1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 |
勝利投手:- 敗戦投手:- |

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◆広島の先発・野村は、6回無失点5奪三振の好投を披露。対する中日の先発・小笠原も、6回を5安打無失点に封じるピッチングを見せる。両先発の降板後は広島が3投手、中日が4投手の継投で無失点に抑え、3時間半の熱戦は0-0のまま規定により引き分けに終わった。
◆広島は28日、午後1時30分開始予定だった中日3回戦が、降雨の影響で1時間遅れの午後2時30分開始に変更することを発表した。開門時間の変更はなし。
◆雨天のため1時間5分遅れで開始。広島野村、中日小笠原の両先発が3回まで無失点。広島は3回無死一、二塁の好機生かせず。 中日先発小笠原は5、6回と先頭打者を出しながらも無得点に抑えた。広島の先発の野村は6回散発3安打無失点で降板。 両軍7回から継投策。広島は9回2死満塁のサヨナラ機で堂林が空振り三振に倒れ逸機。0-0で引き分けた。
◆広島が中日の倍の10安打を放つも拙攻を重ね、0-0で引き分けた。 7度得点機を作ったが、7回2死満塁は代打坂倉が二ゴロ、9回2死満塁は堂林が3球三振に倒れた。球団の9回ゲームでは、97年4月11日の横浜戦以来、24年ぶりの16残塁を数えた。 佐々岡監督は「チャンスはつくったけど、あと1本というところが」と厳しい表情。「(途中出場の)若い選手がよくつないだし、若い投手もよく抑えたというところで、次につながるというか」と懸命に前を向いた。
◆中日は先発小笠原慎之介投手が6回無失点と粘り、救援4投手も無失点で続いた。9回は祖父江大輔投手が2死満塁をしのいでドロー。 開幕カードを1勝1敗1分けで終え、与田剛監督は「みんなよく頑張ってくれた。負け越してないので良かった」と表情を緩めた。30日からの巨人3連戦(バンテリンドーム)は沢村賞左腕のエース大野雄大投手が先陣を切って先発する。 中日担当のツイッターはこちら―> 中日ニュース一覧はこちら―> ▽中日小笠原(6回無失点) 6回は鬼門みたいだった。抑えられて良かった。いい形でつなげた。 ▽中日又吉(5番手で8回2死から2連打も田中広を三振) 走者を2人出したことを反省して、次はしっかり投げたい。 ▽中日祖父江(9回2死満塁のピンチで堂林を空振り三振) (小笠原)慎之介から始まり、みんながゼロでつないできた。ゼロで帰ってこられるように投げました。
◆若鯉リリーバー躍動。広島投手陣が中日3回戦(マツダスタジアム)で0封リレーを決めた。打線が毎回出塁しながら無得点が続く中、相手打線を粘り強く封じた。先発野村祐輔投手(31)から、7回以降は4年目のケムナ誠投手(25)と新人2人でつなぎ、引き分けに持ち込んだ。9回打ち切りの今季、若い中継ぎ陣の台頭は明るい材料といえる。新守護神が同点の9回、マウンドでほえた。前日27日に初セーブを挙げたドラフト1位の栗林が0-0の"最終回"を任された。先頭京田を初球カットボールで二ゴロ、木下拓からはカットボールで空振り三振を奪い、大きく右拳を握ってシャウト。最後も武田をカットボールで空を切らせた。「もともとカットボールとカーブを使いながらフォークも使うという投手。今日はカットの調子が良かったので、捕手がカットを選択したんだと思う。結果的にフォークに頼っていないというのはあるので良かった」。フォークを封印して2戦連続完全投球で、0封リレーを締めた。 両軍ガードを固めた終盤。経験豊富な中日の中継ぎ陣に対し、佐々岡監督は若い中継ぎ陣を投入した。6回無失点の先発野村の後を託したのは、ドラフト2位の森浦。プロ初の連投。前日27日は左打者への死球からピンチを広げたが、この日も強気に攻めた。7回2死二塁から福留を歩かせるも「勝負しにいったけど、ボールになったので、切り替えて次の打者という意識で投げた」と動じなかった。