広島(★1対4☆)ヤクルト =リーグ戦10回戦(2021.06.24)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ヤクルト
01200000141101
広島
0000010001610
勝利投手:高橋 奎二(2勝0敗0S)
(セーブ:マクガフ(2勝1敗15S))
敗戦投手:高橋 昂也(2勝3敗0S)

本塁打
【ヤクルト】村上 宗隆(22号・3回表2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 広島戦チケット予約 ヤクルト戦チケット予約
◆ヤクルトが4連勝。ヤクルトは2回表、古賀の適時打で1点を先制する。続く3回には、村上の2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・高橋が7回途中1失点の好投で今季2勝目。敗れた広島は、先発・高橋昂が試合をつくるも、打線が援護できなかった。

◆ヤクルトは左腕の高橋奎二投手(24)が先発する。 高橋は広島戦通算2勝4敗だが、球場別では神宮で0勝4敗に対してマツダスタジアムで2勝0敗。敵地の広島戦はプロ入りから負け知らずだ。

◆広島鈴木誠也外野手(26)が1軍に再登録された。 コロナワクチン接種による副反応の影響で、23日に「特例2021」で出場選手登録を抹消されていた。代わって大盛穂外野手(24)が出場選手登録を抹消された。代替指名選手だったため、「特例2021」の適用により、10日間をへず1軍再登録が可能となる。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、広島戦に「4番三塁」でスタメンに名を連ねた。試合前練習では通常通りに全体ウオーミングアップに参加。ティー打撃の後、フリー打撃に臨み、8本の柵越え。中堅バックスクリーン左、右、右翼席へ豪快な放物線を描いた。 村上は23日の広島戦の4回2死二塁で右膝付近に自打球が直撃。治療後に打席に立ったが、見逃し三振に倒れ、4回の守備から途中交代した。同日に広島市内の病院で検査を受け、骨に異常なしと診断された。

◆ヤクルト村上宗隆内野手が、リーグ独走の22号2ランを放った。1点リードの3回2死一塁。広島高橋昂の145キロ直球を左翼席に運んだ。 23日の同戦で右膝付近に自打球が直撃し、4回の守備から途中交代。同日に広島市内の病院で検査を受け、骨に異常なしと診断されたが、豪快な1発で不安を一掃した。「甘く入ってきた球をしっかり押し込んで打つことができました」とコメントした。

◆先発は広島高橋昂、ヤクルト高橋。ヤクルトは2回に1点先制。3回には村上の22号2ランで2点を追加。広島は3回まで無得点。 広島は3点を追う6回、1死満塁から林の内野ゴロの間に1点を返した。ヤクルトは4回から6回まで追加点を奪えず。 ヤクルトは同一カード3連勝で、今季広島相手に2分けを挟み7連勝。ヤクルト高橋が2勝目。マクガフ15セーブ目。広島高橋昂が3敗目。

◆広島が半世紀ぶりの屈辱だ。ヤクルトに同一カード3タテを食らい、4連敗を喫した。先発左腕の高橋にひねられ、6回1死満塁から林の内野ゴロで1点を奪うのがやっとだった。 佐々岡監督は「強い真っすぐを狙っていった中で、なかなかそれが崩せなかった」と厳しい表情。ヤクルトには2分けを挟んで7連敗で、借金は今季最多の15。6月中の借金15到達は、最下位だった1972年(昭47)6月以来49年ぶり。早ければ27日にも自力Vが消滅する。

◆広島鈴木誠也外野手が3試合ぶりに実戦に復帰した。2点を追う7回、2死一塁から代打で出場。1度も振らずに四球を選び出塁し、代走野間を送られ、交代した。 東京オリンピック(五輪)の侍ジャパンに内定している鈴木誠は、21日に新型コロナのワクチンを接種し、副反応が出た影響で「特例2021」を適用し、23日に出場選手登録を抹消されていた。佐々岡監督は「(試合に)出られるということだった。(先発復帰は)徐々に上げていって、状態を見てから」と話すにとどめた。

