DeNA(☆10対2★)ヤクルト =リーグ戦8回戦(2021.05.01)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
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DeNA
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勝利投手:エスコバー(1勝0敗0S)
敗戦投手:高梨 裕稔(2勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】オースティン(4号・1回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAは2-2で迎えた6回裏、代打・倉本の2点適時打で勝ち越しに成功する。続く7回には宮崎、ソト、嶺井に連続適時打が飛び出すなど、打者一巡の猛攻で一挙6点を奪った。投げては、3番手・エスコバーが今季初勝利。敗れたヤクルトは、攻守に精彩を欠いた。

◆DeNAタイラー・オースティン外野手(29)が、推定飛距離146メートルの超特大4号先制ソロを放った。 1回2死、高梨の4球目を完璧捉えた打球はスコアボード上部にスタメン表示された「桑原」の「原」の左付近を直撃。打球速度178キロの豪快弾に「ヤッター!! カウントが有利だったので自分のスイングをしようと心掛けた。しっかりと捉えることができ良かった」と喜んだ。現役時の15年にソフトバンク柳田に特大バックスクリーン弾を浴びた三浦監督も「すごい当たり。完璧でした。僕は打たれましたけどね」と笑って振り返った。

◆プロ初勝利を目指したDeNAの高卒4年目右腕、中川虎大(こお)投手(21)は3回途中、3安打4四球2失点で無念の降板となった。 今季初の先発マウンド。「毎回、四球で崩れてランナーをホームにかえすのが続いている。四球を出さないのは無理なので、出してからしっかり抑えたい」と話した通り、1、2回は先頭を出しながらも併殺で切り抜けたが、3回に味方のミスから崩れた。2死一塁でヤクルト塩見の打球はショートへボテボテの当たり。内野安打に悪送球が重なり2死二、三塁に。続く中村に初球を狙われ、左前への2点適時打を浴び逆転された。さらに3番山田、4番村上に連続四球を許し、2死満塁としたところで降板。「調子は悪くなかったです。先制して頂いたのに早い回で、マウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ないです」と反省した。

◆3回から雨が降り出し、徐々に雷鳴がとどろき、4回表2死、ヤクルト西浦の打席を迎えたところで中断となった。

◆番長采配ズバリ! DeNA倉本寿彦内野手(29)が代打で勝ち越し適時打を放った。 同点の6回2死満塁、戸柱に代わって登場。ヤクルト2番手近藤の初球、外角低め156キロを中前にはじき返し、2点を勝ち越した。「打ったのはシュートです。チャンスだったので初球から仕留めると思い打席に向かいました。いい結果になりうれしいです」と笑顔を見せた。

◆番長采配ズバリ! DeNAが5月最初のゲームに大勝し、今季ヤクルト戦での引き分けを挟んだ連敗を6で止めた。同点の6回、相手の2失策で無死満塁とすると、宮崎、ソトが2者連続で空振り三振。2死満塁から戸柱への代打倉本寿彦内野手(30)が、ヤクルト近藤の外角低め156キロを中前へ決勝の2点適時打。「打ったのはシュートです。チャンスだったので初球から仕留めると思い打席に向かいました。いい結果になりうれしいです」と笑顔。三浦監督も「みんながしっかり抑えて、打線もつながって非常によかったなと思います。国吉がよく踏ん張ってくれました。みんながつないでつないで、というところでリリーフ陣も打線も、みんながつないでの勝利だったと思います」と、ほっとした表情だった。 二転三転する流れをものにした。初回、3番オースティンの推定飛距離146メートルの超特大4号ソロで先制も、3回には遊撃手大和の悪送球から逆転を許した。4回のヤクルト攻撃中に雷雨による36分の中断もあったが、その裏に宮崎の犠飛で追いついて6回のチャンスをものにした。流れを引き寄せた7回には牧の押し出し四球、宮崎の2点適時打など打者一巡の猛攻で、一挙6点を奪った。 投げては先発の中川こそ四球から崩れて3回途中2失点で降板となったが、国吉、エスコバーらリリーフ陣が、燕打線を4回以降、無失点に抑え込んだ。 チームは3、4月で6勝21敗4分けと大きく出遅れたが、5月最初の試合を1万5743人のファンが詰めかけた本拠で大勝。「5月攻勢」へ勢いに乗りたい。

