ロッテ(★4対7☆)日本ハム =リーグ戦24回戦(2020.11.09)・ZOZOマリンスタジアム=
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日本ハム
1201010027902
ロッテ
40000000041101
勝利投手:加藤 貴之(4勝2敗0S)
(セーブ:杉浦 稔大(7勝5敗1S))
敗戦投手:フローレス(2勝2敗0S)

本塁打
【日本ハム】清水 優心(3号・2回表2ラン),大田 泰示(14号・9回表2ラン)
【ロッテ】井上 晴哉(15号・1回裏2ラン)

  DAZN
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◆日本ハムは1点ビハインドで迎えた4回表、清水の適時打で同点とする。そのまま迎えた6回には、西川の適時二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、最後を締めた6番手・杉浦がプロ初セーブ。一方のロッテは、引退試合を迎えた細川が8回に代打で出場。9回にはキャッチャーの守備につき、現役最後の試合を終えた。

◆日本ハム中田翔内野手(31)が先制タイムリーを放った。 1回1死一、三塁の好機で、先発石川の初球を中前へはじき返す一打。「(打ったボールは)カットボールかな。甘いボールが来たら初球からでも打ちにいこうという気持ちでした。ホームランというよりは、この後もいつも通り打点重視でいきたい」とコメントした。 これでリーグトップを走る打点を108へと伸ばした。リーグトップ楽天浅村に1本差へと迫っている本塁打にもこの後の打席で期待がかかる。

◆ロッテ井上晴哉内野手(31)の激走三塁打が、会心本塁打に変身した。 2-1の1回2死一塁。日本ハム上原相手に粘り、9球目の146キロを捉えると右翼ポール際へ。打球は跳ね返ってグラウンドに戻り、巨体の井上が激走。「入ったか分からなかったので、とにかく全力で走りました」。今季初、自身プロ通算4本目の三塁打になった...かと思われた。 すると、自軍ベンチから井口監督が球審にリクエストを要求。結果、スタンドに入ってからの跳ね返りと判定され、めでたく今季15号の2ランになった。 三塁上に待機した井上は、本塁打判定で再スタート。スタジアムの注目を集める中、5秒かけて本塁へ走り、4点目のホームイン。ベンチ前での恒例"ごっちゃし"ポーズには、本日をもって引退する細川亨捕手(40)が、親方のように寄り添った。殊勲の弟子は「細川親方に一緒にやってもらえてうれしかったです」と感服していた。

◆日本ハム清水優心捕手(24)が3号2ランをかっ飛ばした。 3点を追う2回無死一塁で石川の139キロ変化球をとらえ、左越えにたたき込んだ。1点差に迫る1発に「(打ったボールは)シュート。インコースのボールにうまく腕をたたんで打つことができました。シーズン最終戦、なんとか勝ちたいのでこの後も集中してプレーします」。 清水の本塁打は9月22日西武戦(メットライフドーム)以来となった。

◆日本ハム清水優心捕手(24)が同点タイムリーを放った。 1点を追う4回1死三塁。カウント2-2から、2番手中村稔の5球目131キロ変化球を右前へと運び、試合を振りだしに戻した。今季初の3打点をマークし「谷口さんがいい走塁で三塁まで行ってくれたので、少し気持ちが楽になりました。2ストライクと追い込まれていましたが、食らいついて打つことができてよかったです」と喜んだ。

◆今季最終戦の先発を託された日本ハム上原健太投手(26)が、3回4失点でマウンドを降りた。 立ち上がりから不安定だった。1回、先頭の藤原にいきなり四球を与えるなどボール先行が目立つ投球。1死二、三塁から安田に同点の左犠飛、続く中村奨に内野安打を打たれ勝ち越されると、井上には右翼ポール際への2ランを浴びた。 2回と3回はともに無得点に抑えたが、毎回走者を背負う投球。3回7安打4失点に「初回のフォアボールがこのピッチングになった原因だと思います。シーズン最終戦のマウンドを任せてもらったにも関わらず、こういう結果になってしまい悔しい気持ちです」と話した。

◆日本ハム西川遥輝外野手(28)が勝ち越し打を放った。 4-4の6回2死三塁。3番手フローレスに対し、ファウルで粘るなど、カウント3-2として迎えた10球目、136キロ変化球を右翼線へ運ぶ適時二塁打とした。この試合初めてリードを奪い「この1点を必死に守ります」と気を引き締めた。

