1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 10 | 0 | 1 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 | 0 |
勝利投手:福谷 浩司(3勝4敗0S) (セーブ:又吉 克樹(0勝1敗4S)) 敗戦投手:アーリン(1勝1敗0S) 本塁打 |
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◆中日は2回表、2死三塁の好機から阿部が適時打を放ち、先制に成功する。そのまま迎えた4回にはビシエドのソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・福谷が6回1失点7奪三振の好投で今季3勝目。敗れた日本ハムは、打線が1得点と振るわなかった。
◆日本ハムはアーリン、中日福谷が先発。中日は2回、阿部の中前適時打で先制。福谷は3回まで無安打無失点で中盤へ。 中日は4、5回に1点ずつ追加。日本ハムは4回、近藤の中越え適時二塁打で反撃。先発アーリンは5回途中3失点で降板した。 中日は9回に1点を加え、2カード連続勝ち越し。先発福谷は6回1失点で3勝目、又吉は4セーブ目。日本ハムは拙攻で5カード連続負け越し。
◆日本ハムは30日、中日戦(札幌ドーム)に敗れ、5カード連続の負け越し。借金は今季ワーストの「11」に膨らんだ。だが苦しい展開の中で光ったのは5回1死満塁でマウンドに上がり、併殺打でピンチを脱した河野竜生投手。23歳の誕生日を好投で飾り、連続試合無失点を「13」に伸ばした。昨季ドラフト1位左腕、河野の見事な火消しも報われなかった。アーリンが4回までに2点を失い、5回も玉井が1点を失ってなお1死満塁の大ピンチで、河野がマウンドに上がった。中日高橋周に粘られながらも「自分のボールを信じて投げた」という11球目、外角低めのカットボールで投ゴロ併殺に打ち取り、グラブをたたいてガッツポーズだ。 この日が23歳の誕生日。6回も3者凡退に仕留めて打線の援護を待ったが、攻撃陣に逆転の気概は残っていなかった。 開幕当初こそ先発枠に食い込んだが、途中からは中継ぎへ。だが救援にまわって以降、13試合連続無失点と頼れる存在になった。「最初は悔しい気持ちもあったけど、1軍の舞台で投げさせてもらえるのは有り難い。先発と違って、1球目から全力で行ける」。長いイニングも投げられ、今やブルペンに欠かせない存在になっている。栗山監督は「あそこで投げられる投手は、なかなかいない。(試合を)ひっくり返して、勝ち投手にしてあげられたら良かったんだけど...。申し訳ない」と悔しがった。 新型コロナ禍による1軍の活動停止など苦難に満ちた5月も、この日の試合が最後。7カード中、勝ち越すことが出来たのは1カードだけだった。借金は今季ワーストの11に膨らみ「なかなか、流れの中で一気に(チームを)いい形に変えられない。しっかり、大きな流れが作れるようにやっていきます」と指揮官。仕切り直して、6月に臨む。【中島宙恵】 ▼日本ハムは30日の中日戦に敗れ、借金が今季ワーストの11となった。借金11は17年以来4年ぶり。17年は19試合目の4月22日西武戦で早くも借金11となり、その後も借金が増え続け、101試合目の8月13日ソフトバンク戦で33までふくらんだ。最終的には60勝83敗の5位でシーズンを終えた。 ▽日本ハム荒木投手コーチ(河野に)「勝ち試合もそうだし、今日のような劣勢の場面でも仕事をしてもらっている。本当に頭が下がる思いです。ナイスピッチでした」
◆日本ハムのロビー・アーリン投手が踏ん張れず、来日初黒星を喫した。1点差に迫った直後の5回、1死三塁のピンチを背負い降板した。 4回1/3で6安打3失点。前回登板では来日初勝利も、自身2連勝ならず。「次回登板に向けてしっかり準備し、良い結果を残したいと思います」と話した。
◆中日が日本ハムに連勝し、交流戦単独首位に立った。けん引役は好調のビシエドだ。 2回は先頭で二塁打を放って出塁し、阿部の中前打で先制のホームを踏んだ。4回1死ではアーリンから7号ソロで追加点。「とにかく打てる球を待っている。深くは考えていない。自分の調子も上がってきている。チャレンジしていくよ」。10試合連続安打で、交流戦打率は5割。シーズン打率も2割9分8厘まで上昇し、チームトップの大島の3割8厘とは1分差。7本塁打、28打点と合わせて「チーム3冠」に近づいている。 交流戦は19年まで5年連続7位以下に沈んできたが、開幕から2カード連続勝ち越しと好ダッシュを決めている。不動の主砲は「今週はチームにとっても自分にとってもいい週だった。来週もいい週になれるようにしたい」と誓った。
