オリックス(☆3対0★)ロッテ =リーグ戦22回戦(2020.10.24)・京セラドーム大阪=
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ロッテ
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ORIX
10010001X3501
勝利投手:アルバース(4勝7敗0S)
(セーブ:ディクソン(0勝3敗16S))
敗戦投手:古谷 拓郎(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】T-岡田(15号・1回裏ソロ)

  DAZN
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◆オリックスは初回、T-岡田のソロで先制する。その後2-0で迎えた8回裏には、モヤが適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・アルバースが7回途中2安打無失点の好投で今季4勝目。敗れたロッテは、打線が散発の4安打と振るわず、6連敗を喫した。

◆オリックスT-岡田外野手(32)が、3年ぶりの15本塁打を放った。 初回1死でロッテ古谷のストレートを捉え、右翼スタンド5階席への豪快な先制弾に。「感触は完璧でした! なんどか早い段階で点を取れればと思っていたので、きょうも初回から先制できてよかったです」と、先制犠飛を放った23日同戦(京セラドーム大阪)に続く初回からの得点を喜んだ。T-岡田の年間15本塁打は31本を残した17年以来で、23日の初打席から5打席連続打点をマークした。

◆高卒2年目のロッテ古谷拓郎投手(20)は、苦い先発デビューとなった。チームは完封負けを喫し、2年ぶりの6連敗となった。 先発予定が3度、雨天で延期になってのマウンド。初回、1番佐野は三邪飛に打ち取ったが、2番T-岡田に143キロ直球を右翼5階席まで豪快に運ばれた。 2、3回は無失点で切り抜けたが、4回は3連続四球に2暴投が重なった。4回途中2失点で降板。直球は最速149キロをマークしたが、投じた58球のうち24球がボール判定。「四死球でピンチを広げて失点してしまうという、前回登板と同じミスをしてしまったのは良くなかったですし、修正できなかったところも反省点です」と悔しさに肩を落とした。 井口監督は「ゲームはある程度作ってくれたと思いますけれど、自滅していった部分もあるので。まだまだ課題はいっぱいある投手」と、今後への糧にすることを願っていた。

◆オリックスのアンドリュー・アルバース投手が頓宮と1軍で初バッテリーを組み、7回途中まで2安打無失点の好投で8月30日以来の4勝目をつかんだ。 先頭を3度出しながらもしっかり後続を断ち「頓宮がいいリズムで投げさせてくれた。ターゲットが大きくて投げやすい」と1軍初マスクの女房役をねぎらった。中嶋監督代行も「こうやって勝って、しかも完封というのはすごいな。自信になったんじゃないかな」とバッテリーが支え合っての快勝を喜んだ。

◆オリックスT-岡田外野手が、2試合連続先制点で、チームを今季初のロッテ戦カード勝ち越しに導いた。 初回1死でロッテ古谷の直球を捉え、右翼5階席への15号弾。23日ロッテ戦の初打席からの5打席連続打点に「しっかり準備をして1打席目からいいスイングをかけられている結果」と振り返った。3年ぶりの規定打席到達も視界に捉え「到達できるのであれば。来年にいい形でつなげたい」と意欲を見せた。

