1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 5 | 13 | 0 | 1 |
ヤクルト | 1 | 4 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 0 | X | 9 | 13 | 1 | 0 |
勝利投手:小川 泰弘(10勝6敗0S) 敗戦投手:松葉 貴大(3勝7敗0S) 本塁打 |
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◆ヤクルトは初回、塩見の内野ゴロの間に1点を先制する。その後は、2回裏に山田哲、村上、塩見の3者連続適時打が飛び出すなど、終わってみれば13安打で9得点を挙げた。投げては、先発・小川が6回2失点で今季10勝目。敗れた中日は、先発・松葉が試合をつくれなかった。
◆ヤクルトの選手、スタッフらが、今季限りで現役を引退するヤクルト五十嵐亮太投手(41)の記念Tシャツを着て練習に臨んだ。 前面に背番号「53」と、五十嵐の投球フォームやサインがデザインされている。背中には、節目の試合や獲得したタイトルなどがプリントされている。 五十嵐は25日の中日戦(神宮)での引退時代に向けて、23日から1軍の練習に合流している。
◆ヤクルトの4番村上宗隆内野手(20)が死球を受け、球場は騒然となった。 9-5で迎えた7回2死、中日の4番手ゴンサレスの2球目、148キロが背中を直撃。その場に倒れ込んだ。ベンチからトレーナーと宮出ヘッドコーチが駆けつけたが、村上は立ち上がって一塁へ歩き出した。 今季3個目の死球となった。
◆中日の松葉貴大投手が立ち上がりからヤクルト打線に捕まり4回途中7安打6失点でKOされた。 9月20日阪神戦で3勝目を挙げて以来、白星なく今季7敗目。チーム連勝も4で止まった。松葉は「立ち上がりから走者を出し、先に点を取られた。(連勝中の)チームのいい流れを悪くしてしまい申し訳ないです」と話した。 ▽中日与田監督(4連勝ストップに)「(先発松葉は)全体的に球が高かった。(打線は)あと1本だったが、2ケタ(13安打)打てているし、いい形になってきている」
◆ヤクルト小川、中日松葉の先発。ヤクルトは初回、塩見の遊ゴロの間に1点先制。2回にも山田哲、村上らの適時打で4点追加。 中日は4回、福田が5号2ラン。ヤクルトは4、5回に1点ずつ追加。6回も塩見、西浦の適時打で2点を追加。 ヤクルトは先発野手全員安打で連敗をストップ。小川が5年ぶりの10勝目。中日は連勝が4でストップ。松葉が7敗目。
◆ヤクルトのエース小川泰弘投手が6回2失点と粘りの投球で、5年ぶりの2ケタ勝利を手にした。 2回以降は毎回、走者を背負う苦しい内容だったが、打線の援護も受けてしのいだ。前回は自己ワーストタイの1回2/3で降板するなど自身3連敗していたが、10月初白星。「今日は先制点をとってもらい、強気のピッチングをすることができました」とコメントした。
◆中日福田永将内野手(32)がスタメン復帰戦で存在感を見せた。 体幹のコンディショニング不良から23日に1軍再昇格し、復帰2戦目のこの日は9月8日巨人戦以来となる「6番・左翼」でスタメンで出場。2回の第1打席で中前打を放つと、4回無死一塁から攻めあぐねたヤクルト先発小川から5号2ラン。7回の第4打席には左中間を破る適時二塁打を放ち、サイクル安打にリーチもかけた。 5打席目こそ回らなかったが、今季初の猛打賞で今季最多1試合4打点の活躍。福田は、「いい緊張感を持って試合に入れました。1打席目にいい形のヒットが出て、その後も集中しながら試合に臨めた」と、スタメン復帰戦を振り返った。与田剛監督も「彼の長打力、本塁打は見事だった。残り試合は毎日、ホームランを打ってほしい」と絶賛。和製大砲が8年ぶりAクラス入りへ向けての残り12試合も全力でバットを振る。 ▽中日滝野(6回に代打出場し左前にプロ初安打) 硬くならずに楽しんで、初球から積極的にいこうと思っていました。積極的に打ちにいけたのが、結果につながったと思います。 ▽中日ビシエド(7回の右前適時打でリーグ1位タイの81打点に) 積極的に打ちにいった。いいところに飛んでくれたね。
◆ヤクルト小川泰弘投手が6回2失点で、5年ぶりの2ケタ勝利を飾った。 2回以降は毎回、走者を背負う苦しい内容。6回2死一塁では、新国立競技場で行われた嵐のイベント収録で打ち上げられた花火の煙のため約1分間の中断となるも、無失点。前回は自己ワーストタイの1回2/3で降板し苦しんだが、中5日で勝利。「久しぶりの2ケタ勝利なのでうれしい。これで満足することなく、1つ1つ勝利を積み重ねていきたい」と話した。 ▽ヤクルト高津監督(小川について) もう少しすっきり、ぴしゃっといってほしかったのが本音だが、苦しみながら安打を打たれながらも2点に抑えたのは評価していい。内容はともかく、結果がついてきたのはよかった。
◆ヤクルトの村上が3試合ぶりの打点を挙げた。1-0の二回、山田哲が2点適時打を放ってさらに残った2死一、二塁の好機。粘って9球目を右前に運んで1点を加え「追い込まれたが、しっかり打ち返すことができた」と胸を張った。 10月に入ってやや調子を落としていたものの「ここ数試合は前よりもいい感覚で打席に立てている」と復調に自信をのぞかせる。四回2死二塁でも右前適時打を放ち、打点を80台に乗せた。81打点の岡本(巨人)や、ビシエド(中日)との打点王争いは混沌としてきた。
