日本ハム(☆6対1★)オリックス =リーグ戦22回戦(2020.10.31)・札幌ドーム=
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ORIX
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日本ハム
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勝利投手:河野 竜生(3勝4敗0S)
敗戦投手:アルバース(4勝8敗0S)
  DAZN
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◆日本ハムは2回裏、谷内と西川の連続適時打で2点を先制する。その後3-1となって迎えた6回には、西川と杉谷の連続適時打で3点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・河野が6回1失点の好投で今季3勝目。敗れたオリックスは、投打ともに振るわなかった。なお、現役最終登板となった日本ハム・浦野は、7回に打者1人を空振り三振に抑えた。

◆オリックス吉田正尚外野手(27)が今季114試合目にして、初めてスタメンから外れた。 30日日本ハム戦(札幌ドーム)の5回の第3打席で右すね付近に自打球を受け、直後の守備でベンチに下がった。球団発表では大事を取っての交代で、アイシングなどの治療を行っていた。 ベンチ入り登録はされており、31日試合前練習では、最終組でフリー打撃を行い、試合出場に備えた。

◆27日に第2子(次女)が誕生した日本ハム谷内亮太内野手(29)が9番遊撃でスタメン出場し、2回に先制打を放った。 2死一、三塁の場面でアルバースのカーブを左前に運んだ。 次女誕生後は初スタメン出場&初打席で、いきなり結果を残した。「いいところに転がってくれました。みんながつないでくれたチャンスだったので、先制できてよかったです」と笑顔。さらに適時内野安打で続いた西川も「谷内さんサマサマです。谷内さんの流れで、谷内さんによって、ヒットになってくれました」と感謝。谷内の先制打から2点を先行した。

◆日本ハム浦野博司投手(31)が、札幌市内の球団事務所で引退会見を行った。「正直なところ、あまり実感はないです。辞めるんだという気持ちも、あまりないです。だから、明日からも、まだ野球をやるのではないかという気持ちでいます」と率直な心境を明かした。浦野の生きざまは、グラブに刻まれている。「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」。目的を果たすために、苦難に耐えて機会を待つことを意味する。「あまり前向きな意味ではないんだけどね。自分には合っていると思った」。グラブの裏に、こっそり刺しゅうした。プロ入り後は何度も、この言葉をかみしめた。 「呪われている」。2年目の15年、開幕3戦目の先発に内定も右肩痛で幻に。1年目のCS登板などが評価されつかんだ舞台に、立てなかった。「大役に縁がない。そういうのは(大谷)翔平とかが、やったほうがいい」。普段は積極的に年下を立て、笑顔で後ろに回る。この時ばかりは、言葉とは裏腹な思いがうずまいた。 大ケガを乗り越えた後は、満身創痍(そうい)で戦った。16年に右肩が壊死(えし)した状態のインピンジメント症候群を発症。自然治癒を選択した。復帰後は約2年ぶり勝利を挙げたが、心と体が追いつかない。「もう、みんなに忘れられているでしょ?」と言った。『目的を果たすために、苦難に耐えて機会を待つこと』も、限界が近づいていた。 耐え忍ぶ、厳しさを知った7年間。第2の人生は、笑顔で歩き始めてほしい。【日本ハム担当=田中彩友美】

◆自打球の影響で今季114試合目にして初のベンチスタートとなったオリックス吉田正尚外野手(27)が6回に代打で登場した。 30日日本ハム戦(札幌ドーム)の5回の第3打席で右すね付近に自打球を受け、直後の守備でベンチに下がった。球団発表では大事を取っての交代で、アイシングなどの治療を行っていた。 この日の試合前練習では、最終組でフリー打撃を行い、6回2死一塁で代打で登場。二ゴロに倒れたが、一塁まで全速力で走った。守備には就かず、直後の守備からベンチに退いた。

◆今季限りで現役引退する日本ハム浦野博司投手(31)が引退登板に臨んだ。 7回2死無走者の場面で登板。スタンドからの大きな拍手を受けてマウンドへ向かう時から、涙ぐんでいた。「マウンドに行くときから、いろいろと思い出して、自然と涙が出て泣いてしまいました」。投球練習中も、必死に涙をこらえながら準備した。 現役最後の対戦はオリックス松井佑。初球は143キロ直球でストライク。2球目はファウルで追い込むと、最後は得意球のフォークで空振り三振。ベンチへ引き揚げると、涙は止まらなくなった。「三振を取ってベンチに下がるときも、みんなが出迎えてくれて、前が見られなくなってしまいました」。顔をくしゃくしゃにしながら、現役最後の舞台を用意してくれた球団、首脳陣、チームメートに感謝するように、何度も頭を下げた。「すべてをぶつけて投げることができました」。プロ7年間の全てを出し尽くした、現役ラスト登板だった。

