巨人(☆5対2★)楽天 =交流戦2回戦(2021.05.26)・東京ドーム=
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 123456789
楽天
0100010002701
巨人
00050000X5903
勝利投手:髙橋 優貴(6勝1敗0S)
(セーブ:デラロサ(0勝0敗6S))
敗戦投手:則本 昂大(4勝2敗0S)

本塁打
【楽天】岡島 豪郎(3号・2回表ソロ)
【巨人】岡本 和真(13号・4回裏2ラン),若林 晃弘(2号・4回裏2ラン),大城 卓三(5号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆巨人が一発攻勢で勝利。巨人は1点ビハインドの4回裏、岡本和の2ランで逆転に成功する。さらに若林と大城の連続本塁打が飛び出し、この回一挙5点を奪った。投げては、先発・高橋が8回途中2失点の力投で今季6勝目。敗れた楽天は、先発・則本昂が4回につかまった。

◆楽天則本昂大投手(30)が、通算40度目の2桁奪三振を狙う。 交流戦での2桁奪三振は過去7度あり、巨人戦では17年6月1日に12奪三振をマーク。通算40度目を記録すればプロ野球12人目、楽天では初めてになる。

◆楽天先発の則本昂大投手(30)がプロ3度目の1試合3本塁打を許し、今季最短の4回53球5安打5失点で降板した。 立ち上がりから飛ばした。最速154キロの直球とフォークがさえ、1回から2奪三振。1点を先制してもらった直後の2回には2死二塁としたが、若林を左飛に打ち取った。3回はさらにギアが挙がり、大城、高橋、松原を3者連続空振り三振を奪った。 だが、4回に急転する。1死から吉川に2球目を中前打、続く岡本に初球フォークを左翼席へ2ランを運ばれ逆転を許した。その後も2死一塁から若林に初球の150キロ直球を右中間へ2ラン、続く大城にも初球チェンジアップを同じく右中間へソロを打たれた。1イニング3本塁打はプロ初。19年9月4日ソフトバンク戦、20年11月3日オリックス戦に次ぎ、1試合3本塁打を許した。「1試合に3本打たれたらダメですね」と厳しい表情で振り返った。 5回に代打横尾を送られ、自身3連勝とはならなかった。

◆楽天が2回に岡島の3号ソロで先制。先発則本昂は序盤の3回まで1安打無失点、6奪三振と上々の滑り出し。巨人先発は高橋。 巨人が4回に岡本和の13号2ラン、若林の2号2ラン、大城の5号ソロで一挙5得点で逆転。楽天則本昂は4回5失点で降板。 巨人が1発攻勢で逆転勝ち。連勝でカード勝ち越しを決めた。先発高橋は7回1/3、7安打2失点でリーグトップの6勝目を挙げた。楽天則本昂は2敗目。

◆巨人が1イニング3発の本塁打攻勢で試合をひっくり返した。3回までは楽天則本昂にわずか1安打に抑えられていたが、1点を追う4回に打線に火が付いた。1死から25日の同戦で4安打を放った吉川が中前打。続く岡本和が内角低めボール気味のチェンジアップをすくい上げ、左翼席への逆転2ラン。2死一塁からは若林が初球を右中間へ2ラン。続く大城も初球をバックスクリーン右へ運んだ。 4月27日ヤクルト戦(ウィーラー、梶谷、岡本和)以来今季2度目の1イニング3発。坂本、梶谷を欠く巨人打線が楽天則本昂を4回でマウンドから引きずり降ろした。

◆巨人は0-1の四回に岡本和の2ランで逆転し、さらに若林、大城の2者連続本塁打で計5点を奪った。高橋は7回1/3を投げて7安打2失点で、自己最多を更新するリーグトップの6勝目を挙げた。楽天は則本昂が四回に突如崩れた。

◆楽天が今季5度目の2連敗で、3カードぶりの負け越しを喫した。 2回に岡島の3号ソロで先制。だが先発則本昂が4回に岡本和、若林に2ラン、大城にソロを浴び一挙5失点。いずれも初球を捉えられた。 打線は6回に島内の適時打で3点差まで詰めたが、7回以降は無得点に終わった。 石井GM兼監督は4回の3被弾に「昨日からの流れで言うと、入り球は気をつけないといけない」と指摘。7安打も2得点に終わった打線には「ある程度ランナーはセットアップできているので、もう一押しというところができれば」と振り返った。

