楽天(☆5対1★)ソフトバンク =リーグ戦9回戦(2021.06.25)・楽天生命パーク宮城=
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ソフトバンク
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楽天
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勝利投手:則本 昂大(6勝3敗0S)
敗戦投手:石川 柊太(3勝7敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】長谷川 勇也(3号・5回表ソロ)
【楽天】浅村 栄斗(5号・3回裏2ラン)

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◆楽天は3回裏、浅村の2ランと茂木の適時打で3点を先制する。続く4回には、2死二塁から浅村の適時打で追加点を挙げ、試合を優位に進めた。投げては、先発・則本昂が9回1失点10奪三振の完投で今季6勝目。敗れたソフトバンクは、打線が振るわなかった。

◆ソフトバンク石川柊太投手(29)に打線の援護はあるか。6月の石川は3試合に登板して0勝3敗。9イニング換算の平均援護点は5月終了時点に4・06点あったのに、6月のソフトバンク打線は石川登板時に21イニング攻撃して援護は1点もない。

◆楽天浅村栄斗内野手(30)が自身28試合ぶりの1発となる5号先制2ランを放った。 0-0の3回無死三塁。カウント2-1からソフトババンク石川の内角高め143キロ直球に、腕をたたんで捉えた。打球は左中間席へ飛び込み、大きな先制点を生んだ。 昨季32本塁打で自身初の本塁打王を獲得したスラッガーは、5月19日日本ハム戦以来の1発に「打ったのはストレート。先制できて良かったです」と淡々と振り返った。

◆楽天は3回、浅村の5号2ラン、茂木の適時打で3点を先制。先発則本昂は3回まで2安打4奪三振無失点。 楽天は4回、浅村の適時打で加点。ソフトバンクは5回に長谷川の3号ソロで3点差に詰め寄る。先発石川は5回4失点で降板。 楽天が2連勝で2位浮上。先発則本昂が3年ぶりの完投勝利で6勝目。ソフトバンクは3位転落。石川が7敗目。

◆ソフトバンク長谷川勇也外野手が完封阻止の1発で気を吐いた。5回1死、好投していた楽天則本昂から左翼スタンドに運び、チーム唯一の得点を挙げた。 5月29日巨人戦での2本塁打以来、約1カ月ぶりの3号ソロに「真っすぐをしっかり振り抜くことができました」。代打起用も多い中、打率は2割9分2厘の数字を残し、存在感を見せている。

◆ソフトバンクの若鷹コンビがゆかりの地・仙台で初登板した。 仙台大出身の大関友久投手は6回から2番手で登板し2回1失点で「勝負どころでボールが甘くなってしまい、まだまだだなと感じた」。 また、宮城県出身の3番手尾形崇斗投手は8回に登板し3人斬り。「力も入ったしいろんな感情が込み上げてきました。自分のパフォーマンスを出すことができた」と満足そうだった。

