中日(☆6対1★)DeNA =リーグ戦19回戦(2020.10.20)・ナゴヤドーム=
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DeNA
1000000001301
中日
00000312X61410
勝利投手:福谷 浩司(7勝2敗0S)
敗戦投手:大貫 晋一(9勝5敗0S)

本塁打
【DeNA】オースティン(18号・1回表ソロ)

  DAZN
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◆中日は0-1で迎えた6回裏に阿部、ビシエド、シエラの適時打で3点を奪い逆転する。続く7回にはビシエドの適時打、8回には京田の押し出し四球などでリードを広げた。投げては、先発・福谷が7回3安打1失点の力投で今季7勝目。敗れたDeNAは、投打ともに振るわなかった。

◆DeNA大貫晋一投手(26)は今季中日戦で5試合に登板して3勝1敗、防御率1・57と好投。 ビシエド13打数1安打、高橋11打数1安打と主軸の2人を抑えている。得意のカードで勝ち、自身初の10勝目となるか。

◆DeNAタイラー・オースティン内野手(29)が、先制の18号ソロを放った。 1回2死、中日先発福谷の3球目、甘く入った130キロをライナーでバックスクリーン右へ突き刺した。 6試合ぶり、今月9本目となる1発に「打ったのはスライダーです。うまく反応して捉えることができました。先制することができよかったです」と真剣な表情で話した。

◆DeNAは1回、オースティンの18号ソロで先制。先発の大貫は中日打線に3回まで3安打を許すが無失点に抑えた。 中日は6回、阿部の中前適時打で同点。続くビシエドの適時二塁打で逆転すると、6番シエラにも適時打が出て3-1とした。 中日は7、8回にも加点して14安打6得点で逆転勝利を決めた。7回3安打1失点の福谷が7勝目。大貫は5敗目。

◆DeNAは強力打線が4回以降無安打に封じられ、逆転負けを喫した。 梶谷の欠場に加え、ここまで首位打者の佐野も3打数無安打で6回の守備から途中交代。ラミレス監督は「練習中に背中に軽い張りを訴えていて、試合中に強くなったので、大事をとって交代させた」と話した。

◆DeNA梶谷隆幸外野手(32)が20日、練習中に背中の張りを訴え、中日19回戦(ナゴヤドーム)を欠場した。 ラミレス監督は「練習中に背中に張りがあって、大事をとって休ませました」と説明した。3日の中日17回戦(横浜)でも背中の違和感で途中交代しているが、指揮官は「前回とはちょっと違うところ。明日は多分、大丈夫だと思います」と話した。

◆中日ビシエド内野手が今季3敗を喫していた大貫から6回に逆転の適時二塁打。 7回にはパットンから4点目となるタイムリーを放った。2打点を加え通算76打点とし、リーグトップの巨人岡本に2打点差まで迫った。「チャンスがある限りランナーを返してチームに貢献したい」とタイトルへの意欲を見せた。

◆中日福谷浩司投手が7回3安打1失点で7勝目。ナゴヤドームでは5戦4勝無敗と無類の強さを発揮した。 本拠でのお立ち台を「ちょっとだけ慣れました」とジョーク交じりで笑わせた右腕は「3回までバタついてどうしようかと思いましたがきょうはストレートがよかったので、それを中心にいったのがよかった」と振り返った。ベンチ入りはしていたもの守護神ライデル・マルティネス投手に何らかのコンディショニング不良があったもよう。それだけに価値ある7回好投だった。 ▽中日大島(3回、左前打でここ8戦16安打。今季129安打で打率1位と最多安打を射程に入れ) 追いつき追い越せるように頑張ります。

◆中日は今季3敗を喫していた大貫を6回に攻略し逆転勝ちで貯金5。6回終了時点リードの連勝を34に伸ばした。 与田剛監督は「簡単に打ち崩せない投手だがうまく対応できた。数字を言われるとプレッシャーになるが、選手が頑張っている証しだと思う」。

◆チームトップの9勝(4敗)を挙げているDeNA・大貫晋一投手(26)が、20日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発する。19日は横浜スタジアムで調整した右腕は2年目で初の2桁勝利を目指す。  「(2桁勝利を挙げる投手は)打たれない。ローテーションの中心として引っ張っている選手だと思います」  球団で、右の日本投手としては2016年の山口(11勝、現ブルージェイズ)以来となる10勝目を狙う。中日には今季5試合で3勝1敗、防御率1・57と相性もいい。  警戒する打者にはリーグ2位の打率・322、対戦打率・438の大島を挙げた。「(1番で)先頭打者でもあるので、しっかり抑えたい」。大島を封じることで、打率・321の佐野の首位打者をアシストすることにもなる。(湯浅大)

