◆新型コロナウイルスの影響により中止となった。

◆西武が25日、27日の広島戦に向けてマツダスタジアムで練習を行った。 前日の24日にチームは広島入り。試合当日に25日と26日の2試合中止の正式決定を受けた。昨季から練習試合を合わせると、4度目となるコロナ禍での中止。いずれもビジターで緊急帰京と日程変更を余儀なくされた。辻発彦監督（62）は「これは仕方がないこと。広島さんも注意しながら日々生活をしている中でのことですからね。このタイミングで起こってしまったことだから、それが仕方がないです」と冷静に受け止めた。 西武はチーム内での感染者は1人も出していない。遠征先への移動や、宿舎での食事会場も感染対策には万全を期している。辻監督は「我々としては今まで通り、感染対策をしっかりやっていくだけですね。今日、明日と試合は延期になりましたが、しっかり調整をしていければと思います」と快晴の広島で練習を見守った。 2試合に先発予定だった、マット・ダーモディと今井達也両投手はローテーションを飛ばし、27日はザック・ニール投手が先発する見込み。23日の日本ハム戦では右太もも張りのため欠場した源田壮亮内野手も練習に参加した。「身体が万全じゃない選手もいるから、明後日に向けてしっかりこの2日間を使うことができればと思いますね」と切り替えた。

◆西武は試合がなくなったマツダスタジアムで練習を行った。辻監督は「仕方がないこと。しっかり調整をしていければと思う。体が万全ではない選手もいる。この２日間を使うことができれば」と前向きに捉えた。 　過去にも相手チームに感染者が出て試合ができなくなった。昨年６月の巨人戦は練習試合期間中だったが、公式戦でも８月のソフトバンク戦、今年５月の日本ハム戦で経験。監督は「広島も注意しながら日々生活をしている中でのこと。われわれとしては今まで通り、感染対策をしっかりやっていくだけ」と話した。 　再開予定日の２７日はニールが登板する見込み。