大島を内角直球で詰まらせ、バトンを渡した。 8回は開幕戦で敗戦投手のケムナが登板した。1死一塁で開幕戦で決勝弾を浴びたビシエドと再戦。指揮官の「早めに払拭(ふっしょく)できればという考えもあった」という起用に応え、初球150キロ直球で押して右飛に抑えた。「脳裏に浮かんだんですけど、とにかく強気でいって最終的にいい打球だったが、球威で押せて結果的にアウトになったと思います」。無失点で栗林につなぎ、自ら苦い記憶を振り払った。 毎回走者を出し、7度得点圏に走者を進めた攻撃の悪い流れにも、最後まで中日に本塁を踏ませなかった。勝ちきれなかったものの、負けなかったことに意味がある。開幕カードは1勝1敗1分けの勝率5割スタート。佐々岡監督は「若い投手もよく抑えたというところで、次につながる」とたたえた。9回打ち切りとなる今季、中継ぎ力はチームの浮沈を左右する。ブルペンには今季2ホールドの塹江も控えていた。ブルペンの安定感こそ、延長なき戦いに好循環を生み出す。【前原淳】
◆広島先発野村祐輔投手が今季初登板で6回3安打無失点と貫禄を示した。 130キロ台の直球、カットボール、ツーシームなどで中日を翻弄(ほんろう)。「ストライク先行で行けたのはよかった」。デビューからの連続試合先発登板が186試合となり、ミンチー(広島、ロッテ)の持つ187試合の日本記録まで残り1試合となった。「並ぶというのはうれしいですけど、そこに数字よりも、1つ1つ(登板を)積み重ねていきたい」と話した。
◆広島2年目石原貴規捕手がデビュー戦で攻守で存在感を示した。 9回の守備から出場。栗林とバッテリーを組んで3者凡退の後、2死一、二塁のサヨナラ機で初打席を迎えた。祖父江に2球で追い込まれた、4球連続で外角低めの変化球に踏みとどまり、四球を選んだ。「スライダー系が良い投手というのは頭に入っていた。追い込まれてからは何とか後ろにつなごうと思って、それが良い形になったのでよかった」と振り返った。
◆中日与田剛監督(55)がリリーフ起用で頭を悩ませそうだ。先発小笠原慎之介投手(23)が6回無失点と粘り、救援4投手が好投してドロー。2年連続の開幕カード勝ち越しこそ逃したが、1勝1敗1分けで乗り切った。 今季はコロナ禍でレギュラーシーズン143試合は9回打ち切り。広島3連戦は先発を含めてそれぞれ6投手、5投手、5投手を継ぎ込んだ。 与田剛監督 今日の(リリーフ)起用法は無理して使っているわけではない。クローザーの祖父江は同点でもいく。気をつけないといけないのは、本来は終盤リードで投げる投手を、ビハインドでも投げさせないというケース。そうなってくるのが一番怖い。 中日は、来日が遅れて調整中のライデル・マルティネス投手、ジャリエル・ロドリゲス投手らを含めるとリーグ屈指の投手力を誇る。昨季20試合10完投のエース大野雄大投手が30日巨人戦に満を持して登板する。 小笠原は今季初戦で及第点の出来。開幕前、指揮官は「今年は柳と慎之介の左右の2人が一本立ちできるかにかかっている」と展望を語った。その悩みを減らすのは、エースに次ぐ若い「イニングイーター」の台頭になりそうだ。
◆中日は先発小笠原慎之介投手(23)が6回無失点と粘り、救援4投手も無失点で続いた。9回は祖父江が2死満塁をしのいでドロー。開幕カードを1勝1敗1分けで終え、30日からバンテリンドームでの本拠地開幕巨人3連戦に挑む。試合後、与田剛監督(55)との一問一答は以下の通り。 -投手陣が何とかしのいで引き分け 「みんなよく頑張ってくれた」 -小笠原も粘った 「本当に期待に応えるピッチングをしてくれた。何とか勝ちをつけられれば良かったが。本当によく投げてくれた」 -オフから真っすぐをテーマに掲げてた 「投球フォームも含めて、ブルペン捕手も協力している。みんなで良くなるように。まだ1試合目ですけど、いいスタートを切れた」 -攻撃は走者を出したがあと1本 「勝てないときはね...。いい当たりも昨日に引き続きあったが、広島の守備にも阻まれました。感じは良くなってきている。平田にもやっと1本出たし。