日本ハム(☆4対3★)オリックス =リーグ戦20回戦(2020.10.29)・札幌ドーム=
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ORIX
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日本ハム
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勝利投手:杉浦 稔大(7勝5敗0S)
敗戦投手:山田 修義(3勝5敗0S)

本塁打
【オリックス】吉田 正尚(14号・6回表3ラン)

  DAZN
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◆日本ハムがサヨナラ勝利。日本ハムは1-3で迎えた6回裏、大田の適時打などで2点を奪い、同点とする。そのまま迎えた延長10回には、1死満塁から渡邉が犠飛を放ち、試合を決めた。投げては、5番手・杉浦が今季7勝目。敗れたオリックスは、打線が終盤の好機を生かせなかった。

◆今季4度目の先発で今季初勝利を目指す日本ハム吉田輝星投手(19)が、5回まで2安打無失点の快投で勝利投手の権利を得た。 走者を背負ったのは3回の1イニングだけ。2死一、三塁のピンチを背負ったが、最後は大城を145キロ直球で詰まらせて右飛に打ち取った。 リーグ首位打者を快走する吉田正にも直球勝負で初回は見逃し三振、4回は中飛と2打席連続で打ち取った。打線の援護は2回の1得点のみだが、5回まで71球、無四球と2年目の成長を示すような好投。5回まで無失点に抑えるのは通算8試合目の登板で初めてとなった。

◆今季初勝利を目指した日本ハム吉田輝星投手(19)が、オリックス吉田正尚外野手(27)に痛恨の逆転弾を食らった。 5回無失点で勝利投手の権利を得て、1-0で迎えた6回だった。1死から連打で一、二塁のピンチとなり、吉田正に146キロ直球を右中間スタンドへ逆転14号3ランとして運ばれた。 リーグ首位打者を快走する吉田正には第2打席まで直球勝負で打ち取っていた。初回は見逃し三振、4回は中飛。3度目の勝負は1ボールからの2球目、外角低めを狙った真っすぐが内角への逆球となり、捉えられた。後続を断って三塁側ベンチへ戻った吉田輝は、悔しそうな表情でベンチに腰掛けた。 6回まで90球を投げ、5安打3失点、無四球で降板した。5回まで無失点に抑えるのは通算8試合目の登板で初めてと、2年目の成長は示した。打線が6回に2点差を追いつき、勝ち負けは付かなかった。

◆オリックス吉田正尚外野手が1点を追う6回に14号3ランを放った。 1死一、二塁で吉田輝の1ボールからの2球目、146キロ直球を右翼席へ。「1、2打席目で打ち取られていたので、真っすぐをしっかりとはじくことを意識していました。田嶋がいい投球をしていたので逆転打になってくれてよかった」。負けると2年連続の最下位が確定する一戦で、主砲が意地を見せた。

◆日本ハム先発の吉田輝星投手が、痛い1発を浴びた。 自慢の直球が走り、5回までは2安打無失点の快投。暗転したのは1点リードで迎えた6回だ。1死から2連打で走者をためて、吉田正に逆転3ランを右中間席へ運ばれた。「絶対にピンチは来るので集中していきたい」と話していたが、勝負どころで投じた146キロが逆球に。両手を膝につき、ぼうぜんと打球を見つめるしかなかった。

◆今季初勝利を目指した日本ハム吉田輝星投手(19)が、オリックス吉田正尚外野手(27)に痛恨の逆転弾を食らった。 5回無失点で勝利投手の権利を得て、1-0で迎えた6回だった。1死から連打で一、二塁のピンチとなり、吉田正に146キロ直球を右中間スタンドへ逆転14号3ランとされた。 リーグ首位打者を快走する吉田正には第2打席まで直球勝負で打ち取っていた。初回は見逃し三振、4回は中飛。3度目の勝負は1ボールからの2球目、外角低めを狙った真っすぐが内角への逆球となり、捉えられた。後続を断って三塁側ベンチへ戻った吉田輝は、悔しそうな表情でベンチに腰掛けた。 6回まで90球を投げ、5安打3失点、無四球で降板した。打線が6回に2点差を追いつき、勝ち負けは付かなかった。 吉田輝 立ち上がりは、いつもより集中して入ることができました。変化球でうまくカウントを取り、リズム良く投げることができたと思います。左のインコースと右のアウトコースへのカット気味の真っすぐも、うまく使うことができました。ホームランを打たれた場面は、一番やってはいけないことをしてしまい、悔しい気持ちです。味方打線が同点に追いついてくれたので、逆転を信じて応援したいです。 5回まで無失点に抑えるのは通算8試合目の登板で初めてと、2年目の成長は示した。

◆オリックスが日本ハムにサヨナラ負けを喫し、112試合目にして今季の最下位が確定した。 3-3の延長10回1死、日本ハム3番西川に内野安打を許すと、盗塁と送球エラーの間に西川に三塁を許した。続く中田、大田を申告敬遠で満塁策を取るも、6番手比嘉が渡辺に右犠飛を浴び、サヨナラ負けとなった。

