ソフトバンク(☆4対3★)オリックス =リーグ戦6回戦(2021.04.15)・福岡PayPayドーム=
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ORIX
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ソフトバンク
00004000X4700
勝利投手:武田 翔太(1勝1敗0S)
(セーブ:モイネロ(0勝0敗1S))
敗戦投手:増井 浩俊(1勝2敗0S)
  DAZN
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◆ソフトバンクは3点を追う5回裏、周東と栗原の適時打などで4点を挙げ、逆転に成功する。投げては、先発・武田が5回3失点。その後は5投手の継投でリードを守り、武田が今季初勝利。敗れたオリックスは、9回に一打同点の好機をつくるも、あと一歩及ばなかった。

◆ソフトバンクは今季、オリックスとの5試合でチーム打率1割8分7厘と、相手投手陣に苦戦。 そんな中で松田宣浩内野手(37)は、18打数7安打の打率3割8分9厘と好相性。14日の試合でも先制打を含む猛打賞の松田が今日も打つか。

◆オリックスは3回2死満塁の好機に4番中川圭が右飛。ソフトバンクも初回2死一、二塁を生かせず。ともに3回まで無得点。 5回に3点を先制されたソフトバンクは直後に逆転に成功。周東の適時打、栗原の2点適時二塁打など4点を挙げた。 ソフトバンクが1点差を守り逆転勝ち。チームはリーグ一番乗りで10勝到達し単独首位。武田が今季1勝、モイネロが初セーブ。オリックスは借金4、増井は2敗目。

◆オリックスは1点差で惜敗し、借金は今季最多4となった。1点を追う9回2死一、二塁の好機で、主砲の吉田正尚外野手(27)が二飛に倒れ、試合終了。 中嶋監督は「なかなか難しいですね。今が我慢のとき。モヤ、ロメロ...。いろんな意味で、もう少し我慢ですね」と声を振り絞った。モヤは自打球の影響もあり、負傷離脱。ロメロは3日の来日から2週間の待機期間中。打線の起爆剤を欲しており、助っ人の早期合流が待たれる。 ただ、収穫もあった。高卒2年目の紅林弘太郎内野手(19)が、9回にモイネロから左前打を放った。この日はマルチ安打を記録し、指揮官は「しっかり打っていると思います。だいぶ疲れていた部分もあります。それは(太田)椋も一緒。そういう点ではわかっててやっていた訳ですから」と評価した。 年間を通して1軍に帯同した経験がなく、疲労を考慮するなど、工夫を重ねており「そこの点でちょっと(スタメンから)外したりしていた訳ですから。(状態が)上がってきたら主戦力として使える」と期待した。【真柴健】 ▽オリックス増井(先発し7回途中4失点)「味方が点を取ってくれた直後(5回)のイニング。なんとか抑えたかったんですが、最後のボールは甘く入ってしまいました。悔いが残る投球になってしまいました」

◆ソフトバンク4番栗原陵矢捕手が殊勲の逆転2点二塁打を放った。1点差に詰め寄った5回2死二、三塁から増井のフォークを左中間に運んだ。 「とにかく走者を返そうと、必死に打ちにいきました。何とか自分も勢いに乗りたいと思った。何とか抜けてくれと思って走った」。前日(14日)から4番起用され、初回の内野安打を含めマルチ安打。「小久保ヘッドからは『4番目(の打者)だから』と言われて、楽な気持ちで打席に入れた」と、重責を果たし笑顔だった。

◆ソフトバンク武田翔太投手が今季初勝利にも反省した。5回95球を投げ3失点。味方打線が失点直後に逆転し、白星を手にした。 「先発として長いイニングを投げることができなかったのは申し訳ない。セットポジションになってからバランスが悪く、すごく不安定な投球になってしまった」。初回以外はすべて走者を背負う投球でリズムをつかめなかった。プロ10年目で自身通算60勝目だが、素直に喜べなかった。「先制点を与えてしまい、粘ることができなかったのが悔しい」と唇をかんだ。