◆代役守護神の中日又吉克樹投手(30)が4セーブ目を挙げた。9回に先頭の近藤を空振り三振。王柏融に右前打を許したが、渡辺を二ゴロ併殺に打ち取って3点差を守った。 東京五輪予選で離日したR・マルティネスに代わって交流戦からクローザーを務め、6試合のうち5試合に登板。「走者を出し、そこからカウントを悪くしたことを反省。併殺を取ってくれた桂と野手に感謝したい」と神妙なコメントだった。
◆交流戦初先発の中日福谷浩司投手(30)が6回1失点で3勝目を手にした。 4回に1点を失うも大崩れせず7奪三振。2戦連続で桂とバッテリーを組んで結果を出し「桂に任せ、リードに応えられるように投げきった。2軍で一緒に過ごした期間が長かった1人。中継ぎ時代に悩んでいると声を掛けてくれた」と1学年下の後輩のサポートに感謝した。 ▽中日桂(福谷とのバッテリーで今季2戦2勝と好リード)「要所でいいところに投げ切れていたので抑えられた。直球がうまく使えたと思う」
◆中日が日本ハムに連勝し、交流戦単独首位に立った。けん引役は好調の主砲ダヤン・ビシエド内野手(32)だ。 2回は先頭で先発アーリンの高めに浮いたツーシームを捉え、センター左へ二塁打。阿部の中前打で先制のホームを踏んだ。4回1死ではアーリンの直球を左翼席へはじき返し、7号ソロで加点。2安打1打点、2得点で貢献した。「とにかく打てる球を待っている。深くは考えていない。自分の調子も上がってきている。チャレンジしていくよ」。10試合連続安打で、交流戦打率は5割。シーズン打率も2割9分8厘まで上昇し、チームトップの大島の3割8厘とは1分差だ。7本塁打、28打点と合わせて「チーム3冠」に近づいている。 チームは交流戦で19年まで5年連続8位以下に沈んできたが、開幕から2カード連続勝ち越しと好ダッシュを決めている。主砲の働きぶりに、与田監督も「うれしいに決まっている。4番の影響力、仕事だと思う。本塁打一振りで点を取れる強みがある」と自然と笑みが浮かんだ。 来日6年目のビシエドはすし好きで知られる。ただ、コロナ禍で外出禁止が続き、今回の遠征も海の幸を求めて札幌の街へ出ることはない。ホテルの自室で家族へ電話したり、好きなアクション映画を見たりして気分転換を図った。「今週はチームにとっても自分にとってもいい週だった。来週もいい週になれるようにしたい。チーム全体が頑張って、チャンスに必死に食らいついている」。この先はロッテ、オリックスとの対戦が続く。不動の主砲が家族と過ごせる本拠地6連戦でさらにチームを押し上げる。【伊東大介】 ▽中日三ツ俣(7試合連続で遊撃で先発し2安打1打点) とにかく1試合1試合、いい準備をして試合に臨んでいくだけです。 ▽中日桂(福谷とのバッテリーで今季2戦2勝と好リード) 要所でいいところに投げ切れていたので抑えられた。直球がうまく使えたと思う。
◆中日は二回に阿部の適時打で先制し、四回はビシエドの7号ソロで加点した。2―1の五回は三ツ俣の適時打で点差を広げた。福谷が6回1失点で3勝目。日本ハムは5カード連続で負け越し、今季最多の借金11となった。
◆日本ハムは継投の失敗で流れを失い、負け越しが今季ワーストの11となった。 1点差に迫った直後の五回の守備。1死三塁で先発アーリンを諦めて玉井に代えたが、2ボールから甘い速球を三ツ俣に中前に運ばれて突き放された。栗山監督は「中盤にリードを広げられると苦しくなると思った。内野ゴロが欲しいところで早めの勝負にいったが...」と力なく話した。 好機に弱い打線も見せ場をつくれず、点差以上の完敗だった。監督は「持っている力をそのまま出している人が1人もいない。(状態が)戻ってくると信じてやるしかない」と悩ましげだった。
