楽天(★0対3☆)オリックス =リーグ戦10回戦(2021.06.20)・楽天生命パーク宮城=
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ORIX
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楽天
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勝利投手:宮城 大弥(7勝1敗0S)
(セーブ:平野 佳寿(0勝1敗7S))
敗戦投手:早川 隆久(7勝3敗0S)
  DAZN
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◆オリックスが破竹の8連勝。オリックスは両軍無得点で迎えた6回表、モヤとロメロの連続適時打などで3点を先制する。投げては、先発・宮城が8回無失点の快投。最後は2番手・平野佳が3人で締め、宮城は今季7勝目を挙げた。敗れた楽天は、打線が散発の5安打で無得点と沈黙した。

◆まさかの始球式打ち! オリックス福田周平内野手(28)が衝撃のヒットを放った。サンドウィッチマン伊達みきお"投手"から、初球の高め直球を打ち返し、左中間に落とすヒットを放った。 スタジアムがどよめいた。打たれた"伊達ちゃん"も、あぜんとした表情で打球を見つめるしかなかった。 その後、初回先頭の初球を福田はセンターにはじき返し、2球で"マルチ安打"を記録した。 福田の2安打が、ぴりついた雰囲気の首位攻防戦を、一瞬笑いに包んだ。

◆始球式を務めたお笑いコンビのサンドウィッチマン伊達みきおが"ヒット"を打たれた。 この日行われた「がんばろう東北シリーズ」にちなみ「みやぎ絆大使」、「東北楽天ゴールデンイーグルス応援大使」などを務める伊達と富澤たけしの2人が登場。前日19日に聖火リレーを務めたこともあり、富澤は聖火トーチを手にグラウンドへ現れた。 マウンドには伊達が上がり、右腕が高めへ力強い球を投げ込んだ。だが左打席に立ったオリックス福田にボールをはじかれ、打球は左翼手島内の前にポトリ。伊達は福田や島内を指さしながら困惑した表情を見せていた。 以下、サンドウィッチマンのコメント ・伊達みきお 楽天生命パーク宮城では5度目の始球式でしたが、「打たれたな」というショックな気持ちですね...。 ただ、いい球は投げられたので福田選手も打ち損じていましたね。 試合前にビジョンで被災した各地の映像が流れたのを見て「この10年でよくここまできれいに立ち直ってきたな」という思いと、改めて「がんばろう東北」という言葉が心に響くなと感じます。 強い楽天イーグルスを誇りに思いますし、後半戦はホームランの本数が伸び悩んでいるヒデちゃん(浅村選手)が巻き返してくれると思うので、僕たちもハッパをかけたいと思います。頑張れ! イーグルス! ・富澤たけし 生で試合を見られて勇気をもらえることが改めて、とてもいいことだなと感じています。 福田選手には打つならクリーンヒットで打ってほしかったですね。 がんばろう東北という思いを持ちながら戦うなかで、もう少しがんばろう東北シリーズの勝率を上げて勝つんだぞという姿に期待しています。 イーグルスの日本人選手がたくさん活躍をしている姿を見ると、ここから数年はずっと強いイーグルスが見られるんじゃないかなと思います。 後半戦はどうしても応援の力が必要になるのではないかなと思いますので、ぜひ感染対策をしっかりとしたうえでスタジアムに応援に来てほしいですね。頑張れ! イーグルス!

◆楽天ドラフト1位の早川隆久投手(22)が"魔の6回"に崩れた。 オリックス宮城との「新人王候補対決」となった一戦。5回までハイテンポな投手戦を繰り広げた。1~3回は全て先頭打者に安打を許し得点圏に走者を置いたが、要所を締め、得点は許さない。4回は3者凡退。5回も2死から単打を許すも後続を切った。オリックス宮城も5回まで二塁を踏ませず3安打無失点とあり、5回を1時間14分で終えた。 すると6回、早川が7連勝中のオリックス打線につかまった。先頭吉田正に四球、杉本に右前打、安達に送りバントを許し1死二、三塁とピンチを招く。続くモヤ、ロメロに連続適時打を浴び、伏見の二ゴロの間に追加点も与え、3点を先制された。6回103球、8安打3失点で降板となった。 「終始、リズムを作ることができませんでした。6回を最少失点で切り抜けられれば、またゲームは変わったかなという気がします。結局、打者陣にいいリズムを渡せなかったので、相手に一方的なリードというか、主導権を握られたのだと思います」と反省した。 試合前時点で自身8試合黒星なしの6連勝中だった。だが6回途中降板がこの日を含め、今季13試合中4度あり、イニング別失点は6回が最多で13。打順が3回り目に入ったところで捉えられてしまった。

