ロッテ(☆7対5★)オリックス =リーグ戦7回戦(2021.05.07)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
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勝利投手:石川 歩(2勝1敗0S)
(セーブ:益田 直也(0勝3敗7S))
敗戦投手:山岡 泰輔(1勝3敗0S)

本塁打
【オリックス】太田 椋(2号・5回表3ラン),杉本 裕太郎(5号・7回表ソロ),杉本 裕太郎(6号・9回表ソロ)
【ロッテ】井上 晴哉(1号・4回裏3ラン)

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◆ロッテは3回裏、荻野と中村奨の適時打で2点を先制する。続く4回には、無死一二塁の好機から井上が3ランを放ち、リードを広げた。投げては、先発・石川が7回5安打4失点で今季2勝目。敗れたオリックスは、打線に3本塁打が飛び出すも、投手陣が振るわなかった。

◆ロッテはオリックス山岡泰輔を攻略できるか。山岡に対して好成績を残すのが角中勝也で、両者の通算対戦成績は37打数14安打、打率3割7分8厘の高打率。 反対に相性が悪いのが安田とマーティンで、安田は13打数1安打、マーティンは12打数1安打とさっぱり。

◆オリックスが本塁打3発を放つも、接戦を落とした。5点を追う5回2死一、二塁では20歳太田が今季2号3ランを放ち、2点差に迫った。 逆風をものともしない一撃に中嶋監督は「(5回までに)5点のビハインドですからね。なかなか一気に(勝ち越すの)は難しい。ああいう形で(3点)返せたのは勢いでますよね」と奮闘する高卒3年目の一打を評価した。 ただ、打線はロッテ先発石川に4回まで無得点に封じられ「最初の入りで点が取れないのが課題でしょうし、先発に対してどうアプローチするのかが課題。そういう点がまだうまくいっていない。うまくいくようにやっていきたい」と序盤での奮起を促した。 先発した山岡が5回を投げ今季ワーストとなる5失点で降板。雨の中でのマウンドに「相手も一緒ですし(雨で)投げたことないわけではないのでね」と厳しい表情を浮かべた。 ただ、明るい話題もある。ラオウこと杉本が7回と9回に自身初の2打席連続アーチを描き「昇天ポーズ」を2度披露。降りしきる雨、ZOZOマリン特有の風もラオウの怪力には関係なく、2発とも逆風を切り裂いて左翼席に着弾させた。2打席連発に「風もあったので、本塁打になってくれてよかった。良い投手から打ててよかった」とコメント。試合後はタンクトップ姿で1本のバットを手に持ち、明日に備えてチームバスに乗り込んだ。 杉本は、この日の2発で打率を3割4分に上昇させ、規定打席到達も見えてきた。山本、山岡の先発2枚での連敗は痛いが、チームの戦力は整ってきた。【真柴健】 ▽オリックス太田(5回に今季2号3ラン) 打った瞬間はどうかな? と思いながら走っていましたが、(左翼)スタンドまで届いてくれてよかったです。 ▽オリックス山岡(先発で5回を投げ今季ワーストの5失点で3敗目) 今日は何もコメントできることはありません。

◆21打席目で待望の1発が出た。2点リードの4回無死一、二塁。ロッテ井上晴哉内野手(31)が捉えたやや内寄りの直球は、逆方向へ伸びて右中間ホームランラグーンに届いた。 昨季まで3年間で63本塁打した主砲が今季は開幕2軍スタート。5月の1号に"ごっちゃし"パフォーマンスも控えめ。お立ち台も今季初で「登場が遅くなって申し訳ありません。階級でいうと序ノ口なので、昇格目指して頑張っていきます」。遅れてやってきたヒーロー。本数を重ねて横綱まで駆け上がる。 ロッテニュース一覧はこちら―> ▽ロッテ井口監督(5日ぶりの試合を白星で再開) 3試合流れて、入りが大事と選手に伝えながら、早い回に点を取れたのがよかった。(4カードぶりの初戦勝利に)ようやくです。

◆ロッテ・井上晴哉内野手(31)が2-0の四回無死一、二塁で右中間へ1号3ランを放った。今季21打席目に飛び出した一発で悠々とダイヤモンドを1周。一塁側ベンチ前で"エア握手"の後、やや控えめに"ごっちゃし"ポーズをとった。  今季は開幕2軍スタート。4月25日に今季初めて出場選手登録された。7日は今季8試合目の出場。「7番・一塁」で5度目のスタメン出場を果たし、1打席目は右飛に倒れ、2打席目に今季初本塁打をマークした。

