1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 8 | 1 | 3 |
ロッテ | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 7 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:石川 歩(2勝1敗0S) (セーブ:益田 直也(0勝3敗7S)) 敗戦投手:山岡 泰輔(1勝3敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは3回裏、荻野と中村奨の適時打で2点を先制する。続く4回には、無死一二塁の好機から井上が3ランを放ち、リードを広げた。投げては、先発・石川が7回5安打4失点で今季2勝目。敗れたオリックスは、打線に3本塁打が飛び出すも、投手陣が振るわなかった。
◆ロッテはオリックス山岡泰輔を攻略できるか。山岡に対して好成績を残すのが角中勝也で、両者の通算対戦成績は37打数14安打、打率3割7分8厘の高打率。 反対に相性が悪いのが安田とマーティンで、安田は13打数1安打、マーティンは12打数1安打とさっぱり。
◆オリックスが本塁打3発を放つも、接戦を落とした。5点を追う5回2死一、二塁では20歳太田が今季2号3ランを放ち、2点差に迫った。 逆風をものともしない一撃に中嶋監督は「(5回までに)5点のビハインドですからね。なかなか一気に(勝ち越すの)は難しい。ああいう形で(3点)返せたのは勢いでますよね」と奮闘する高卒3年目の一打を評価した。 ただ、打線はロッテ先発石川に4回まで無得点に封じられ「最初の入りで点が取れないのが課題でしょうし、先発に対してどうアプローチするのかが課題。そういう点がまだうまくいっていない。うまくいくようにやっていきたい」と序盤での奮起を促した。 先発した山岡が5回を投げ今季ワーストとなる5失点で降板。雨の中でのマウンドに「相手も一緒ですし(雨で)投げたことないわけではないのでね」と厳しい表情を浮かべた。 ただ、明るい話題もある。ラオウこと杉本が7回と9回に自身初の2打席連続アーチを描き「昇天ポーズ」を2度披露。降りしきる雨、ZOZOマリン特有の風もラオウの怪力には関係なく、2発とも逆風を切り裂いて左翼席に着弾させた。2打席連発に「風もあったので、本塁打になってくれてよかった。良い投手から打ててよかった」とコメント。試合後はタンクトップ姿で1本のバットを手に持ち、明日に備えてチームバスに乗り込んだ。 杉本は、この日の2発で打率を3割4分に上昇させ、規定打席到達も見えてきた。山本、山岡の先発2枚での連敗は痛いが、チームの戦力は整ってきた。【真柴健】 ▽オリックス太田(5回に今季2号3ラン) 打った瞬間はどうかな? と思いながら走っていましたが、(左翼)スタンドまで届いてくれてよかったです。 ▽オリックス山岡(先発で5回を投げ今季ワーストの5失点で3敗目) 今日は何もコメントできることはありません。
◆21打席目で待望の1発が出た。2点リードの4回無死一、二塁。ロッテ井上晴哉内野手(31)が捉えたやや内寄りの直球は、逆方向へ伸びて右中間ホームランラグーンに届いた。 昨季まで3年間で63本塁打した主砲が今季は開幕2軍スタート。5月の1号に"ごっちゃし"パフォーマンスも控えめ。お立ち台も今季初で「登場が遅くなって申し訳ありません。階級でいうと序ノ口なので、昇格目指して頑張っていきます」。遅れてやってきたヒーロー。本数を重ねて横綱まで駆け上がる。 ロッテニュース一覧はこちら―> ▽ロッテ井口監督(5日ぶりの試合を白星で再開) 3試合流れて、入りが大事と選手に伝えながら、早い回に点を取れたのがよかった。(4カードぶりの初戦勝利に)ようやくです。
◆ロッテ・井上晴哉内野手(31)が2-0の四回無死一、二塁で右中間へ1号3ランを放った。今季21打席目に飛び出した一発で悠々とダイヤモンドを1周。一塁側ベンチ前で"エア握手"の後、やや控えめに"ごっちゃし"ポーズをとった。 今季は開幕2軍スタート。4月25日に今季初めて出場選手登録された。7日は今季8試合目の出場。「7番・一塁」で5度目のスタメン出場を果たし、1打席目は右飛に倒れ、2打席目に今季初本塁打をマークした。
◆ロッテの井上が今季初本塁打となる3ランを放った。2-0の四回無死一、二塁で、山岡の内寄りの速球を右中間へ打ち返した。逆方向への当たりが外野スタンドの前にせり出したホームランラグーンに飛び込み「ランナーを進めるつもりで打ちにいったが、結果としてホームランになってくれて良かった」と振り返った。 オープン戦から調子が上がらず、開幕は2軍で迎えた。4月25日に1軍に昇格した後も不振が続き、同29日の西武戦を最後に安打が出ていなかった。苦しんだ末に今季21打席目で飛び出した待望の一発。ようやく自慢の長打力を披露し「感触も良かった。やっと1本出てくれた」と胸をなで下ろした。
