日本ハム(★2対6☆)ソフトバンク =リーグ戦2回戦(2021.04.07)・札幌ドーム=
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ソフトバンク
0100002306501
日本ハム
0002000002321
勝利投手:杉山 一樹(1勝0敗0S)
敗戦投手:伊藤 大海(0勝1敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】グラシアル(1号・2回表ソロ)
【日本ハム】大田 泰示(1号・4回裏2ラン)

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◆ソフトバンクは1点ビハインドで迎えた7回表、松田の適時二塁打などで2点を挙げて、逆転に成功する。続く8回には、栗原の適時二塁打などで3点を加点し、リードを広げた。投げては、3番手・杉山がプロ初勝利。敗れた日本ハムは、守備の乱れが失点につながり、痛い敗戦を喫した。

◆嫌な流れをドラ1右腕が食い止める。日本ハムのドラフト1位伊藤大海投手(23)がプロ初勝利をかけ、7日ソフトバンク戦(札幌ドーム)に先発する。 3月31日のデビュー戦は、勝敗こそつかなかったが6回1失点8奪三振と好投。「いい意味で少し気持ちに余裕がある。前みたいにガチガチでいかなくていいのかなというのはある」と、2度目の本拠地マウンドへ気持ちを高ぶらせた。 対する相手は4年連続の日本一で、リーグトップの12本塁打を記録するソフトバンク打線。リーグ2位タイの3本塁打を放っている柳田をはじめ強打者がそろうが冷静を貫いた。対戦が楽しみな打者を問われても「特に誰というのはない。平常心でやるべきことをやりたい」と口にした。 前回登板では、オープン戦で"封印"したチェンジアップを投じるなど器用さも見せた。「1試合1試合成長していかないと置いていかれると思っている。また明日(7日)も、1つでもなにか成長出来るような投球につなげていければ」と引き締めた。 チームは2つの引き分けを挟んで5連敗。本拠地札幌ドームでの白星もいまだない。栗山監督は「誰が、とかではなく、とにかくみんなでなんとかしようとしている。それぞれの選手が頑張ることを期待します。とにかく全員で取りにいかないといけない」と勝利を願った。【山崎純一】

◆ソフトバンクは日本ハムに対して、昨年9月16日からシーズンをまたいで9連勝中。この連勝の間、柳田悠岐外野手(32)が9試合で34打数15安打、打率4割4分1厘の猛打。今季初対戦となった6日は適時打含む2安打を打った。主砲の活躍で同カードの連勝を10に伸ばせるか。

◆ソフトバンク千賀滉大投手(28)が「左足首の捻挫」のため、出場選手登録を抹消された。 工藤監督は「(骨が)折れてはいないということだったので。それであれば、復帰まではすごく長くかかる、2カ月、3カ月かかるということはないと思います」と、見通しを話したが、東京五輪日本代表のエース候補だけに復帰時期が注目される。過去の復帰事例は以下の通りだ。 ◆巨人内海 13年6月25日にマツダスタジアムでの練習中に右足首を捻挫した。軽傷だったため、同7月5日のDeNA戦で復帰登板し、7回途中5失点で白星を挙げた。 ◆日本ハム大谷 プロ2年目のシーズンで14年6月4日の広島戦に登板。日本人2人目(当時)の160キロを計測したが、軽度の左足首捻挫のため5回1失点で降板。打者での出場を見送りながら回復に努め、同11日の巨人戦に先発。再び160キロを計測し、7回途中4安打1失点と好投したが、右ふくらはぎがつって、降板した。 ◆オリックス平野佳 15年7月26日ソフトバンク戦の登板直前に投球練習で左足首を捻挫。8月14日に1軍に復帰した。 ◆西武高橋朋 15年9月23日のオリックスで投手強襲のこぼれ球を処理する際に負傷し、担架で運ばれた。右足首捻挫と診断されたが、再検査で右足腓骨(ひこつ)骨折が判明。同年の復帰はならなかった。

◆日本ハムはルーキー伊藤、ソフトバンクは笠谷が先発。ソフトバンクは2回の先頭、グラシアルの右越え1号ソロで先制。 日本ハムは4回、大田のチーム1号となる左越え2ランで逆転。伊藤は5回無死一、三塁で3者三振でピンチを断ち、終盤へ。 ソフトバンクは2-2の7回、松田の左翼越え適時二塁打で勝ち越し。3番手杉山がプロ初勝利。日本ハムは伊藤が1敗目。