◆オリックス、ついに首位! オリックスが14年7月25日以来、7年ぶり首位に立った。1ゲーム差だった楽天に勝利し、同率での首位に。11年8~9月以来10年ぶり8連勝で、一気に順位を上げた。96年以来25年ぶりリーグVも視界に入った。 "新人王バトル"にも勝利した。先発したオリックス宮城大弥投手(19)が8回5安打無失点でリーグトップタイの7勝目をマーク。楽天早川とは前回に投げ合った4月4日楽天戦(楽天生命パーク)で、8回無失点と堂々の投球で19歳宮城に軍配。今回も白星で早川に"2連勝"。ライバルの成績は「ちょこちょこ」とチェックするが、球宴ファン投票中間発表の1位は「チェックしてない。え、本当ですか? 怖いです...」と声を震わせる愛されキャラ。 ダントツの得票数は期待の大きさの象徴だ。01年生まれ、ロッテ佐々木朗やヤクルト奥川ら逸材ぞろいの世代。宮城は新人王について「できれば取りたい」と意欲も見せる。 この日は19日の先発マウンドが雨で流れ、プロ初のスライド登板。「たくさん睡眠を取りたい」と言っていた左腕は、マウンドで元気いっぱいの姿を見せた。 テンポの良い投球を心掛ける。「できれば守備を短く、打撃を長くしてもらいたい」と野手陣にも気遣う。打線は6回に3得点。勝負ありだった。 昨年末に強く記した「新人王」-。迷わずペンを走らせた目標は、現実味を帯びてきた。【真柴健】

◆先発は楽天早川、オリックス宮城。オリックスは3回まで毎回得点圏に走者を置くも無得点。楽天は3回まで1安打無得点。 オリックスは6回、モヤとロメロの適時打などで3点を先制。宮城は6回まで3安打無失点。楽天早川は6回8安打3失点で降板。 オリックスが7年ぶりの8連勝で楽天と同率首位。宮城が7勝目。平野佳が7セーブ目。楽天は2年ぶりの5連敗。早川が3敗目。

◆楽天が2年ぶりの5連敗でオリックスに同率首位に並ばれた。相手先発宮城に封じられ、今季3度目の完封負けを喫した。 2年目左腕の巧みな投球術に翻弄(ほんろう)された。140キロ前半から中盤の直球、スライダー、カーブ、チェンジアップの組み合わせにタイミングが合わない。7回までは4安打で二塁すら踏めなかった。8回に先頭銀次の左前打などで2死一、二塁と好機をつくったが、鈴木大が二ゴロに倒れた。 宮城と同じく新人王候補に挙げられる先発早川は、5回まで5安打を許しながら無失点としたが、6回にモヤ、ロメロの適時打などで3失点と崩れた。 楽天の5連敗は10連敗を喫した19年7月8日オリックス戦以来2年ぶり。宮城には前回対戦の4月4日も8回無得点に終わっており、計16回無得点となった。

◆試合後にミニライブを行う歌手のファンキー加藤(42)の"連敗記録"が6に延びた。 この日は「がんばろう東北シリーズ」と題された企画の2戦目。ファンキー加藤は15年から19年まで毎年楽天生命パークでミニライブを行ってきたが、5連敗中だった。この日も完封負けを喫し、6戦0勝6敗となった。 <ファンキー加藤がミニライブを行った試合の結果> 15年9月19日 オリックス戦 1-9 16年9月10日 日本ハム戦 4-7 17年8月27日 日本ハム戦 2-5 18年4月14日 西武戦 1-5 19年4月29日 ロッテ戦 2-4 20年はコロナの影響で開催せず 21年6月20日 オリックス戦 0-3

