阪神(★1対3☆)DeNA =リーグ戦11回戦(2021.06.26)・阪神甲子園球場=
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DeNA
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阪神
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勝利投手:阪口 皓亮(2勝1敗0S)
(セーブ:三嶋 一輝(1勝3敗13S))
敗戦投手:及川 雅貴(1勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】桑原 将志(6号・7回表2ラン)

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◆DeNAは1点を追う7回表、桑原の2ランで逆転に成功する。続く8回には山本の適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・阪口が6回1失点の好投。その後は継投で逃げ切り、阪口は今季2勝目を挙げた。敗れた阪神は、打線が5安打1得点と振るわなかった。

◆阪神佐藤輝明内野手(22)はデーゲームで8本塁打。 デーゲームの本塁打は岡本和(巨人)に並びリーグ最多で、甲子園球場のデーゲームは6月6日ソフトバンク戦、19日巨人戦、20日巨人戦と3試合連続本塁打中。

◆DeNA浜口遥大投手(26)が26日、出場選手登録を抹消された。 横浜に戻り、病院で診察を受ける予定。三浦監督は「大事をとって抹消しました。(開幕からローテーションを守ってきたが)こういう状況なのでいたしかたないので。試合後は『5回で交代したこと』に謝ってました」と説明した。 浜口は25日の阪神10回戦(甲子園)で5回無失点と好投した。5回1死一塁から左脇腹の違和感で1度ベンチ裏に下がったが、2分ほどでマウンドに戻り、5回を投げきったところで降板していた。

◆阪神梅野隆太郎捕手(30)が、先制適時打を放った。 2回2死一、二塁、阪口の148キロ直球を捉えた打球は中堅に弾み、二塁走者のサンズが生還。「2死からつないでくれたチャンスでしたし、(先発の伊藤)将司にも先制点をあげたかったので、ランナーをかえすことができてよかったです」。一塁ベース上の梅野は、力強く拳を握った。 この回先頭の大山が左前打で出塁するも、佐藤輝が直球につまり一ゴロ併殺。好機がつぶれたかに見えたが、続くサンズが右前打、糸原が四球を選び、再び先制機をつくった。 佐藤輝は前日25日に4打数無安打。DeNA三浦監督が「本当に良い打者。松井(秀喜)とダブるところがある。いろんな形を使わないと抑えられない」と警戒感をあらわにし、その術中にはまっていた。ここまで19本塁打を放つ大物ルーキーへのマークが厳しくなる中、打線が一丸となってカバーした。

◆阪神は2回2死一、二塁から梅野が中前適時打を放ち1点を先制。DeNAは3回まで毎回走者を出すが、打線がつながらず無得点。 DeNAは5回無死一、二塁で阪口がバントできず捕-三-一の併殺打にするなど、毎回走者を出すも無得点。阪神も追加点なし。 DeNAは7回に桑原が6号2ランを放ち逆転。8回にも1点を追加し連勝した。阪口は2勝目、三嶋は13セーブ目。阪神は打線が低調で連敗となった。及川は1敗目。

◆首位阪神が痛恨の逆転負けでDeNAに2連敗を喫した。これで18日に8ゲーム差をつけていた巨人に3・5ゲーム差まで迫られた。 2回に8番梅野隆太郎捕手(30)が先制打を放ち、幸先よく1点をリードした。先発のドラフト2位伊藤将司投手(25)はピンチを背負いながらも粘り、6回途中を6安打3四球で無失点。だが、終盤に落とし穴が待っていた。 1点リードの7回1死二塁、3番手の及川雅貴投手(20)が1番桑原にバックスクリーンまで逆転2ランを運ばれる。8回には遊撃のドラフト6位中野拓夢内野手(24)が先頭5番宮崎の遊ゴロをファンブル。両リーグワースト50個目の失策がきっかけとなり、1点を追加された。 打線は2点を追う8回に1死一、三塁の好機を手に入れたが、1番近本光司外野手(26)が二ゴロ併殺打に倒れて万事休す。 前日25日は7安打で完封負け。この日は5安打1得点。首位快走を支えてきた強力打線が勢いを失っている。 ▽阪神北川打撃コーチ (打線に)積極性がないわけではない。結果が出る出ないの問題なので、落ち込むことなく打席では常にしっかり攻めにいくことを今後もやらせたい。(佐藤輝は)今はちょっと我慢の時期だと思うので、我慢の中で積極性だけは失わないように。攻めていく気持ちだけは持たせていきます。

