1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 7 | 1 | 0 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 6 | 1 | 1 |
勝利投手:ムーア(6勝3敗0S) (セーブ:森 唯斗(1勝1敗28S)) 敗戦投手:吉田 輝星(0勝1敗0S) 本塁打 |
日本ハム戦チケット予約 | ソフトバンク戦チケット予約 |
◆ソフトバンクが11連勝。ソフトバンクは2回表、牧原の適時打で先制する。そのまま迎えた5回には、グラシアルの適時打などで3点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・ムーアが7回無失点の好投で今季6勝目。敗れた日本ハムは、打線が終盤に追い上げを見せるも及ばなかった。
◆日本ハム吉田輝星投手(19)が初回を無失点で立ち上がった。 先頭の周東に右翼への二塁打。1死三塁から柳田へ四球を与え、1死一、三塁のピンチを招くも、4番グラシアルを131キロの変化球で空振り三振。続く栗原を右飛に抑えた。
◆日本ハム吉田輝星投手(19)が、プロ最長の6回、最多の111球を投じ降板した。 1回、得点圏に走者を置きながらも無失点。 2回1死一、二塁から牧原に左翼線を破る適時二塁打を打たれ先制点を献上。1死二、三塁とピンチは続いたが、周東を左飛、中村晃を中飛に抑え、最少失点で切り抜けた。 3回は先頭の柳田、グラシアルをともに変化球で空振り三振。続く栗原を左飛に仕留め、この試合初めて3者凡退に抑えた。 4回は松田宣から147キロ速球で空振り三振を奪うなど3者凡退。リズムをつかんだようにも見えたが、5回に乱れた。 味方のエラーも絡み1死満塁のピンチを招くと、グラシアルに中前適時打を浴び失点。続く栗原の二ゴロの間に1点、さらに長谷川の打席で捕手清水の捕逸で1点を失い、この回3点を失った。 6回6安打4失点(自責2)の4奪三振、最速は150キロ。「全体的に真っすぐはよかったと思います。2回の1点は、自分で防ぐことができたと思うので、次回に向けて反省していきたいです。5回、グラシアルに打たれた1球は、自分で首を振って真っすぐを投げたので、もっと厳しくいかないといけませんでした」とコメントした。
◆日本ハム吉田輝、ソフトバンク・ムーアが先発。ソフトバンクは2回1死一、二塁で、牧原の左翼線適時二塁打で先制した。 ソフトバンクは5回、グラシアルの適時打など3得点。日本ハム吉田輝は6回6安打4失点で降板。2番手に玉井が登板した。 ソフトバンクは11連勝で、優勝マジックは6。ムーアは7回無失点で6勝目。日本ハムはソフトバンク戦8連敗。吉田輝は1敗目。 ソフトバンク森が28セーブ目。
◆最下位日本ハムが、首位ソフトバンクと対戦。 日本ハム吉田輝、ソフトバンク・ムーアが先発。ソフトバンクは2回、牧原の左翼線適時二塁打で先制した。5回、グラシアルの適時打などで3点追加。日本ハム吉田輝は6回6安打4失点で降板。日本ハムは9回中田の30号ソロで2点差にしたが、後続が続かなかった。ソフトバンクは11連勝で、優勝マジックは6。ムーアは7回無失点で6勝目。森は28セーブ目。日本ハムはソフトバンク戦8連敗。吉田輝は1敗目。
◆日本ハム吉田輝星投手が今季初黒星を喫した。 強力打線を相手に4回までは1失点も、5回にミスも絡んで3点を失った。プロ入り後最長の6回を投げ、最多の111球で6安打4失点。「真っすぐは良かった。次は初回から自分のベストボールを投げられるようにしていきたい」と前を向いた。
◆日本ハムが追い上げ届かず、対ソフトバンク8連敗を喫した。 8回に中島の左前適時打、9回に中田の左中間越え30号ソロも反撃はここまで。07年以来、13年ぶりの不名誉な連敗となった。栗山英樹監督は「最後にチャンスがない中で、あそこまで追い詰められたら何とかしたかった。打てないと言うよりも、何とかして接戦に持ち込まないと」と敗因を挙げた。
