巨人(★2対4☆)阪神 =リーグ戦23回戦(2020.10.25)・東京ドーム=
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阪神
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巨人
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勝利投手:秋山 拓巳(9勝3敗0S)
敗戦投手:畠 世周(3勝4敗0S)

本塁打
【阪神】陽川 尚将(5号・5回表2ラン)
【巨人】丸 佳浩(24号・9回裏2ラン)

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◆阪神は初回、大山の適時打で幸先良く先制する。その後は、2回表に近本の適時打で1点を加えると、5回には陽川が2ランを放ち、リードを広げた。投げては、先発・秋山が9回2失点。今季2度目の完投で9勝目を挙げた。敗れた巨人は、最終回に丸の2ランが飛び出すも、反撃が遅かった。

◆2軍調整中だった巨人重信慎之介外野手(27)、増田大輝内野手(27)が、1軍に合流した。 重信は9月12日に抹消され、増田大は今月13日に右膝痛で抹消されていた。2選手は、ともに24日のイースタン・リーグのロッテ戦で実戦復帰していた。

◆両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が秋山拓巳投手(29)、巨人が畠世周之投手(26)。 阪神秋山は今季8勝(3敗)。前回の10月4日の巨人戦(甲子園)では5回2失点で敗戦投手だった。リベンジ投球で、3年ぶりの2桁勝利に王手をかけたい。また、チームのコロナ禍で球団独自の濃厚接触者だった木浪聖也内野手はこの日1軍に昇格。「7番遊撃」で即スタメンに座った。

◆阪神大山悠輔内野手(25)が先制タイムリーを放った。 1回に糸原、マルテの2連打で1死一、二塁の好機。大山は巨人畠の初球を左前へ運んだ。「打ったのはカットボール。早い回に先制点が欲しかったので、打つことができて良かったです。もっと援護できるように頑張ります」。 4番が開始5分で試合を動かした。 大山の適時打は10月18日のヤクルト戦(甲子園)以来、27打席ぶり。今季75打点とし、キャリアハイだった19年の76打点まであと1打点とした。

◆阪神近本光司外野手(25)が追加点となる適時打を放った。1点リードの2回2死二塁。先発畠の外角フォークを右前に運んだ。二塁走者坂本をかえし、点差を広げた。 「チャンスの場面だったので、ランナーをかえすことに集中しました。打つことができて良かったです」 近本は2試合連続安打。10月5日巨人戦(甲子園)以来の打点となった。

◆阪神陽川尚将内野手(29)が約1カ月ぶりの5号2ランで追加点を呼んだ。 2点リードの5回2死二塁。巨人畠のカットボールを左翼席上段まで運ぶ特大アーチを放った。「打ったのはカットボール。初回のチャンスの場面で打つことができなかったので、取り返すことができて良かったです。(感触は)完璧でした」。9月18日中日戦(ナゴヤドーム)以来となる自画自賛の1発で、宿敵巨人を突き放した。 陽川は9月末に新型コロナウイルスに感染。9月25日に出場選手登録を抹消され、10月21日に1軍に復帰していた。

◆首位巨人が、3位阪神と対戦し2-4で敗戦。本塁打争いトップで並ぶ阪神大山は3打数2安打1打点、巨人岡本は4打数無安打だった。

◆阪神秋山拓巳投手(29)が今季2度目の完投勝利で、2戦連続でチームのV逸を阻止した。 9回2死一塁で、5番丸に右中間へ2ランを浴びて完封は逃したが、7月28日ヤクルト戦(神宮)以来3カ月ぶりの完投。今季9勝目とし、3年ぶりの2桁勝利に大手をかけた。 打線も大山が27打席ぶりに適時打。新型コロナウイルス感染から回復した陽川も特大の5号2ランを放つなど、得点を重ねた。 今季最後の東京ドームを2勝1敗で終え、敵地では今季初の勝ち越し。19年7月26~28日以来、約1年半ぶりに勝ち越した。試合後、矢野監督は「(今季は)ちょっといい思い出が少なかったですけど、最後なんとか2つ勝って東京ドームを終われたのはよかったと思います。ここまできたら一戦一戦その試合を全力で勝つっていうのをしっかりチーム全体としてやっていきます」と気を引き締めた。

◆阪神は1回に大山の適時打で先制。2回は近本の適時打で追加点を挙げた。先発秋山は3回まで無安打無失点に抑えた。 阪神は5回に陽川の5号2ランで2点を追加した。先発秋山は6回まで3安打無失点。巨人は先発畠が5回4失点で降板した。 阪神が2連勝。先発秋山は自身3連勝で9勝目を挙げた。巨人は9回に丸が24号2ランを放つも、2連敗を喫した。