◆巨人の主砲岡本和真内野手がキングに躍り出る1発で逆転弾で決めた。 1点を追う4回1死一塁、楽天則本昂の低めに沈むフォークを左翼席中段に放り込んだ。3戦ぶりの13号逆転2ランでヤクルト村上に並んだ。「(先発の高橋)優貴が頑張っていた。なんとか点を取ってあげたいと思った。則本さんはいい投手だけど打てて良かったと思います」と振り返った。

◆スーパームーンの皆既月食が観測された夜に、巨人が2夜連続の好投手撃破を決めた。 1点を追う4回、楽天先発の則本昂に集中打を浴びせた。1死から3番吉川尚輝内野手(26)が中前打で出塁すると、4番岡本和真内野手(24)が初球フォークを左翼席へ逆転の13号2ラン。2死一塁から7番若林晃弘内野手(27)と8番大城卓三捕手(28)が2者連続アーチを描き、一挙5得点。前日の岸に続き、則本昂からも4回で5点を奪ってKOした。交流戦は2連勝で、カードの勝ち越しを決めた。 試合後、原辰徳監督(62)の主な一問一答は以下の通り。 ? ? --4回の攻撃前、円陣を組んで3本塁打 円陣を組んだから(本塁打が)出るんであるならば、それは毎回でも円陣組みますよ(笑)。まあしかし、見事なイニングでしたね。3番4番でね、逆転したというのは非常に大きいし、その後にしっかりつないでね、そしてまた2本のホームランが出た。これはもう、このうえない攻撃でしょうね。 --岡本和の逆転2ランは低めの難しい球だった ええ。それまで相手投手が非常にね、目を丸くするようなボールを投げていたものですから。そういう中で対応したというのはね、チームにとっても勢いがつきましたね。 --先発高橋が8回途中で降板。交代を告げる時にちょっと悔しそうなしぐさもあった そうですね。何とかもう1人、というところでね。でも、今日は非常にコンディションをしっかり整えてね、真っすぐも走ってましたし。これだけ左バッターがたくさんいる打線というのも優貴は初めてだったと思うんですけど、その中でも左バッターを打ち取るのは非常に難しいということが少しでも分かれば、糧となると思います。 --後を受けた高梨も見事なリリーフ あの辺になるともう神がかり的なね。古巣でね、育ったところでマウンドに上がるというのもいろんな心境になるでしょうけど、その中でしっかりと役割を果たしたというのは良かったと思いますね。 --明日は高卒3年目の横川が今季初先発する ファームの方では本当に休むことなく順調に育ってきていますので、何とか思い切ってね。今までのピッチングを明日披露してくれれば。お兄ちゃんたちがみんな守るでしょう。

◆巨人高梨雄平投手(28)が古巣の反撃を封じ込めた。 3点差に迫られた8回1死満塁から3番手で登板。島内を左飛、岡島を三ゴロと、大ピンチを3球、無失点でしのぐ好リリーフ。昨季7月に楽天からトレードで加入した左腕は「相手が古巣ということもあった。でも、そんなことを考えている場面じゃなかった。とにかく腕を振って投げることだけを考えた」。原監督も「あの辺になると神がかり的なね」とたたえた。

◆26日の交流戦はセ・リーグの4勝1敗で、25日(セの3勝2敗)に続いてセ・リーグが勝ち越し。交流戦で開幕から初日、2日目と続けてセ・リーグが勝ち越したのは06年(初日セの4勝2敗、2日目セの4勝0敗)に次いで2度目。

