広島(☆2対0★)ヤクルト =リーグ戦21回戦(2020.10.27)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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ヤクルト
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広島
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勝利投手:九里 亜蓮(8勝5敗0S)
(セーブ:フランスア(2勝3敗16S))
敗戦投手:高梨 裕稔(3勝6敗0S)
  DAZN
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◆広島が投手戦を制した。広島は3回裏、大盛の適時三塁打などで2点を先制する。投げては、先発・九里が8回途中3安打無失点の好投。その後は塹江、フランスアの継投で逃げ切り、九里は今季8勝目を挙げた。敗れたヤクルトは、打線が終盤の好機を生かせなかった。

◆広島大盛穂外野手(24)が久々の先発起用に応える先制の適時三塁打を放った。10月9日ヤクルト戦以来、18日ぶりに「1番左翼」でスタメン出場。両軍無得点の3回1死三塁から高梨の143キロ直球を捉え、左中間へはじき返した。 持ち味の快足を飛ばして三塁まで到達した。「最低限、犠牲フライでもいいという気持ちで打ちにいきました。高めに来たところをしっかりつぶすことができました」。自身46打席ぶりのタイムリーでチームに勢いをもたらした。

◆先発は広島九里、ヤクルト高梨。広島は3回に大盛の適時三塁打などで2点を先取。ヤクルトは3回まで2安打無得点。 広島は4回以降、追加点を奪えず。ヤクルトは九里を攻略できず6回までに9三振を喫するなど、2安打無得点。 ヤクルトは8回2死満塁のチャンスで凡退し、完封負け。九里が8勝目。広島は5年連続でヤクルト戦の勝ち越しが決まった。高梨が6敗目を喫した。

◆ヤクルトは先発高梨の7回2失点の好投も報われず、今季10度目の完封負けを喫した。 8回2死満塁で三振に倒れた4番村上と5番塩見で計6三振。高津監督は「4番、5番というところでチャンスでなかなか1本が出ない。『いいところに来ましたから打ち取られました』じゃ、ちょっとプロとしてはね」と苦言を呈し「(高梨を)援護してあげたかったね。そればっかりです」と悔しがった。 ▽ヤクルト高梨(7回2失点も6敗目) 状態としては悪くなかった。3回のピンチの場面で打たれてしまったところが今日の反省点です。

◆15試合ぶり先発の広島大盛穂外野手が、全2得点に絡む働きで起用に応えた。 3回1死三塁からヤクルト高梨の直球を左中間にはじき返して三塁走者を本塁に迎え入れると、自身も快足を飛ばして三塁を陥れた。「いい流れの中で打たせてもらいました。上からしっかりつぶすことができました」。続く田中広の一塁への高いバウンドのゴロに判断良くスタートを切り、野選を誘って2点目を奪った。

◆広島塹江敦哉投手が、好救援で大ピンチを救った。2点リードの8回2死満塁で先発九里に代わって登板。4番村上をフルカウントから150キロ直球で空振り三振に切った。 「次は右打者だったので、自分がアウトに取れるのは1人。ゾーンで勝負しようと思いました」。見事にワンポイントリリーフをこなし、試合後には勝ち投手の九里からウイニングボールを贈られた。

◆広島九里亜蓮投手(29)が、8回途中3安打無失点で8勝目を手にした。自己最多タイの10三振を奪う力投で、自身4連勝を飾った。 プロ7年目にして、自身初のシーズン規定投球回到達&2桁勝利は目前。26日のドラフト会議で1位指名されたトヨタ自動車・栗林良吏投手(24)のニックネームは「クリ」。鯉の元祖"クリ"が、先輩の威厳を示した。チームは、シーズンのヤクルト戦で5年連続の勝ち越しとなった。九里が、悔しさを押し殺しながら一塁ベンチへと下がった。8回2死満塁のピンチを残し、無念の降板。2番手塹江が村上から空振り三振を奪い、九里の勝ち星を守ってくれた。8回途中3安打無失点の力投。だが前回20日阪神戦も9回途中で降板しただけに「前回同様に回の途中で降りて悔しいですけど、塹江のおかげで勝つことができた。感謝しかないです」。試合後、ウイニングボールを塹江に譲った。 7回までは無双だった。初回にいきなり1死一、二塁のピンチを背負うも、村上、塩見を連続空振り三振に仕留めた。2回以降は低めに球を集め、三振を奪っていった。17年4月16日阪神戦以来、プロ2度目の2桁奪三振となる自己最多タイの10三振を奪った。しかし「僕自身、三振を取る投手ではないので、意識はしてません。調子自体はそんなに良いとは思ってなかったですけど、粘り強く投げることができてよかった」と冷静だった。 来季からは新しい"クリ"がチームメートとなる。26日のドラフトで1位指名の栗林のニックネームは「クリ」。九里は普段から下の名前のアレンを始め、アレックス、アレキサンダー、ザックス、リラックリなどと呼ばれることが多いという。「あんまりクリって呼ばれたことがないので、クリはあげます」とあっさり譲り、呼び名重複の危機? を切り抜けた。 プロ7年目で初のシーズン規定投球回到達まで残り7回1/3。初の2桁勝利達成も視界にとらえた。「最少失点でゲームを作れれば、そのチャンスは自然と出てくると思う」。自身4連勝と波に乗るが、森下が9勝を挙げているだけに「今一番勝っているのは森下なので、そこに負けないように、それを思って頑張ってます」と笑みを浮かべた。まだ29歳。「まだまだレベルアップしていかないといけない」。若手の勢いに負けじと、先輩の意地を見せていく。【古財稜明】 ▽広島佐々岡監督 (九里の8回続投は)行きたいという気持ちをくんで、もう1回行ってもらった。ここにきて、本当にいい投球を続けてくれている。