◆ソフトバンク9番牧原大成内野手のバットが、先制点をたたき出した。 2回1死一、二塁。日本ハム先発吉田輝のカウント1-2から外角低めに沈むフォークボールを左翼線に運び、適時二塁打に。「追い込まれていたし、何とか食らいついて打ちにいきました」。前打者の甲斐が送りバントを失敗した直後だっただけに「カバーできてよかった」と納得の表情だった。
◆ソフトバンクが、15年ぶりの快挙を飾った。先発マット・ムーア投手(31)が7回2安打10奪三振の快投。ソフトバンク球団元年の05年にマークした15連勝以来となる11連勝となった。チーム防御率は11連勝中は1・18。10月に入っても1・91と、強力投手陣がけん引しての大型連勝でマジックを6とした。23日から地元・福岡に戻って西武3連戦。最短25日のリーグVも、夢ではなくなってきた。メジャー54勝左腕ムーアが、札幌のマウンドで躍動した。中5日の先発で、日本ハム相手に7回を2安打無失点と好投。6勝目をマークした。奪った三振は10。来日して2度目の2ケタ奪三振だが、前回6月30日日本ハム戦も札幌ドームだった。6回まで毎回奪三振と、気持ちよく三振の山を築いた。 ムーア 直球もカーブ、チェンジアップも、すべての球種が良かったのはなかなかない。 高くて堅いといわれる札幌ドームのマウンド。「回を追うごとに穴が出来ていくが、ここ札幌ドームはできない。好きなマウンドの1つだね」。登板2戦で13イニング5安打1失点、20奪三振と得意にしている。「先発みんながいい投球をしているので、自分も自信を持っていけるし、刺激し合って全体としてもいい調子だ」と先発陣の好調を代弁した。 11連勝中、無失点試合が3試合連続を含めて4度で、投手陣の防御率は1・18。工藤監督が「勝負」と気合を入れた10月に入ってからも1・91と、1点台をキープする。7戦連続で先発投手に白星がつくなど、序盤から試合の主導権を相手に握らせない。 工藤監督 ここにきて大型連勝ができるのも、選手個々が、ここからだ、と思って、しっかりつないでいるからだと思う。 最短での25日Vも夢ではなくなってきた。10月は15勝5敗1分け。驚異的な勝率のまま、ゴールテープを切る。【浦田由紀夫】
◆日本ハム中田翔内野手がキャリア最多タイの一撃も、敗戦の責任を背負った。 3点を追う9回1死、左中間へ30号ソロ。15年以来の大台到達で、リーグトップの楽天浅村に1差に迫ったが「自分にとってはどうでもいいこと。それどころではないです」と切り捨てた。5回、自身の失策が失点に絡み「今日の負けは自分の責任です。輝星は完璧に近いピッチングをしていたのに、自分が足を引っ張って悔しく思います。次は援護できるように頑張ります」と挽回を誓った。
◆日本ハム吉田輝星投手(19)が22日、ソフトバンク24回戦(札幌ドーム)に先発し、今季初黒星を喫した。プロ最長の6回、最多の111球を投じ6安打4失点(自責2)。今季本拠地初登板で白星とはならなかったが「真っすぐでどんどんいけて、自分らしい投球はできた」と振り返った。 3回先頭の柳田、グラシアルから決め球として覚えたフォークで連続奪三振。「ストレート以上に腕を振るという意識でいって、どんどん振ってもらえた」と話すなど、4回までは最小失点で踏ん張った。 5回に味方のミスも絡むなどして3失点。グラシアルにはサインに首を振って投じた真っすぐを適時打とされ「もっと厳しくいかないといけなかった」と悔やんだ。 栗山監督は「ボールはすごくよくなった。早い段階でというか考える」と次回登板へのチャンスがあることを示唆した。一方で「とにかく引くな、向かって行けって、そういう意味では『しでかせ!』と言ってマウンドに送ったんだけどね。ローテーションの頭で行くことを考えたら、これで良かったと思ってほしくない」と注文をつけた。吉田輝も「真っすぐはよかった。次は初回から自分のベストボールを投げられるようにしていきたい」と前を向いた。【山崎純一】
