DeNA(☆3対2★)中日 =リーグ戦11回戦(2021.06.29)・明治神宮野球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
2000002810
DeNA
000120X3700
勝利投手:坂本 裕哉(2勝2敗0S)
(セーブ:シャッケルフォード(0勝0敗1S))
敗戦投手:大野 雄大(3勝6敗0S)
  DAZN
チケットぴあ DeNA戦チケット予約 中日戦チケット予約
◆DeNAが4連勝。DeNAは2点を追う4回裏、無死二塁から柴田が適時二塁打を放ち、1点差に迫る。続く5回には、代打・牧と桑原の適時打で2点を挙げ、逆転に成功した。投げては、先発・坂本が5回2失点で今季2勝目。敗れた中日は、打線が相手を上回る8安打を放つも、つながりを欠いた。

◆DeNA坂本裕哉投手(23)が29日の中日戦(神宮)で、前回登板の悔しさをぶつける。前回登板の20日広島戦(東京ドーム)は、勝ち投手の権利を目前とした4回2/3で降板した。 味方打線から8点の援護点を受けながら、5回に4失点した。「(降板は)もちろんすごく悔しかったです。あのイニングで崩れてしまったのが自分の弱さ。しっかり反省して、今後の野球人生に生かしていこうと思う」と話した。 悔しさはあっても、降板には納得していた。「代えられてもしょうがないところ。あのイニング、先頭にホームランを打たれて、あの1点で切り替えられれば良かった。あそこでずるずるいってしまった。自分のせいだと思う」。先頭の石原に右本塁打を許したが、そこで気持ちを切り替えられなかった。その後に3連打を含む4安打を打たれ、今季2勝目の権利まであと1死としながらも、2番伊勢大夢に交代となった。 前カードの阪神戦では、浜口遥大、阪口皓亮、大貫晋一と3試合連続で先発投手が勝利投手となり、チームは今季初の同一カード3連勝を決めた。「刺激になった部分あったし、チームもいい流れに乗った。自分もその流れに乗ってチームを勝たせられるようにしたい」。今季初の4連勝へ向け、先発の意地を見せるつもりだ。【斎藤直樹】

◆中日の京田陽太内野手(27)が1軍復帰もベンチスタートとなった。遊撃には2番で三ツ俣が起用された。 京田は5月28日にプロ5年目で初の降格を経験。2軍戦で15試合に出場して打率2割8分3厘の成績を残し、29日に出場選手登録。試合前に「緊張しています」としつつ「(2軍では)バッティング、守備、走塁とも2ランクレベルアップを目標にしてやってきました。変わった京田を見せられるように頑張ります」と意気込みを語っていた。

◆DeNAタイラー・オースティン外野手(29)が、ベンチ入りメンバーを外れた。 試合前練習には姿を見せていた。6月はここまで打率3割7分5厘、9本塁打、23打点の成績を残している。

◆2回の降雨中断をはさんで試合が続行された。 まずは3回のDeNAの攻撃開始時から雨が降りだし、先頭山本が三振に倒れたところでさらに強くなり、午後6時30分に中断。その後に雨が弱まり、同6時47分に試合が再開された。 さらに5回のDeNAの攻撃。先頭楠本が中前打で出塁した直後に再び雨が強くなり、午後7時19分に再び試合中断。雨脚の弱まった同7時39分に再び試合再開となった。

◆侍打ち! DeNA柴田竜拓内野手が、中日先発大野雄から適時打を放った。2点を追う4回無死二塁、初球の真ん中133キロを捉えて適時二塁打とした。 侍ジャパンにも選出された好左腕からの一打に「スライダーをうまく捉えることができました。いつもクワ(桑原)が出塁してくれるので、その勢いを借りて打席に向いました」と喜んだ。

◆前代未聞となる4回の降雨中断に見舞われた。 まずは3回のDeNAの攻撃開始時から雨が降りだし、先頭山本が三振に倒れたところでさらに強くなり、午後6時30分に中断。その後に雨が弱まり、同6時47分に試合が再開された。 さらに5回のDeNAの攻撃。先頭楠本が中前打で出塁した直後に再び雨が強くなり、午後7時19分に再び試合中断。雨脚の弱まった同7時39分に再び試合再開となった。 DeNAが2点を奪い逆転。5回裏終了後の午後7時56分に三たび雨が強くなり、3度目の中断。マウンドなどに砂を入れ、同8時9分に三たび試合が再開された。 さらには6回のDeNAの攻撃。1死一塁となったところで雨が強くなり、午後8時31分ころ、4度目の試合中断となった。 中断はいずれも大野雄の登板中か、登板直後の場面。侍ジャパン選出の左腕にとっては、悩ましい雨となった。

