1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 1 | 1 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 5 | 2 | 0 |
勝利投手:ピープルズ(1勝0敗0S) (セーブ:三嶋 一輝(0勝2敗5S)) 敗戦投手:梅津 晃大(0勝1敗0S) 本塁打 |

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◆DeNAが接戦を制した。DeNAは3回表、オースティンの内野ゴロの間に1点を先制する。そのまま迎えた6回には佐野のソロが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・ピープルズが6回無失点の好投で今季1勝目。敗れた中日は、打線がつながりを欠いた。
◆DeNAが今季初めて3連勝した。3回にオースティンの二塁ゴロで先制。6回には佐野恵太の右越え3号ソロで追加点を挙げた。投げては今季初登板となった先発のピープルズが6回4安打無四死球、無失点と好投。92球で今季初勝利を挙げた。 ピープルズは「今季初登板でしたが、ブルペンから調子は良かったです。試合に入ってからもカットボールを有効に使えました。プラン通り投げることができ、嶺井のリードにも応えることができました。守備にも助けてもらい感謝しています。次回登板でも良い部分を継続できるよう準備したいと思います」と話した。 この試合からピープルズが出場選手登録された。救援左腕エスコバー、救援右腕のシャッケルフォード、野手のオースティン、ソトと合わせて、今季初めて5人登録された。外国人の登録枠は5人までで、ベンチ入りは4人まで。シャッケルフォードがベンチを外れた。DeNAは今季、12球団最多の10人の外国人が所属するが、開幕時は1人も来日できていなかった。ようやく戦力が整ってきた。 DeNAは5月に入って3戦負けなし。三浦監督は「結果はよかったけど1個ずつ、その日その日を戦うだけ。積み重ねが連勝になる。毎回同じ展開では勝てない。打てない時は投手でカバーする。チーム状態はよくなっている」と自信を見せた。これで34試合で9勝21敗4分けとなり、勝率を4月8日以来、今季最高タイの3割に乗せた。【斎藤直樹】
◆中日梅津、DeNAピープルズの両先発はともに今季初登板。DeNAは3回、オースティンの二ゴロで先制点を挙げた。 DeNAは6回、4番佐野の右越え3号ソロで追加点を挙げた。ピープルズは6回4安打無失点。2点リードで継投に入った。 DeNAは5月に入って3戦負けなしで今季初の3連勝。中日は打線が5回1失点(自責0)の梅津を援護できなかった。DeNAピープルズが1勝目。三嶋が5セーブ目。中日梅津が1敗目。
◆中日が今季初の3連勝を逃した。今季初登板の梅津晃大投手(24)を先発マウンドに送ったが、守備の乱れがからみ5回2安打1失点(自責0)で降板。 8回に根尾のプロ初三塁打から1点を返したが、阪神、巨人に2カード連続勝ち越しの勢いに乗れなかった。試合後の与田監督の一問一答は以下の通り。 -初登板の梅津の出来は 「初登板の緊張はあったけど1失点。そこはうまく投げられたと思う。(81球で降板したが)チャンスだったから代えただけ。攻撃の部分で。球数で降板させたわけじゃない」 -次回登板は 「それは言えない。次投げるかどうかは」 -6回以降も投げることも 「そうですね。チャンスタイムじゃなければ次(の回)も行く予定だった」 -初登板で目を引いたのは 「真っすぐの力はしっかり腕が振れていた。腕の故障明けで気にはしていたが。上下のバランスがこれからよくなって欲しい」 -初対戦のピープルズの印象は 「ボールが非常に動くなという感じはしていた。捉えたと思ったらボールが変化している。なかなか難しかった。高めの球も少なかった」 -けん制死、エラーもあった高松への評価 「使っているのは監督。思い切ってプレーすること。できないことは練習する(だけ)」 -祖父江は 「とにかく抑えていくことが。自信のある球をどんどん見つけて結果を残していくことが一番必要だと思う」 -根尾が初三塁打 「うまく低めの球をすくい上げた。いい形で。1日1本でもうまく数字が残っていくと自信になっていくと思う」 -体調不良だった福がベンチ入りした 「全然問題ないです。近いうちに出番はあるでしょう」
