死一塁、カウント2-0から宮崎に左翼席へ逆転2ランを浴びた。4回2/3を6安打2失点2四球で3敗目。「本塁打で逆転を許し、全体的にリズムの悪い投球で攻撃への流れを作れませんでした。今日の登板を反省して次に生かしたいです」と前を向いた。

◆ボス番長で初のG倒だ!! DeNAが、今季巨人戦12試合目にして初勝利、球団ワースト記録に終止符を打った。1点を追う3回2死一塁、前日に左肩違和感で途中交代した宮崎敏郎内野手(32)が逆転の7号2ラン。投げては5投手による継投で逃げ切り、開幕戦のサヨナラ負けから続いていた悪い流れを断ち切った。「ハマのプーさん」が雨の"本拠地"神宮で大仕事をやってのけた。宮崎は3回2死一塁、ここまで8勝を挙げている巨人の好左腕高橋の3球目、真ん中に甘く入ったスライダーを逃さずにはじき返した。左翼席に飛び込む値千金の逆転2ランに「後ろにつなぐ気持ちと、チャンスのバッティングカウントで、甘くきたらいこうという思いでいました。しっかり捉えることができて、入ってくれてよかった」と笑顔を見せた。 前夜同カードでは3回の守備から途中交代。「昔からあるような感じ」という左肩違和感にも「体調は大丈夫です。問題ないです」と万全を強調。好調オースティンの後ろに控える5番として存在感を示した。 守っては6回途中から継投へ。9回は開幕戦でサヨナラ弾を浴びた三嶋が1点差とされ、なお1死一、二塁のピンチを作ったが、最後はウィーラーを併殺でゲームセット。勝利を見届けた三浦監督もホッとした表情で「宮崎も(7回に適時二塁打の)佐野もいいところで打ってくれたし、そのリードをみんなでよく守ったと思います」と評価。待望の巨人戦初勝利に「対ジャイアンツやっと1つ勝てましたけど、1つ勝つことによって、また流れも変えられると思う。大きな1勝だったと思います」と満足そうにうなずいた。 開幕から10連敗と大きく出遅れ、5月中旬には自力優勝が消滅。いやな流れは続いたが、交流戦をきっかけに好転し、6月に初の月間勝ち越しをマーク。7月に入ってもいい流れは継続中だ。小雨の降るお立ち台で宮崎は「ほんとにチームの雰囲気もいいので、これからどんどん勝っていけたらなと思います」と宣言。前半戦は6日からの9連戦を残すのみ。借金返済へコツコツと、7月攻勢をかけていく。【鈴木正章】 ▼DeNAが巨人相手に今季12試合目で初勝利。DeNAが開幕から10試合以上勝利がなかったカードは、10連敗した89年巨人戦以来。11試合勝利なしは、巨人戦以外を含めても今回が初めてのケースだった。ちなみに89年は11試合目の6月20日に、38歳の新浦が5安打完封で初勝利。前年の8月21日から続いていた巨人戦の連敗を18で止めた。

◆DeNAが接戦を制し今季の巨人戦初勝利を挙げた。0―1の三回に宮崎の7号2ランで逆転。七回は佐野の適時二塁打で加点した。大貫が六回途中1失点で3勝目。巨人は早めの継投策で踏ん張ったが、打線にあと一本が出なかった。

◆DeNAの宮崎が0―1の三回2死一塁で7号2ランを放った。2ボールから高橋の甘く入ったスライダーを強振。鋭い打球を左翼席へ運び「自分のスイングで捉えることができた。バッティングカウントだったので、積極的にいった」と胸を張った。 前日3日の試合で打撃の際に左肩に違和感を訴えて途中交代していた。状態が心配されたが、10試合ぶりの一発で周囲の不安を拭い去った。 チームでは4番を打つオースティンが好調。相手のマークを分散するためにも5番打者が重要になる。2017年に首位打者に輝いた巧みなバットコントロールで強力打線を支えている。

◆DeNAの大貫が六回途中まで1失点で3勝目を挙げた。毎回の9安打を浴びながらも長打は一本も許さず、スクイズによる1点のみにとどめ「苦しい投球になったが、持ち味の粘る投球ができた」と胸をなで下ろした。 不振による2軍調整から復帰してからこれで自身2連勝。先発投手陣が不安定な中、昨季チーム最多の10勝を挙げた投手の復調は好材料で、三浦監督は「両サイドの直球をしっかり投げ切れる確率が上がった。持ち味のゴロを打たせる投球ができている」と話した。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
44283 0.611
(↓0.009)
-
(-)
68314
(+3)
267
(+4)
73
(+1)
65
(-)
0.255
(-)
3.250
(↓0.01)
2
(-)
巨人
402710 0.597
(↓0.009)
1.5
(-)
66329
(+2)
270
(+3)
102
(+1)
47
(+2)
0.255
(↑0.001
3.370
(-)
3
(-)
ヤクルト
38299 0.567
(-)
3.5
(↑0.5)
67325
(+3)
299
(+3)
76
(-)
48
(+1)
0.255
(↑0.002)
3.740
(↑0.01)
4
(-)
中日
283811 0.424
(-)
13
(↑0.5)
66225
(+3)
264
(+3)
43
(+2)
39
(+1)
0.237
(-)
3.320
(↑0.01)
5
(-)
DeNA
28409 0.412
(↑0.009)
14
(↑1)
66311
(+3)
370
(+2)
76
(+1)
15
(-)
0.262
(↑0.001
4.650
(↑0.03)
6
(-)
広島
25409 0.385
(↑0.01)
15.5
(↑1)
69264
(+4)
330
(+3)
50
(-)
35
(-)
0.259
(↑0.001)
4.030
(↑0.01)