◆ヤクルト高橋奎二投手(24)が、得意のマツダスタジアムで今季2勝目を挙げ、チームの対広島戦7連勝に貢献した。 最速151キロの直球を軸に力で押し込み、7回途中4安打1失点の好投。広島戦は通算3勝4敗だが、マツダスタジアムでは無敗の3勝目を飾った。「真っすぐで押しつつ、所々で変化球でカウントが取れた」と納得の表情。高津監督は「球のキレ、力があったと思います」とたたえた。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、リーグ独走の22号2ランでチームを4連勝に導き、単独2位に浮上させた。1点リードの3回2死一塁。広島高橋昂の直球を左翼席にたたき込んだ。23日の広島戦では右膝付近に自打球が直撃し、4回の守備から途中交代。検査を受け、骨に異常なしと診断されたが、一夜明けの1発で全快をアピールした。チームは貯金を18年10月8日以来、3年ぶりの2ケタとなる今季最多の10とした。し あざが残る右足をグッと踏み込み、村上は逆方向にボールをはじき返した。1点リードの3回2死一塁。「うまく押し込めたと思います」と広島高橋昂の外寄りの145キロの直球を強振し、リーグ独走の22号2ランを放った。チームを4連勝に導き、貯金は3年ぶりの2ケタとなる今季最多の10。本塁打王争いで2位の巨人岡本和、阪神佐藤輝に3本差をつけた。 日本の主砲らしく、"一発回答"で不安を一掃した。23日の広島戦で右膝付近に自打球が直撃。打席には立ったが、4回の守備で交代した。同日に検査を受け、骨に異常なしと診断されたが、試合後は少し引きずりながら、バスに乗車。この日の出場について、高津監督は「明日の状態次第だと思います」と説明したが、何事もなかったかのように放物線を描いた。 野球史に残る鉄人を生んだ地で、"鉄人魂"を体現した。広島は「鉄人」と称され、プロ野球の連続試合出場記録を持つ衣笠祥雄がプレーした"鉄人の聖地"。村上は前夜の試合後、アイシング治療を受け、この日の起床時に「痛くなかったんで、いけると思った」と出場を決意。「全然、大丈夫です」と繰り返した言葉通りに結果で回復を証明した。 前夜、視察に訪れた東京五輪代表の稲葉監督も安心させた。この日、実戦復帰した広島鈴木誠らとともに「4番を打てる選手は何人かいますので、つなぎの4番にするのか、長打、大事なところで結果を出す4番にするのか、調子を見ながら決めていきたいと思います」とサムライジャパンの4番候補の1人に挙がる。6月8発と量産する村上の存在感は、日増しに大きくなりそうだ。【久保賢吾】 ヤクルト高津監督(負傷交代した一夜明けで1発を放った村上に)「出られるなら、(スタメンで)使おうと思った。多少の痛みはあるかもしれないですけど、チームの中心で引っ張っていくような選手になっていくならば精神的な強さであったり、痛みに対する強さであったりが必要だと思います」