◆日本ハムはどうしたら、勝てるのか。攻撃は4回、不振の大田が開幕10試合目で待望のチーム1号となる2ランを放ち逆転。 投げては先発のルーキー伊藤が、6回まで2安打1失点と快投。投打に最高のシナリオで今季本拠地初勝利を飾るはずだったが、1点リードの7回、守備の乱れで試合をひっくり返された。開幕から10試合を終え、わずか1勝と、球団ワースト記録を更新。試合前に「何か好転しないね。いい時ばかりじゃないから。人生と一緒だな」と話していた栗山監督。2分け挟んで6連敗となった。 ◆日本ハムの10試合での勝利数 開幕から10試合消化時点で1勝は球団ワースト。2勝は前身時代も含め、52、71、85、97、07、10、17年の7度あり、最終成績でBクラスは6度。07年はこの時点では2勝5敗3分けで最下位も、最終的に79勝60敗5分けでリーグ連覇を果たした。3勝は8度で、最終成績Aクラスは78年の1度だけ。

◆ソフトバンクの3年目右腕、杉山一樹投手がプロ初勝利を挙げた。1点ビハインドの6回に登板。2四球を与えたが、粘りの投球で1イニングを無安打無失点に抑えた。 打線が直後の7回、松田の適時二塁打などで2点を挙げ逆転。プロ18試合目で白星が転がり込んできた。 プロ1勝を目指し、118球を投げた相手先発の新人伊藤とは対照的に19球で勝利をゲット。最速158キロの豪腕もメモリアルの勝利に照れ笑いを浮かべた。 身長193センチ、体重100キロ超のビルドアップされたボディーの持ち主だが、ハートは繊細で投球にも完璧を求めるタイプだ。開幕直前まで先発候補にもなったが、中継ぎでスタート。制球力アップへ、工藤監督から日々、直接指導を受けている。「初勝利はすごくうれしいけど、チームが勝ったことがうれしい。とにかくチームの勝利に貢献できるように投げたい」。記念のボールは静岡の実家に送るつもりだ。北の大地でつかんだ初勝利。さらなる飛躍のステップとする。

◆ベテラン健在だ。ソフトバンク松田宣浩内野手(37)が、相手ルーキーのプロ初勝利チャンスを打ち砕いた。 同点に追いついた直後、7回1死一、二塁で日本ハム伊藤の直球を強振。左翼の頭上を越えるフェンス直撃二塁打で、決勝点を挙げた。二塁ベース上では大きく両手を広げ、思わずベンチに向かって雄たけび。喜びを爆発させた。 初対戦のドラフト1位右腕に苦しめられた。2回にグラシアルがソロ本塁打を放ったが、6回まで2安打1得点。10個の三振を奪われていた。松田も2打席目までは連続の見逃し三振。「前の打席までいい投球をされていたので、なんとかくらいつく気持ちで」。37歳の意地が詰まった一打だった。 開幕3連戦は無安打。前カードの西武戦を終えた時点で打率1割台だったが、小久保ヘッドコーチは「生涯打率を考えたら上がってきますよ。1割台ならとっくに引退している」。立花打撃コーチも「凡打して帰ってきても、元気を出してくれている」と、変わらぬ姿勢にうなずいていた。 前日6日には今季1号の本塁打。この2試合で3安打3打点とエンジンがかかってきた。「今年のテーマは『コツコツ』なので。1日1日、1打席1打席、1球1球をコツコツ重ねていきたい」。チームも5連敗からの2連勝だ。「今年38歳になりますけど、そういうことを求められている立ち位置。チームを盛り上げられる一打を、コンスタントに打ちたい」。熱男が打てばチームも勢いづく。このまま勝ち続ける。【山本大地】

◆「8回の男」ソフトバンクのリバン・モイネロ投手が圧巻の投球で今季初登板を飾った。 8回にマウンドに上がると代打杉谷、大田、代打松本剛を3者連続三振で切った。「初登板だったので緊張しました。でも野手のみなさんが点を取ってくれたおかげで、気持ちが楽になり自分らしい投球ができたと思います」。宮崎キャンプ中に来日したものの、調整が遅れ開幕には間に合わなかった。「合流は遅れたが、これからたくさんチームに貢献できるように頑張っていきたい」。何とも頼もしい左腕が戻ってきた。