◆日本ハムは2回1死二塁から渡辺の左前適時打で1点を先制。オリックスは3回2死一、三塁の好機も、大城が右飛に倒れた。 オリックスは6回、吉田正の14号3ランで逆転。日本ハムはその裏、2点を返し追いついた。先発の吉田輝は6回5安打3失点。 7回以降は継投勝負。オリックスは8回、先頭の小田が二塁打で出塁も得点できず。両チームとも決定打を欠き、延長に突入した。 日本ハムは延長10回、1死満塁から渡辺が右犠飛を放ってサヨナラ勝ち。連勝を3に伸ばした。オリックスは4連敗で最下位決定。

◆オリックスは今季3度目のサヨナラ負けで4連敗となり、近鉄と合併した05年以降初めて2季連続の最下位が確定した。 延長10回1死から西川を内野安打で出し、盗塁と送球エラーで三塁を許した。中田、大田に連続の申告敬遠で満塁策を取るも、最後は6番手の比嘉が渡辺に犠飛を浴び、中嶋監督代行は厳しい表情だった。 「最後のところの、もう1つ気持ちの強さ。やってやるんだというか、何をすべきなのか、頭の中で考えながらいかないといけないところを、ただ単に過ごしてしまってはダメですよね」 試合後はベンチ入り選手を全員集めて緊急ミーティングを開き、思いをぶつけた。残り8試合に向けて、指揮官は「どれだけのことを考えながら野球をできるのか試すいい機会」ときっぱり。さらに「(選手が今季は)終わったと思ってるんだったら代えたらいい」と熱っぽかった。

◆"直球破壊王子"は、変化球だって打てるんです。日本ハム渡辺諒内野手が、先制打&サヨナラ犠飛と大活躍。いずれも、好機で変化球を捉える仕事ぶりで、チームに今季2度目のサヨナラ勝ちをもたらした。 3-3で迎えた延長10回、屈辱的な形でチャンスが訪れた。西川が内野安打で出塁し、二盗が相手捕手の悪送球を誘って1死三塁。4番中田、5番大田が2者連続で申告敬遠となり、渡辺に打席が回ってきた。「西川さんが緊迫した場面で盗塁を決めてくれて、絶対に返そうと思って打席に立ちました」。2回に放った先制の左前打と同じく、スライダーを、きっちり捉えて右犠飛とし「最低限の仕事の仕事はできた」。プロ7年目で、自身初のサヨナラ打。チームメートから次々と水をかけられて「冷たかった。風邪をひかないようにします」と、苦笑いした。

◆日本ハム大田泰示外野手が気迫のヘッドスライディングで、適時内野安打をもぎ取った。 逆転された直後の6回1死二、三塁。つまった打球に、一塁へ頭から飛び込んだ。「形とかではなく、気持ちで打ちました」と胸を張る泥くさい一打で追い上げ、この回の同点劇につなげた。「残りの試合を全て勝つつもりでやらないと来年につながらない。無駄にしないよう戦っていきたい」と気を引き締めた。

◆1軍復帰した日本ハム野村佑希内野手は悔しいリスタートとなった。 延長10回に代打で登場も空振り三振。それでも、名前がコールされると場内からは大きな歓声が起きた。7月に負った右手小指の骨折も完治し、この日から再昇格。「また気が引き締まるというか、いい緊張感でできるかなと思います」と話した近未来の主力候補は残り8試合で、来季につながる結果を求める。

◆日本ハムが29日、オリックス20回戦(札幌ドーム)で今季2度目のサヨナラ勝利を挙げた。延長10回に渡辺諒内野手(25)が自身初のサヨナラ犠飛を放って3連勝とした。先発した吉田輝星投手(19)は6回5安打3失点で今季初勝利はならず。1点リードの6回に首位打者を快走する吉田正に逆転14号3ランを浴び、今季初勝利を挙げることはできなかった。6回を投げ終えた吉田輝は、足取り重く、三塁側ベンチへ引き揚げた。ベンチへ腰掛けると、表情は曇りっぱなし。痛恨のシーンを脳内で何度もリプレイしていた。「ホームランを打たれた場面は一番やってはいけないことをしてしまい、悔しい気持ちです」。 1点リードの6回1死一、二塁。打席には首位打者の吉田正を迎えた。第2打席までは変化球でカウントを整えて、勝負球は自慢の直球で見逃し三振と中飛。この打席の初球は144キロの真っすぐを選択し、ボール球となった。2球目は「首位打者を張ってるくらいなので考えてくると思った。フォークで空振りを取るか、真っすぐで厳しいところをどんどん突くか。1打席目の結果を見て、真っすぐにした」。 見逃し三振は、フォーク待ちで反応できなかったと分析し、直球で勝負に出たが力んだ。外角低めを狙った真っすぐは、引っかけて内角低めへ。甘くストライクゾーンに入ると、吉田正は逃してくれなかった。右中間へ逆転14号3ランを浴びた。「厳しくいこうと思いすぎた」と猛省した。 5回までは直球を軸に押すスタイルで快投した。栗山監督も「バックはしていない。前には進んでいる」と90球中、半数以上の53球もストレートで勝負した内容を評価。吉田正に被弾した場面も「変化球、変化球で打たれたならファームに落としている」。真っ向勝負で味わった悔しさを、成長の糧にしてくれると信じられる姿だった。届かなかった今季初勝利を得るチャンスは、次週再び回るもようだ。吉田輝は課題に「ピンチでの集中力」を挙げた。次回はラストチャンスをものにする。【木下大輔】

