広島(★1対8☆)日本ハム =交流戦3回戦(2021.06.16)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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日本ハム
00200240081110
広島
0000100001520
勝利投手:伊藤 大海(4勝4敗0S)
敗戦投手:九里 亜蓮(5勝4敗0S)
  DAZN
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◆日本ハムが快勝。日本ハムは3回表、近藤と王の連続適時打で2点を奪い、先制に成功する。4-1で迎えた7回には、王と渡邉の適時打などで4点を加え、リードを広げた。投げては、先発・伊藤が6回1失点8奪三振の好投で今季4勝目。敗れた広島は、投打ともに振るわなかった。

◆日本ハムのルーキー伊藤は交流戦で2戦2勝。 新人の交流戦最多勝利は05年久保(ロッテ)の4勝があるが、日本ハムでは06年八木の3勝が最多。球団新人では15年ぶりの交流戦3勝目となるか。

◆日本ハムのドラフト1位伊藤大海投手(23)が史上初の快挙を達成した。 6回4安打1失点と好投して降板。5回に喫した1失点は失策絡みで自責点は付かず、交流戦は3試合で20イニングを投げて自責点2、防御率0・90とし、DeNA浜口と並んで交流戦防御率1位が確定した。チームでは16年大谷(エンゼルス)以来、伊藤が憧れるダルビッシュ(パドレス)を含めて4人目。新人ではプロ野球史上初となった。 また、今季4勝目と交流戦3勝目も決めた。交流戦3勝は、こちらもトップタイで"交流戦2冠"となった。降板後は「5回のピンチでの失点が悔やまれますが、あの場面で粘り切れるようにならなければいけないと思います。まだまだ課題がたくさんあるので、次の登板に向けてしっかりと準備していきたいです」とコメントした。

◆先発は広島が新型コロナウイルス感染から復帰の九里、日本ハムが伊藤。日本ハムは3回に近藤、王の連続適時打で2点を先制。 広島九里は5回2失点で降板。日本ハムは5回に1点を返されるも、6回に石川亮のスクイズなどで2点を奪い、リードを広げた。 7回の4得点で突き放した日本ハムが逃げ切った。先発伊藤が4勝目。広島は九里が4敗目で、交流戦全試合で先発に勝利なし。

◆今季の交流戦最終戦、日本ハム先発のドラフト1位伊藤大海投手(23)が6回4安打1失点と好投し、4勝目。交流戦は3試合で20イニングを投げて自責点2、防御率0・90とし、DeNA浜口と並んで交流戦防御率1位が確定。チームでは16年大谷(エンゼルス)以来、伊藤が憧れるダルビッシュ(パドレス)を含めて4人目。新人ではプロ野球史上初となった。広島先発の九里は新型コロナウイルス感染から復帰登板となったが、5回2失点で降板し4敗目。交流戦全試合で先発に勝利なしとなった。

◆広島が不名誉な記録で交流戦を終えた。新型コロナウイルス感染から復帰した先発九里は5回2失点で4敗目。 交流戦で先発投手に1試合も勝ち星がつかなかったのは交流戦史上初めて。さらに交流戦3勝12敗3分けの勝率2割は球団歴代ワーストとなった。佐々岡監督は「コロナで、という言い訳はない。勝利に結びつかない歯がゆさはみんな持っている」と唇をかんだ。 ▽広島河田ヘッドコーチ(交流戦ワースト勝率に)「これから、これからという軽い言葉では済まされない。あさってからリーグ戦が始まるので、みんなが結果を出してくれるように頑張ります」 ▽広島九里(復帰登板は5回2失点で4敗目)「先に点を取られてしまったことで、チームにいい流れをつくることができませんでした」

