ソフトバンク(★1対2☆)日本ハム =リーグ戦10回戦(2021.06.18)・福岡PayPayドーム=
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日本ハム
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ソフトバンク
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勝利投手:上沢 直之(6勝2敗0S)
敗戦投手:石川 柊太(3勝6敗0S)

本塁打
【日本ハム】淺間 大基(1号・5回表ソロ),石井 裕也(3号・7回表ソロ)

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◆日本ハムが接戦を制した。日本ハムは0-0で迎えた5回表、淺間のソロで先制に成功する。そのまま迎えた7回には、石井のソロで貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・上沢が9回1失点の完投で今季6勝目。敗れたソフトバンクは、打線が3安打1得点と振るわなかった。

◆両軍ともに3回まで無得点。日本ハムは3回2死満塁も王柏融が二ゴロ。ソフトバンクも3回2死一、二塁の好機を生かせず。 日本ハムが先手を取った。5回1死から浅間の1号ソロで先制。先発上沢は6回までソフトバンク打線を1安打無失点に抑えた。 日本ハムは7回、石井の3号ソロで加点。直後に1点を失ったが、逃げ切った。先発上沢は6勝目。ソフトバンクは4連敗。石川は6敗目。

◆ソフトバンク石川柊太投手が2発に泣いた。リーグ戦再開の「開幕」を任せられたが立ち上がりから制球に苦しんだ。4回まで何とか無失点でしのいだが、5回に浅間に先制ソロを被弾。「テンポよく投げ、守備からリズムをつくり攻撃につなげるという自分らしい投球ができなかった」。 7回には先頭石井に3号ソロを浴び、112球で降板。「先制点を与え、追加点も取られてしまうと苦しい試合展開になってしまう。同じことを繰り返さないようにしたい」。6敗目を喫し、悔しさをにじませた。

◆ソフトバンクはリーグ再開初戦も敗れ、交流戦から4連敗。5月14日以来、約1カ月ぶりに3位に転落した。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。 -石川の投球について 工藤監督 ちょっと球数も多かったし、多少、落ち着いたのが4回くらいかなというのはあったんですけど。でも、6回で2失点というのを悪いとは思わないです。そういう中でもなんとか2点で、というのがあったかなと思うので。石川君を責めるようなことはないと思いますよ。 -また打線の援護がなかった 工藤監督 見ればね、そうなっちゃうんだけど。(石川が)ベンチを出る前にすみませんという一言があったのは、ホームランというところじゃないかなと思うので。だとしても、それは次に生かすことが大事だと思うので。6回2失点、最低限という言葉は使ってほしくはないですけど、しっかり役割は果たしてくれたと見ています。 -打線が苦戦 工藤監督 上沢君の調子がいいとは思ってないですよ。ここというところはさすがだなと思うところはありますけど、彼にしてはボールが高かったので。と思いますけど。 -チャンスであと1本 工藤監督 いつも言うように、1本が出ていれば苦労はしていないので。まあそこがしっかり出るようにね。4日間空いたので、コンディショニングが悪いという風には思わない。そこをまた反省して、最初から自分の狙っている球とか、しっかり打ちにいけるようにと思いますよ。 -最終打者の長谷川が悔しがっていた 工藤監督 悔しがる姿は、それは大事なものだと思います。打てなければ悔しい、くそ、と思って明日を迎えるということは大事だと思うのでね。それだけ1打席に対する思いが強いというふうに、ぼくらはとらえている。全然悪いことではない。むしろ、他の選手も同じように悔しがってほしいとは思いますけど。性格もあるので。みんな思っているところは一緒だと思うので。これが明日に生きてくれれば。まだ始まったばかりだし。考えてうんぬんより、明日のためになるならいくら考えてくれてもいいと思う。明日のためにならないことをうだうだ考えてほしくはないので。終わったことを反省して、次につなげることが大事。143試合あるので。今がダメだから、もうダメだとかはないでしょう。まだ半分も行ってない。くよくよすることはないので。明日につなげられるように。 -救援陣が好投 工藤監督 いいピッチングでしたよ。嘉弥真も良かったし、田浦も良かったし、津森も良かったし。この4日の中で休養も取れたでしょうけど、今日に向けてというところがしっかりできた。また明日以降、しっかり頑張ってくれればと思います。

