1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 |
ORIX | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 3 | 5 | 0 | 1 |
勝利投手:アルバース(4勝7敗0S) (セーブ:ディクソン(0勝3敗16S)) 敗戦投手:古谷 拓郎(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆オリックスは初回、T-岡田のソロで先制する。その後2-0で迎えた8回裏には、モヤが適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・アルバースが7回途中2安打無失点の好投で今季4勝目。敗れたロッテは、打線が散発の4安打と振るわず、6連敗を喫した。
◆オリックスT-岡田外野手(32)が、3年ぶりの15本塁打を放った。 初回1死でロッテ古谷のストレートを捉え、右翼スタンド5階席への豪快な先制弾に。「感触は完璧でした! なんどか早い段階で点を取れればと思っていたので、きょうも初回から先制できてよかったです」と、先制犠飛を放った23日同戦(京セラドーム大阪)に続く初回からの得点を喜んだ。T-岡田の年間15本塁打は31本を残した17年以来で、23日の初打席から5打席連続打点をマークした。
◆高卒2年目のロッテ古谷拓郎投手(20)は、苦い先発デビューとなった。チームは完封負けを喫し、2年ぶりの6連敗となった。 先発予定が3度、雨天で延期になってのマウンド。初回、1番佐野は三邪飛に打ち取ったが、2番T-岡田に143キロ直球を右翼5階席まで豪快に運ばれた。 2、3回は無失点で切り抜けたが、4回は3連続四球に2暴投が重なった。4回途中2失点で降板。直球は最速149キロをマークしたが、投じた58球のうち24球がボール判定。「四死球でピンチを広げて失点してしまうという、前回登板と同じミスをしてしまったのは良くなかったですし、修正できなかったところも反省点です」と悔しさに肩を落とした。 井口監督は「ゲームはある程度作ってくれたと思いますけれど、自滅していった部分もあるので。まだまだ課題はいっぱいある投手」と、今後への糧にすることを願っていた。
◆オリックスのアンドリュー・アルバース投手が頓宮と1軍で初バッテリーを組み、7回途中まで2安打無失点の好投で8月30日以来の4勝目をつかんだ。 先頭を3度出しながらもしっかり後続を断ち「頓宮がいいリズムで投げさせてくれた。ターゲットが大きくて投げやすい」と1軍初マスクの女房役をねぎらった。中嶋監督代行も「こうやって勝って、しかも完封というのはすごいな。自信になったんじゃないかな」とバッテリーが支え合っての快勝を喜んだ。
◆オリックスT-岡田外野手が、2試合連続先制点で、チームを今季初のロッテ戦カード勝ち越しに導いた。 初回1死でロッテ古谷の直球を捉え、右翼5階席への15号弾。23日ロッテ戦の初打席からの5打席連続打点に「しっかり準備をして1打席目からいいスイングをかけられている結果」と振り返った。3年ぶりの規定打席到達も視界に捉え「到達できるのであれば。来年にいい形でつなげたい」と意欲を見せた。
◆オリックス頓宮裕真捕手(23)が、1軍プロ初マスクでチームを無失点勝利に導いた。ウエスタン・リーグでバッテリーを組んだ経験のある先発アルバースをリードし、7回途中まで2安打無失点。アルバースが7回2死一塁と塁上に走者を残して交代後も、2番手以降の比嘉-山田-ディクソンと無失点リレーを完結させた。 頓宮 しっかり自分の色を出そうと思ってリードしていきました。盗塁も刺したかったですけど、刺せなかったんで、次に出る機会があればしっかり刺して、ワンバウンドも止めて行きたい。 18年ドラフト2位で亜大から入団。右打ちでの強打を買われ、昨年は「5番三塁」で開幕スタメンを勝ち取った。だがシーズン途中、亜大時代の主戦場だった捕手復帰を希望し、正捕手の座を目指してプロ2年目の今季を迎えた。 伏見、若月、松井雅らの1軍捕手陣に割って入れず、不運なケガも重なった。7月1日のウエスタン・リーグ中日戦で自打球を当て、左脛骨(けいこつ)を骨折。