◆日本ハムは2回に5安打を集中。谷内、西川の連続適時打で2点を先制。先発のルーキー河野は3回を無安打と上々の滑り出し。 日本ハムは4、6回にも西川の適時打などで4点を加点。オリックスは6回に福田の中前適時打で1点を返した。 日本ハムは7回以降、小刻みな継投でオリックスの反撃を許さなかった。新人の河野が6回を3安打1失点に抑えて3勝目。オリックスのアルバースは8敗目。

◆10月27日に第2子となる次女が誕生したばかりの日本ハム谷内亮太内野手が、2安打1打点と奮闘した。 2回2死一、三塁で先制の左前適時打。アルバースのカーブを捉えた。「いいところに転がってくれました。みんながつないでくれたチャンスだったので、先制できて良かったです」。6回にも追加点につながる右前打を放った。

◆日本ハム西川遥輝外野手が4打数4安打3打点の大暴れで、今季9度目の猛打賞を記録した。 1回に右越え二塁打を放つと、1点を先制した直後の2回2死一、三塁では、追加点となる適時内野安打。4、6回にも得点圏に走者を置いて適時打を放った。「今年、札幌ドームでプレーできるのも(この日を入れて)残り2試合。かみしめてプレーしたい」と、神妙だった。

◆日本ハム河野竜生投手が6回3安打1失点で、8月6日西武戦(札幌ドーム)以来の3勝目をマークした。 「素直にうれしい」。5回2/3までは完全投球。11度目の先発で初めての無四球と、制球が安定していた。入団時の投球フォームを意識して調整したことが、プラスに働いた。「これまでふがいない投球をしていたので、勝てて本当に良かったです」と、ホッとしていた。

◆日本ハム浦野博司投手(31)が、涙の現役ラスト登板で7年間のプロ野球人生を全うした。オリックス22回戦(札幌ドーム)の7回2死、通算101試合目の最後のマウンドへ。投球前から目頭を熱くしながら、最後はフォークで空振り三振を奪った。チームも投打ががっちりかみ合う快勝で、誰からも愛された右腕のラストゲームを飾った。▽日本ハム栗山監督(引退登板の浦野に)「もう少し彼の力を引き出せなかった責任を感じている。彼の持っている素晴らしい人間性は、必ずここからさらに大きく人生が成長していくと思う。そこに関しては心配していない」

◆日本ハム浦野博司投手(31)が、涙の現役ラスト登板で7年間のプロ野球人生を全うした。オリックス22回戦(札幌ドーム)の7回2死、通算101試合目の最後のマウンドへ。投球前から目頭を熱くしながら、最後はフォークで空振り三振を奪った。チームも投打ががっちりかみ合う快勝で、誰からも愛された右腕のラストゲームを飾った。▽日本ハム中田「今日の投球を見たら、まだまだ勝負できるじゃんと思いながらも、彼自身が決断を下したわけですから。最後の最後は素晴らしい投球でホッとしたし、すごくうれしかった。(自分も)着々と引退が近づいているのは事実。僕自身、あと何年できるかは分からないけど、精いっぱい、悔いの残らないようやりたいと思った」 ▽日本ハム宮西「ケガを乗り越えて1軍に戻って来たり、苦労のプロ野球人生だったかもしれませんけど、よくここまで頑張ってきたと思う。先輩からも後輩からも好かれる人だった」