◆ソフトバンクが逆転勝ちで、3月31日以来の首位に立った。工藤公康監督(57)の一問一答は以下の通り。 -5回に打線がつながり逆転 工藤監督 やっぱり点を取られると野球が動くというかね、点を取られたところでみんなが奮起してくれてチャンスで打ってくれたと思います。 -栗原が決めた 工藤監督 (チャンスに)強いですね。あそこで打ってほしいと思うところで打ってくれた。 -武田が今季初勝利 工藤監督 勝ちが付くことが何よりだとは思うんです。ちょっとリズムに乗りきれなかったかなと思うところもあって。不運な当たりもありましたけど。(5回は)3点で終わったというところが逆転にもつながり、勝利投手にもなれた。粘り強く頑張っていれば勝ち星が来るということもわかったと思う。また投げるときにはとにかく辛抱して投げてもらいたいなと思います。 -6回から救援陣が好投 工藤監督 良かったですね。泉君も良かったし、津森くんも良かったし。嘉弥真君は左に打たれて右を抑えるというね。相手のチャンスになったとしても得点させなかったところが何よりだと思います。 -オリックスに勝ち越し 工藤監督 常に勝ち越すことを目標にしてやっていますので。リリーフ陣が起用に応えてくれて頑張ってくれたと思います。 -栗原は好機で勝負強い 工藤監督 あそこで1本というところでよく打ってくれたと思います。オープン戦のところではかなり心配しましたけど、シーズンに入ってしっかり結果を残して。ここまでグラシアルと栗原君が核というか中心になって、チャンスも作っているし打点にもつながっているのでね。よく頑張ってくれてると思いますよ。 -森が不在で継投も難しい 工藤監督 (武田が)中盤くらいに乱れれば、松本君というところも考えたんですけど、武田君が5回までいってくれたので。昨日は泉君も津森くんも投げていなかったので。ある程度そこに嘉弥真君を挟んで8、9(につなぐ)というところまでは考えられたので。やっぱり1イニング誰かで補わなきゃいけないというところもあって。幸いなことに泉君も津森くんも調子がいいと言うところもあった。迷いはなかったですけど、8回9回のところくらいですかね。モイネロ君のことを考えるとそのまま9回というのもあったんですけど。相手の打順によっては先にモイネロということもある。森くんがしっかり戻ってくるまでは、そういうケースの時に8回モイネロ9回岩崎君だったり、そういうのも考えてはいます。 -森は西武戦で途中合流もある 工藤監督 良くなればという風には思っています。お医者さんからもちょっと様子を見た方がいいと言われているので。そこを無理させる必要はないのでね。結構腫れていたので。ちょっと時間を空けるということになると思います。病院に行くかどうかはトレーナーも含めて考えてくれると思うので。 -来週木曜日は試合がない。武田は 工藤監督 来週は飛ばして、その次の週に行くことになると思います。 -5回は今宮の好守があった 工藤監督 ああいうプレーだったり初回の周東君だったり、昨日の和田君も力になると言ってましたし、ああいう1つ1つのプレーが大きい。ピッチャーを助けてくれてね。チャンスが広がればどうなったかわからないところだったですからね。内野手は今すごいと思いますよ。必ず1個2個、毎日ありますもんね。 -次は前カードで3連敗した西武戦 工藤監督 明日移動ゲームというのもあるのでね。今日はそんなに長くなかったですし、いい形で勝てたので、いい形で向こうに行ってゲームをするというのが何より大事だと思うので。あまり一喜一憂しないように、先も見据えて1つ1つ勝っていければなと思います。

◆ソフトバンクが逆転勝ちで、3月31日以来の首位に立った。左肘の腫れのため、抑えの森が欠場した中で1点のリードを5人のリリーフ陣が守り切った。 敵地での前カードで負け越していたオリックスにも2勝1敗とやり返し、工藤公康監督(57)は「常に勝ち越すことを目標にしてやっていますので。リリーフ陣が起用に応えてくれて頑張ってくれたと思います」とうなずいた。 守護神の不在は大きい。工藤監督は「やっぱり1イニング誰かで補わなきゃいけないというところもあって」と、試合運びの難しさを明かす。先発武田が5回で降板すると、6回は泉が3人斬り。7回は津森が2死を取り、左の吉田正に対して嘉弥真を投入。嘉弥真は吉田正に内野安打を打たれたが、続く4番中川圭を打ち取った。 工藤監督は「幸いなことに、泉君も津森くんも調子がいいというところもあった。ある程度、そこに嘉弥真君を挟んで8、9(につなぐ)というところまでは考えられた」。8回は岩崎が3人斬りでバトンをつなぎ、代役ストッパーのモイネロが9回を締め、昨年7月3日日本ハム戦以来のセーブを挙げた。 森は16日からの西武戦で途中合流する可能性はあるが、今後も8回と9回を岩崎、モイネロのコンビで、相手の打順などによって順番を入れ替えつつやりくりしていくことになる。指揮官は「あまり一喜一憂しないように。先も見据えて1つ1つ勝っていければなと思います」と口元を引き締めた。【山本大地】 ▽ソフトバンク・モイネロ(9回を締め昨年7月3日日本ハム戦以来のセーブ)「自分が投げたいボールを投げたいコースに投げることができたと思います。ヒットは2本打たれてしまいましたが、0点で抑えることができたし、チームが勝てたので良かったです」 ▽ソフトバンク岩崎(8回を3人でピシャリ)「しっかりと自分の仕事ができたと思います。森がいない間、ピッチャー全員でしっかりカバーできるように、明日からも頑張ります」