◆日本ハムは散発6安打で、奪った得点は四回に近藤健介外野手(27)が四回に放った適時二塁打による1点のみ。中日戦を1勝2敗で終え、交流戦2カード連続負け越しとなった。以下、栗山英樹監督(60)の主な一問一答。――五回途中3失点の先発アーリンについて 「内容的には本当に良かった。ほんとよく投げてくれた。中盤でリードが広がると苦しくなると思ったので(早めの交代で)申し訳なかった」 ――高浜が今日も2安打 「彼らしく1軍でも試合できるようになってきた。もともと打つ力はあったのと思うので、普通にやれているのですごくいいと思います」 ――次は敵地で広島戦 「なかなか流れの中で一気にいい形に変えられないが、1日でも早くしっかりと大きな流れが作れるようにやっていきます」
◆中日の又吉が抑え抜てきの期待に応え、交流戦首位の立役者となっている。守護神のR・マルティネスが東京五輪予選のためチームを離れて以降、6試合中5試合に登板して4セーブ。この日は安打を許したが、渡辺を二ゴロ併殺に打ち取って無失点だった。 動くボールが効果的で打者のバットを折る場面も少なくない。失敗は一度もなく安定感は抜群だ。「走者を出したことと、走者一塁からカウントを悪くしたことを反省する」と恒例になりつつある反省点を挙げるコメントを出した。与田監督は「本当に頼もしくなっている」と信頼を寄せた。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
中日 |
4 | 1 | 1 | 0.800 (↑0.05) | - (-) |
12 | 21 (+4) | 21 (+1) | 4 (+1) | 3 (+1) |
0.255 (↑0.008) | 3.570 (↑0.52) |
2 (1↑) |
ロッテ |
4 | 2 | 0 | 0.667 (↑0.067) | 0.5 (-) |
12 | 35 (+7) | 24 (+1) | 7 (+1) | 12 (+5) |
0.261 (↑0.008) | 3.400 (↑0.49) |
3 (2↓) |
DeNA |
3 | 2 | 1 | 0.600 (↓0.15) | 1 (↓1) |
12 | 35 (+1) | 37 (+5) | 14 (-) | 0 (-) |
0.290 (↓0.01) | 5.600 (-) |
4 (4↑) |
ORIX |
3 | 3 | 0 | 0.500 (↑0.1) | 1.5 (-) |
12 | 46 (+8) | 42 (+7) | 9 (+1) | 1 (+1) |
0.333 (↑0.001) | 6.920 (↑0.41) |
4 (4↑) |
巨人 |
3 | 3 | 0 | 0.500 (↑0.1) | 1.5 (-) |
12 | 24 (+4) | 28 (+3) | 9 (+2) | 4 (-) |
0.249 (↓0.008) | 4.500 (↑0.31) |
4 (4↑) |
阪神 |
3 | 3 | 0 | 0.500 (↑0.1) | 1.5 (-) |
12 | 29 (+9) | 29 (+8) | 8 (+2) | 9 (+3) |
0.250 (↑0.033) | 4.420 (↓0.74) |
4 (1↓) |
ヤクルト |
3 | 3 | 0 | 0.500 (↓0.1) | 1.5 (↓1) |
12 | 27 (+7) | 30 (+8) | 6 (+1) | 6 (-) |
0.253 (↑0.001) | 5.020 (↓0.72) |
8 (3↓) |
ソフトバンク |
2 | 3 | 1 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
12 | 26 (+3) | 19 (+4) | 10 (-) | 2 (-) |
0.265 (↑0.013) | 2.940 (↓0.22) |
8 (4↑) |
楽天 |
2 | 3 | 1 | 0.400 (↑0.15) | 2 (-) |
12 | 20 (+5) | 23 (+1) | 3 (-) | 2 (+1) |
0.247 (↑0.025) | 3.810 (↑0.59) |
10 (2↓) |
日本ハム |
2 | 4 | 0 | 0.333 (↓0.067) | 2.5 (↓1) |
12 | 24 (+1) | 23 (+4) | 1 (-) | 5 (-) |
0.242 (↓0.011) | 3.460 (↑0.1) |
11 (5↓) |
西武 |
1 | 2 | 1 | 0.333 (↓0.167) | 2 (↓1) |
14 | 20 (+8) | 23 (+9) | 5 (+1) | 2 (-) |