◆1カ月ぶりの白星をもぎ取った。巨人高橋優貴投手(24)が7回1/3を7安打2失点でリーグ単独トップの6勝目を挙げた。 6回2死一塁、2回に先制ソロを浴びた岡島を持ち味のキレのある内角直球で併殺に打ち取った。「今週1週間はとことん真っすぐと思ってやってきた。それが自分の持ち味」と腕を振った。 ベンチで勝利を見届けると笑顔で仲間を出迎えたが、お立ち台では「朝起きてから無性に不安でした」とこぼした。今季は5戦5勝のあと、3戦勝利なし。それでもマウンドに上がると気持ちは切り替わった。「マウンドに上がれば、何てことはなく攻めていくことしか考えていなかった」と強気な姿勢を貫いた。 優しい笑顔の下に、何事にもへこたれない芯の強さがある。東海大菅生時代は絶対的な存在ではなかった。3年夏の背番号は11。同校名物の「フェンス」というランメニューには苦労した。一塁側ベンチから左翼フェンスをタッチして、定められたタイム内に戻って来るというもの。連帯責任で全員がタイムを切れないと終わらない。多い時には100本、ほぼ毎日実施された。遅れがちだった高橋は先輩に鼓舞されながら、2人がかりで引っ張られた。それでもくじけなかった。高校卒業後は八戸学院大で野球を続けて名を挙げ、プロの舞台にたどり着いた。 開幕から2カ月で、自己最多を更新する6勝目を挙げた。引っ張られる存在から、チームを引っ張り上げる存在になったが「キャリアハイということですけど、それは今日まで。自分の結果が今ほしいわけじゃない」と言い切った。プロ3年目。ぶれずに突き進む。【小早川宗一郎】

◆楽天・岡島豪郎外野手(31)が「5番・右翼」で先発出場し、先制3ソロを放った。0-0で迎えた二回先頭、相手先発、高橋の2球目をたたき、バックスクリーンに弾き返した。球団広報を通じて「打ったのはストレート。打ててよかったです。チームが勝てるように、まずは先制できてよかったです」とコメントした。

◆巨人・岡本和真内野手(24)が逆転の13号2ランを放った。 0-1の四回1死一塁、則本昂のフォークボールをすくい上げ、左翼席上段まで運んだ。 主砲の一発を口火に、三回までわずか1安打に抑えられていた打線が奮起した。四回2死一塁から若林が右中間へ2号2ランをたたき込めば、大城も5号ソロで続いた。 則本昂から1イニング3発の猛攻で試合をひっくり返した。

◆巨人は0―1の四回に岡本和の2ランで逆転し、さらに若林、大城の2者連続本塁打で計5点を奪った。高橋は7回?を投げて7安打2失点で、自己最多を更新するリーグトップの6勝目を挙げた。楽天は則本昂が四回に突如崩れた。

◆膝を折り曲げながら、豪快にすくい上げた。巨人・岡本和が逆転の13号2ランを放ち、試合をひっくり返した。 「初球からしっかり捉えることができた。打てて良かった」 0-1の四回1死一塁。球界屈指の好投手、則本昂のフォークボールに左足で踏ん張りながら強振し、左翼席上段まで運んだ。22日の中日戦(バンテリンドーム)以来、3試合ぶりの一発。三回まで1安打6三振と封じ込まれていた則本昂を攻略した。 主砲の一発が反撃の号砲となった。2-1となった四回2死一塁で若林が右中間席へ2号2ランをたたき込めば、続く大城も5号ソロを放った。貴重な追加点となる2ランを放った若林が「思い切ってスイングができて手応えも良かった」と振り返れば、大城も「いい流れを作ってくれたので、自分も初球から思い切って振っていくことができた」とうなずいた。 3本塁打ともすべて初球を仕留める〝積極攻撃〟。1イニング3発の猛攻で畳みかけ、5点をもぎ取った。 5月に入ってから試合前までで7本塁打を放つなど、量産態勢に入っている岡本は「無駄に体を振っていないことじゃないですかね。(打席で)自分のスイングができている」と好調の要因を分析していた。巨人の4番が、無双状態に入っている。交流戦は連勝スタート。首位阪神を3・5差で追走する。(樋口航)