◆DeNA・佐野恵太内野手(25)が、六回の第3打席で遊ゴロに倒れ3打数無安打に終わり、その裏の守備で途中交代した。ラミレス監督は「練習中に軽く張りを訴えていて、その時点では大したことはなかったが、試合中に張りが強くなったということで大事をとって交代した」と説明した。  佐野は4年目の今季、米大リーグ・レイズに移籍した筒香の後を受けて4番&主将を任され、リーグトップの打率・328、131安打と堂々の成績。今月は球団タイ記録となる5試合連発を放つなど、20本塁打もマークしている。  ここまで全試合に4番で起用され、チームでただ一人全試合スタメン出場を続けてきた。

◆DeNA・梶谷隆幸外野手(32)が欠場した。試合前にラミレス監督はラインアップに梶谷の名を「1番」で挙げていたが、梶谷はシートノックも行わず代わって神里が1番で出場した。  ラミレス監督は試合後「練習中に背中に張りが出たということで、大事を取ってラインアップから外した」と説明。梶谷は今月上旬にも背中の違和感を訴え、欠場していたが指揮官は「それとはちょっと違うところ。明日は大丈夫だと思う」と語った。  梶谷は14年目の今季リードオフマンとして復活を果たし、95試合に出場して打率・318、19本塁打、13盗塁と好成績をマーク。18日の前戦・巨人戦(横浜)では逆転満塁弾を含む2打席連発で勝利に貢献していた。

◆自身初の2桁勝利を狙ったDeNAの大貫は、好投が暗転した。五回までは得意のツーシームを軸に要所を締めて1点のリードを死守した。だが、ボールが上ずった六回に先頭の京田から3連続長短打を浴びて逆転を許して降板となった。  5敗目を喫して「六回は気持ちの変化はなかった。積極的に振ってくる打線に対し、球が真ん中付近に集まった」と唇をかんだ。好調の中日打線につかまり、プロ入り以来3戦2勝と相性の良かったナゴヤドームで初黒星が付いた。

◆DeNAは連勝が止まり、再び借金が「1」となった。一回にオースティンの18号ソロで先制したが、ナゴヤドームで通算3戦2勝負けなしと安定感を誇っていた先発・大貫が、六回に逆転を許し、リリーフ陣も失点を重ねた。  打線も中日先発・福谷を打ち崩せず、ラミレス監督は「福谷がすごくよかった。かなり投手戦になると思ったが、その通りに非常によかった。大貫は全体的に悪くなかったが、特に変化球がボールからストライクに入ってくるところを捉えられてしまった」と総括した。

◆中日はDeNAに勝って2位を守り、ナゴヤドームでの連勝を「6」に伸ばした。与田剛監督(54)の主な一問一答は下記の通り。  --六回に集中打で大貫を攻略した  「甘いボールを仕留められたかなと思う。初回からうまくコントロールされていた。両サイドをうまく使われるので攻略するのはこれまでも簡単ではなかった。失投を見逃さなかったというところですかね」  --ビシエドがタイムリー2本  「強引さが少なくて、センターから逆方向とか、相手の配球をうまく利用できたという感じがする」  --福谷の投球は  「今年は悪くてもすぐに修正するので。初回は2アウトからホームランを打たれましたけど、そこは配球も変化球で逃げるような投球だったので、配球も修正できたかなと思います」

◆中日のダヤン・ビシエド内野手が決勝打を含む3安打2打点でナゴヤドーム6連勝に貢献した。  「大貫投手にはかなりやられていた。ミスピッチをうまく攻略できた」  対したのはチームにとって天敵で、ビシエド自身も13打数1安打と苦しめられてきたDeNA・大貫。第1打席で右前打を放つと、六回に内角低めのツーシームを強振。左翼手の頭上を越える適時二塁打でこの試合初めてのリードを奪った。この一打で大貫をKO。二塁上で笑顔を見せた。  七回にも左前適時打を放ち今季76打点目。打点ランキングではヤクルト・村上に並び、トップの巨人・岡本にも2差と迫った。  「4番に座らせてもらっている以上、走者をかえすことが仕事。それが一番、大事なこと。打率(・264)はよくないし、ホームラン(15)もそこそこ。でも、打点に関してはある程度、満足している。ホームランを打っていても打点を挙げられていない選手もいる。打点にはこだわりたい」。打点王のタイトルに対するこだわりは小さいが、打点に対しては思う部分がある様子。チームを勝たせる、一つでも上の順位に導くための一打を積み重ねていく。(須藤佳裕)