◆阪神が痛恨の逆転負けで連敗した。1点リードの7回無死一塁で3番手に2年目左腕及川雅貴投手(20)を投入したが、1死二塁から桑原に逆転6号2ランをバックスクリーンにたたき込まれた。 矢野燿大監督(52)の試合後の一問一答は以下の通り。 -打線が援護できなかった チャンスもね、もっと作ってほしいけど、チャンスでも1本出ないっていう。我慢の時かなと思います。 -打線は今後も固定で 何も変えようとは思っていない。 -7回の及川の場面は、僅差のリードでの起用は最近の状態も考えて いいボールを投げているしね。合間、合間で使っていきたいっていう状態に見ていたんで。いま現状、あそこがなかなか固定できないところなので。そういうところでは及川なり、斎藤なり、誰か新しいカードっていうのはこれからも必要になるんで。そういうところで、使ったんで。勝負いった結果。ああいうところからまた経験してどう抑えていくか学んでくれたらいいと思うんで。こっちとしては、使うことで悔いはないので。そう思って使っています。 -桑原の本塁打も難しい球 それはこっちから見ているから、難しいかどうかはわからんけど。ホームランになるんだから、そこまで難しい球にはならないと思うけど。ヒットにはなるけど、難しいボールでホームランというのはなかなか。センターにホームランというのは高さはいいにしても、コースは若干甘くないとああいう方向には飛ばないと思う。 -桑原には前の打席には慎重に攻めていた そりゃあ、打たれたら何かしら、慎重にいっていない。初球からボールで入るとか、さっき言った経験というところで、打者がどういうふうに打ってくるのかとかいうのは、どういう打者かということはより意識高く入っていかなあかんと思うし、そりゃ打たれたらそういうふうに後付けで言うことはできるけど、それはもう、だからさっき言ったそれは打たれても経験してほしいというのはそういうこと -その後は抑えた うん、だから別に何か後ろに向いてるとか、そういうことはないんで、しっかりした、打たれてがっくりくるところだけど、しっかり投げてくれたっていうのはもちろん評価できるとこやし、これからもいい場面でチャンスがあれば使いたいなと思います -佐藤輝が元気ない まあ、打てない時というのはボール球を振らされたり、ボール球に手を出しちゃったり、そういうのはあるし、もちろん打てそうなボールがファウルになったりっていうのは日々の中でずっとあるんだけど、毎日毎日打てるわけではないので、でもその確率を上げていくというのに日々取り組んでいっているので、それは成長の過程ではあることなので、と思います。

◆DeNA山本祐大捕手が好リードと強肩で大正東中の後輩、阪口皓亮投手を引っ張った。 「同期入団なので勝たせてあげたい気持ちが強かった。何とか勝ちをつけられて僕自身もうれしいですし地元を盛り上げられて良かったです」。5回1死一塁では送りバントを二塁に素早く送球し併殺を奪った。打撃では適時打を含むプロ初の3安打猛打賞。「全部ヒットになってくれました。打つ方も頑張れてよかった」と喜んだ。

◆阪神は両リーグ最速50個目の失策も痛恨の失点につながった。 1点ビハインドの8回表、先頭5番宮崎の高く跳ねた遊ゴロを中野がファンブル。この失策から3点目を追加された。今季68試合目でチーム50失策は12球団最多の数字。昨季まで3年連続で両リーグワースト失策数を喫しているが、今季の1試合平均0・735失策は現状、過去3年よりも多いペースとなっている。

◆やり返した。DeNA阪口皓亮投手(21)が、前回4月25日の対戦で1発を浴びた阪神佐藤輝を抑え、プロ2勝目を挙げた。 「阪神打線のキーマン」と警戒していた相手を一ゴロ併殺打と三振。チームの勝ち頭、浜口が離脱した日に、若武者が4月4日以来の白星を首位阪神からつかんだ。 大正東中(大阪)の1学年先輩、捕手山本のサインに首を振った。4回1死走者なし。佐藤輝にファウルで粘られたフルカウントからの10球目。「僕のエゴじゃないけど、自分勝手でわがままな部分が出た」。前回は得意のカーブを本塁打されていた。今回は148キロ直球を内角に投げ込み、見逃し三振。「キーマンを挙げるのはファームでやってきたこと。キーマンを抑えて勢いを止められた。自信につながります」とうなずいた。 地元関西でバッテリーの呼吸が合った。首は振っても「ほとんど(山本)祐大さんのおかげ。僕をほめてくれる。球種の取捨選択をイニングごとに細かく伝えてくれた」。最速150キロの直球に110キロのカーブ、スライダーなどを組み合わせた。右肘炎症からの復帰登板で自己最長の6回を1失点。三浦監督は「やるかやられるかだけど、やられたら終わりじゃない。首を振って投げたい球を責任持って投げていた」。昨年は2軍監督として鍛え、今年4月はプロ初白星と自身の監督初勝利が重なった秘蔵っ子に目を細めた。 試合後、背番号12のユニホームを着た母京子さんや親戚がいる三塁側スタンドに手を振った。「家族の前でいいところを見せられてよかった」と破顔一笑だった。【斎藤直樹】 ▽DeNA桑原(7回に逆転6号2ラン)「先頭が出て送ってくれた。阪口も粘り強く投げていた。好投に報いたかった。(初対戦の及川は)映像とかである程度イメージはしていた」

