DeNA(☆5対1★)オリックス =オープン戦1回戦(2021.03.05)・横浜スタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ORIX
0000001001630
DeNA
03000011X5801
勝利投手:京山 将弥(1勝0敗0S)
敗戦投手:山本 由伸(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】嶺井 博希(1号・2回裏3ラン)

  DAZN
チケットぴあ DeNA戦チケット予約 ORIX戦チケット予約
◆DeNAは、先発・京山が4回3安打無失点の好投。開幕ローテーション入りへ、順調な仕上がりを見せた。対するオリックスは、開幕投手に内定している山本が先発。5回5安打3失点と、両先発で明暗が分かれる結果となった。

◆開幕投手を務めるオリックス山本由伸投手(22)が今季初めてオープン戦に登板し、5回3失点で投げ終えた。2回に三塁・福田の失策と与四球で一、二塁のピンチを迎え、嶺井に153キロ速球を中堅への3ランにされた。 2月17日の紅白戦は2回、同27日のソフトバンクとの練習試合は3回を無失点に抑えてきた。実戦3試合目で初失点となったが、3回以降は相手打線に得点を許さなかった。最速は154キロをマークした。

◆開幕投手を務めるオリックス山本由伸投手(22)が今季初めてオープン戦に登板し、5回3失点だった。2回に三塁・福田の失策と四球で一、二塁のピンチを迎え、嶺井に153キロ速球を中堅への3ランにされた。 2月17日の紅白戦(宮崎市清武)は2回、同27日の練習試合・ソフトバンク戦(同)は3回を無失点に抑えてきた。実戦3試合目で初失点となったが、3回以降は得点を許さなかった。最速は154キロをマークした。 山本は嶺井に浴びた3ランについて「セットポジションに変わって、外のストレートだったんですけど、一番だめなちょっと抜け気味のシュートで、真ん中に入るボールだったので。そういうボールが、シーズン始まると危険な1球になる。今、打たれてよかったと思います」と反省を込めて被弾を振り返った。

◆DeNA牧秀悟内野手がオープン戦初打席で安打を放った。 初回の初球、山本の151キロカットボールをピッチャー返しで中前に運んだ。「本拠地で初打席の初球から打ちにいけたことは、すごく良かった。山本はすごくいい投手で、同級生でもあり意識したが、何とかヒットを打てて良かった」。一塁守備ではベースカバーの投手京山と息が合わない場面もあったが、居残りで練習に励んだ。

◆オリックス山本由伸投手(22)と頓宮裕真捕手(24)が、26日の西武との開幕戦(メットライフドーム)で「ご近所バッテリー」を組む可能性が高まった。 この日は2回1死で迎えた細川に対し、3球連続カーブの配球で三塁へのゴロ(記録は失策)を打たせた。山本は「頓宮さんのアイデアでそうなりました」と明かすなど、公式戦の準備をにおわせた。2人は岡山・備前市の実家が隣同士で、そろって「びぜん特別観光大使」に任命された。幼なじみのバッテリーがチームの開幕連敗を9で止めるか。

◆DeNA嶺井博希捕手が、オリックスの剛腕、山本由伸の153キロ直球を中堅左へ本塁打とした。8番捕手で出場。2回1死一、二塁で迎えた第1打席。2球目を豪快にバックスクリーン左へ運んだ。 「打ったのはストレートです。得点圏にランナーがいたので積極的にいきました。先制することができうれしいです。守備も頑張ります!」とコメントした。

◆DeNAのドラフト2位ルーキー牧秀悟内野手(22=中大)が剛腕のオリックス山本由伸を打った。 本拠地初登場となった第1打席、初球の151キロカットボールを中前にはじき返した。「プロ初安打」をパ・リーグを代表する右腕からマークした。 牧は3番一塁で先発。アニメ「スラムダンク」で使用されたWANDSの曲「世界が終るまでは...」に乗って登場し、いきなり結果を残した。神奈川県が舞台の同アニメには「牧紳一」と同姓のキャラクターが登場するため、使用を検討していた。 4回表には守備で珍プレーを見せた。吉田正の一塁ゴロを処理した際、一塁ベースカバーに向かってきた投手京山にトス。しかし、牧の方が一塁に近かったため、京山が捕球したボールを牧にトス。ボールの渡し合いという、バスケットボールのような珍プレーとなった。

◆DeNA三浦大輔監督(47)が初リクエストを行った。 5回1死一、三塁、一塁走者の神里和毅が二盗を試みた。タッチアウトの判定にリクエスト。リプレー検証の結果、アウトのままとなった。

◆DeNA三浦大輔監督が就任初のリクエストを行った。5回1死一、三塁、神里和毅外野手が二盗を試みたがアウトの判定。リクエストでのリプレー検証でも判定は変わらなかった。 「制度がある限り、微妙なところでは使っていく」と話した。