◆初勝利を逃した。日本ハムの道産子ドラフト1位伊藤大海投手(23)は7日のソフトバンク戦(札幌ドーム)に2度目の先発登板。1点リードの7回に味方の失策もからんで逆転を許した。プロ初黒星を喫したが、ソフトバンク打線相手に7回を4安打3失点。先発全員となる11三振を奪い、圧巻の投球を披露した。チームは2-6で敗れ、2分けを挟み6連敗を喫した。感情を抑えることができなかった。試合終了後のベンチで、日本ハムのドラフト1位伊藤大海投手(23)は目に涙を浮かべながらグラウンドを見つめた。「なんとか(チームの)連敗を止めたいなっていう気持ちを持ってマウンドに上がった。そこに対してやり切れなかったというのはすごい悔しい」。連敗が続くチームの嫌な流れを振り払うべく託されたマウンドだったが、7回3失点(自責2)でプロ初黒星を喫した 1点リードの7回。1死一、三塁で中村晃の投ゴロをさばいた。併殺を狙って二塁へ送球したが、遊撃中島が捕球をミスして同点になった。1死一、二塁、2三振と抑えていた松田には144キロの直球を左翼フェンス直撃の勝ち越し適時二塁打を許した。「あそこでもう1イニング任せられた時に粘り切れない、勝ちきれないっていう自分の甘さが出た」。プロ初勝利は手の届くところにあっただけに悔しさは膨れ上がった。 強力打線に、序盤から真っ向勝負を挑んだ。1回先頭の周東、今宮から連続三振を奪い3者凡退のスタート。2回先頭のグラシアルに146キロの直球を右翼席に1発を浴びたが、後続を抑え、最少失点で切り抜けた。4回に大田の今季チーム第1号の逆転2ランで援護をもらった後も、落ち着いた投球を披露した。 圧巻は5回。味方のミスが絡み、無死一、三塁とピンチを招いたが動じなかった。中村晃、松田、甲斐を3者連続三振に斬り大ピンチを脱した。7回118球4安打、毎回の11奪三振。栗山監督は「圧巻。素晴らしい投球だった。エース級の中身があった。それだけに勝たせてやれず本当に申し訳ない」とルーキーを責めなかった。それでも伊藤は「今日はほんとにチームとして勝ちたかった。そこに応えられなかったのはほんとに悔しい」と唇をかんだ。この悔しさは次回、必ず晴らす。【山崎純一】

◆ソフトバンクは逆転勝ちで2連勝。工藤公康監督(57)の一問一答は以下の通り。 -逆転勝ち 工藤監督 こういう逆転がチームの力になるんでね。良かったと思います。 -初対戦の伊藤に苦戦した 工藤監督 良かったですね。コントロールが良かった。いいところに決まっていた。良く後半追いついて逆転したかなと思います。 -相手のミスを突いた 工藤監督 そういうところでしっかり得点に結びつけたり、しっかりたたみかけるところも大事。今回は相手のミスもありましたけど、そういう中でもしっかりと2点だけではなくてね、次に得点ができたというのが大きかったと思います。 -杉山がプロ初勝利 工藤監督 おめでとうございます。自分を信じていけばこういうこともある。練習の中でやっていることをやっていきながら、この1軍でしっかりこれからの野球人生にとってもそうですけど、内容の濃い、あそこで頑張ったから5年後10年後に今の自分があるというくらい頑張ってほしい。持っているものはすばらしいものがあるのでね。後は自信を持って投げれば絶対に抑えることができると思っていますし、彼にもそういう日が早く来るように願いながら、根気強くやっていってもらえればと思います。 -津森が連日の好救援 工藤監督 相変わらずの強気なすばらしいピッチングで。ボールの質が変わった感じがありますね。 -松田が決勝打 工藤監督 打てないときもあるんでね。打席に入ったときの集中力、なんとかするぞという気持ちがね、結果につながったのかなと思います。失敗して打てなくて悔しくてという、前向きな気持ちが大事かなと思います。後ろ向きになると結果も出ないし悔いも残る。悔いを残さず、今日すべてを出し切るというところでは今日のようなゲームができれば、どんどん勝っていけるんじゃないかなと思います。 -モイネロが初登板 工藤監督 さすがですね。いうまでもなくという感じでした。見たとおりですよ。大したものです。打とうとしても打てないんでしょうね。前に飛びそうな感じが今日はなかったですね。今のところは3連投はさせないようには考えています。これから筋力も付いたり慣れてくれば考えたりしますけど、ファームで投げて連投と1軍では違うと思うのでね。張りとかも見ながら。 -2連勝でカード勝ち越し 工藤監督 カード勝ち越しというところがね、そういう身近な目標が大事だと思っていますので。勝ち越すことができたので、明日は2連勝というのは忘れてですね。9つの四球というのはいただけないのでね。打たれてもいいから勝負しにいくと。その中で反省すれば得るものもある。四球は悔いしか残らない。投手にはもう1度勝負することの重要性をかみしめて、明日頑張ってほしいなと思います。 ? ソフトバンク笠谷(先発も6四球を与えるなど5回途中降板)「すごくリズムが悪い投球になった。変化球が制球できず焦った。四球は反省しないといけない」

