楽天(☆7対2★)オリックス =オープン戦3回戦(2021.03.18)・静岡草薙球場=
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ORIX
0110000002800
楽天
00200203X71101
勝利投手:瀧中 瞭太(1勝0敗0S)
敗戦投手:張 奕(0勝1敗0S)

本塁打
【楽天】田中 和基(1号・8回裏2ラン)

  DAZN
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◆楽天は、先発・瀧中が毎回走者を許しながらも6回2失点。開幕ローテーション入りを狙う右腕が、まずまずの結果を残した。対するオリックスは、4番でスタメン出場したT-岡田が適時打を含む2安打を記録。開幕に向けて、順調な仕上がりを見せた。

◆楽天横尾俊建内野手(27)が、オリックス戦の2回1死一、二塁で増井から左手に死球を受け、途中交代した。 2ストライクからの3球目が直撃し、打席内で倒れ込んだ。苦悶(くもん)の表情を浮かべながら、ベンチに引き揚げ、代走には和田が送られた。

◆2月中旬に左大腿(だいたい)部を痛め、別メニュー調整していたオリックス増井浩俊投手(36)が、今季実戦初登板し、2回1安打無失点と順調な調整を見せた。 「僕自身は初実戦ですけど、チームは仕上げの段階ですし、僕もそのつもりで開幕に向けてという投球でした。舞洲の方では実戦形式でやってきたので、問題なくゲームに投げることができた」 増井は静岡・焼津市出身。故郷での登板に「(静岡出身の)紅林が前日にすごい拍手をもらっていたので、僕もほしいなぁと思っていた。ちゃんと頂けたので、地元の愛を感じました。静岡で投げられてよかったです」と笑顔を見せた。

◆楽天島内宏明外野手(31)が、同点の適時打を放った。1点を追う3回1死三塁、オリックス張奕の速球を右前にはじき返した。 「バッティング練習前に、益田広報からバットの出し方の指導を受けて、その通り打ったらいい結果につながりました。今でも益田コーチです」と感謝。「最後に茂木さんの打球いかつい...」と二塁走者で飛び出した際に茂木が放った中堅ライナーに驚いた。

◆楽天茂木栄五郎内野手(27)が、オリックス戦で3試合連続となる適時打をマークした。 同点の6回無死一、二塁から、右前への勝ち越し適時打。「3打席ともチャンスで回ってきて、1、2打席打てなかったので引っ張れるボールを待って、最低でも一、三塁を作りたいと思って打席に入りました」とコメントした。16日の同戦でオープン戦初安打をマーク。17日の同戦では3安打と上昇ムードを漂わせる。

◆楽天田中和基外野手(26)が、オープン戦1号2ランを放ち開幕スタメンへアピールした。 2点リードの8回1死一塁、カウント3-1からオリックス阿部の速球を強振。「手応えは完璧でしたが、逆風だったので入るか不安でした」と話したが、打球は右翼席で弾んだ。 1番で出場した小郷ら外野手のレギュラー争いは激しく、残り3試合のオープン戦でも結果と内容が求められる。「自分の実力がいきなり上がることはないので、今出せる力を精いっぱい出していきたいと思います」と力を込めた。

◆オリックス育成1、2番コンビが中嶋監督に称賛された。 育成ドラフト5位の佐野如一(ゆきかず)外野手(22=仙台大)とソフトバンクから移籍した田城飛翔外野手がヒットを放ち、アピール成功。守備でもハッスルプレーを見せ「育成なので(1軍の)ゲームは出られない。でも(支配下)登録を含めて全員が戦力。いつ戦力になってもおかしくない」と評価された。

◆楽天滝中瞭太投手が、粘りの投球で開幕ローテ入りを決めた。毎回走者を許しながらも大崩れせず、6回を2失点。「全体的に良くなかったですけど、粘って投げられた」と振り返った。 涌井、田中将、早川、岸、則本昂に次ぐ6人目に滑り込んだ2年目右腕に、石井GM兼監督は「(オープン戦で)投げてる順番だと思いますよ」と4月1日の敵地ロッテ戦先発を示唆した。 ▽楽天小深田(2安打2打点。指揮官は開幕スタメンを明言) 自分の中で『こういう感じかな』というのがありました。残りの試合でしっかり合わせていきたいです。 ▽楽天茂木(同点の6回無死一、二塁、3試合連続となる右前適時打) 引っ張れるボールを待って、最低でも一、三塁を作りたいと思って打席に入った。 ▽楽天田中和(8回、オープン戦1号2ラン) 完璧でした。少し難しい球に手を出していたので、甘い球だけ打っていこうと。