◆オリックス頓宮裕真捕手(23)が、1軍プロ初マスクでチームを無失点勝利に導いた。ウエスタン・リーグでバッテリーを組んだ経験のある先発アルバースをリードし、7回途中まで2安打無失点。アルバースが7回2死一塁と塁上に走者を残して交代後も、2番手以降の比嘉-山田-ディクソンと無失点リレーを完結させた。 頓宮 しっかり自分の色を出そうと思ってリードしていきました。盗塁も刺したかったですけど、刺せなかったんで、次に出る機会があればしっかり刺して、ワンバウンドも止めて行きたい。 18年ドラフト2位で亜大から入団。右打ちでの強打を買われ、昨年は「5番三塁」で開幕スタメンを勝ち取った。だがシーズン途中、亜大時代の主戦場だった捕手復帰を希望し、正捕手の座を目指してプロ2年目の今季を迎えた。 伏見、若月、松井雅らの1軍捕手陣に割って入れず、不運なケガも重なった。7月1日のウエスタン・リーグ中日戦で自打球を当て、左脛骨(けいこつ)を骨折。「歩けない状態だったので、いろんな方に助けていただいてこうして野球ができている。感謝しています」と振り返る。 9月30日のウエスタン・リーグ阪神戦で実戦復帰し、1軍は23日ロッテ戦(京セラドーム大阪)の代打が今季初出場。この日は2回の初打席で、今季初安打となる二塁打を放ち、6回の第3打席でも中前打を打ってマルチ安打をマークした。 頓宮と組んで7月30日ロッテ戦(京セラドーム大阪)以来の4勝目をつかんだアルバースは「いいリズムで投げさせてくれた。ターゲットが大きくて、投げやすいキャッチャーだよ」とねぎらい。捕手の大先輩の中嶋監督代行も「ある程度、アルバースが引っ張るリードになるんで。そこにあいつが応えたというのがよかったんじゃないですかね。本当に緊張もしたでしょうけど、こうやって勝って、しかも完封というのはすごいな。自信になったんじゃないですかね」と好結果を喜び、残り試合でのスタメンマスクも約束した。

◆ロッテは無得点負けを喫し、3位西武に2ゲーム差と迫られた。18年10月以来2年ぶりの6連敗。苦手のアルバースに対し、7回途中まで2安打2四球のみだった。 プロ初先発の古谷を声でもり立てた野手陣も、バットで援護できず。井口監督は「何とかしようという思いがみんな強すぎて、つなぐ野球ができていない。本来の我々の野球をやらなくちゃいけない」と原点回帰を求めた。

◆オリックスが快勝した。一回、T-岡田の15号ソロで先制。四回に1点を加え、八回はモヤが適時打。アルバースはコースを突き、七回途中、無失点で4勝目。ロッテは打線が4安打と振るわずに、6連敗を喫した。

◆高校出2年目でプロ初先発したロッテの古谷は、4四死球と制球が荒れ、四回途中2失点でプロ初黒星を喫した。10日のプロ初登板でも制球を乱しており「同じミスをしてしまったのは良くなかったし、修正できなかったところも反省点」とうつむいた。  先発予定が3度も雨天中止となり、敵地のドーム球場で念願の登板を迎えた。連敗中のチームを救うことはできず「初先発は緊張したけれど、言い訳にならない」と悔しがった。 井口監督(初先発の古谷に) 「試合はある程度つくってくれたが、自滅したところはあった。まだまだ課題はいっぱいある」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
64405 0.615
(↓0.006)
M3
(↑1)
11484
(+1)
364
(+4)
117
(+1)
91
(+1)
0.250
(-)
3.010
(↓0.01)
2
(-)
ロッテ
55502 0.524
(↓0.005)
9.5
(-)
13412
(-)
440
(+3)
82
(-)
79
(+1)
0.237
(↓0.001)
3.920
(↑0.01)
3
(-)
西武
52513 0.505
(↑0.005)
11.5
(↑1)
14425
(+4)
470
(+1)
98
(+1)
70
(-)
0.237
(↓0.002)
4.230
(↑0.03)
4
(-)
楽天
50526 0.490
(↓0.005)
13
(-)
12493
(+4)
471
(+5)
106
(+1)
62
(+1)
0.258
(↑0.001)
4.200
(↑0.01)
5
(-)
日本ハム
47565 0.456
(↑0.005)
16.5
(↑1)
12447
(+5)
477
(+4)
84
(+2)
69
(-)
0.250
(-)
4.020
(↑0.01)
6
(-)
ORIX
41607 0.406
(↑0.006)
21.5
(↑1)
12407
(+3)
446
(-)
82
(+1)
82
(-)
0.249
(↓0.001)
3.960
(↑0.04)