西武(★7対10☆)阪神 =交流戦1回戦(2021.05.28)・メットライフドーム=
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阪神
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西武
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勝利投手:齋藤 友貴哉(1勝0敗0S)
(セーブ:スアレス(1勝0敗15S))
敗戦投手:ギャレット(0勝2敗2S)

本塁打
【阪神】佐藤 輝明(11号・2回表ソロ),サンズ(12号・6回表ソロ),佐藤 輝明(12号・6回表ソロ),佐藤 輝明(13号・9回表3ラン)
【西武】森 友哉(6号・6回裏ソロ),中村 剛也(4号・7回裏2ラン)

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◆阪神は2点ビハインドで迎えた9回表、マルテと大山の連続適時打が飛び出し、土壇場で同点とする。なおも2死一三塁の好機に、佐藤輝がこの日3本目となる3ランを放ち、勝ち越しに成功した。投げては、5番手・齋藤がプロ初勝利。敗れた西武は、4番手・ギャレットが大誤算だった。

◆阪神梅野隆太郎捕手(29)が、スタメンを外れた。ベンチスタートは、休養日として欠場した4月23日DeNA戦(甲子園)以来、今季2度目。先発マスクは、坂本誠志郎捕手(27)が務める。 この日の試合前練習で梅野は、ティー打撃中に矢野監督と新井打撃コーチのアドバイスを受け、スタッフに撮影してもらったフリー打撃の映像を確認する場面もあった。 梅野は得点圏打率12球団トップの4割5分2厘の勝負強さで、開幕から勝利に貢献してきた。しかし、ここ6戦21打席で安打が出ていない。前日27日ロッテ戦(甲子園)では第4打席が回る8回に代打を送られ、3打数無安打2三振に終わっていた。 矢野監督は同戦後に「1年間戦う上でずっと調子いいというのはないし、捕手でずっと出るというのも体力的にも調子的にももちろん、難しい部分もある」と話した。続けて「波はどうしても1年間の中であるから、その波が今来てるのかなというところ。ここからまた上げていってもらって、やっていってくれたらなと思います」と再浮上を願っていた。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、2回先頭の第1打席で13試合ぶりとなる先制の11号ソロを放った。交流戦自身初本塁打。 カウント1-2から高橋の141キロフォークを捉え、やや低めの弾道でバックスクリーンへ運んだ。高橋からは3月12日のオープン戦(甲子園)で左翼へ本塁打を放っており、今季無傷の5勝を挙げている右腕からまた打った。 佐藤輝は球団を通じ「早めに追い込まれてしまったので、回の先頭でしたし、粘って食らいついていった結果、ホームランになって良かったです。先制することができたので、もっと点を取っていけるように頑張ります」とコメントした。 高卒と大卒の違いはあるが、11号は93年巨人松井秀喜のルーキーイヤーに並んだ。松井はシーズン最終戦、57試合の出場で記録)。球団新人では右打者の50年渡辺博之に並ぶ歴代4位の記録で、自身が持つ同左打者の最多をさらに更新した。なお球団新人の最多は69年田淵幸一の22本。 また1つ"壁"を乗り越えた。7日DeNA戦(横浜)でドラフト制後の新人では最速となる33試合目で10号を打った後は本塁打から遠ざかってた。12試合本塁打なしは自身最長だった。3月17日のオープン戦で、今井から左中間に本塁打を放っているメットライフドームで目覚めた。 大山が背中の張りから復帰し、佐藤輝は「6番右翼」に戻って4試合目での1発。阪神新人の交流戦本塁打は19年近本以来だ。開幕カードのロッテ戦は10打数3安打の打率3割、1打点と上々の滑り出し。前日27日の試合後には「やることは変わらず、しっかりと自分のするべきことをするだけなんで。いい意味でいつも通りいきたいと思います」と意欲を示していた。言葉通りフルスイングを貫き、快音を響かせた。

◆合流したばかりの西武川越誠司外野手が、"怪音"を鳴らした。第1打席ではお決まりの「青雲のうた」、第2打席では「ラジオ体操第1」が流れ、西武だけでなく阪神ファンもスタンドで体操を始めた。 川越はコロナ禍による「特例2021」の適用で、この日に1軍合流し、8番右翼でスタメン起用。打席は二ゴロと三振に打ち取られた。

◆虎の怪物ルーキーが、また獅子を狩った。阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、プロ初の1試合2本塁打を放った。1点リードの6回1死走者なし。西武高橋の内角144キロ直球を捉えた。打球はぐんぐん伸び、左中間への12号ソロとなった。「しっかり集中して打席に入れましたし、追いつかれた直後だったので、ジェリー(サンズ)の1本で終わらずに、もう1点取ることができて良かったです」と球団を通じコメントした。 5番サンズの勝ち越し弾から2者連続。2回に11号ソロを放った際に「もっと点を取っていけるように頑張ります」とコメントした通り、攻撃の手を緩めなかった。 高卒と大卒の違いはあるが、これで93年巨人松井秀喜がルーキーイヤーに放った11本を超えた(松井はシーズン最終戦、57試合の出場で記録)。球団新人では50年渡辺の11本を抜いて単独4位で、自身が持つ同左打者の最多をさらに更新した。なお球団新人の最多は69年田淵幸一の22本。 これで西武高橋からはオープン戦を通じて3本目のアーチ。メットライフドームでもオープン戦を含めると3発目となり、堂々の"西武キラー"だ。

◆阪神の4番、大山悠輔内野手(26)が1軍復帰後初タイムリーを決めた。 同点で迎えた7回2死一、三塁、右腕森脇のカットボールを振り抜き、ライナーで左前に持っていった。 「みんながつないでくれたチャンスだったので、何としてもランナーをかえすという気持ちで打ちました」 背中の張りで2軍調整していたが、25日ロッテ戦から1軍復帰。一時は勝ち越し打となる1本でチームを盛り上げた。

◆高卒2年目の阪神及川が、プロ初登板で大きな仕事果たした。 「やっぱり緊張はしました。中継ぎの厳しさというのを実感した初登板だったと思います」。勝ち越しを許した7回に1死からマウンドへ。山川にストレートの四球を与えて、呉念庭には中前打を許し1死一、三塁のピンチを招いた。それでもスパンジェンバーグを直球で追い込み、スライダーで空振り三振に仕留めると、岸を初球で遊ゴロに打ち取った。緊張のデビュー戦は1安打と1四球を出しながら無失点。「今回は0に抑えることができたことは良かったですけど、課題のある投球だったと思う」。反省ばかりが口をついたが、終盤の逆転劇につながった。 及川は19年ドラフト3位で入団。19日に初勝利を挙げた同期の西純に続き、堂々の投げっぷりを見せた。 ▽阪神及川の父大介さん(栃木県内の職場で息子の初登板を中継映像で見守り)「緊張のせいかボール球が続いて、先頭に四球を出していたので良くないなあと。ハラハラしましたね。次はもうちょっと内容を良くしてほしいですね」

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、仰天の1試合3本塁打を放った。セ・リーグ新人では、巨人長嶋以来の快挙だ。同点の9回2死一、三塁。追い込まれてから、守護神ギャレットの直球を右中間席最上段まで運んだ。勝ち越しの13号3ラン。これで48年別当に並び、球団新人歴代3位となった。 佐藤輝は2回に11号ソロ、6回に12号ソロを放っていた。 6回に2発目を放った際には「しっかり集中して打席に入れましたし、追いつかれた直後だったので、ジェリー(サンズ)の1本で終わらずに、もう1点取ることができて良かったです」と球団を通じコメントしたが、最後まで集中力を切らさず、バットを振った。 メットライフドームではオープン戦を含めると4発目となり、堂々の"西武キラー"だ。