◆ソフトバンクが「交流戦ショック」を引きずった。リーグ再開初戦で敗れ4連敗。5月14日以来、約1カ月ぶりに3位に転落した。工藤公康監督(58)は「いつも言うように、1本が出ていれば苦労はしていないので。終わったことを反省して、次につなげることが大事」と、冷静に振り返った。 日本ハム先発の上沢の前に、4回まではノーヒット。5回無死で甲斐がチーム初の中前打を放ったが、次打者の柳町が空振り三振。甲斐も二盗失敗で最悪の三振ゲッツーになった。7回2死三塁から上沢のボークで1点を返したが、9回2死一、二塁のサヨナラ機を生かせず、完投勝利を許した。 交流戦は5勝9敗4分けで、勝率3割5分7厘は球団ワーストだった。特に、打線の不振が深刻で交流戦打率2割3分3厘は12球団で最下位に終わった。4日間を挟んでのリーグ戦再開に、工藤監督は「どんなに良くても、どんなに悪くても切り替える。交流戦は交流戦、リーグ戦はリーグ戦ですから」と話していたが、打線はこの日も沈黙した。 4位ロッテも0・5ゲーム差に迫っており、19日にもBクラスに転落する可能性がある。このままズルズル行くわけにはいかない。工藤監督は「143試合あるので。今がダメだから、もうダメだとかはないでしょう。まだ半分もいってない。くよくよすることはない」と前を向いた。【山本大地】

◆日本ハム浅間大基外野手が、3年ぶりアーチで決勝点をたたき出した。無観客の球場。白球が弾ける音だけが、こだました。5回1死走者なし、ソフトバンク石川のスライダー134キロを「会心だった」と右中間席に突き刺す1号ソロ。今季56試合174打席目で、久々の1発を生み出した。 18年9月9日の楽天戦以来、遠ざかっていた快音を響かせた。本塁打は「ヒットの延長。しっかり振る中で、角度が付いたときに入ったらいい」との位置付けも、久々の本塁打に栗山監督は「頭に来るくらい、ひどいね」と、ご立腹。それでも「(レギュラーへの)大競争をしてもらっている。火が付いている感じを、ダイキからする」と強く感じさせた。 悲願のレギュラー奪取へ「仕事の出来る男」を掲げる。8回には、三塁打となりそうな柳田の中堅フェンス直撃の打球を、技ありの好捕。シチュエーションに応じた働きが「やっぱり試合に出るべき選手だと思う」と、うなずく。 今月21日に25歳の誕生日を迎える。「年を取りたくないです。もう25歳、若造のままでいたいです」と大笑いしながら必死に抵抗? する、あどけない一面も。シーズンを戦い抜き、心身での成長を遂げていく。【田中彩友美】 日本ハム石井(7回に中越え3号ソロ) バットがちゃんと仕事してくれた。最高の形でチームに貢献できたのはうれしい

◆『ナオのパンツは、いいパンツ~♪強いぞ~強いぞ~♪』。日本ハム上沢直之投手(27)が、18日ソフトバンク10回戦(ペイペイドーム)で3安打1失点と快投し、今季チーム62試合目で初の完投勝利。自身の連勝を6に伸ばした。妻からもらった"勝負パンツ"を履き始めた4月10日オリックス戦(京セラドーム大阪)から、10試合連続で負けなし。チームは2連勝で、リーグ戦再開を白星で飾った。最強のパンツを手に入れた上沢には、もう、怖いものなどない。開幕戦、交流戦初戦、そしてリーグ戦再開の1発目...。今季3度目の節目となる大事な試合で先発を任されたエースは、頼もしかった。散発3安打1失点で、今季チーム第1号となる完投勝利。自身にとっても昨季9月1日楽天戦以来の完投勝利に「自分で試合を締めくくれるのは、やっぱりうれしい。皆とマウンドでハイタッチが出来るのはいいなと思います」と、爽やかに笑った。 登板日の、決めごとがある。妻からプレゼントされた大理石柄の"勝負パンツ"を履いて球場入りするようになった4月10日以降、なんと、2カ月も負け知らず。あまりの効果に「登板日以外は絶対に履かないようにしている」という、大切な大切なパンツ。10試合連続で負けがなく、自身6連勝と破竹の勢いだ。 この日は、今季途中に改良したチェンジアップを効果的に交えて、相手打線を翻弄(ほんろう)した。直球の握りで投げる「ただ遅いだけ」の変化球だ。「右(打者)にも左(打者)にもけっこう投げて、序盤は有効な球だった」と納得顔。7回2死三塁からボークで1点を失った場面は「ちょっと気持ちが切れかけた」と言うが、すぐに切り替え127球を投げきった。 「もう何も言うことはない」とエースへの信頼を口にした栗山監督は「今日に関しては、代えたらやられるかなと思った」と、マウンドを最後まで上沢に託し、リーグ戦再開後、最初の試合を白星で飾った。開幕戦で5回持たずにKOされ「出だしにチームに迷惑をかけてしまった」と反省していた上沢も、この日の快投で、少しは気持ちが晴れたはずだ。「僕の投げる試合は、ある程度計算してもらえるように頑張りたい」。背番号15が最下位からの逆襲を、力強く先導する。【中島宙恵】