◆楽天の則本昂は四回に3本塁打を浴び、5安打5失点と崩れて今季最短の4回で降板した。プロ9年目で1試合に3本塁打されるのは3度目で、1イニングでは初めて。三回までは6三振を奪って快調に飛ばしていただけに、悔やまれる今季2敗目となり「1試合に3本打たれたら駄目」と厳しい表情で話した。 1―0の四回1死一塁で4番岡本和に初球のチェンジアップを左翼席へ運ばれた。これで気落ちしたのか、下位打線の若林に2死一塁で右中間へ2ラン、続く大城には中越えへソロと連続アーチを許して一気に突き放され、この回で降板。打たれた3発はいずれも初球で、石井監督は「試合の流れ的に(初球の)入り方というのを考えていければ良かった」と苦言を呈した。

◆楽天の同一カード負け越しが決まった。則本昂大投手(30)が先発し、4回5安打7三振5失点で2敗目。四回は、自己ワースト記録となる1イニング3本塁打を被弾した。試合後の石井一久監督(47)の一問一答は以下の通り。 --四回に3発を被弾した則本昂は、すべて初球を打たれた 「バッティング・アプローチの流れでいうと、入り球を気を付けないといけなかった」 ――打線はチャンスを作った 「もう一押しできればな、と思いました」 ――太田捕手の欠場理由は 「あまり体調が優れないということです。もう少し様子をみます」 ――25日に先発した岸が、出場選手登録を抹消された 「岸自身の流れがあまりよくないので、流れを変えるという意味で、次の登板はしないで、違う投手に投げてもらいます」

◆巨人の高梨が、昨年7月まで在籍した楽天相手に好救援した。5―2の八回1死満塁で登板し、島内を左飛、岡島を三ゴロに打ち取った。古巣との初対戦で〝左キラー〟の左腕として本領を発揮し「考える場面でもなかったが、最善を尽くそうと腕を振って投げた」と興奮気味にまくし立てた。 今季は21試合に登板して防御率0・69。ここぞの場面で登場し、左の強打者を抑え込んでいる。チームに欠かせない存在で、原監督は「もう神懸かり的」と賛辞を惜しまなかった。

◆巨人が逆転勝ちで交流戦開幕2連勝。0-1の四回に岡本和、若林、大城の3発で一気に逆転した。先発の高橋はリーグ単独トップ、自己最多の6勝目。5-2の八回途中で降板したが、3番手・高梨が1死満塁から3球でピンチを脱する好救援を見せた。原監督が試合を振り返った。 --四回の攻撃が始まる前に円陣を組んで本塁打3発 「円陣を組んだから出るんであるならば、それは毎回でも円陣組みますよ(笑)。しかし、見事なイニングでしたね」 --特に岡本和の逆転2ランは低めの難しい球 「それまで相手投手(則本昂)が非常に目を丸くするようなボールを投げていたものですから。そういう中で対応したというのはね、チームにとっても勢いがつきましたね」 --高橋が八回途中で交代。監督も交代を告げるときにちょっと悔しそうなしぐさもあった 「何とかもう1人(抑えてほしい)、というところで四球を出したと。でも、今日は非常にコンディションをしっかり整えてね。真っすぐも走っていましたし。これだけ左打者がたくさんいる打線というのも(高橋)優貴は初めてだったと思うんですけど、その中でも左投手が左打者というのを打ち取るのは非常に難しいということが少しでも分かれば、糧となると思います」 --その後を受けた高梨も見事なリリーフ 「あの辺になるともう、神がかり的なね。やっぱり見事な4球か5球だったですね(実際は3球)」 --高梨は古巣と初対戦 「古巣で、育ったところ(を相手)でマウンドに上がるというのも、いろんな心境になるでしょうけど、その中でしっかりと役割を果たせたというのは良かったと思いますね」 --明日は20歳の横川が先発 「ファームの方では本当に休むことなく順調に育ってきていますので。何とか思い切って今までのピッチングを披露してくれれば。お兄ちゃんたちがみんな守るでしょう」