◆日本ハムのドラフト1位伊藤大海投手(23)が史上初の快挙で「日本生命セ・パ交流戦」を締めくくった。 先発した広島3回戦(マツダスタジアム)は6回4安打1失点(自責0)の好投で4勝目を挙げた。交流戦の防御率は0・90でトップタイとなり、球団では16年大谷以来4人目、新人ではプロ野球史上初の勲章。さらに3戦全勝もトップタイで防御率との"交流戦2冠"を達成。道産子ルーキーが、リーグ戦再開へ弾みを付けた。交流戦を勝利数(3)、防御率(0・90)の"2冠"で締めくくった伊藤は、早くも先を見据えていた。「交流戦でも、自分としては変わらない1試合1試合だった。そういう風に評価してもらえるのはうれしいですけど、また次に向けて頑張っていけたらなと思います」。新人投手が交流戦で防御率1位となるのは史上初。チームでは16年大谷以来4度目という快挙も、冷静に受け止めた。 また成長を示した快投だった。ハイライトは6回。表の攻撃では好機で打席が回れば、代打が出される予定だった。このシチュエーションは6日巨人戦でも経験。「前回、どっちなんだろうと迷って(マウンドに)行って、初球が本当に危ないボールだった」。事なきを得て3勝目を飾ったが、課題として残した場面。この日も味方打線が効率よく得点を重ねたことで、打席も回り、6回裏のマウンドが用意された。 先頭打者は侍ジャパンに名を連ねた鈴木誠だったが、初球から制球ミスはない。「思い切って投げられた」と内角へ直球を投げ切って見逃し三振。坂倉も内角への直球で詰まらせて一ゴロ、最後は売り出し中の林を空振り三振。「投げる気持ちだけ持って待つ」という、前回は徹底できなかった意識をきっちり体現。「そういうところも勉強できているんだなと思った」と、手応えを残した。 また課題も見つけた。悔やんだのは5回。唯一の失点シーンだが、味方の失策が絡んだものだった。「味方のミスを何もなかったように投げられるピッチャーがエースにふさわしいのかなと思う。そういうところで、あそこは点を取られたくなかった」。理想は果てしなく高いからこそ、交流戦での快進撃にも満足はしない。そんな姿に栗山監督も「相手をしっかり見ながら勝負できるところがすごいところ」とたたえた。 オープン戦で好投し、開幕ローテ入りを決めた思い出の地で、一回りも二回りも大きくなった姿で再び快投した。伊藤は試合後、これまでと同様に「毎日、成長していくことは忘れないようにしたい」と自らに言いきかせた。リーグ戦再開へ向けて、道産子ドラ1右腕に抜かりはない。【木下大輔】 ? ○...伊藤は3打数無安打に終わり、プロ初安打は来季以降へ持ち越しとなった。「悔しいっす」。打撃は得意で大学時代はDH解除で打席に立つこともあった。栗山監督からも期待されていたが、2打数無安打だった6日巨人戦を含めて音なし。登板前に「投げている試合であまり打った記憶がないです」と話していたが、この日の試合後も「やっぱダメなんですかね...」と後ろ髪を引かれていた。

◆日本ハムが快勝した。伊藤が6回を4安打1失点で4勝目を挙げた。8奪三振。三回に近藤の適時打などで2点を先制。六回は石川亮のスクイズなどで2点、七回にも4点を加えた。広島は投打にいいところがなかった。

◆広島の九里は、5回を5安打2失点で4敗目を喫した。上々の立ち上がりを見せたが、三回に単打4本を集められ、2点を奪われた。「先に点を取られてしまったことで、いい流れをつくることができなかった」とうなだれた。 5月下旬に新型コロナウイルス陽性と判定され、戦列を離れた。約1カ月ぶりの1軍マウンドを白星で飾れなかった。「次回は1死でも多く投げて、勝利に貢献する投球ができるように頑張る」と話した。

◆広島は3勝12敗3分けで交流戦の最下位に沈んだ。新型コロナウイルス禍に見舞われ、主力を欠いて苦戦を強いられた。佐々岡監督は「コロナで、という言い訳はしない」と潔く言い「若手は食らいつく姿勢を見せてくれた。でも、それが勝利に結びつかない歯がゆさはみんなが持っている」と唇をかんだ。 セ・リーグでも最下位。先発投手が勝てない状況に、監督は「投手陣が試合をつくる、そこから攻撃につなげる流れを原点としてやっていくしかない。とにかく元気を出してやっていく」と語った。(マツダ)