◆梅雨明けまだ遠い福岡の雨空のようにソフトバンク打線は湿った。1点差の惜敗だが、タイムリー打もなく3安打に終わった。交流戦から低調打線が気がかりではあったが、なかなか厳しいリーグ戦再開である。ちょうど1年前の6月19日、新型コロナウイルスの影響で約3カ月遅れて2020年のプロ野球が開幕した。待ちに待ったプレーボールだった。振り返ってみれば、長いこと待たされたものだと思う。通常のシーズンであれば、今季のようにセ・パ交流戦も終え、両リーグ前半戦の正念場の戦いを迎える時期。そう、まさに今である。昨年の6・19開幕戦はロッテを相手に延長10回サヨナラ勝ちした。飛躍のシーズンとなった栗原が初の開幕スタメンに名を連ね、サヨナラ打を放ってヒーローとなった。ベテラン長谷川も左翼の守備でダイビングキャッチの好守を見せ、ピンチを救った。試合に飢え続けた闘争心がナインを奮い立たせたのかもしれない。ホークスは得意のはずの交流戦は予想外の11位に低迷した。4日間のリフレッシュ期間があったとはいえ、チーム好転の気配は薄く、厚い雲に覆われたかのようでもある。1点を追う9回裏2死一、二塁から5番長谷川は左飛に倒れた。ナインが引き揚げた後も長谷川はなかなか一塁側ベンチを後にしなかった。開幕戦やキーポイントとなる試合では必ずと言っていいほど力を発揮してきたベテランだけに、自らのバットで勝利を運べなかった悔しさが募ったことだろう。長谷川に限らず、この悔しさを肥やして力に変えるしかない。あれだけ待たされた6・19プレーボールの喜びは忘れていないはず。戦える喜びをかみしめ、苦境を脱してもらいたいものだ。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆『ナオのパンツは、いいパンツ~♪ 強いぞ~強いぞ~♪』。日本ハム上沢直之投手(27)が、18日ソフトバンク10回戦(ペイペイドーム)で3安打1失点と快投し、今季チーム63試合目で初の完投勝利。自身の連勝を6に伸ばした。妻からもらった"勝負パンツ"を履き始めた4月10日オリックス戦(京セラドーム大阪)から、10試合連続で負けなし。チームは2連勝で、リーグ戦再開を白星で飾った。最強のパンツを手に入れた上沢には、もう、怖いものなどない。開幕戦、交流戦初戦、そしてリーグ戦再開の1発目...。今季3度目の節目となる大事な試合で先発を任されたエースは、頼もしかった。散発3安打1失点で、今季チーム第1号となる完投勝利。自身にとっても昨季9月1日楽天戦以来の完投勝利に「自分で試合を締めくくれるのは、やっぱりうれしい。皆とマウンドでハイタッチが出来るのはいいなと思います」と、爽やかに笑った。 登板日の、決めごとがある。妻からプレゼントされた大理石柄の"勝負パンツ"を履いて球場入りするようになった4月10日以降、なんと、2カ月も負け知らず。あまりの効果に「登板日以外は絶対に履かないようにしている」という、大切な大切なパンツ。10試合連続で負けがなく、自身6連勝と破竹の勢いだ。 この日は、今季途中に改良したチェンジアップを効果的に交えて、相手打線を翻弄(ほんろう)した。直球の握りで投げる「ただ遅いだけ」の変化球だ。「右(打者)にも左(打者)にもけっこう投げて、序盤は有効な球だった」と納得顔。7回2死三塁からボークで1点を失った場面は「ちょっと気持ちが切れかけた」と言うが、すぐに切り替え127球を投げきった。 「もう何も言うことはない」とエースへの信頼を口にした栗山監督は「今日に関しては、代えたらやられるかなと思った」と、マウンドを最後まで上沢に託し、リーグ戦再開後、最初の試合を白星で飾った。開幕戦で5回持たずにKOされ「出だしにチームに迷惑をかけてしまった」と反省していた上沢も、この日の快投で、少しは気持ちが晴れたはずだ。「僕の投げる試合は、ある程度計算してもらえるように頑張りたい」。背番号15が最下位からの逆襲を、力強く先導する。【中島宙恵】

