DeNA(★2対3☆)阪神 =リーグ戦3回戦(2021.04.11)・横浜スタジアム=
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阪神
20010000031000
DeNA
0001000102811
勝利投手:ガンケル(3勝0敗0S)
(セーブ:スアレス(1勝0敗3S))
敗戦投手:阪口 皓亮(1勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(4号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆接戦を制した阪神が3連勝。阪神は初回、相手失策の間に2点を挙げ、先制に成功する。そのまま迎えた4回表には、中野の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・ガンケルが7回途中1失点の好投で今季3勝目。敗れたDeNAは、打線が2得点と振るわなかった。

◆DeNAがスキをつかれ、首位の阪神に2点を先取された。 1回、先頭の近本、糸原の連打で無死一、二塁とされ、3番マルテはフルカウントから見逃し三振を奪ったが、ダブルスチールで二、三塁とチャンスを広げられた。4番大山は遊ゴロに打ち取ったが、大和内野手(33)が一塁へ悪送球し、二塁走者の生還も許した。

◆阪神ジョー・ガンケル投手(29)がサッカー選手顔負け!? のヒールキックでアウトをもぎ取った。 2点リードの1回2死一塁、4番佐野の強烈なピッチャー返しに右足かかとで反応。抜ければ中前打かと思われた打球を三塁大山の正面に「パス」して、三ゴロに仕留めた。 試合前時点で2戦2勝、防御率0・73と好調の助っ人。その右腕だけでなく右足の技術も光った。

◆DeNAドラフト2位ルーキーの牧秀悟内野手(22)が、4号ソロを放ち、反撃ムードを作った。3点ビハインドの4回1死、カウント2-1から、阪神ガンケルの132キロのスライダーを強振。阪神ドラフト1位の佐藤輝が打球を追いかける中、右翼ポールに直撃した。 「とにかく塁に出ようと思い、打席に向かいました。感触は良かったですが、入るかわからなかったので一生懸命走りました」とコメントした。

◆阪神ドラフト6位中野拓夢内野手(24)がプロ初の適時打を放った。 前日10日の初スタメンに続いて「8番遊撃」で出場。4回1死三塁から先発阪口の146キロ直球を左翼線へ流してチームの3点目を奪い、2試合連続で打点をマークした。「打ったのはストレート。梅野さんが良い形でつないでくれたので、絶対にランナーをかえすという強い気持ちを持って打席に立ちました。ヒットでかえすことができてよかったです」。2回の第1打席では一、二塁間を破る安打を放っており、プロ初のマルチ安打となった。 阪神は初回に2点を先制。今季ここまで10勝のすべてが先制逃げ切り。先制すれば勝率10割だけに、このまま逃げ切れるか。

◆阪神ジョー・ガンケル投手(29)が7回途中1失点と好投し、自身3連勝の権利を持って降板した。 3回までは無安打投球。4回は3番のドラフト2位牧に右越えソロを浴びたが、その後も落ち着いたマウンドさばきを披露。 6回1/3を3安打1四球1失点。2点リードの場面で降板した。防御率0・96の安定感を誇っている。

◆阪神が3連勝を飾り、2位広島とのゲーム差を2・5に広げた。貯金は7まで膨らんだ。 先発のジョー・ガンケル投手(29)は7回途中1失点で開幕から自身3連勝。4回にはドラフト6位中野拓夢内野手(24)のプロ初タイムリーも飛び出した。 救援陣は7回途中から岩貞祐太投手(29)、岩崎優投手(29)、ロベルト・スアレス投手(30)のリレーで逃げ切った。 初回には4番大山悠輔内野手(26)が遊ゴロの間に9打点目を記録。大山が打点を挙げると、昨季から引き分けを挟んで16連勝となった。

◆DeNAが昨季まで7年連続負け越し中の阪神に今季初の同一カード3連敗を喫し、両リーグ最速で10敗目に達した。 1回の2点が痛かった。近本、糸原の連打で無死一、二塁とされ、マルテは見逃し三振を奪ったが、重盗で二、三塁へとピンチが拡大。大山は遊ゴロに打ち取ったが、大和が一塁へ悪送球し、二塁走者の生還も許した。 3点を追いかける4回にルーキー牧が4号ソロを放ち、2点差の8回には佐野の適時打であと1点に迫った。だが直後の1死一、三塁の好機で宮崎が投ゴロ併殺に倒れた。 劣勢の展開の中、三浦大輔監督は攻めの継投で勝機を探った。2点ビハインドの8回に山崎、1点差に迫った9回には抑えの三嶋を起用。ともに無失点に抑えたが、9回はスアレスに抑え込まれた。