◆日本ハム浦野博司投手(31)が、涙の現役ラスト登板で7年間のプロ野球人生を全うした。オリックス22回戦(札幌ドーム)の7回2死、通算101試合目の最後のマウンドへ。投球前から目頭を熱くしながら、最後はフォークで空振り三振を奪った。チームも投打ががっちりかみ合う快勝で、誰からも愛された右腕のラストゲームを飾った。試合後には日本ハム浦野の引退セレモニーが行われた。プロ7年間の軌跡を振り返る映像が放映された後、アナウンスに促されて本塁付近へ。招待した家族も三塁側ベンチで見守る中、同学年の中田、同期入団の渡辺、18年まで日本ハムに在籍したオリックス中嶋監督代行、宮西、有原、上沢から花束を受け取った。目を潤ませた上沢は「プライベートでも仲良くしてもらったので寂しい。優しいけど、自分の芯も持っている大切な先輩だった」。最後はマウンド付近で7度、胴上げされた。

◆日本ハム浦野博司投手(31)が、涙の現役ラスト登板で7年間のプロ野球人生を全うした。オリックス22回戦(札幌ドーム)の7回2死、通算101試合目の最後のマウンドへ。投球前から目頭を熱くしながら、最後はフォークで空振り三振を奪った。チームも投打ががっちりかみ合う快勝で、誰からも愛された右腕のラストゲームを飾った。現役最後の登板の約6時間前、浦野は球団事務所で引退会見に臨んでいた。まだ、涙はなかった。信念を貫き、潔くユニホームを脱ぐ決意を、力強く言った。 浦野 「やれる、やれる」というのは誰もが思うこと。僕は、プロ野球は、そうではないと思っている。「やらなきゃいけないところ」。僕は、できなかった。試合で結果が出ず、1軍の力になれなかった。 今季は1軍昇格なし。直球も140キロ台後半が出なくなり、変化球のキレも鈍ったと感じていた。「結果が全てです」。2軍戦でも納得のいく投球ができず、引き際を決めた。 6時間後。7回2死無走者で出番が来た。「自然に涙が出ちゃいました」。最後だと思うと、気持ちが制御できなくなった。マウンドへ向かう途中から、視界がゆがんだ。「かみしめながら、投げていました」。初球は143キロ直球。2球で追い込むと、決め球のフォークで空振り三振。「もう泣くまい」と思ったが、振り返ると外野から大田、杉谷、西川が笑顔で駆け寄ってきた。「我慢できなくなった」。再び涙はあふれた。 野球人生の支えにしてきたのは、父が言った「ケガも実力のうち」という言葉。チームが日本一になった16年は右肩痛で登板なし。心が折れそうな時は何度もあったが「その言葉があったから、今までできた」。球団からは来季、チームスタッフとしての契約を要請される見通しだ。浦野は今後について「もう1回(現役を)やります...とは、言いませんよ」と笑った。そして「幸せな野球人生だったかな」。最後は笑顔で、区切りを付けた。【木下大輔】

◆日本ハム浦野博司投手(31)が、涙の現役ラスト登板で7年間のプロ野球人生を全うした。オリックス22回戦(札幌ドーム)の7回2死、通算101試合目の最後のマウンドへ。投球前から目頭を熱くしながら、最後はフォークで空振り三振を奪った。チームも投打ががっちりかみ合う快勝で、誰からも愛された右腕のラストゲームを飾った。 以下、一問一答。-引退を決断した経緯 浦野 今季はなかなか調子が上がらず、ファーム暮らしがずっとで。日々練習をしながら、試合で投げながら、なかなか結果が出なくて、思うようなプレーもできなくなっていた。1軍の戦力になれない、と引退を決意しました。 -家族の反応は 浦野 お疲れさまという言葉はもらったんですけど、最後に決めるのは自分だよとも言われた。(両親や妻の)本心はどうなんだろうか、と。まだまだ、やってほしいという気持ちは、ちょっとは伝わってきたので、そこはいろいろ悩みました。 -同僚に伝えた時の反応は 浦野 宮西さんには事前に『引退します』と報告した。『ここまでやってきたことが本当にすごいことだから誇りを持て』という言葉を頂きました。 -印象に残ることは 浦野 ケガとは言いたくない。いつも、ふと思い出すのは、1年目のクライマックスシリーズ(ファイナルステージ第1戦)で投げた試合です。9回に(ソフトバンク)松田さんに中前に打たれたのが、すごく印象に残っています。打たれたシーンだけ思い出しますね。

◆オリックス・アルバース投手が6回途中12安打6失点で8敗目を喫した。 「もっとしっかりとした投球をしなければいけなかった。それだけです」と悔しさをにじませた。借金は今季最多タイの23。中嶋監督代行は「(試合に)出た選手は自分のチャンスだと思ってやらないといけない。きょうに関してはできなかった」と話した。