◆ソフトバンク・工藤公康監督(57)が試合前に取材に対応。就任最長の11連勝に向けて「日々、新たになので。勝てば勝ったで次の試合を全力で戦っていくと。日々の試合を大事にしていくことかなと思います」と意気込んだ。 前日21日は9-1で完勝。ロッテが敗れたことで優勝マジック「8」が点灯した。一夜明け、選手の表情についても「試合でも浮かれている感じはないですし。みんなやるべきことをやって試合に臨んでいますので」と信頼を寄せる。一戦一戦を大事にすることで、一気に優勝へと加速するつもりだ。 相手先発の2年目右腕・吉田輝とは初対戦。指揮官は「投げっぷりがいい。真っすぐの制球もいいと思います」と印象を明かした。打線は直近3試合で31得点と絶好調。11連勝となれば2005年の15連勝以来、15年ぶりとなる。
◆先発の日本ハム・吉田輝星投手(19)が、0-1で迎えた五回に不運が重なり、3点を失った。 1死から周東に左前打から二盗を許し、中村晃にも四球で一、二塁。ここで迎えた3番・柳田に対し、打ち取った一塁へのゴロは併殺になるかと思われたが、送球を焦った一塁手の中田が捕球しきれず満塁にされた。 続く4番・グラシアルに対して、追い込んだ吉田輝はフォークボールで空振りさせたかに見え、グラシアルも三振と思いベンチに戻りかけた。ところが球審はファウルチップがワンバウンドしていたと判定。アウトにならず、直後の直球を"打ち直し"で中前適時打とされた。 その後も2死一、三塁から長谷川に対してのフォークが、捕手・清水の股下を抜け、捕逸で三走が生還した。
◆ソフトバンクの牧原が二回に先制の適時二塁打を放った。無死一、二塁から甲斐が送りバントに失敗し、回ってきた打席。外角低めのフォークボールを流し打って左翼線へ運び「追い込まれていたし、何とか食らいついて打ちにいった。カバーできて良かった」と、同じ育成ドラフトで2011年入団の同期を救った。 途中出場した21日も適時打を含む2安打をマーク。内外野を堅実にこなす守備力が持ち味だが、打撃でも存在感が出てきた。
◆ソフトバンクが破竹の11連勝。2位・ロッテが西武に敗れたため、優勝へのマジックナンバーを「6」に減らした。先発のムーアは7回を投げ、2安打無失点で6勝目(3敗)を挙げた。 ソフトバンクは二回、1死一、二塁から牧原の三塁線を破る適時二塁打で先制。五回には相手の失策も絡み、1死満塁のチャンスを作ると、グラシアルが中前適時打。続く栗原の二ゴロの間に1点、さらに長谷川の打席で日本ハム捕手・清水の捕逸で追加点を奪い、4-0とリードを広げた。 援護をもらったムーアは今季自己最多タイの10奪三振と快投。盤石のゲーム運びと見られたが、八回に登板した2番手・杉山が中島に適時打を浴び、九回には守護神・森が中田に30号ソロを被弾。2点差に詰め寄られ、さらに2死一、二塁のピンチを迎えたものの、最後は森が平沼を遊飛に打ち取り、リードを守り切った。 日本ハム先発の吉田輝は6回6安打4失点(自責2)で今季初黒星。味方の失策など不運も重なり、今季初勝利とはならなかった。
◆日本ハムの中田が2015年の自己最多に並ぶ30号を放った。3点を追う九回1死で、ソフトバンク抑えの森の低めの速球を完璧に捉え、左中間席にたたき込んだ。 ただ、五回の守備で柳田の一塁へのゴロを捕球し損ねて満塁のピンチを招き、失点につながっただけに「(30号は)どうでもいい。負けは自分の責任。(先発の吉田)輝星は完璧に近い投球をしていたのに、自分が足を引っ張って悔しく思う」と笑顔はなかった。
◆ソフトバンク戦初登板となった日本ハム・吉田輝星投手(19)は、自己最長となる6回を投げて6安打、4失点(自責点2)で今季3戦目で初黒星を喫した。 0-1の五回に味方のミスなども絡んで3点を奪われたが、「自責は2点とか考えていない。4失点してしまっている。それが勝敗につながっている」と悔しそうに振り返った。 それでも最速150キロをマークした直球は、強力なソフトバンクの打者のバットを押し込むようなファウルを多く奪い、「真っすぐは伸びている感じ。自分らしい投球はできた」と手応えも口にした。 栗山監督も「ボールはよくなった。前回(二回途中4失点だった9月27日のオリックス戦)と比べると別人」と評価。それでも「求めているのは『きょう良かったね』ということではない。ローテの頭としてやってもらわないと」とさらなる成長に期待していた。