◆阪神が1回、1番近本、2番糸原の連打で好機をつくり、大山の遊ゴロにDeNA大和の悪送球も絡み、2点を先取した。 阪神は4回、ルーキー中野の左前適時打で1点を追加したが、DeNAがその裏、ルーキー牧の4号ソロで1点を返した。 DeNAが8回に佐野の適時打で1点差に迫ったが届かず。阪神が同一カード3連勝を達成し、ガンケルが3勝目、スアレスが3セーブ目を挙げた。阪口は1敗。

◆ドラフト6位の中野拓夢内野手(24)が初タイムリーを含む猛打賞で初めてお立ち台に上がった。 前日10日のプロ初スタメンに続き2日連続で先発出場。「何としてもものにしようという強い気持ちを持て試合に臨みました」。 4回のタイムリーは「何としてもランナーをかえそうと、ガンケルを楽にしてやろうという強い気持ちを持って打席に入りました。正直当たりはあまり良くなかったんですけど、何とか振り切っていこうかなという強い気持ちをもって振りました」と振り返った。 最後はタイガースファンに向けて「ルーキーの中野です。チームは3連勝と良い形できているので、甲子園に戻ってもその連勝を止めずに頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と力強く締めた。

◆DeNAが昨季まで7年連続負け越し中の阪神に今季初の同一カード3連敗を喫し、両リーグ最速で10敗目に達した。1回に失策も絡み、2点を献上。6回以降は小刻みな継投で8回に山崎、9回に抑えの三嶋も投入したが、あと1点届かず、競り負けた。 試合後の三浦大輔監督(47)の主な一問一答は以下の通り。 -あと1点届かず、阪神に3連敗を喫した 最初のエラーから始まって、苦しい展開でしたけど、最後は追い上げムードでもう1本のところまでいったんですけど、なかなかあともう1本というところが出なかった。 -3連戦の中で阪神の投手陣の印象は? しっかり抑えられた部分もあったので、なかなか大量点というのは難しいかなと思いながらも、みんなでやったんですけど、なかなか取れなかったですね。 -先発の阪口は5回3失点。内容は? 球数はちょっと多かったですけども、阪口なりに踏ん張ったなと思います。 -リリーフ陣が抑え、追い上げた。粘り強さはどう評価するか 全員で粘り強く最後まで食らいついていくしかないので、これを続けて、ミスをもう少し減らしていかないと。ミスの失点もあったので、なかなか取り返すのは大変。 -セ・リーグ5球団と対戦した。全体の印象は? 全体の印象というよりも、うちがしっかりとミスを減らしていかないと上に食らいついていけないなと感じています。 -13日のヤクルト戦以降の戦いに向けて なかなか波に乗れないですけど、外国人も近々合流できるということなんで、しっかりとした戦い方を見せられるように頑張りたいと思います。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明は4回にプロ初の二塁打を放って初の3戦連続安打とした。阪口の149キロに力負けせずはじき返し、中堅右を破った。 自身の状態について「上がってきている。空振りがちょっと減って、差し込まれることが減ったかなと思います」と上昇気配を感じていた。セ5球団との対戦を終え「しばらくは同じ攻めをされると思うが、しっかり対応したい」と厳しい内角攻めも克服していく。

◆阪神ドラフト6位の中野拓夢内野手(24)が、プロ初適時打を含む3安打1打点で勝利に貢献した。 初先発で初打点と初盗塁を記録した前日10日に続き「8番遊撃」で先発。「正直うれしいのひと言です。スタメンで使っていただいたので、何としても活躍したいという強い気持ちを持って臨んで良い結果につながった」と笑顔で振り返った。 2回はDeNA阪口から一、二塁間を破り、4回は1死三塁で146キロ直球を逆らわず左方向へ流し、ドラフト1位の佐藤輝が生還。これが初タイムリーとなった。9回も守護神三嶋の141キロフォークをうまくすくい上げて中前に落とした。広角に打ち分けてプロ初の猛打賞。17打数9安打で打率5割2分9厘と急激に存在感を示している。 チームは今季2度目の同一カード3連勝、貯金7でがっちり首位を守る。13日からは2・5ゲーム差をつける2位広島を甲子園で迎える。勢いに乗るルーキーは初のヒーローインタビューで「甲子園に戻ってもその連勝を止めずに頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」と力強く締めくくった。【林亮佑】