◆猛虎打線が山賊打線に打ち勝った。9回に佐藤輝明内野手(22)が勝ち越しの特大3ランを放ち、乱打戦に決着をつけた。阪神は両リーグ最速での30勝到達となった。 阪神は2回、先頭の佐藤輝が13試合ぶりとなる11号ソロ。西武高橋のフォークに、崩されながらもバックスクリーンへ運ぶ"驚弾"で先制した。 同点の6回表にはサンズが勝ち越しの12号ソロ。続く佐藤輝もプロ初の1試合2発となる12号ソロで続き、2点を勝ち越した。 直後の6回裏に、西武森にソロ本塁打を浴びるなど、先発青柳は6回途中7安打4失点で降板。4回まで1安打と安定の投球を続けていたが、今季最短でのノックアウトとなった。 7回表には4番大山の1軍復帰後初となる適時打で勝ち越すも、7回裏に3番手馬場が、西武中村に2ランを浴びるなど3失点を喫した。 2点ビハインドの9回はマルテ、大山の適時打で同点に追いつき、最後は佐藤輝が右中間へ、この日3本目の13号3ランを放ち、勝負を決めた。

◆阪神は2回、先頭の佐藤輝がバックスクリーンへの11号ソロ本塁打を放ち先制。3回無死三塁、中野の適時打で1点追加した。 阪神は6回、サンズと佐藤輝の2者連続ソロ本塁打で勝ち越した。その裏西武は森が6号ソロ、呉の適時打で同点に追いついた。 西武は7回、中村の4号2ランで勝ち越し。阪神は9回、連続適時打で同点。佐藤輝の1試合3発となる3ランで勝負を決めた。阪神斎藤1勝、スアレス15セーブ。西武ギャレットが2敗。

◆阪神5番ジェリー・サンズ外野手も佐藤輝の3発に嫉妬した? 6回に高橋のスライダーを捉え、左翼席へ12号ソロ。一時勝ち越しとなる1発にも「テル(佐藤)に(ホームラン数で)差をつけたと思ったけど、すぐに追いつかれちゃったよ」と思わず本音が漏れた。 助っ人は交流戦4試合で16打数7安打、打率4割3分8厘で2本塁打と絶好調だ。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、仰天の1試合3本塁打を放った。セ・リーグ新人では、巨人長嶋以来の快挙。これで48年別当に並び、球団新人歴代3位となった。 ももいろクローバーZの大ファンとしても知られる佐藤輝。Zポーズを3度披露し、「聖地」のメットライフドームでお立ち台に立った。 ? 佐藤輝のヒーローインタビューは以下の通り ? -ルーキーとして1試合3本塁打 佐藤輝 個人としても、一番はチームが勝ったんで、それが一番うれしいです。 ? -1本目はバックスクリーンへの11号 佐藤輝 必死に食らいついた結果、入って良かったと思います。 ? -2本目はサンズに続く2者連続の12号 佐藤輝 いつも通りしっかり自分のスイングをしようと心がけた結果、いい打球がいってくれたと思います。 ? -同点で迎えた9回に3ラン 佐藤輝 逆転のチャンスでしたけど、自分のスイングというところだけ意識して打席に入りました。 ? -Zポーズが3度。ももいろクローバーZ好きとして聖地のメットライフドーム 佐藤輝 そうですね...まあ...メットライフで打てて良かったです。 ? -1年目の自分の活躍をどう見ているか 佐藤輝 しっかり自分のやるべきことをやった結果、こういう結果が出てるんで、すごいうれしいです。 ? -初の交流戦。明日からも戦いが続くがメッセージを 佐藤輝 この交流戦何試合か戦ってきましたけどやっぱり、厳しい戦いになると思うので、その中でチームに貢献出来るような一打を1本でも多く打てるように頑張っていきたいと思います。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、仰天の1試合3本塁打を放った。新人では、巨人長嶋以来の快挙だ。 同点の9回2死一、三塁。追い込まれてから、守護神ギャレットの直球を右中間席最上段まで運んだ。勝ち越しの13号3ラン。これで48年別当に並び、球団新人歴代3位となった。 佐藤輝は2回に11号ソロ、6回に12号ソロを放っていた。 ▽西武辻監督(3本塁打の阪神佐藤輝に)「結果だからね。それにしてもすごい。3本も打たれたんだから。しかも完璧な当たりだったし、その真っすぐをいとも簡単に打たれたのは球に力なかったのか、分からない。コース甘かったんだろう。(対策)そりゃそうだ、3発も打たれたら」

◆交流戦男の1発も、空砲となった。西武中村剛也内野手(37)が交流戦通算78本目の本塁打を放った。3度リードを許し、3度追いつき迎えた7回無死二塁。カウント1-2と追い込まれながら、高めの直球を見逃さなかった。右翼ポール際へ吸い込まれる今季4号。一時勝ち越しの1発は、交流戦通算1位独走の78本目だった。笑顔で「打ててよかったです」と喜んだが、9回に阪神佐藤輝にこの試合3本目のアーチを浴び、逆転を許す悪夢が待っていた。 コロナ禍の苦境を吹き飛ばした、はずだった。前日27日広島戦で、主将の源田が陽性となり、濃厚接触の疑いがある選手を含む8選手が離脱する緊急事態。この試合も8人に代わり、6人が2軍から合流し14人入れ替わる状況下で、中村は「3番三塁」でスタメン出場。第1打席と第3打席に安打をマークしていた。今季2度目の猛打賞で、取られても食らいつく展開を、交流戦を知り尽くしたプロ20年目のバットで演出していた。 昨季は開催されず、2年ぶりの交流戦の舞台。いつも横にいる"守備の相方"がいなかった。「ゲン(源田)のおかげでどれだけヒットがなくなっていることか」。誰よりも近くで見てきたから、その存在の大きさも知っている。離脱を補おうと奮闘したが「いいバッティングができたのでよかったです。(交流戦最多本塁打、最多打点には)特に思うところはありません」と負ければ打った喜びもない。濃厚接触者に特定されなかった5選手は早ければ29日にも合流する見込み。屈辱は勝ってぬぐい去るしかない。【栗田成芳】