◆思わぬ5連敗もあったものの、ソフトバンクが早くも「指定席」に着座した。オリックスに逆転勝ち。楽天が敗れたため単独首位に返り咲いた。リーグ10勝一番乗り。リーグ連覇&シリーズ5連覇を目指すチームにとって、今後も戦いを優位に進められるのではないだろうか。 それにしても「猛牛」という"カモ料理"はチームに滋養を与えてくれる。先発武田が5回に3点を先制されたものの直後に4得点で一気逆転。守護神森を欠いたsとはいえ、盤石のブルペン陣が1点を守り切った。3連戦の初戦こそ落とし、対オリックス3連敗だったが、早くも星勘定を五分に戻した。工藤政権7年目のシーズンは始まったばかりだが、工藤ソフトバンクとなってオリックス戦はこれで100勝50敗(5分け)となった。単純計算すれば3連戦ならすべて勝ち越しという圧倒的な強さを見せつけている。この日、オリックスに敗れれば2カード連続の負け越しだった。記録をたぐってみると18年5月以来、3年ぶりとなるところだったが、それも杞憂(きゆう)に終わった。 逆転二塁打を放ってお立ち台に立った栗原は言った。試合前に選手会長の中村晃がナインを前に「チャレンジしよう」と奮起を促したという。中村晃自身、本来の打撃にはまだ遠く模索の日々が続いているが、まとめ役としての意識は忘れていない。そんな先輩の言葉に触発されて結果を出した栗原もさることながら「チーム一丸」の気持ちを共有できるところが、ソフトバンクの強みでもあろう。 少しばかり気が早いと言われるかもしれないが、ソフトバンクが疾走しそうな気配も漂い始めた。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆ソフトバンク・森唯斗投手(29)が左肘の腫れのため、オリックス戦のベンチから外れることになった。工藤公康監督(57)が説明した。  「投げる方と反対の肘が腫れたりしているので。様子を見ようということできょうは入れていません。(プレー中のけが)ではないみたいです」  抑えをつとめ、今季も8試合に登板して防御率1・13、4セーブと安定した数字を残してきた。現状については「チームドクターの先生にも診てもらっている。その中で2、3日様子を見たらといわれたので」と続けた。16日から西武戦(メットライフ)となるが「今のところ連れていかない予定。問題ないとなればまた合流させる」と明言した。  代役の抑えについては「腕の見せどころです」とし、「モイネロを九回にするのか、試合の中で鍵になるという選手のところであれば、モイネロにいってもらう場合もある。そこも投手コーチとシミュレーションはしました」と話した。

◆ソフトバンク・石川柊太投手(29)が16日の西武戦(メットライフ)での先発登板に向けてキャッチボールなどで調整した。  「自分にできるのはそれぞれの球種でストライクを取るということが大事。シンプルに投げられたらいいかなと思います」  4月2日の西武戦(ペイペイドーム)では6回6失点で今季1敗目を喫した。リベンジの舞台は今季初のメットライフ。マウンドについて「低くて傾斜も弱い。ストライクは取りやすくなりますけど、打者の反応とかが打ちやすくなるとか。直球もその分、角度がないので」と警戒した。  今季は初の開幕投手を託され、金曜日での登板が続く。好投手との投げ合いの連続だが「1点にこだわるのはどこでも変わらないので。次の1点をどうするかを大事にしたい」と強調した。獅子狩りで2勝目を手に入れる。