◆阪神ジョー・ガンケル投手(29)が6回1/3を3安打1失点で3勝目を挙げた。 球団の外国人投手が先発で開幕3戦3勝は08年アッチソン以来。3回までは無安打で4回に牧に1発を浴びた後もピンチはなし。「直球とツーシームはいいところに制球できた。何とか出し入れしながらうまく組み立てられた」。奪三振は4ながら、丁寧に球を動かして内野ゴロ9個など凡打の山を築いた。 6回1死での交代は予定通り。矢野監督は「ガンケルがあそこまでいってくれた。バントもしっかり決めてくれた」と2つの犠打も褒めた。キャンプ中に川相臨時コーチに教えられて取り組んだ。熱心な右腕は「シーズンに入ると投手の生きた球は難しい。川相さんのアドバイスをしっかり思い出して続けたい」と勝ってかぶとの緒を締めた。 先発陣のハイレベルな競争だけでなく、昨季韓国で20勝の新助っ人アルカンタラの来日で外国人枠争いも激しくなる中、昨季0勝3敗だった右腕が柱となっている。 ▼阪神外国人投手の開幕3連勝は、メッセンジャーが17年3月31日広島戦から5月12日DeNA戦にかけて5連勝して以来。メッセンジャーはこの間、勝敗付かずが2試合。助っ人の開幕3戦3勝となると、アッチソンが08年4月1日広島戦、8日中日戦、15日広島戦と3勝して以来13年ぶりとなった。

◆初回から白星確定だった!? 阪神がスキを突いた足攻めで主導権をガッチリ握った。 よーいドンから1番近本、2番糸原の連打で無死一、二塁とした直後の攻撃だ。3番マルテはフルカウントから見逃し三振に倒れたが、その6球目にダブルスチールを仕掛けて成功。二、三塁とチャンスを広げると、4番大山の遊撃へのゴロが大和の悪送球を誘って二塁走者も生還。瞬く間に2点が入った。 電光石火の先制劇に矢野監督も大きくうなずく。「足が動くっていうのはウチの持ち味でもある。チカ(近本)がいいスタート切ってくれたので、それは助かった」。セ5球団との一巡目の対戦を終えてチーム13盗塁はリーグトップ。前日10日には9回の4盗塁が得点に結びついた。この日も今季初の重盗が得点に直結した。 熱心な虎党はピンと来たはずだ。初回の攻撃で大山に打点が記録されたからだ。虎の主砲が打点を挙げると昨季から引き分けを挟んで15連勝中だった。これで不敗神話が16連勝まで伸びた。さらに阪神が先制した今季の試合はこれで負けなしの11連勝。白星はすべて先制逃げ切りだ。「大山打点なら勝利」「先取点なら勝利」と2つの法則が初回に重なり合っていた。 積極走塁は矢野野球の代名詞だ。就任1年目の19年はリーグ断トツのチーム100盗塁、20年の80盗塁も最多タイだ。今季は打棒に注目が集まる佐藤輝も2盗塁を記録している。試合後の糸原は「相手も立ち上がりが嫌だと思うので、ジワジワいい攻撃が出来たかなと思う」と胸を張った。近本が走る。糸原も走る。そして佐藤輝も走る。足を使った攻撃が快進撃の原動力になっている。【桝井聡】 ? ▼阪神が1回に今季初の重盗を決め、通算13盗塁でセ最多を走っている。矢野監督が就任した19年に100盗塁、20年80盗塁(巨人と同数)と2年連続リーグ最多。矢野監督は2軍監督時代の18年も163盗塁でウエスタン・リーグ最多に導いており、監督としては「3年連続」を継続中だ。

◆阪神の2番糸原健斗内野手は開幕から15試合で早くも4度目の猛打賞を記録した。 1回無死一塁から右前に落とすと、一、二塁から二塁走者近本とダブルスチールを決め、この回2得点を呼び込んだ。3回と5回には先頭で中前打、一塁強襲打もマーク。2試合連続マルチ安打と再び状態を上げて「チーム打撃や出塁を意識してできている」と納得顔だ。

◆阪神「勝利の方程式」がこの日も決まった。1点リードの9回を任されたのはもちろん守護神ロベルト・スアレス投手(30)だ。先頭の関根をチェンジアップで見逃し三振、倉本もチェンジアップで投ゴロに仕留めると、最後は嶺井からスライダーで空振り三振を奪ってゲームを締めた。最速157キロの直球に変化球を織り交ぜて3セーブ目を記録。「タフなゲーム展開だったけれど、いつも通り自分の仕事に集中していた。チームの連勝に貢献できて良かった」と笑顔だ。 2点リードの7回1死からは岩貞祐太投手(29)が登板。2安打で2死一、二塁とされながら代打細川を遊ゴロに仕留め、「何とか0点で抑えることができて良かったです」。8回は岩崎優投手(29)が1失点した後、1死一、三塁で踏ん張った。頼れる救援3人衆が首位快走を支えている。