◆オリックスT-岡田がマルチ安打&オープン戦初打点を記録した。この日は4番一塁で先発出場。3回1死二塁から外角球に対応し、中前適時打を放った。 結果を残したが「(状態は)よくないですね。アウトになった打席の内容が悪い。結果が出たことには前向きにやっていきたい」と、自らを奮い立たせるように反省を口にした。 試合前のティー打撃では新任の梵打撃コーチを防球ネットの右前に立たせ、左へ流し打つ。スリルある練習には「しっかり打ちにいく形を作ることを考えている」と工夫を説明した。 中嶋監督は「内容ですよね。Tの場合は。タイムリーになったことはいいことだと思います」。若手の躍動が目立つ日々で、チームの日本人野手最年長、33歳のT-岡田は「頑張らないといけない。自分のやるべきことをやって、結果が出ていけば。(若手が)ノビノビしてくれているので、自分も乗っていければ」と気合を入れた。【真柴健】

◆楽天島内宏明外野手が、バットとコメント力で健在ぶりをアピールした。1点を追う3回1死三塁から同点の右前打をマーク。4試合連続安打で、打率を3割8分1厘に上げた。「バッティング練習前に(元楽天コーチの)益田広報からバットの出し方の指導を受けて、その通り打ったらいい結果につながりました。今でも益田コーチです」。開幕に向け、好調な打撃とともに恒例のコメント力も期待通りの仕上がりを示した。 主砲を支えるキーマンの1人で期待される。石井GM兼監督は浅村に最もチャンスが回る打順を思案。茂木、鈴木大とともに、巧打とパンチ力を兼ね備える島内のバットが、構想を実現させる。「浅村頼りじゃないですけど、負担を少なくしてあげたら、強いチームになる」と自覚十分。指揮官は「塁に出るとか、決めにいくこともできる選手。チームの中心にいてくれると助かる」と全幅の信頼を寄せた。【久保賢吾】楽天小深田(2安打2打点。指揮官は開幕スタメンを明言) 自分の中で『こういう感じかな』というのがありました。残りの試合でしっかり合わせていきたいです。▽楽天茂木(同点の6回無死一、二塁、3試合連続となる右前適時打) 引っ張れるボールを待って、最低でも一、三塁を作りたいと思って打席に入った。▽楽天田中和(8回、オープン戦1号2ラン) 完璧でした。少し難しい球に手を出していたので、甘い球だけ打っていこうと。

◆楽天・島内宏明外野手(31)が「3番・左翼」で先発出場し、2試合連続となるタイムリーを放った。1点差に詰め寄った、三回なおも1死三塁。張奕の2球目を右前に弾き返し同点とした。球団広報を通じて、「打ったのはストレートです。バッティング練習前に、益田広報からバットの出し方の指導を受けて、その通り打ったら良い結果につながりました。今でも益田コーチです」と冗談を交えてコメントした。

◆楽天は滝中が毎回得点圏に走者を背負いながらも6回2失点と粘った。外野手の定位置を争っている田中和は八回に2ランを放った。オリックスはキャンプ中に左太もも裏を痛めた増井が今季初の実戦登板で2回1安打無失点だった。

◆オリックスのT-岡田が2安打1打点をマークした。三回に中前適時打を放つと五回には遊撃内野安打。オープン戦で今季初の複数安打にも「打撃の調子は良くない。アウトになった打席の内容が悪いので。好結果が出たことに関しては前向きにやっていきたい」と淡々と話した。  16年目のベテラン外野手。昨季は3年ぶりに規定打席に到達し、チーム最多の16本塁打を放った。若手の台頭も著しいだけに「もちろん頑張らないといけない」と気を引き締めた。

◆楽天の田中和が八回にオープン戦1号2ランを放ち、外野の定位置争いへ存在感を示した。阿部の直球を逆風に負けず右越えに運び「甘い球だけを打っていこうと思っていた。手応えは完璧だった」とうなずいた。  左翼は島内が不動で、打撃好調な辰己は「1番・中堅」を担うことが濃厚。右翼の座を小郷と激しく争っており、開幕まで残り3試合でアピールする必要がある。「自分の実力がいきなり上がることはないので、今出せる力を精いっぱい出したい」と意気込んだ。