◆侍キラーだ!! DeNA桑原将志が中日大野雄から決勝打を含む3安打を放ち、今季対戦成績を11打数8安打とした。 1回に中前打、4回に右二塁打を放つと、同点の5回2死三塁、初球を左前に運んだ。侍ジャパンの好左腕に対して3方向へ猛打賞。「いいコンタクトができ、一発で仕留めることができたので良かったと思います」と喜んだ。

◆雨ニモマケズ、雨ニモマケズ、雨ニモマケズ、雨ニモマケズ! DeNAが前代未聞となる4回の降雨中断の末、降雨コールド勝ちで今季初の4連勝と、初の月間勝ち越しを決めた。 午後8時55分、審判がコールドゲームを告げると、一塁側DeNAが歓声に包まれた。計75分間の中断にも集中力を切らさずに逆転。三浦監督は「目の前の試合を1つずつ勝っていくだけ。選手も借金を減らしていくことに集中している。流れ的にも、雰囲気も良くなっていますから、これを明日につなげていくだけです」とうなずいた。 "本拠地"神宮で中日と雨との戦いを制した。まずは3回の攻撃開始時から雨が降りだし、先頭山本が三振に倒れたところでさらに強くなり、午後6時30分に中断。その後に雨が弱まり、同6時47分に試合が再開された。 さらに5回の攻撃。先頭楠本が中前打で出塁した直後に再び雨が強くなり、午後7時19分に再び試合中断。雨脚の弱まった同7時39分に再び試合再開となった。 2点を奪い逆転した5回裏終了後の午後7時56分にに三たび雨が強くなり、3度目の中断。マウンドなどに砂を入れ、同8時9分に三たび試合が再開された。 そして4度目は6回の攻撃。1死一塁となったところで雨が強くなり、午後8時30分に中断。同8時55分に降雨コールドが告げられた。 また4度の中断はいずれも中日大野雄の登板中か、登板直後の場面。侍ジャパン選出の好左腕にとって、集中力をそぐ悩ましい雨となった。

◆中日は1回にビシエドと福田の適時打で2点を先制。先発大野雄がテンポのいい投球で3回まで1安打無失点に抑えた。 DeNAが6回降雨コールドで今季初の4連勝をマークした。1点を追う5回に牧の同点適時打、桑原の右前適時打で勝ち越した。

◆DeNAは雨ニモマケズ! 4度の降雨中断の末に降雨コールドで今季初の4連勝と初の月間勝ち越しを決めた。計75分の中断にも集中を切らさず逆転。三浦監督は「目の前の試合を1つずつ勝っていくだけ。選手も借金を減らしていくことに集中している。流れ的にも、雰囲気も良くなっていますから、これを明日につなげていくだけです」とうなずいた。 ▽DeNA牧(5回、代打で同点適時三塁打)「スタメンを外れ悔しい思いをした。ここ最近なかなか結果が出ずにいたので、気持ちで打ちました」

◆DeNAタイラー・オースティン外野手(29)が29日、28日の新型コロナウイルスワクチン接種による副反応のため、中日11回戦(神宮)のベンチ入りメンバーから外れた。練習前に倦怠(けんたい)感を訴えたもので発熱はなく、軽めに打撃練習をした後に欠場となった。三浦監督は「無理はさせなかったということ。ベストな状態ではなかったので」と説明した。

◆中日大野雄大投手が度重なる雨による4度の中断に泣いた。それでもエースは「中断だらけでタフなゲームでしたが言い訳はできません。こういうタフなゲームに勝ってこそナンボやと思うのでチームに申し訳ないです」と敗戦の責任を一身に背負った。 何度も雨に襲われた。3回1死で1度目。4回に1点を返され、5回無死一塁で2度目。再開後、1点リードを守り2死までこぎつけたが代打牧に痛恨の同点三塁打。さらに苦手の桑原に逆転の左前適時打(通算11打数8安打)を許した。「桑原選手には対戦成績が悪いのはわかっていて、対策はしていましたが、今日はすべて逆の意味ではまってしまったというところです」と反省した。 5回を投げ終え、3度目の中断を挟み続投したが、6回1死一塁、宮崎への4球目がファウルとなったところで4度目の中断。15分後にコールドゲームが宣告され、5回1/3で7安打3失点。悔しさだけが残る6敗目が刻まれた。 4度目の中断となる宮崎の打席では2球続けてボールとなったところで雨が激しさを増し、マウンドの左腕もさすがに顔をゆがめた。今季初の神宮のマウンド。五輪イヤーによる前例のないDeNA戦は前代未聞の計75分に渡る4度の中断。大野雄にとって苦い1戦となった。