◆DeNAが昨季まで7年連続負け越し中の阪神に今季初の同一カード3連敗を喫し、両リーグ最速で10敗目に達した。 1回の2点が痛かった。近本、糸原の連打で無死一、二塁とされ、マルテからは見逃し三振を奪ったが、重盗で二、三塁へとピンチが拡大。大山のゴロを捕った遊撃手の大和が一塁へ悪送球し、二塁走者の生還も許した。 3点を追いかける4回にルーキー牧が4号ソロを放ち、2点差の8回には佐野の適時打であと1点に迫った。だが、直後の1死一、三塁の好機で宮崎が投ゴロ併殺に倒れた。 劣勢の展開の中、三浦監督は攻めの継投で勝機を探った。2点ビハインドの8回に山崎、1点差に迫った9回には抑えの三嶋を起用。ともに無失点に抑えたが、9回はスアレスに抑え込まれた。 三浦監督は「全員でミスを防がないと流れがこなくなる。打線はいい形を作ったが、もう1本が出なかった」と敗因を振り返った。

◆阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=は試合前の打撃練習では飛距離より、広角に鋭いライナー性の打球を飛ばすことを意識したスイングだった。28スイングで、柵越えは3連発による3本止まりだったが、低い弾道でフェンスを直撃する打球を飛ばしていた。この日は、矢野監督、井上ヘッドコーチの個別指導はなし。9日のDeNA戦では右中間に今季3号となる場外弾。前日10日の第4打席で中前打を放ち、一時は1割2分だった打率も・192まで上昇。プロ初の3試合連続安打がかかった一戦は「6番・右翼」でスタメン出場。

◆阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=がプロ初となる3試合連続安打を放った。2-0の四回、先頭で打席に入るとフルカウントから阪口の149キロ直球を捉えた。鋭い打球は右中間への二塁打となった。これで、このカード3戦すべてで安打を記録した。  その後、梅野の投前犠打で三進。同じく新人のD6位・中野(三菱自動車岡崎)の左前適時打で、3点目のホームを踏んだ。

◆DeNAのD2位・牧秀悟内野手(22)=中大=が、3点を追う四回1死で右越えの4号ソロを放った。  「とにかく塁に出ようと思い打席に向かいました。感触は良かったですが、入るかわからなかったので一生懸命走りました」  阪神の先発・ガンケルを前にチームとして無安打に封じられて迎えた第2打席。カウント2-1から外角132キロスライダーを振り抜いた。打球はぐんぐん伸びて右翼席ポール際へ着弾。自身初の逆方向へのアーチで1点を返し、反撃への号砲とした。

◆阪神のジョー・ガンケル投手(29)が先発し、6回1/3を投げて、3安打1失点と好投した。  三回までは無安打1四球に抑える投球。四回1死でD2位・牧(中大)にソロを浴びる。五回は先頭の代打・倉本に遊撃への内野安打を許したが、後続を3人で断って切り抜けた。  六回を三者凡退に抑えると、七回もマウンドに上がる。先頭の宮崎を三ゴロに打ち取ったところで岩貞に交代。今季3勝目の権利を持ってマウンドを降りた。

◆阪神はDeNAに競り勝ち、同一カード3連勝とした。一回に近本、糸原の連打と重盗で1死二、三塁。大山は遊撃へのゴロも、大和の失策で二走の糸原まで生還し、2点を先制した。  四回には先頭のD1位・佐藤輝(近大)が右中間二塁打。3試合連続で安打を放つと、梅野の投前犠打で1死三塁と好機を拡大させる。D6位・中野(三菱自動車岡崎)が左前へ適時打を放ち、追加点を奪った。中野は九回にも安打を放ち、3安打猛打賞と勝利に貢献した。  先発のガンケルは四回にD2位・牧(中大)にソロを浴びるも、七回途中3安打1失点と好投。八回に登板した3番手の岩崎が1失点したが、九回はスアレスが締めて逃げ切った。ガンケルは今季3勝目を挙げた。