◆ロッテの井上が今季初本塁打となる3ランを放った。2-0の四回無死一、二塁で、山岡の内寄りの速球を右中間へ打ち返した。逆方向への当たりが外野スタンドの前にせり出したホームランラグーンに飛び込み「ランナーを進めるつもりで打ちにいったが、結果としてホームランになってくれて良かった」と振り返った。  オープン戦から調子が上がらず、開幕は2軍で迎えた。4月25日に1軍に昇格した後も不振が続き、同29日の西武戦を最後に安打が出ていなかった。苦しんだ末に今季21打席目で飛び出した待望の一発。ようやく自慢の長打力を披露し「感触も良かった。やっと1本出てくれた」と胸をなで下ろした。

◆ロッテは三回に荻野の適時二塁打などで2点を先制し、四回に井上の1号3ランで加点。5-4の七回はレアードの2点二塁打で突き放した。石川は7回4失点で2勝目。オリックスは山岡が5失点して苦しい展開となった。

◆オリックスの山岡は5回8安打5失点と精彩を欠き、3敗目を喫した。前回4月16日の対戦で7回無得点に抑えた相手に「少しでも苦手意識を与えられたらいい」と臨んだが打ち込まれ「何もコメントできることはない」と口をつぐんだ。  三回に先頭打者への四球から2点を先行され、四回は先頭打者から安打、死球の後、井上に3ランを浴びた。本調子とはほど遠い内容に、中嶋監督は「何かしらの原因はある」と思案顔だった。

◆ロッテの石川は2本塁打で4点を失ったが、七回までリードを守り救援につないだ。新型コロナウイルス集団感染が判明した日本ハムとの3連戦が中止となり、中9日で臨んだマウンドで今季2勝目をつかんだ  四回までは無安打無失点と危なげなかったが、5-0の五回2死で太田に3ランを浴び、七回には杉本のソロで1点差に迫られた。投球内容には納得がいかないようで、「1本目のホームランがもったいなかった。あれで流れが変わってしまった。自分の弱さが出た」と反省の弁を並べた。  同一カード3連戦の初戦で7回を投げて勝利をもたらし、先発としての責任は果たした。井口監督は「ゲームはしっかりつくってくれた」と及第点を与えた。

◆ロッテ・井上晴哉内野手(31)が待望の1号をマーク。今季初めて"ごっちゃし"ポーズを披露した。  「ここ最近、当たっていなかったので、久々にいい感触だった」  2-0の四回無死一、二塁で右中間越えにへ3ランを放った。"ごっちゃし"はやや控えめ。チーム34試合目、自身21打席目の初本塁打では、派手に喜べなかった。  入団8年目の今季は開幕2軍スタート。4月25日に初昇格したが、打率・111(18打数2安打)と苦しんでいた。コロナ禍で5月3日からの日本ハム3連戦が延期になると、5日に特打で汗を流した。この日は早出特打し、状態のよさを感じた井口監督がスタメンで起用。指揮官の期待に一発回答した。  「まだ1本目。段階でいうと序の口。これから昇格目指して頑張る」。安田、山口ら若手が台頭する中、アジャもチーム5日ぶりの試合で勝利に貢献し、健在をアピールした。(山口泰弘)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
16127 0.571
(↓0.022)
-
(-)
108139
(+1)
123
(+6)
26
(+1)
14
(+3)
0.233
(↓0.001)
3.320
(↓0.09)
2
(-)
ソフトバンク
17145 0.548
(-)
0.5
(↓0.5)
107154
(+2)
133
(+2)
34
(+1)
20
(+3)
0.266
(-)
3.550
(↑0.04)
3
(-)
ロッテ
16144 0.533
(↑0.016)
1
(↑1)
109159
(+7)
132
(+5)
31
(+1)
25
(-)
0.244
(↑0.001
3.720
(↓0.04)
4
(-)
西武
14155 0.483
(-)
2.5
(↑0.5)
109119
(+2)
134
(+2)
21
(+2)
34
(-)
0.233
(↓0.003)
3.900
(↑0.09)
5
(-)
ORIX
13167 0.448
(↓0.016)
3.5
(-)
107129
(+5)
141
(+7)
31
(+3)
9
(-)
0.247
(-)
3.580
(↓0.11)
6
(-)
日本ハム
11164 0.407
(↑0.022)
4.5
(↑1)
11297
(+6)
134
(+1)
16
(+1)
17
(-)
0.221
(↑0.003)
3.850
(↑0.09)