◆ヤクルト・村上宗隆内野手(20)が「4番・一塁」で先発出場。二回2死一、二塁から右前適時打を放ち「追い込まれていましたが、しっかり打ち返すことができました。何とかランナーをかえすことができてよかったです」とうなずいた。 3点差に詰め寄られた四回2死二塁では、右前適時打を放ち「前の回に守備でミスをしたので、取り返す気持ちで打席に入りました。良いところに飛んでくれてタイムリーになってよかったです」。これでシーズン80打点に到達した。
◆ヤクルト・小川泰弘投手(30)が先発し、6回で10安打を浴びながら2失点と粘投。2015年以来、5年ぶりの2桁勝利の権利を得て、マウンドを譲った。 一回は、三者凡退と最高のスタートを切った。序盤から力強い直球で中日打線に向かっていったが、二回以降は毎回走者を背負う苦しい展開。四回には無死一塁から、福田に右越え2ランを被弾した。 それでも、追加点を許さず、102球で試合を作った小川。自己最短となる1回2/3で降板した18日の前回登板(対阪神、甲子園)から中5日のマウンドで、修正した。
◆ヤクルトが両チーム計26安打の打撃戦を制した。1-0の二回に山田哲らの3者連続適時打で4得点。その後も村上の適時打などで加点した。6回2失点の小川が5年ぶりの2桁勝利。中日は前半の好機を逃し、連勝が4で止まった。
◆ヤクルトの小川が、リーグ優勝した2015年以来の2桁勝利に到達した。二回以降毎回の10安打を浴びたが、福田の2ランによる2失点でしのぎ「先制点を取ってもらい強気の投球ができた。たくさん打たれた中でも粘り強く投げられた」と息をついた。 9月20日に9勝目を挙げてから3連敗と調子を崩していた。高津監督は「苦しみながらも2点で抑えたのは評価していい。内容はともかく結果がついてきて良かった」と喜んだ。
◆村上が2安打2打点と活躍した。二回は追い込まれてから右前適時打。四回にも右前適時打を放ち「前の回に(一塁)守備でミスをしたので、取り返す気持ちで打席に入った。いいところに飛んでくれた」。七回は背中に死球を受けたがフル出場し、80打点はリーグ3位。81打点でトップの岡本(巨人)、ビシエド(中日)と打点王争いを繰り広げる。
◆ヤクルト・小川泰弘投手(30)が10安打を浴びながら、6回2失点の粘投で10勝目(6敗)。2015年以来5年ぶりの2桁勝利に到達し「本当に最近チームに迷惑をかけていたので、チームの勝利に貢献できて良かったです」とうなずいた。 二回以降は毎回走者を背負う展開。四回は福田に2ランを浴びた。投球中には隣接する国立競技場で収録が行われた人気グループ、嵐のライブ演出による煙や風船の影響でプレーが一時中断するハプニングもあったが、集中を切らさず9月20日以来の白星を挙げた。 登板後には必ず自身の投球を映像で振り返り、スコアを記す。ノートには良かった部分、悪かった部分だけでなく「この場面はこの球を投げて打者の反応がこうだったとか、こうだから打たれたとかも書く。見返して気付く部分もある」。"1人反省会"の繰り返しが好投を生んでいる。 「久しぶりの2桁勝利はうれしいけど、それに満足することなく一つ一つ勝利を積み重ねていきたい」。最後の最後まで貪欲に勝利を求める。(赤尾裕希) 小川についてヤクルト・高津監督 「ずっと勝たせたいと思っていた。内容はともかく、結果がついてきたのは良かった」
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
63 | 37 | 6 | 0.630 (↓0.006) | M4 (↑1) |
14 | 485 (+1) | 362 (+2) | 122 (-) | 69 (-) |
0.257 (↓0.001) | 3.290 (↑0.01) |
2 (-) |
中日 |
55 | 48 | 5 | 0.534 (↓0.005) | 9.5 (-) |
12 | 394 (+5) | 427 (+9) | 62 (+1) | 30 (-) |
0.253 (↑0.001) | 3.750 (↓0.06) |
3 (-) |
阪神 |
51 | 50 | 6 | 0.505 (↑0.005) | 12.5 (↑1) |
13 | 438 (+2) | 424 (+1) | 102 (-) | 69 (-) |
0.243 (↓0.001) | 3.520 (↑0.02) |
4 (-) |
DeNA |
50 | 53 | 5 | 0.485 (↓0.005) | 14.5 (-) |
12 | 461 (+1) | 424 (+2) | 122 (-) | 26 (-) |
0.265 (↓0.001) | 3.740 (↑0.02) |
5 (-) |
広島 |
44 | 53 | 10 | 0.454 (↑0.006) | 17.5 (↑1) |
13 | 465 (+2) | 500 (+1) | 101 (-) | 56 (+3) |
0.262 (-) | 4.310 (↑0.04) |
6 (-) |
ヤクルト |
38 | 60 | 8 | 0.388 (↑0.007) | 24 (↑1) |
14 | 427 (+9) | 533 (+5) | 101 (-) | 57 (+2) |
0.247 (↑0.001) | 4.690 (-) |
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