◆阪神は「8番・遊撃」で出場したD6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=の3安打の活躍で、同一カード3連勝。矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。  ■自分のポイントで振れる  ーー中野が存在感  「ショートは元々やっているポジションだし、大学でも社会人でもやってるし、大学でもセカンドもやってるし。ショートの動きも足は良く動いているので。アイツの一番のセールスポイントは打つことかなと思うけど、初めて対戦するピッチャーでも対応して自分のポイントで振れる強みは持ってるし、追い込まれても簡単にアウトになるところは今はないんで。持ち味をしっかり出ているし、二遊間の競争というところでも、刺激になってくれているんで、いい働きをしてくれているね」  ーー結果を出している以上は起用する  「状況見たり、先のことはちょっと分からんけど、そこは考えながらやっていきます」  ■今どきの若者  ーー性格的にも堂々としている  「今どきの感じがするけどね。佐藤輝もそうやし、中野もそうやし。いい意味でマイペース。俺らの時の若手と言えば、こう周りを見てキョロキョロしながら。自分自身もやってしまっていたけど。そういうところが、ないんで。堂々と映っている場面もあると思うし、普通に出来るってことはなかなか出来ないんだけど、メンタル面のいい部分というか、影響していると思う」  ■ガンケルが流れを作ってくれた  ーーガンケルが安定した投球(6回1/3を投げて1失点)  「リズムよく、ボールを丁寧に動かしながら投げてくれたし、最後、宮崎をしっかりアウトに取ってくれたところで、あそこで代えようと決めていたので(七回、先頭の宮崎を三ゴロで打ち取って交代)、いい流れで。サダ(岩貞)がピンチをつくったけど、流れとして持っていけたのは、ガンケルがあそこまで行ってくれたから」  (さらに続けて)  「バントもね。しっかり決めてくれたから(二、四回と2犠打)。これで3勝目? 昨年1年いた経験というのがすごく生きている部分があるし、勤勉というか真面目で研究熱心なタイプの選手なので、今年生かしてくれているかなとは思います」  ■チームへの愛着  ーーキャンプでも川相臨時コーチのバント指導を熱心に聞いていた  「誰がどうとか関係なく、そういう姿勢で臨むというのは、いいところだと思うし、これぐらいのボールは投げられたのかもしれないけど、今年またメンバーに残ってくれて、力を発揮してくれているというのは、このチームに対する愛着を持ってくれているんでね。性格もすごくいいんで、総合的なのもが影響あるんじゃないかな」  ■一回の攻撃を忘れた?  ーー一回に見事な先制攻撃  「初回どんなんやったっけ」  ーー近本、糸原のダブルスチール、大山の遊ゴロ&失策で2点  「足が動くっていうのはウチの持ち味でもあるんで。チカがいいスタート切ってくれたので、それは助かったし。マルちゃん(マルテ)もつないでくれたりしてるんで。マルちゃんが出るとムード良くなるんで。ヒットは出てるんだけど、ぜいたくを言えば、そういうところが出てくればもっとおもしろいかな」

◆DeNAは手痛いミスが出て今季初めて同一カード3連戦で3連敗を喫した。一回1死二、三塁の守りで、大山のゴロを捕った遊撃手の大和が一塁へ悪送球。二塁走者まで生還を許す無駄な2点目を献上した。これが響いて1点差で敗れ、三浦監督は「誰もミスしようとやってはいないが、結果として先制の2点。全員がミスを防いでいかないと」と語った。  セ・リーグの5球団との対戦が一巡したところで両リーグ最速の10敗目。黒星が七つ先行と苦しいスタートとなったが、三浦監督は「全員で粘って戦うしかない。また気持ちを入れ直して戦っていく」と気を引き締めた。

◆阪神のガンケルは丁寧にコーナーを突き、七回途中1失点で、3連勝。「直球とシンカーがいいところに制球できた」と納得顔だった。  ストライクが先行し、三回までは安打を許さなかった。四回に牧に一発を浴びたが、その後も慌てることなく、後続を断った。「梅野に助けられている部分が多い」。コミュニケーションを取っていることが好調につながっている。

◆右翼席に陣取るベイスターズファンが待つ"舞台"を沸かせた。DeNAのドラフト2位・牧秀悟内野手(22)=中大=が、右翼ポールを直撃する4号ソロを放った。  「とにかく塁に出ようと思い、打席に向かいました。感触は良かったですが、入るか分からなかったので一生懸命、走りました」  3点を追う四回、右腕ガンケルが投じた外角のスライダーを強振。逆方向への一発は自身初だった。ビハインドの状況だったため、指をパッチンさせるような派手なパフォーマンスはなし。生還後はチームスローガン『横浜一心』を示す、人さし指を立てたポーズで仲間と喜びを分かち合った。  開幕から全15試合に3番打者として先発出場し、リーグ2位の14打点を挙げ、打率・383はリーグ3位、4本塁打は同3位タイ。チームは終盤の追い上げも実らずに3連敗を喫したが、三浦監督は「ボール球を見極めた後にしっかり踏み込んで、よく捉えた」と新人の一発に目を見張った。   借金7となったが、明るい材料もある。ソトとオースティンが13日のヤクルト戦(神宮)で1軍復帰する。好調の牧に強打の助っ人を加えたDeNA打線は、他球団の脅威になる。(箭内桃子)

◆キャンプで初めて中野の打撃を見たときから「直すところがない」と言い続けてきた。ミートする形ができあがっている。その形を、試合の中で出しているから打てないはずがない。 ■四回の適時打は意図して打てている  象徴的な場面は四回の適時打。おそらく変化球を待ちながら真っすぐに対応して左前へ運んだ。もし、変化球なら中堅から右方向へのヒットになっていただろう。ゴルフでインテンショナルスライスという言葉を使うが、まさにインテンショナルヒット。意図して打てている。得点圏に走者がいるとき、最も迎えたくないタイプの打者だ。  打撃フォームは異なるが、タイプは青木(ヤクルト)に似ている。使い続けたら打率3割はマークできるのではないか。変則左腕に対してはさすがに最初は苦労するかもしれないが、相手の左右に関わずスタメンでいい。守備も安定しているし、足は二遊間でスタメンに出ている3人(糸原、木浪、山本)よりも速い。使わない手はない。  チームは見事な開幕ダッシュ。最大の要因はもちろん先発投手陣だ。現状の先発陣を見ると、救援の勝ちパターンにこだわる必要はない。この日もガンケルから岩貞への交代は必要なかった。そのあたりの継投ミスをしなければ、好調は当分続くだろう。(本紙専属評論家)

