ロッテ(★2対5☆)オリックス =リーグ戦8回戦(2021.05.08)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
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勝利投手:田嶋 大樹(2勝1敗0S)
(セーブ:能見 篤史(0勝0敗2S))
敗戦投手:美馬 学(2勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】頓宮 裕真(5号・2回表2ラン),宗 佑磨(4号・6回表ソロ)

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◆オリックスは2回表、頓宮の2ランで先制する。その後は6回に宗のソロで加点すると、9回には代打・ジョーンズの適時打などで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・田嶋が6回2失点の好投で今季2勝目。敗れたロッテは、打線が好機を生かしきれなかった。

◆オリックス杉本裕太郎外野手(30)は昨日の試合で2発打つなど、今季のロッテ戦では打率4割4分4厘、5本塁打の大当たり。 今日先発の美馬からも4月17日に本塁打を打っているが、今日も1発が出るか。

◆オリックスは2回、力投するロッテ美馬から頓宮が5号2ランを放ち先制。ロッテは3回、マーティンの適時打で1点差とした。 オリックスは6回、宗が4号ソロを放ち3点目。ロッテも6回に中村奨の犠飛で1点を返した。オリックス1点リードで終盤へ。 オリックスは9回に代打ジョーンズの適時打などで2点を加え、連敗を2でストップ。田嶋が2勝目。ロッテは先発美馬が初黒星。オリックス能見が2セーブ目。

◆ロッテが1点リードされた9回にさらに2失点で突き放され、連勝は2で止まった。 9回1死一、二塁でオリックス頓宮が二塁へのゴロを放った。二塁手の中村奨が一塁走者の代走紅林にタッチして2アウトとするも、正対しながらぶつかった。併殺を狙った一塁送球がワンテンポ遅れ、さらに乱れた。その間に二塁走者ロメロが生還した。 井口資仁監督(46)はベンチ内から球審に確認するも、試合はそのまま続行された(記録は中村奨の失策によるホームイン)。試合後は報道陣の代表取材に「あそこまで走者と正面でぶつかると、さすがに守備妨害じゃないかなと思うんですけど」とコメント。一連の動きの中でのプレーと判断されたか? という質問には「そうは言っても、守備の妨害をしてるわけですからね。基本的にはどっちかがよけるとか。走者がスローイングを妨害しているということで守備妨害なんですけど。ああいうところをしっかり(守備妨害と)取ってもらわないと、本当にしょうもない試合になっちゃうので」と話した。 守備妨害についての確認はリクエストの対象外となっている。

◆オリックス能見篤史投手兼任コーチ(41)が8日のロッテ8回戦(ZOZOマリン)で、NPB通算1500奪三振を記録した。 3点リードの9回にマウンドに上がり、先頭のレアードを空振り三振に仕留め、区切りの記録を達成。NPB史上57人目の奪三振記録で、オリックスでは18年4月10日楽天戦で達成した金子千尋(現・日本ハム)以来となった。 試合後は、これまでの1500三振の記憶をたどり「キャッチャーとの共同作業。キャッチャーに助けられている部分もある。僕だけがクローズアップされますが、キャッチャーなしにはできないこと」と、阪神時代からバッテリーを組んだ歴代の捕手に感謝した。 記念のボールには"勲章"が刻まれている。「僕は(節目は)気にならないんですが、広報さんが気を使ってくれて三振したボールを取ってもらっていた。かばんの中に入っています。しっかり泥の付いたね」と、決め球のフォークで奪った三振に胸を張った。記念球は「せっかく頂いたので(家に)飾ります」と父親の顔も見せた。 能見は05年に阪神入団。12年には年間172三振を奪い、最多奪三振のタイトルを獲得していた。 経験豊富な左腕が新天地で輝いている。2日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で5-4の9回に登板し、1点リードを守りきって移籍後初セーブをマーク。能見は阪神時代の昨年11月11日に41歳5カ月でセーブを挙げており、40代になってから2球団でセーブを挙げたのは史上初の記録。この日で移籍後2セーブ目をマークした。 ▼通算1500奪三振=能見(オリックス) 8日のロッテ8回戦(ZOZOマリン)の9回、レアードを空振り三振に仕留めて達成。プロ野球57人目。初奪三振は阪神時代の05年4月3日のヤクルト3回戦(大阪ドーム)で青木から。41歳11カ月での達成は07年小宮山(ロッテ)に並ぶ最年長記録。

