◆13日に予定されていた楽天－DeNAのオープン戦（静岡、午後1時開始）は降雨中止となった。 楽天は田中将、DeNAは浜口が先発予定だった。

◆雨天中止が決定し、先発予定だった楽天田中将大投手（31）は14日の同戦にスライドで先発することが決まった。2番手には、ドラフト1位の早川隆久投手（22＝早大）が登板する。 楽天の石井GM兼監督は「明日スライドで投げるので、そんなに問題ないと思います。田中と早川で5回、4回とかですかね。明日は2人でいってくれると思います」と話した。 田中将は前回登板の6日中日戦では4回3安打2失点で、球数は70球だった。今回は球数を増やし、5回前後を見込む。シーズン初登板となる27日の日本ハム戦（楽天生命パーク）へ向け調整を進める。

◆楽天の田中将は先発予定だったが、雨天中止となり１４日のＤｅＮＡ戦にスライド登板する。先発して５イニングを投げる予定で、ストレッチやブルペンでキャッチボールを行って翌日の試合に備えた。 　２月２０日の日本ハムとの練習試合で今季初めて投げて以降、中６日で登板してきた。シーズン前の最終登板となる２０日の巨人戦を中５日で臨むことになる。小山投手コーチは「中４日も（米大リーグで）経験している。日本でも中５日で投げたことがあるので、特に心配はしていない」と話した。

◆ＤｅＮＡは２試合連続で雨天中止となり投手陣の登板予定に狂いが生じ、開幕へ向けた調整が難しくなってきた。三浦監督は「天候ばかりは仕方ない。シーズンでもあると思うし、それも含めていい練習になる」と前向きに捉えた。 　１４日の楽天戦は平良を予定通り先発させ、１２、１３日に先発予定だった京山と浜口も登板させる。この３連戦で先発投手には５回程度を投げさせたかったが、１人当たりのイニング数は少なくなる。「試合が流れているので仕方ない」と気持ちを切り替えた。（静岡）

◆楽天はＤｅＮＡとのオープン戦が降雨中止となり、先発予定だった田中将大投手（３２）＝前ヤンキース＝は、１４日の同戦にスライド登板することになった。 　前日には「間近に控えたシーズンに向けての投球や、抑えるためのボールを優先的に組み立てていけたらなと思います」と調整ではないことを強調していた右腕は５回、８０球をめどに投球する。 　２月２０日の中日との練習試合で今季初めて投げて以降、中６日での登板が続いており、シーズン前の最終登板は中５日で２０日の巨人戦（東京ドーム）に臨む。小山投手コーチは「中４日も（米大リーグで）経験している。特に心配はしていない」と説明した。 　また、１４日の試合は２番手でドラフト１位・早川隆久投手（２２）＝早大＝が４イニングを投げる予定。新人右腕は実戦４度目の登板を控え、ブルペンでのキャッチボールなどで調整した。（広岡浩二）

◆ＤｅＮＡは楽天とのオープン戦（静岡）が２日連続で降雨中止となり、室内練習場で全体練習を行った。先発予定だった浜口遥大投手（２５）は開幕投手が有力となる中、１４日に２番手以降でスライド登板。同日は平良拳太郎投手（２５）が先発する。 　２６日からの巨人との開幕カード（東京ドーム）での先発が有力な平良は「しっかり自分の投球ができるようにしたい」と気合を入れた。４回２失点だった前回６日のオリックス戦（横浜）から中７日。「真っすぐがよくなってきている」と修正して臨む。 　２年ぶりの開幕ローテ入りを目指す京山も登板予定だ。相次ぐ中止で先発陣の調整が難しくなるが、三浦監督は「天候ばかりは仕方ない。（シーズンに向けた）いい練習になる」と前向きに捉えた。（箭内桃子）