◆広島がヤクルト10回戦で反撃態勢もつくれないまま敗れ、4連敗を喫した。6月中の借金15は、72年6月21日阪神戦(甲子園)以来49年ぶり。さらに、早ければ27日にも自力優勝の可能性が消滅する。15年から広島を担当し、セ・リーグ3連覇時も取材した担当記者・前原が、半世紀ぶりの屈辱を味わったチームの現状をリポートする。開幕から59通り目の打線も、浮上するきっかけは見えなかった。得点は併殺崩れの間の1点のみ。試合終了後、しばらくベンチから立ち上がれない選手も多くいた。昨年まで5年連続勝ち越し中のヤクルトに7連敗。シーズンは前半戦とはいえ、折り返しは見えている。借金は15に膨らんだ。五輪を前に消化試合とするには早すぎる。佐々岡監督は「今、負けが込んでいる。申し訳ない。前を向いて元気を出して3連戦を戦っていきたい」と何とか前向きな言葉を絞り出した。 苦しんでいる要因の1つにコロナ禍の影響はあるだろう。まだ影響が完全に拭えているとはいえない。 また、正捕手会沢の離脱も大きく響いている。他球団スコアラーも「会沢がいるといないとでは全然違う」と認める。ただ、65試合目で打順59通りはあまりに多い。同じ打順の並びは<1>菊池涼<2>羽月<3>鈴木誠<4>西川<5>坂倉<6>安部<7>クロン<8>小園が最多で3試合という数字が不安定な戦いを表している。日替わり打線はもろ刃の剣。選手の特長を見極めて機能してこそ意味を持つが、機能しなければ選手個々の役割も曖昧となる。リーグトップのチーム打率で、総得点はリーグ5位。広島の攻撃はまだ"線"になっていない。 チーム状況が若手育成にも影響を及ぼしている。2試合続けて4番で起用された林は5番以降の打順では15試合で4割9分2厘も、3、4番では7試合で29打数3安打で打率1割3厘。鈴木誠が「神ってる」と言われた16年は1番で起用された最終戦を除き、打順はすべて5番以降だった。そこで経験を積み、翌17年に4番に定着した。チーム状況が20歳に重圧を背負わせている。林が4番を務めた2試合には、主砲がいない。懸命な思いが、6回のヘッドスライディングとなったように感じられた。 最終戦に敗れてBクラスに終わった15年も、開幕20試合まで19通りの打順で臨んだ。戦いながら形を探り、選手個々の役割は明確となった。加えて、最後まで緊張感のある戦いを続けられたからこそ、翌年の歓喜につながったように感じる。今季はシーズン最後まで緊張感の中、戦えるだろうか。河田ヘッドコーチは「(打順を)固定するというよりも、打順を勝ち取ってほしい」と選手の奮起に期待する。誰もが現状を抜け出したいと必死。選手たちは早出から居残りまで、勝利のために汗を流している。その姿に希望を見いだしたい。【前原淳】 ? ○...高橋昂が6回3失点の粘投も、打線の援護なく3敗目を喫した。2回に先制を許し、3回は2死一塁から村上に左越えの2ランを被弾。4回以降は毎回走者を背負いながらも、無失点に切り抜けた。「入りが探り探りになってしまったところが反省点。粘り強くいけたのは大きな収穫。終盤良かった点では、次につながる投球ができた」と前を向いた。 ? ▽広島鈴木誠(3試合ぶりに実戦復帰し)「問題ないことはないです。普通じゃないことが起きているので。それはもうしょうがないのかなと思います」

◆ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、リーグ独走の22号2ランでチームを4連勝に導き、単独2位に浮上させた。ヤクルトのマクガフが6月10セーブ目。ヤクルトの投手が月間10セーブをマークしたのは球団史上初。これまで球団の月間最多セーブは高津(00年5月、01年8月)石井(05年8月)林昌勇(09年5月)バーネット(12年9月)が記録した9セーブだった。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(21)が、リーグ独走の22号2ランでチームを4連勝に導き、単独2位に浮上させた。1点リードの3回2死一塁。広島高橋昂の直球を左翼席にたたき込んだ。23日の広島戦では右膝付近に自打球が直撃し、4回の守備から途中交代。検査を受け、骨に異常なしと診断されたが、一夜明けの1発で全快をアピールした。チームは貯金を18年10月8日以来、3年ぶりの2ケタとなる今季最多の10とした。あざが残る右足をグッと踏み込み、村上は逆方向にボールをはじき返した。1点リードの3回2死一塁。「うまく押し込めたと思います」と広島高橋昂の外寄りの145キロの直球を強振し、リーグ独走の22号2ランを放った。チームを4連勝に導き、貯金は3年ぶりの2ケタとなる今季最多の10。本塁打王争いで2位の巨人岡本和、阪神佐藤輝に3本差をつけた。 日本の主砲らしく、"一発回答"で不安を一掃した。23日の広島戦で右膝付近に自打球が直撃。打席には立ったが、4回の守備で交代した。同日に検査を受け、骨に異常なしと診断されたが、試合後は少し引きずりながら、バスに乗車。この日の出場について、高津監督は「明日の状態次第だと思います」と説明したが、何事もなかったかのように放物線を描いた。 野球史に残る鉄人を生んだ地で、"鉄人魂"を体現した。広島は「鉄人」と称され、プロ野球の連続試合出場記録を持つ衣笠祥雄がプレーした"鉄人の聖地"。村上は前夜の試合後、アイシング治療を受け、この日の起床時に「痛くなかったんで、いけると思った」と出場を決意。「全然、大丈夫です」と繰り返した言葉通りに結果で回復を証明した。 前夜、視察に訪れた東京オリンピック(五輪)代表の稲葉監督も安心させた。この日、実戦復帰した広島鈴木誠らとともに「4番を打てる選手は何人かいますので、つなぎの4番にするのか、長打、大事なところで結果を出す4番にするのか、調子を見ながら決めていきたいと思います」とサムライジャパンの4番候補の1人に挙がる。6月8発と量産する村上の存在感は、日増しに大きくなりそうだ。【久保賢吾】 ▼ヤクルト高津監督(負傷交代した一夜明けで1発を放った村上に)「出られるなら、(スタメンで)使おうと思った。多少の痛みはあるかもしれないですけど、チームの中心で引っ張っていくような選手になっていくならば精神的な強さであったり、痛みに対する強さであったりが必要だと思います」