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
1251 0.706
(-)
-
(-)
096
(-)
70
(-)
13
(-)
5
(-)
0.287
(-)
3.760
(-)
2
(-)
阪神
1170 0.611
(-)
1.5
(-)
082
(-)
76
(-)
20
(-)
25
(-)
0.244
(-)
3.520
(-)
3
(-)
DeNA
963 0.600
(-)
2
(-)
091
(-)
93
(-)
24
(-)
5
(-)
0.297
(-)
4.900
(-)
4
(-)
中日
972 0.563
(-)
2.5
(-)
058
(-)
65
(-)
15
(-)
8
(-)
0.250
(-)
3.550
(-)
5
(-)
ヤクルト
1080 0.556
(-)
2.5
(-)
080
(-)
72
(-)
23
(-)
14
(-)
0.262
(-)
4.030
(-)
6
(-)
楽天
981 0.529
(-)
3
(-)
078
(-)
74
(-)
16
(-)
7
(-)
0.266
(-)
3.960
(-)
7
(-)
西武
774 0.500
(-)
3.5
(-)
087
(-)
90
(-)
26
(-)
4
(-)
0.274
(-)
4.730
(-)
8
(-)
ロッテ
891 0.471
(-)
4
(-)
085
(-)
83
(-)
18
(-)
18
(-)
0.262
(-)
4.450
(-)
9
(-)
巨人
783 0.467
(-)
4
(-)
072
(-)
71
(-)
23
(-)
9
(-)
0.251
(-)
3.840
(-)
10
(1↑)
日本ハム
7110 0.389
(↑0.036)
5.5
(↑0.5)
061
(+8)
70
(+1)
7
(-)
10
(-)
0.236
(↑0.005
3.420
(↑0.2)
11
(1↓)
ソフトバンク
594 0.357
(-)
5.5
(-)
068
(-)
56
(-)
21
(-)
11
(-)
0.233
(-)
3.040
(-)
12
(-)
広島
3123 0.200
(↓0.014)
8
(↓0.5)
060
(+1)
98
(+8)
12
(-)
13
(-)
0.245
(↓0.005)
5.000
(↑0.06)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
39192 0.672
(-)
-
(-)
83273
(-)
215
(-)
65
(-)
59
(-)
0.254
(-)
3.280
(-)
2
(-)
巨人
302410 0.556
(-)
7
(-)
79262
(-)
234
(-)
79
(-)
41
(-)
0.254
(-)
3.490
(-)
2
(-)
ヤクルト
30247 0.556
(-)
7
(-)
82263
(-)
245
(-)
63
(-)
39
(-)
0.251
(-)
3.810
(-)
4
(-)
中日
25299 0.463
(-)
12
(-)
80183
(-)
200
(-)
33
(-)
30
(-)
0.240
(-)
3.040
(-)
5
(1↑)
DeNA
21359 0.375
(-)
17
(-)
78253
(-)
318
(-)
61
(-)
14
(-)
0.254
(-)
4.710
(-)
6
(1↓)
広島
19328 0.373
(↓0.007)
16.5
(↓0.5)
84191
(+1)
245
(+8)
38
(-)
31
(-)
0.252
(↓0.001)
3.840
(↓0.01)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
32259 0.561
(-)
-
(-)
77266
(-)
245
(-)
53
(-)
28
(-)
0.244
(-)
3.550
(-)
2
(-)
ソフトバンク
292611 0.527
(-)
2
(-)
77278
(-)
229
(-)
61
(-)
47
(-)
0.256
(-)
3.300
(-)
3
(-)
ORIX
30278 0.526
(-)
2
(-)
78271
(-)
256
(-)
60
(-)
19
(-)
0.256
(-)
3.650
(-)
4
(-)
ロッテ
28288 0.500
(-)
3.5
(-)
79300
(-)
276
(-)
64
(-)
52
(-)
0.252
(-)
4.100
(-)
5
(-)
西武
262712 0.491
(-)
4
(-)
78260
(-)
272
(-)
56
(-)
53
(-)
0.249
(-)
4.060
(-)
6
(-)
日本ハム
22355 0.386
(↑0.011)
10
(↑0.5)
81195
(+8)
260
(+1)
32
(-)
34
(-)
0.225
(↑0.001
3.800
(↑0.06)