ヤクルト(-降雨のため試合中止-)ソフトバンク =オープン戦2回戦(2021.03.13)・明治神宮野球場=
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◆13日に予定されていたヤクルト-ソフトバンクのオープン戦(神宮、午後1時開始)の降雨中止が発表された。ヤクルトは田口、ソフトバンクは高橋礼が先発予定だった。

◆13日に予定されていたヤクルト-ソフトバンクのオープン戦(神宮、午後1時開始)が天候不良により中止にすると発表された。ヤクルトは田口、ソフトバンクは高橋礼が先発予定だった。 ヤクルト高津監督は「時間も残りの試合数もだいぶ少なくなってきたので、正直なところやりたかった」と心境を吐露。開幕まで6試合しか残されていないだけに、中止を嘆いた。 先発予定だった田口は14日中日戦(神宮)の2番手に変更され、先発は奥川が務める予定。奥川は7日広島戦(マツダ)で今季対外試合初登板。2回2安打無失点だった。中6日での先発マウンド。30球前後を予定していた前回から投球数を増やし、3回50球が目安となる。

◆ヤクルト戦が天候不良により中止となり、ソフトバンク・工藤公康監督(57)がオンラインで取材に応じた。これまで開幕ローテーション争いを演じてきた杉山一樹投手(23)をリリーフに配置転換する可能性を明らかにした。  「いろんな絡みがあって、杉山君は1イニングの球威もあるので、後ろの方でという考え方もあります。球威が一番あると考えれば、名前が出ています」  石川、高橋礼、和田と決定している開幕ローテ。笠谷、武田も結果を残し、当確としている状況だ。順調に整備が進む先発陣に対して、リリーフは2月に来日したばかりのモイネロや、右肘違和感の岩崎らが思うように状態が上がらずにいる。「万が一、(モイネロ、岩崎が)間に合わないとなれば(杉山に)後ろもやってもらわないと」と指揮官。春季キャンプから先発争いを続けてきた杉山だが、前日12日のヤクルト戦はベンチ入りしていた。チーム状況も踏まえてリリーフに回る可能性が出てきた。  工藤監督は「まだ決まってはいないです」とも強調した。杉山が秘めるポテンシャルが大きいからこそ、先発&リリーフの両にらみで考えることができる。鷹投の層をフルに生かして、戦力整備を進めていく。

◆ヤクルトの奥川は12日にプロ入り後初めて実戦登板した佐々木朗(ロッテ)の投球に刺激を受けたといい、「ネットで見た。しっかり3人で抑えていて、さすがだなと思った」と話した。  ともに一昨年の高校野球界を沸かせた。奥川は14日の中日戦でオープン戦2度目の登板に臨み、3回を投げる予定となっている。チームは開幕ローテーションが固まらず、候補の一人と目されるが「僕が決めることではない。ローテとか意識せず、良い内容、良い結果というのを求めて頑張る」と自然体だった。(神宮)

◆ソフトバンクの高橋礼は、14日のロッテ戦にスライド登板する。開幕カードで当たる相手に「結果がどうであれ次につながる投球をすれば、(登板予定の)開幕2戦目までには改善できる。やることをやりたい」と、全力でぶつかる構えだ。  今季は先発に再転向し、ローテーションの一角を任された。14日は100球前後を投げる予定で、長いイニングを想定してマウンドに上がる。「しっかりストライクゾーンに投げたい。あとは自分の速いテンポで投げられるように」と話した。

◆ヤクルトは13日、ソフトバンクとのオープン戦(神宮)が雨天中止となった。14日は昨年のドラフト1位、奥川恭伸投手(19)が先発予定。今季2度目の実戦に中6日で臨み、開幕ローテーション入りへ前進を図る。 ■「駄目だった」前回の雪辱  神宮外苑の室内練習場で調整を終えた奥川は、D2位・山野(東北福祉大)と"相合い傘"でクラブハウスへ。3イニング、50球程度を目安とする14日の先発登板に向け「前回、駄目だった部分を意識して1週間を過ごした。いい内容で投げられるように頑張りたい」と意欲的に語った。  前回7日の広島戦(マツダ)では2回2安打無失点と結果を出したが、投球フォームのバランスやマウンドへの適応が課題として残った。「(改修された神宮のマウンドは)少し硬くなっていると感じた。ここ(神宮)で投げる機会が一番多くなると思う。自分のパフォーマンスが発揮できるように」と1軍定着を見据えた。  「初めて1軍の試合での中6日になる。(投球後の)反動であったり、それは経験として受け止めていってほしい」とは高津監督だ。「それが1軍で投げる難しさ」と今後、先発ローテで回るための糧とすることを求めた。  12日には同期のロッテ・佐々木朗が実戦初登板で1回無安打無失点。奥川は「しっかり3人で抑えていた。さすがだなと思った」と刺激を受けた。開幕ローテ入りは「あまり意識していない」というが、中6日での登板は重要な一歩となる。(横山尚杜)

◆ヤクルトは13日、ソフトバンクとのオープン戦(神宮)が雨天中止となり、室内で調整した。14日は昨年のドラフト1位、奥川恭伸投手(19)が先発予定。  ソフトバンク戦が中止となり、高津監督は、「実戦も残り少ないし、正直やりたかった」と残念がった。先発予定だった田口は14日の中日戦に2番手で登板。出陣式も14日に延期された。オープン戦は残り6試合。指揮官は「来週の5試合は開幕の26日に向けての5試合にしたい。内容も求めていきたいと思うけど、結果を重視していく試合になる」と"開幕モード"を宣言した。

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