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(21)が試合前のフリー打撃で快音を連発した。 前日23日の同9回戦(同)に「4番・三塁」で先発したが、四回2死二塁の第3打席で自打球が右膝付近に直撃。その裏の守備から交代していたが、広島市内の病院で検査を受けて骨に異常はなしと診断され、試合後は同部にアイシングをして歩いてバスに乗り込んでいた。高津臣吾監督(52)は24日の出場について「確認してみないと何ともいえない」と説明していた。 村上はウオーミングアップから通常通り調整し、フリー打撃の後は守備練習もこなした。

◆燕の背番号19が、新たな記録を打ち立てる。ヤクルト・石川雅規投手(41)がキャッチボールやダッシュなどを行い、先発する25日の巨人戦(神宮)に向けて調整した。 プロ20年目の今季は、ここまで4試合に登板して3勝1敗、防御率2・05で、自身3連勝中と好調。現在、三浦大輔に並ぶセ・リーグ記録、294試合連続先発登板を記録しており、次回登板で先発すれば、リーグ新記録となる。 「入団してから先発をやらせてもらっているので、そこにしがみついていきたいという気持ちがあります。(巨人相手にも)一人一人打ち取っていくということを、変わらずやっていきたい」と石川。新記録達成の試合を通算177勝目で飾る。

◆ヤクルト・古賀優大捕手(22)が「8番・捕手」で先発出場し、二回2死三塁から先制の左前適時打を放った。 相手の先発左腕・高橋昴が投じた143キロの直球を捉え「追い込まれていたので、食らいついて何とかバットに当てようという気持ちで打ちました」とコメント。今季初打点を記録した。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(21)が「4番・三塁」で先発出場し、1点リードの三回2死一塁から、左翼席最前部へ22号2ランを放った。 相手の先発左腕・高橋昂が投じた145キロの直球を捉え「甘く入ってきた球を、しっかり押し込んで打つことができました」とコメント。前日23日の同戦の四回には、右膝付近に自打球を受けて途中交代。同日中に広島市内の病院で検査を受け、骨に異常がないと診断されていた。 この日は、ウオーミングアップから通常通りメニューを消化。東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」にも選出されている若き大砲が、痛みを乗り越えて鮮やかな一撃を放った。

◆ヤクルトは4連勝で単独2位に浮上した。二回2死三塁で古賀が先制の左前打。三回は2死から山田が遊撃内野安打でつなぎ、村上が左越え22号2ランを叩き込みリードを3点に主導権を奪うと、先発の高橋は6回?を4安打1失点で2勝目を挙げた。チームは35勝25敗で貯金は10となった。 --投球を振り返って 「真っすぐは前回同様いいボールがいっていたので、真っすぐで押しつつ、ところどころ変化球でカウントが取れたので、そこは良かった」 --先頭を一度も出さなかった 「きのう、おとといと結構先頭打者が出る試合が多かったので、きょうはなんとしても1死、しっかり取るぞという気持ちでマウンドに立ちました」 --(3連打を浴びた)六回のピンチも落ち着いていた 「ピンチになっても冷静に投げようと思って、六回はいきました」 --女房役・古賀の先制打に始まり、いい形で点を取ってくれた 「バッテリーを組んでいる古賀がしっかり先制点を取ってくれたので、僕は思い切って、そこから調子を上げていくことができました」 --今後の意気込みを 「自分の仕事をしっかりして、なんとかチームの勝ちに貢献できるように頑張っていきたいと思います」

◆13日以来の1軍登板となった広島の高橋昂は、6回を9安打3失点で3敗目。二回に古賀に浮いた直球を左前に打たれて、先制点を許した。三回は2死から山田に内野安打を許すと、続く村上には外寄りの145キロを左越えに運ばれた。「タイミングを外しにいったけど、結果的に力を入れすぎて逆球もあったので、打たれた球は反省していく」と唇をかんだ。 新型コロナウイルスの濃厚接触者と判定され、離脱後はなかなか調子が上がっていなかったが、何とか試合をつくった。「点を序盤に取られても粘り強くいけたのは大きな収穫」と前を向いた。