◆DeNAのタイラー・オースティン外野手が、ベンチ入りメンバーを外れた。何らかのアクシデントがあったとみられる。 オースティンはこの日、試合前の全体練習にも姿を見せたが、通訳とトレーナーをまじえて三浦監督ら首脳陣とグラウンドで話し合った後に外野へと移動。ノックを受けずベンチへ戻り、いつもよりも遅い組に入ってフリー打撃を行った。 チームの4番として、6月はここまでいずれもリーグトップとなる打率・375、9本塁打、23打点をマークし、月間MVP最有力候補と目されていた。4番には代わってソトが入り、右翼には楠本がスタメン出場した。

◆六回裏1死降雨コールドゲーム。DeNAが逆転し、今季初の4連勝とした。1―2の五回に代打牧の適時三塁打と桑原の適時打で2点を奪った。5回2失点の坂本が2勝目。中日の大野雄は度重なる中断で流れに乗れず、6敗目。 坂本(5回2失点で2勝目)「二回以降は野手の皆さんに助けてもらいながら、粘りの投球ができたと思う」

◆DeNAのタイラー・オースティン外野手(29)が欠場した。試合後、三浦監督が「(前日接種した新型コロナ)ワクチンによる副反応で倦怠感を訴えていたので、ベストな状況ではないということで無理をさせなかった。発熱は聞いていない。(明日の出場可否は)状態を見ながら」と明かした。 オースティンはこの日、球場入りし試合前の全体練習にも姿を見せたが、通訳とトレーナーをまじえて三浦監督ら首脳陣とグラウンドで話し合った後に外野へと移動。ノックを受けずベンチへ戻り、いつもよりも遅い組に入ってフリー打撃を行った。 チームの4番として、6月はこの試合までいずれもリーグトップとなる打率・375、9本塁打、23打点をマークし、月間MVP最有力候補と目されていた。

◆桑原が3打数3安打で2試合連続となる今季9度目の猛打賞をマーク。同点の五回2死三塁では、勝ち越しの左前適時打を放ち「(同点打の)牧が必死につないでくれたので、かえすことができて良かった」と拳を握った。大野雄に対して今季打率・727(11打数8安打)と相性抜群。「いいコンタクトができ、一発で仕留めることができた」とうなずいた。

◆執念で食らいついた打球が右中間を抜けた。DeNAのドラフト2位・牧秀悟内野手(23)=中大=が1―2の五回2死二塁、代打で同点の適時三塁打を放った。 「チャンスだったので、本当に気持ちで打った」。日本代表左腕の大野雄から値千金の一打に、大きく両手をたたいて喜びを爆発させた。 愛されるルーキー。慣れない代打だったが、優しい先輩が支えた。四回終了後、関根から「次、6番からだから(代打が)あるかもよ」と声を掛けられて準備を開始。「いつも通りで大丈夫」と背中を押され、牧は「関根さんのおかげで打てた」と感謝した。 腰の張りを訴え、交流戦終了後から3試合を欠場したが「もう完全に復帰できた」と胸を張る。本拠地・横浜スタジアムが東京五輪の会場準備に入ったため使えず、この日は神宮球場での主催試合。神宮でヤクルト以外の球団の主催試合が行われるのは1980年8月21日の日本ハム-ロッテ以来41年ぶり。牧は中大時代に慣れ親しんだ〝本拠地〟で輝きを放った。 異例の4度の雨天中断を挟みながら、集中力を切らさずに逆転勝利。甲子園で3連勝した勢いそのままに今季初の4連勝を飾った。「流れ、雰囲気は確実に良くなっているので、これを続けていくだけ」と三浦監督。4位・中日とは3ゲーム差。ついに竜の尻尾が見えてきた。(浜浦日向)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
43252 0.632
(↑0.005)
-
(-)
73302
(+5)
248
(+3)
69
(-)
64
(+1)
0.255
(↑0.001)
3.200
(↑0.01)
2
(-)
巨人
382510 0.603
(↑0.006)
2.5
(-)
70314
(+11)
261
(+8)
95
(+2)
43
(-)
0.254
(↑0.001)
3.420
(↓0.06)
3
(-)
ヤクルト
35297 0.547
(↓0.009)
6
(↓1)
72300
(+3)
289
(+5)
73
(+2)
43
(-)
0.250
(↓0.001)
3.860
(↓0.02)
4
(-)
中日
283510 0.444
(↓0.008)
12.5
(↓1)
70214
(+2)
238
(+3)
39
(-)
37
(-)
0.240
(↑0.001
3.150
(↓0.01)
5
(-)
DeNA
26399 0.400
(↑0.009)
15.5
(-)
69298
(+3)
361
(+2)
74
(-)
14
(-)
0.259
(↑0.001
4.720
(↑0.01)
6
(-)
広島
22389 0.367
(↓0.006)
17
(↓1)
74248
(+8)
311
(+11)
46
(+1)
34
(-)
0.262
(-)
4.040
(↓0.11)