◆阪神梅野隆太郎捕手がまたも勝負強さを発揮した。 0-0の2回2死一、二塁、阪口から先制の中前タイムリーを放ち、伊藤将を援護した。「2死(無走者)からつないでくれたチャンスでしたし、(伊藤)将司にも先制点をあげたかった」。これで得点圏打率は4割1分3厘。5回にも三遊間を破ってマルチ安打を決め、東京五輪の日本代表に選出された侍が攻守に奮闘した。

◆阪神伊藤将司投手に2戦ぶりの白星はつかなかった。 6回途中6安打無失点。5勝目の権利を得て降板したが、救援陣が打たれて逆転された。 2回から毎回先頭に出塁を許したが、要所を締めた。5回無死一、二塁のピンチで、犠打を試みた阪口を捕ゴロ併殺に仕留めるなど計3併殺。「ゲッツーが取れたということは、調子はあまり崩れてない基準になります」。6回先頭の佐野に左前打を浴び、右打者のオースティンを迎える場面で降板となったが、粘りの投球が光った。 開幕からローテを守って10試合に先発し、4勝4敗で防御率は"リーグ隠れ3位の"2・47。順調なら次戦で8回1/3以上を投げれば、球団新人では95年川尻哲郎以来の規定投球回に到達し、10傑上位に顔を出しそうだ。「先頭をしっかり抑えて、長いイニング投げられるように頑張っていきたいと思います」。反省を糧に、次戦の必勝を期した。

◆首位阪神が5位DeNAに痛恨の逆転負けで連敗を喫した。1点リードの7回無死一塁で、矢野燿大監督(52)は2年目左腕及川を投入したが、桑原に逆転2ランを被弾。7回の男が定まらず、8回岩崎、9回スアレスにバトンがつなげない。打線も2試合1得点で、6月絶好調だった佐藤輝もスタメン初の3試合無安打と元気がない。2位巨人が勝ち、最大8あったゲーム差は3・5差まで縮まった。"投打ダブルの苦悩"に見舞われた矢野監督は「我慢の時」と前を向いた。スタンドの悲鳴が響く中、桑原の逆転2ランがバックスクリーンに飛び込んだ。及川はフウッと息を吐き、険しい表情で見届けるしかなかった。1点リードの7回無死一塁。DeNAが左の関根を代打で送ると、阪神ベンチは馬場に代えて3番手に2年目左腕を投入。犠打で1死二塁とされた後、桑原に初球のスライダーを完璧に捉えられた。 矢野監督は「勝負にいった結果なんで。こっちとしては悔いはない。これからもいい場面でチャンスがあれば使いたい」と、プロ初黒星を喫した及川を責めることはなかった。本来リードした展開の7回は岩貞だが、交流戦で打ち込まれるなど、防御率4・64と本来の調子を取り戻せていない。矢野監督は「現状、あそこが固定できていない。及川なり斎藤なり誰か新しいカードが必要になるので」と説明。この日は新7回の男を模索する中で、及川が痛恨の1発を浴びた。 前日は藤浪が4試合ぶりに無失点に抑えたが、安定感には疑問符がつく。8回岩崎、9回スアレスにバトンをつなぐ投手の確立は急務で、その課題がより浮き彫りになる敗戦になった。 前日0封負けした打線は、2回の梅野の適時打による1点のみ。6月絶好調だった佐藤輝も珍しい今季2本目の併殺打と2三振で3打数無安打。スタメン3試合連続無安打はプロ初で、自己ワーストタイの12打席連続無安打と元気がない。矢野監督は「まあ、打てない時は、ボール球を振らされたり、ボール球に手を出したり、打てそうな球がファウルになったり...。成長の過程ではあること」と分析。相手のマークがより厳しくなる中、新たな壁を乗り越えることを望んだ。 打線全体も低調が続く。不調や落ち目の投手は打っても、好投手が来ると、好調時のつながりが見られない。矢野監督は打線の組み替えなどについて「まあ、我慢の時かな。何も変えようとは思っていない」と、首位をけん引する不動のレギュラー陣を信じる。この日は今季最多の1万6306人が入ったが、連日の1万人越えで連敗。リーグ戦再開初日に今季最大8差つけた2位巨人は、6連勝で3・5差まで迫ってきた。今季同一カード3連敗はない。12戦10勝2敗と得意の日曜日にこそ、ファンを喜ばせたい。【石橋隆雄】