◆番長采配ズバリ!! 投打のかみあったDeNAが5月最初のゲームを大勝し、今季ヤクルト戦の開幕連敗を6で止めた。先発中川が3回に逆転を許すも、2番手国吉以降、中継ぎ陣が燕打線をパーフェクトリレー。同点の6回2死満塁には、代打倉本が値千金の勝ち越し2点適時打を放った。久々の本拠地白星に三浦監督は「リリーフ陣も打線もつながって全員で勝ち取った勝利。(5月)いいスタートが切れたと思います」と納得の表情だった。 倉本で傾きかけた流れを引き戻した。6回、相手の2失策で無死満塁も宮崎、ソトが連続三振。ここで「速いボールに対応できる」と送り出した代打が、中日近藤の初球、外角低め156キロを中前にはじき返した。「ちょっと嫌な流れになるところを引き戻してくれた。本当に勝負強いバッティング。大きかったです」と振り返った。 打線の爆発を呼んだのがリリーフ陣だ。「球が上ずってきていたので」と中川が3回2死満塁とした場面で国吉へスイッチ。5番オスナを1球で仕留めた。右腕は4回2死から雷雨による38分間の中断にも集中力を切らさず2回1/3をシャットアウト。指揮官も「堂々と初球から勝負球を投げていた。本来の力が戻ってきましたね」と評価した。 試合後、整列し帽子をとってファンの声援に応えた三浦監督は「点差が開いた中でも終盤まで抑えられた。明日につながると思います」とうなずいた。3、4月は6勝21敗4分けと大きく出遅れたが、「5月攻勢」へ期待をもたせる大きな勝利となった。【鈴木正章】▽DeNA倉本(6回2死満塁で代打で決勝適時打) 初球から絶対仕留めるぞという気持ちで打席に入りました。昨日、同じピッチャーにやられたので絶対にやりかえす気持ちで。ほんとにうれしかったです。▽DeNA国吉(3回2死満塁から2回1/3を完全救援) しっかり勝ちに転がっていけるように自分のピッチングを心掛けました。(降雨中断も)気持ちは切らさず、再開するとなったら集中し直しました。

◆DeNAは1回にオースティンのバックスクリーン直撃の4号ソロで先制。 ヤクルトは3回に中村の2点適時打で逆転したが、DeNAは4回に宮崎の犠飛で同点に追いつき、6回に代打倉本の2点適時打で勝ち越した。 7回には打者一巡の猛攻で一挙6点を加点。快勝で今季ヤクルト戦の連敗を6で止めた。3番手のエスコバーが1勝目。ヤクルトは6、7回とリリーフ陣が打ち込まれ大敗を喫した。DeNAエスコバーが1勝目。ヤクルト高梨が1敗目。

◆DeNAのタイラー・オースティン外野手が一回、中堅バックスクリーンを直撃する先制の4号ソロを放った。  「ヤッター!!! 3ボールとカウントが有利だったので、自分のスイングをしようと心掛けた。しっかりと捉えることができ良かった」  一回2死走者なし、高梨の3ボールから甘く入った直球を狙い打ち。高々と舞い上がった打球は、中堅バックスクリーンの上部を直撃。球団の発表したトラックマンデータでは、打球速度178キロ、角度27度、推定飛距離146メートル、最高到達点31メートルを計測した。  ハマスタの特大弾といえば、2015年に交流戦でソフトバンク・柳田が放った推定145メートル弾がバックスクリーンを直撃し、一部破損したことで有名。今回はオースティンがそれをも上回る飛距離をたたき出し、当時、柳田に特大弾を浴びた三浦現監督も思わず笑みを浮かべた。

◆ヤクルトがDeNAに8戦目で今季初黒星を喫し、DeNA戦の連勝(1分けを挟む)は「6」でストップした。2-2の同点で迎えた六回2死満塁で、2番手の近藤が倉本に勝ち越しの中前2点適時打を浴びた。七回には6点を追加され、リードを広げられた。

◆DeNAが今季ヤクルト戦8試合目で初勝利した。2-2の六回に代打倉本の2点適時打で勝ち越し、七回に宮崎と嶺井の2点適時打などで6点を加えた。3番手のエスコバーが今季初勝利。ヤクルトは3失策と要所で守備が乱れた。

◆ヤクルトは3失策が響いて逆転負けした。同点の六回無死一塁で左翼への飛球を青木が落球し、続けざまに高梨がバント処理を焦ってお手玉して無死満塁と傷口を広げて降板。救援した近藤は2死を奪ったが代打倉本に2点適時打を浴びて試合の流れを失った。  2-1の四回1死二塁でも西浦が平凡な遊撃へのゴロを後逸し、直後に犠飛で追い付かれた。DeNAに今季8試合目で初黒星を喫し、高津監督は「大いに反省し、でもミスを恐れずまたグラウンドに立ってほしい」と切り替えを求めた。