◆ヤクルト・高梨裕稔投手(29)が先発し、7回4安打2失点と好投したが、打線の援護がなく6敗目(3勝)を喫した。  「状態としては悪くなかった。三回のピンチで打たれてしまったところが反省点です。その後は修正して何とか粘って投げることができました」  三回は1死三塁から大盛に左翼越えの適時三塁打を浴び、続く田中の一塁へのゴロの間(野選)に三走が生還し2点を失ったが、その後は立ち直り、打線の援護を待ち続けた。  だが、打線は広島先発・九里を攻略できず、10月だけで5度目の零封負け。高津監督は「(高梨は)いい投球してるんだけど、なかなか勝ちにつながらなくて、かわいそうなところはある。一時に比べたら投球自体は良くなっている。打線だよね。野手の方で頑張って打って援護してあげたいと思います」と打線の奮起を促した。

◆広島は九里-塹江-フランスアの継投で逃げ切った。ヤクルト戦は3試合を残し、5年連続のシーズン勝ち越しが決定。佐々岡真司監督(53)の主な一問一答は以下の通り。--塹江が2-0の八回2死満塁で登板し、村上を空振り三振  「前回結果を出していたし、自力で勝ちパターンを勝ち取って、調子を上げてくれることを期待している。ピンチで期待に応えてくれた。しびれる場面を抑えたことを自信にしてほしい。来季につながる」  --九里は128球を投げ、7回2/3を3安打無失点、自己最多10奪三振で自身4連勝の今季8勝目  「七回が終わって100以上を投げていたが顔を見たらいきたそうにしていた。会話でもいきたいといっていたので気持ちをくんだ。フォアボール、フォアボールで降板になったが、本当に良いピッチングをしてくれている。攻めるところは攻めて、1週間の最初にこういうピッチングをしてくれるのは大きい」  --育成出身、大卒2年目の大盛が三回に先制の三塁打、直後に内野ゴロでは好走塁で生還と存在感を発揮  「横浜でしぶい当たりでヒットが出ていた。最後まで勝ちにこだわってやっていきたい」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
63396 0.618
(↓0.006)
M3
(↑1)
12489
(+2)
375
(+9)
124
(+1)
69
(-)
0.256
(-)
3.350
(↓0.06)
2
(-)
中日
56495 0.533
(↓0.005)
8.5
(-)
10400
(+1)
432
(+4)
64
(-)
30
(-)
0.252
(↓0.001)
3.700
(↑0.02)
3
(-)
阪神
53506 0.515
(↑0.005)
10.5
(↑1)
11446
(+4)
427
(+1)
104
(+1)
71
(+1)
0.244
(-)
3.480
(↑0.03)
4
(-)
DeNA
52535 0.495
(↑0.005)
12.5
(↑1)
10473
(+9)
426
(+2)
125
(+2)
27
(-)
0.266
(↑0.001)
3.690
(↑0.02)
5
(-)
広島
455410 0.455
(↑0.006)
16.5
(↑1)
11467
(+2)
503
(-)
101
(-)
59
(+1)
0.261
(-)
4.260
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
38628 0.380
(↓0.004)
24
(-)
12428
(-)
540
(+2)
101
(-)
58
(+1)
0.246
(↓0.001)
4.680
(↑0.02)