◆オリックス宮城大弥投手(19)が、8回5安打無失点の好投でリーグトップタイの7勝目を挙げ、チームを楽天との同率首位に押し上げた。キレのある直球と多彩な変化球で楽天打線を封じ込めた。試合後のヒーローインタビューは以下の通り。 -初のスライド登板。どんなことを意識したか 宮城 初回からしっかり意識するように入って、2回以降もしっかり集中できて入れたので良かったのかなと思います。 -投球の出来は 宮城 ストライクを初球からとれたことで、自分のテンポにこれたので、それがいい方向につながったのかなと思います。 -新人王争いのライバルと目される楽天早川との投げ合い。意識したか 宮城 試合前は少し意識したのですが、試合中は意識できないくらい、打者に意識(集中)していたので、あまり意識はしていなかったです。 -リーグトップに並ぶ7勝目 宮城 野手の援護もたくさんあるので、自分ももっといっぱい頑張ろうかなと思っています。 -チームも11年以来の8連勝。首位楽天に並んだ 宮城 そのときはまだチームにいないんですけど、今こうやってチームにいることで貢献できているので、これからもっといい方向目指して頑張っていきたいです。 -ファンにメッセージを 宮城 また次の登板に向けて、もっともっと頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします。

◆楽天が2年ぶりの5連敗でオリックスに同率首位に並ばれた。相手先発宮城に封じられ、今季3度目の完封負けを喫した。 2年目左腕の巧みな投球術に翻弄(ほんろう)された。140キロ前半から中盤の直球、スライダー、カーブ、チェンジアップの組み合わせにタイミングが合わない。7回までは4安打で二塁すら踏めなかった。8回に先頭銀次の左前打などで2死一、二塁と好機をつくったが、鈴木大が二ゴロに倒れた。 宮城と同じく新人王候補に挙げられる先発早川は、5回まで5安打を許しながら無失点としたが、6回にモヤ、ロメロの適時打などで3失点と崩れた。 楽天の5連敗は10連敗を喫した19年7月8日オリックス戦以来2年ぶり。宮城には前回対戦の4月4日も8回無得点に終わっており、計16回無得点となった。 以下、石井GM兼監督一問一答 -2年ぶりの5連敗 1点もとられなければ負けないし、1点もとれなければ勝てないので。そこのバランスというのがあまりよくないのかなと思います。そこはしっかりと調整して合わせていってリズムに乗って行ければなと思います。 -早川は6回3失点 まあそこそこ彼らしいピッチングができていました。6回は彼はエースを目指しているので、そういう目でこっちも見ているので、何とか最少失点でしっかりと帰ってきてほしいなと思っていますし、今後に関しても引き続き、そこはしっかりと最少失点で帰ってくるというピッチングを望んでいます。 -打線は8回に好機をつくるも無得点 言っているように1点もとれなかったら勝てないので。なかなか打線の方も振るわない中、しっかりとディフェンスでバランスをとっていかないといけない今は時期なのかなとは思っています。 -2年目の相手先発の宮城に封じられた 何年目かはあんまり関係ないので。プロはプロなので。そういう意味では本当に素晴らしいボールを投げていたので、何とか攻略というところを糸口を見つけられればよかったんですけど、うまく緩急でかわされてしまったかなと思います。 -「がんばろう東北シリーズ」は2連敗。明日が3戦目 「がんばろう」というよりは「お前らががんばれ」という話だと思うので、僕たちがそこをしっかりと試合の中で結果として皆さんに元気を与えられるような、もらうだけじゃなくてね、しっかりと皆さんにスカッとした勝ちというのをお見せしたいと思いますので、何とか明日は勝っていきたいです。