◆今季で現役引退するロッテ細川亨捕手(40)が、現役最後の打席に立った。 8回2死、井上の代打で登場。温かい拍手に送られた通算3907打席目は、バスター打法で日本ハム堀と対戦。今季は2軍でも打席機会がなく、2020年の初打席だった。結果はカウント2-2からの5球目直球をスイングし、空振り三振。捕手石川亮、堀に一礼し、石川亮からはボールを受け取った。 細川はそのまま防具をつけ、9回の守備へ。16歳年下の小野とバッテリーを組んだ。本塁打王を狙う日本ハム中田には直球を3球続け、中飛に打ち取った。しかしその後、大田に2ランを被弾。イニングを終えると、苦笑いを浮かべながらマスクを外した。

◆1点先制されたロッテは初回、井上の15号2ランなど4得点で逆転。日本ハムは2回、清水の3号2ランですぐに追い上げた。 日本ハムは4回に同点とし、6回に西川の適時打で勝ち越した。本塁打王を狙う中田は、7回の第4打席まで単打1本のみ。 日本ハムはそのまま逃げ切った。加藤が4勝目。杉浦がプロ初セーブ。日本ハムは借金9の5位、ロッテは貯金3の2位でレギュラーシーズンを終えた。フローレスが2敗目。

◆ロッテは9日、細川亨捕手(40)の現役引退を発表した。現役19年間で西武、ソフトバンク、楽天、ロッテとパ4球団を渡り歩いた。この日の日本ハム戦で通算1428試合目の出場を果たした。 8回に代打で登場し「変にこちょこちょいくよりも、バスターで本塁打狙っていこう」と強振したが空振り三振。9回にはマスクをかぶり、大田に2ランを許し苦笑いを浮かべた。「こんなに長くプロの世界でやれるとは思ってもいませんでした」と現役生活を振り返り、最後は「おなかいっぱいです」と笑った。今後は未定。 また、球団は大谷智久投手(35)に来季構想外を通知したことも発表した。大谷は現役続行を希望している。

◆日本ハムが連敗を4で止めた。3-4の4回に清水の適時打で追い付き、6回に西川の適時二塁打で勝ち越した。9回に大田の2ランで加点した。2番手の加藤が4勝目。ロッテは1回に4点を挙げたが逃げ切れず連勝が3で止まった。 打点王をほぼ確実にしている日本ハム中田は、5打数1安打だったが本塁打は出ず、32本塁打の楽天浅村にあと1本及ばず本塁打王はならなかった。 8回裏にはこの日現役引退を表明したロッテ細川が代打で登場。名物ウグイス嬢の「亨・細川」のアナウンスに球場は沸いた。現役最後の打席を空振り三振で終えた細川は、そのまま捕手として9回表の守備についた。 試合終了後、細川への花束贈呈と胴上げがおこなわれた。

◆日本ハム中田翔内野手の打撃2冠獲得はならなかった。 1回の第1打席で石川の初球を振り抜き中前適時打。打点を108まで伸ばし自身3度目の打点王獲得も、32本塁打の楽天浅村にあと1本及ばず初の本塁打王はならなかった。「最後の方はファンのみなさんの拍手だったり、ああいうのですごく個人的にも気合は入っていたのですけど、なかなかうまいこといかなかったですね」と振り返った。

◆来季続投が基本線となっている日本ハムの栗山英樹監督は今季最終戦を勝利で締め、就任9年目のシーズンが終わった。 2年連続で5位に終わり「この経験を必ず選手たちは次に生かしてくれる」と前を向いた。来季へ向けて「ある程度、数字が自分なりに出た人と、そうでない人がはっきりしてしまった」とチーム力の底上げを来季への課題の1つに挙げた。

◆ロッテが60勝57敗3分けでシーズンを終えた。井口資仁監督は「ケガ人が非常に多くて」と振り返り「後半は球団にいい補強をしてもらって、後ろがしっかりしたというのがドシッと構えられたところ」と沢村らの加入で2位を守ったことを喜んだ。 14日からソフトバンクとのCSが始まる。「2位で変なプレッシャーもないと思います」と意気込んだ。