◆DeNA桑原将志外野手(27)が、後輩にプロ2勝目を贈る、逆転2ランを放った。 0-1で迎えた7回1死二塁。8番大和が中前打で出塁し、代打の9番関根大気が送りバントでお膳立てしてくれていた。「先頭が出て送ってくれた。阪口も粘り強く投げていた。好投に報いたかった」。この日1軍に上がったばかりの先発、阪口皓亮が6回4安打無失点と好投。関根は阪口の代打で登場していた。この回に点を取らなければ、4年目右腕はプロ2勝目どころか負け投手になっていた。 阪神の3番手及川雅貴の初球に反応した。初対決だが、迷いなく振り抜いた。「映像とかである程度イメージはしていた。初対戦だったのでいつもどおり自分らしく積極的に打ちにいこうと決めていた」。低めスライダーをバックスクリーンに運んだ。「打った感触はすごく良かった。本塁打になってくれて良かった」。一振りで逆転に成功し、一塁を回ったところで右手を高々と上げた。 阪神マルテの登場曲を大声で歌いながら練習するなど、チームのムードメーカーだ。試合前の円陣で声出し役を詰めることも多い。「何とか僕があの状況でいい雰囲気にしたいというか。そういうふうにできて良かった」。劣勢でも、相手が首位でも、恐れることなく向かっていく。 今回の3連戦前まで2勝7敗と苦戦していた首位阪神に連勝し、チームは勢いに乗っている。「すごい雰囲気がいいし、勝ちに向けての準備を皆できてる。みんながベストを尽くしてやっていると思う。一丸で3連勝できるように必死に頑張っていきます」。中堅の定位置を固めた切り込み隊長は、言葉に力を込めた。【斎藤直樹】

◆首位阪神が5位DeNAに痛恨の逆転負けで連敗を喫した。1点リードの7回無死一塁で、矢野燿大監督(52)は2年目左腕及川を投入したが、桑原に逆転2ランを被弾。7回の男が定まらず、8回岩崎、9回スアレスにバトンがつなげない。打線も2試合1得点で、6月絶好調だった佐藤輝もスタメン初の3試合無安打と元気がない。2位巨人が勝ち、最大8あったゲーム差は3・5差まで縮まった。"投打ダブルの苦悩"に見舞われた矢野監督は「我慢の時」と前を向いた。スタンドの悲鳴が響く中、桑原の逆転2ランがバックスクリーンに飛び込んだ。及川はフウッと息を吐き、険しい表情で見届けるしかなかった。1点リードの7回無死一塁。DeNAが左の関根を代打で送ると、阪神ベンチは馬場に代えて3番手に2年目左腕を投入。犠打で1死二塁とされた後、桑原に初球のスライダーを完璧に捉えられた。 矢野監督は「勝負にいった結果なんで。こっちとしては悔いはない。これからもいい場面でチャンスがあれば使いたい」と、プロ初黒星を喫した及川を責めることはなかった。本来リードした展開の7回は岩貞だが、交流戦で打ち込まれるなど、防御率4・64と本来の調子を取り戻せていない。矢野監督は「現状、あそこが固定できていない。及川なり斎藤なり誰か新しいカードが必要になるので」と説明。この日は新7回の男を模索する中で、及川が痛恨の1発を浴びた。 前日は藤浪が4試合ぶりに無失点に抑えたが、安定感には疑問符がつく。8回岩崎、9回スアレスにバトンをつなぐ投手の確立は急務で、その課題がより浮き彫りになる敗戦になった。前日0封負けした打線は、2回の梅野の適時打による1点のみ。6月絶好調だった佐藤輝も珍しい今季2本目の併殺打と2三振で3打数無安打。スタメン3試合連続無安打はプロ初で、自己ワーストタイの12打席連続無安打と元気がない。矢野監督は「まあ、打てない時は、ボール球を振らされたり、ボール球に手を出したり、打てそうな球がファウルになったり...。成長の過程ではあること」と分析。相手のマークがより厳しくなる中、新たな壁を乗り越えることを望んだ。打線全体も低調が続く。不調や落ち目の投手は打っても、好投手が来ると、好調時のつながりが見られない。矢野監督は打線の組み替えなどについて「まあ、我慢の時かな。何も変えようとは思っていない」と、首位をけん引する不動のレギュラー陣を信じる。この日は今季最多の1万6306人が入ったが、連日の1万人超えで連敗。リーグ戦再開初日に今季最大8差つけた2位巨人は、6連勝でこの8日間で3・5差まで迫ってきた。今季同一カード3連敗はない。12戦10勝2敗と得意の日曜日にこそ、ファンを喜ばせたい。【石橋隆雄】◆阪神北川打撃コーチ(打線に)「積極性がないわけではない。結果が出る出ないの問題なので、落ち込むことなく打席では常にしっかり攻めにいくことを今後もやらせたい。(佐藤輝は)今はちょっと我慢の時期だと思うので、我慢の中で積極性だけは失わないように。攻めていく気持ちだけは持たせていきます。」