徐々に良くなっていく」 -大島、高松が盗塁も決めた 「洋平は初球から走れたし、高松もいいスタートを切れた。相手の警戒をかいくぐって走れるようになればいいですね」 -根尾が6回に松山の飛球を取れず失策 「使っている監督の責任。選手はどんなときも自信持って思い切ってプレーしてもらう。うまくいかなくても、僕は使っていくし、練習して反省しても繰り返しね」 -見失ったのか 「本人とは話してないけど、松山の松山の打球にもスピンがかかってて難しかったとは思う。もちろん捕らないといけない。これから練習しないと」 -外国人が合流できなかった影響はあるか 「特に感じない。根尾もしっかりやってくれてるし、そういう風には考えてない」 -リリーフを使い込む影響は 「今日の起用法は無理して使っているわけではない。クローザーの祖父江は同点でもいく。気を付けないといけないのは、終盤リードで本来投げる投手を、ビハインドでも投げさせないという場面。そうなってくるのが一番怖い」 -スタメンは開幕3試合固定したが継続するのか 「別にいろんなパターンを考えているが、まだ3試合だから」 -7回、阿部の二ゴロでの二塁封殺でのリクエストは 「本当は京田がもっと早くベースカバーに入っていれば余裕でアウトだったと思う。何とか対応してアウトにしてくれた。まだまだ隙を見せてはいけないというところはある」 -巨人戦へ向けて入れ替えは 「基本的には考えていない」 -根尾についても 「まだ3試合ですから。他にも打てていない選手は他球団にもいる。使うと決めた以上は、数試合でころころ変えるつもりはない」 -今後も結果を見ていくか 「若手を使うことは、いろんな覚悟が必要になる。思いはとにかくいい選手になってほしい。試行錯誤しながらやっていきたい」 -開幕3連戦の結果については 「負け越していない。それが良かった」
◆中日・小笠原慎之介投手(23)が先発し、6回5安打無失点と好投した。 「開幕カードの3つ目で、1勝1敗できていたので、点を取られた方が負けだと思った。何とかゼロで抑えられてよかったです」 6回すべてで走者を背負い、得点圏は4度。それでも140キロ台後半の直球と、変化球を低めに集め、決定打を許さなかった。六回は先頭・松山の飛球を、左翼・根尾が目測を誤って落球し、嫌な形で二塁に走者を背負った。だが堂林、クロンをともに二飛に打ち取り2死とすると、次打者が投手の野村の場面でも8番・会沢との勝負を選択し、133キロのチェンジアップで投ゴロに抑えた。
◆広島・野村祐輔投手(31)が81球を投げ6回3安打無失点、5三振2四球と好投した。しかし、打線の援護なく今季初勝利はならなかった。 低めに制球した130キロ台の切れのある直球と5種類の変化球でコーナーを突き、散発3安打で三塁を踏ませなかった。三、四、六回は二塁に走者を背負ったが、後続を断ってスコアボードに0を並べた。 2年契約で残留した昨季は2月に右ふくらはぎ痛で離脱。10月には右鎖骨下の手術を受け、登板13試合にとどまり、6勝3敗、防御率4・58という成績だった。 プロ入り後、登板186試合すべてで先発している野村は、次回先発すれば、広島とロッテで活躍したネイサン・ミンチー(1998-2004年)の持つデビューから連続先発登板187試合のプロ野球記録に並ぶ。
◆ともに決め手を欠き、九回で引き分けた。10安打の広島は毎回走者を出したが、七回と九回の2死満塁をともに逃すなど16残塁と攻め切れなかった。わずか5安打と打線が低調だった中日は、救援陣が最後まで踏ん張った。