◆阪神のドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が初の1試合3本塁打でプロ野球界を仰天させた。「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦で2回に先制の11号ソロ、6回は12号ソロ、そして9回に決勝の13号3ランを放った。新人では史上4人目、巨人長嶋以来という快挙。5打数3安打5打点で12球団最速の30勝に導き、本塁打キング争いでもトップに並んだ。怪物ルーキーがパ・リーグにも襲いかかった。3本目のアーチが試合を決めた。7-7の9回2死一、三塁、怪物ルーキー佐藤輝はギャレットの高めの154キロの速球を完璧に捉えた。確信を持ってダイヤモンド1周へゆっくり歩みを進め、高々と舞い上がった打球は右中間席奥のコンコースまで届いた。決勝の13号3ラン。「逆転のチャンスでしたけど、自分のスイングだけを意識して打席に入りました」。1試合3発はもちろん自身初。新人では58年長嶋(巨人)以来という歴史的快挙となった。 「輝祭り」の幕開けは2回だ。高橋の外角フォークに体勢を崩されながら右手一本で当て、打球は低い弾道のままバックスクリーンに吸い込まれた。打たれた高橋も行き先をじっと見つめ、驚きの表情を浮かべた。「早めに追い込まれてしまったので、回の先頭でしたし、粘って食らいついていった結果、ホームランになって良かったです」。13試合ぶりとなる先制ソロ。自身最長ブランクを乗り越えて勢いに乗った。 2発目は6回。再び高橋から。内角144キロ直球に詰まらされながら左中間へ12号ソロを運び、サンズとの2者連続本塁打。気持ちよく3方向へ放物線を描き、「一番はチームが勝ったので、それがうれしいです」とすがすがしい表情だった。 「聖地」での大暴れだった。メットライフドームはももクロが初ライブを行うなどゆかりのある球場。佐藤輝はモノノフ(ももいろクローバーZのファン)で知られ、ヒーローインタビューでは「メットライフで打てて良かったです」と笑った。29日には「推しメン」の高城れにが玉井詩織とともに同球場でラジオ中継のリポーターを務める。来場前日に前祝いとなった。 13本塁打は巨人岡本和、ヤクルト村上と並び、リーグトップ。球団新人では48年別当と並んで3位で、もちろん左打者では佐藤輝がトップを独走している。残り2試合、大好きなもう1つの「聖地」で暴れ回る。【林亮佑】

◆阪神3年目の斎藤友貴哉投手がうれしいプロ初勝利を手にした。 2点を追う8回に登板し、先頭山田から若林、森と9球で3者凡退。9回の逆転劇へ流れをつくった。18年ドラフト4位で入団し、先に活躍する同期の背中を見てきた。「近本、木浪が活躍しててすごい悔しい思いもあった。まず追いつけ追い越せじゃないですけど、そこのラインに立てることがやっぱりうれしいと思う」。妻と子どもを残して、1年目は入寮して野球に専念。ウイニングボールは「家族にあげます」と声を弾ませた。

◆阪神がセ・リーグ首位の強さを見せつけた。 2度追いつかれ、7回には逆転を許すノーガードの殴り合いを展開し、最後は9回に一挙5点を奪った。中でも初の1試合3発の佐藤輝について、矢野燿大監督(52)は感謝と驚きの言葉を並べた。「いやあすごかったなあ。オレの生涯でも忘れることできひん試合の1つになるな。3本目も追い込まれて速い球を一発で仕留めたというのは、すべてが見事、チームを救ってくれた」。最後は相手クリーンアップをスアレスが3者連続空振り三振でリーグトップの15セーブ目を挙げ、守護神の差を見せつけた。 6試合無安打だった正捕手梅野を外し、坂本をスタメンマスクに起用。だが、試合前の打撃練習で指揮官自ら梅野を熱心に指導していた。途中出場した梅野が9回の先頭で二塁打を放ち、大逆転劇のきっかけをつくった。「もちろん。リュウ(梅野)が粘りながら出てくれたところから始まっているし。ずっと出ているし、今日は休ませたかったんだけど、逆に自分で切り替える1試合にできた。チームにとっても大きい」と喜んだ。 今季初の指名打者制でサンズを指名打者、左翼にはロハスを入れた。山賊打線のお株を奪う4発を浴びせ、1、2番は足で揺さぶるなど隙のないオーダーで攻め立てた。46試合目で、30勝に両リーグ一番乗り。優勝した03年星野阪神の45試合に次ぐ2番目のスピード記録と、今年の虎の強さは本物だ。【石橋隆雄】

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、仰天の1試合3本塁打を放った。新人では、巨人長嶋以来の快挙だ。 同点の9回2死一、三塁。追い込まれてから、守護神ギャレットの直球を右中間席最上段まで運んだ。勝ち越しの13号3ラン。これで48年別当に並び、球団新人歴代3位となった。 佐藤輝は2回に11号ソロ、6回に12号ソロを放っていた。 ▼ルーキー佐藤輝が1試合3本塁打。新人の1試合3発は58年6月22日大洋戦の長嶋(巨人)以来63年ぶり4人目。球団では史上初めてだ。新人の1試合3発が白星に結びついたのは、58年長嶋に次いで2人目。佐藤輝は9回に勝ち越し3ランを打ったが、長嶋も3回(1本目)に逆転3ランで、ともに決勝弾だった。また、1本目が中、2本目が左、3本目が右への1発。3方向へ打ち分けの1試合3発は、新人史上初。 ▼佐藤輝は22歳2カ月。1試合3本塁打の年少記録には63年土井(近鉄)の19歳6カ月があり、佐藤輝は年少4位。左打者では62年王(巨人)の22歳3カ月を抜いて最年少となった。ちなみに、阪神では78年掛布の23歳3カ月を抜き、こちらも最年少。 ▼交流戦で新人がシーズン3本塁打は10年に4本打った長野(巨人)に次いで2人目。

◆極めて自然に、熱い感情が右拳に乗り移った。阪神大山悠輔内野手(26)は土壇場で試合を振り出しに戻した直後、一塁側ベンチに向けてガッツポーズを決めた。衝撃的な逆転勝利の裏には4番の意地があった。 「1打席目と2打席目、自分が流れを止めてしまっていた。みんながつないでくれたチャンスを、いい流れができるところを自分が止めてしまっていた。なんとかやり返さないといけないという気持ちでした」 2点ビハインドで迎えた9回表。3番マルテの右前適時打で1点差に迫り、なお1死一、三塁。1ボール2ストライクから右腕ギャレットの低めスプリットにバットを伸ばし、ライナーで左前に持っていった。値千金の同点打で6番佐藤輝の勝ち越し3ランを呼び込んだ。 1回1死一、三塁、3回無死一、三塁で凡退。同点の7回2死一、三塁では森脇から一時は勝ち越し打となる1本を左前に運んでいたが、それだけで納得できなかった。背中の張りから1軍に戻ってきて4戦目。復帰後初タイムリーから2打席連続適時打で仲間を鼓舞し、「投手も含めて全員で勝ち取った勝利。すごくうれしい」と力を込めた。 「比べるのは昨日の自分」。矢野監督が常々口にしてきた言葉を大事にする。「昨日できなかったことが今日できれば1歩進んでレベルアップ。それをどんどん積み重ねていくことで成長できる」。この日の試合後もすぐさま次戦以降を見据えられる冷静さがある。 「試合が始まってしまえば、打順も4番も関係ない。どこでどういう仕事をするか。勝つために全力を尽くすだけ。しっかり仕事ができるように頑張ります」 一言一句からほとばしる主将の責任感が、勝負どころでチームを落ち着かせている。【佐井陽介】

◆阪神3番ジェフリー・マルテ内野手の反撃打が逆転劇につながった。 9回1死一、三塁。ギャレットの156キロを捉え、右前適時打で1点差に迫った。「みんながつないでくれたチャンスだったし、つなぐことだけを意識したよ。良いバッティングができたね」と自画自賛。今季最多の1試合3四球を選び、「つなぎの3番」が欠かせない存在となっている。

◆阪神守護神ロベルト・スアレス投手がリーグ独走の15セーブ目を挙げた。「みんな大変な、うまくいかなかった部分もあるけど、チームが勝ったというのが大きいよ」。 逆転に成功した9回に登板すると、先頭中村を空振り三振。栗山は内角高めのチェンジアップで見逃し三振に仕留めた。最後は綱島を158キロ直球で、3者連続三振。完璧なリリーフで大興奮の試合を締めた。