◆期待の分だけ、ハードルは高い。楽天早川隆久投手(22)が20日、オリックス10回戦(楽天生命パーク)に先発し、6回8安打3失点で3敗目。チームは2年ぶりの5連敗で、オリックスに首位で並ばれた。 イニング別最多13失点の"魔の6回"を切り抜けられなかった。5回まで無失点も6回1死二、三塁。モヤ、ロメロの連続適時打、伏見の二ゴロで3点を先制された。相手先発宮城との「新人王候補対決」に敗れ「6回を最少失点で切り抜けられれば、ゲームは変わったかなと。打者陣にいいリズムを渡せなかったので、相手に主導権を握られた」と悔やんだ。 石井GM兼監督も「彼はエースを目指しているのでそういう目でこっちも見ている」と妥協は許さない。「6回は何とか最少失点でしっかりと帰ってきてほしい。プロ野球人生で目指すところのターゲットを高く持ってほしいし、目指してほしい」と期待を込めた。 19日中止分の振替試合となる21日オリックス戦には、自身4連勝中の滝中が中10日で先発予定だ。交流戦は3戦3勝、防御率2・25と好成績。8連勝中のオリックスとは今季初対戦となる。「点を取られても次の打者を抑えて最少失点で切っていけるかがカギ。最少失点で投げていきたい」と意気込んだ。【相沢孔志】

◆2522日ぶりの首位だ! オリックスが10年ぶりとなる破竹の8連勝で、楽天と並び7年ぶりに首位に立った。高卒2年目の宮城大弥投手(19)が8回5安打無失点でリーグトップタイの7勝目。プロ初のスライド登板となった父の日に、19歳の丸刈り左腕が新人王争いのライバル・楽天早川に投げ勝った。96年以来25年ぶりのリーグ制覇へ、オリたちが熱い。10日前に長髪から五厘刈りにした宮城が、コクリとうなずいた。3点リードの8回2死一、二塁。楽天鈴木大を外角低め107キロのカーブで泳がせ、二ゴロに打ち取った。勝負の3球連続カーブ。「自信を持ってきたからこそ投げられた。頼れるボールが1つ増えた」。最大のピンチを切り抜け、8回5安打無失点でリーグトップタイの7勝目。7年ぶりの首位へ導いた。 1年目の昨夏。当時の中嶋2軍監督から「空振りを取れる率が低い」と指摘された。直球とスライダーを組み合わせる投球に一新。先輩投手陣に聞きまわり、新球種フォークにも挑戦。「新球種があれば投球の幅が広がる」とカットボールにも着手したが「難しい...。ボールがいうことを聞かない。曲がりが大きくスライダーになる」とうまくいかない。チェンジアップも試し、球速差をつけた2種類のカーブも学んだ。 試行錯誤の末に、重要な球種となったのがカーブだ。昨季に現役を引退した飯田ブルペン担当補佐が「最初にカーブを使ってくれた」と感謝する。今季コンビを組む伏見と改良し「緩い球は飛ぶので、絶対、打たれると思っていたんですが...。意外とタイミングを外せている」と効果を実感。この日も楽天打線を翻弄(ほんろう)した。 新人王を争う早川に対し、直接対決で2連勝。球種や2段モーション、左右で変えるプレート位置に、腕の振る角度...。全てで打者を幻惑する。成長著しい左腕が25年ぶりリーグ制覇へチームを引っ張る。【真柴健】 ▽オリックス・ロメロ(6回に追加点となる適時打)「フルカウントからインコースのカットボールで詰まっていたけど、いいところに飛んでくれたね」 ▽オリックス・モヤ(6回に先制打)「安達が(犠打で)いい仕事をしてくれていたし、最低限、ランナー1人をかえせるようにと。自分の仕事ができてよかった。ロメロのタイムリーにもつながってくれてよかったね」

◆2522日ぶりの首位だ! オリックスが10年ぶりとなる破竹の8連勝で、楽天と並び7年ぶりに首位に立った。高卒2年目の宮城大弥投手(19)が8回5安打無失点でリーグトップタイの7勝目。プロ初のスライド登板となった父の日に、19歳の丸刈り左腕が新人王争いのライバル・楽天早川に投げ勝った。96年以来25年ぶりのリーグ制覇へ、オリたちが熱い。誰かが喜ぶ顔を見たい。オリックス宮城は、みんなを笑顔にする愛されキャラだ。最近では刈り上げた頭を仲間にいじられ、いい雰囲気にしている。 この日は父の日。プロ1年目の昨年は「(父に)財布を。あと家族全員にユニバ(USJ)の年間パスポートを渡しました」。今年は「お父さんが欲しいと言ったものを買えるように頑張ります。母親と相談して考えたい」。父亨さん、母礼子さんにとって最高の孝行息子だ。 プロ入り後の"自己投資"は「先輩と一緒に買いに行って、かなり悩んで買った黒色のパーカーですかね。エッセンシャルというブランドです」。およそ2万円の買い物に頭をかいた。シーズンに入り、ビジターゲームが増えると「ポールスミスの遠征用のかばんを...」と"ご褒美"も控えめ。マウンドを降りると、19歳らしい。【オリックス担当=真柴健】