◆ソフトバンクは楽天則本昂の前に、長谷川のソロ1発のみで完投を許し敗戦。1日で再び3位に後退した。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。 -石川は5回4失点 工藤監督 2回の満塁をしのいで(力を)使っちゃった、という感じになっちゃいましたね。よくあるというわけじゃないですけど、ぼくにも経験あるんですが、調子が良くないときにあそこで頑張るんですが。ちょっとうまくいかないときは逆へ逆へ出ちゃうんでね。ここまで頑張ってくれてるんだけど、うまく勝ち星が付かないところも1つあるとは思うので。打たれることはあるんですよ。そういうときに、なかなか難しいですけど、それで打つ方のタイミングが合えば、悪い投球でも勝てたり。なかなか石川の場合はそういう風になっていないところがあるので。今までは結構(間隔を空けて)休みながらやってたりもしてて、今年はけが人というのもあったけど、あいつが開幕になって、責任のあるポジションについたところで、いいピッチャーとばかり当たるしね。プレッシャーもあったり、勝てない中でもっといい投球をするためにはと悩んだりした部分もあると思うので。ちょっとそのへんは、(間隔を)空けるからいいのかどうかは分からないですけど、ちょっと考えてあげたいと思います。やってもらわなきゃいけない選手だし、1回空けるうんぬんには問題ないと思う。まだ空けるか分からないですよ。話をしてみようかな。本人とも話した方がいいと思うので。全然気にする必要ないですよ。今まで頑張ってきてね、そういうときもあるので。苦しい中で、あいつが頑張ってくれたことで負けなかったゲームもあるわけだし。それを考えればね、今日の一戦なんてなんてことないです。また明日から切り替えてやるだけです。 -則本昂から1点止まり 工藤監督 乗せちゃったかなという感じはありますけどね。今までの試合を見てると、5回か6回くらいで100球近くいっているし、ファウルで逃げられたりして球数を使っていたけど。今日はコントロール良かったんだろうなとは思うんですけど、球数少なく投げられてしまった。こっちが粘れなかったところもありましたけど。まあいいところ投げられたらなかなか打てないので。今日は今日として、切り替えてまた明日。ピッチャーも変わるのでね。やるしかない。日々ね、反省はしても後ろ向きではなく前向きに、次のことを考えてやっていかないといけないですからね。 -2回に甲斐が走塁ミス 工藤監督 けん制がほら、なかったじゃないですか。だから行っちゃったんですよ。0・5秒早いんだよって言っちゃいました。選手自身も(けん制が)ないことを考えて、行けるだろうという風に、行ったことなので。行くことに関しては、スチールとか出てはないですけど。結果的にアウトになってしまうのは、スチールでアウトになるのも、けん制でアウトになるのも、飛び出してアウトになるも同じなのでね。次回から気をつけてもらえれば。 -明日は打線の奮起に期待 工藤監督 いくらボールを見ているピッチャーとはいえ、いいボールを投げられたらなかなか打てない。切り替えてまた明日ですよ。連戦でいえば後3つは、確実に試合をしないといけないので。うじうじ考えても仕方ないので。しっかり切り替えて前を向くと。打てなかったら明日だと思って。しっかり切り替えてやっていきます。

◆あぁ無援...。ソフトバンク石川柊太投手(29)が今季最短の5回8安打4失点で7敗目を喫した。6月は4戦4敗で、この間は味方が27イニング攻撃して援護はこの日の1点のみ。開幕から金曜日の先発ローテーションを守ってきた右腕をもり立てられずにいる。工藤公康監督(58)は「良いピッチャーと当たるし、プレッシャーもある。(登板間隔を)空けるからいいか分からないですけど、ちょっと考えてあげたい」と、1度登板機会を飛ばす可能性を示唆した。 立ち上がりから球数が膨らんだ。2回は2四球を与えて無死満塁を招く。3失点した3回は1イニングで34球を投げ、その直後の攻撃では味方が7球で3者凡退に倒れた。ひと息つく間もなく、4回のマウンドへ。2死二塁から浅村に痛恨の4点目を献上した。5回で119球を費やした。 石川 今日は何もないです。毎試合申し訳ない。 普段は真摯(しんし)にコメントを寄せる石川も4連敗のこの日は一言のみ。味方の援護に恵まれないとはいえ、昨季の最多勝&最高勝率右腕が、3勝7敗と貯金を作れず苦しんでいる。 工藤監督は「やってもらわなきゃいけない選手。苦しい中、あいつが頑張ってくれたことで負けなかったゲームもある。それを考えれば、今日の一戦なんてなんてことないです」と揺るがない信頼を示した。チームは1日で3位に後退し、引き分けを挟んだ連勝は2でストップ。指揮官は「うじうじ考えても仕方ない。しっかり切り替えて」と前を向いた。2カード連続の勝ち越しへ、残り2戦に全力を注ぐ。【只松憲】

◆楽天則本昂大投手(30)が3年ぶりの完投勝利を挙げた。 先頭打者を1人も出さず、114球で5安打無四死球10奪三振。通算30完投目で今季6勝目を飾った。ソフトバンクには今季3度目の対戦で初勝利となった。石井GM兼監督に並ぶ41度目の2桁奪三振と圧倒し「まだまだ足元にも及ばないので、石井監督に少しでも近づけるようにしたい」とさらなる飛躍を誓った。 ▽楽天石井GM兼監督(3年ぶりの完投勝利を挙げた則本昂が、自身に並ぶ41度目の2桁三振を奪い)「じゃあ代えればよかったですね(笑い)。攻撃的な気持ちで投げてくれたことがよかった」