◆西武先発の高橋光成投手が、またしても負けなかった。阪神佐藤輝の2発を含む3被弾など6回5安打4失点も、味方が追いつき黒星を回避。験担ぎに伸ばし続ける長髪とともに、開幕からの不敗記録も10に伸ばした。 「ホームランで失点してしまうケースが多かったですが、淡泊な攻めになってしまったなと反省しています。特に6回は2者連続で1発を浴びてしまい、もっと慎重に投げるべきでした」と振り返った。

◆阪神ドラフト6位中野拓夢内野手は3回無死三塁で適時二塁打を放った。 フルカウントから高橋のカットボールを捉え、右翼へ運んだ。「チャンスの場面だったので、思い切って打ちにいった結果が良い形となりました」。4回の守備で失策もあり課題を残したが、ドラフト1位佐藤輝に負けず打撃でアピール。糸原不在の中、2番を死守する。

◆阪神が西武との打ち合いを制し、両リーグ最速で30勝に到達した。9回に同点に追いつき、なおも続いた好機でドラフト1位ルーキー佐藤輝明内野手(22)が勝ち越しの特大3ランを放ち、乱打戦に決着をつけた。佐藤輝は2回と6回にも本塁打を放っており、1試合3発の大暴れ。試合後の矢野燿大監督(52)のコメントは以下の通り。 ? -佐藤輝は1、2本目もすごい当たりだったが、最後に大仕事を いやぁスゴかったなぁ...。もうこれはもう俺の生涯忘れることできへん試合の1つになるな...スゴかった。3本目も結構変化球空振りで、追い込まれた中のあの速い球を一発で仕留めたというのは、ホンマに状況も場面もそうやけど、すべてが見事やったなという。チームを救ってくれたというか、まあまあ、単なるホームランという1本じゃないし、チームも救えたし、内容もスゴいし、うん。スゴかったよ。 -13戦ぶりの本塁打。この期間の状態をどう見ていたか いや、打てるボールはしっかり打てていたし、もちろんいい攻めをされたときには簡単には打てるということもないかもしれないけど、状態的にはいいヒットというか、いい打球は出ていたんでね。状態的には、特別にいいというわけじゃないけど。まあ、普通の状態では入って来られているのかなとは思うけど。 -9回は梅野が快音 先頭でポーンとアウトになって流れが、向こうのままというところをリュウ(梅野)が粘りながらというか、出てくれたというところから始まっているんでね。リュウもずっと出ていたし、打つ方も状態が下がっていたから、きょうは休ませたかったんやけど。でも、逆に自分で切り替える1試合にできたと思うんでね。チームにとっても、あそこで逆転につながったというのは大きいしね。リュウも切り替えられる1本になった可能性があるんで。そういう意味でも大きいかな。 -2年目の及川が初登板 立ち上がりというか、ボール、ボールになるっていうのはよくあることで。緊張もあるし、初めての経験の中で普通に投げられるということの方が少ないと思うんで。そこから崩れずにアウト2つ取れたっていうところではいいスタートを切れたと思うし。及川もこれからどうなるか分からないけど、将来は先発させたいなというのはもちろんあって。でも中継ぎを経験させることで先発に戻った時にアイツの野球かんっていうのは絶対プラスになるんで...。 -8回を抑えた斎藤がプロ初勝利 ちょっとね、中継ぎも苦しくなってきてるところで、こうやって出てきてくれると助かるし。元々ボールの強さとかそういうところはある投手なんで。こういう1個1個を自信にして、もっと貪欲にやってくれたら、あいつ自身の人生も変わるし、チームとしても助かるんで。あいつがいい流れで抑えてくれたからこそ、この逆転があったんでね。そこで初勝利ということで自信を高めてやってくれたらなと思います。

◆仰天の3発だ! 阪神のドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が初の1試合3本塁打を決めた。「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦で2回に先制の11号ソロ、6回は12号ソロ、そして9回に決勝の13号3ランを放った。1戦3発は、新人では史上4人目、巨人長嶋以来という快挙。3安打5打点でチームを12球団最速の30勝に導き、本塁打キング争いでもトップに並んだ。怪物ルーキーが山賊たちを黙らせた。佐藤輝の父博信さん(54)も「1試合3発は初めてだと思います」と驚いた。兵庫・西宮市の自宅でテレビ観戦し「すごいですね。学生時代も練習試合は分からないですが、公式戦では1試合に2発打ったこともないはずです」と声を弾ませた。「前日の最後の打席で高めの速い球に空振り三振した悔しさがあったから、9回の高めも打てたのかもしれませんね」。大活躍の伏線には27日ロッテ戦の三振があったと推測していた。

◆仰天の3発だ! 阪神のドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が初の1試合3本塁打を決めた。「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦で2回に先制の11号ソロ、6回は12号ソロ、そして9回に決勝の13号3ランを放った。1戦3発は、新人では史上4人目、巨人長嶋以来という快挙。3安打5打点でチームを12球団最速の30勝に導き、本塁打キング争いでもトップに並んだ。怪物ルーキーが山賊たちを黙らせた。3本目のアーチが試合を決めた。佐藤輝は確信を持って歩き出した。同点の9回2死一、三塁。ギャレットの154キロを振り抜いた瞬間、シーソーゲームに終止符が打たれた。1試合3発は自身初、新人では58年長嶋(巨人)以来という歴史的な大暴れ。矢野監督はしみじみと言った。「いやぁスゴかったなぁ...。もう、これはもう俺の生涯忘れることできへん試合の1つになるな...スゴかった」。 "輝祭り"の幕開けは2回だった。高橋の外角フォークに体勢を崩されながら右手1本で拾い、低い弾道のままバックスクリーンに吸い込まれた。打たれた高橋も打球をじっと見つめ、驚きの表情を浮かべた1本。「早めに追い込まれてしまったので、回の先頭でしたし、粘って食らいついていった結果、ホームランになってよかったです」。13試合ぶりとなる先制ソロ。長いブランクを技ありの一打で乗り越え、勢いに乗った。 2発目は6回。内角144キロ直球に詰まらされながら左中間席へ運んだ。そして「一番感触がよかった」という締めの3発目は、右中間席奥のコンコースまで届く完璧な当たり。「みんなでつないだチャンスだったので、何とかここで1本という気持ちでいきました」。殊勲のアーチに笑顔を見せた。 モノノフ(ももいろクローバーZのファン)の佐藤輝にとって、メットライフドームは「聖地」だ。ももクロが初のドームライブを行うなどゆかりのある球場で、ヒーローインタビューではあらためて、「メットライフで打ててよかったです」と笑った。29日には「推しメン」の高城れにが玉井詩織とともに同球場でラジオ中継のリポーターを務める。来場前日にどでかい前祝いとなった。 13本塁打は巨人岡本和、ヤクルト村上と並び、リーグトップ。球団新人では48年別当と並ぶ3位で、左打者では佐藤輝がトップを独走している。残り2試合、大好きなもう1つの「聖地」で打ちまくる。【林亮佑】 ◆58年長嶋の1試合3本塁打 6月22日大洋戦(川崎)の3、6回に3ラン、8回にソロで計7打点。3本とも左翼へ場外弾を放ち「いやあ、今日はおかしいですよ。あまりにもツキすぎです」。

◆阪神のスタメンが発表され、今季初のDH制となる一戦でジェリー・サンズ外野手(33)が「5番・DH」で先発出場する。井上ヘッドコーチは交流戦前に、「候補とすると陽川、糸井、ロハス」とDH起用枠の競争を促してきたが、メル・ロハス・ジュニア外野手(31)=前韓国KT=は「7番・左翼」で、19日のヤクルト戦(甲子園)以来、4試合ぶりのスタメン出場となった。

