1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 5 | 10 | 0 | 2 |
楽天 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 12 | 1 | 1 |
勝利投手:堀 瑞輝(2勝1敗1S) (セーブ:宮西 尚生(2勝1敗7S)) 敗戦投手:ブセニッツ(1勝3敗18S) 本塁打 |
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◆日本ハムは3-4で迎えた8回表、中田のソロで同点とする。続く9回には、2死一塁から相手失策の間に走者が生還し、勝ち越しに成功した。投げては、3番手・堀が今季2勝目。敗れた楽天は守備の乱れが失点につながり、打線も9回の好機であと1本が出なかった。
◆日本ハム西川遥輝外野手(28)が1点を追う3回、同点5号ソロを放った。 楽天先発の石橋が投じた118キロカーブを右翼席へ運んだ。「いつぶりのホームランか分からないくらい、久しぶりの感触でした」。西川の本塁打は1カ月前の9月24日西武戦(メットライフドーム)以来、25試合ぶり。「まずは振り出しに戻すことができたので、逆転できるように頑張ります」。主将の言葉通り、4回に渡辺の勝ち越し適時打が生まれた。
◆巨人から9月末にトレードで加入した楽天田中貴也捕手(28)が、移籍後初出場、初スタメンでプロ初安打となる適時打を放った。 「9番捕手」でスタメン。2点を追う4回1死三塁、1ボールから日本ハム河野の真ん中低め直球を、ほえながらフルスイング。右前へはじき返した。プロ6年目、通算2打席目で待望の1本が出た。2回の第1打席では無死一、二塁で送りバントを決められず空振り三振。「打ったのはストレートです。1打席目ミスしたんで、何とか取り返す気持ちでいきました。打てて良かったです」と悔しさも力に変えた。 直後にルーキー小深田が右翼席へ2号2ランを放ち、逆転に成功した。
◆日本ハム中田翔内野手(31)が、楽天浅村と並ぶリーグトップでキャリアハイとなる31号同点ソロを放った。 1点を追う8回先頭。1ボールから楽天の4番手福山の135キロを左翼席へ運んだ。打点は103となった。 シーズン31本はプロ13年目で自己最多の本数となった。
◆19年ドラフト1位の日本ハム河野竜生投手(22)が、楽天の同1位小深田大翔内野手(25)とのドラ1位対決を制することができず、5回8安打4失点で降板した。 初回は1番小深田に中前打、二盗も許すなど1死一、三塁とピンチを背負うと島内の一ゴロの間に先制点を献上。打線が3、4回に得点を重ねて逆転し、2点リードで迎えた4回は田中貴にプロ初安打となる右前適時打、さらに小深田に逆転2号2ランを浴びた。 この日の小深田との対戦は2回の第2打席で空振り三振を奪ったが、3打数2安打2打点と抑えきれなかった。 河野は「毎回のようにランナーを出してしまい、守りのリズムを作ることができず悔しい気持ちです。勝ち越してもらった次の回に逆転されてしまったことは反省しなければいけないと思います。5回で4つのフォアボールを与えてしまったことも、次回までに修正していきたいです」とコメントした。
◆先発は楽天石橋、日本ハム河野。楽天は1回に島内の併殺崩れの間に1点を先制。日本ハムは3回、西川の5号ソロで追いついた。 日本ハムは4回に渡辺、浅間の適時打で2点を勝ち越し。楽天も4回に田中貴のプロ初安打の適時打、小深田の2号2ランで逆転。 日本ハムは8回に中田が同点ソロ、9回に相手の適時失策で逆転勝ち。楽天は救援陣が崩れた。ブセニッツが3敗目。日本ハム堀が2勝目。
◆楽天はミスで逆転負けを喫した。 同点の9回2死一塁。日本ハム中田の三塁後方ライン上への飛球に、左中間寄りに位置していた左翼手小郷が追いつくも、グラブをかすめ落球。決勝適時失策で、勝てば自力CS進出の可能性が復活する一戦を落とした。 三木肇監督は「打ち取った打球なので、何とかプレーを完結してほしかった。いろんなことに力に変えて、生かしていくことが大事」と話した。