◆初勝利を逃した。日本ハムの道産子ドラフト1位伊藤大海投手(23)は7日のソフトバンク戦(札幌ドーム)に2度目の先発登板。1点リードの7回に味方の失策もからんで逆転を許した。プロ初黒星を喫したが、ソフトバンク打線相手に7回を4安打3失点。先発全員となる11三振を奪い、圧巻の投球を披露した。チームは2-6で敗れ、2分けを挟み6連敗を喫した。 ◆日本ハムの10試合での勝利数 開幕から10試合消化時点で1勝は球団ワースト。2勝は前身時代も含め、52、71、85、97、07、10、17年の7度あり、最終成績でBクラスは6度。07年はこの時点では2勝5敗3分けで最下位も、最終的に79勝60敗5分けでリーグ連覇を果たした。3勝は8度で、最終成績Aクラスは78年の1度だけ。

◆日本ハム・大田泰示外野手(30)が第2打席で、待望の今季チーム1号となる逆転2ランを放った。  「(打ったのは)カーブかな。たまたま打てたホームランです。とにかく観に来てくれたファンの皆さんに、笑顔で帰ってもらえるように、このあとも頑張ります」  1点ビハインドの四回1死一塁の場面。左腕・笠井の4球目・チェンジアップを捉えた打球は左翼席前段に飛び込む1号逆転2ランとなった。  チームにとって開幕10試合にしての今季初アーチ。好投を続けるドラフト1位右腕・伊藤(苫小牧駒沢大)を援護するうれしい一発となった。

◆ソフトバンク・笠谷俊介投手(24)が先発登板したが、4回1/3を投げ2失点。6四球と踏ん張り切れなかった。  「すごくリズムが悪い投球になってしまった。変化球がうまく制球できなかったことで、気持ち的に焦ってしまった。フォアボールは反省しないといけない。先制点を取ってもらったので、いい流れを作りたかったです」  三回2死からは西川、渡辺、近藤と3者連続四球。最後は中田を二飛としたが、制球が安定しなかった。四回1死二塁では大田に一時逆転の1号2ランを浴びた。五回にも2四球で1死一、二塁としてしまったところでタオルが投げられた。2番手として津森がマウンドに上がった。  6日の同戦では千賀が左足首の捻挫で、この日に登録抹消となった。先発陣の踏ん張りが求められる中だったが、期待に応えることはできなかった。