◆日本ハム・中田翔内野手(31)は九回に30号ソロを放ち、リーグトップの打点を102に伸ばしたが、一塁で守備のミスもあり、敗戦の責任を背負いこんだ。 「きょうの負けは自分の責任です。(吉田)輝星は完璧に近いピッチングをしていたのに、自分が足を引っ張って悔しく思います。次は援護できるように頑張ります」 0-1の五回1死一、二塁から柳田のゴロを弾いてしまい、併殺どころかピンチを広げてしまい、先発の吉田輝はそこから3点を奪われた。痛恨のミスだっただけに、球団を通じたコメントに悔しさをにじませた。 シーズン30号は2015年に並ぶ自己最多。「自分にとってはどうでもいいこと。それどころではないです」と多くを語らなかった。
◆ソフトバンクが15年ぶりの11連勝を記録し、優勝へのマジックナンバーを「6」に減らした。 工藤公康監督(57)の試合後の主な一問一答は以下の通り。 --先発のムーアは中5日で7回2安打無失点 「もう素晴らしいピッチング、と。力強さもあったし、きょうはコントロールも良かったし。素晴らしかったですね。すごく力のあるストレートを投げ込んでいるように見えたので」 --周東が育成出身選手最多の盗塁 「何か一つの目標があると、そこでしっかりと力を振り絞ることができると思います。やっぱり1番で出続けるというところもあると思うのでね。1番という役割の中でね、しっかり足を使った攻撃でも、チームを助けてくれているので」 --この大事な時期に11連勝 「みんなが『ヨシ、ここからだ』と思ったときに、しっかりとね。今年のテーマでもありますけど、『次につなげ』という言葉もベンチの中から聞こえてきますし。一人一人がしっかり意識をして、出ている人たちも次へという思いでね。何よりももう、選手が勝つぞという気持ちがね、しっかり試合に出ているんだと思います。本当によくやってくれていると思います」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
63 | 39 | 5 | 0.618 (↑0.004) | M6 (↑2) |
13 | 475 (+4) | 359 (+2) | 115 (-) | 88 (+1) |
0.250 (-) | 3.020 (↑0.01) |
2 (-) |
ロッテ |
55 | 48 | 2 | 0.534 (↓0.005) | 8.5 (↓1) |
15 | 410 (+4) | 430 (+7) | 80 (-) | 78 (-) |
0.237 (↑0.001) | 3.890 (↓0.03) |
3 (-) |
西武 |
51 | 50 | 3 | 0.505 (↑0.005) | 11.5 (-) |
16 | 420 (+7) | 461 (+4) | 97 (+2) | 70 (+2) |
0.239 (↑0.001) | 4.250 (↑0.01) |
4 (-) |
楽天 |
50 | 51 | 5 | 0.495 (↑0.005) | 12.5 (-) |
14 | 485 (+6) | 462 (+3) | 105 (+2) | 61 (+1) |
0.258 (↑0.001) | 4.210 (↑0.01) |
5 (-) |
日本ハム |
46 | 56 | 4 | 0.451 (↓0.004) | 17 (↓1) |
14 | 438 (+2) | 469 (+4) | 81 (+1) | 67 (+2) |
0.250 (↓0.001) | 4.030 (↑0.02) |
6 (-) |
ORIX |
39 | 60 | 7 | 0.394 (↓0.004) | 22.5 (↓1) |
14 | 397 (+3) | 444 (+6) | 80 (+1) | 82 (-) |
0.249 (-) | 4.010 (↓0.02) |
コメント