◆日本ハムで今季主将を務めた西川遥輝外野手(28)が、今オフにポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦する意向であることが9日、分かった。最終戦のロッテ24回戦(ZOZOマリン)は1番中堅でフル出場し、6回に右翼線へ決勝打を放った。また有原航平投手(28)も昨オフに表明したメジャー希望の決意に変わりがないことを明かし、ともに球団から容認されれば、投打のキャプテンが一気に流出する。試合前の円陣。声出し役を担った西川は「勝ちを、もぎ取りましょう。さぁ行こう」と仲間を鼓舞した。同点の6回2死三塁、10球粘って右翼線へ決勝の適時二塁打。今季最終戦を勝利で飾り、主将を務めた10年目のシーズンを終えた。 昨オフに表明したメジャー挑戦への思いを、あらためて具体的に明かした。 西川 いろいろ考えている最中です。いろんな候補がありますけど、第一は、そう(今オフにメジャー挑戦)やって考えています。それは、ぶれずに1年間やってきたので、その夢は持ち続けています。 ポスティングシステムを利用してのメジャー移籍を最優先にしている。 コロナ禍による異例の過密日程で「なかなかしんどかった」という今季だが、4年ぶりに打率3割超えをマーク。盗塁も23試合少ない120試合制で2年ぶり4度目となる40盗塁を超えた。「これで優勝できていれば本当に満足のいくシーズンだった」。5位という順位は悔しがったが、どんな状況下でも成績を残せる強さを示し、チームをけん引した。 米球界もコロナの影響を受け、移籍市場は先行きが不透明な部分がある。「全然、分からないです、そこは僕も。むしろ僕が知りたい。異例のシーズンなんで、どうなるか分からないが、不安もあるし、期待も。楽しみにしたいとは思う」。冷静に受け止めたが、すでに現地メディアでは名前が紹介されており、注目も集まりつつある現状だ。 7月22日には国内FA権も取得している。日本ハム残留を含め、最終結論は近日中に球団へ伝える見通しだが、最も思いが強いポスティング申請を要望して球団から容認されれば、夢へ1歩近づくことになる。

◆日本ハム中田翔内野手(31)は、ロッテ戦(ZOZOマリン)で待望の1発は出ず、自身初の本塁打王には届かなかった。 9回にまわった5打席目は中飛。「最後の方はファンみなさんの拍手だったり、ああいうのですごく個人的にも気合は入っていたのですけど、なかなかうまいこといかなかったですね」。それでも1回に中前適時打を放ち、108打点で3度目の打点王を獲得した。 プロ13年目、120試合に縮小された今季。シーズン序盤は無観客試合だった、ファンの存在が支えになっていた。「声が出せない中で大きな拍手をもらったり、そのおかげというか、それで最後まで頑張れたといっても過言ではないくらい、ファンのみなさんの力は自分にとって大きかった」と話す。 栗山監督は「惜しかったなあ。俺も翔と同じくらい悔しいよ」。中田は「球団に(札幌ドームの)フェンスの高さについて、文句を言わせてもらおうかなと。あれで10本損しているんで」と報道陣を笑わせたが、「来シーズンに向けてレベルアップしていきたい」と気持ちを切り替えた。 ▽日本ハム大田(9回の今季最終打席で14号2ラン)「マジで良かったです。(今季は)最初にもっと貢献していれば勝っている試合はあった。レギュラーとして責任を感じる」 ▽日本ハム杉浦(9回に登板。3点リードを守ってプロ初セーブ)「1つセーブを挙げられたのはうれしい。(守護神の役割は)魅力は感じています」

◆日本ハム近藤健介外野手が出塁率4割6分5厘で2年連続の最高出塁率に輝いた。 この日は欠場したが「去年に比べたら打撃の調子は全然良かった。四球より打って塁に出ようという気持ちを常に持ってやれたのが、打率も出塁率も上がっている要因なのかなと思う」。打率は3割4分で首位打者に届かなかったが、昨季から3分8厘アップ。来季は「チームの勝ちと自分の成績が比例して喜べるシーズンにしたい」と話した。