0.294 (↑0.007) | 5.000 (↓1) |
11 (5↓) |
広島 |
1 | 2 | 1 | 0.333 (↓0.167) | 2 (↓1) |
14 | 18 (+1) | 26 (+7) | 3 (+1) | 7 (+1) |
0.303 (↓0.033) | 6.620 (↓0.04) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
31 | 15 | 2 | 0.674 (↑0.007) | - (-) |
95 | 220 (+9) | 168 (+8) | 53 (+2) | 43 (+3) |
0.257 (↑0.003) | 3.330 (↓0.1) |
2 (-) |
巨人 |
26 | 19 | 7 | 0.578 (↑0.01) | 4.5 (-) |
91 | 214 (+4) | 191 (+3) | 65 (+2) | 36 (-) |
0.255 (↓0.001) | 3.490 (↑0.01) |
3 (-) |
ヤクルト |
23 | 19 | 7 | 0.548 (↓0.013) | 6 (↓1) |
94 | 210 (+7) | 203 (+8) | 46 (+1) | 31 (-) |
0.247 (-) | 3.880 (↓0.1) |
4 (-) |
中日 |
20 | 23 | 8 | 0.465 (↑0.013) | 9.5 (-) |
92 | 146 (+4) | 156 (+1) | 22 (+1) | 25 (+1) |
0.238 (↑0.001) | 2.920 (↑0.04) |
5 (-) |
広島 |
17 | 22 | 6 | 0.436 (↓0.011) | 10.5 (↓1) |
98 | 149 (+1) | 173 (+7) | 29 (+1) | 25 (+1) |
0.259 (↓0.002) | 3.610 (↓0.06) |
6 (-) |
DeNA |
15 | 31 | 7 | 0.326 (↓0.007) | 16 (↓1) |
90 | 197 (+1) | 262 (+5) | 51 (-) | 9 (-) |
0.243 (-) | 4.750 (↓0.01) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
26 | 20 | 8 | 0.565 (↓0.013) | - (-) |
89 | 236 (+3) | 192 (+4) | 50 (-) | 38 (-) |
0.265 (↑0.002) | 3.340 (↓0.01) |
2 (-) |
楽天 |
25 | 20 | 9 | 0.556 (↑0.011) | 0.5 (↓1) |
89 | 208 (+5) | 194 (+1) | 40 (-) | 23 (+1) |
0.237 (↑0.003) | 3.440 (↑0.04) |
3 (-) |
ロッテ |
24 | 21 | 7 | 0.533 (↑0.01) | 1.5 (↑1) |
91 | 250 (+7) | 217 (+1) | 53 (+1) | 46 (+5) |
0.250 (↑0.001) | 3.890 (↑0.06) |
4 (-) |
西武 |
20 | 22 | 9 | 0.476 (↓0.012) | 4 (-) |
92 | 193 (+8) | 205 (+9) | 35 (+1) | 51 (-) |
0.245 (↑0.002) | 3.910 (↓0.08) |
5 (-) |
ORIX |
21 | 25 | 7 | 0.457 (↑0.013) | 5 (↑1) |
90 | 221 (+8) | 228 (+7) | 56 (+1) | 15 (+1) |
0.254 (↑0.001) | 3.980 (↓0.02) |
6 (-) |
日本ハム |
17 | 28 | 5 | 0.378 (↓0.008) | 8.5 (-) |
93 | 158 (+1) | 213 (+4) | 26 (-) | 29 (-) |
0.223 (↓0.001) | 3.900 (↑0.02) |
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