◆立ち合いの圧力から違う。試合開始から近本と糸原が電光石火の連打、そしてダブルスチール。内野ゴロに失策が絡み、いきなり2点を奪った。動いて、攻めて、逃げ切って-。先制すれば負けナシの11連勝に、矢野監督は大きくうなずいた。  「足が動くっていうのは、うちの持ち味でもあるんで。チカ(近本)がいいスタートを切ってくれたので、それは助かった」  ■一回先制呼んだ近本&糸原連打からの重盗  一回先頭で近本が右前打。糸原も右前打で続くと、続くマルテの打席でフルカウントから重盗。M砲は見逃し三振に倒れたが、完全にモーションを盗んでいた近本が三塁セーフとなった。DeNAに張り手を食らわすかのように1死二、三塁と追い込むと、続く大山の遊ゴロを名手・大和が一塁へ悪送球...。2者が生還して、早くも土俵際に追い込んだ。げたを履くまで分からないはずの勝負を、近本が滑り込ませたスパイクが決めた。  ■安定の先発&リリーフ陣  開幕から15戦。ちょうど5球団との対戦が一巡したが、先発の抜群の安定感はまだまだ続いている。守護神のスアレスから岩崎、岩貞と、勝ちを約束してくれる面々もいる。そこに速攻がかみ合い、先制した試合をすべて勝ち切っての11勝だ。  開幕ダッシュに成功したが、このチーム、この面々はまだまだこんなものではないと、誰より指揮官自身が信じている。  9日の試合前練習が始まる前に、矢野監督は三塁側ファウルグラウンドで小野と約10分間話し込んでいた。8日の巨人戦(甲子園)で2点リードの九回に登板し、痛い一発を食らっていたリリーフ右腕の奮起を促すように、笑顔で声をかけた。15戦を終えノーアーチの大山にも、この日の練習中も身ぶり手ぶりで指導する姿があった。一回の三振など、4打数無安打だったマルテにも、もっともっと期待している。  ■矢野監督「マルちゃん出ればもっとおもしろい」  「マルちゃんが出るとムードが良くなる。ヒットは出ているんだけど、ぜいたくを言えば、そういうところが出てくればもっとおもしろいかな」  セ・リーグ5球団を相手に"先制"に成功した。それでも「もっとおもしろい」戦いができる。シーズンでもこのまま逃げ切って、ゴールテープを切る。(長友孝輔)

◆虎の守護神が、完璧に試合を締めた。追いすがるハマ打線を相手にしない。阪神・スアレスが圧巻の投球で今季3セーブ目だ。  「セーブという形でチームの連勝に貢献できてよかったね」  3-2の九回、先頭の関根を見逃し三振に仕留めると、続く倉本はボテボテの投ゴロ。最後は嶺井を142キロの変化球で空振り三振に斬った。  10日に続く連投も、セーブシチュエーション(3点差以内でリード)での登板は4日の中日戦(京セラ)以来、1週間ぶり。1点差となると、3月26日、ヤクルトとの開幕戦(神宮)にまでさかのぼる。久々に臨んだ緊迫の場面にも「1点差のタフなゲーム展開だったけど、いつも通り自分の仕事に集中していたよ」と力こぶを作った。  今年も頼もしいクローザーが、トリを飾る。

◆味方が点を取れば、あとは俺たちに任せてくれ! 巧みな投球術だけでない。体を張ってまで、打球を止めた。先発した阪神・ガンケルが6回1/3を3安打1失点。九里(広島)と並び、セ・リーグトップの3勝目を挙げた。  「正直、いつもほど(調子は)よくはなかった。真っすぐとシンカーは、いいところに制球できたと思うので、2つをうまく組み立てられた」  まずは足技だ。一回2死一塁。佐野のセンターに抜けそうな打球を足裏で止め、三塁・大山に"パス"。サッカー選手顔負けのプレーをみせた。四回1死からドラフト2位・牧(中大)に右翼ポール直撃弾を浴びたが、抜群の制球力と緩急を駆使。DeNA打線に的をしぼらせなかった。  バント技術でも評価はうなぎ上りだ。二、四回ともに追い込まれたが、成功。「一発で決められたらよかったけどね。川相さんのアドバイスをしっかり思い出して続けていきたい」。巨人、中日で553犠打を記録し、春季キャンプで臨時コーチを務めた恩師に感謝した。28試合で、2勝4敗、防御率3・18だった昨季の犠打数は1。この日の2つの犠打でそれを上回り、自分を助けた。  矢野監督は「バントもしっかり決めてくれたし。もともと勤勉というかマジメで研究熱心なタイプ。そういうのを(2年目の)今年に生かしているかな」と絶賛する。開幕15試合で5回未満で降板した先発投手はゼロ。助っ人右腕は「いい投球をして『僕も頑張ろう』とみんなが思っている。本当に、いいチームプレーというか、いい野球ができている」とうなずく。報道陣の質問に対する受け答えも、完ぺきだった。(三木建次)