◆聴覚障がいがある有志が集まった「阪神タイガース大好きろう者グループ」のメンバー15人が26日、甲子園での阪神-DeNA戦を観戦した。 吉田義男氏が招待。甲子園歴史館を見学し、試合を見届けた。吉田明夫さん(75)はメンバーを代表して「阪神の魅力は、ファンが1つになって盛り上がる応援だと思います。音が聞こえず、応援のタイミングがずれたりしますが、身振りや手話で一生懸命に応援しました。明日への活力をもらって元気になれるし、今年こそ優勝してほしいです」と話した。

◆阪神・梅野隆太郎捕手(30)が二回に先制適時打を放った。 「2死からつないでくれたチャンスでしたし、(伊藤)将司にも先制点をあげたかったので、ランナーをかえすことができてよかったです。しっかりリードでも引っ張っていけるように頑張ります」 2死からサンズが右前打で出塁すると、糸原は四球を選んで一、二塁。ここで虎の正捕手が打席に立ち、先発・阪口の5球目の直球を中前へと運んだ。6月22日の中日戦(バンテリンドーム)以来、4試合ぶりの打点をマーク。セ・リーグ2位の得点圏打率4割(試合前時点)を誇る勝負強さでチームを勢いづけた。

◆先発の阪神・伊藤将司投手(25)=JR東日本=が5回0/3、6安打無失点で試合を作った。 「イニングの途中でマウンドを降りてしまいましたが、自分らしい投球をすることができたと思います。ピンチの場面を踏ん張ってくれた馬場さんには感謝です」 一回から毎回走者を背負う苦しい投球が続いたが、3度の併殺でピンチを切り抜けて得点を与えなかった。 しかし、1―0の六回先頭で佐野に左前打を許したところで交代が告げられた。後を継いだ2番手の馬場は4番・オースティンに中前へ運ばれて一、二塁とされたが、無失点でしのいだ。 先発の伊藤将は試合前まで6戦連続で被弾していたが、この試合では粘りの投球でDeNA打線を零封。勝利投手の権利を得てマウンドを降りたが、七回に3番手の及川が桑原に逆転2ランを浴び、今季5勝目はならなかった。

◆DeNA・桑原将志外野手(27)が七回1死二塁で逆転の6号2ランを放った。 「完璧に捉えることができました。初対戦の投手だったので甘いボールがきたら積極的にいこうと決めてました」 0―1で迎えた七回。先頭の大和が中前打、続いて代打の関根が捕前犠打を決めて好機をつくると、桑原が決めた。初球スライダーを一閃。バックスクリーンへ放り込む豪快な一発で試合をひっくり返した。

◆阪神は拙攻と拙守で終盤に逆転を許し、2連敗を喫した。 二回に2死から一、二塁のチャンスを作り、梅野の適時打で幸先よく先制。先発のD2位・伊藤将(JR東日本)も毎回走者を背負いながらも六回途中無失点で試合を作ったが、七回無死一塁で登板した及川が逆転2ランを被弾した。 八回には4番手・斎藤がD6位・中野(三菱自動車岡崎)の失策から無死二、三塁のピンチを招いて失点。その裏には安打と敵失で1死一、三塁の好機を作ったが、近本が併殺に倒れて無得点に終わった。 5月8日の同戦(横浜)以来、今季3度目となる1試合3併殺。試合前時点でリーグトップの293得点の虎打線は、2試合計18イニングで1得点と勢いに陰りが出てきている。

◆DeNAが競り勝った。0―1の七回に桑原が逆転の2点本塁打を放ち、八回は山本が適時打。阪口は集中打を浴びた二回以外は危なげなく、6回1失点で4月4日以来の2勝目を挙げた。阪神は追加点が遠く、及川がプロ初黒星。

◆阪神はDeNAに連敗し、6連勝の2位巨人とは、3・5差となった。試合後の矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。 ーー打線が援護できなかった 「チャンスもね、もっと作ってほしいけど、チャンスでも一本出ないっていうね。まあ、我慢の時かなと思います」 ーー打線は今後も固定で 「何もかえようは思っていない」 ーー及川の起用は最近の状態も考えて(七回途中、3番手として登板し、1死二塁から桑原に逆転2ランを浴びる) 「いいボールを投げているしね。現状、あそこがなかなか固定できないところなので。及川なり、斎藤なり、誰か新しいカードはこれからも必要になるんで。勝負いった結果なんで。また経験して、学んでくれたらいい。使うことで悔いはないので。そう思って使っています。 ーーホームランも難しい球 「それはこっちから見ているから、難しいかどうかはわからんけど。ホームランになるんだから、そこまで難しい球にはならないと思うけど。ヒットにはなるけど、難しいボールでホームランはなかなか...。センターにホームランは高さはいいにしても、コースは若干甘くないと、ああいう方向には飛ばないと思う」 ――桑原には前の打席では慎重に攻めていた 「そりゃあ、打たれたら何かしら、慎重にいっていない。打たれたら、後付けで言うことはできるけど、経験してほしいというのはそういうこと」 ――その後は抑えた 「うん、だから別に何か後ろに向いてるとか、そういうことはないんで、打たれてがっくりくるところだけど、しっかり投げてくれたのは、もちろん評価できるとこやし、これからもいい場面でチャンスがあれば使いたいなと思います」 ――佐藤輝が元気ない 「打てない時はボール球を振らされたり、ボール球に手を出したり、そういうのはあるし、打てそうなボールがファウルになったりっていうのは日々の中でずっとあるんだけど、毎日毎日打てるわけではないので、でもその確率を上げていくというのに日々取り組んでいるので、それは成長の過程ではあることなので、と思います」 ――馬場が回またぎ 「球数的にというより、そこにひとりいないからさ。はっきり決められるポジションが誰もいないし、馬場も別にイニングまたぎは今までもやってるんで、先頭しっかり抑えてくれればってことです」