◆阪神秋山拓巳投手(29)が、2年ぶりの巨人戦勝利を挙げた。今季9勝目を目指したマウンド。持ち味の制球力を十分に発揮した。3回まで打者9人を相手に完全投球。4回2死から3番坂本に初安打となる二塁打を許したが、崩れることなく後続を断った。 9回2死一塁まで、2年ぶりの完封ペース。しかし、5番丸に2ランを浴びて、完封は逃した。それでも続く6番若林を一直に打ち取り、6安打無四球2失点で今季2度目の完投勝利。 「キャッチャー(の坂本)もテンポ良くリードしてくれてたので、いいリズムで最後まで投げることができました」 18年5月8日(東京ドーム)以来となる巨人戦勝利で、3年ぶりの2桁勝利にも王手をかけた。 直球の球速は140キロ後半と決して早くはない。それでも坂本、岡本ら強力打線相手にどんどん真っすぐを投げ込んだ。「スピードは出ないんですけど、ストレートピッチャーだと思っているので。ストレート軸のピッチャーになれるようにこれからも務めていきたいと思います」。今季の東京ドーム最終戦を白星で締め、1年間応援を届けてくれたファンに「ちょっと東京ドームの対戦成績は悪かった(3勝9敗)ですけど、最後こうしていい姿を見せれたので。来年以降も熱い応援をよろしくお願いします」と、感謝のメッセージを送った。

◆阪神秋山拓巳投手(29)が、2年ぶりの巨人戦勝利を挙げた。   以下はヒーローインタビュー   -投球を振り返って キャッチャー(の坂本)もテンポ良くリードしてくれてたので、いいリズムで最後まで投げることができました。 -無四球投球で安定していた 特徴でもあるので、無四球で良かったです。 -岡本ら強打者に直球で押していった。どんな気持ちで スピードは出ないんですけど、ストレートピッチャーだと思っているので。ストレート軸のピッチャーになれるようにこれからも務めていきたいと思います。 -自身登板試合は3連勝。いい流れになってきた 終盤で野手の方に助けてもらいながらここまで来られているので、最後まで頑張りたいと思います。 -東京ドーム今季最終戦。チームを代表してファンに一言 ちょっと東京ドームの対戦成績は悪かったですけど、最後こうしていい姿を見せれたので。来年以降も熱い応援をよろしくお願いします。

◆今季限りで現役引退する阪神藤川球児投手(40)が、今季東京ドーム最終戦で東京のファンに別れを告げた。 試合終了後に「ただいまから藤川球児投手がファンの皆様にあいさつに向かわれます」のアナウンスが流れ、藤川が登場。登場曲「リンドバーグ」の「every little thing every precious thing」が流れるなか、駆け足で左翼スタンドへ向かい、ファンに手を振りながら歩いた。本塁付近まで向かうと、巨人ファンのいる一塁側と右翼側へも一礼。最後の東京ドーム3連戦で登板機会はなかったが、マウンドで記念写真を撮るなど、穏やかな笑顔を見せた。 東京ドームもまた、藤川の伝説を彩った球場だ。05年4月21日、500号本塁打に王手をかけていた清原をフォークで三振に仕留めると「チ○ポコついとんのか」と痛烈に批判された。因縁の再戦だった6月25日は甲子園で、5球連続ストレート勝負などで三振を奪った。絶対的な「火の玉ストレート」を磨く一因になったシーンだった。 絶頂期のすごみが表れたのは、07年終盤だ。8月30日広島戦からはセ・リーグ記録の10連投で10連勝に導く離れ業。10連投目となったのが東京ドームでの巨人戦だ。9月9日、40セーブ目を挙げた試合後、額に汗を浮かべながら「面白かったんじゃないの。僕も楽しんでました」と振り返った。この年は守護神として、当時の日本タイ記録となるシーズン46セーブを挙げた。 この日の試合前練習では、藤川のおなじみの登場曲が流れるサプライズもあり「自分1人で感傷に浸っていたところを、こうして曲を流してもらえたことで、ゲーム前ですけど、球場全体の皆さんと感情を共有してもらえたことがうれしいですし、感激です。ジャイアンツさんに感謝ですね」と感謝していた。打倒巨人に執念を燃やし、さまざまな思い出がつまった敵地東京ドーム。最後は温かい拍手で送り出された。

◆巨人畠世周投手が、試合をつくれなかった。初回から2イニング連続で失点。 主導権を明け渡し、5回には1発を食らった。5回9安打4失点。「先制点を与えて流れを与えてしまったこと、打たれたボールは全体的に高かったこと、自分の甘さが出ました」。原監督は「畠らしくはないよね」と奮起を促した。

◆巨人が阪神秋山に完投を許し、5カード連続で勝ち越しなしとなった。 4点を追う9回に丸の24号2ランで反撃に転じたが時すでに遅し。8回までは散発4安打で無得点に抑えられ、原監督は「まあ、こういう時もあるよ。来週からは大丈夫」と言った。序盤の最大のチャンスは2点を追う4回。2死二塁から、岡本が鋭い当たりを放つも三直。不運も重なった。 本塁打、打点で2冠を争う4番は3試合連続で無安打に終わった。試合前練習では原監督から約10分間、指導を受けた。指揮官はグラウンド整備のトンボを使い、下半身の使い方などを落とし込んだが即効薬にはならず。「本人に少しでもいいアドバイスになれば。我々は味方なんだから」。元木ヘッドコーチは「映像見ると気持ちはセンターだけど、体が開いてレフトスタンドの気持ちが強いかな。打ちたいし、優勝したいし。いろんなプレッシャーを感じているから、他の4番とは違う」と擁護した。

