DeNA(☆9対2★)巨人 =リーグ戦21回戦(2020.10.27)・横浜スタジアム=
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巨人
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DeNA
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勝利投手:大貫 晋一(10勝5敗0S)
敗戦投手:戸郷 翔征(8勝6敗0S)

本塁打
【巨人】丸 佳浩(25号・6回表2ラン)
【DeNA】ロペス(9号・5回裏満塁),オースティン(19号・8回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAは1-0で迎えた5回裏、ロペスのグランドスラムで加点する。3点リードの8回には、オースティンのソロと2本の適時打で4点を挙げ、相手を突き放した。投げては、先発・大貫が6回2失点の好投で今季10勝目。敗れた巨人は、投打ともに振るわなかった。

◆巨人丸佳浩外野手(31)は今季のDeNA戦で64打数22安打、打率3割4分4厘で、カード別最多の9本塁打。 相手先発の大貫に対しても通算10打数5安打、2本塁打の好相性。得意のカードで今日も打つか。

◆巨人坂本勇人内野手(31)が、3安打猛打賞で通算2000安打へ残り8本とした。5点を追いかける6回1死、左前にはじき返した。1回2死、大貫の変化球を右前に運ぶと、3回1死からは、右中間への二塁打をマークした。試合開始前の時点で優勝マジックは「4」。リーグ2連覇とともに、自身のメモリアルに向けても着実に歩を進める。

◆DeNAホセ・ロペス内野手が日米通算2001安打目を9号満塁弾で決めた。 1点リードの5回2死満塁、巨人戸郷の甘く入った147キロ直球を逃さず完璧に捉えた。「カンペキデス! (日米通算2000安打を達成した)先週の土曜日に打ちたかったのですが、満塁本塁打を打つことができてうれしい。3打席目だったのでリラックスして自分のプランを立てて打席に入った」と来日通算8本目のグランドスラムに酔いしれた。

◆巨人丸佳浩外野手(31)が25号2ランを放ち、リーグトップの巨人岡本、阪神大山に1本差に迫った。 5点を追いかける6回2死一塁、DeNA大貫から中堅バックスクリーン右に豪快にたたき込んだ。「浮いてきたところを1球でとらえることができました。流れを引き寄せるためにも何とか反撃したいと思っていました」とコメント。DeNA戦は今季10本目のアーチで、通算200本塁打にあと1とした。

◆DeNA森敬斗内野手(18)が鮮烈な1軍デビューを飾った。4点リード8回に石田の代打で登場、巨人ビエイラと対戦。150キロ超の直球でカウント2-0。3球目の154キロを左翼フェンス直撃の二塁打をマーク。あとひと伸びで本塁打という強烈な打球でプロ初打席、初安打を刻んだ。なお、1死一、二塁から大和の適時三塁打で本塁に生還し、初得点もマークした。 今季はここまで2軍で実戦経験を積み、イースタン・リーグ56試合で打率2割1分1厘。この日はデーゲームで2軍戦に出場してから1軍に合流していた。 チームはこの日、セ・リーグ首位打者のDeNA佐野恵太内野手(25)が左肩肩関節脱臼のため出場選手登録から抹消された。背中の張りを訴え、20日の中日戦以来5試合ぶりにスタメン復帰した25日の広島戦での走塁で負傷。26日に横浜市内の病院で診察を受けた。入れ替わる形で昇格させた森に関してラミレス監督は試合前「巨人3連戦はベンチスタートになると思うが、阪神3連戦のどこかでスタメン起用したいと思っている」とプランを明かしていた。

◆DeNAは大貫、巨人は戸郷が先発。DeNAは3回に大貫、戸柱の下位打線で好機をつくり乙坂の一ゴロの間に1点を先制した。 DeNAは5回にロペスの9号満塁弾で加点。巨人は6回に丸の25号2ランで反撃。先発戸郷は5回5失点で降板した。 DeNAは8回にオースティンが月間10本目の19号ソロ。先発大貫が6回2失点で2ケタ10勝目を挙げた。巨人は3連敗。先発戸郷は6敗目を喫した。

◆巨人戸郷翔征投手(20)が1発に泣き、5回5失点で6敗目を喫した。1点を追う5回。先頭に出塁を許すと2死満塁でロペスを迎えた。1ボールからの2球目、外角147キロを左翼席に運ばれ、ぼうぜんと打球を見つめることしかできなかった。 「本塁打を打たれたところです。ランナーは出していましたが、それ以外は良かったのであの1打席、1球が悔やまれます」と肩を落とした。3回に内野ゴロの間に先制を許したが、4回までは最少失点で切り抜けていた。 これで4戦連続勝ち星なし。8勝6敗、防御率2・92となった。新人王を争う広島森下は9勝3敗、防御率2・04。勝ち星で並ぶことはできず、防御率でも差をつけられた。