◆阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が大ファンの"ももクロの聖地"で大きなアーチをかけた。0-0の二回先頭で、西武先発・高橋の141キロを捉え、今季11号ソロをバックスクリーンへ叩き込み、先制に成功した。 「回の先頭でしたし、粘って食らいついていった結果、ホームランになってよかったです。先制することができたので、もっと点をとっていけるように頑張ります」と意気込んだ。 メットライフドームは、2012年8月5日(当時西武ドーム)にももクロが初ライブを行って以降、数々のメモリアルライブを開催してきた。モノノフ(ももクロファンの呼称)の佐藤輝が聖地で本塁打を放ち、ベンチ前ではZポーズを披露した。 交流戦前には、3月12日のオープン戦(甲子園)で本塁打を放った西武・高橋から「やられたらやり返さないといけないので」とリベンジ宣言を受け、「もう1本打ちたいという思いはあります。ファンが喜んでもらえるような勝負をしたい」と返していただけに、"有言実行"の一発となった。

◆阪神が1番・近本、2番のD6位・中野(三菱自動車岡崎)の〝チカナカ〟コンビで追加点をあげた。 1-0の三回。先頭の近本が四球で出塁し、続く中野の打席で二盗に成功。今季46試合目で10盗塁目に到達し、セ・リーグトップタイとなった。さらに暴投で三進し、無死三塁から中野が西武先発・高橋の141キロを右前へはじき返し、適時二塁打で追加点をあげた。 「チャンスの場面だったので、思い切って打ちにいった結果がいい形となりました。もう1本、2本と打てるように頑張ります」 26日のロッテ戦(甲子園)以来、2試合ぶりの打点をあげて胸を張った。

◆阪神の怪物ルーキーが止まらない。2-2の六回1死走者なしから、サンズの今季12号ソロで勝ち越しに成功すると、続くD1位・佐藤輝(近大)が魅せた。 西武先発・高橋の144キロを振り抜いて白球を左中間スタンドへほうり込み、2者連続弾となる今季12号ソロで突き放した。「しっかり集中して打席に入れましたし、(五回に)追いつかれた直後だったので、ジェリー(サンズ)の1本で終わらずにもう1点取ることができてよかったです」と声を弾ませた。 二回先頭でもバックスクリーンへ一発をぶち込んでおり、自身初の1試合2発となった。

◆4番の意地がさく裂した。4-4の七回2死一、三塁から、大山が西武2番手・森脇の132キロを捉える左前適時打で勝ち越しに成功した。 「みんながつないでくれたチャンスだったので、何としてもランナーをかえすという気持ちで打ちました。勝ち越すことができてよかった」と胸を張った。 ここまで3打数無安打と抑え込まれていたが、背中の張りから1軍復帰後4試合目で初打点をあげ、勝負どころで大きな仕事を果たした。

◆開幕から5連勝中の西武・高橋光成投手は6回4失点で、2-4とリードを許した展開でマウンドを降りたが、その裏に味方打線が同点に追いつき、高橋の初黒星はなくなった。 「調子自体は良くも悪くもなく、という感じでした。タイガース打線は実際に対戦してみて、長打力がある打線だな、と改めて思いました。今日はホームランで失点してしまうケースが多く、淡泊な攻めになってしまったな、と反省しています」二回に相手のD1位・佐藤輝(近大)にソロを浴び、三回にも1失点。2-2の六回には「もっと慎重に投げるべきでした」とサンズ、再び佐藤輝と2者連続で本塁打を許し、2-4に。この回を投げ切って交代した。それでも直後の攻撃で味方打線が同点とし、自身の今季初黒星は消えた。開幕前から髪を伸ばし続け、「負けたら切る」としているが、ここまで負けなしの5連勝中。この日も〝断髪危機〟に直面したが、何とかゲン担ぎは次回登板へ継続となった。

◆1試合3発の離れ業を、阪神のD1位・佐藤輝(近大)がやってのけた。 2点差を追う九回、マルテ、大山の適時打で追いついた7-7の2死一、三塁。虎の怪物ルーキーがギャレットの154キロを完璧に捉え、打球は右中間席最後部まで到達。この日は二回に先制ソロ、六回にもソロを放っていたが、値千金の今季13号3ランで勝ち越した。

◆阪神が逆転勝ちで両リーグ30勝一番乗り。5―7の九回にマルテと大山の連続適時打、佐藤輝の初の1試合3本塁打となるリーグトップタイの13号3ランで5点を奪った。八回を抑えた斎藤がプロ初勝利。西武はギャレットが崩れた。

◆西武の高橋は6回を投げて3本塁打を浴び、今季自己ワーストに並ぶ4失点で勝敗は付かなかった。序盤に制球が定まらず、球数が111球とかさんで降板。「調子は良くも悪くもなかった。何とか粘り強く投げられた。タイガース打線は長打力があると改めて思った」と振り返った。 0―0の二回に先頭打者の佐藤輝に外角に沈む変化球を中越えへ運ばれると、味方が2―2と追い付いた直後の六回には1死無走者からサンズ、佐藤輝に2者連続本塁打を浴びた。 許した5安打のうち3本が本塁打。開幕投手からの連勝は止まらなかったものの「ホームランで失点してしまうケースが多かったが、淡泊な攻めになってしまった。特に六回は2者連続で一発を浴びてしまい、もっと慎重に投げるべきだった」と反省した。

◆阪神はドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=がプロ初の1試合3発を放ち、逆転勝利の立役者となった。 2点差を追う九回。マルテ、大山のタイムリーで同点に追いつくと、なおも2死一、三塁で佐藤輝が勝ち越しの今季13号3ランを放った。二回に先制ソロ、六回にもこの試合2発目のソロを放っていたが、怪物ルーキーがファンの度肝を抜く活躍をみせた。 八回に中継ぎで登板した斎藤友貴哉投手(26)がプロ3年目でうれしい初勝利をあげた。

◆阪神はドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=の1試合3本塁打で劇勝! 試合後の矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。 ーー佐藤輝は1、2本目もすごい当たりだったが、最後に大仕事を 「いやぁスゴかったなぁ...。もうこれは、俺の生涯忘れることできへん試合の1つになるな...スゴかった。3本目も結構変化球空振りで、追い込まれた中の、あの速い球を一発で仕留めたというのは、ホンマに状況も場面もそうやけど、すべてが見事やったなという。チームを救ってくれたというか、まあまあ、単なるホームランという一本じゃないし、チームも救えたし、内容もスゴいし、うん。スゴかったよ」 ーーホームランは出ていなかったが、この期間の状態をどう見ていたか 「打てるボールはしっかり打てていたしね。いい攻めをされたときには簡単には打てるということもないかもしれないけど、状態的にはいいヒット、いい打球は出ていたんでね。特別にいいというわけじゃないけど。まあ、普通の状態では入って来られているのかなとは思うけど」 ーー九回は苦しんでいた梅野の快音から 「先頭でポーンとアウトになって流れが、向こうのままというところをリュウが粘りながら、出てくれたところから始まっているんでね。リュウもずっと出ていたし、打つ方も状態が下がっていたから、きょうは休ませたかったんやけど。でも、逆に自分で切り替える1試合にできたと思うんでね。チームにとってもあそこで逆転につながったのも大きいし、リュウも切り替えられる一本になった可能性があるんで。そういう意味でも大きいかな」ーー及川がプロ初登板「立ち上がりというか、ボールボールになるのはルーキーではよくあることで。緊張もあるし、初めての経験の中で普通に投げられるということの方が少ないと思うんで。そこから崩れずにアウト2つ取れたっていうところではいいスタートを切れたと思うし。将来は先発させたいなというのはもちろんあって。でも中継ぎを経験することで先発に戻った時にアイツの野球観っていうのは絶対プラスになるんで」ーー斎藤もプロ初勝利「ちょっとね、中継ぎも苦しくなってきてるところで、こうやって出てきてくれると助かるし。元々ボールの強さとかそういうところはあるピッチャーなんで。こういう1個1個を自信にして、もっと貪欲にやってくれたら、あいつ自身の人生も変わるし、チームとしても助かるんで」ーーこの1か月、連敗がないが、底力を感じる「だからこそ、今日の逆転というのはめちゃくちゃでかいよね。嫌な流れで取って、取られて、取ったら逆転されてという中で、すごく嫌な展開だったから。あそこで悠輔で追いついて、輝の3本目のホームランで逆転というのは単なる1勝じゃなくて、本当に大きな1勝につながったと思うんでね。そういうところは全員でピッチャーも打たれる時もあるし、ピッチャーももっと頑張ってもらえるし、頑張ってくれると思うんんだけど、そこを今日はバッター陣が救ってくれたんで、本当に大きな1勝だと思います」