◆阪神秋山拓巳投手(29)が今季2度目の完投勝利で、2戦連続でチームのV逸を阻止した。 9回2死一塁で、5番丸に右中間へ2ランを浴びて完封は逃したが、7月28日ヤクルト戦(神宮)以来3カ月ぶりの完投。今季9勝目とし、3年ぶりの2桁勝利に大手をかけた。矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。-秋山が好投 本当に秋山らしく丁寧に。ベース上での強さもあったすばらしい投球でした。 -坂本とのバッテリー アキ(秋山)の持ち味を誠志郎(坂本)がしっかり引き出したかなっていうのが、この完投につながったと思います。 -打線も追加点 (5回の)陽川の2ランは試合の流れの中で大きかった。すばらしいホームランでした。 -今季の東京ドームでの戦いを振り返って ちょっといい思い出が少なかったですけど、本当にここでなかなか勝てなくて。でも最後なんとかね、多少ですけど2つ勝って東京ドーム終われたのはよかったと思います。 -次に向けて ここまできたら1戦1戦その試合を全力で勝つのをしっかりチーム全体としてやっていきます。 -秋山が素晴らしい投球 いやいや、もうね。あそこまでいったら完封してほしかったけど。 -惜しかった 勝負いった結果やからさ。 -直球で押す場面も多かった コントロールと切れというところと、誠志郎(坂本)の配球もあったと思う。そういうのがかみ合わないとこういうふうな抑え方ってできないと思うので。 -坂本はリードだけでなく2回に盗塁も チームとして大事にしてるので。思い切って。ああやって得点につながったので、流れの中で相手に嫌な1点にはなったかなと。 -内角を使って的を絞らせなかったリードは もともとそういうインサイドワークというのもアイツの特長。1個1個、アキと「こういう考えでいってるのかな?」「ああ、そうきたか」とね。俺もキャッチャーやから、何を投げるのかなというのは、リュウ(梅野)がかぶっていてもいつも思いながら見てるんやけど。「そういったか」という部分は、うまく引き出していたかなと思う。岡本に対しても、変化球がくるのかなというところで結構真っすぐ続けてたりしていたので。そういう誠志郎のリードというのは、もちろんあると思う。 -初回はつないで大山が先制打 あそこが1点で終わるというのが、うちとしては(課題)というところがあるけど。やっぱり攻撃は陽川のホームランが。先制できて、中盤で効果的だった。最後、もう1本打ったし。チームにとっても、陽川自身にとってもいい1日にやったなと思う。 -木浪が1軍復帰 竜平(小幡)がずっと出ていて。危機感まではいかないんかもしれないけど、1軍の試合で出たいという思いを持ってファームで調整していたと思う。ずっと言っている競争という部分でそうやっていい意味で緊張感、危機感というか、そういうのを今日は持ちながら臨んだと思う。本当に竜平と、もちろん他にもショートいるけど、そういう形でどんどん切磋琢磨(せっさたくま)していって、チーム力を上げていけたらな、と。 -東京ドーム今季最後のカードで勝ち越し まあね。やられっぱなしという感じになってしまったんで。いろんな部分で課題も、ジャイアンツとの差というのも戦っていく上で、見たり、感じたりする部分が多かった。またそこは課題として、またチームとして成長していく部分というのは見えたかなと思います。

◆今季限りで現役を引退する阪神藤川球児投手(40)が、今季東京ドーム最終戦で、東京のファンに別れを告げた。試合後に藤川の登場曲、リンドバーグの「every little thing every precious thing」が流れる中、駆け足で左翼席方向へ向かい、ファンに手を振りながら歩いた。巨人ファンのいる一塁側と右翼側へも一礼。「粋な計らいというか、感謝をしなきゃいけない。ずっと巨人の選手を見て、あこがれて野球をやってきた部分もある。最後まさかこうして敵チームで、というのは思わなかったんで。子供の時に戻りました」。3連戦の登板機会はなかったが、穏やかな笑顔を浮かべた。 試合前練習時にも、登場曲が流れるサプライズ。登板すれば登場曲を流すように、敵将の原監督からも"サプライズプレゼント"の用意があったという。「原監督ともWBCでも一緒にやりましたし、アメリカ行く時も言葉をいただいて、色紙を書いていただいたりして。まさか自分がそういうふうにしてもらえるというのは思ってもみなかったんで、非常に感謝しています」。引退試合は11月10日、甲子園での巨人戦。「プロ野球の舞台でお恥ずかしい姿を見せることのないように」。決意新たに最後まで戦い抜く。【磯綾乃】

