ロッテ(★0対2☆)ソフトバンク =オープン戦1回戦(2021.03.14)・ZOZOマリンスタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ソフトバンク
0000002002301
ロッテ
0000000000500
勝利投手:高橋 礼(1勝1敗0S)
(セーブ:泉 圭輔(0勝0敗3S))
敗戦投手:永野 将司(0勝1敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】栗原 陵矢(1号・7回表2ラン)

  DAZN
チケットぴあ ロッテ戦チケット予約 ソフトバンク戦チケット予約
◆ロッテは、ドラフト1位ルーキーの鈴木が先発。5回無失点と結果を残し、開幕ローテーション入りへ前進した。対するソフトバンクは、高橋礼が7回途中無失点の好投。シーズン開幕へ向けて、順調な調整ぶりを示した。

◆ロッテのドラフト1位、鈴木昭汰投手(22=法大)が開幕ローテーションの座をつかみ取った。 昨季日本一のソフトバンク相手に5回1安打無失点。井口資仁監督(46)は「3つ目になるんでしょうね、このメンバーでいくと」と言及。開幕戦の二木、2戦目の美馬に続き、28日のソフトバンク3回戦(ペイペイドーム)での公式戦デビューがほぼ内定した。 この日は事実上の"前哨戦"になった。明かしたくない手の内もあるだろうが「そんな余裕はないので。今できる全力を尽くしたと思います」とパワフルに投げきった。2月25日に続き、対ソフトバンクは計8イニングを投げて2安打無失点の6奪三振。相性の良さをみせている。本拠地名物の10メートル前後の海風に動じなかった適応力も頼もしかった。 スタンドの両親にも頼もしい姿を見せ、いよいよ2週間後にスタートを切る。「落ちる球の精度をもう1段階上げられそうなので、それを上げられたらもっと良くなってくると思います」。パワフル左腕は、開幕1軍から逆算して高めてきたクレバーさも光る。左腕不足に悩んだチームに、力強い光が差し込んだ。【金子真仁】

◆先発ローテ入りを決めているソフトバンク高橋礼が、開幕カードで対決するロッテ戦(ZOZOマリン)に先発登板し6回1/3を投げ、4安打無失点に抑えた。 13日のヤクルト戦(神宮)が雨天中止でスライド登板となったが、制球に苦しみながらも"前哨戦"できっちり結果を残した。 初回こそ3人で切ったものの、プレーボールからZOZOマリン特有の風速10メートル強の風が吹き2、3回は得点圏に走者を許した。「風が気になってストライクを取るのが精いっぱいだった。序盤は不安があったけど、後半は狙い球が絞り切れていないと思って自信を持った投球ができたと思います」。4回以降は新球カーブを含め、変化球のコンビネーションでロッテ打線をパーフェクトに封じた。 92球で交代したが、先発としてのスタミナも問題ない。「気持ちを切らすことがなかったし、よかった。もう少し精度を上げていきたい」。2年ぶりの先発復帰へサブマリンも上昇の手応えをつかんだ。

◆ソフトバンク岩崎翔投手(31)が9日ぶりにマウンドに立った。ロッテとのオープン戦で8回に登板し1回を3人斬り。直球も最速152キロをマークした。前回登板した5日阪神戦では3安打1四球で2失点し、翌日に右肘の違和感を訴え、病院を受診するなど状態が不安視されていたが、堂々の投球で払拭(ふっしょく)した。 力強い姿が戻った。先頭の藤岡は152キロのストレートで投ゴロ。続く藤原はフォーク2球で追い込み、フルカウントから直球を振らせ空振り三振に仕留めた。3人目の和田は3ボールにしたが、直球で立て直して一ゴロに。12球で3人を片付け「久しぶりの登板だったが問題なく投げることができました。スピードも出ていたし、真っすぐで空振りを取ることも出来たんでボールの質自体も良く、納得の投球をできたと思います」と、明るく振り返った。 開幕までは残り2週間を切った。セットアッパー候補のモイネロは2月中にチームに合流したが、来日後に2週間の隔離期間があった影響などで、まだ実戦登板できていない状況だ。それだけに「7回の男」の最有力候補である、岩崎が復調したことはチームにとって大きい。工藤監督は「肘のことに関しては明日かなと思いますけど、今日は力強かった」と、一安心の様子でうなずいた。岩崎自身も「開幕に向けてしっかりと調整していきたいです」と、前を向く投球になった。【山本大地】

◆ソフトバンク栗原陵矢がオープン戦1号を放って関東遠征を締めくくった。 7回2死二塁から左腕永野の141キロの直球を右翼スタンドへライナーで運び去った。「内角の難しいボールを、うまく肘をたたみ込んで体の回転で打つことができました」。オープン戦9試合、33打席目で飛び出した初本塁打に納得顔。「今年初のホームランなので、このいいイメージを大切にして開幕に向けて調子を上げていきたい」。今季は三塁の守備にも挑戦する「4刀流」の男が、自慢の打撃で開幕スタメンをつかみ取る。

◆11試合連続4番起用のロッテ山口航輝外野手(20)が安定してきた。 この日も二塁打を放ち、オープン戦打率は2割8分6厘。井口監督は「いい人と悪い人がはっきりしている」と打線を分析した上で「凡打でも内容がいい。結果どうこうより内容なんで。その中でも山口は断トツでいいんじゃないですかね」と高評価。開幕スタメンに徐々に近づいている。

