阪神(-降雨のため試合中止-)ヤクルト =リーグ戦5回戦(2021.04.17)・阪神甲子園球場=
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◆阪神青柳晃洋投手(27)が苦手の村上を抑えられるか。 対村上は通算22打数8安打、4本塁打で被打率3割6分4厘。青柳が本塁打を2本以上許しているのは村上と丸(巨人)2本だけで、今季も初対戦の3月27日に1発を浴びている。

◆阪神は午後2時開始予定だった阪神対ヤクルト5回戦(甲子園)を天候不良のため中止すると発表した。雨が午前中から降りやまず、甲子園球場の内野部分にかけられたシートの上には水たまりが広がっていた。 阪神は13日広島4回戦(甲子園)に続く今季2度目の雨天中止。選手たちは隣接する室内練習場で汗を流した。 首位阪神は今季初の6連勝中で貯金10と好調。この日は今季3試合2勝0敗、防御率1・35の青柳晃洋投手(27)が先発予定だった。矢野燿大監督(52)は「(天気は)変えられへんもん。変えられへんことを考えてもしゃあない。中止になったら中止になった。どうよくしていけるかとか、そっちを考えることしかできないんで。明日はガンケルで」と、気持ちを切り替えた。明日18日も午後2時から同カードが予定され、開幕から3戦3勝の日曜日の男ジョー・ガンケル投手(29)が先発し、チーム7連勝を狙う。

◆先発予定だった青柳晃洋投手(27)が「雨柳さん」ぶりを発揮してしまった!? 17日に予定されていたヤクルト戦(甲子園)が雨天中止。青柳はこれまでに自身の登板試合が何度か雨で中止となり「雨柳さん」のタオルも発売されている。 今季、自身初めての雨天中止に「もうわかってたことなんで。しょうがないですね」とコメント。先発陣はここまで18試合中14試合でクオリティースタート(6回以上、自責3以内)とハイレベルだ。 「良い刺激ですけど、だいぶプレッシャーです」と笑いつつ「ここまでは結構良い感じですけど、そこまで調子がいいっていうのがない。梅野さんとの配球だったり兼ね合いで結果ゼロに抑えられて、守備が良かったりとかで抑えられてるという結果論だけなので」と周囲へ感謝した。

◆阪神-ヤクルトは、午前11時40分に天候不良により中止となることが発表された。阪神の先発予定だった青柳晃洋投手(27)は、雨男として球団からグッズが発売されるほど有名。今年も"雨柳さん"は健在で、青柳の登板予定日では、今季初の中止となった。  チームは現在6連勝中で首位。つかの間の休息でパワーを蓄え、再びペナントレースをひた走る。

◆阪神は谷川昌希投手(28)が日本ハムへトレードで移籍することを発表した。矢野耀大監督(52)のコメントは以下の通り。  ーー谷川がトレード  「キャラもいいし、元気で。投手だけどムードをつくれるし。いてくれて助かる、いてくれてマイナスになることは一切ないんやけど、呼ばれていくのは喜ばしいこと。俺も(中日から阪神への)トレードで人生を変えてもらった」  (さらに続けて)  「働ける年数が決まっている中で、ウチで上げてやれる環境じゃない、ハムからは欲しいと言ってもらっているということであれば、谷川の人生を預かった中で、一緒にやりたいという気持ちはあるけど、そういう選択をするのはマイナスじゃないと思う。やることは間違っていないと思うんで精一杯、思い切ってやってくれたらと思う」

◆ヤクルトは17日、予定されていた阪神戦(甲子園)が降雨中止となり、室内練習場などで汗を流した。高津臣吾監督(52)は「ずっと出っ放しの人もいるし、よく投げているリリーフのピッチャーもいる。そういう意味ではプラスに考えていければいい」と前を向いた。  3月31日に新型コロナウイルスの陽性と判定された西田の濃厚接触者として、13日まで自宅待機が続いていた青木、内川、川端が前日16日に1軍に合流。青木と内川は同日出場選手登録され、阪神戦に出場していた。  指揮官は「ノリ(青木)と内川に関しては、結構体が張っていたようなので、そういう意味ではきょうは休めて、練習だけでよかったのかなと。また明日気持ちも新たにいけると思います」と説明。今季の阪神戦は、4戦全敗といまだ勝ち星がない。首位独走を阻むためにも、今季初勝利を目指す。