◆阪神坂本誠志郎捕手がプロ5年目で初盗塁を決めた。先発マスクをかぶり、1点リードの1回1死からスキを突いて二盗を成功させた。 プロ初盗塁から2点目のホームを踏み、守っても秋山の完投勝利を好リード。矢野監督は「アキの持ち味を誠志郎がしっかり引き出したかな」と評価した。

◆今季限りで現役を引退する阪神藤川球児投手(40)が、今季東京ドーム最終戦で、東京のファンに別れを告げた。 <藤川と東京ドーム>  ▼まさかの1発 03年4月11日、7-1でリードし9回に入ったが、救援陣がつかまった。藤川は5番手で救援も後藤に3ランを浴びて同点に。結局、延長12回8-8で引き分けた。藤川も後年、東京ドームの思い出として挙げている。 ▼チ○ポコ発言 05年4月21日、8点リードで登板した藤川は清原をフォークで三振に斬った。フォークを選択したことに清原は「けつの穴、小さいわ。チ○ポコついてんのか」と発言。次の対戦では直球で空振り三振に仕留めた。藤川が速球を磨くようになったできごとだった。 ▼9人継投 07年の球宴で、全セ落合監督は先発上原から9投手を1イニングずつ投げさせ1安打完封勝利。最後は藤川が締めた。 ▼炎の10連投 07年8月30日から9月9日までセ・タイの10連投。この間チームは10連勝で藤川も2勝7セーブ。敵地での巨人3連戦ではすべて1点差試合でセーブを挙げる活躍だった。

◆阪神陽川尚将内野手が新型コロナウイルス感染から1軍復帰後初アーチをかけた。 2点リードの5回2死二塁。畠のカットボールを左翼席上段まで届かせた。9月18日中日戦以来の1発は流れを引き寄せる5号2ラン。「初回のチャンスの場面で打つことができなかったので(空振り三振)、取り返すことができてよかったです。完璧でした」と笑顔を見せた。

◆チーム内のコロナ禍で離脱していた阪神木浪聖也内野手が、再昇格即7番遊撃でスタメン出場し、2安打を放った。 球団独自の濃厚接触者扱いで登録を抹消され、1カ月ぶりに1軍復帰。2回の第1打席で先発畠からいきなり右前打を放つと、7回にも桜井から中前に運んだ。不在の間に小幡が遊撃で存在感を示す中、定位置奪回へ負けじとアピール。 矢野監督は「そういう形でどんどん切磋琢磨(せっさたくま)して、チーム力を上げていけたら」とうなずいた。

◆意地のG倒2連発だ。阪神秋山拓巳投手(29)が今季2度目の完投で9勝目を挙げ、3年ぶりの2桁勝利に王手をかけた。負けか引き分けで優勝の可能性が消滅した崖っぷちだったが、前日の高橋に続く快投で、ライバルの前での屈辱を阻止した。チームは20年最後の東京ドームで初の勝ち越し。今季限りで現役を引退する藤川球児投手(40)も長年戦った敵地に別れを告げた。直球は140キロ前後。だが、巨人打線はとらえきれない。「スピードは出ないんですけど、ストレートピッチャーだと思っています」。負けか引き分けで優勝の可能性が完全に消滅した一戦で112球の熱投。秋山が東京ドームで仁王立ちした。 主砲には気合が入る。本塁打王争いで大山と並ぶトップの岡本には真っ向勝負を仕掛けた。4打席対峙(たいじ)し、21球中15球で直球を投じた。「ジャイアンツの打者がイメージしている軌道じゃない球が投げられたら、有効じゃないかと感じていた」。2三振を奪うなど無安打に封じ、仕事をさせなかった。 9回は丸に2ランを浴び「(完封を)取りたかったですけど。そういう人間かなと思っているんで」と苦笑い。それでも矢野監督は「勝負にいった結果やからさ。秋山らしく丁寧に。ベース上での(球の)強さというか、そういうものもしっかりあった素晴らしいピッチングでした」とたたえた。6安打2失点で今季2度目の完投。G倒は18年5月8日(東京ドーム)の完封以来、約2年半ぶりで、チームに今季初の東京ドーム勝ち越しをもたらせた。 9勝目を挙げ、17年の12勝以来3年ぶりの2桁勝利に王手をかけた。今季は残り1試合か2試合に登板する見込み。18年は5勝、19年は4勝と苦しんできた。「ここまで来た。みんなの期待に応えられるように、あと1勝頑張りたいと思います」。背番号46は力強く宣言した。【只松憲】 ▼阪神秋山が完投で9勝目を挙げた。17年以来2度目の2桁勝利に王手をかけた。秋山の完投勝利は7月28日のヤクルト戦に次いで今季2度目で、通算7度目。巨人戦では18年5月8日に完封して以来。巨人戦は通算4勝8敗と負け越しているが、防御率は2・90と悪くない。