◆DeNA三浦大輔監督(47)が、オープン戦初戦となる本拠地横浜スタジアムでのオリックス戦に勝利した。3番に入れたドラフト2位牧秀悟内野手(22=中大)が初回に剛腕山本から安打を放てば、5年目の京山将弥投手は4回無失点。「番長チルドレン」がチーム今季初の有観客試合を彩った。 帰ってきたハマの番長が、3545人の観客から拍手を受けた。三浦監督は「久しぶりにお客さんの前で試合ができて雰囲気が違った。プロ野球人として気持ちが変わった」。だが、オープン戦では勝利の喜びに浸れない。牧から1度は受け取ったウイニングボールをベンチに戻した。「どっか行ったんじゃないか。シーズンが始まってから味わえる」と締め直した。 投打に抜てきした若手が光った。正一塁手候補のソトら外国人の来日が遅れ「3番でどういう打撃をするか」とテストした新人牧は、初打席の初球で山本の151キロカットボールを中前打。「用意ドンであれだけ振れて、コンタクトできるのは牧のいいところが出た」と評価した。その後は3三振に一塁守備でミスもあったが「経験の浅さは出たが、練習して」と今後の成長を見込んだ。 昨年はファームで指導した京山は、最速150キロの直球を軸に4回3安打無失点と好投した。対外試合は10イニング連続無失点。三浦監督は「ストライク先行できるようになって、自分のボールに自信を持てるようになった」と成長と開幕ローテーション入りへの前進を認めた。投手も新外国人ロメロ(ツインズ)らの来日が未定。投打に若い現有戦力を伸ばし、不安を払底する。【斎藤直樹】 ▽DeNA嶺井(山本の153キロ直球を中越え3ラン) 本当にいい投手なのでとにかく積極的にいこうとした結果。タイミングをうまく取ることを意識している。一番速いボールに差し込まれないように。 ▽DeNA風張(ヤクルトから移籍後初登板) ベイスターズに入って初の1軍登板で緊張しましたが、自分を奮い立たせて投げた。

◆オリックス・山本由伸投手(22)がDeNA戦に先発し、5回を投げ、5安打3失点。嶺井にバックスクリーン左へ3ランを浴び、失点はしたが、収穫を口にした。  「いろいろ試しながら投げるので、(シーズン中とは)変わる部分もたくさんあった」  150キロ超の直球を軸に、キレ味のある変化球を披露。二回1死では細川に対し、3球続けてカーブを投じ「そういう配球も1試合1人、入っているかどうかわからないですけど、(バッテリーを組んだ)頓宮さんのアイディアで」と説明。カーブもスライダー気味のものや大きく変化するものを投げ分けるなど、この時期だから出来ることを試した。  今後は自身初の開幕投手(26日、西武戦、メットライフ)に向け、調整。「開幕に向けて自信を持って(マウンドに)上がれるように」と力を込めた。

◆三浦大輔監督(47)がオープン戦初戦を快勝で飾った。先発ローテ入りを目指す京山が、4回無失点の好投。女房役の嶺井も中越え3ランでスタメン起用に応えた。  「久しぶりにお客さんも入って、やっぱり雰囲気も違う。野球人として気持ちもまた変わって、非常に良かったと思います」  3545人の待ちわびたファンに白星を届けた指揮官。試合後には牧から記念球を手渡され、一時は受け取ったものの「ベンチに戻って返しました。もうどっかいったんじゃないですかね。オープン戦なので。シーズン始まってから初勝利は味わえる」と語った。

◆DeNAに新加入した風張が2番手で登板し1回無失点だった。安打と死球でピンチを招いたが、遊撃手の大和の好守もあり併殺で脱し「DeNAに入って初の1軍マウンドで緊張はしたが、自分を奮い立たせて投げられた」と安堵した。  ヤクルトを戦力外となり、12球団合同トライアウトを経て入団。2018年に53試合に登板した実績があり、新天地でも救援で1軍生き残りを目指す。初登板では自慢の速球が最速144キロにとどまり、三浦監督は「緊張もかなりあったのかなと思って見ていた」と笑った。

◆DeNA・三浦大輔監督(47)がオープン戦初戦を快勝で飾った。先発ローテ入りを目指す京山が4回無失点の好投。女房役の嶺井も中越え3ランでスタメン起用に応えた。  「久しぶりにお客さんも入って、やっぱり雰囲気も違う。野球人として気持ちもまた変わって、非常に良かったと思います」  3545人の待ちわびたファンに白星を届けた指揮官。試合後にはD2位・牧(中大)から記念球を手渡され、一時は受け取ったものの「ベンチに戻って返しました。もうどっかいったんじゃないですかね。オープン戦なので。シーズン始まってから初勝利は味わえる」と語った。

◆DeNAの嶺井がオリックスの開幕投手の山本から3ランを放った。二回に153キロの直球を捉えてバックスクリーン左へ運び「いい投手と分かっていた。積極的にいこうと思った」とうなずいた。  正捕手を伊藤光、戸柱、若い山本と激しく争う中、オープン戦初戦の先発マスクを託されて持ち味の打撃でアピールした。それでも欲はなく、好投した京山や風張、飯塚の名を挙げ「自分が出るときに投手がいいアピールをしてくれれば。1軍に割って入ってほしい」と女房役に徹していた。

DAZN