◆井口ロッテが、初めてクライマックス・シリーズ(CS)進出を決めた。連投を避けたリリーフ陣の起用が効いた。コロナ感染の直撃を受けながらも、なんとか逃げ切れたのは、そういった「密」を避けながらシーズンを戦ってきた効果が、最後に現れたとも言えるのではないだろうか。 井口監督といえば、現役時代から密を避けるのがうまかった。毎試合後、たいていが一番風呂。さっと入って1番に球場を後にした。湯船に先客がいるときなどは、シャワーだけで済ませて帰る時もあった。キャンプ中、早朝からのウエート・トレーニングをチームに持ち込んだのも井口。「練習後だとウエート場が混んでるから」と早起きをいとわなかった。 独特の思考がある。あるハンバーガーチェーン店のナゲットに異物が混入したニュースが、世間を騒がせたことがあった。当時、そのチェーンへの客足は著しく減ったと聞く。だが、井口は違った。「今ならお店の人たちは、絶対にそんなことがあってはならないって、いつも以上に気を付けると思うんですよ」と、ナゲットを買いに行った。 根底にあるのは独自の判断基準による合理性か。コロナ禍の特殊な環境下ならば、そのマネジメント能力は平時以上に必要とされる。14日から始まるソフトバンクとのCS。井口監督の手腕が、楽しみでならない。【14年ロッテ担当=竹内智信】

◆公式戦残り1試合で本塁打を放つと、自身初の2冠王となる日本ハム・中田翔内野手(31)が、定位置の「4番」でスタメン出場する。守備には就かずDH。  栗山英樹監督(59)は「打順はいろいろ考えた結果、翔はきょう4番だよ。本人がやっぱり打ちやすいところあるみたいで」と打順を上げて打席数を増やすことをせず、自然体で臨ませる。  試合前の時点で107打点の中田は、4年ぶり3度目の打点王をほぼ確定させている。本塁打王のタイトルを獲得すればプロ13年目で初。試合前は通常通りの打撃練習で汗を流した。  近藤健介外野手(27)はあえて出場せず。試合前の時点でリーグトップの出塁率(・465)をキープしており、2年連続の最高出塁率をほぼ確定させた。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が一回1死一、三塁から中前適時打を放ち、1打点を挙げて今季108打点とした。  中田は既に4年ぶり3度目の打点王をほぼ確定させている。残り1試合で1本塁打を放つと、リーグトップの楽天・浅村に32本塁打で並び、自身初の2冠王となる。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が3-4で迎えた三回1死からの2打席目で、ロッテ2番手・中村稔と対戦して空振り三振に倒れた。  一回1死一、三塁で迎えた1打席目は、ロッテ先発・石川から中前適時打。1打点を挙げ、今季108打点とした。  中田は既に4年ぶり3度目の打点王をほぼ確定させている。残り1試合で1本塁打を放つと、リーグトップの楽天・浅村に32本塁打で並び、自身初の2冠王となる。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が4-4で迎えた五回1死二塁からの3打席目で、ロッテ2番手・中村稔と対戦して四球で出塁した。  一回1死一、三塁で迎えた1打席目は、ロッテ先発・石川から中前適時打。1打点を挙げ、今季108打点とした。  3-4で迎えた三回1死からの2打席目は、ロッテ2番手・中村稔と対戦して空振り三振に倒れた。  中田は既に4年ぶり3度目の打点王をほぼ確定させている。残り1試合で1本塁打を放つと、リーグトップの楽天・浅村に32本塁打で並び、自身初の2冠王となる。

