1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
勝利投手:小島 和哉(1勝0敗0S) (セーブ:フローレス(0勝0敗1S)) 敗戦投手:山﨑 福也(0勝1敗0S) |
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◆オリックスは、2番手・能見が2回無失点3奪三振。ベテラン左腕が今季から本拠地となる京セラD大阪で力強い投球を披露した。一方のロッテは、菅野がマルチ安打を記録。定位置確保に向けてバットで結果を残した。
◆ロッテ3年目左腕の小島和哉投手は、オープン戦初先発で3回3安打無失点と好投した。 「いつもしない攻め方をしようと。シーズンに入ったら相手も研究してくるので」と、オリックス・ジョーンズには勝負球のチェンジアップを使わず、7球直球のみで見逃し三振に。また緩急をつけて7回以上を投げきるため、緩いカーブも試した。先発ローテに当確しており「今は0点にこだわるより、投げている球を確かめる時期。結構収穫があった」と話した。
◆守備だけじゃない!ロッテのドラフト3位、小川龍成内野手(22=国学院大)がオープン戦2試合で3盗塁を決めた。 オリックス戦に途中出場すると、四球で出塁した9回に二盗に成功。前日の同対戦でも代打で出場し、2打席で2安打2盗塁とフル回転した。「しっかり塁に出て足を使えた。役割は果たせたかなと思う」と手応えを得た。 大学NO・1遊撃手として、ディフェンス力を売りに入団した。「もともと足に自信があって、そこに守備がついてきた形」。50メートルを5秒9で走り、ベースランニングは部内1位。1年時には代走要員でベンチ入りしていた。快足こそ武器と自覚している。 新外国人エチェバリアの来日見通しが立たず、藤岡と定位置を争う中、日に日に存在感を増している。開幕スタメンも「もちろん頭の中にはある」という。「持ち味を出せば評価される。守備やスピード面を生かしてやっていきたい」。今後も主力が1軍に合流してくる。生き残ってみせる。
◆先発したオリックス山崎福也投手は4回4安打2失点と結果を残し、開幕ローテーション入りへ前進した。 緩急を生かした投球が持ち味で「カーブを投げたい意識はあった。初回は反省ですね。(2つの)四球が余計だったので、なくしていきたい」。中嶋監督は「(候補の)何人かのうちの1人に入ると思う」と先発ローテ入りを期待した。
◆能見さんフル回転! オリックス能見篤史投手兼任コーチ(41)が、降板後もブルペンに向かうことを明かした。この日はロッテ戦に2番手で救援登板。予定の2回を1安打無失点に抑えた。ベンチでハイタッチを交わした後は「またブルペンに戻るだけです。僕はアイシングしないタイプなので」と涼しげに笑った。 コーチとしては基本的にブルペンを担当予定。報道陣からブルペンの電話係も務めるのかと問われると「はい! 全然! どっちも肩書があるので。僕が電話を取って『次、行くよ!』と伝えます。(伝えるのは)準備と心構えですね」。二刀流への決意を示した左腕は、投手としての準備も順調に進んでいる。 本拠地・京セラドーム大阪での初マウンド。「気持ちの高ぶりがあった。新しい環境で、ファンの方の前で投げるのは初めてだった」。ポーカーフェースを貫いたが「気持ちを抑えながら投げました」と振り返った。これで実戦3試合で計6回を無失点。最速142キロの投球に、中嶋監督は「パ・リーグを見ながら投げている。打者を見た投球ができている。(起用法は)決まってないよ」。今後は先発、救援を両にらみした調整となりそうだ。 場内を沸かせた登場曲、GReeeeNの「刹那」は「オリジナルで作ってもらったものなので」と継続して使用する。プロ17年目。コーチ兼任になっても、能見を信じるだけだ。【真柴健】
◆能見さんフル回転! オリックス能見篤史投手兼任コーチ(41)が、降板後もブルペンに向かうことを明かした。この日はロッテ戦に2番手で救援登板。予定の2回を1安打無失点に抑えた。ベンチでハイタッチを交わした後は「またブルペンに戻るだけです。僕はアイシングしないタイプなので」と涼しげに笑った。 コーチとしては基本的にブルペンを担当予定。報道陣からブルペンの電話係も務めるのかと問われると「はい! 全然! どっちも肩書があるので。僕が電話を取って『次、行くよ!』と伝えます。(伝えるのは)準備と心構えですね」。二刀流への決意を示した左腕は、投手としての準備も順調に進んでいる。 本拠地・京セラドーム大阪での初マウンド。「気持ちの高ぶりがあった。新しい環境で、ファンの方の前で投げるのは初めてだった」。ポーカーフェースを貫いたが「気持ちを抑えながら投げました」と振り返った。これで実戦3試合で計6回を無失点。最速142キロの投球に、中嶋監督は「パ・リーグを見ながら投げている。打者を見た投球ができている。(起用法は)決まってないよ」。今後は先発、救援を両にらみした調整となりそうだ。 場内を沸かせた登場曲、GReeeeNの「刹那」は「オリジナルで作ってもらったものなので」と継続して使用する。プロ17年目。コーチ兼任になっても、能見を信じるだけだ。【真柴健】
◆ドラフト6位ルーキー阿部(日本生命)がオープン戦初登板から持ち味を存分に示した。3番手で七回を三者凡退。勢いよく投げ込む直球は伸びがあり、落ちる球も効果的で、2三振を奪い「真っすぐで空振りが取れたのは大きい収穫」と満足そうに振り返った。 本拠地の京セラドーム大阪はアマチュア時代にも経験しているが「初めてオリックスのユニホームで投げて、いい意味で緊張感があった」。28歳だけに1年目から勝負という気持ちは強く、フォークボールとスプリットをうまく使い分けたいという。開幕1軍を目指し「アピールする立場。打者としっかり勝負して結果を残したい」と意欲的だった。
◆ロッテは小島が3回無失点と危なげなく、開幕ローテーション入りへ前進した。4番起用が続く山口は力強く二塁打。オリックスは阪神から移籍の能見がテンポよく低めに決め、2回無失点。新人の阿部が1回無失点、2奪三振と光った。
◆ロッテのドラフト3位・小川龍成内野手(22)=国学院大=が六回に代走で途中出場し、九回に四球で出塁後に二盗を成功させた。2日のオリックス戦(京セラ)に代打で出場し、2打数2安打2盗塁。2試合で3盗塁と持ち味を発揮した。 「足でかき乱すのが自分の役割です。塁に出て走って、自分の役割を果たせている」 50メートル5秒9の俊足を生かし、存在をアピールした。ルーキーイヤーに新外国人のエチェバリア、藤岡らとショートのレギュラー争い。エチェバリアがコロナ禍のため来日未定の状況下、オープン戦2試合でチャンスを生かした。 井口監督は「キャンプからスピードにもアジャストしてきている。いろんな意味で慣れてきて、非常にいい動きをしている。守備範囲もかなり広く、思った以上に足も動いているし、盗塁に関しても積極的に進めている。引き続き、レギュラー目指してアピールしてほしい」と今後の活躍に期待した。 小川は「少ないチャンスでアピールしていくことしか考えていない。その結果、開幕1軍だったり開幕スタメンにつながってくると思うので、目の前のことに集中していきたい」と言葉に力を込めた。
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