◆テルに宣戦布告! 阪神はDeNAに3-2で競り勝ち、今季2度目の同一カード3連勝。貯金を矢野政権最多タイの7とした。2試合連続でスタメン出場し、初適時打を含む3安打をマークしたドラフト6位・中野拓夢内野手(24)=三菱自動車岡崎=は新人王争いに名乗り。D1位・佐藤輝(近大)との相乗効果で、虎が早くも独走モードになってきた!  俺もいるんだと言わんばかりに振り抜いた。執念がこもった打球は左前へ。中野がプロ初適時打を放ち、大きく右手を挙げた。佐藤輝に負けない。事実上の決勝点といえる3点目を挙げたのはドラ6ルーキーだった。  「なんとしても1点を取りたいというベンチの思いもありました。強い気持ちというか、やってやろうという気持ちを持って打席に入ることができた。その結果が、いいところに飛んだのかな」  2試合連続でスタメン出場し、2-0の四回1死三塁で見せ場がやってきた。先頭・佐藤輝の右中間二塁打をきっかけに作った好機。4年目右腕・阪口の146キロ直球に反応し、一塁上で頬を緩めた。これだけじゃない。二回には右前に運び、九回には中前へ。初の猛打賞をマークした。  「目標である新人王というところにも、スタメンで出ないとたどり着けない。さらにいいアピールをしていかないといけない」  中野は同期に"宣戦布告"した。佐藤輝は四回先頭で右中間への二塁打を放つなど、自身最長の3試合連続安打。セ・リーグの新人王争いは佐藤輝、打率・383で4本塁打を刻むDeNAのD2位・牧(中大)、5セーブの広島D1位・栗林(トヨタ自動車)らが候補と見られているが、そこに立候補した。打率・529と実戦向きを証明し、"サトナカ"の新人コンビで1点をもぎとったわけだから、説得力がある。 その他の写真(2/2枚)  「スタメンで使っていただいたので、なんとしても活躍したいという気持ちがあった。強い気持ちを持って臨めた結果がいい結果につながった」  阪神で新人王に輝けば2016年の高山以来となるが、最終的にチーム内でデッドヒートとなればおもしろい。佐藤輝も「試合中でもいろいろ話しながら。お互いにすごくいい刺激をし合えている」と中野の活躍を肌で感じていることを明かし、自らの二塁打については「ずっとインハイを攻められている。逆方向を意識することであまり手を出さなくなった。最後に甘いところを捉えられてよかったです」と納得顔で横浜を後にした。  矢野監督によれば中野も佐藤輝も「いまどき」の「マイペース」だという。「堂々と映っている」。物おじせず、自らのパフォーマンスを発揮できるのが魅力。心臓に毛が生えているコンビが今季2度目の同一カード3連勝、矢野政権最多タイの貯金7に導いた。  「ルーキーの中野です。チームは3連勝という、いい形できているので、甲子園に戻っても連勝をやめずに頑張っていきたいと思います!」  初のヒーローインタビューで中野は約束した。13日からは2・5ゲーム差と広げた2位・広島との戦いがある。ノリノリの新戦力で突っ走る。(菊地峻太朗)