◆日本ハム浅間大基外野手が今季初打点を挙げた。1点リードの4回1死一、三塁、楽天石橋の初球135キロフォークを右前へ運ぶ適時打。 出場32試合、47打席目での適時打に、塁上でガッツポーズを見せ「初球から集中していました。やっとタイムリーを打つことができてよかったです」と喜んだ。
◆新天地で初物尽くしのスタートを切った。巨人からトレード加入の楽天田中貴也捕手(28)が「9番捕手」で移籍後初出場、初スタメン。プロ初安打初適時打を含む2安打1打点と躍動した。 2点を追う4回1死三塁。1ボールから日本ハム河野の真ん中低め直球を、ほえながら捉えた。打球は一、二塁間を抜け、プロ6年目、通算2打席目でうれしいプロ初安打が初適時打、初打点に。「1打席目にバントミス、空振りでゲッツーになってしまい、うれしさはなかったですが、振り返ってみると、今まで支えてくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」。2回無死一、二塁でのプロ初打席で送りバントを失敗。空振り三振に倒れた悔しさも力に変えた。 苦労を乗り越えた。山梨学院大から14年育成ドラフト3位で巨人に入団。18年9月1日中日戦で代打でプロ初出場も、代打の代打を送られ、打席には立てなかった。 今年9月28日に金銭トレードで加入。移籍後は2軍で10試合に出場し打率4割5分を記録。10月18日に1軍昇格を果たした。 この日は打撃練習前にスタメン出場を知り「いつも準備はしていたので、やってやるぞという気持ちでした」。6回1死での第3打席でもロドリゲスから左前打を放った。「食らいついていった結果が良い結果になって良かったですし、すぐ2本目が出て良かったです」。 守備では終始落ち着いて6投手をリード。「組んだことのないピッチャーばっかりだったので、いろいろなデータ、その時感じたこと、思ったこと、自分を出してリードをしようと心がけました」。フル出場を果たしたが8回に同点、9回に勝ち越しを許し悔しい敗戦となった。 「すごく緊張しましたし、ミスも、いい所もありましたが、試合に負けてしまったので悔しい気持ちでいっぱいです」。それでも攻守に存在感を示し、1軍定着、スタメンどりへアピールした。「1軍で初めての試合でしたが、緊張感のある試合ですごくいい経験ができたと思っています。試合には負けてしまいましたが、これを今後にしっかり生かして、競ったゲームでも最後まで任せてもらえて、勝ちきれるキャッチャーになりたいです」と力を込めた。
◆日本ハム中田翔内野手(31)が24日、楽天23回戦(楽天生命パーク)で自己最多を更新する31号ソロを放った。1点を追う8回、左翼席へ値千金の同点弾。本塁打王争いを繰り広げる楽天浅村の目の前で、トップに並んだ。さらに打点も103に伸ばして打撃2冠に再浮上。9回には打ち上げた飛球で適時失策を誘い、チームに決勝点ももたらした。午後2時開始のデーゲームながら、すっかり日も暮れていた8回。中田の力強い打球は、カクテル光線に照らされて左翼席へ飛び込んだ。「完璧でした」。手応えたっぷりの感触で放った"レベチ"な1発は、13年目で初めて刻んだ31号。栗山監督も「よく打った。さらに翔が前に進むために(タイトルは)大きな意味があると思っている」。2冠獲得へ前進するメモリアルアーチだった。 中田は、淡々と振り返った。「別に...どうでもいいという言い方をしたらアレですけど、今はもう、それどころじゃないというか、最後までしっかり戦う姿勢を見せられれば。それだけですね」。主砲として、優勝を逃し、5位に沈む現状への悔しさがある。「これだけ1位とも距離(ゲーム差)が離れたのは僕たち選手の責任」。それでも球場に応援に来てくれるファンのために、結果を追い求め、過去の自分も超えた。 9回2死一塁では「うわぁフライを打ち上げてしまった」と悔やんだ打球が適時失策を誘い、決勝点も呼び込んだ。 ヒーローインタビュー、花火打ち上げイベントを待つ楽天ファンの前で、大阪桐蔭の後輩でもある浅村とのタイトル争いを問われた。 