◆『ナオのパンツは、いいパンツ~♪ 強いぞ~強いぞ~♪』。日本ハム上沢直之投手(27)が、18日ソフトバンク10回戦(ペイペイドーム)で3安打1失点と快投し、今季チーム63試合目で初の完投勝利。自身の連勝を6に伸ばした。妻からもらった"勝負パンツ"を履き始めた4月10日オリックス戦(京セラドーム大阪)から、10試合連続で負けなし。チームは2連勝で、リーグ戦再開を白星で飾った。▼日本ハム上沢が9回3安打1失点で完投勝利。昨年9月1日楽天戦(札幌ドーム)で9回5安打1失点でシーズン5勝目を挙げて以来の完投勝利となった。昨季は楽天戦のこの勝利がチームにとってシーズン63試合目での初の完投勝利で、今季も同じ63試合目に上沢がマークした。63試合目でのチーム初完投勝利は、本拠地移転の04年以降、04年の83試合目に次いで2番目に遅い。

◆ソフトバンク・工藤公康監督(58)が試合前に代表取材に応じた。17日、火の国サラマンダーズとの3軍練習試合(タマホーム筑後)で実戦復帰を果たした千賀滉大投手(28)について思いを明かした。 「投げられて問題がないことが一番だと思っているので」 千賀は4月6日の日本ハム戦(札幌ドーム)で左足首を靭帯損傷。リハビリ調整を経て実戦のマウンドにたどり着いた。4回無失点で、最速は158キロを計測。指揮官は「一番は足首のところ。心配なのは下半身を使って、メカニック的に問題がないのか。肩、肘に負担がかからないか」。下半身をかばってしまうことで上半身に負担がかかっていないのか心配したが、エースが力強い一歩を踏み出した。 昇格も含めた今後のステップについては「チームの状態、先発の人間の状態も含めて考えないといけない。今後の(状態の)上がり方は見ていかないと。報告を聞きながらになる」とした。

◆ソフトバンクのニック・マルティネス投手(30)が19日の日本ハム戦で先発する。キャッチボールなどで調整して、意気込みを明かした。 「頭の中も整理されているので。体の状態というのも継続できていると思います」 ここまでチームトップの5勝。リーグ戦再開2試合目を託された。チームは5勝9敗4分けの11位で交流戦を終え、右腕も「大きな違いはないですけど、普段のリーグに戻るので」と気持ちを新たにした。前回登板は12日のヤクルト戦(同ドーム)で7回2失点。安定感抜群の投球で、ホークスに勢いをもたらすつもりだ。 先発ローテーションを守る外国人選手は、マルティネスのほかにレイがいる。マルティネスは「日本の打者の特徴とかはよく話したり。お互いの試合を見て、思ったことを彼から言ってもらえるので。いい意味で助けになっている」と相乗効果を強調した。

◆ソフトバンク・石川柊太投手(29)が先発して6回0/3を投げ2失点で降板した。 「テンポ良く投げ、守備からリズムを作り攻撃につなげるという自分らしい投球ができなかった。先制点を与え、追加点も取られてしまうと苦しい試合展開になってしまう」 五回1死、浅間に右翼席上段に1号ソロを浴び先制を許した。試合を壊さないように粘投を続けていたが七回先頭、石井にもソロアーチを浴びたところで降板。2番手・嘉弥真にスイッチし、112球を投げるも4勝目をつかむことはできなかった。 石川がマウンドに立っているとき、打線が得点したのは5月28日の巨人戦(ペイペイドーム)の五回4得点が最後。好投手が集う金曜日を託されている石川だが、我慢の投球が続いている。

◆日本ハムは上沢が3安打1失点で完投し、自身6連勝で6勝目を挙げた。五回に浅間の1号ソロで先制し、七回に石井の3号ソロで加点した。ソフトバンクは打線がつながらず4連敗。石川が七回途中2失点で6敗目を喫した。