◆昨日のDeNA戦は、NHK総合テレビでの全国中継だった。  それがどうした? と思ったアナタ。今から20年以上前は、それはそれは大事件だったんです。特に人気のなかったパ・リーグでは。筆者が知っている限りでいえば、阪急・上田利治監督も、近鉄・仰木彬監督も、試合前のミーティングでは必ず選手に伝えていた。  「きょうはNHKで全国放送や。ふるさとにみんなの活躍している姿が届く。だから頑張れ!」  日頃はテレビ中継すらない試合が多かったパの選手たちは特に「全国中継」に燃えた。われわれ番記者も「ふるさとに届けた」と判で押したように原稿を書いた記憶が。  やがてBS放送が始まり、CS放送でどの球団の試合も完全中継されるようになり、今ではインターネットで、いつ、どこにいても見られる時代。かつての名将たちの激励も、令和の時代では完全に"死語"になってしまった。  「へぇ~そういう時代があったんですか」  トラ番キャップ・長友孝輔ですら首をかしげていた昔の話。とはいえ、今でもネット社会についていけない田舎のおじいちゃん、おばあちゃんにとって、NHKの中継はありがたいはず。昨日も、逃げ切ったタテジマに拍手を送ってくれた人が、普段よりかなり多かったと思う。  さて、虎に向かって吹く追い風は、まだまだ止みそうにない。コロナ禍で来日が遅れていたDeNAの怖い怖い助っ人コンビ、ソト&オースティンがついに参戦か、と思ったが、試合前の練習のみで昨日の出場は自重。もろ手を挙げて喜ぶわけにはいかないが、虎ソナ班は、内心ラッキー&ガッツポーズ。実に大人げないが。  さすがに、佐藤輝の衝撃ネタは尽きてきただろう? キャップ長友を冷やかした。  「それが、あるんですよ。先輩が喜びそうなビックリ話が」  もう、少々のことでは驚かないぞ、と続きを聞いてみたら。  「あの場外アーチが出た翌日から、某メディアが、右中間の場外で『またホームランが出たら必ず拾え』の指示を受けて待ち続けているんです」  ホンマかいな?  思い出したのはサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地、AT&Tパーク。スタジアムの外野後方は海。かの有名なホームラン王、バリー・ボンズの140メートル級の大アーチは、湾に飛び込み水しぶきをあげた。これをスプラッシュ・ヒットと呼び、同球場の名物になっていった。  そして、ボンズのシーズンホームラン記録更新が迫ると、湾には虫取り網を持ち、カヌーに乗った人影が。カヌーは日に日に増えていった。記念球をゲットし、高く売ろうという、実に計算高い? ヤツらも。ご記憶の方も多いだろう。  ただ、これは球史に残るアーティスト、ボンズだから巻き起こった騒動。なのに、日本で、新人の佐藤輝で、横浜の場外で、そんな動きが始まっているとは...。  さらに、定かではないが右翼場外の球場警備員が、佐藤輝の打席で「気を付けてください」と注意喚起しているという情報も。いよいよ大変な騒ぎになりつつある。  貯金も増えて、首位独走。佐藤輝もすごい。コロナさえなかったら、毎日大宴会の春だったなぁ。もちろん、今は我慢していますが。

◆勝った! 勝った! また勝った! 強い阪神がまた勝ったー!! DeNAに3連勝!! 3勝目を挙げたガンケルありがとう!!  ウム? 196センチの長身で相手打者をねじ伏せるこの姿どこかで見たような...。あー! 1985年、わが阪神日本一の年に13勝を挙げてチーム勝ち頭となった198センチのR・ゲイルじゃないの。ゲイルの再来ガンケルに36年ぶりの猛虎の日本一を見たー!!  そして、スーパールーキーは佐藤輝だけじゃない。D6位・中野が、前日に超ウル虎ポジショニングファインプレーを演じたと思ったら、本日は3安打に打点も挙げたのだ。このままレギュラーを奪ったら俺、東京の中野区在住だから『中野名誉賞』に推薦しちゃうぜ!!  DeNAの新人・牧も右打者がライトのポールに当てる4号アーチってビックリ!! その瞬間、パッチン、パッチン、指パッチンのポール牧師匠を思い出しちゃったじゃねーか(懐かしい!!)。さあ、次は虎キラーの広島・森下をマウンドに沈めたれー!!

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
1140 0.733
(↑0.019)
-
(-)
12865
(+3)
35
(+2)
12
(-)
13
(+2)
0.254
(↑0.003
2.400
(↑0.03)
2
(-)
広島
861 0.571
(↓0.044)
2.5
(↓1)
12847
(-)
47
(+9)
15
(-)
6
(-)
0.256
(↓0.004)
2.800
(↓0.46)
3
(1↑)
巨人
663 0.500
(↑0.045)
3.5
(-)
12849
(+9)
46
(-)
11
(+2)
11
(+1)
0.218
(↑0.008)
2.860
(↑0.22)
4
(1↑)
中日
563 0.455
(↑0.055)
4
(-)
12936
(+2)
42
(+1)
2
(+1)
9
(+1)
0.224
(↑0.003)
2.400
(↑0.11)
4
(1↓)
ヤクルト
563 0.455
(↓0.045)
4
(↓1)
12953
(+1)
58
(+2)
10
(-)
9
(-)
0.246
(↓0.005)
3.920
(↑0.11)
6
(-)
DeNA
3102 0.231
(↓0.019)
7
(↓1)
12854
(+2)
76
(+3)
9
(+1)
3
(-)
0.252
(↓0.002)
4.770
(↑0.21)