中田 シーズンが終わるまで、あまり考えてはないですけど、浅村も本当にすごい打者なので。自分も負けないように、頑張りたいなと思います。 敵地で拍手が起きた。1学年下の最高のライバルとの本塁打王、打点王争い。最後まで、熱い戦いを見せる。【木下大輔】 ▽日本ハム河野(5回8安打4失点) 毎回のようにランナーを出し、守りのリズムをつくることができず悔しい気持ちです。 ▽日本ハム・ロドリゲス(2番手で登板し、2回無失点) ツーシームもチェンジアップも思った通りに投げることができました。 ▽日本ハム渡辺(4回に左前適時打) 追い込まれていましたが、いい形で打つことができました。
◆日本ハム中田が31号ソロを放った。1点を追う8回に同点に追い付く値千金の1発で、本塁打キング争いを繰り広げる楽天浅村の目の前で15年の自己記録30本を更新し、肩を並べた。リーグトップの打点も103に伸ばして打撃2冠に再浮上。9回に打ち上げた飛球で適時失策を誘い、決勝点もチームにもたらした。 14時開始のデーゲームながら、すっかり日も暮れていた8回。中田の力強い打球は、カクテル光線に照らされて左翼席へ飛び込んだ。「完璧でした」。手応えたっぷりの感触で放ったソロは、プロ13年目で"レベチ"な31歳となって初めて刻んだ31号。「別に...どうでもいいという言い方をしたらアレですけど、今はもう、それどころじゃないというか。最後までしっかり戦う姿勢を見せられれば。これだけ1位とも距離(ゲーム差)が離れたのは僕たち選手の責任」。優勝を逃し、5位に沈む現状への悔しさが先にある。 ヒーローインタビューでは、花火打ち上げイベントを待つ楽天ファンの前で、大阪桐蔭の1年後輩でもある浅村とのタイトル争いを問われた。「浅村も本当にすごいバッターなので。負けないように頑張りたいなと思います」。敵地で拍手が起きた。【木下大輔】
◆日本ハムのドラフト1位・河野竜生投手(22)=JFE西日本=が、雪辱に燃えて先発。 今季9試合すべて先発で2勝4敗、防御率5・40の左腕は「悔しい思いをした球場でもあるのでリベンジしたい」とプロ初登板の6月24日楽天戦(楽天生命パーク)を脳裏に思い浮かべた。 2-0で勝利投手の権利を得る五回を迎えたところ、浅村に3ランを打たれるなど4失点。プロ初黒星を喫した。 前回登板の10月4日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)は、わずか一回2死で降板して翌5日に出場選手登録抹消。2軍では「初球のストイラクを意識してやってきた。かわしてというよりは、向かっていくだけ」と果敢な姿勢を心がけた。シーズン残り13試合。即戦力左腕の実力を発揮したいところだ。
◆楽天に巨人から金銭トレードで移籍した田中貴也捕手(28)が、「9番・捕手」で先発出場し、プロ初安打を放った。 1-3で迎えた四回1死三塁。相手先発、河野の2球目を右前へはじき返し、プロ初スタメンで初安打、初適時打、初打点をマークした。 球団広報を通じて「打ったのはストレートです。1打席目にミス(送りバント失敗後、空振り三振)をしたので何とか取り返す気持ちでいきました。打ててよかったです」とコメントした。 この一打が、次打者、D1位・小深田(大阪ガス)の右越え逆転2号2ランを呼んだ。
◆日本ハム・中田翔内野手(31)が3-4の八回無死から左翼へ31号ソロを放ち、楽天・浅村に並びパ・リーグ本塁打王争いのトップに立った。31本塁打は、2015年の30本塁打を上回るシーズン自己最多。打点も103でリーグトップを快走している。
◆日本ハムが連敗を3で止めた。3-4の八回に中田のリーグトップに並ぶ31号ソロで追い付き、九回2死一塁から失策で勝ち越した。3番手の堀が2勝目、九回は宮西がしのいだ。楽天は四回に逆転したが、逃げ切れなかった。