◆DeNAが快勝で、ヤクルト戦今季8戦目で初勝利を挙げた。先発の中川が三回途中で降板するも、救援陣5人が無安打無失点リレー。六回に代打・倉本が決勝2点打を放った。以下、試合後の三浦監督の主な一問一答。--本拠地で2勝目  「本当に久しぶりですね。みんながポイントポイントで抑えて、打線もつながり非常によかったと思います」  --中川は三回途中降板  「先発でいけるところまでと思っていたので、あの回はボールが続いていましたから、いっぱいかなと。そこから国吉がよく踏ん張ってくれた」  --リリーフも無安打リレー  「みんながつないで、リリーフもですが打線も。みんながつないで勝ったかなと」  --一回にオースティンが特大弾  「ここのところ先制点を取れていなくて、ホームでも。先制点を取れたことは非常に大きかった」  --代打、倉本が決勝打  「2アウトになって嫌な空気の中、倉本がよく打ってくれた。あれで流れが一気にきた」  --2カード連続勝ち越しへ  「今日の流れに乗って、明日もみんなで戦っていきたい」

◆ヤクルトは、3失策が全て失点につながるなどミスが響き敗戦。高津臣吾監督(52)は表情を曇らせながら、試合を振り返った。--ミスが重なった  「いろいろなミスがありましたね。もちろん記録についたエラーはもちろんですけど、バッテリー間のミスであったり、非常にミスの目立つゲームになってしまったなという気はします」  --高梨はまた六回途中で降板  「いつも3回り目、70~80球というところで、彼のヤマがくる。意識はして、対策はあるんでしょうけど、やっぱりそこを投げ切れるか。そこで投げ切れれば自分の勝ちやチームの勝ちもついてくる、すごく大事なところだと思う。なかなか越えられない六回にはなりましたね」  --七回には救援陣が失点  「毎日のように登板がないときも準備して、リリーフはそれが仕事。体力的にもしんどいし、精神的につらいときもあるでしょうけど、そこで乗り越えられるかどうか、強い精神力を持って準備できるか、マウンドに上がれるかというところはすごく大事なところだと思います。こちらもできるだけ気を使いながら登板させてあげたい。そんなに、いつもいつもうまくいくとは思っていない。本当によく頑張ってくれていると思います」  --ミスが出た次戦はどのように臨む  「ミスは大いに反省すべきでしょうね。ただそれを恐れて明日グラウンドに立つことだけはしてほしくない。また必ずミスは出ると思うんですけど、今日のミスをどうとらえて明日につなげていくかというところが大事だと思うので、しっかり反省するところ、しっかり切り替えるところのメリハリをつけて、明日グラウンドに立ってほしいと思います」

◆DeNAのタイラー・オースティン外野手が一回、中堅バックスクリーンを直撃する先制の4号ソロを放った。  「ヤッター!!! 3ボールとカウントが有利だったので、自分のスイングをしようと心掛けた。しっかりと捉えることができてよかった」  一回2死走者なし、高梨の3ボールから甘く入った直球を狙い打ち。高々と舞い上がった打球は、中堅バックスクリーンの上部を直撃。球団の発表したトラックマンデータでは、打球速度178キロ、角度27度、推定飛距離146メートル、最高到達点31メートルを計測した。  ハマスタの特大弾といえば、2015年に交流戦でソフトバンク・柳田が放った一発がバックスクリーンを直撃し、一部破損したことで有名。今回はオースティンがそれをも上回る飛距離をたたき出し、当時、柳田に特大弾を浴びた三浦監督は試合後「すごい当たりですよ。完璧でした。(外国人特有?)僕は打たれましたよ、日本人でしたけど。なんか見たことあるなと隣で(青山)ヘッドにも言われました」と自虐的に語り報道陣を笑わせた。

◆DeNAのオースティンが一回に超特大の4号ソロを放った。高梨の速球を捉えた打球は風の後押しを受け、中堅の大型ビジョンの上部を直撃した。投球や打球の軌道を精密に測れる機器「トラックマン」で推定飛距離146メートル、打球速度178キロを記録した驚愕の一打に「ヤッター! 3ボールで自分のスイングを心掛けた」と球団を通じてコメントした。  横浜スタジアムの大型ビジョン直撃弾といえば、三浦監督が2015年にソフトバンクの柳田に浴びた一発が語り草となっている。三浦監督は「どこかで見たなと思った。なかなか見られない本塁打をDeNA打線が打ってくれたのは良かった」と苦笑いした。