◆巨人戸郷翔征投手(20)が1発に泣き、5回5失点で6敗目を喫した。1点を追う5回。先頭に出塁を許すと2死満塁でロペスを迎えた。1ボールからの2球目、外角147キロを左翼席に運ばれ、ぼうぜんと打球を見つめることしかできなかった。 巨人原監督(敗戦後、ドラフト1位の亜大・平内の完投勝利について聞かれ)「今日、うちにきて投げてくれれば良かったな。そりゃ、良かった」

◆1軍初昇格のDeNAルーキー森敬斗内野手が鮮烈デビューを飾った。4点リード8回に石田の代打で登場。巨人ビエイラの154キロ直球を左翼フェンス最上部に直撃させる二塁打を決めた。 もうひと伸びで本塁打という一打でプロ初打席、初スイング、初安打を刻んだ。二塁ベース上では巨人坂本から「『初ヒットおめでとう』という感じで声をかけてもらった。めちゃめちゃうれしかった」と喜んだ。1死一、二塁から大和の適時三塁打で生還し、初得点も記録した。

◆巨人坂本勇人内野手が通算2000安打まで、残り8本とした。初回に右前打を放つと、4回には右中間への二塁打。6回にも左前へ安打を放ち、丸の1発を呼び込んだ。通算162度目の猛打賞。第4打席では四球を選び、4打席全て出塁した。節目の日が近づこうと「心境の変化はまだありません。ラスト2、1本になるまでは変わらないと思います」と冷静。「最近の状態は悪くないのでこの状態を維持できるようにしていきたい」と前を見据えた。 チームは敗れたが、2位中日も敗れたため、優勝マジックは「3」に減った。「チームの状態が上がるようにみんなで目の前の試合に勝てるように頑張ります」。前日27日のドラフト会議では同姓同名の「坂本勇人」捕手が、育成指名された。「登録名がどうなるんでしょうね。一緒に頑張っていければいいですね! 」と笑った。主将、遊撃の「坂本勇人」がリーグ連覇&2000安打へ仕上げに入る。

◆巨人戸郷翔征投手が1発に泣いた。 5回8安打5失点。1点を追う5回2死満塁、ロペスにグランドスラムを浴びた。 「本塁打を打たれたところ。あの1打席、1球が悔やまれます」。4戦連続勝ち星なしで8勝6敗、防御率2・92となった。新人王を争う広島森下は9勝3敗、防御率2・04で、差を埋めることはできず。原監督は「用心深くいくところがあればというところ」と指摘した。

◆巨人戸郷翔征投手が1発に泣いた。 5回8安打5失点。1点を追う5回2死満塁、ロペスにグランドスラムを浴びた。▽巨人宮本投手チーフコーチ(戸郷について)「追い込んでからの失投が多かった。新人王を狙えるところにいる。あと投げられて2試合というところになるでしょうね」

◆1軍初昇格したDeNA森敬斗内野手(18)が鮮烈デビューを飾った。4点リード8回に石田の代打で登場。巨人ビエイラの154キロ直球を捉え、左翼フェンス最上部に直撃する二塁打を決めた。もうひと伸びで本塁打という一打でプロ初打席、初スイング、初安打を刻んだ。二塁ベース上では巨人坂本から「『初ヒットおめでとう』という感じで声をかけてもらった。めちゃめちゃうれしかった」と喜んだ。1死一、二塁から大和の適時三塁打で生還し、初得点も記録した。 出番をベンチで待っていた時はドキドキだった。「打席に入るまでは、すごく緊張した」と明かし、「とにかくいつも通り。ファームでやっているように思い切りよく、結果は気にせずにしっかりと振っていければいいなと思って打席に立った」と振り返った。昇格即起用を決断したラミレス監督も「あれだけの結果を出してくれるとは思っていなかった。ボールをしっかりと見送って、ストライクを振って結果を出した。何かを持っているなという感じはします」とスター性を感じ取った。 一方で、もうひと伸びで二塁打がプロ1号本塁打になっていた事実もある。森は「打った瞬間は特に気にしていなかった。入ったらいいなと思っていたけど『いっただろ』というのはない。もちろん悔しさはあります。もう少し体重があったらなとか、もう少しウエートをやっていたらなと。反省して次につなげていきたい」と前を向いた。

◆巨人・坂本勇人内野手(31)が一回、大貫から一塁線を破る右前打を放ち、通算2000安打まで残り10本に迫った。この試合を含め、今季の残りは13試合。大台到達が近づいてきた。