◆中日根尾昂内野手(21)のプロ初の三塁打で、今季2度目の完封負けを免れた。2試合ぶりのスタメン起用で8回の第3打席で、DeNA3番手山崎から右翼へ低いライナーを放った。右翼手オースティンがダイビングキャッチに失敗すると一気に三塁に到達。根尾は「しっかり食らいついていった結果だと思う。次も打てるように頑張ります」と話した。
◆DeNAが反攻態勢を整え、今季初の3連勝だ。今季初登板のマイケル・ピープルズ投手(29)が先発し、6回4安打無失点。カットボールとツーシームを低めに集め、9個の内野ゴロを量産した。「嶺井がいいリードをしてくれた。広い球場なのでストライクゾーン内で勝負できた」。ここ3試合連続で先発が3回未満で交代していた。三浦監督は「リリーフの登板が増えている中で6回を投げてくれたのが大きかった」と評した。 開幕時には誰も来日していなかった外国人が、今季初めて5人同時に出場選手登録された。登録即先発となったピープルズは「ルール、チーム事情は理解している。ソトとオースティンは打線に欠かせないし、エスキー(エスコバー)とシャッケルフォードもブルペンに必要な存在だ」。2軍戦では2試合で防御率12・71。「焦りはなかった。今年はキャンプがなかったので、最初はオープン戦だと捉えていた」と割り切る。 来日2年目で日本になじんでいる。すし、焼き肉、ラーメンを愛し、米国の自宅でも靴を脱ぐ習慣を取り入れた。逆に、ともに雨男の三浦監督からは「ドームなので雨の心配はするな」とアメリカンジョークで送り出された。 10点→8点という大量得点から一転、ロースコアで3連勝を決めた。「毎回同じ展開では勝てない。打てない時は投手がカバー。チーム状態は上がっている」と三浦監督。5月は負けなしで勝率を3割に乗せた。【斎藤直樹】 ▽DeNA佐野(3号ソロなど2安打で10試合連続安打)「感触は良かった。自分のスイングができた。たくさん打って、投手を助けたい気持ちが強い。特に変えた部分はありません。1打席1打席集中して打席に入れている」
◆DeNAが反攻態勢を整え、今季初の3連勝だ。今季初登板のマイケル・ピープルズ投手(29)が先発し、6回4安打無失点。カットボールとツーシームを低めに集め、9個の内野ゴロを量産した。勝利の方程式が決まった。7回のエスコバーは4試合連続で1人の走者も出さず、8回の山崎もしっかりリードを守って8ホールド目。三嶋は最速153キロをマークするなど3者凡退で締め「先発、中継ぎ陣がつないでくれたので、1点差でしたが守るより攻める気持ちでマウンドに上がりました。今のポジションはやりがいを感じてます」と汗をぬぐった。
◆中日梅津晃大投手(24)が今季初登板で黒星を喫した。 今季から背負った新背番号「18」での本拠地お披露目試合だったが、5回2安打1失点(自責点0)と好投したが、チームを今季初の3連勝に導くことは出来なかった。 5回81球のマウンドで最速152キロも記録した。3四死球もあったが、強力打線を単打2本に封じた。高松の失策から1点を失ったが、9カ月ぶりの1軍マウンドで躍動。梅津は「今季初登板で力んでしまい、四球など自分で走者を出してしまった。反省したいです」と課題を挙げた。 昨年8月2日ヤクルト戦で10回0封の力投後に、右肘の違和感から戦列を離脱。キャンプでの調整遅れから開幕1軍も逃した。復帰戦を見届けた与田監督は「球数で降板させたわけじゃない。真っすぐはしっかり腕が振れていた。腕の故障明けで気にはしていたが。上下のバランスをこれから良くして欲しい」と合格点を与えた。自らが球団に要望し、背負った背番号18での初勝利の日は近い。【伊東大介】 ▽中日高松(3回、失点に絡む失策と4回にはけん制死)「(失策は)一塁ベースを見るのが早く、ミスを起こしてしまった。(けん制死は)アウトになったことで怖がらず、次からもどんどん盗塁したい」