◆楽天早川隆久投手(22)がオリックス宮城との「新人王候補対決」に敗れた。 5回まで無失点も、イニング別最多13失点の「魔の6回」に3失点。自身10戦ぶりの3敗目で同連勝が6で止まり「6回を最少失点で切り抜けられれば、ゲームは変わった気がします」。石井GM兼監督は「彼はエースを目指しているので、そういう目で見ている。プロ野球人生での目標を高く持って目指してほしい」と奮起を促した。

◆オリックスのスティーブン・モヤ外野手(29)が、先制打を放った。 「安達がいい仕事をしてくれていたし、最低限ランナー1人を還せるようにと思って打席に入っていたよ。なんとか自分の仕事ができてよかったし、その後もロメロのタイムリーにもつながってくれてよかったね!」 0─0の六回。先頭の吉田正が四球で出塁し、杉本の右前打で一、二塁。安達が捕前犠打を決め、1死二、三塁とすると、モヤが左前へうまく落とす適時打を放った。なおも一、三塁で、続くロメロも詰まりながら右前へ。その後、伏見の二ゴロの間に1点を加え、3点差とした。 チームは現在、引き分けを挟んで7連勝中。首位の楽天とは1ゲーム差まで縮め、首位攻防3連戦の2戦目。この日の一戦も勝利すれば、7年ぶりとなる首位に並び立つ。

◆オリックスが破竹の勢いで8連勝をマークした。 楽天先発の早川=楽天生命パーク(撮影・土谷創造) 先発の宮城が8回を無失点と好投し、今季リーグトップタイの7勝目(1敗)。楽天D1位・早川(早大)との新人王有力候補対決は、19歳の宮城に軍配が上がった。 打線は六回にモヤ、ロメロの連続適時打などで3点を先取。リードを守り切り、引き分けを挟み、2011年以来となる8連勝。楽天と勝率で並び、14年7月25日以来となる首位に立った。

◆楽天の早川は打線の援護がなく、6回8安打3失点で4月11日以来の3敗目を喫した。再三走者を背負いながら五回まで得点を与えなかったが、六回1死二、三塁からモヤ、ロメロに制球がやや甘くなって連続適時打を許した後、内野ゴロで3点目を奪われた。 今季は計30失点のうち六回に13点を取られており、自らも課題のイニングと痛感している。「六回を最少失点で切り抜けられれば、また試合は変わったかなという気がする」と反省の表情を浮かべた。

◆オリックスは首位楽天との3連戦の勝ち越しを決めて、同率で7年ぶりに首位に浮上した。中嶋監督はシーズン折り返し前の67試合目の時点ということもあり「まだ半分いってない。ただ、しがみついていく。くっついていけたらいい」と表情を引き締めた。 安定した先発投手陣に加え、打線が粘りを発揮して勝ちをつかむ展開が増えている。10年ぶりの8連勝にも「あまりそこは大きく思ってない」と意に介さなかった。