◆ヤクルトは17日、予定されていた阪神戦(甲子園)が降雨中止となり、室内練習場などで汗を流した。先発予定だった小川泰弘投手(30)は18日の同戦にスライド登板することが決定。気合を入れ直した。  「やるつもりで調整していましたけど、切り替えてしっかり明日、力を発揮できるように準備して、頑張りたいと思います。受け入れて明日に集中するってことですね」  この日はキャッチボールなどで調整した右腕。3月26日の開幕戦(対阪神、神宮)では六回途中3失点と粘投したが、勝ち星はつかず。首位を走る阪神打線について「積極的に打ちに来ると思うので、そこを引いては駄目だと思いますし、前回も対戦しているので、それを踏まえた上で攻められたらいいなと思います。長打を打てる人が集まっている。逃げたら打たれると思う」と警戒した。  チームとしても阪神戦は今季4戦全敗。エースは「やられっぱなしではいけないですし、なんとかやり返せるようにという強い気持ちで一球一球投げ切っていきたい」と言葉に力を込めた。また18日に先発予定だった田口は、20日からの広島3連戦(マツダ)で先発する予定。

◆超えられるものは、すべて超えろ! 17日のヤクルト戦(甲子園)は雨天中止。取材に応じた阪神・井上一樹ヘッドコーチ(49)が、ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=に「記録があるなら全部狙ったらいい」と指令を出した。まずは3、4月の新人本塁打記録となる7本塁打に挑戦。セ・リーグを沸かせる黄金ルーキーが、どんどん伝説を作っていく。  夢を乗せたアーチが、あらゆる記録を塗り替える。佐藤輝がまず挑むのは、かつてハマの大砲が新人時代に打ち立てた7本塁打の金字塔。井上ヘッドからドライチへ、特別指令が出た。  「あいつ(佐藤輝)に言っときますよ、『あと2本打て』って。そんな記録があるなら全部狙ってやったらいいですよ」  2リーグ制となった1950年以降、新人選手が4月終了までに放った本塁打の最多は、2003年に横浜・村田修一(現巨人1軍野手総合コーチ)がマークした7本。佐藤輝は開幕から5本塁打を放ち、4月は残り11試合。十分、記録更新を狙える立場だ。  雨天中止となったこの日は、甲子園の室内でフリー打撃などを行った。先週までに各球団との対戦が一巡し、今週は最初の対戦で抑えられた広島の森下や床田から一発を放つなど対応力を発揮。井上ヘッドは「2周目、3周目と段階を踏んでいくうちに、相手がどんな攻め方をしてくる、どういう傾向があるとか、あいつも考えてくれると思う」とうなずいた。  「チームがこれからもっともっと上がっていくためには、あいつの確率を上げる、そして、あいつがどんな自覚を持つかが必要になってくる」  チームは貯金10で首位をひた走る。先発陣の奮起や糸原、サンズの好調もあるが、ひと振りでムードを変える佐藤輝の存在が大きいことも否定できない。それだけに、井上ヘッドも、より高いレベルを要求した。 その他の写真(2/2枚)  4月までの7発をクリアすれば、2003年9月に村田が記録した新人の月間最多10本塁打が視野に入る。その先には1959年の桑田武(大洋)、86年の清原和博(西武)がマークした新人最多のシーズン31発も-。歴史を塗り替えていけば、チームの勝利にさらに貢献できる。  佐藤輝も常々「ホームランは野球で一番面白い。ホームランはこだわっていきたい数字」と話している。この日、DeNAのD2位・牧(中大)が一歩先を行く6号を放った。負けていられない。ライバルを抜き、村田も超える。卯月の空に弧を描き、輝く黄金伝説にまた1ページを加える。(原田遼太郎) ◆2003年3、4月の村田修一(横浜)VTR  阪神との3月28-30日の開幕カード(横浜)は代打起用で、本塁打はなし。4月1日の巨人戦(東京ドーム)からスタメンとなり、2日に右翼席へ1号ソロを放った。5日の中日戦(ナゴヤドーム)で2号ソロ。6日の同戦(浜松)では2試合連続となる3号ソロを放った。11日のヤクルト戦(横浜)で2打席連続の4、5号ソロ。16日の中日戦(鹿児島)で6号ソロ、23日の広島戦(広島)で7号ソロ。すべてソロ本塁打だった。