◆晴れ晴れとした笑顔でお立ち台に上がった。リーグ単独トップ、自己最多の6勝目を挙げた巨人・高橋優貴投手(24)は右手で3、左手で3のポーズを作った。 「今日のために1週間準備してきた。いい結果になってよかった」 開幕から5戦5勝を挙げながら、ここ3試合は白星から遠ざかった。これまでは新人時代の2019年に挙げた5勝が最高。〝生みの苦しみ〟を味わった。 この日の起床直後は、言いようのない不安な気持ちに襲われたという。それでもマウンドに上がれば気持ちを切り替え、強気な投球で楽天打線に立ち向かった。 試合前には、昨季楽天から加入した高梨に助言を求めた。経験豊富な救援左腕からは「この人は積極的で、チャンスのときにガツガツくる。この人は冷静にボールを見てくるからカウントが取りやすい」などと的確なアドバイスをもらった。「情報を入れていただいた」と24歳左腕。次期エースへの道を着々と上っている。(伊藤昇)

◆巨人は26日、楽天2回戦(東京ドーム)に5-2で逆転勝ちし、2連勝を飾った。岡本和真内野手(24)が四回にリーグトップに並ぶ逆転の13号2ラン。昨季本塁打、打点で2冠に輝いた主砲が、今季も2部門でトップに立った。本塁打と打点で2年連続2冠となれば、球団では1976、77年の王貞治以来44年ぶり2人目。快挙が視界に入ってきた。 打った瞬間、本塁打を確信し、ゆっくりと歩き出した。岡本和が右膝を折り曲げながら、豪快にすくい上げた技ありの一発で則本昂を粉砕した。 「(高橋)優貴も頑張っていたし、何とか点を取ってあげたかった。則本さんはすごくいい投手だが、打てて良かった」 0-1の四回1死一塁。球界屈指の右腕が投じた初球のフォークボールを強振し、左翼席上段まで運んだ。三回まで1安打6奪三振と圧倒されていたが、主砲の一撃が反撃の号砲となり、若林、大城の連続アーチが飛び出すなど、今季2度目の1イニング3発で試合をひっくり返した。 積極攻撃がビックイニングにつながった。四回の攻撃前に円陣を組み、初球から仕掛けていくことを確認した。岡本和、若林、大城が放った本塁打はすべて初球。追い込まれる前にケリをつける作戦が功を奏し、則本昂を攻略した。 大記録の達成に期待がかかる。昨季の2冠王は13本塁打でトップのヤクルト・村上に並び、43打点は2位につける阪神のD1位・佐藤輝(近大)に11点差をつける独走状態。今季も2部門でトップに立つ。球団で本塁打、打点で2年連続2冠を達成したのは王貞治だけ。1976、77年以来44年ぶり、2人目の快挙も可能性が出てきた。 逆転劇の口火を切った主砲の一発に原監督は「3、4番で逆転したというのは非常に大きい。このうえない攻撃でしょうね」と称賛する。5月だけで8本塁打の岡本和は「一試合一試合食らいついていきたい」。謙虚さを忘れない姿勢が好調を支えている。(樋口航)

◆四回に出た巨人の3本塁打はどれも効果的だったが、中でも若林の2ランが大きかった。 この回は投手の高橋を除く7人のうち、5人が初球を打った。ウィーラーは三ゴロだったが、吉川は1ボールからの2球目を中前打。続く岡本和が、初球を左翼席へ運んだ。則本昂からすれば、引っ掛けさせて併殺打になればという、低めへの変化球。これをはじき返されたのだから、動揺してもおかしくない。 スモークが四球を選んだ後は、丸から3者連続で初球打ちだった。丸の二飛で2死。則本昂が一息ついたときに飛び出したのが7番・若林の2ランだ。今季2号。投手はホームランバッターに打たれたのなら気持ちを切り替えられるが、下位の打者にやられるとショックが大きい。大城は則本昂が立ち直れないまま、スーッと投げた球を勢いで打った感じだろう。 則本昂は文句なしの好投手だ。狙い球を絞り、球をよく見てという考え方もあるが、追い込まれると投手の思うつぼ。巨人打線の思い切りの良さが、則本昂を攻略したのは間違いない。(本紙専属評論家)