◆ロッテのドラフト1位、鈴木昭汰投手(22=法大)が開幕ローテーションの座をつかみ取った。昨季日本一のソフトバンク相手に5回1安打無失点。井口資仁監督(46)は「3つ目になるんでしょうね、このメンバーでいくと」と言及。開幕戦の二木、2戦目の美馬に続き、28日のソフトバンク3回戦(ペイペイドーム)での公式戦デビューがほぼ内定した。 この日は事実上の"前哨戦"になった。明かしたくない手の内もあるだろうが「そんな余裕はないので。今できる全力を尽くしたと思います」とパワフルに投げきった。2月25日に続き、対ソフトバンクは計8イニングを投げて2安打無失点の6奪三振。相性の良さを見せている。本拠地名物の10メートル前後の海風に動じなかった適応力も頼もしかった。 スタンドの両親にも頼もしい姿を見せ、いよいよ2週間後にスタートを切る。「落ちる球の精度をもう1段階上げられそうなので、それを上げられたらもっと良くなってくると思います」。パワフル左腕は、開幕1軍から逆算して高めてきたクレバーさも光る。左腕不足に悩んだチームに、力強い光が差し込んだ。【金子真仁】

◆ロッテのドラフト1位、鈴木昭汰投手(22)=法大=が先発して5回1安打無失点と好投した。被安打は五回無死で松田に浴びた中前打の1本だけ。2与四球で5三振を奪った。  最速152キロ左腕はオープン戦2試合目のマウンド。二回1死で中村から見逃し三振、二回2死一塁で栗原から空振り三振を奪った。いずれも142キロ直球。続く三回には128キロのチェンジアップで甲斐から空振り三振、128キロスライダーで周東から空振り三振を奪った。

◆ソフトバンクの高橋礼は打たせて取って試合をつくり、七回途中まで無失点と上々の仕上がりを見せた。栗原が七回、オープン戦1号2ランを放った。ロッテの新人、鈴木は5回1安打無失点と好投。先発枠入りへ大きく前進した。

◆ロッテのドラフト1位・鈴木昭汰投手(22)=法大=が、ソフトバンクを相手に先発で5回1安打無失点と好投。開幕3戦目となる28日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で、初先発することが決まった。  「勝負どころで自分の投球ができました。きょうは変化球の切れがよくて、三振を取れて自信になりました」  スタンドには茨城・土浦市の実家から両親が観戦に訪れていた。被安打は五回無死で松田に許した中前打の1本だけ。三塁を踏ませない、圧巻の投球だった。  二回は142キロの外角直球で中村晃を見逃し三振、栗原も外角直球で空振り三振を奪った。三回は128キロのチェンジアップで甲斐を空振り三振、さらに周東は128キロのスライダーで空振り三振を奪った。直球は走り、変化球の切れも抜群。最速152キロ左腕が、4年連続日本一の強力打線を手玉にとった。  ロッテは近年、ソフトバンクを得意としている。2019年は17勝8敗。昨年は12勝11敗1分け。鈴木も2月25日に行われた練習試合のソフトバンク戦(宮崎)で3回1安打無失点と好投。この日と合わせて計8回無失点の"鷹キラー"を井口監督は「自分のピッチングがしっかりできている」と評価し、開幕3戦目の先発に指名した。  「本番になったら、もっと戦力のバッターが増えてきます。自分は目の前のバッターを抑えるだけ」。3・28。即戦力ルーキーが博多のファンを歯ぎしりさせる。 (山口泰弘)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
522 0.714
(↑0.047)
-
(↓0.5)
39
(+2)
25
(-)
10
(+1)
1
(-)
0.231
(↓0.012)
2.670
(↑0.33)
1
(-)
阪神
521 0.714
(↓0.086)
0
(-)
31
(+3)
21
(+6)
12
(+3)
3
(-)
0.285
(↓0.017)
2.480
(↓0.01)
3
(2↑)
ORIX
631 0.667
(↑0.096)
0
(↓1)
38
(+8)
24
(+1)
8
(+2)
4
(-)
0.263
(↓0.011)
1.920
(↑0.36)
4
(2↓)
西武
531 0.625
(↓0.042)
0.5
(-)
40
(+6)
28
(+7)
6
(+1)
5
(+1)
0.256
(↓0.022)
2.880
(↓0.24)
5
(3↑)
楽天
330 0.500
(↑0.1)
1.5
(↑0.5)
21
(+3)
21
(+1)
0
(-)
4
(+2)
0.254
(↑0.024)
3.460
(↑0.52)
5
(2↑)
広島
330 0.500
(-)
1.5
(-)
13
(+3)
18
(+3)
2
(-)
4
(+2)
0.187
(↑0.002)
2.940
(↑0.77)
5
(-)
ロッテ
441 0.500
(↓0.071)
1.5
(↓0.5)
32
(-)
29
(+2)
3
(-)
11
(+1)
0.236
(↓0.008)
3.190
(↑0.15)
5
(3↓)
巨人
441 0.500
(↓0.167)
1.5
(↓1)
23
(+1)
23
(+4)
3
(+1)
6
(-)
0.202
(↓0.016)
2.190
(↑0.13)
9
(1↑)
日本ハム
350 0.375
(↑0.042)
2.5
(-)
27
(+3)
32
(+3)
5
(+1)
6
(-)
0.224
(↓0.01)
2.830
(↑0.57)
10
(2↓)
DeNA
240 0.333
(↓0.067)
2.5
(↓0.5)
18
(+1)
27
(+3)
2
(-)
2
(-)
0.222
(↓0.014)
4.420
(↑0.38)
11
(1↑)
ヤクルト
251 0.286
(↑0.119)
3
(↑0.5)
28
(+5)
30
(+4)
9
(-)
3
(-)
0.234
(↑0.008)
3.630
(↓0.06)
12
(1↓)
中日
260 0.250
(↓0.036)
3.5
(↓0.5)
18
(+4)
50
(+5)
4
(+1)
7
(-)
0.207
(↑0.011)
6.090
(↑0.06)