◆ソフトバンクは打線が奮わず4連敗。3位転落となった。試合後の工藤公康監督(58)の主な一問一答は以下の通り。--石川がソロ2発に 「ちょっと球数も多かったし、落ち着いたのが四回くらいかな。七回もマウンドに上がりましたけど、2失点と。悪いとは思わないです。そういう中でも2点というのはあったと思うので。石川君を責めるようなことはないと思います」 --打線の援護に恵まれず 「見れば、そうなっちゃうんだけど。ベンチを出る前に『すいません』というひと言があったのは、ホームランというところなんじゃないかなと思うので。だとしても、それは次に生かすかが大事。6回(0/3)2失点。最低限という言葉は使ってほしくないですけど、役割を果たしたと見ていますよ」 --上沢の調子もあったと思うが打線が苦しんでいる 「調子がいいか...。上沢君の調子がいいとは思っていない。全体的に高かったし、低めに決まるボールも多くなかった。ここというところはさすがだと思うところはありますけど。彼にしてはボールが高かったので」 --チャンスは作っていただけに、あと1本 「いつも言うように、いつも1本が出ていれば苦労していないので。そこがしっかりと出るように。4日間空いたので、コンディショニングが悪いとは思わない。また反省して」 --長谷川が感情を出していたが 「悔しがる姿は大事なもの。打てなければ『クソ』と思って、あしたを迎えることが大事だと思うので。1打席に対する思いが強いと僕らはとらえている。性格もあるしね、そういうのは。思っているところは一緒だと思うので。あしたのためになるなら、いくら考えてくれてもいい。終わったことよりも反省して次につなげることが大事。143試合あるので。まだ半分も終わっていないので」 --リリーフも無失点でつないだ 「いい投球でした。嘉弥真も、田浦も津森もよかったし。この4日の中で休養も取れたでしょうけど、きょうに向けてしっかりできた。またあす以降、頑張ってくれると思います」

◆ソフトバンクの石川は2本のソロを浴び、七回途中2失点でマウンドを譲る。チームは敗れ、自身3連敗で6敗目となった。「先制点を与え、追加点も取られてしまうと苦しい試合展開になってしまう」と敗戦の責任をかぶった。 三者凡退は四回のみ。三回は2死一塁から2四球で満塁のピンチを招くなど、持ち前のテンポの良さが影を潜めた。それでも大崩れしない粘り強さは示したが「守備からリズムをつくり、攻撃につなげる自分らしい投球ができなかった」と反省ばかりが口をついた。

◆日本ハムの浅間が自身3年ぶりとなる本塁打を放った。五回1死走者なしで、カウント1―1から石川の甘く入った変化球を強振する。無観客のドームに甲高い打球音を響かせ、右中間席へと運んだ。両軍ともに好機を逃し続けた重苦しい展開で均衡を破り「会心の一発。しっかりタイミングも合って、良い角度に上がった」と喜んだ。 神奈川・横浜高から入団7年目。ルーキーイヤーから頭角を現しながらも伸び悩み、春季キャンプから栗山監督に「もっとできる」とハッパを掛けられ続けた。一回にも痛烈な中前打を放ち、これで複数安打は今季11度を数える。覚醒の兆しを見せている期待の1番打者は「気を緩めず、結果を出し続けるだけ」と必死さを強調した。 栗山監督(2018年以来の浅間の本塁打に)「3年ぶり? 頭にくるくらいひどいね。俺らみたいなタイプは3年ぶりもあるけど」 石井(七回に貴重なソロ)「チームに貢献できるのは本当にうれしい。こういう試合を増やしていければ最高」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
32269 0.552
(↓0.009)
-
(-)
76268
(+2)
250
(+5)
53
(-)
28
(-)
0.243
(↓0.001)
3.570
(↓0.02)
2
(1↑)
ORIX
31278 0.534
(↑0.008)
1
(↑1)
77276
(+5)
258
(+2)
62
(+2)
20
(+1)
0.255
(↓0.001)
3.610
(↑0.04)
3
(1↓)
ソフトバンク
292711 0.518
(↓0.009)
2
(-)
76279
(+1)
231
(+2)
61
(-)
47
(-)
0.254
(↓0.002)
3.280
(↑0.02)
4
(-)
ロッテ
29288 0.509
(↑0.009)
2.5
(↑1)
78305
(+5)
276
(-)
65
(+1)
53
(+1)
0.252
(-)
4.030
(↑0.07)
5
(-)
西武
262812 0.481
(↓0.01)
4
(-)
77260
(-)
277
(+5)
56
(-)
54
(+1)
0.249
(-)
4.060
(-)
6
(-)
日本ハム
23355 0.397
(↑0.011)
9
(↑1)
80197
(+2)
261
(+1)
34
(+2)
34
(-)
0.225
(-)
3.750
(↑0.05)