「歩けない状態だったので、いろんな方に助けていただいてこうして野球ができている。感謝しています」と振り返る。 9月30日のウエスタン・リーグ阪神戦で実戦復帰し、1軍は23日ロッテ戦(京セラドーム大阪)の代打が今季初出場。この日は2回の初打席で、今季初安打となる二塁打を放ち、6回の第3打席でも中前打を打ってマルチ安打をマークした。 頓宮と組んで7月30日ロッテ戦(京セラドーム大阪)以来の4勝目をつかんだアルバースは「いいリズムで投げさせてくれた。ターゲットが大きくて、投げやすいキャッチャーだよ」とねぎらい。捕手の大先輩の中嶋監督代行も「ある程度、アルバースが引っ張るリードになるんで。そこにあいつが応えたというのがよかったんじゃないですかね。本当に緊張もしたでしょうけど、こうやって勝って、しかも完封というのはすごいな。自信になったんじゃないですかね」と好結果を喜び、残り試合でのスタメンマスクも約束した。
◆ロッテは無得点負けを喫し、3位西武に2ゲーム差と迫られた。18年10月以来2年ぶりの6連敗。苦手のアルバースに対し、7回途中まで2安打2四球のみだった。 プロ初先発の古谷を声でもり立てた野手陣も、バットで援護できず。井口監督は「何とかしようという思いがみんな強すぎて、つなぐ野球ができていない。本来の我々の野球をやらなくちゃいけない」と原点回帰を求めた。
◆オリックスが快勝した。一回、T-岡田の15号ソロで先制。四回に1点を加え、八回はモヤが適時打。アルバースはコースを突き、七回途中、無失点で4勝目。ロッテは打線が4安打と振るわずに、6連敗を喫した。
◆高校出2年目でプロ初先発したロッテの古谷は、4四死球と制球が荒れ、四回途中2失点でプロ初黒星を喫した。10日のプロ初登板でも制球を乱しており「同じミスをしてしまったのは良くなかったし、修正できなかったところも反省点」とうつむいた。 先発予定が3度も雨天中止となり、敵地のドーム球場で念願の登板を迎えた。連敗中のチームを救うことはできず「初先発は緊張したけれど、言い訳にならない」と悔しがった。 井口監督(初先発の古谷に) 「試合はある程度つくってくれたが、自滅したところはあった。まだまだ課題はいっぱいある」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
64 | 40 | 5 | 0.615 (↓0.006) | M3 (↑1) |
11 | 484 (+1) | 364 (+4) | 117 (+1) | 91 (+1) |
0.250 (-) | 3.010 (↓0.01) |
2 (-) |
ロッテ |
55 | 50 | 2 | 0.524 (↓0.005) | 9.5 (-) |
13 | 412 (-) | 440 (+3) | 82 (-) | 79 (+1) |
0.237 (↓0.001) | 3.920 (↑0.01) |
3 (-) |
西武 |
52 | 51 | 3 | 0.505 (↑0.005) | 11.5 (↑1) |
14 | 425 (+4) | 470 (+1) | 98 (+1) | 70 (-) |
0.237 (↓0.002) | 4.230 (↑0.03) |
4 (-) |
楽天 |
50 | 52 | 6 | 0.490 (↓0.005) | 13 (-) |
12 | 493 (+4) | 471 (+5) | 106 (+1) | 62 (+1) |
0.258 (↑0.001) | 4.200 (↑0.01) |
5 (-) |
日本ハム |
47 | 56 | 5 | 0.456 (↑0.005) | 16.5 (↑1) |
12 | 447 (+5) | 477 (+4) | 84 (+2) | 69 (-) |
0.250 (-) | 4.020 (↑0.01) |
6 (-) |
ORIX |
41 | 60 | 7 | 0.406 (↑0.006) | 21.5 (↑1) |
12 | 407 (+3) | 446 (-) | 82 (+1) | 82 (-) |
0.249 (↓0.001) | 3.960 (↑0.04) |
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