◆オリックスのT-岡田が五回、1点を取ってなお2死二、三塁から2点適時打を放った。ファウルで粘り、5球目の変化球をしぶとく右前に運んだ。「追い込まれていたので、何とか食らいついていった。いいところに飛んでくれて良かった」と喜んだ。  開幕から打撃の調子が上がらなかったが、13日に代打で勝ち越し打を放ち、復調のきっかけをつかみつつある。打線が援護できない試合が多く「投手陣におんぶにだっこの状態が続いている。何とか野手が早い段階で、先発が楽に投げられるような試合展開にしたい」と話していただけに、5番打者の役割をきっちりと果たした。

◆ソフトバンク・武田翔太投手(28)が先発し、5回3失点で降板した。  「先発として長いイニングを投げることができなかったのは申し訳ない。セットポジションになってからバランスが悪く、すごく不安定な投球になってしまった。先制点を与えてしまい、粘ることができなかったのが悔しい。もっといい投球ができるように、しっかりと修正します」  一回は三者凡退。三回は2四球と内野安打で満塁となるも、4番の中川をスライダーで右飛に斬った。最大の山場は五回だった。  内野安打などで1死二、三塁となり打席には吉田正。捕ゴロで2死とするも、中川の打球はボテボテで二塁前へ。周東が猛ダッシュをかけ処理しようとしたが、握り切ることができず適時内野安打となった。その後も二、三塁となりT-岡田には2点右前打。3点を奪われ、95球で降板した。  直後に打線は4安打を集め4得点と逆転。武田に勝利投手の権利が転がり込んできた。武田は宮崎日大高から2012年にドラフト1位で入団し、1年目から昨年まで9年連続で白星を挙げており、10年連続勝利を後続に託した。

◆ソフトバンクの栗原が、五回に2点二塁打を放った。先発の武田が3点を失った直後のこの回、2点を返してなお2死二、三塁の好機。増井の甘く入った外の球をはじき返した鋭い打球が、左中間を破った。逆転の一打に、塁上でベンチに向かって小さくガッツポーズを見せて喜んだ。  周東の適時打などで反撃ムードが高まった中「とにかくランナーをかえそうと、必死に打ちにいった」と、集中力を高めて臨んだ。14日に今季初めて座った4番を2戦連続で任され、中軸としての働きを見せた。

◆何とか粘ろうと、マウンドの上で必死に汗をぬぐった。先発したソフトバンク・武田は5回3失点。先制点を許してしまったが、その直後に打線が奮起し、今季1勝目を挙げた。  「先発として長いイニングを投げることができなかったのは申し訳ない。セットポジションになってからバランスが悪く、すごく不安定な投球になってしまった。先制点を与えてしまい、粘ることができなかったのが悔しい。もっといい投球ができるように、しっかりと修正します」  本人は反省しきり。前回登板は8日の日本ハム戦(札幌ドーム)。折れたバットが体に直撃するアクシデントもありながら5回2/3を投げ2失点だった。「まだ青タンもある」と傷は癒えていなくとも、プロ野球選手としてマウンドに立つからには勝利のために腕を振るだけだった。  一回は三者凡退だったが、二回以降は粘りの投球となった。三回は2四球と内野安打で2死満塁。4番の中川圭をスライダーで右飛に斬った。  0-0で迎えた五回。2安打で1死二、三塁から、吉田正を捕ゴロ。2死二、三塁となって、再び中川圭を迎えた。当たり損ないの打球は二塁前へ。周東も猛ダッシュで処理しようとしたが、握り切ることができずに適時内野安打となってしまった。さらに2死二、三塁からT-岡田には3点右前打を浴び、0-3とリードを許した。  武田は宮崎日大高から2012年ドラフト1位で入団。高卒での入団ながらも昨季まで9年連続勝利を挙げてきた。打線は五回に一挙4得点を挙げて逆転。守護神として、今季4セーブを挙げている森が左肘に腫れの症状が出たため練習にも姿を見せずに、欠場。その中で、小刻みな継投でチームは連勝。武田は10年連続の白星で通算60勝。区切りの勝利となった。(竹村岳)