◆驚きのパワーで、ハマスタに集まった1万5743人の度肝を抜いた。DeNAのタイラー・オースティン外野手(29)が一回、中堅の電光掲示板上部を直撃する推定飛距離146メートルの先制4号ソロを放った。  「メッチャトンダ! ヤッタ!! しっかり捉えることができて良かった」 ■打球速度178キロ ビル10階相当の高さ31メートル  来日2年目の長距離砲が高梨の投じた147キロの直球を完璧に捉えた。打球は、10階建てビルに相当する上空31メートルまで舞い上がり、掲示板のラインアップで自分の名より2つ上の「1番・桑原」の場所に着弾した。  球団によるとトラックマン(弾道測定器)のデータでは、驚異的な飛距離、最高到達点に加え、打球速度も178キロを計測した。ハマスタの特大弾といえば、2015年に交流戦でソフトバンク・柳田が電光掲示板を一部破壊した一発が有名。推定飛距離145メートルとされていたが、さらに上回る助っ人の特大弾に"当時の被弾投手"三浦監督も「すごい当たり。僕も打たれましたよ、日本人でしたけど。相手に与える衝撃も大きいし、その後も相当警戒されていた」と自虐交じりに絶賛した。  オースティンは同点の六回先頭でも中前打を放ち、勝ち越し機を演出した。コロナ禍で来日が遅れていたが、直近4試合で3発と状態を上げてきた。チームは今季のヤクルト戦8試合目で初勝利。開幕ダッシュに失敗したベイスターズが5月は、一気に巻き返す。(浜浦日向)

◆先発のヤクルト・高梨は、5回0/3を4安打4失点で今季初黒星(2勝)を喫した。降雨で38分間の中断を挟むなど難しい状況の中で粘り強く投球。ただ六回、自身の失策などで無死満塁とピンチを広げたところで降板した。今季は1度も六回を投げ切れていない。高津監督は「いつも3回り目、70-80球で彼の山(場)がくる。意識はしているんでしょうけど、なかなか越えられない」と奮起を促した。

◆みすみす白星を逃した。ヤクルトは3失策が全て失点につながり、今季8試合目にして初めてDeNAに敗戦(6勝1敗1分け)。高津臣吾監督(52)は表情を曇らせた。  「記録についたエラーはもちろんですけど、バッテリー間のミスであったり、非常にミスの目立つゲームになってしまったという気はします」  まずは1点リードの四回。1死二塁から、遊撃手・西浦がゴロを捕球できず一、三塁に。続く宮崎の中犠飛で同点とされた。六回は、無死一塁から左翼手・青木がフェンス際の難しい飛球を落球し、一、二塁からは三塁方向への犠打を投手・高梨がファンブル。そこから勝ち越しを許した。  指揮官は「ミスは大いに反省すべき。反省するところ、切り替えるところのメリハリをつけて明日(2日)、グラウンドに立ってほしい」とナインに求めた。(赤尾裕希)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
2090 0.690
(-)
-
(-)
114135
(-)
83
(-)
31
(-)
21
(-)
0.259
(-)
2.740
(-)
2
(-)
巨人
16114 0.593
(↓0.022)
3
(↓0.5)
112135
(+6)
110
(+9)
35
(+1)
22
(-)
0.260
(↑0.002)
3.430
(↓0.19)
3
(-)
ヤクルト
14114 0.560
(↓0.023)
4
(↓0.5)
114118
(+2)
122
(+10)
31
(-)
18
(-)
0.242
(↓0.004)
3.900
(↓0.13)
4
(-)
広島
13152 0.464
(-)
6.5
(-)
11397
(-)
113
(-)
23
(-)
15
(-)
0.260
(-)
3.410
(-)
5
(-)
中日
12154 0.444
(↑0.021)
7
(↑0.5)
11289
(+9)
96
(+6)
12
(+1)
15
(+2)
0.232
(↑0.005)
2.890
(↓0.11)
6
(-)
DeNA
7214 0.250
(↑0.028)
12.5
(↑0.5)
111106
(+10)
156
(+2)
21
(+1)
6
(-)
0.230
(↑0.003
4.730
(↑0.12)