◆巨人は新人王を争う戸郷(8勝)が先発し、DeNA・ロペスに満塁弾を浴びるなど5回8安打5失点。チームは3連敗となったが、中日が敗れたため、優勝へのマジックナンバーは「3」となった。  戸郷は一回、先頭の梶谷に安打を許すも、後続を打ち取り無失点。三回は1死一、三塁の場面で、乙坂の一ゴロ併殺打の間に三塁走者が生還し、先制点を奪われた。五回には2死満塁で打席に入ったロペスにプロ初体験となる満塁被弾。その後オースティンを三ゴロに打ち取ったが、広島・森下(9勝)との新人王争いから一歩後退するかたちでマウンドを降りた。  巨人打線は六回2死一塁の場面、丸がDeNA・先発の大貫から25号2ランを放ち、2点を返すのが精いっぱい。逆に八回中継ぎ陣も崩れ、オースティンの19号ソロなどで4点を許し、突き放された。

◆巨人の坂本が3安打をマークし、通算1992安打とした。大台まであと8本に迫ったが「心境の変化はまだない。ラスト2本、1本になるまで変わらないと思う」と淡々と話した。  一回に右前打、四回には右中間二塁打、六回は左前打と広角に打ち分けて3打席連続で快音を響かせ「最近の状態は悪くないので維持したい」とうなずいた。完敗の中で気を吐いた主将は「チーム状態が上がるように、みんなで目の前の試合に勝てるように頑張る」と気持ちを切り替えた。

◆DeNAの大貫が6回2失点にまとめて2年目で初めて10勝目を挙げた。得意のツーシームを低めに集めてゴロで凡打を重ね、五回までは散発3安打無失点。「最高です。丸さんに本塁打された以外は良かったと思う」と笑顔で振り返った。  エース今永らが故障で抜けた先発陣を支えた。細身の体形から"ハマの豆苗"の愛称も定着。お立ち台で前夜の「勝負飯」を聞かれると「豆苗と言いたいところだが、今は育てているところ」と軽妙なトークにも磨きがかかってきた。

◆DeNAの梶谷が5打数4安打の固め打ちで打率を3割2分8厘まで上げた。残り10試合でチームメートの佐野と全く同じ402打数132安打でリーグトップで並んだ。  14年目で初の首位打者を視界に捉えたが、佐野が左肩関節脱臼で戦列を離れた状況に「引き続き頑張ります」とだけ話した。

◆怒濤(どとう)のラストスパートだ。巨人・坂本勇人内野手(31)が3打数3安打。史上53人目の通算2000安打まで8本とし、ついにカウントダウンを1桁台に突入させた。  「心境の変化はまだありません。ラスト2本、1本になるまでは変わらないと思います。チームの状態が上がるようにみんなで目の前の試合に勝てるように頑張ります」  四回の右中間二塁打など大貫から3安打で、通算162度目の猛打賞。「最近の状態は悪くない」と直近8試合中7試合で安打を放ち、そのうち5度が複数安打。今季残り12試合での記録達成を大きく手繰り寄せた。  打率は・287まで上昇。第4打席も四球を選んで打線を引っ張ったが、チームは六回に丸が放った25号2ランでの2得点のみで、3連敗を喫した。2位・中日も敗れて優勝へのマジックナンバーは1つ減って「3」となったものの、最短Vは28日から29日へとまたずれ込んだ。  原監督は「打線がつながらない。チーム状態として決してよくないというところはある」と嘆きつつ、「みんなで進んでいくようなチームに、明日から変わっていくでしょう」と期待するしかなかった。(谷川直之) ★坂本勇?坂本人?  巨人は前日26日に、育成ドラフト6位で同姓同名の坂本勇人捕手(唐津商、写真)を指名。先輩の坂本は「登録名がどうなるんでしょうね。一緒に頑張っていければいいですね!」と笑顔だった。球界では過去に3例、同一チームの同姓同名があり、1986~91年の日本ハム・田中幸雄は「田中幸」「田中雄」だった。坂本は果たして?

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
63396 0.618
(↓0.006)
M3
(↑1)
12489
(+2)
375
(+9)
124
(+1)
69
(-)
0.256
(-)
3.350
(↓0.06)
2
(-)
中日
56495 0.533
(↓0.005)
8.5
(-)
10400
(+1)
432
(+4)
64
(-)
30
(-)
0.252
(↓0.001)
3.700
(↑0.02)
3
(-)
阪神
53506 0.515
(↑0.005)
10.5
(↑1)
11446
(+4)
427
(+1)
104
(+1)
71
(+1)
0.244
(-)
3.480
(↑0.03)
4
(-)
DeNA
52535 0.495
(↑0.005)
12.5
(↑1)
10473
(+9)
426
(+2)
125
(+2)
27
(-)
0.266
(↑0.001
3.690
(↑0.02)
5
(-)
広島
455410 0.455
(↑0.006)
16.5
(↑1)
11467
(+2)
503
(-)
101
(-)
59
(+1)
0.261
(-)
4.260
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
38628 0.380
(↓0.004)
24
(-)
12428
(-)
540
(+2)
101
(-)
58
(+1)
0.246
(↓0.001)
4.680
(↑0.02)