◆いきなり、ド派手なアーチをかけた。DeNAの3番・オースティンが一回、先制の18号ソロを放った。  「うまく反応して捉えることができた。先制することができてよかったです!」  力強く、豪快に振り抜いた打球は、広いナゴヤドームの右中間、しかも最深部へと一直線に飛び込んでいった。  一回2死走者なし。当然、一発を警戒する中日バッテリーは初球から低めのボールゾーンへ、鋭い変化球を2球続けて入った。"厳重警戒"の中、相手バッテリーが選択したのは3球目もスライダー。だが、前の2球より高く、ストライクゾーンへと入ってきた一球をオースティンは見逃さなかった。  中日先発・福谷に対して、3日の本拠地での初対戦では、3打数無安打に封じ込められた。それでもただでは転ばないのが、ハマの新助っ人砲。2度目の対戦で見事な対応力を見せた。  先発の大貫は、敵地での中日戦はここまで通算3戦2勝負けなし。抜群の相性を誇ってきた右腕だが、この日は持ち味の制球力を発揮できず。逆転を許して六回途中3失点で降板し、球団日本人右腕では3年ぶりとなる2桁勝利達成とはならなかった。(浜浦日向)

◆中日の福谷が自身5連勝となる7勝目を挙げた。直球で押しながらテンポ良く投げ、四回以降は無安打に封じて7回3安打1失点だった。「(大きな当たりが)いくつかあったし、球場の広さという恩恵に授かった」と至って謙虚だった。  勝ちを重ねるこの1カ月ほどでだいぶ疲労もたまってきているようだが、マッサージなどを工夫して調整している。この日は打撃も好調で、今季2度目の複数安打。「最近バッティングの方が調子がいい」と笑い飛ばした。

◆4番の意地がバットに乗った。中日・ビシエドが六回に左中間へ、決勝の勝ち越し二塁打。13試合ぶりの猛打賞と、大暴れした。  「大貫投手にはかなりやられていた。ミスピッチをうまく攻略できた」  対戦成績は試合前まで13打数1安打だった。だが、二回の第1打席で右前打を放つと、六回は同点となり、なおも無死一塁の場面で内角低めのツーシームを強振。大貫をKOする、貴重な適時打となった。  七回にも左前適時打を放ち、今季76打点目。打点ランキングで2位のヤクルト・村上に並び、トップの巨人・岡本にも2差と迫った。  「4番に座らせてもらっている以上、走者をかえすことが仕事。打率(・264)はよくないし、ホームラン(15)もそこそこ。でも、打点に関してはある程度、満足している」  個人成績以上にチームの勝利を願う助っ人だが、自らのバットで打点を挙げることには誇りを持つ。チームに勝利をもたらし、一つでも上の順位に導くため、仲間をホームへと迎え入れる一打を積み重ねていく。(須藤佳裕)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
61356 0.635
(-)
M7
(-)
18472
(+1)
354
(+1)
118
(-)
67
(+2)
0.259
(↓0.001)
3.340
(↑0.02)
2
(-)
中日
52475 0.525
(↑0.005)
10.5
(↑0.5)
16380
(+6)
413
(+1)
59
(-)
28
(+2)
0.252
(↑0.002
3.750
(↑0.03)
3
(-)
阪神
49486 0.505
(↓0.005)
12.5
(↓0.5)
17425
(+1)
409
(+5)
99
(-)
68
(-)
0.246
(↓0.001)
3.550
(↓0.01)
4
(-)
DeNA
49505 0.495
(↓0.005)
13.5
(↓0.5)
16456
(+1)
417
(+6)
122
(+1)
25
(-)
0.267
(↓0.001)
3.810
(↓0.02)
5
(-)
広島
425110 0.452
(↑0.006)
17.5
(↑0.5)
17454
(+5)
490
(+1)
100
(-)
51
(+1)
0.263
(↓0.001)
4.390
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
36588 0.383
(-)
24
(-)
18413
(+1)
517
(+1)
99
(-)
55
(+1)
0.248
(↓0.001)
4.730
(↑0.04)