◆ロッテは三回に荻野の適時二塁打などで2点を先制し、四回に井上の1号3ランで加点。5-4の七回はレアードの2点二塁打で突き放した。石川は7回4失点で2勝目。オリックスは山岡が5失点して苦しい展開となった。
◆オリックスの山岡は5回8安打5失点と精彩を欠き、3敗目を喫した。前回4月16日の対戦で7回無得点に抑えた相手に「少しでも苦手意識を与えられたらいい」と臨んだが打ち込まれ「何もコメントできることはない」と口をつぐんだ。 三回に先頭打者への四球から2点を先行され、四回は先頭打者から安打、死球の後、井上に3ランを浴びた。本調子とはほど遠い内容に、中嶋監督は「何かしらの原因はある」と思案顔だった。
◆ロッテの石川は2本塁打で4点を失ったが、七回までリードを守り救援につないだ。新型コロナウイルス集団感染が判明した日本ハムとの3連戦が中止となり、中9日で臨んだマウンドで今季2勝目をつかんだ 四回までは無安打無失点と危なげなかったが、5-0の五回2死で太田に3ランを浴び、七回には杉本のソロで1点差に迫られた。投球内容には納得がいかないようで、「1本目のホームランがもったいなかった。あれで流れが変わってしまった。自分の弱さが出た」と反省の弁を並べた。 同一カード3連戦の初戦で7回を投げて勝利をもたらし、先発としての責任は果たした。井口監督は「ゲームはしっかりつくってくれた」と及第点を与えた。
◆ロッテ・井上晴哉内野手(31)が待望の1号をマーク。今季初めて"ごっちゃし"ポーズを披露した。 「ここ最近、当たっていなかったので、久々にいい感触だった」 2-0の四回無死一、二塁で右中間越えにへ3ランを放った。"ごっちゃし"はやや控えめ。チーム34試合目、自身21打席目の初本塁打では、派手に喜べなかった。 入団8年目の今季は開幕2軍スタート。4月25日に初昇格したが、打率・111(18打数2安打)と苦しんでいた。コロナ禍で5月3日からの日本ハム3連戦が延期になると、5日に特打で汗を流した。この日は早出特打し、状態のよさを感じた井口監督がスタメンで起用。指揮官の期待に一発回答した。 「まだ1本目。段階でいうと序の口。これから昇格目指して頑張る」。安田、山口ら若手が台頭する中、アジャもチーム5日ぶりの試合で勝利に貢献し、健在をアピールした。(山口泰弘)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
16 | 12 | 7 | 0.571 (↓0.022) | - (-) |
108 | 139 (+1) | 123 (+6) | 26 (+1) | 14 (+3) |
0.233 (↓0.001) | 3.320 (↓0.09) |
2 (-) |
ソフトバンク |
17 | 14 | 5 | 0.548 (-) | 0.5 (↓0.5) |
107 | 154 (+2) | 133 (+2) | 34 (+1) | 20 (+3) |
0.266 (-) | 3.550 (↑0.04) |
3 (-) |
ロッテ |
16 | 14 | 4 | 0.533 (↑0.016) | 1 (↑1) |
109 | 159 (+7) | 132 (+5) | 31 (+1) | 25 (-) |
0.244 (↑0.001) | 3.720 (↓0.04) |
4 (-) |
西武 |
14 | 15 | 5 | 0.483 (-) | 2.5 (↑0.5) |
109 | 119 (+2) | 134 (+2) | 21 (+2) | 34 (-) |
0.233 (↓0.003) | 3.900 (↑0.09) |
5 (-) |
ORIX |
13 | 16 | 7 | 0.448 (↓0.016) | 3.5 (-) |
107 | 129 (+5) | 141 (+7) | 31 (+3) | 9 (-) |
0.247 (-) | 3.580 (↓0.11) |
6 (-) |
日本ハム |
11 | 16 | 4 | 0.407 (↑0.022) | 4.5 (↑1) |
112 | 97 (+6) | 134 (+1) | 16 (+1) | 17 (-) |
0.221 (↑0.003) | 3.850 (↑0.09) |
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