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
200 1.000
(-)
-
(-)
1614
(+5)
6
(+2)
5
(+3)
3
(-)
0.371
(↓0.088)
2.500
(↑1.5)
1
(-)
中日
200 1.000
(-)
0
(-)
166
(+4)
3
(+3)
1
(+1)
1
(+1)
0.311
(↑0.001)
1.500
(↓1.5)
3
(3↑)
ORIX
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
1617
(+14)
15
(+5)
2
(+1)
0
(-)
0.354
(↑0.048)
7.940
(↑3.31)
3
(2↓)
DeNA
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
1615
(+5)
17
(+14)
8
(+3)
0
(-)
0.300
(↓0.033)
7.000
(↓4)
3
(2↓)
日本ハム
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
167
(+3)
6
(+4)
1
(+1)
3
(+3)
0.200
(↓0.019)
3.180
(↓1.18)
3
(2↓)
ロッテ
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
167
(+2)
6
(+3)
1
(-)
1
(-)
0.246
(↓0.07)
3.180
(↓0.18)
3
(3↑)
阪神
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
166
(+3)
7
(+2)
2
(-)
2
(+1)
0.203
(↓0.003)
2.500
(↑1.5)
3
(3↑)
ヤクルト
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
166
(+4)
7
(+3)
2
(+1)
1
(+1)
0.227
(↑0.098)
3.500
(↑0.5)
9
(3↓)
ソフトバンク
020 0.000
(-)
2
(↓1)
163
(+3)
6
(+4)
1
(+1)
1
(-)
0.242
(↑0.03)
3.380
(↓1.13)
9
(3↓)
楽天
020 0.000
(-)
2
(↓1)
166
(+2)
14
(+5)
2
(+1)
0
(-)
0.234
(↓0.016)
7.310
(↑1.69)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
29132 0.690
(↑0.007)
-
(-)
99197
(+3)
146
(+2)
47
(-)
36
(+1)
0.256
(↓0.001)
3.150
(↑0.05)
2
(-)
巨人
25167 0.610
(↑0.01)
3.5
(-)
95204
(+5)
169
(+2)
61
(+3)
35
(-)
0.261
(-)
3.320
(↑0.06)
3
(-)
ヤクルト
21177 0.553
(↑0.012)
6
(-)
98189
(+4)
180
(+3)
42
(+1)
26
(+1)
0.245
(↑0.001)
3.710
(↑0.02)
4
(1↑)
中日
18227 0.450
(↑0.014)
10
(-)
96131
(+4)
138
(+3)
19
(+1)
23
(+1)
0.239
(↑0.002)
2.780
(-)
5
(1↓)
広島
16205 0.444
(-)
10
(↓0.5)
102131
(-)
147
(-)
26
(-)
18
(-)
0.255
(-)
3.330
(-)
6
(-)
DeNA
13306 0.302
(↓0.008)
16.5
(↓1)
94177
(+5)
242
(+14)
45
(+3)
9
(-)
0.239
(-)
4.740
(↓0.13)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
24197 0.558
(↓0.013)
-
(-)
93213
(+3)
179
(+4)
41
(+1)
37
(-)
0.264
(↑0.001)
3.390
(↓0.02)
2
(-)
楽天
23198 0.548
(↓0.013)
0.5
(-)
93194
(+2)
185
(+5)
39
(+1)
21
(-)
0.235
(↓0.001)
3.530
(↓0.03)
3
(-)
ロッテ
21207 0.512
(↓0.013)
2
(-)
95222
(+2)
199
(+3)
47
(-)
35
(-)
0.248
(↓0.002)
3.930
(↑0.01)
4
(-)
西武
19208 0.487
(-)
3
(↑0.5)
96173
(-)
182
(-)
30
(-)
49
(-)
0.240
(-)
3.810
(-)
5
(-)
ORIX
19237 0.452
(↑0.013)
4.5
(↑1)
94192
(+14)
201
(+5)
49
(+1)
14
(-)
0.248
(↑0.004)
3.780
(↓0.02)
6
(-)
日本ハム
16255 0.390
(↓0.01)
7
(-)
97141
(+3)
196
(+4)
26
(+1)
27
(+3)
0.220
(↓0.001)
3.920
(↓0.01)