◆ロッテが3連勝はならなかった。先発美馬学投手(34)が序盤から奪三振を重ねるも、頓宮の2ラン、宗のソロと2本塁打の失点に泣いた。 井口資仁監督(46)は7回3失点の投球を「責められない」としつつ、「昨日、今日と失点が全部本塁打なので、バッテリーがもう少し気をつけないともったいないかなと思います」と話した。ロッテ投手陣の被本塁打36本はリーグワーストとなっている。

◆キリッとした表情を、緩ませる瞬間がある。 オリックス能見篤史投手兼任コーチ(41)は、クール過ぎない。マウンドでは顔色を変えないが、ベンチやブルペンではよく笑う。 「僕も、いっぱい失敗してきた。打たれる打たれないは、タイミングがある。。自分のボールで勝負すれば、失敗しても次につながる。どんどん経験していってほしい」 個々の選手を見て、場面に応じて声かけの内容を変える。山岡は「そのままで大丈夫」と励まし、山崎福が今季初白星を挙げた際には「サチヤなら、あれぐらいできる」と自信を持たせる。成長途上の漆原には「誰も最初から成功なんていない。これからが大事」。富山には「もっとふざけろ」と言う。自身の経験を押しつけることは、しない。 これが、右手でペンを持ち、ブルペンで電話を受けるコーチ能見の顔だ。【オリックス担当=真柴健】

◆決勝5号2ランを放ったオリックス頓宮裕真捕手が「トングッド」を披露した。「梵コーチに、それで行けと。阪神の梅野さんが(本塁打後にU2)ポーズするって新聞に出ていたんですけど...。元々、僕がやっていたんです」と苦笑い。 頓宮は、開幕戦の3月26日西武戦(メットライフドーム)で今季1号を放ったときから「トングッド」を披露している。

◆オリックスは先発田嶋大樹投手が6回4安打2失点と試合を作り、今季2勝目をあげた。 投球のリズムを意識し「立ち上がりからテンポよく投げることができた。しっかりとゲームを作ることができたところは良かった」と振り返った。中嶋監督は「(出場選手登録抹消もあり)10日空けてだったけど、非常にボールが使えていた」と、左腕の好投を評価した。

◆節目の記録を、代名詞のフォークで作った。 オリックス能見篤史投手兼任コーチ(41)が3点リードの9回に登板。先頭のレアードを空振り三振に仕留め、NPB史上57人目となる1500奪三振を達成した。 「投げていれば、いつかは...と。特に気にはしていなかったです。(奪三振は)捕手との共同作業。捕手に助けられている部分もある。僕だけがクローズアップされますが、キャッチャーなしには(到達)できない」 今季からオリックスに加入し、実働17年目。阪神時代にバッテリーを組んだ歴代の捕手陣に感謝した。 記念のボールには"勲章"が刻まれている。記念球は「かばんの中に入っています。しっかり泥の付いたね」と、決め球のフォークで奪った三振に胸を張った。1500個目の三振を取った際にボールを変更。球団スタッフの配慮もあって手元に戻り、ウイニングボールは田嶋に渡した。「せっかく頂いたので(家に)飾ります」と自宅に持ち帰り、家族に披露する。 平野佳、ヒギンスの離脱で守護神不在の中、41歳左腕が輝く。9回を締め、2セーブ目。中嶋監督は「(記録に)あと1個だったよね。良かった、良かったです」と顔をほころばせた。 能見は、自身の記録よりも「育成&勝利」を追求する。7回は23歳村西、8回は24歳富山が本塁を踏ませない投球を見せ「1点差、非常にしんどいところ。しっかり頑張ってくれたので良かった」とねぎらった。若手でつなぎ、日替わり守護神の能見へ。頼りになるオジサンがいる。【真柴健】 ▼通算1500奪三振=能見(オリックス) 8日のロッテ8回戦(ZOZOマリン)の9回、レアードを空振り三振に仕留めて達成。プロ野球57人目。初奪三振は阪神時代の05年4月3日のヤクルト3回戦(大阪ドーム)で青木から。41歳11カ月での達成は07年小宮山(ロッテ)に並ぶ最年長記録。