◆阪神大山悠輔内野手が7試合ぶりの打点で打撃2冠へ食らいついた。 初回1死一、二塁。先発畠の初球カットボールを左翼前に運ぶ先制打。この一打が決勝点となり、巨人丸と並んでリーグトップ13度目の勝利打点となった。「勢いづけるという意味でも先制点は欲しいですし、そういう仕事はすごく大事だと思っているので。そこ(の気持ち)は持っていきました」。打点を75とし、トップの中日ビシエドとの差は7。26本で岡本と並ぶトップの本塁打王争いと合わせ2冠奪取に挑む。

◆阪神の試合前練習時、今季限りで引退を表明している藤川球児投手(40)の本拠地での登場曲『every little thing every precious thing』(LINDBERG)が流された。  阪神は東京ドームの今季最終戦で、藤川がユニホームを着て同グラウンドに立つのはこれが最後。球場に来る前には自身の公式ツイッターに「ラスト東京ドーム 思いっきり緊張して、思いっきり楽しんできます!」と書き込んでいたが、敵地で粋な計らいが施された。

◆阪神の試合前練習時、今季限りで引退を表明している藤川球児投手(40)の本拠地での登場曲『every little thing every precious thing』(LINDBERG)が流され、藤川は球団広報を通じて感謝のコメントを発した。  「自分一人で感傷に浸っていたところを、こうして曲を流してもらえたことで、ゲーム前ですけど、球場全体の皆さんと感情を共有してもらえたことがうれしいですし感激です。ジャイアンツさんに感謝ですね」  この日は東京ドーム最終戦で、藤川にとってもこのグラウンドにユニホームを着て立つのは最後となる。

◆阪神・大山悠輔内野手(25)が一回に先制の左前適時打を放った。1死から糸原とマルテの連打で一、二塁。畠の初球、139キロ変化球をとらえた。打球は左前に弾み、二走・糸原が一気に生還。4番の一打で阪神が幸先よくスタートを切った。  大山は18日のヤクルト戦(甲子園)以来、7試合ぶりの打点を挙げ、今季75打点。首位の巨人・岡本(81打点)に6差に迫るリーグ4位とした。

◆阪神・木浪聖也内野手(26)が1軍昇格即スタメン出場を果たし、第1打席でいきなり快音を響かせた。  1-0の二回に先頭で打席に立つと、先発・畠の甘く入った変化球を右前へはじき返して出塁。その後、2死二塁と好機を広げ、近本の適時打につなげた。  チームのコロナ禍で球団独自の濃厚接触者と認定され、9月25日に登録抹消。この日昇格し「7番・遊撃」で先発出場すると、9月21日のDeNA戦(横浜)以来1カ月ぶりに安打を放って存在感を示した。

◆阪神・陽川尚将内野手(29)が1カ月ぶりの本塁打で追加点を挙げた。  「打ったのはカットボール。初回のチャンスの場面で打つことができなかったので、取り返すことができてよかったです。(感触は)完璧でした」  2-0の五回、1死から大山が左翼線二塁打で出塁すると、2死としてから陽川が真ん中に入ったスライダーを一閃。白球は左翼席深くに着弾した。9月18日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、1カ月ぶりの一発で2点を追加した。  陽川は9月25日に新型コロナウイルスに感染し、登録を抹消された。その後、隔離期間をへて今月15日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)で実戦に復帰。21日に1軍昇格していた。

◆阪神の陽川が2-0の五回2死二塁で、左翼席上段に5号2ランを放った。9月18日以来の一発に「初回のチャンス(2死一、二塁)の場面で打つことができなかったので、取り返すことができて良かった。完璧だった」と誇らしげだった。  この3連戦は全て先発出場した。期待通りの長打力に、矢野監督は「試合の流れの中で大きかった」とたたえた。

◆巨人の畠は要所で制球が甘くなり、5回9安打4失点で4敗目を喫し、黒星が先行した。一回1死一、二塁で大山に初球のカットボールを左前への適時打にされ「先制点を与えて、流れを与えてしまった」と肩を落とした。  0-2の五回2死二塁では陽川に2ランを浴びた。甘く入ったカットボールを左翼席へ運ばれ「打たれたボールは全体的に高かった。自分の甘さが出た」と悔しそうだった。

◆今季限りで現役を引退する阪神の藤川が試合後、グラウンドに姿を現し、ファンに手を振って頭を下げた。今季、東京ドームでの最終戦だった。甲子園球場での登場曲が敵地で流れる中、観客席から拍手を浴び「粋な計らいに感謝しないといけない」と感慨に浸った。  高知で育った幼少期は巨人が憧れの球団だったそうで「子どもの時に戻りました」と笑顔。この3連戦は登板機会がなかったが、残り試合に向け「最後まで全力で準備して、いい投球をお見せしたい」と力強く話した。