◆侍の金棒が輝いた。楽天浅村栄斗内野手(30)が3安打3打点の活躍でチームを2連勝&2位浮上に導いた。 3回無死三塁、ソフトバンク石川の内角高め直球に腕をたたみ、左翼席へ自身28試合ぶりの1発となる5号先制2ラン。16日の東京五輪侍ジャパン内定後は、6試合で20打数9安打、打率4割5分、1本塁打、6打点と絶好調。「自分のバットで勝ちにつなげることが今年はほとんどできていなかった。脇役から今日は久しぶりに主役になれたんじゃないかな」と充実感を漂わせた。 日本の主軸であっても、無意識に意識してしまう。今季72試合目でアーチは5本目。32本塁打で自身初の本塁打王に立った昨季は同試合時点で21本を放っていた。「意識してないと言っても1年間、最低限これくらい、というのはある」と毎打席、電光掲示板に映る1桁の数字に違和感はぬぐえない。 もどかしさは試行錯誤で和らげる。日によってバットの重さを10グラム単位で変える。最大で880グラム。ヘッドの出が悪い時は重量を上げて重みを感じたり、「ただ単に軽いので打ちたい時もあります」と練習で体の状態、バットの感触を確かめてから決める。「打席に入って全ての球にホームランを狙うことは全くない。自分のスイングをしてきた中で角度がつけばホームランになると思って今までも、今もずっとやっている」と軸はぶらさない。 五輪まで1カ月を切った。ただ優先順位はきっちりとつけている。「代表合宿が始まって打撃を見直す期間もある。今はチームのことしか考えていない。そのいい状態でジャパンの方にいければ最高。その期間が来るまでは自分、チームのことをしっかり考えてやっていきたい」。二兎(にと)は追わない。目の前の敵を倒すために、一心不乱に金棒を振る。【桑原幹久】

◆杜(もり)の都の奪三振マシンが、久々にマウンドを守りきった。楽天則本昂大投手(30)が自身3年ぶり、通算30度目の完投勝利で6勝目を飾った。ソフトバンク相手に114球5安打無四球10奪三振。3度目の対戦で初勝利となった。2桁奪三振は石井GM兼監督に並ぶ通算41度目。チームを2位へ引き上げ、首位オリックスに0・5ゲーム差と肉薄した。守り抜いたマウンド上で、声を張った。最後の打者を打ちとった則本昂が、歩み寄る捕手太田と体を合わせ「よっしゃ!」と叫んだ。18年以来、3年ぶりの完投勝利。「9回はとにかくどんな形でも3つアウトをとって帰ろうと思っていたので、強い気持ちで投げきれました」。2日ヤクルト戦以来、本拠地では4戦ぶりの白星。地元のファンからの歓喜の拍手が心地よかった。 強打者ぞろいの鷹打線にも、臆することなく投げ込んだ。最速152キロの直球は迫力満点。落差のあるフォークにスライダー、カーブでタイミングを外した。「状態は良くなかったんですけど、丁寧に(太田)光の配球を信じて、バックを信じて、援護をもらって気持ちよく投げられました」。ソロを浴びた5回に24球を費やすも6回は10球、7回は5球、8回は13球と省エネ投球。「比較的今日は涼しかったので、そんなに疲れはなかった」と梅雨時の冷風にも背中を押された。 「3年ぶり」の枕詞(まくらことば)に、変化を感じた。19年に右肘を手術。同年、昨年とともに5勝にとどまった。昨季はセットポジションからの投球に取り組んだが、今季はワインドアップへ原点回帰。「その頃に比べれば体の出力とかは確実に落ちていると思う。それでも今の状態が一番だと思ってやっているので、自分に自信を持ってこれからもやっていけたら」。変わりゆく自身と向き合い続けながら、実績が裏付けるプライドは揺るがない。 41度目の2桁奪三振を達成し、日米通算2550奪三振を誇る石井GM兼監督が持つ記録にひとつ、肩を並べた。「並べたことはすごく光栄だなと思いますけど、まだまだ足元にも及ばないので、まだまだ勝って石井監督に少しでも近づけるようにしたいと思います」。チームの勝利のために、バットに空を切らせ続ける。【桑原幹久】

◆楽天の浅村が5月19日以来の一発となる5号2ランを放った。三回無死三塁で石川が投じた内角高めの速球を捉え、高々と舞い上がった打球は左翼席に弾んだ。昨季本塁打王に輝きながら、今季は打球がなかなか上がらなかっただけに「先制できて良かった」と笑みがこぼれた。 四回2死二塁では、外の速球を逆らわずに右前へはじき返し、適時打で4点目をもたらす。今季5度目の3安打以上をマークし、先発した同学年の則本昂を援護した。 勝負強い打撃を買われて東京五輪の日本代表に選出された。「五輪も大事だけど、楽天として優勝したい気持ちも強い。首位で五輪ブレークに入れれば一番最高」と前半戦が終了する7月14日まで、勝利に貢献する一打を放つことに集中していく。