◆大声を出せないドーム内に、甲高い快音が響き渡った。ソフトバンク・グラシアルが1号ソロ。右半身で押し込んだ打球は、力強い放物線を描いてスタンドに着弾した。  「勝つために、先制点を取ることが大事になってくる中で、集中して打席に入れた。結果、ホームランで先制することができてよかった」  0-0の二回無死。D1位・伊藤(苫小牧駒大)と相対し、146キロ直球を押し込んだ。白球はフェンスぎりぎりに飛び込む先制弾。ベンチ前で高谷にシャドーボクシングを仕掛けるのが恒例だが、高谷は登録抹消中。2年目の海野にパンチを繰り出し、2試合連続の先制点を持ってきた。  昨年の日本ハム戦は打率・298、1本塁打。3年連続2桁本塁打に向けて、一歩目を踏み出した。ここまで全試合で4番出場。6日の日本ハム戦(札幌ドーム)では千賀がライナーを捕球した際に左足首を捻挫した。エースを欠くことになった今、打線の核がさらに奮起した。  その後は伊藤を打ちあぐね、ビハインドになったが、七回にようやく反撃開始。先頭のグラシアルが右前打でチャンスメークすると、中村晃の投ゴロの間に同点。松田のタイムリーで勝ち越した。逆転勝ちで連勝だ。(竹村岳)

◆日本ハムのドラフト1位・伊藤(苫小牧駒大)がチームの本拠地初勝利を懸け、今季2度目の登板。六回まで1失点と奮闘したが、七回に逆転を許す無念の結果となった。  「一試合一試合成長していかないと置いていかれてしまうので、ひとつでもなにか成長できるような投球につなげていきたい」  決意を語って臨んだマウンドで、最速155キロ右腕が躍動した。  立ち上がりの一回先頭の周東へ初球の真っすぐは150キロを計測。カウント1-2から、外寄り149キロの真っすぐで空振り三振に仕留めた。続く今宮からもスライダーで空振りを誘って2者連続三振。二回に先頭のグラシアルに右翼スタンドに運ばれる先制ソロを浴びたが、その後は立ち直って五回まで毎回の9三振を奪う、力のこもった投球を続けた。7回4安打3失点、11奪三振の力投も実らず、チームは6連敗だ。(石井孝尚)

◆ソフトバンクの3年目、杉山がプロ初勝利を挙げた。1点を追う六回に3番手で登板。2四球を与えたが、150キロ台の速球で押し込んで得点を許さない。直後の味方の逆転劇で白星が転がり込んだ。ウイニングボールは静岡の実家に送るという。「初勝利はすごいうれしいけど、チームが勝てたことが一番いい」とはにかんだ。  最速158キロを誇り、今季は先発枠入りを目指したが、競争に敗れて中継ぎに回った。それでもここまで5試合に登板して無失点。「いまの自分の立ち位置でとにかくバッターを抑えることに専念している」と役割を全うする覚悟を口にした。

◆6日に1軍に合流したばかりのソフトバンクのモイネロが、今季初登板で圧巻の投球を披露した。6-2の八回にマウンドに上がり、最速153キロの速球、落差の大きいカーブで3者連続三振に仕留める。「緊張したが、自分らしい投球ができた」と笑った。  キューバから来日後、2週間の隔離を経て春季キャンプ終盤に合流したが、思うように状態が上がらず、2軍で調整を続けてきた。満を持して戻ってきた昨季の最優秀中継ぎ投手は「これからたくさんチームに貢献できるように頑張りたい」と今後の活躍を誓った。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
楽天
830 0.727
(↑0.027)
-
(-)
13255
(+6)
41
(+3)
12
(+2)
2
(-)
0.242
(↑0.001)
3.580
(↑0.06)
2
(1↓)
西武
631 0.667
(↓0.083)
1
(↓1)
13345
(+3)
39
(+6)
10
(+1)
10
(+1)
0.246
(↓0.001)
3.900
(↓0.23)
3
(-)
ソフトバンク
650 0.545
(↑0.045)
2
(-)
13243
(+6)
38
(+2)
13
(+1)
2
(-)
0.227
(↓0.007)
3.430
(↑0.15)
4
(1↑)
ロッテ
452 0.444
(↑0.069)
3
(-)
13261
(+9)
44
(+2)
12
(+3)
4
(+1)
0.235
(↑0.01)
3.900
(↑0.19)
5
(1↓)
ORIX
461 0.400
(↓0.044)
3.5
(↓1)
13230
(+2)
35
(+9)
7
(+1)
3
(-)
0.210
(↓0.013)
2.680
(↓0.69)
6
(-)
日本ハム
172 0.125
(↓0.018)
5.5
(↓1)
13328
(+2)
65
(+6)
1
(+1)
8
(+2)
0.210
(↓0.009)
5.630
(↑0.07)