◆阪神の2年目、及川が七回に桑原に逆転2ランを浴び、プロ初黒星を喫した。矢野監督は「勝負にいった結果。使うことに悔いはない」と責めることはなかった。 1点リードのこの回、無死一塁で馬場に代わって登板。送りバントで1死二塁となり、初球の内角低めの変化球を捉えられた。八回は岩崎、九回はスアレスが控えるだけに、七回を乗り越えれば勝機が広がる。若手抜てきは実らず、監督は「なかなか固定できない」と悩ましげだ。

◆DeNAの桑原が逆転の6号2ランで勝利に導いた。0―1の七回1死二塁で及川の初球、低めのスライダーを思い切りよくすくい上げた。鋭い打球はバックスクリーンへ飛び込み「積極的に打ちにいこうと決めていた。感触はすごく良かった」と胸を張った。 6回1失点と好投していた阪口の代打関根がバントを決めてできた好機だった。「粘り強く投げていた。好投に報いたかった」と、勝ち星をプレゼントできて安堵の表情だった。

◆ネクストバッターズサークルで唇をかみしめ、無念の試合終了を迎えた。佐藤輝が自己ワーストタイの12打席連続無安打。黄金ルーキーに元気がないと、打線は迫力を欠く。だからこそ、矢野監督はまた一つの殻を破ることを期待した。 「毎日毎日打てるわけではない。でも、その確率を上げていくというのに日々取り組んでいる。成長の過程ではあることなので、と思います」 二回無死一塁の第1打席は、一ゴロで今季2本目の併殺打。四回の第2打席は5球ファウルで粘るも、10球目の内角直球を見逃して三振。七回、結果的にこの日、最後となった打席は、エスコバーの外角低めへのスライダーに空振り三振。23日の中日戦(バンテリンドーム)で19号ソロを放って以降、3試合連続無安打となった。 交流戦明けの5試合は打率・474(19打数9安打)、3本塁打と絶好調だったが、急にスランプに陥った。だが、これが初めてではない。2試合連続無安打に終わった翌4月4日の中日戦(京セラ)で、初めてスタメンを外れた。同15日の広島戦(甲子園)で5号ソロを放った後は、12打席連続無安打と苦しんだ。そのたびに復調して、再び快音を響かせた。 北川打撃コーチは「今は我慢の時期。我慢のなかで積極性だけは失わせないように。攻めていく気持ちだけは持たせていく」と背中を押す。25日の九回1死三塁で空振り三振に倒れると、バットをたたきつけて珍しく感情をあらわにした。結果の出ない悔しさは、本人が一番感じている。 新人左打者最多本塁打記録の20本まで、あと一本。チームの勝利に直結するメモリアルアーチをぶっ放し、うっぷんを晴らしてみせる。(原田遼太郎)

◆阪神はDeNAに1―3で連敗し、勝った2位巨人とは6日以来となる3・5ゲーム差に縮まった。1―0の七回1死一塁で投入した及川雅貴投手(20)が逆転の2ランを被弾。結果的に痛い継投ミスとなった。打線も5安打で1得点と元気なし。D1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=は3打数無安打で、これで自身最長タイとなる3試合12打席ヒットなしとなった。 ■矢野監督「勝負いった結果、悔いはない」■ 1球で暗転した。若手の勢いをかった矢野監督の勝負手は裏目に出て、今季最多1万6306人はバックスクリーンへ吸い込まれる白球を悲鳴とともに見送るしかなかった。高卒2年目左腕・及川が痛恨の逆転2ランを被弾。将は悩ましい胸中を口にした。 「(及川は)いいボールを投げているしね。合間、合間で使っていきたいっていうふうな状態にみていたんで。現状、あそこ(七回)がなかなか固定できないので」 先発のD2位・伊藤将(JR東日本)が3併殺と粘り、六回先頭の佐野に左前打を許したところで馬場にスイッチ。2死二、三塁のピンチも切り抜け、七回も続投。先頭の大和に中前打を許すと、4試合連続無失点中の及川を投入した。 「そういうところでは及川なり斎藤なり、誰か新しいカードは、これからも必要になる。そういうところで使ったんで」 及川を1点リードという緊迫した場面で使うのは初めて。藤浪はここ5試合で7失点と安定感を欠き、小林は負傷離脱。七回は〝日替わり〟で送り込まざるを得ず、新鮮力に期待したが、代打・関根に犠打を決められ、続く桑原に逆転の6号2ランを食らった。 「勝負いった結果なんで。ああいうところからまた経験してどう抑えていくか、学んでくれたらいい。こっちとしては、使うことで悔いはない」 就任1年目の2019年から若手を積極的に起用し、チームの底上げを図ってきた。その成果が今季の首位につながっている。だからこそ、スタイルは変えない。 「打たれてガックリくるところだけど、しっかり投げてくれたのは評価できるところ。これからもいい場面で、チャンスがあれば使いたい」 6連勝フィニッシュした交流戦から一転、5位DeNAに連敗し、リーグ戦再開後は3勝5敗と黒星先行。かたや2位巨人は6連勝。18日に最大8ゲームあった差は3・5に縮まった。今こそ踏ん張りどき。指揮官の期待に応えてもうひと皮むけたとき、虎はまた強くなる。(新里公章)