◆DeNA・佐野恵太内野手(26)が1-0の六回先頭で右中間へ3号ソロを放った。 「先頭打者だったので、なんとか塁に出ようと思い打席に入りました。最高の結果となり嬉しいです」 代わったばかりの2番手・谷元の出鼻をくじいた。カウント1-1からの3球目。高め138キロフォークをフルスイングすると、打球はきれいな放物線を描いて右中間席へ。佐野はこれで10試合連続安打と好調を維持。4月27日の広島戦(マツダ)以来6試合ぶりの一発で貴重な追加点を挙げた。
◆DeNAが今季初の3連勝。三回にオースティンの二ゴロの間に先制し、六回は佐野の3号ソロで加点した。ピープルズは6回無失点で今季初登板を勝利で飾った。三嶋は5セーブ目。中日は5回1失点の梅津の力投が報われなかった。
◆中日は初対戦のピープルズを打ちあぐねた。外国人投手特有の動く球に対応できず、内野ゴロの山となった。与田監督は「捉えたと思ったらボールが変化し、対応が難しかった」と唇をかんだ。失策になった分も含め、六回まで内野ゴロは九つもあった。 2戦続けて2番で起用された高松は三回にピープルズが打ったゴロを捕り損ねる失策。これが先制点につながり「一塁ベースを見るのが早かった」とボールから目を切ったことを悔やんだ。出塁した0-1の四回はけん制でタッチアウトとなるなど売り出し中の若手はいいところがなかった。
◆三嶋が九回を三者凡退で締め、2戦連続のセーブ。2日のヤクルト戦に続き、1点差の緊迫した場面だったが、ガーバー、ビシエドを連続三振に斬るなど、完璧な投球だった。今季13試合の登板で防御率0・75、5セーブの守護神は「三嶋に回せば大丈夫と言われるよう、引き続き全力で攻める気持ちを忘れずに投げたい」と力を込めた。
◆さあ、5月反攻だ!! DeNAは3日、中日7回戦(バンテリンドーム)に2-1で勝ち、今季初の3連勝を飾った。4月は借金15と苦戦したチームが5月に入り一転、負けなし。投打の歯車がかみ合い始めた。今季初先発のマイケル・ピープルズ投手(29)が6回4安打無失点と快投。エース・今永昇太投手(27)、新助っ人右腕フェルナンド・ロメロ投手(26)=前ツインズ=の合流が近いことも判明し、巻き返しへ態勢が整ってきた。 和の心を持つ助っ人に三浦監督が目を細めた。 「本来の投球ができていた。リリーフの登板が増えている中で、長いイニングを投げてくれたのは非常に大きい」 視線の先にいたのは、先発で今季初登板のピープルズ。チームに今季初の3連勝をもたらした来日2年目、身長196センチの大型右腕は「とにかくチームに勝つチャンスを与えられるような投球をしようと思っていた」と穏やかな笑みを浮かべた。 外国人投手特有の動く球でゴロの山を築いた。失策も含め、六回までに数えた内野ゴロは9つ。2-0の六回2死二塁で迎えた4番・ビシエドも、内角へのツーシームで三ゴロに仕留め「広い球場なのでゾーン内で勝負をして、たくさん(ゴロを)打たせることができた」とうなずいた。 新型コロナウイルスの影響でビザ発給が停止され、来日できたのは開幕2日目の3月27日。2週間の隔離期間を経て2軍で2試合に登板し、この日を迎えた。6回92球を投げ、4安打無失点。一発回答で期待に応えた。 来日できない間も、心は日本にあった。思想家、新渡戸稲造が1899年に米国で刊行し、忠義心など日本人の道徳観を記した名著「武士道」を愛読。左腕には「武」のタトゥーを刻む。 