◆オリックス・能見篤史投手(41)が、レアードから三振を奪い、史上57人目となるプロ通算1500奪三振を達成した。  5-2の九回に登板。先頭打者のレアードをカウント2-2から133キロのフォークで空振り三振に斬り、大台に到達した。  能見は2005年に自由枠で阪神に入団。プロ初奪三振は同年4月3日のヤクルト戦(大阪ドーム、現京セラ)で青木から奪った。  今季開幕時点で節目まで残り「4」としており、この日の試合前の時点では残り「1」だった。

◆オリックスは二回に頓宮の2ランで先制した。2-1の六回に宗のソロ、九回には代打ジョーンズの適時打などで2点を加点した。田嶋が6回2失点で2勝目、能見が2セーブ目を挙げた。ロッテは打線が美馬を援護しきれなかった。

◆オリックスの能見がプロ17年目の41歳で通算1500奪三振に到達した。5-2の九回に登板し、先頭打者のレアードからワンバウンドのフォークボールで空振り三振を奪って達成し「投げていればいつかは、というところなので特には気にしていなかった」とクールに振り返った。  阪神時代の2012年にセ・リーグ最多奪三振のタイトルを獲得。移籍1年目に抑えを固定できないチームで九回を任され、2セーブ目を挙げた。ベンチに戻ると記念のボードを掲げ「恥ずかしいのであまりやりたくない。打たれてあれをやると大変なことになるので」と控えめに喜んだ。 中嶋監督(田嶋に) 「マーティンに打たれた球は浮いたが、それ以外はある程度自分が思ったところに投げられたんじゃないか」 頓宮(二回に先制の5号2ラン) 「相手投手がどんどんストライク先行できていたし、甘い球が来たら積極的に振っていこうと思っていた」 宗(六回に右越えへ4号ソロ) 「少し打球が上がりすぎたかなと思ったが、何とか本塁打になってくれて良かった」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
16137 0.552
(↓0.019)
-
(-)
107140
(+1)
127
(+4)
27
(+1)
14
(-)
0.230
(↓0.003)
3.350
(↓0.03)
2
(-)
ソフトバンク
17155 0.531
(↓0.017)
0.5
(-)
106154
(-)
135
(+2)
34
(-)
20
(-)
0.264
(↓0.002)
3.500
(↑0.05)
3
(-)
ロッテ
16154 0.516
(↓0.017)
1
(-)
108161
(+2)
137
(+5)
31
(-)
26
(+1)
0.241
(↓0.003)
3.730
(↓0.01)
4
(-)
西武
15155 0.500
(↑0.017)
1.5
(↑1)
108121
(+2)
134
(-)
21
(-)
34
(-)
0.232
(↓0.001)
3.780
(↑0.12)
5
(-)
ORIX
14167 0.467
(↑0.019)
2.5
(↑1)
106134
(+5)
143
(+2)
33
(+2)
10
(+1)
0.247
(-)
3.510
(↑0.07)
6
(-)
日本ハム
12164 0.429
(↑0.022)
3.5
(↑1)
111101
(+4)
135
(+1)
17
(+1)
18
(+1)
0.222
(↑0.001)
3.760
(↑0.09)