◆阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が球団では初、セ・リーグでは1958年の長嶋茂雄(巨人)以来となる新人での1試合3本塁打を放った。試合後のテルトークをたっぷりどうぞ! (ヒーローインタビュー) ――1試合3本塁打の活躍。おめでとうございます 「ありがとうございます!」 ――今日の活躍はどうだったか 「そうですね。個人としても...一番はチームが勝ったので、それが一番うれしいです」 ――二回の先制ソロは 「必死に食らいついた結果、入ってよかったと思います」 ――六回のサンズとのアベック弾は 「いつも通りしっかり自分のスイングをしようと心がけた結果、いい打球がいってくれたと思います」 ――九回の勝ち越し弾は 「逆転のチャンスでしたけど、自分のスイングというところだけ意識して打席に入りました」 ――ももクロのポーズも披露。特別な思いはあったか 「そうですね。まあ、メットライフで打てて良かったです」 ――1年目からのこの活躍。自分でどう見ているか 「しっかり自分のやるべきことをやった結果、こういう結果が出ているので、すごいうれしいです」 ――ファンへメッセージ 「交流戦、何試合か戦ってきましたけど、やっぱり厳しい戦いになると思うので、そのなかでチームに貢献できるような一打を一本でも多く打てるように頑張っていきたいと思います」――勝利に直結する活躍。振り返って「勝利に直結したというところが一番うれしいホームランですね」――九回の一発は追い込まれてからだったが「みんなでつないだチャンスだったので、なんとかここで一本打とうと、そういう気持ちでいきました」――打った瞬間はバットを放り投げた「3本の中で一番感触がよかったので最後に出てよかったなと思います」――1試合3本塁打はセ・リーグでは巨人の長嶋以来。3本塁打についてはどう思うか「毎日一本でも多く打ちたいと思っていますし、その練習の結果、こういう結果が出たので、すごいうれしいです」――新人で11本塁打を記録した巨人・松井を抜いたが「高卒と大卒で違いますけど、一本でも多く打てたというのはすごいうれしいことです」――メットライフはオープン戦でも本塁打を放っていた。どんな印象か「相性がいいと思うので、明日、明後日も打てるように頑張りたいと思います」――明日ももクロのメンバーが来る。知っていたか「はい(笑)」――高城さんの前でプレー。思うことは「そこは自分らしくいつも通りのプレーを見せて楽しんでもらえたらと思います」――ファンへメッセージ「今日のようなほしいところで一本これからも打っていけるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」

◆野球は筋書きのないドラマとはいうが、佐藤輝は我々の想像を超えた。それほどのインパクトを与えてくれた。 相性はあったと思う。オープン戦では高橋から甲子園で、さらにメットライフドームでも(今井から)本塁打を打っている。1打席目から、いいイメージで打席に入れたはずだ。 その二回の1本目はカウント1―2から。追い込まれて、変化球をマークした上で低めのフォークを拾った。普通ならフェンスオーバーしない打ち方。佐藤輝ならではのパワーを見せつけた。 六回の2本目は初球カーブの後の2球目、真っすぐをとらえた。1打席目に変化球を本塁打しただけに、速い球を待っていた中で、緩い球の後の1球を逃さず仕留めたことに価値がある。試合を重ねながら配球なども勉強している中で、改めて成長を感じさせた。 ■3連続スプリットの後、154キロをとらえた 九回の3本目はスプリットを3球続けられた後、154キロをとらえたのだが...。評論するのはやめよう。あの場面で、3本目を打てる。我々の想像を超えたのだから、これはもう、評論にならない。ここでわたしが何を語っても、むなしいだけだ。心からたたえるしかない。(本紙専属評論家)

◆阪神の斎藤が3年目でプロ初勝利を挙げた。5―7の八回に今季初登板して三者凡退に抑えると、九回に味方が逆転し「野手の皆さんのおかげ。ありがたい気持ちでいっぱい」と笑顔があふれた。 山形中央高から桐蔭横浜大、ホンダを経てドラフト4位で阪神入りし、自慢の150キロ前後の速球で押す投球が魅力の右投手だ。同期入団の近本、木浪は1年目から活躍しているだけに「悔しい気持ちもあった」と発奮材料にして勝利につなげた。

◆守護神・スアレスは3者連続三振の完璧な内容で試合を締めた。「チームとしてうまくいかなかった部分もあったけど、勝ったことが一番大きい。最終的に自分が投げて勝てたのでよかった」。先頭の中村を159キロで空振り三振、4番・栗山はチェンジアップで見逃し三振、最後は綱島を直球で空振り三振に仕留めて任務完了。クリーンアップを危なげなく料理して今季15セーブ目を記録した。

◆サンズが会心の一発にも、悔しさ?を口にした。2-2の六回1死から左中間への今季12号ソロで勝ち越しに成功した。ただ、直後の佐藤輝も今季12号となる2者連続弾で続き、「テル(佐藤)に差をつけたと思ったけど、すぐに追いつかれちゃったよ」。最後は九回の13号3ランで追い抜かれてしまったが、S砲自身も27日は4安打を放っており、好調ぶりに舌も滑らかだった。

◆高卒2年目左腕の及川は、3番手の馬場が逆転を許した直後の七回1死走者なしでプロ初登板した。「緊張した。中継ぎの厳しさというのを実感した初登板だった」。四球と安打で一、三塁とピンチを招いたが、スパンジェンバーグを空振り三振に斬るなど無失点で切り抜けた。次回へ「先頭打者への四球だったり、課題を克服できるように取り組んでいきたい」と力を込めた。

◆今季2度目のベンチスタートとなった梅野の22打席ぶりのヒットから、奇跡のような逆転劇が始まった。七回の守備から途中出場し、2点差を追う九回先頭でギャレットの6球目の直球を捉え、右翼フェンス直撃の二塁打で出塁。その後マルテの適時打で生還し、ビッグイニングとなった。矢野監督は「チームにとってもあそこで逆転につながったのも大きいし、リュウ(梅野)も切り替えられる一本になった可能性がある。そういう意味でも大きい」と二重の喜びに声を弾ませた。