◆ロッテの井上が2-1の一回2死一塁で、右翼ポール際に15号2ランを放った。打球がフェアグラウンドに跳ね返り、三塁まで懸命に走ったが、リプレー検証の末に本塁打に覆った。11月に入って最初の一発を「監督がリクエストしてくれたおかげ」と喜んだ。  ベンチ前に戻ると、引退試合に臨んだ細川とともに、大相撲の力士が手刀を切って懸賞金を受け取る姿をまねたパフォーマンスを披露。ともに体重100キロを超える巨漢で「細川親方に一緒にやってもらえてうれしかった」と冗談めかした。  10月以降は打撃不振に苦しみ、チームが優勝を逃す要因の一つとなった。クライマックスシリーズ(CS)進出が決まった8日には「自分を信じてやっているのが、打球に出てきたかな」と復調の手応えを口にしていた。短期決戦に向けて、景気づけの一発となるか。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が5-4の七回無死一塁で迎えた4打席目で、ロッテ3番手・フローレスと対戦して左飛に倒れた。  一回1死一、三塁で迎えた1打席目は、ロッテ先発・石川から中前適時打。1打点を挙げ、今季108打点とし「打ったのはカットボールかな。甘いボールが来たら、初球からでも打っていこうという気持ちでした。ホームランというよりは、いつも通り打点重視でいきたい」と話した。  3-4で迎えた三回1死からの2打席目は、ロッテ2番手・中村稔と対戦して空振り三振。4-4で迎えた五回1死二塁での3打席目は、中村稔から四球で出塁した。  中田は既に4年ぶり3度目の打点王をほぼ確定させている。残り1試合で1本塁打を放つと、リーグトップの楽天・浅村に32本塁打で並び、プロ13年目で自身初の2冠王となる。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が5-4の九回1死一塁で5打席目を迎え、ロッテ5番手・小野と対戦して中飛に倒れた。  一回の1打席目はロッテ先発・石川から中前適時打。1打点を挙げ、今季108打点とした。三回の2打席目は空振り三振、五回の3打席目は四球、七回の4打席目は左飛だった。  中田は4年ぶり3度目の打点王を確定させている。ロッテとの今季最終戦で1本塁打を放つと、リーグトップの楽天・浅村に並ぶ32本塁打。プロ13年目で自身初の2冠王だったが、九回終了時で本塁打なしに終わった。

◆日本ハム・中田翔内野手(31)が5-4の九回1死一塁で5打席目を迎え、ロッテ5番手・小野と対戦して中飛に倒れた。今季最終戦で本塁打は出なかった。  一回1死一、三塁で迎えた1打席目は、ロッテ先発・石川から中前適時打。1打点を挙げ、今季108打点とした。  三回の2打席目は空振り三振、五回の3打席目は四球、七回の4打席目は左飛だった。  中田は4年ぶり3度目の打点王をほぼ確定させていたが、この日さらに1本塁打を放っていればリーグトップ32本塁打の楽天・浅村に並ぶところだった。自身初の2冠王はならなかった。

◆日本ハムが連敗を4で止めた。3-4の四回に清水の適時打で追い付き、六回に西川の適時二塁打で勝ち越した。九回に大田の2ランで加点した。2番手の加藤が4勝目。ロッテは一回に4点を挙げたが逃げ切れず連勝が3で止まった。

◆ロッテの細川が引退試合に臨んだ。八回に代打で出場し、九回にマスクもかぶった。最後の打席はバスター打法でフルスイングし、空振り三振で終え「意外とボールは見えていた。ホームランを狙っていった」と笑った。試合後に慣れ親しんだホームベース付近でナインに胴上げされた。  4球団を渡り歩き「ブルペンで投手の球を受けている時間が大好き」と言う生粋の捕手。捕手の後輩の田村や柿沼に積極的に助言し「あいつらどんどん質問してくるので。それに答えられなかったら、技量のない捕手になってしまう」と自負をのぞかせた。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
73425 0.635
(↑0.003)
優勝
(-)
0531
(+6)
389
(+2)
126
(+2)
99
(+1)
0.249
(-)
2.920
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
60573 0.513
(↓0.004)
14
(↓1)
0461
(+4)
479
(+7)
90
(+1)
87
(-)
0.235
(↑0.001
3.810
(↓0.03)
3
(-)
西武
58584 0.500
(↓0.004)
15.5
(↓1)
0479
(+2)
543
(+6)
107
(-)
85
(-)
0.238
(-)
4.280
(↓0.02)
4
(-)
楽天
55578 0.491
(-)
16.5
(↓0.5)
0557
(-)
522
(-)
112
(-)
67
(-)
0.258
(-)
4.190
(-)
5
(-)
日本ハム
53625 0.461
(↑0.005)
20
(-)
0493
(+7)
528
(+4)
89
(+2)
80
(+2)
0.249
(-)
4.020
(-)
6
(-)
ORIX
45687 0.398
(-)
27
(↓0.5)
0442
(-)
502
(-)
90
(-)
95
(-)
0.247
(-)
3.970
(-)