◆日本ハムが5-4で逆転勝ちした。中田翔内野手(31)が3-4の八回無死で、同点に追い着く左越え31号ソロを放った。 続く九回2死一塁からの5打席目は、左翼ライン際への平凡なフライ。これを楽天・小郷が落球して勝ち越した。 中田は「追い着きたいという気持ちだった。ホームランでよかった。完璧でした」と楽天・浅村に並ぶ31号で、リーグ本塁打王争いのトップに並んだ。さらに今季103打点として打点トップを維持。2位で99打点の浅村に4差をつけた。 中田の31本塁打は、2015年の30本塁打を上回るシーズン自己最多。9月下旬以来、1カ月ぶりに本塁打と打点の2部門でトップに立った。 個人タイトルについては「シーズンが終わるまであまり考えていないけど、浅村は本当にすごいバッター。自分も負けないように頑張りたい」とシーズン残り12試合での活躍を誓った。
◆楽天・三木肇監督(43)が、試合後にオンライン取材に応じた。一問一答は以下の通り。 --九回2死一塁の守備で、左翼手・小郷の失策が決勝点につながった 「打ち取った打球なので、何とかプレーを完結してほしかった。走者を警戒して後ろめに守って、風もあったが、追いついていたので。起きたことをしっかり受け止めて、チームとしても本人も力に変えて生かしてほしい」 --サヨナラのチャンスを作ってあと1本がでなかった 「選手も悔しいと思うし、チームとしても悔しい試合でした。競ったときにどう戦うか、何とかしないといけないと思います」 --小深田が逆転2号2ランを含めて3安打2打点、1盗塁 「本当にいい打撃で、いい状態で試合に臨めているので、継続できるかがポイントになる。続けてもらいたいと思います」 --田中貴也、岩見が結果を残した 「若い選手はチームにとって大きな力になる。きょうは、スタメンの起用に応えてくれたので、次の機会も頑張ってもらいたいです」 --残り試合の戦い方 「終盤にいろいろなことが起きるが、チームとして何とか手を尽くして、工夫しないといけない。あしたも試合がありますし、残り試合を全力で戦います。あしたに向けて、しっかり準備したいです」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
64 | 40 | 5 | 0.615 (↓0.006) | M3 (↑1) |
11 | 484 (+1) | 364 (+4) | 117 (+1) | 91 (+1) |
0.250 (-) | 3.010 (↓0.01) |
2 (-) |
ロッテ |
55 | 50 | 2 | 0.524 (↓0.005) | 9.5 (-) |
13 | 412 (-) | 440 (+3) | 82 (-) | 79 (+1) |
0.237 (↓0.001) | 3.920 (↑0.01) |
3 (-) |
西武 |
52 | 51 | 3 | 0.505 (↑0.005) | 11.5 (↑1) |
14 | 425 (+4) | 470 (+1) | 98 (+1) | 70 (-) |
0.237 (↓0.002) | 4.230 (↑0.03) |
4 (-) |
楽天 |
50 | 52 | 6 | 0.490 (↓0.005) | 13 (-) |
12 | 493 (+4) | 471 (+5) | 106 (+1) | 62 (+1) |
0.258 (↑0.001) | 4.200 (↑0.01) |
5 (-) |
日本ハム |
47 | 56 | 5 | 0.456 (↑0.005) | 16.5 (↑1) |
12 | 447 (+5) | 477 (+4) | 84 (+2) | 69 (-) |
0.250 (-) | 4.020 (↑0.01) |
6 (-) |
ORIX |
41 | 60 | 7 | 0.406 (↑0.006) | 21.5 (↑1) |
12 | 407 (+3) | 446 (-) | 82 (+1) | 82 (-) |
0.249 (↓0.001) | 3.960 (↑0.04) |
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