◆降りしきる雨のため、甲子園の阪神-ヤクルト戦は早々に中止決定。トラ番たちは、室内練習場での調整の中から原稿ネタを探す作業に突入だ。  阪神戦がなくなったおかげで、ジックリとテレビ観戦できることになった。もちろん、東京ドームの田中将大の日本球界復帰初登板だ。  2013年。開幕から勝ち続け、シーズンの最後まで負けることなく24連勝。語り継がれる伝説を、リアルタイムで体感できたことは幸せだった。選ばれし男の伝説の続き、見逃すわけにはいかない。  と思っていたら一、二回にドカンドカンと被弾。アラララ...という感じで3失点してしまい、五回を投げ終えると、そのまま交代。味方打線の反撃もなく、黒星発進になってしまった。  8年前に「開幕からの連勝記録」を「シーズン連勝記録」にしてしまった偉大な男も、こういう展開になることがあるのか。改めて野球の難しさを知らされた。  マー君がいきなりつまずくんだから...。今季、各チームの開幕からの記録も、順番に途切れていっている。連続試合安打では、糸原(阪神)が11試合でストップし、菊池涼(広島)を16試合連続で止めたのは阪神投手陣だった。こうしてみると、和田豊(現阪神TA)の日本記録、開幕24試合連続安打は、24年間破られていないわけで、すごさが分かる。  辛い負の記録も続々ストップだ。オリックスは開幕以来連続1桁安打をリーグワースト(16)寸前に阻止した。中日の、開幕以来猛打賞が1人もいない、という奇妙な記録も18試合目に京田が3安打してやっと止めた。両球団の打撃コーチは、さぞホッとしていることだろう。  そんな中、ルーキーが継続している光る記録がある。広島・栗林はキャンプ中の練習試合からまだ1点も失っていない。さらに、われらがヒーロー佐藤輝(阪神)。こちらも練習試合、オープン戦、公式戦でアーチを放った試合は全勝中だ。佐藤輝はタダモノではないが、栗林もとんでもないスター候補生だ。  「阪神では、開幕から全18試合、先発投手は必ず5回以上投げてますが、これも継続中です。その影響もあるんでしょうが、先制したら開幕14連勝も続いていますよ」  トラ番キャップ・長友孝輔が紹介してくれた2つの進行形の記録こそが、阪神の開幕ダッシュの原動力だろう。  と、そこへ伝わってきたのがトレード。谷川が交換要員なしで日本ハムへ移る。いかにも馬力がありそうなタイプで、矢野監督のお気に入りの存在だった。それでも放出できるのか。  谷川を放出しても、代わりの補強がなくても、戦力的なダウンはありませんよ、という阪神球団の余裕の声が聞こえてきそうだ。過去の阪神の開幕してからの補強といえば、弱点補強のために必死で他球団の余剰戦力を獲得していた歴史ばかりが思い浮かんでしまう。  「これも、阪神の強さを示すトレードでしょう。支配下選手が1人、減ることで、育成選手を昇格させたり、別の補強をしたりという選択肢の幅が広がりますよね」  長友キャップの分析は的確だ。キャンプ以来、アピールを続けていた背番号127の小野寺ら、育成から支配下への昇格候補もいる。層も厚くなっている。ことしの虎、マジで強そうやな。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
1440 0.778
(-)
-
(-)
12577
(-)
35
(-)
17
(-)
17
(-)
0.251
(-)
1.990
(-)
2
(-)
巨人
1163 0.647
(↑0.022)
2.5
(↑0.5)
12375
(+7)
51
(+2)
17
(+2)
14
(-)
0.235
(-)
2.380
(↑0.02)
3
(-)
ヤクルト
873 0.533
(-)
4.5
(-)
12567
(-)
65
(-)
16
(-)
13
(-)
0.248
(-)
3.450
(-)
4
(-)
広島
991 0.500
(↓0.029)
5
(↓0.5)
12454
(-)
65
(+5)
17
(-)
9
(-)
0.247
(↓0.003)
3.110
(↓0.13)
5
(-)
中日
6103 0.375
(↑0.042)
7
(↑0.5)
12447
(+5)
61
(-)
3
(-)
11
(+1)
0.223
(↑0.003)
2.820
(↑0.17)
6
(-)
DeNA
3152 0.167
(↓0.009)
11
(↓0.5)
12361
(+2)
104
(+7)
13
(+2)
4
(-)
0.239
(↓0.004)
5.070
(↓0.11)