◆楽天の横尾が二回に増井の投球を左手に受け、そのまま代走を送られて交代した。石井監督は「打撲だと思うけど、一度、東京都内で検査をして骨に異常があるかどうかを確かめる。まだはっきりとは分からないけど、最悪のシナリオにはならないんじゃないか」と説明した。

◆楽天・島内宏明外野手(31)が、1点差に迫った三回1死三塁で、同点の右前適時打。逆転勝利に貢献した。  「ひどかった去年より、全然いいです。打ちにいく姿勢がすごくよくて、いい位置でトップが決まっています」  チームは打線がつながり、2連勝。楽天ファンにはおなじみの"島内節"も飛び出した。  「打撃練習前に益田広報(元2軍野手コーチ)からバットの出し方の指導を受けて、その通り打ったら良い結果につながりました。今でも益田コーチです」と感謝の思いも込めて、ジョークを口にした。  ■石井監督「チームの中心にいてくれると助かる選手」  田中将が8年ぶりに復帰して、先発陣はリーグ屈指。鍵を握るのが攻撃陣だ。中でも主砲・浅村の前後を打つ打者が課題となっている。コロナ禍で新外国人が来日できず、この日3番に入った島内が有力候補のひとり。石井監督は「その役割を果たせるのが彼で、チームの中心にいてくれると助かる選手」と大きな期待を寄せた。  オープン戦の打率は・381と上昇。チームメートから"センセイ"と呼ばれる男は「外国人が来るまで、浅村の負担を少なくしてあげたい」。プロ10年目。自分の役割は分かっている。(広岡浩二)

◆左太腿の違和感のため、調整が遅れていたオリックス・増井が、楽天戦(静岡)に初先発。今年初実戦で2回を1安打1奪三振無失点と、順調な回復ぶりを披露した。  「この時期なので、僕自身は初(実戦)ですけど、チームは仕上げの段階。僕も開幕に向けて投げていきたい」  静岡県焼津市出身。地元凱旋とあって大きな拍手で迎えられた一回は三者凡退。二回は1死満塁のピンチで田中和に対し「ツーシームでゴロを」と狙い通りに遊ゴロ併殺に仕留めた。  先発枠6枚目の争いは、17日の竹安が3回1/3を7失点、この日の張奕も5回4失点と不安定な状況。増井自身は「(開幕は)間に合わないかもしれない」としながらも「なるべく早くチームの戦力になれるように」と話した。先発枠入りを目指し、状態を上げる。(西垣戸理大)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
722 0.778
(-)
-
(-)
42
(-)
26
(-)
11
(-)
2
(-)
0.223
(-)
2.270
(-)
1
(-)
阪神
721 0.778
(-)
0
(-)
45
(-)
30
(-)
17
(-)
7
(-)
0.289
(-)
2.900
(-)
3
(1↑)
西武
641 0.600
(-)
1.5
(-)
44
(-)
33
(-)
7
(-)
6
(-)
0.258
(-)
2.710
(-)
4
(1↓)
ORIX
751 0.583
(↓0.053)
1.5
(↓0.5)
46
(+2)
47
(+7)
9
(-)
8
(+1)
0.268
(↓0.002)
2.840
(↓0.38)
5
(-)
楽天
540 0.556
(↑0.056)
2
(↑0.5)
44
(+7)
29
(+2)
3
(+1)
6
(+1)
0.276
(↑0.008
3.080
(↑0.13)
6
(1↓)
広島
440 0.500
(-)
2.5
(-)
24
(-)
19
(-)
3
(-)
6
(-)
0.206
(-)
2.220
(-)
6
(1↓)
ロッテ
551 0.500
(-)
2.5
(-)
38
(-)
35
(-)
4
(-)
12
(-)
0.240
(-)
3.090
(-)
6
(1↓)
巨人
551 0.500
(-)
2.5
(-)
33
(-)
33
(-)
4
(-)
7
(-)
0.226
(-)
2.650
(-)
9
(-)
日本ハム
460 0.400
(-)
3.5
(-)
33
(-)
38
(-)
6
(-)
7
(-)
0.229
(-)
2.860
(-)
10
(-)
中日
370 0.300
(-)
4.5
(-)
28
(-)
60
(-)
5
(-)
9
(-)
0.223
(-)
5.860
(-)
11
(-)
DeNA
260 0.250
(-)
4.5
(-)
19
(-)
30
(-)
2
(-)
2
(-)
0.207
(-)
3.750
(-)
12
(-)
ヤクルト
271 0.222
(-)
5
(-)
34
(-)
50
(-)
11
(-)
6
(-)
0.233
(-)
4.980
(-)