◆阪神は先発・秋山拓巳投手(29)の9回2失点の好投などで勝利。東京ドーム最終戦を白星(3勝9敗)で飾った。矢野燿大監督(51)は「ちょっといい思い出が少なかった」としながらも、「2つ勝って東京ドームを終われてよかったと思います」と留飲を下げた。以下、指揮官の一問一答。  --秋山の投球は  「本当に秋山らしくね、丁寧に。またベース上の強さもあったんで、素晴らしい投球でした」  --坂本とのバッテリーは  「アキ(秋山)の持ち味を誠志郎(坂本)がしっかり引き出していたなというのが、この完投につながったと思います」  --東京ドームの最後の試合を連勝で終えた  「ちょっといい思い出が少なかったですけど、ここでなかなか勝てずにね。まあ、でも最後に何とかね、多少ですけど、2つ勝って東京ドームを終われてよかったと思います」  --甲子園に帰る  「ここまで来たら一戦一戦、その試合を全力で勝つというのをチーム全体としてやっていきます」  --坂本は内角を使って的を絞らせなかった  「もともとそういうインサイドワークというのもアイツの特長なんでね。そういうところは1個1個、アキ(秋山)と『こういう考えでいってるのかな?』『ああ、そうきたか』とね。俺もキャッチャーやから、何を投げるのかなというのは、リュウ(梅野)が被っていてもいつも思いながら見てるんやけど。『そう行ったか』という部分は、うまく引き出していたかなと思う。岡本なんかに対してもね、変化球くるのかなというところで結構真っすぐ続けてたりしていたんで。そういう誠志郎のリードというのは、もちろんあると思う」  --東京Dは最後のカードで勝ち越し  「まあね。やられっぱなしという感じになってしまったんで。いろんな部分で課題も、ジャイアンツとの差というのも戦っていく上で見たり、感じたりする部分が多かった。そこは課題として、またチームとして成長していく部分というのは見えたかなと思います」

◆阪神は巨人に4-2で勝利した。一回に糸原とマルテの連打で1死一、二塁とし、4番・大山の適時打で先制。二回は近本の適時打、五回は陽川の5号2ランで得点を追加した。  先発の秋山は三回まで無安打投球。四回2死から坂本に右中間二塁打を許したが、9回6安打2失点に抑えて9勝目。無失点で迎えた九回2死で丸に甘く入った直球を右中間席へ運ばれ、2失点。2018年の5月8日の巨人戦(東京ドーム)以来、2年ぶりとなる完封勝利こそ逃したが、好投で勝利に貢献した。  チームは東京ドームで今季初の連勝。敵地での連勝は2019年7月26、27日以来となった。

◆巨人は打線が奮わず連敗。自力でマジックを減らすことはできなかった。  先発の畠はいきなり捕まった。一回、近本を遊ゴロに打ち取ったが、糸原、マルテ、大山に3連打で許し先制された。二回に2死二塁で近本に右前適時打を浴び2点目、五回には2死二塁から陽川に左翼席へ運ばれて計4失点。5回9安打4失点で降板した。  打線は阪神先発の秋山の前に九回2死まで5安打、無失点に抑えられていたが、丸が24号2ランを放ち、完封負けを阻止することが精いっぱいだった。

◆最初の好機で初球をしとめた。大山の快音が決勝点になった。  「勢いづける意味でも先制点は欲しいし、そういう仕事はすごく大事だと思っているので」  一回1死一、二塁で畠のカットボールを左前へ。先制打で打点を「75」に上積みした。巨人・岡本とリーグトップで並ぶ26本塁打との2冠は、まだまだ射程圏内(打点は中日のビシエドが82でトップ)。五回に左翼線二塁打を放ち、8試合ぶりの複数安打も記録した。  三回に死球、七回に四球を選んで4度出塁した。10月は月別最多の12四死球。警戒される状況で「勝利のためにやっている。四球で塁に出られたら、それだけチャンス」と最善を尽くす。  「我慢するところはしないと。ストライクからボールになる球を見逃せるようになれば、もっともっと自分の中で変わってくる。そこはまだ一つの課題かなと思います」  4番らしさも板についてきた25歳。1打席の積み重ねの先に栄冠が待っている。(安藤理)

◆2連覇を目の前にして少し元気がない。巨人が2連敗を喫し、5カード連続勝ち越しなしで優勝へのマジックナンバーは「4」のまま。最短でのV決定も1日延びて28日となり、原辰徳監督(62)は「まあ、こういう時もあるよ。来週からは大丈夫よ」と気持ちを切り替えた。  阪神・秋山を八回まで散発4安打と打ちあぐね、九回に丸が24号2ランで意地を見せたのが精いっぱいの反撃だった。最近5試合の平均得点は3と寂しい。  苦しんでいるのは4番・岡本だ。リーグトップタイの26本塁打、同2位の81打点でタイトル争いを展開するが、今カードは10打数無安打、打点なし。この日唯一の得点圏だった四回2死二塁では強烈なライナーを打ち返したが、三塁手・大山の正面を突くなどツキもない。  試合前練習では原監督がトンボを岡本の軸足に当てて、前に突っ込まないよう矯正。「本人に少しでもいいアドバイスになればいい。われわれは味方なんだから」と奮起を願ったが、すぐ結果には表れなかった。  「『楽に行けよ』とか、ありふれた子供だましみたいなことは今の状態じゃ言えない。他の選手とは、また違うプレッシャーの中でやっているから」と元木ヘッドコーチ。若き4番が試練に立ち向かう。(谷川直之)