◆中日は3時間30分に及ぶ激闘のすえ、引き分け。与田剛監督(55)の主な一問一答は下記の通り。 --投手陣が何とかしのいで引き分け 「みんなよく頑張ってくれたと思います」 --小笠原のよさが出ていた 「期待に応える投球をしてくれましたし、何とか勝ちをつけられればよかったんですけど。球数も109球。何とか1点を取りたい気持ちもあったんでね。慎之介の打席を野手に使いたかった。よく投げてくれた」 --攻撃は走者を出したが、あと一本 「勝てないときはね...。いい当たりも昨日に引き続きあったんですけど、広島の守備にも阻まれましたし。感じはよくなってきていると思う。平田にも一本がやっと出たし。徐々によくなっていくと思います」 --大島、高松に盗塁 「洋平が初球で走れたし、高松もいいスタートを切れた。相手の警戒をかいくぐって走れるようになってくれるといいですね」 --根尾が失策 「これは使っている監督の責任。選手たちにはどんなときも自信を持って思い切ってプレーしてもらう。うまくいかなくても僕は使っていくし、練習して、反省して、その繰り返し」 --打撃で元気がないように見えるが 「まだ3試合ですから。他にも打てていない選手は他球団にもいる。使うと決めた以上はいろんなことを考えながら使っているので、数試合でコロコロ変えるつもりはない」 --開幕3連戦の結果は 「負け越していない。それがよかったと思います」
◆広島は10安打も16残塁の拙攻が響き、引き分けに終わった。佐々岡真司監督(53)の主な一問一答は以下の通り。 --16残塁で無得点 「チャンスはつくったけど、あと1本というところ。こういう試合で若い選手がよくつないだし、若い投手もよく抑えたというところで、次につながる」 --野村は6回3安打無失点 「コース、高さ、緩急も使いながら(野村)祐輔らしいピッチングで6回まで投げ、しっかり試合をつくってくれた。インコースをしっかり突けているので、外の変化球やチェンジアップが効いてくる。内の使い方、重要性を分かっている」 --七回にはD2位・森浦(天理大)、九回にはD1位・栗林(トヨタ自動車)はともに初連投で1回無失点 「(森浦は)ピンチでもしっかり投げ切れるからね。きょうはちょっと落ち着いて投げてくれるかなというところ。投げっぷりがいいし、期待したい。栗林は問題ない。連投をしていなかったけど、あすは月曜日でもある」 --火曜日からマツダで阪神3連勝 「打線が調子よさそう。頭をまず森下というところで(取りたい)」
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
3 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
140 | 21 (+8) | 10 (+2) | 6 (+2) | 4 (-) |
0.290 (↓0.01) | 3.330 (↑0.67) |
2 (1↓) |
巨人 |
2 | 0 | 1 | 1.000 (-) | 0.5 (↑0.5) |
140 | 19 (+1) | 13 (+1) | 3 (-) | 3 (-) |
0.247 (↓0.05) | 4.000 (↑1.5) |
3 (-) |
中日 |
1 | 1 | 1 | 0.500 (-) | 1.5 (↓0.5) |
140 | 8 (-) | 10 (-) | 1 (-) | 4 (+2) |
0.188 (↓0.009) | 3.120 (↑1.64) |
3 (-) |
広島 |
1 | 1 | 1 | 0.500 (-) | 1.5 (↓0.5) |
140 | 10 (-) | 8 (-) | 2 (-) | 0 (-) |
0.265 (↑0.003) | 2.000 (↑1) |
5 (-) |
DeNA |
0 | 2 | 1 | 0.000 (-) | 2.5 (↓0.5) |
140 | 13 (+1) | 19 (+1) | 1 (-) | 0 (-) |
0.289 (↑0.001) | 6.120 (↑2.88) |
5 (-) |
ヤクルト |
0 | 3 | 0 | 0.000 (-) | 3 (↓1) |
140 | 10 (+2) | 21 (+8) | 3 (+1) | 0 (-) |
0.229 (↓0.021) | 6.670 (↓0.67) |
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