◆10月30日の日本ハム戦でに右すねに自打球当て、今季初のベンチスタートになったオリックス吉田正尚外野手が、6回2死一塁で代打登場した。 二ゴロに倒れたが一塁まで全力疾走。守備には就かず、直後の守備からベンチに退いた。首位打者&最多安打をキープしており、中嶋監督代行は「もっと走れないかと思いましたけど。(状態が)本当に崩れても困るので、状態を確認しながらやっていきたい」と説明した。

◆日本ハム浦野が涙の引退登板に臨んだ。7回2死で登場した時から涙腺が緩んだ。松井佑を得意球のフォークで空振り三振に打ち取り、再び涙があふれた。 今季は2軍暮らしが続いた。「1年間フルで戦うのが、僕はプロ野球選手だと思う」という信念を貫き、7年間のプロ野球人生に幕を閉じた。試合後のセレモニーでは同学年の中田やオリックス中嶋監督代行らから花束を受け取り、最後は7度、胴上げされた。 ▼日本ハム栗山監督(引退登板の浦野に)「もう少し彼の力を引き出せなかった責任を感じている。彼の持っている素晴らしい人間性は、必ずここからさらに大きく人生が成長していくと思う。そこに関しては心配していない」

◆10月27日に今季限りでの現役引退を発表した日本ハム・浦野博司投手(31)が、試合前に球団事務所で会見を行った。  午後2時開始の試合で登板。"引退試合"を前に会見した浦野は「思うようなプレーができなくなってきた。1軍の戦力になれない。試合に出続けるのがプロ野球選手。出られなくなったので区切りをつけました」と決断の理由を明かした。  社会人野球のセガサミーから、2014年ドラフト2位で日本ハムに入団。今季まで7年在籍した。一番の思い出は、レギュラーシーズンで7勝を挙げた入団1年目。クライマックスシリーズのファイナルステージで、ソフトバンク戦に登板した。  主に中継ぎとして、18年にはシーズン自己最多の36試合に登板した。今季は2月22日に行われたオープン戦の巨人戦(名護)と、イースタン・リーグ20試合に登板。1軍戦は未登板だった。  度重なる故障も経験し「トレーナーさんにはお世話になりました」と周囲へ感謝の言葉を口にした。会見後は花束を受け取り、現役最後の登板に備えた。試合後は引退セレモニーが実施される。

◆今季新人の河野竜生投手(22)が先発に向け「勝っている状態で、そこで浦野さんにバトンタッチできたらと思う」と"引退試合"として登板する浦野博司投手(31)との必勝リレーを掲げた。  入団1年目の今季は、10試合すべて先発で2勝4敗、防御率5・59。2勝はいずれも本拠地の札幌ドームで挙げている。一方の浦野は、試合前の午前10時から球団事務所で引退会見。スーツ姿で7年の選手生活を振り返った後、ユニホームに着替えて登板に備えた。  栗山英樹監督(59)は浦野について「あの人間性だったら何の仕事をしても絶対成功するので、そこだけは安心だよね」と人柄のよさを口にした。試合後の引退セレモニーは、勝って実施したいところ。河野も指揮官も、意を決して戦いに臨む。

◆オリックスの21歳の本田が11月1日の日本ハム戦に先発でプロ初登板する。31日は札幌ドームで最終調整し「緊張しているけど、楽しみという気持ちの方が強い」と意気込んだ。  神奈川・星槎国際湘南高からドラフト4位で2018年に入団。1年目の9月に右肘を手術して育成契約となり、昨年7月に再び支配下選手登録された。「リハビリはきつかったけど、今までやってきたことが間違いじゃなかったなと思う」と感慨を込めて話した。

◆日本ハム・野村佑希内野手(20)が四回無死でオリックス先発・アルバースから左前打を放ち、復帰後初安打をマークした。  野村は7月7日のオリックス1回戦(京セラD)で打球を受け、右手小指を骨折。1軍復帰した10月29日のオリックス戦は九回に代打で三振。30日の同戦は「7番・三塁」でスタメン出場して4打数無安打。この日の同戦も「7番・三塁」でスタメン出場し、二回の1打席目は遊ゴロ。復帰して7打席目の初安打だった。