◆楽天が、2年ぶりに5連敗を喫した。ドラフト1位・早川隆久投手(22)=早大=が先発し、6回8安打2三振3失点で、3敗目(7勝)。試合後の石井一久監督(47)の一問一答は以下の通り。 --今季ワーストの5連敗 「1点も取られなければ負けないし、1点も取れなければ勝てないので。そこのバランスが、あまりよくないのかなと思います。しっかりと調整して、リズムに乗っていければなと思います」 --早川の投球について 「そこそこ、彼らしいピッチングはしていた。彼はエースを目指しているので、六回(結果、3失点)は何とか(もったいない失点を防ぎ)最少失点で帰ってきてほしかった。今後も引き続き、最少失点で抑える投球を望んでいます」 --相手先発、2年目の宮城について 「何年目かはあまり関係ない。プロはプロなので、そういう意味では本当に素晴らしいボールを投げていた。何とか攻略の糸口を見つけられればよかったが、うまく緩急でかわされてしまったかなと思います」 --21日は「がんばろう東北シリーズ」の3試合目 「がんばろうというよりは、『お前らが、がんばれ』という話だと思う。試合で皆さんに元気を与えられるような、しっかりと皆さんにスカッとした勝利をお見せしたいと思います」

◆オリックスのニュースターが、チームの勢いをさらに加速させた。先発した19歳の宮城が、8回をゼロ封。ハーラートップタイの7勝目(1敗)をマークし、チームを10年ぶりの8連勝&7年ぶりの首位(タイ)浮上に導いた。 「ストライクを初球から取れたことで、自分のテンポに持って来られたので、それがいい方向につながったのかなと思います」 ◆8回0封ハーラートップタイ7勝目 立ち上がりからポンポンとストライクを投げ込んだ。最速147キロの直球にキレのあるスライダー、100キロ台のスローカーブ。直球も140キロ台と130キロ台の2種類を使い分けるなど緩急を自在に操り、楽天打線を翻弄した。今季楽天戦は2戦2勝で計16回を無失点と、キラーぶりも発揮。「試合前は少し意識した」という楽天D1位・早川(早大)との新人王候補対決も制した。 試合終了後、宮城大弥投手(右)をからかうオリックス・T-岡田(左)=楽天生命パーク(撮影・土谷創造) 間違って頭髪が五厘刈りへと変貌後、初マウンド。ナインに拝まれる様子や、ご利益がありそうなその姿にちなみ、球団は〝宮城大明神〟として売り出し中だ。チームを24年ぶりの6カード連続の勝ち越しに加え、引き分けを挟み2011年以来の8連勝。さらに楽天と同率で、14年7月25日以来の首位というご利益をもたらした本人は「そのときはまだチームにいないんですけど、いまこうやってチームにいることで貢献できているので、これからもっといい方向を目指して頑張っていきたい」と気合を入れた。 ◆中嶋監督「しがみついていく」 11年ぶりの交流戦優勝と勢いが止まらないが、中嶋監督は「まだ(試合数は67試合でシーズンの)半分いってない。ただ、しがみついていく。くっついていけたらいい」と冷静。2年連続最下位に沈んでいるだけに、決して浮かれることなく、目の前の試合を戦う姿勢は変わらない。 高卒2年目の左腕も「野手の方の援護もたくさんあるので、自分ももっといっぱい、がんばろうかなと思っています」。さらなる輝きを放ち、まだまだご利益をもたらしていく。(西垣戸理大)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
32279 0.542
(↓0.01)
-
(-)
75268
(-)
253
(+3)
53
(-)
28
(-)
0.242
(↓0.001)
3.560
(↑0.01)
1
(1↑)
ORIX
32278 0.542
(↑0.008)
0
(↓1)
76279
(+3)
258
(-)
62
(-)
20
(-)
0.256
(↑0.001
3.550
(↑0.06)
3
(-)
ソフトバンク
292713 0.518
(-)
1.5
(↑0.5)
74285
(+1)
237
(+1)
64
(+1)
47
(-)
0.251
(↓0.002)
3.270
(↑0.03)
4
(-)
ロッテ
29299 0.500
(-)
2.5
(↑0.5)
76310
(+3)
286
(+3)
65
(-)
55
(+2)
0.250
(↓0.001)
3.990
(↑0.02)
5
(-)
西武
272813 0.491
(-)
3
(↑0.5)
75270
(+3)
282
(+3)
58
(+1)
55
(+1)
0.249
(-)
4.010
(↑0.02)
6
(-)
日本ハム
23357 0.397
(-)
8.5
(↑0.5)
78203
(+1)
267
(+1)
37
(+1)
34
(-)
0.226
(↑0.001)
3.730
(↑0.04)