◆前日25日は完封負け。2日連続でやられてたまるかとばかり、二回に梅野が中前へ先制打を運んだ。 「2死からつないでくれたチャンスでしたし、(伊藤)将司にも先制点をあげたかったので、ランナーをかえすことができてよかったです」 二回2死からサンズが右前打、糸原は四球で一、二塁。カウント1―1から阪口の148キロ直球を中前へ打ち返し、スコアボードに「1」を刻んだ。 ここまで打率は・236ながら、得点圏では同・413(46打数19安打)。この日も勝負強さを発揮した。 五回1死では左前打を放ち、19日の巨人戦(甲子園)以来、今季12度目のマルチ安打も記録。虎の扇の要が、敗戦のなかで意地をみせた。(菊地峻太朗)

◆DeNAが、連勝で今季初めて首位・阪神との同一カード勝ち越しを決めた。右肘の炎症から復帰した高卒4年目・阪口皓亮投手(21)は、6回4安打1失点でプロ初勝利を挙げた4月4日以来の白星をつかみ「戻ってきて一発目に2勝目。非常にうれしいです」とほほ笑んだ。 自己最長の六回を最少失点に抑えた。三回以降許した安打は1。中でも「キーマン」と意識したのが、D1位・佐藤輝(近大)だった。 前回対戦した4月25日には2ランを浴び「やられたらやり返す気持ちで勝負に挑んだ」。二回は一ゴロ併殺打。四回1死では捕手のサインに首を振り、148キロの内角直球で見逃し三振。1学年上の大物ルーキーを完璧に封じ「勢いを止められた」とうなずいた。 阪口(左)は四回、強気な投球で佐藤輝を見逃し三振に斬った(撮影・宮沢宗士郎) チームは厳しい状況だった。前日に今季5勝目を挙げた浜口が左脇腹炎症で出場選手登録を外れた。開幕時に先発ローテーション入りした6投手が全て離脱(詳細は別表)する事態に、若き右腕は奮起した。 5月2日のヤクルト戦で右肘の張りを訴え、1回?で降板。肘のけがは経験がなく「怖いなと思った」という。そんな時、声を掛けてくれたのが左肩手術からの復活を目指していた今永。「焦ることはない」。エースの言葉に、はやる気持ちを抑え、体幹強化など足元から見つめ直した。 開幕8試合で勝利のなかった三浦監督に初勝利をもたらしたのも阪口だった。〝孝行息子〟に指揮官は「ファームでも、しっかり取り組んできたんだなと思いました」と目を細めた。(箭内桃子)

◆かんべんしたってえな~! カモネギだったはずのDeNAに連敗って...。 ひえ~、後ろからウサギ(巨人)の足音が近づいてきとるやないかー!!(汗) 2試合でわずか1得点じゃ、勝てるわけないやろ!! 虎打線、オリンピック休みはまだ早いわー!! あーどうしよう? えっ、こういう時こそジックリと腰をすえて焦らないこと? いやだー! 今年の阪神が勝たなかったら、俺絶対に死ぬまで日本一を見られないもん!! これがじたばたしないでいられるかー!! どんな一時しのぎの手段を使っても、阪神を勝たせるわー!! そーや! 今季の虎の勢いはルーキー・佐藤輝効果が大きかったのだ。しかし、この3試合バットに音なし...。そこで両軍背番号8の『サトテルデー』を実施するのだ。黒人初の大リーガーの栄誉をたたえて全員が42をつける「ジャッキー・ロビンソンデー」みたいな(今季ヤクルト-阪神で73のノムさんデーもありました)。 DeNAは1959年に新人で31本を放ち本塁打王に輝いたOB・桑田武(背番号8でした)をたたえるとか、うまいこと言ってさ! 佐藤輝の心に火をつけて、猛虎再ダッシュやー!!