◆10月27日に今季限りでの現役引退を発表した日本ハム・浦野博司投手(31)が、6-1の七回2死から3番手で登板し、松井佑を3球三振に抑えて"引退試合"を無失点で投げ終えた。  三塁側ベンチから駆け出してマウンドに上がった浦野は、選手に囲まれて投球練習時から涙目。初球に143キロ直球でストライクをとり、ツーストライクから132キロのフォークで空振り三振を奪った。  拍手を浴びて三塁側ベンチに戻った浦野は、チームメートから祝福されると感極まって男泣き。7年間の現役生活を終えた。

◆日本ハムは二回に谷内と西川の連続適時打で2点を先制した。その後も西川の2本の適時打などで着実に加点した。河野は緩急を使って打たせて取り6回1失点で8月6日以来の3勝目。オリックスはアルバースが誤算だった。

◆日本ハムの新人、河野竜生投手(22)が6回を3安打1失点の好投で3勝目を挙げた。  五回2死で松井佑に右前打を打たれるまで無安打ピッチング。8月6日の西武6回戦(札幌ドーム)以来の勝利に「素直にうれしいです。これまでふがいないピッチングだったので、きょう勝ててよかったです」と笑顔をみせた。  今季限りでの引退を表明している浦野博司投手(31)は、5点リードの七回2死から登板。松井佑を3球三振に抑えて降板した。三塁側ベンチに戻ってチームメートに祝福されると、感極まって男泣き。  試合後の引退セレモニーでは花束を贈呈され、チームメートに7度胴上げされた。球場内を1周し、映像で「最後に一番近くで支えてくれた妻。いいときも悪いときも、常に自然体で明るく迎えてくれました」とあいさつ。家族と周囲に感謝の思いを伝え、7年間の選手生活に別れを告げた。

◆オリックスは攻守にいいところがなく敗れた。二回1死一塁の守備で遊ゴロ併殺を狙ったが、一塁手の大下がワンバウンドの送球を捕れず打者走者を残して2失点につながった。中嶋監督代行は「アルバースがかわいそうだった。完全に守備で足を引っ張っている」と嘆いた。  打っても河野を捉えられず、五回2死まで無安打に抑え込まれた。「簡単に打ち上げて、球数も少ないまま終わって。淡泊に見える」と打線に奮起を促した。(共同)

◆今季限りで現役を退く日本ハムの浦野が6-1の七回2死無走者で3番手として登板し、松井佑を3球三振に仕留めて引退の花道を飾った。最後は「プロとして磨いてきた」というフォークボールで空振りを奪い「悔いなく3球を投げることができた」と目を潤ませた。  静岡・浜松工高から愛知学院大、セガサミーを経て2014年にドラフト2位で入団。1年目に7勝を挙げたが、その後は度重なる故障に苦しみ、今季はここまで1軍登板がなかった。「思うようなプレーができず、1軍の戦力になれない」と引退を決断したという。  試合後は球場を一周して本拠地のファンに手を振った。「幸せな野球人生だった」とすっきりした表情だった。 栗山監督(引退登板を終えた浦野に) 「彼の力をもう少し引き出してあげられなかった責任を感じる」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
70405 0.636
(↑0.003)
優勝
(-)
5517
(+11)
375
(+2)
122
(-)
97
(-)
0.251
(↑0.001)
2.920
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
57542 0.514
(↑0.005)
13.5
(-)
7433
(+6)
457
(+3)
84
(-)
83
(+3)
0.235
(↓0.001)
3.870
(-)
3
(-)
西武
54553 0.495
(↓0.005)
15.5
(↓1)
8445
(+2)
511
(+11)
101
(-)
80
(-)
0.236
(↓0.001)
4.330
(↓0.05)
4
(-)
楽天
53556 0.491
(↓0.004)
16
(↓1)
6530
(+3)
495
(+6)
111
(+1)
63
(-)
0.258
(↓0.001)
4.180
(↓0.01)
5
(-)
日本ハム
51585 0.468
(↑0.005)
18.5
(-)
6469
(+6)
500
(+1)
86
(-)
72
(-)
0.250
(↑0.002
3.990
(↑0.02)
6
(-)
ORIX
42657 0.393
(↓0.003)
26.5
(↓1)
6418
(+1)
474
(+6)
84
(-)
87
(-)
0.247
(↓0.001)
3.980
(↓0.02)