◆ソフトバンクが逆転勝ちでリーグ最速の10勝目を挙げ、首位に浮上。3点を失った直後の五回に周東の適時打などで2点を返し、さらに栗原の2点二塁打で計4点を奪った。武田が今季初勝利。オリックスは増井が粘れなかった。

◆オリックスの増井は七回途中4失点で2敗目を喫した。多彩な球種で四回までは3安打無失点と好投していただけに、五回の4失点が悔やまれる。「カーブの調子も良く、全体的には悪くなかったが、やはり五回のところ」と反省した。  五回は1死一塁から今宮に四球を与えて走者をため、2失点。なお2死二、三塁から栗原に2点適時打を浴び、逆転を許した。「味方が点を取ってくれた直後のイニングで何とか抑えたかったが、最後のボールは甘く入ってしまった。悔いが残る投球になってしまった」と落胆した。

◆ソフトバンクは五回に4点を奪い、逆転勝ち。リーグ10勝一番乗りでカード勝ち越しを決めた。試合後、工藤公康監督(57)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。  --五回に打線が4点を奪い逆転勝利  「点を取られたら野球は動くというか。3点取られたのもあったので、みんながそこでしっかり奮起してチャンスでよく打ってくれたと思います」  --栗原が決勝2点打。勝負強い  「強いですね! あそこで1本ほしいというところでしっかり打ってくれるところが、4番に置いてよかったと、打つたびに思っています」  --武田は5回3失点で今季初勝利  「勝ちがつくことが何よりだと思うんです。ちょっとリズムに乗り切れないところもあって。よく守ってくれていたんですけどね。ちょっと不運な当たりもあったので。3点で終わったというところが次の逆転につながり、勝利投手にもなれたので。粘り強く頑張っていれば、勝ち星もくるというところもわかったと思うので。次回というか、1回飛ぶかもしれないですけど。また投げるときはとにかく辛抱して、投げてもらいたいと思います」  --抑えの森が不在の中、リリーフは無失点  「よかったですね。泉君も津森君もよかったし、嘉弥真君は左(打者)に打たれて右を抑えるというね。そういう中でも、相手にチャンスになったとしても得点をさせなかったので」  --3カード連続の勝ち越し  「常に勝ち越すことを目標にして、短いところではやっていますので。そういうところでもリリーフ陣が起用に応えてくれて頑張ってくれたと思います」  (続けて)  「バッターもよく打ってくれたと思います。付け加えるのを忘れていました。栗原、よかったよ。最高」

◆守護神の森が左肘の腫れでベンチ入りから外れたソフトバンクは、六回から5人の救援陣が無失点リレー。緊急事態にも揺るがずに接戦を制した。  抑えの代役にはモイネロ。九回1死から連打を浴びたが、伏見は落差の大きい変化球で空振り三振、吉田正は初球のスライダーで二飛に仕留めた。今季初セーブに「ヒットは打たれたがチームが勝てたので良かった」と笑った。  八回を任された岩崎は最速154キロで2三振を奪う圧巻の投球を見せた。「森がいない間、投手全員でしっかりカバーできるように明日からも頑張る」と頼もしかった。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
1062 0.625
(↑0.025)
-
(↓0.5)
12570
(+4)
60
(+3)
13
(-)
4
(-)
0.247
(↑0.001
3.260
(↑0.02)
2
(-)
西武
961 0.600
(-)
0.5
(-)
12760
(-)
58
(-)
13
(-)
21
(-)
0.228
(-)
3.590
(-)
2
(1↓)
楽天
963 0.600
(↓0.043)
0.5
(↑0.5)
12575
(+3)
67
(+7)
17
(+1)
5
(-)
0.234
(↓0.003)
3.410
(↓0.21)
4
(-)
ロッテ
783 0.467
(↑0.038)
2.5
(↑0.5)
12588
(+7)
67
(+3)
17
(-)
9
(+1)
0.236
(↑0.004)
3.600
(↑0.04)
5
(-)
ORIX
6102 0.375
(↓0.025)
4
(↓0.5)
12553
(+3)
59
(+4)
9
(-)
4
(+1)
0.222
(↑0.002
2.900
(↑0.04)
6
(-)
日本ハム
493 0.308
(-)
4.5
(-)
12745
(-)
80
(-)
2
(-)
10
(-)
0.210
(-)
4.400
(-)