◆「老年はわれわれの顔よりも心に多くの皺(しわ)を刻む...」とは仏の思想家モンテーニュが『随想録』のなかでいった言葉です。 疲れました。皆さまご同様のアヘアへ状態の3時間3分。誰がこんなやりきれないゲームを想定してました? 冗談じゃないっスよ。でも、どこかノスタルジックな空気も漂いました。実は試合前に運動部長大澤謙一郎から電話がありました。 「25日に所用があって甲子園をのぞいたんですヮ」。どうせ虎番にうるさがられるんやから、そんなとこのぞくなョ。「え、何かいいました? 先輩」。あ、何も言うてへん...ゴホゴホ。それで何しにいったんや? 「球場外でバッタリお会いした谷本修球団副社長や幹部のみなさんにもごあいさつしまして」 大澤部長のウンチクを手短にまとめますと、こうです。 「25日はファンの入場券の制度が変更になりまして、今季一番の1万5011人が駆けつけました。それが今年最高のあの熱気。3点ビハインドで九回に藤浪が投げて、これがまた2死から満塁。制球に苦しみ、2ボールとカウントが悪くなると、なんとスタンドから藤浪頑張れ!! とばかりに大きな拍手が起こったんです。2ストライクまでこぎつけるとこれまた大拍手で、三振を取ったみたいでしたよ。藤浪の1球にファンはハラハラドキドキ。ホント、みんな応援していました。やはり甲子園は、あのファンの熱気がないとあきまへんヮ。それが26日もまた続くハズです。アテにしとってください」 26日は前日以上の1万6306人! 甲子園独特の熱気が戻りまして、大澤部長も興奮して、おまけに二回に先手をとり鼻息も荒い。よせばいいのに俺も「やっぱり君は持ってるなぁ」なんて言ったもんだから「いゃあそんなこと。でも、今日もいきまっせ!」だと。余計なこと言わなきゃよかったよ。それからの狂騒曲たるや。ファンのため息エレジー競演だわ。1989年の6月25日は甲子園でTG戦でした。その30年前、59年の6月25日は後楽園でのGT戦で、史上初の天覧試合。そう、巨人・長嶋茂雄が阪神・村山実からサヨナラ本塁打を放ったアノ試合なのです。横道にそれたわけじゃないですゾ。89年に話を戻しましょう。阪神は監督村山の第2次政権で、4番は岡田彰布だった。3点を追う八回2死満塁、打席に向かうときに不思議な身震いが走る。掛布雅之が引退して、早大時代の三塁を村山に任された岡田は「お前が阪神の伝統を継ぐんだ」と常に言われていた。岡田が中学生の頃に村山は現役を引退。引退試合の直前に投球練習の相手をした。以後、色紙には岡田は村山の座右の銘「道一筋」と描き続ける。満員の観客席はものすごい熱気。「なんとなく俺には予感があった」。そして彼は左翼へ豪快なアーチを描くのだ。村山の無念を岡田彰布が晴らした。舞台は後楽園から甲子園に移っていたが、スコアもあの天覧試合と同じ5-4。ちょうど30年後の同じ日だ。何かの縁かとさえ思う。そのことをフッと思い出した。タイガースの感動の一コマには必ず甲子園のファンのヤケドしそうな熱い声援がからむ。伊の建築家レオナルド・ダビンチは「老年の欠乏を補うに足るものを、成年時代に身につけておけ」といった。あえてこの日の若き虎戦士には30年の月日を飛び越えて、巨人への屈辱をはらしてホームランを放った岡田彰布の激情を伝えておきたい。それにしても...。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
42242 0.636
(↓0.01)
-
(-)
75294
(+1)
237
(+3)
69
(-)
62
(-)
0.255
(↓0.001)
3.140
(↑0.01)
2
(-)
巨人
362510 0.590
(↑0.007)
3.5
(↑1)
72298
(+10)
251
(+3)
90
(+1)
43
(-)
0.253
(↑0.001)
3.380
(↑0.02)
3
(-)
ヤクルト
35277 0.565
(↓0.009)
5
(-)
74295
(+3)
279
(+10)
69
(-)
42
(-)
0.251
(↑0.001)
3.820
(↓0.08)
4
(-)
中日
28349 0.452
(↓0.007)
12
(-)
72211
(+5)
234
(+11)
39
(-)
37
(+2)
0.239
(↑0.001)
3.170
(↓0.11)
5
(-)
DeNA
24399 0.381
(↑0.01)
16.5
(↑1)
71287
(+3)
356
(+1)
70
(+1)
14
(-)
0.257
(↑0.001
4.760
(↑0.05)
6
(-)
広島
22378 0.373
(↑0.011)
16.5
(↑1)
76239
(+11)
299
(+5)
45
(+2)
33
(-)
0.262
(↑0.004)
3.970
(↓0.01)