◆楽天が2位に浮上。則本昂が5安打1失点で3年ぶりの完投勝利とし、6勝目を挙げた。浅村が三回に先制の5号2ラン、四回は適時打を放った。ソフトバンクは6戦ぶりの黒星で3位に後退した。石川が5回4失点で7敗目となった。

◆絶対に報われる、応えてくれると信じて腕を振ってきた。それでも踏ん張れず、この日も先制点を与えてしまった。先発したソフトバンク・石川柊太投手(29)が5回4失点で降板した。 ここまで13試合登板で金曜日が12試合、木曜日が1試合。今季は初の開幕投手を託されて、好投手が集うカード頭に勇気を持って向かってきた。石川がマウンドに立っている間に打線が得点をしたのは5月28日の巨人戦(ペイペイドーム)の五回の4得点が最後。6月はここまで3試合に登板して援護率0・00だ。2位、3位の対決初戦。ゼロを並べるしかなかった。 一回は2死から浅村に右前打を浴びたが、島内を右飛。二回は安打と2四球で無死満塁を招いたが太田、辰己、小深田を3者連続三振に斬った。球数をかけてでも何とかしのいでいった。 暗転したのは三回だ。鈴木大に右中間に三塁打を浴びると、続く浅村にはインハイの直球を左翼席にまで運ばれた。さらに1死二塁から茂木に中前適時打。大きい3点を先に与えてしまった。森山投手コーチも「打たれたくないという気持ちがカウントを悪くしてしまっているのかな。ボールが先行してしまうと石川らしい投球ができないので、大胆にストライクゾーンで勝負してもらいたい」とコメントしていた。 昨季は11勝3敗、勝率・786で最多勝と最高勝率の2冠に輝いた「負けない投手」が自己ワーストの7敗目(3勝)。チームは6戦ぶりの黒星で3位に転落した。

◆楽天は東京五輪日本代表に選出されている浅村栄斗内野手(30)が先制の5号2ランを放つなど、3安打3打点。チームを2連勝に導いた。 三回、先頭の鈴木大が三塁打で出塁した後、石川が内角高めに投じた速球をコンパクトに振り抜き、左翼席へ運んだ。昨季の本塁打王は5月19日以来の一発に「(手応えは)よかった。(鈴木)大地さんの(三塁への)ヘッドスライディングで気合が入りました」と振り返った。 (左から)浅村と則本昂の同級生コンビがお立ち台で肩を組んだ(撮影・荒木孝雄) 四回2死二塁では「前の打席で良い形でホームランを打てたので、強引にならないように心掛けた」と右前適時打を放ち、追加点をたたき出した。一回の右前打と合わせて今季5度目の猛打賞(1試合3安打以上)をマークし、先発の則本昂を援護した。 「ノリ(則本昂が先発)のときは、余計に力が入ります」と浅村。ともに1990年生まれの2人の活躍で、チームはソフトバンクと入れ替わって2位に浮上。主砲は「五輪も大事だけど、楽天として優勝したい気持ちも強い。首位で五輪ブレークに入れれば最高」と、勝利に貢献する一打を放つことに集中する。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
35298 0.547
(↓0.009)
-
(-)
71294
(+1)
272
(+3)
68
(+1)
24
(-)
0.255
(↓0.002)
3.500
(↑0.01)
2
(1↑)
楽天
34299 0.540
(↑0.008)
0.5
(↓1)
71282
(+5)
264
(+1)
54
(+1)
28
(-)
0.243
(↑0.001
3.520
(↑0.04)
3
(1↓)
ソフトバンク
312814 0.525
(↓0.009)
1.5
(-)
70300
(+1)
249
(+5)
69
(+1)
47
(-)
0.250
(↓0.001)
3.260
(↓0.03)
4
(-)
西武
292913 0.500
(↑0.009)
3
(↑1)
72279
(+3)
289
(+1)
59
(-)
55
(-)
0.248
(↓0.001)
3.940
(↑0.04)
5
(-)
ロッテ
293110 0.483
(-)
4
(↑0.5)
73317
(-)
300
(-)
67
(-)
59
(-)
0.247
(-)
4.010
(-)
6
(-)
日本ハム
24377 0.393
(-)
9.5
(↑0.5)
75211
(-)
277
(-)
38
(-)
35
(-)
0.228
(-)
3.730
(-)