◆また一つ、思い出の地で最後を迎えた。試合後の東京ドームに『every little thing every precious thing』(LINDBERG)が流れ、虎党、そしてG党が拍手で出迎える。晴れやかな表情で三塁ベンチを飛び出した藤川は、歓声に手を挙げて応え、深く一礼した。  「粋な計らいっていうか、感謝をしなきゃいけない。東京ドームの野球っていうのはこれが最後。よかったなと」  現役最後の東京ドーム。登板機会こそなかったが、巨人サイドから送られた惜別の演出が、深く心に残った。この日の練習中も藤川の登場曲が球場に流れ、花道を彩った。巨人・原監督も「もし、藤川投手が登板することがあれば登場曲を流してあげて」と、超異例のサプライズまで用意してくれていた。  「こういうことが過去にはあったのか、分からないけど、まさか自分がそういうふうにしてもらえるっていうのは思ってもみなかったんで、非常に感謝しています」と藤川。万感の思いでいっぱいだった。縦じまの戦士として誰よりも打倒巨人を掲げ、数々の名勝負を繰り広げてきた東京ドーム。今季大きく負け越した敵地で、来季へ向けたチームの意地と執念を感じることもできた。  「後輩たちが最後、初めて今年(東京ドームで)勝ち越してくれた。その輪の中にいれて、少しでも自分がいることが何か影響したと思うと、うれしい。来年からはそれすらかなわないから」  伝統の一戦も、11月10日の引退試合(甲子園)を残すのみ。最後まで全力で、受け継がれてきた猛虎の魂を伝えていく。 (原田遼太郎) ★巨人憧れの球団  高知で育った幼少期、藤川にとって、巨人が憧れの球団だったという。「原監督ともWBCで一緒にやりましたし、米国に行く時も言葉、色紙いただいたりして。子供の頃からずっと巨人の選手を見て憧れて野球をやってきた部分もある。子供の時に戻りました」と感慨深げ。「(原監督は)やっぱり強い組織を作り上げる、そこに立ち向かっていきたいという思いで戦ってきた」と話すと、11月10日へ「最後まで全力で準備して、いい投球をお見せしたい」と力強く話した。

◆猛虎の意地だ! 阪神は巨人に4-2で勝利。秋山拓巳投手(29)が見事な2失点完投で、9勝目を挙げた。やられっぱなしだった敵地・東京ドームでの最終戦で、今季初のカード勝ち越し。引き分け以下でリーグ優勝が完全消滅する崖っぷちに立ってから、2連勝とした。  九回2死。完封を目前にして2ランを浴び、秋山は思わず苦笑いした。それでもしっかり1人で試合を締めて、今季2度目の完投で9勝目。屈辱を味わい続けてきた東京ドームでチームを2連勝フィニッシュに導き、笑顔を見せた。  「(完封を逃して)僕らしいかなと。特には気にしてはないです。みんなのために(完封を)とりたかったですけど、勝ててよかったです」  球速は140キロ前後ながら、切れと威力のある直球で押し、八回まで散発4安打に封じる完璧な内容。「状態がよかったのが一番ですね。それでどんどんいけたかなと思う」。九回1死一塁で4番・岡本を高めの直球で空振り三振。2018年5月8日の巨人戦(東京ドーム)以来2年ぶりの完封勝利まであと一息だったが、続く丸に直球を右中間席に運ばれた。  9回6安打2失点で7月28日のヤクルト戦(神宮)以来、今季2度目の完投勝利。しかも無四球だ。2017年の12勝以来、自身3年ぶりの2桁星に王手。「野手の方に助けてもらいながらここまで来れているので、最後まで頑張りたい」と表情を引き締めれば、矢野監督は「本当に秋山らしくね、丁寧に。またベース上の(球の)強さもあったので素晴らしい投球だった」と称賛した。  1年間の鬱憤を少しだけ晴らした。今季、チームは東京ドームで3勝9敗。開幕3連敗を皮切りに8連敗し、8月18-20日では、1963年以来57年ぶりの3試合連続完封負けを喫した。今回の最終カードでも、23日の初戦は1試合5失策で敗戦。引き分け以下で優勝が完全消滅する崖っぷちに追い込まれたが...。  虎の意地を見せた。前日24日は高橋が菅野に投げ勝ち、この日は秋山の熱投で2連勝。今季初のカード勝ち越しを決め、宿敵のホームでV逸となる危機は逃れた。  「ここ(東京ドーム)でなかなか勝てずにいい思い出が少なかったですけど、最後に何とか2つ勝って東京ドーム(での試合)を終われてよかった」と指揮官。秋山もヒーローインタビューで「東京ドームでの対戦成績は悪かったですけど、最後こうしていい姿を見せられたので、来年以降も熱い応援よろしくお願いします!」と虎党に訴えた。G倒なくしてリーグVはなしえない。背番号「46」が先頭に立ち、来季は必ず倍返しする。 (織原祥平)