◆広島は4連敗で借金15。佐々岡監督は「申し訳ない。前を向いて元気を出して、3連戦を戦っていきたい」と自らを奮い立たせるように話した。 打線が援護できなかった。六回の好機は、併殺崩れの間に1点を返すのがやっとだった。ヤクルト戦は2分けを挟んで7連敗。監督は「(高橋の)強い真っすぐを狙っていっていたんだけど、なかなかそれが崩せなかった」と声を落とした。 鈴木誠(新型コロナウイルスのワクチン接種で副反応。代打で四球)「(体力的に)問題ないことはない。普通じゃないことが起きてるので。それはもうしょうがないのかなと思う」 広島・河田ヘッドコーチ(高橋を攻略できず)「しっかりとカウント球、勝負球である真っすぐを何とか前に飛ばしていこうという話だったけど、序盤でそれができなかった」

◆ヤクルトの高橋は速球に力があった。一回を3者連続の外野フライに打ち取るなど、五回まで1安打とねじ伏せた。七回途中まで併殺崩れの1点に抑え、2勝目。「とにかくイニングの先頭を抑えることを意識した。粘り強く投げられた」と喜んだ。 先発ローテーション定着が期待される、6年目のサウスポー。高津監督は「スピード(表示)より力、切れがあった。四球で崩れることもなかった」と及第点を与えた。

◆広島は今季3度目の4連敗で借金が今季ワーストの「15」に膨れ上がった。ヤクルト・高橋に七回途中1得点と打ち崩せず。広島先発の高橋昂は6回9安打3失点で今季3敗目を喫した。佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。 ──先発の高橋昂の投球を振り返って 「序盤に3失点。あのホームラン(三回の村上の2ラン)は防がないといけない。外にいっておけばいいというものではない」 ──ヤクルト・高橋を打ち崩せなかった 「強い真っすぐを狙っていたが、なかなか崩せなかった。力があるのはわかっていたが、狙って打てなかった」 ──0─3の六回には1死満塁では林の内野ゴロで1点を返した 「みんな一生懸命やっている。還そうと思ってやっている。林だって必死に走塁した」 先発の広島・高橋昂也=マツダスタジアム(撮影・村本聡) ──新型コロナウイルスのワクチン接種の副反応で2試合欠場した鈴木誠が七回に代打として実戦復帰した 「出られるということだった。いきなり先発というのは。徐々に上げていって」 ──25日から中日3連戦(マツダ)へ向けて 「負けがこんでいる。申し訳ない。前を向いて元気を出して3連戦を戦っていきたい」

◆高卒6年目左腕の高橋が6回2/3を4安打1失点と粘投し、2勝目を挙げた。最速151キロの力強い直球を中心に、先頭打者を一度も出さないテンポのいい投球。六回に3連打から1点を失ったが、最少失点で切り抜け「(先頭で)何としても1アウトを取るぞ、という思いでマウンドに立ちました」。見守った高津監督は「スピードより球の切れや力はあったように見えた」とたたえた。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
42222 0.656
(↑0.005)
-
(-)
77293
(+6)
231
(-)
69
(-)
62
(+2)
0.256
(↑0.001)
3.190
(↑0.05)
2
(-)
ヤクルト
35257 0.583
(↑0.007)
5
(-)
76291
(+4)
262
(+1)
69
(+1)
42
(-)
0.251
(↑0.001
3.710
(↑0.04)
3
(1↓)
巨人
342510 0.576
(-)
5.5
(↓0.5)
74281
(-)
247
(-)
87
(-)
42
(-)
0.252
(-)
3.430
(-)
4
(-)
中日
27339 0.450
(↓0.008)
13
(↓1)
74200
(-)
220
(+6)
38
(-)
34
(-)
0.238
(-)
3.080
(↓0.05)
5
(-)
広島
21368 0.368
(↓0.007)
17.5
(↓1)
78225
(+1)
288
(+4)
42
(-)
33
(-)
0.258
(↓0.001)
3.920
(↑0.02)
6
(-)
DeNA
22399 0.361
(-)
18.5
(↓0.5)
73281
(-)
355
(-)
68
(-)
14
(-)
0.256
(-)
4.880
(-)