◆近本は三回先頭に四球で出塁すると、続く中野の打席で二盗に成功。46試合目で今季10盗塁目に到達し、セ・リーグトップタイとなった。九回にもこの日2安打目となる二塁内野安打でしぶとくつなぎ、大逆転劇に貢献。19日のヤクルト戦(甲子園)以来、4試合ぶりの複数安打で5月は月間打率・358と好調をキープしている。

◆この状況で、あの追い込まれ方で、あの剛速球をはじき返して、3本塁打でチームを勝たせるとは-。阪神・矢野監督はもう、言葉がなかった。本当にスゴいものを見たとき、人は「スゴい」という言葉しか出てこない。 「いやぁスゴかったなぁ...。もうこれはもう俺の生涯忘れることできへん試合の1つになるな...スゴかった」 この世界に身を置いて30年以上になる将の脳裏にも、深く深く突き刺さった驚弾だった。負けてもおかしくない試合、追いついただけでも御の字と言えた展開を、1人で白星に変えてしまった。 「ホンマに状況も場面もそうやけど、すべてが見事やったなという。チームを救ってくれたというか、まあまあ、単なるホームランという一本じゃないし、チームも救えたし、内容もスゴいし、うん。スゴかったよ」スゴい、とにかくスゴい。宜野座のスコアボードを越えるアーチを目の当たりにした2月のキャンプ中も、6本塁打をかっ飛ばした3月のオープン戦でも、シーズン突入後も何度も驚かされてきた。それでも、ここまでの衝撃ではなかった。たしかに〝スゴい男〟になってくれると期待したから、昨秋のドラフト会議でソフトバンク、オリックス、巨人との4球団競合でドラフト指名した。だが、それから半年あまりで、ここまでやってくれるとは。この一戦、3発が、チームにもたらすものは計り知れない。「取って、取られて、取ったら逆転されてという中で、すごく嫌な展開だったから。あそこで(大山)悠輔で追いついて、輝の3本目のホームランで逆転というのは、単なる1勝じゃなくて、本当に大きな1勝につながったと思うんでね」土壇場で試合をひっくり返したチームは4月27、28日の中日戦(バンテリンドーム)で敗れて以降、1カ月も連敗がない。「投手も打たれるときもあるし、頑張ってくれると思うんだけど。そこをきょうはバッター陣が救ってくれたんで、本当に大きな1勝だと思います」「大きな1勝」という言葉も、何度も口をついた。つまずきかけたかに思えた交流戦の4戦目に、ものスゴいものを見た。(長友孝輔)

◆仰天3発!! 「日本生命セ・パ交流戦」で阪神は西武に10-7で勝利。ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が九回に決勝3ランを放つなど、球団新人初の1試合3発をマークした。セ・リーグの新人では1958年の長嶋茂雄(巨人)以来となる驚弾。チームをリーグ優勝した2003年以来となる両リーグ30勝一番乗りに導いた。 黄金伝説が再びページを刻み始めた。誰もが言葉を失う衝撃の1試合3発。佐藤輝が放った勝ち越し弾は、勝利の光となって右中間最深部へと伸びた。〝聖地〟とされるメットライフドームでとびっきりのZポーズだ。 「勝利に直結したというところが一番うれしい。3本の中で一番感触がよかったので、最後にでてよかった」 5-7の崖っぷちから同点に追いついた九回2死一、三塁。命運は虎のドラ1に託された。カウント1-2から4球目。西武の守護神・ギャレットが投じた154キロを捉えた。球場に響くとてつもない打球音。打った瞬間の確信歩き。点を取っては追いつかれ、逆転されたシーソーゲームに終止符を打った。 第1打席はバックスクリーンへ先制ソロ。そして、第3打席は左中間へ12号ソロ。自身初の1試合複数本塁打だけでは飽き足らない。最後は右中間へ巨人・岡本、ヤクルト・村上と並ぶリーグトップの13号3ラン。全方向に放った衝撃の3本塁打は新たな伝説となる。新人の1試合3発はセ・リーグでは1958年の長嶋茂雄以来。球団としては史上初の快挙を成し遂げた。 「毎日1本でも多く打ちたいと思っていますし、練習の結果が出たのでうれしいです」

◆この日の1本目が13試合&51打席ぶりのホームラン。少しの間眠っていた黄金ルーキー。その目を覚ましたのは〝モノノフ〟パワーだった。 メットライフドームは大ファンを公言している人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が、2012年に初ライブを行って以降、モノノフ(ももクロファンの呼称)の〝聖地〟とされている場所。オープン戦を通じて、ここで4本塁打と相性は抜群にいい。心を高ぶらせてくれるものがある。 そして何より、29日は〝推しメン〟の高城れに(27)が、玉井詩織(25)とともに「ニッポン放送ショウアップナイター」のスペシャルゲストとして生観戦する。もちろん、高城が球場に訪れることは知っていた。 「そこは自分らしく、いつも通りのプレーを見せて楽しんでもらえたらと思います」 初めて目の前でプレーができることに自然と笑みがこぼれた。これ以上ない味方が待っている。加速するドラ1のバットに、〝勝利の女神〟の声援までもが乗り移る。 「チームに貢献できるような一打を一本でも多く打っていけるように。きょうのような一本ほしいところで打っていけるように頑張ります」 チームはリーグ制覇した2003年以来の両リーグ30勝一番乗りを果たした。佐藤輝がこれからもZポーズを決め、勝利への道を切り開く。(原田遼太郎)

◆ガオー! ガオー! ガオー!! 猛虎の怪物ルーキー・佐藤輝の『ひとりバース、掛布、岡田の3連発』で、36年ぶりの阪神タイガース日本一が本日決定したでェー!! えっ、あの時はバックスクリーン? 関係あるかい! あの年は日本シリーズで強い強い広岡西武を倒したんだから、本日は予告編やー!! ホームラン、三振、ホームラン、三振、そして試合を決める決勝3ラン。食うか食われるか? こんな野球の虎を、俺たち虎党は何十年も待っとったんやー!! でも、虎の投手陣はカーツ!! 負けるまで髪を切らない西武先発のロン毛・高橋を虎打線が♪チョッキン、チョッキン、チョッキンな~の虎刈り寸前まで追い詰めたのに、リードを守って逃げられたー!! いやいや、負けなしのまま阪神との日本シリーズで、背中まで伸びたロン毛が邪魔でKOされるという長期日本一計画にはめたったんや~(ホントかよ?) サンズも打ったし、4番・大山も頼れる2本のタイムリーを打った!! さあここから投手陣、耐えたって~!!