◆勝った~勝った~また勝った~東京ドームでまた勝った~!! 今季最後の東京ドームで虎が完勝して3連戦を勝ち越したー!!  秋山が、あと一人で完封を逃したのは惜しい~けど、そこまで完璧ともいえる投球は阪神の2020年にとっても大きな大きな1勝だったのだ!!  ヒーローインタビューで質問され「スピードは出ないけど、ストレートピッチャーだと思ってます!!」。そう、それ。そのスピリッツこそが、巨人と聞いただけで萎縮してしまう阪神に欠如しているのだ!!  試合後のスタンドへの藤川球児のあいさつに涙がこぼれた、ウウウ...。近い未来、虎のユニホームを着て第二の藤川球児を誕生させてくれー!!  さあ、いよいよドラフトです!! 全国の虎党の皆さん、朝から滝に打たれてでも近大・佐藤の阪神確定を祈りましょー!!

◆ようやく東京ドームで連勝した阪神だが、1年を通じて大きく負け越し、さらに言えば、打ち勝つ野球をほぼできなかった(1試合だけ11-0で勝ったが)。この傾向は、残念ながら来年以降も変えられそうにない。結論は出た。打者に期待しない方がいい。  攻撃陣に期待できない以上、投手力で勝てるチーム作りに徹してもらいたい。現代の野球は、2桁勝利投手が3人いれば、ほぼ優勝争いできるのだから。  1人目は西勇。文句ない。2人目はこの日完投した秋山だ。調子を落としているとはいえ、巨人打線を完全に抑え込んだ。制球の良さは何よりも魅力。残り試合の中で、秋山に何が何でもあと1つ勝たせて、10勝投手にすること。今の秋山の安定感なら、改めて2桁勝てば自信を持って、何年か続けて10勝以上できる投手になれる。私がそうだった。8年連続2桁勝利経験者が言うのだから、説得力はあると思うのだが。  3人目の候補はもちろん藤浪。一番のポテンシャルの持ち主だ。残り試合、秋季練習、来春のキャンプで、いかに土台を作れるか。3枚看板を作れた時、阪神は真に優勝を争えるチームになれる。 (本紙専属評論家)

◆巨人の打撃が、こんなに悪いとはね。総じてスイングが鈍い。岡本の第4打席は、インハイのストレートに空振り三振。調子が良いときは本塁打にしていた球だ。丸の2ランにしても遅すぎるし、3打席目までは振り遅れが目立っていた。  不振の原因は疲労ということになるのか。そうだとしたら、エモトのお勧めは、本当のところをいうとランニングとノックだ。  阪神時代、掛布雅之が試合前に、大丈夫かと心配するほど汗を流していた。かつての野球人もおしなべて、ランニングとノックが疲労の解消に最適だと口にしていた。  ただ、このご時世、そんな経験則も、なかなか受け入れてもらえないだろう。それなら逆に、主力を思い切って休ませるか。あるいは3連戦のうち1試合、選手起用と作戦を攻撃に集約させて、何が何でも打ち勝つ野球を追求するか。  投手陣が弱くて打線に頼るしかないだけに、今回の阪神戦をきっかけに、何か手を打つべきだね。 (本紙専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
63386 0.624
(↓0.006)
M4
(-)
13487
(+2)
366
(+4)
123
(+1)
69
(-)
0.256
(↓0.001)
3.290
(-)
2
(-)
中日
56485 0.538
(↑0.004)
8.5
(↑1)
11399
(+5)
428
(+1)
64
(+2)
30
(-)
0.253
(-)
3.720
(↑0.03)
3
(-)
阪神
52506 0.510
(↑0.005)
11.5
(↑1)
12442
(+4)
426
(+2)
103
(+1)
70
(+1)
0.244
(↑0.001
3.510
(↑0.01)
4
(-)
DeNA
51535 0.490
(↑0.005)
13.5
(↑1)
11464
(+3)
424
(-)
123
(+1)
27
(+1)
0.265
(-)
3.710
(↑0.03)
5
(-)
広島
445410 0.449
(↓0.005)
17.5
(-)
12465
(-)
503
(+3)
101
(-)
58
(+2)
0.261
(↓0.001)
4.300
(↑0.01)
6
(-)
ヤクルト
38618 0.384
(↓0.004)
24
(-)
13428
(+1)
538
(+5)
101
(-)
57
(-)
0.247
(-)
4.700
(↓0.01)