オフの帰国中には、米国の自宅でも靴を脱いで生活するなど「自分が思っていた以上に日本の文化が染みついていた」。海を渡れない期間はチームへの"忠義心"を胸に、打撃投手を務めて実戦勘を保つなど難しい環境で努力を重ねてきた。 先発陣の離脱が相次ぐ中、救世主にもなった。京山が再調整。坂本が左肩に打球を受けた影響で登録を外れ、前日に先発した阪口も右肘の炎症で抹消と、4日間で先発投手3人の離脱が決まったところだった。 その他の写真(2/3枚) 一方で、このピープルズの合流こそ"番長DeNA"浮上の号砲にもなる。この日エスコバー、シャッケルフォードの両救援投手、オースティン、ソトの両打者を含め、今季初めて外国人選手が1軍枠いっぱいの5人登録された。12球団最多10人の外国人(育成を含む)を擁するDeNA。コロナ禍で開幕時に助っ人が一人も来日できず、4月に10連敗を喫するなど苦しんだチームが一転、5月は負けなし。投打がかみ合い始めた。 三浦監督は、左肩手術から復帰を目指すエース・今永、150キロ超のシンカーを武器にする新助っ人右腕・ロメロの1軍合流について「今月中かな」と見通しを示し「その日その日を戦って(勝利を)積み重ねていければ」と前を向いた。そろい始めたピースが"反攻の5月"の旗印となる。(箭内桃子) ◆6度目マルチ 打の主役は4番の佐野だ。1-0で迎えた六回、先頭で打席に入ると谷元のフォークボールを捉え、右中間席へ6試合ぶりの一発となる3号ソロ。貴重な追加点を挙げ「自分のスイングができました。たくさん打ってピッチャーを助けたい気持ちが強いです」と拳を握った。八回にも左前打を放ち、今季6度目の複数安打を記録。4月23日から10試合連続安打と調子を上げている。今季初の3連勝に貢献した主将は「うれしいですが、明日に向けて気持ちを切り替えて迎えたい」と表情を引き締めた。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
21 | 9 | 0 | 0.700 (-) | - (-) |
113 | 142 (-) | 86 (-) | 32 (-) | 24 (-) |
0.259 (-) | 2.750 (-) |
2 (-) |
巨人 |
17 | 11 | 4 | 0.607 (↑0.014) | 3 (↑0.5) |
111 | 138 (+3) | 112 (+2) | 38 (+3) | 22 (-) |
0.260 (-) | 3.320 (↑0.11) |
3 (-) |
ヤクルト |
14 | 12 | 4 | 0.538 (-) | 5 (-) |
113 | 125 (-) | 130 (-) | 32 (-) | 19 (-) |
0.243 (-) | 4.020 (-) |
4 (-) |
広島 |
13 | 17 | 2 | 0.433 (↓0.015) | 8 (↓0.5) |
111 | 102 (+2) | 123 (+3) | 24 (+1) | 15 (-) |
0.259 (↓0.001) | 3.500 (↑0.01) |
5 (-) |
中日 |
12 | 16 | 4 | 0.429 (↓0.015) | 8 (↓0.5) |
111 | 90 (+1) | 98 (+2) | 12 (-) | 15 (-) |
0.229 (↓0.003) | 2.830 (↑0.06) |
6 (-) |
DeNA |
9 | 21 | 4 | 0.300 (↑0.024) | 12 (↑0.5) |
109 | 116 (+2) | 164 (+1) | 25 (+1) | 6 (-) |
0.231 (↓0.002) | 4.680 (↑0.12) |
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