◆この日は、石毛宏典さん(元西武、ダイエー)が口をあんぐりと開けることになりました。 バース(阪神)が頭をかいていた。落合博満(当時ロッテ)は大笑いしている。山本浩二(広島)はあきれていた。1986年7月20日、大阪球場で行われたオールスター第2戦。試合前のホームラン競争で高卒ルーキーがとんでもないことをやってのけた。 当時のホームラン競争は、1人10スイングずつのセパ対抗戦。先攻のセは岡田(阪神)、原(巨人)、バースが計9本。後攻のパは石嶺、ブーマー(ともに阪急)が計8本を打ち、最後に清原(西武)が登場した。 打撃投手を務めた先輩・石毛が投じる半速球を、清原は1スイング目、ライナーで左翼席へ。この時点でセに並ぶ計9本。2スイング目は左翼フェンスを直撃。3スイング目も大飛球だったがファウル。4スイング目は左翼席中段へ。ここでパの勝利が決まり、バースが頭をかいた。 そして、すごかったのはそこからだ。左翼席、左中間席、また左翼席...。ポンポンと連発していき、9スイング目はバックスクリーンへ。「わっはっは」。大笑いしていた落合が叫んだ。 「最後はライトへほうり込んでやれ?」 うなずいた清原は「石毛さん、外(の球)お願いします?」。石毛も応じた。しかし、力が入りすぎたのか、最後は空振り。それでもインパクトは十分だった。記者席で見ていた私は、全セのベンチに走った。「浩二さん?」「おう、お前も見たか? えらいのが出てきよったのお?」良かった。浩二さんも興奮している。これで誰にも「試合直前ですから」と止められることはない。実際、浩二さんの興奮状態は続いていた。こちらの質問を待たず、一気にまくしたてた。「ワシもな、ホームラン競争で5連発はあるんや。けど6連発はない。見たこともないわ。本数もワシは5連発のとき合計6本やった。清原は7本やな。あれ、落合が『右に打て』と言わんかったら、8本、7連発いっとったんちゃうか」浩二さんはそのとき39歳9カ月。その年に引退するミスター赤ヘルには、清原が「後継者」と映っていたのだろう。同じ興奮を、今年のオールスターの取材に早くから手を挙げているトラ番・原田遼太郎に味わわせてやりたい。「いきたいです。佐藤輝のホームラン競争が見たい。ファンの人にも見てほしいんです。きっとすごいホームランを見せてくれると思います」私もそう思う。球宴のファン投票がきょう29日から始まります(詳細2面)。現在のホームラン競争は、両リーグから4人ずつ出場して行われる個人戦。2日間に渡って、それぞれ2分間打って本数を競うトーナメントです。佐藤輝なら優勝争いをしてくれるでしょう。2分打つ間に、浩二さんの5連発、清原の6連発を超える7連発さえ、やってくれそうな気がしています。久々に一発が出ました。二回、高橋光からバックスクリーンへ11号。六回にも左中間へ12号。九回にはギャレットから右中間へ決勝の13号3ラン。この日、サンテレビ(というかテレビ埼玉)の中継で解説していたのは石毛さんでした。「楽しみな選手が出てきましたねえ。僕、阪神戦をテレビでやってるときは佐藤輝の打席に合わせてチャンネル回してますよ。もう1本、いっちゃうか」佐藤輝が3本目を打つ前にそう話した石毛さん。あの日、清原に投げていたときと同じ心境になっていたはずです。

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(11↑)
広島
101 1.000
(↑0.706)
-
(↓6.5)
1614
(-45)
12
(-72)
0
(-13)
4
(-7)
0.380
(↑0.164)
6.000
(↓2.15)
2
(-)
DeNA
310 0.750
(↑0.083)
-0.5
(↓1)
1433
(+7)
31
(+6)
13
(+2)
0
(-)
0.322
(↓0.014)
6.750
(↑0.25)
3
(2↓)
中日
211 0.667
(↓0.333)
0
(-)
1410
(+1)
16
(+10)
2
(-)
1
(-)
0.230
(↓0.023)
4.110
(↓2.11)
4
(2↑)
ORIX
220 0.500
(↑0.167)
0.5
(↓1)
1434
(+9)
28
(+2)
7
(+3)
0
(-)
0.338
(↓0.001)
7.410
(↑1.95)
4
(2↓)
巨人
220 0.500
(↓0.167)
0.5
(-)
1417
(+3)
17
(+9)
6
(+1)
4
(-)
0.265
(↓0.028)
3.860
(↓1.86)
4
(2↑)
日本ハム
220 0.500
(↑0.167)
0.5
(↓1)
1419
(+10)
12
(+1)
1
(-)
4
(-)
0.261
(↑0.061)
2.650
(↑0.59)
4
(2↓)
ロッテ
220 0.500
(↓0.167)
0.5
(-)
1421
(+8)
20
(+10)
4
(+1)
4
(+3)
0.237
(↓0.015)
4.110
(↓0.99)
4
(2↑)
阪神
220 0.500
(↑0.167)
0.5
(↓1)
1420
(+10)
20
(+7)
6
(+4)
5
(+1)
0.237
(↑0.022
4.000
(↓0.67)
4
(2↓)
ヤクルト
220 0.500
(↓0.167)
0.5
(-)
1413
(+2)
18
(+9)
3
(-)
4
(-)
0.225
(↓0.012)
4.630
(↓1.63)
10
(-)
ソフトバンク
121 0.333
(↑0.333)
1
(↑1)
1415
(+9)
12
(+3)
5
(+4)
2
(+1)
0.250
(↑0.026)
2.650
(↑0.59)
11
(5↓)
楽天
130 0.250
(↓0.083)
1.5
(-)
1414
(+6)
21
(+7)
3
(-)
1
(+1)
0.226
(↑0.022)
5.290
(↓0.61)
12
(7↓)
西武
011 0.000
(↓0.556)
1
(↑1)
1611
(-88)
14
(-65)
3
(-15)
1
(-13)
0.307
(↑0.037
6.000
(↓1.86)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
30142 0.682
(↑0.008)
-
(-)
97211
(+10)
159
(+7)
51
(+4)
39
(+1)
0.257
(↑0.001
3.250
(↓0.06)
2
(-)
巨人
25187 0.581
(↓0.014)
4.5
(↓1)
93207
(+3)
180
(+9)
62
(+1)
36
(-)
0.257
(↓0.001)
3.400
(↓0.12)
3
(-)
ヤクルト
22187 0.550
(↓0.014)
6
(↓1)
96196
(+2)
191
(+9)
43
(-)
29
(-)
0.245
(↓0.001)
3.800
(↓0.12)
4
(1↑)
広島
17206 0.459
(↑0.015)
9.5
(-)
100145
(+10)
159
(+8)
26
(-)
22
(+3)
0.262
(↑0.004)
3.460
(↓0.12)
5
(1↓)
中日
18238 0.439
(↓0.011)
10.5
(↓1)
94135
(+1)
151
(+10)
20
(-)
23
(-)
0.235
(↓0.002)
2.940
(↓0.15)
6
(-)
DeNA
15306 0.333
(↑0.015)
15.5
(-)
92195
(+7)
256
(+6)
50
(+2)
9
(-)
0.244
(↑0.001)
4.810
(↓0.02)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
25198 0.568
(↑0.01)
-
(-)
91225
(+9)
185
(+3)
45
(+4)
38
(+1)
0.263
(↑0.001)
3.340
(↑0.05)
2
(1↓)
楽天
24208 0.545
(↓0.013)
1
(↓1)
91202
(+6)
192
(+7)
40
(-)
22
(+1)
0.235
(↑0.001)
3.530
(↓0.07)
3
(-)
ロッテ
22217 0.512
(↓0.012)
2.5
(↓1)
93236
(+8)
213
(+10)
50
(+1)
38
(+3)
0.247
(↓0.001)
3.970
(↓0.06)
4
(-)
西武
19219 0.475
(↓0.012)
4
(↓1)
94184
(+7)
196
(+10)
33
(+2)
50
(-)
0.243
(↑0.001
3.900
(↓0.12)
5
(-)
ORIX
20247 0.455
(↑0.013)
5
(-)
92209
(+9)
214
(+2)
54
(+3)
14
(-)
0.251
(↑0.001)
3.900
(↑0.04)
6
(-)
日本ハム
17265 0.395
(↑0.014)
7.5
(-)
95153
(+10)
202
(+1)
26
(-)
28
(-)
0.224
(↑0.005)
3.850
(↑0.06)