◆日本ハム・野村佑希内野手(20)が出場選手登録されてチームに合流し、7月8日に出場選手登録を抹消されて以来の1軍復帰を果たした。久々に1軍の雰囲気を肌で感じ「また気が引き締まるというか、いい緊張感でできるかなと思います」と、残り9試合での活躍へ目を輝かせた。  2年目の今季は、開幕戦となった6月19日の西武戦(メットライフ)でプロ初出場初スタメン。7月2日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で1打席目にプロ初本塁打、5打席目にサヨナラ二塁打を放つなど活躍した。  だが、7月7日のオリックス戦(京セラ)で三塁守備の際、打球を右手小指に受けて骨折。全治3カ月の見通しと診断され、戦列を離脱していた。  今月からイースタン・リーグに出場。期待の20歳は栗山監督から激励された。「(監督には)『けがって仕方ないものだけど、そういうので一回上がってきたものがなくなっちゃったりするので、もうこれっきりで。ここから気を引き締めてやっていこう』と言われました」と野村。スタメンではないが、ベンチで備えた。

◆日本ハムの渡辺が二回に先制打を放った。田嶋の低めの変化球を捉え、左前に強烈な一打を運んだ。  田嶋との相性の良さを見せた。「(走者の)中田さんがホームまでかえってきてくれたので感謝」と喜んでいた。

◆日本ハム・吉田輝星投手(19)が先発し、6回を5安打3失点で降板した。1-0で迎えた六回1死一、二塁で吉田正に右中間席への逆転3ランを浴び「ホームランを打たれた場面は、一番やってはいけないことをしてしまい、悔しい気持ちです」と振り返った。  勝利投手の権利を得る五回を投げ終えた時点で無失点。三回に2死一、三塁のピンチを迎えたが、後続を断って好投を続けていた。プロ初勝利を挙げた昨年6月以来の白星を目指し、今季4試合目の先発登板だったが、勝ち負けはつかなかった。

◆日本ハムがサヨナラ勝ちで3連勝。3-3の延長十回に渡辺の右犠飛で勝負を決めた。5番手の杉浦が7勝目。オリックスは六回に吉田正の3ランで逆転したが、すぐに追い付かれた。投手陣が踏ん張れず、4連敗で最下位が決まった。

◆オリックスは2季連続の最下位が決まった。中嶋監督代行は「一人一人がどう受け止めるか。何をやるか考えないといけない」と厳しい表情だった。  接戦に勝ちきれない。「何をすべきなのか、頭の中で考えながらやらなきゃいけないところを、ただ過ごしてしまっている」と語った。  残りは8試合。指揮官は「どれだけ考えた野球ができるかという、いい機会だと思ってやる」と視線を鋭くした。

◆日本ハムが延長十回、4-3でオリックスを下し、3連勝とした。今季2度目のサヨナラ勝ち。十回1死満塁で渡辺が右翼へ犠飛を放った。渡辺は自身初のサヨナラ打に「素直にうれしいです。最低限の仕事はできた」と振り返った。  先発の吉田輝は6回を5安打3失点。栗山監督は「確実にこっちが求めている進み方はしている」と2年目右腕の進歩を認めた。六回に吉田正に一時逆転の3ランを浴びたことについては「打たれることも勉強になる。悔しがってほしいし、一生忘れないでほしい」と話した。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
68405 0.630
(↑0.004)
優勝
(-)
7502
(+4)
370
(+3)
121
(+1)
95
(+1)
0.250
(↓0.001)
2.930
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
56532 0.514
(↓0.005)
12.5
(↓1)
9426
(+3)
452
(+4)
84
(+2)
80
(-)
0.237
(-)
3.890
(-)
3
(-)
西武
54533 0.505
(↓0.004)
13.5
(↓1)
10440
(+5)
496
(+13)
100
(-)
79
(+4)
0.238
(↑0.001)
4.280
(↓0.05)
4
(-)
楽天
52546 0.491
(↑0.005)
15
(-)
8525
(+13)
488
(+5)
110
(+2)
63
(+1)
0.260
(↑0.001)
4.200
(↓0.01)
5
(-)
日本ハム
50575 0.467
(↑0.005)
17.5
(-)
8461
(+4)
496
(+3)
86
(-)
72
(+2)
0.249
(↑0.001
4.030
(↑0.02)
6
(-)
ORIX
41647 0.390
(↓0.004)
25.5
(↓1)
8414
(+3)
466
(+4)
84
(+1)
86
(-)
0.247
(↓0.001)
3.970
(↑0.01)